JP2724252B2 - カラー感熱記録の定着方法 - Google Patents

カラー感熱記録の定着方法

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JP2724252B2 JP3103183A JP10318391A JP2724252B2 JP 2724252 B2 JP2724252 B2 JP 2724252B2 JP 3103183 A JP3103183 A JP 3103183A JP 10318391 A JP10318391 A JP 10318391A JP 2724252 B2 JP2724252 B2 JP 2724252B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー感熱記録の定着
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱記録には、感熱記録方法と熱転写記録
方法とがあるが、廃棄物が発生せず、かつランニングコ
ストが安いという特長から、感熱記録方法が広く用いら
れている。最近では、例えば、特開昭61ー21316
9号公報に記載されているように、支持体上にシアン感
熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層を
順次層設し、多色画像を直接に熱記録することができる
カラー感熱記録材料が提案されている。このカラー感熱
記録材料は、感度が高い表層の感熱発色層から感度が低
い深層の感熱発色層に順次熱記録を行うが、次の感熱発
色層を熱記録する際に、その上にある熱記録済みの感熱
発色層が再度熱記録されないようにするために、熱記録
後に個々の感熱発色層に特有な波長域の電磁線を照射し
て発色能力を失わせている。この定着を行うために、サ
ーマルプリンタには、例えば紫外線を発生する紫外線ラ
ンプを備えた定着器が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、紫外線ラン
プは、点灯頻度やランプ温度によって紫外線の強度が変
化する。したがって、紫外線ランプの点灯から紫外線強
度が規定範囲内になるまでの時間は、プリント枚数やプ
リント間隔によって異なる。そのために、従来は、定着
の時間をやや多めにとって、定着が不充分にならないよ
うにしている。しかし、このように定着時間を多めの一
定値に設定した場合には、紫外線強度が充分なときには
無駄な紫外線照射を続けることになり、プリント所要時
間をいたずらに延ばす原因となる。本発明は、無駄な定
着時間をなくし、プリント所要時間の短縮を図ることが
できるようにしたカラー感熱記録の定着方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プリント枚数とプリント間隔の履歴から
ランプの強度を予測し、この予測に基づいて電磁波によ
る定着時間を決定するように構成したものである。
【0005】
【実施例】図2において、映像信号は、デコーダ10で
青色,緑色,赤色の三色信号に分離されてから、A/D
変換器11に送られ、ここでデジタル信号に変換され
る。得られた三色の画像データは、色毎に設けられたフ
レームメモリ12にそれぞれ書き込まれる。プリント時
には、フレームメモリ12から1ライン分の画像データ
を読み出してプリント制御部13に送る。このプリント
制御部13は、プリントすべき色の画像データを、階調
制御用LUT14を参照して補色の駆動データに変換
し、これをサーマルヘッド15に送る。このサーマルヘ
ッド15は、周知のように多数の発熱素子が主走査方向
に配列されており、これらの発熱素子は記録すべき画素
の発色濃度に応じた熱エネルギーを発生してカラー感熱
記録材料16を加熱する。
【0006】前記カラー感熱記録材料16は、プラテン
17の外周に巻き付けられており、モータドライバ18
に接続されたモータ19で副走査方向に回転される。イ
エロー用定着器22は、発光ピークがほぼ420nmの
近紫外線を発生する紫外線ランプ23と、リフレクタ2
4とからなる。マゼンタ用定着器25は、発光ピークが
ほぼ365nmの紫外線を発生する紫外線ランプ26
と、リフレクタ27とからなる。これらの定着器22,
25は、ランプ制御部30によって、紫外線ランプ2
3,26の点灯が制御される。定着時間制御部31は、
ランプ制御部30からの紫外線ランプ23,26の点灯
情報を受け取り、ランプ履歴情報として記憶する。そし
て、このランプ履歴情報から定着時間を算出し、次に定
着時間からプラテン17の回転速度を算出する。この回
転速度は、システム制御部32に送られ、定着時のプラ
テン17の回転速度を制御する。
【0007】図3に示すように、紫外線ランプ23,2
6は、点灯後45秒程度でピークとなり、その後漸次減
少し、300秒以上でほぼ安定する。ランプ点灯を繰り
返すと、その間隔にもよるが、ピーク値は次第に小さく
なる。すなわち、第1回目が最も高く、回数が増えるに
つれてピーク値が下がってくる。このピーク値の変動
は、点灯後120秒程度までが大きい。このように、紫
外線強度は、紫外線ランプの点灯の履歴に依存するか
ら、この履歴を考慮して定着時間を算出することで、最
小の定着時間で安定な定着を行うことができる。
【0008】次に、安定な定着が可能なイエローの定着
時間Ty の算出方法について説明する。まず、数式
(1)からイエロー用紫外線ランプ23の冷却係数Ryn
を算出する。ここで、Nは現在のプリント回数であり、
αは重み係数である。また、TN は、第1回プリントか
ら第N回プリントまでの時間である。
【0009】
【数1】
【0010】例えば、3回目のプリントにおける定着で
は、数式(1)は次のようになる。 Ryn = α1 /(T3 −T2 )+ α2 /(T3 −T1 ) 得られた冷却係数Rynを数式(2)に代入することで、
イエロー定着時間Ty が求まる。この数式(2)におい
て、βy は係数である。 Ty = βy /(1+Ryn) ・・(2) 数式(1),(2)から分るように、プリント回数が多
く、かつプリント間隔が短いほどRynが大きくなるか
ら、イエロー用定着時間Ty が短くなる。この定着時間
y から、プラテン17の回転速度Vy が算出される。
これは、イエロー用定着器22がプラテン17上に近紫
外線を照射する範囲の長さLをイエロー用定着時間Ty
で割ることで求まる。同様に、マゼンタの冷却係数Rmn
を求め、これからマゼンタ定着時間Tm ,プラテン17
の回転速度Vm を算出することができる。前記係数α,
βは色によって異なっており、またこれらは実験によっ
て決められる。
【0011】図4は、カラー感熱記録材料16の一例を
示すものである。支持体35の上に、シアン感熱発色層
36,マゼンタ感熱発色層37,イエロー感熱発色層3
8が順次層設されている。この支持体35としては、不
透明なコート紙やプラスチックフイルムが用いられる。
また、OHPシートを作製する場合には、透明なプラス
チックフイルムが用いられる。
【0012】シアン感熱発色層36は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層3
7としては、最大吸収波長が約365nmであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これと熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
37は、365nm付近の紫外線が照射されると、ジア
ゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われる。イ
エロー感熱発色層38は、最大吸収波長が約420nm
であるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応してイエ
ローに発色するカプラーとを含有している。このイエロ
ー感熱発色層38は、420nm付近の近紫外線が照射
されると、発色能力が失われる。なお、各感熱発色層3
6〜38の具体的構成は、本出願人が先に出願した特願
平2ー89384号に詳しく説明されている。
【0013】図5は、各感熱発色層36〜38の発色特
性を示すものである。横軸は、カラー感熱記録材料16
に印加される熱エネルギーを表しており、イエロー感熱
発色層38は発色域YT の熱エネルギーで発色し、マゼ
ンタ感熱発色層37は発色域MT の熱エネルギーで発色
する。シアン感熱発色層36は発色域CT の熱エネルギ
ーで発色する。なお、通常の保存状態では、カラー感熱
記録材料16に発色域CT の熱エネルギーが与えられこ
とは殆どないので、シアン感熱発色層36に対しては定
着性が与えられていない。もし、必要であれば、別の波
長域の電磁線で定着するジアゾニウム塩化合物とカプラ
ーとを用いればよい。
【0014】次に、図1を参照して上記実施例の作用に
ついて説明する。シート状をしたカラー感熱記録材料1
6が給紙されてプラテン17の外周に巻きつけられる
と、システム制御部32はモータドライバ18を介して
モータ19を回転させる。このモータ19によりプラテ
ン17が回転され、カラー感熱記録材料16の記録エリ
アの先頭部分がプリント開始位置にセットされる。ま
た、システム制御部32は、フレームメモリ12から第
1ライン目の青色画像データを読み出し、階調制御用L
UT14を参照してイエロー駆動データに変換し、これ
をサーマルヘッド15に送る。こうして1ライン分のイ
エロー駆動データをサーマルヘッド15に送ってから、
サーマルヘッド15を通電して各発熱素子を駆動する。
これにより、イエロー画像の画素を記録すべき発熱素子
は、発色域YT の熱エネルギーをカラー感熱記録材料1
6に印加して、イエロー感熱発色層38を所望の濃度に
発色させ、カラー感熱記録材料16にイエロードットを
記録する。なお、イエロードットを記録しない発熱素子
は、当然に通電されない。
【0015】第1ライン目のイエロー画像の熱記録後
に、プラテンドラム17を1ライン分回転する。この間
で、第2ライン目のイエロー駆動データを読み出し、前
述した手順でカラー感熱記録材料16に第2ライン目の
イエロードットを記録する。以下、同様にして第3ライ
ン以降を熱記録する。こうしてイエロー画像の熱記録が
終了すると、システム制御部32はプラテン17を回転
させて、カラー感熱記録材料16の先頭部分をイエロー
定着位置にセットする。この実施例では、カラー感熱記
録材料16の長さが長ので、プラテン17を少し逆転さ
せる。
【0016】定着時間制御部31は、前述した数式
(1),(2)からイエロー定着時間Ty を算出する。
次に、このイエロー定着時間Ty からプラテン17の回
転速度Vy を算出する。システム制御部32は、ランプ
制御回路30を介してイエロー用紫外線ランプ23を点
灯させるとともに、モータドライバ18を介して回転速
度Vy で回転させる。このイエロー用紫外線ランプ23
から放出されたほぼ420nmの近紫外線がカラー感熱
記録材料16に照射され、イエロー感熱発色層38の定
着が行われる。これにより、イエロー感熱発色層38に
含有されたジアゾニウム塩化合物が分解して発色能力が
失われる。カラー感熱記録材料16の位置はモータ19
の回転位置から分るので、カラー感熱記録材料16の後
端がイエロー用定着器22を通過したときに、イエロー
用紫外線ランプ23を消灯する。なお、イエロー用紫外
線ランプ23を一定時間点灯してもよい。
【0017】イエロー定着後に、プラテン17をプリン
ト開始位置まで回転させてから、マゼンタ画像の熱記録
を開始する。このマゼンタ画像の熱記録でも、前述した
イエロー画像の記録と同様に、フレームメモリ12から
第1ライン目の緑色画像データを読み出し、マゼンタ駆
動データに変換してから、サーマルヘッド15に送る。
1ライン分のマゼンタ画像の駆動データをサーマルヘッ
ド15に送ってから、マゼンタドットを記録すべき発熱
素子を通電して、発色域MT 内の熱エネルギーをカラー
感熱記録材料16に印加し、マゼンタ画像の第1ライン
目を記録する。以下、同様に、カラー感熱記録材料16
を所定ステップずつ間欠移送しながら、マゼンタ画像の
第2ライン目以降を順番に記録する。
【0018】マゼンタ画像の記録後に、ブラテン17を
マゼンタ定着位置まで回転する。次に、プリント履歴か
らマゼンタ定着時間Tm を求め、これから回転速度Vm
を算出する。この回転速度Vm でプラテン17を回転し
ながら、マゼンタ用紫外線ランプ26から放出されたほ
ぼ325nmの紫外線をカラー感熱記録材料16に照射
してマゼンタ定着を行う。これにより、マゼンタ感熱発
色層37に含有されたジアゾニウム塩化合物が分解して
発色能力が失われる。そしてカラー感熱記録材料16の
後端がマゼンタ用定着器25を通過した時に、マゼンタ
用紫外線ランプ26を消灯する。
【0019】プラテンドラム17をプリント開始位置ま
で回転させてから、前述したマゼンタ画像の記録と同様
な手順でシアン画像を1ラインずつシアン感熱発色層3
6に熱記録する。このシアン画像の熱記録後に、プラテ
ン17からカラー感熱記録材料16を外して排紙する。
【0020】前記実施例は、プラテンを回転させている
が、往復動するテーブルを用いてもよい。また、カラー
感熱記録材料とサーマルヘッドとを一次元に相対移動さ
せるラインプリンタについて説明したが、本発明は相対
移動が二次元であるシリアルプリンタに対しても利用す
ることができる。このシリアルプリンタでは、移動自在
なサーマルヘッドが用いられ、そしてカラー感熱記録材
料の送り方向に複数の発熱素子がライン状に配列されて
いる。このシリアルプリンタでは、カラー感熱記録材料
の送り方向及び発熱素子の配列方向が主走査方向であ
り、サーマルヘッドの移動方向が副走査方向となる。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、プリント履歴を考慮して定着時間を決定するた
め、無駄な定着時間をなくし、プリント所要時間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着方法を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明を実施する装置の概略図である。
【図3】紫外線ランプの特性を示すグラフである。
【図4】カラー感熱記録材料の層構造を示す説明図であ
る。
【図5】各感熱発色層の発色特性を示すグラフである。
【符号の説明】
15 サーマルヘッド 16 カラー感熱記録材料 22 イエロー用定着器 23 イエロー用紫外線ランプ 25 マゼンタ用定着器 26 マゼンタ用紫外線ランプ 36 シアン感熱発色層 37 マゼンタ感熱発色層 38 イエロー感熱発色層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発色する色及び熱エネルギーが異なった
    複数の感熱発色層を支持体上に順次層設したカラー感熱
    記録材料を用い、熱記録後に各感熱発色層に特有な電磁
    線を照射して定着するカラー感熱記録において、プリン
    ト枚数とプリント間隔の履歴に応じて、前記電磁線によ
    る定着時間を決定することを特徴とする定着方法。
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