JP2724124B2 - 太陽電池の最大出力追従制御装置 - Google Patents

太陽電池の最大出力追従制御装置

Info

Publication number
JP2724124B2
JP2724124B2 JP7154669A JP15466995A JP2724124B2 JP 2724124 B2 JP2724124 B2 JP 2724124B2 JP 7154669 A JP7154669 A JP 7154669A JP 15466995 A JP15466995 A JP 15466995A JP 2724124 B2 JP2724124 B2 JP 2724124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
solar cell
maximum
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7154669A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH096444A (ja
Inventor
勇 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUTO KOGYO KK
Original Assignee
NITSUTO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUTO KOGYO KK filed Critical NITSUTO KOGYO KK
Priority to JP7154669A priority Critical patent/JP2724124B2/ja
Publication of JPH096444A publication Critical patent/JPH096444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724124B2 publication Critical patent/JP2724124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

Landscapes

  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽光発電システム等
に用いられる太陽電池の最大出力追従制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保全やエネルギー問題は
世界的課題となってきており、太陽光発電の利用はこの
課題を解決する重要な方策であると期待されている。こ
の太陽光発電システムにおいては、変化する日射量に追
従して常に最大出力が得られるように太陽電池の出力を
制御する装置が不可欠であり、既に多くの企業がこの最
大出力追従制御装置を組み込んだ太陽光発電システムを
発表している。
【0003】従来の最大出力追従制御装置は、8ビット
または16ビットのマイコンを使用したシステムである。
そして一般によく用いられている制御法は、短い時間間
隔で太陽電池の出力電圧と出力電流とを同時にサンプリ
ングして両者の積である出力電力を演算し、その値を前
回の値と比較する。そして今回の出力電力値が前回と比
較して変化しておれば、制御素子により太陽電池の出力
電圧を調整し、最大出力に近づけるという方法である。
このような制御法は一般的には「山登り法」と呼ばれて
いるものであるが、出力電圧の脈動に対応させるために
制御システムは大規模化、複雑化し、大幅なコストの増
加等をもたらしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、従来のような複雑なデジタル制御回
路を必要とせず、簡単なアナログ回路によって変化する
日射量に追従して常に最大出力が得られるように太陽電
池の出力を制御することができる最大出力追従制御装置
を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、太陽電池の出力電力の演算器
と、出力電力の最大値を保持するピークホールド回路
と、このピークホールド回路の出力を微分する微分回路
と、微分回路の出力を周期的に反転させる切替え回路
と、この切替え回路の出力を積分する誤差積分回路と、
この誤差積分回路の出力を制御信号として正帰還ループ
で太陽電池の出力電流を制御する制御素子とからなるこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】図2に実線で示したように、太陽電池の動作特
性(出力電圧−出力電力特性および出力電圧−出力電流
特性)は日射量により変化するため、日射量が増加する
とそれまでの日射量における最大電力点Xで運転されて
いた太陽電池の動作点はa又はbへ移動する。しかし本
発明の太陽電池の最大出力追従制御装置は、現在の太陽
電池の動作点が最大電力点のいずれの側にあっても、出
力電力が増加する方向に制御素子により正帰還ループで
太陽電池の出力電流を制御し、新しい日射量における最
大電力点Yへ動作点を移動させることができる。その構
成及び作用については、次の実施例によって詳細に説明
する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例の最大出力追従制御装
置を示す回路図であり、Iは図示を略した太陽電池の出
力電流を示し、Eは出力電圧を示す。この太陽電池の出
力電流は制御素子1により制御されるが、図2に鎖線で
示される出力電圧−出力電流特性から分かるように、出
力電流が増加すると出力電圧は減少するように変化す
る。これらの出力電流Iと出力電圧Eは出力電力の演算
器2により乗算され、出力電圧Pが得られる。
【0008】3はピークホールド回路であり、演算器2
により演算された出力電圧Pの最大値をある時間保持す
る。従ってこのピークホールド回路3は短時間内におけ
る出力電圧Pの減少には反応しないこととなる。4は微
分回路であり、コンデンサと抵抗及びOPアンプ等の若
干の素子により構成される。この微分回路4はピークホ
ールド回路3の出力を微分するものであるので、太陽電
池の出力電圧Pが増加するときには出力を生じるが、出
力電圧Pが変化しないときや減少するときには出力を生
じない。
【0009】5は微分回路4の出力を周期的に反転させ
る切替え回路であり、周期的に切替えられるスイッチ6
と信号極性反転回路7とからなる。この切替え回路5に
よって微分回路4の出力の信号極性は、信号が制御回路
を一巡する時間よりも長い程度の時間ごとに(例えば1
秒間に2〜3回の周期で)反転される。従って、太陽電
池の出力電圧Pが増加するとき、極性が正負の信号が周
期的に出力されるが、太陽電池の出力電圧Pが変化しな
いときや減少するときには、出力は0である。
【0010】8はこの切替え回路5の出力を積分する誤
差積分回路である。この誤差積分回路8は入力信号を積
分する積分項と、入力信号に比例出力する出力0を含む
適当な比例項およびOPアンプ等の若干の電子回路素子
により構成され、切替え回路5からの出力が0になって
も適当な値に保持された制御信号を出力し続ける。この
誤差積分回路8の出力は制御素子1の入力となり、正帰
還ループにより太陽電池の出力電流を制御する。
【0011】次にこの最大出力追従制御装置の動作を説
明する。図2において、出力電圧−出力電流特性Gは出
力電圧−出力電力特性Dに対応し、出力電圧−出力電流
特性Fは出力電圧−出力電力特性Cに対応するものであ
る。この図2に示されるように、日射量が少ないときに
出力電圧−出力電力特性C上の最大電力点Xで太陽電池
が動作していたとしても、日射量が増加するとその動作
点は回路状態により出力電圧−出力電力特性D上の動作
点aまたはbにずれることがあり、常に最大電力点Yに
移行するとは限らない。
【0012】まず日射量の増加に伴って、動作点がaに
ずれた場合を説明する。この場合には、出力電力Pの増
加によって生じる微分回路4の出力が切替え回路5によ
って極性を反転されることなく誤差積分回路8へ入力さ
れたときに正帰還ループが形成され、制御素子1は太陽
電池の出力電流Iを増加する。それに連れて出力電圧E
は減少するので、動作点はaからAの経路に従って最大
電力点Yに向かう。なお、この途中にも切替え回路5は
微分回路4の出力信号の極性を周期的に反転させるた
め、負帰還ループが形成されて出力電力Pが低下するお
それがある。しかし前記したピークホールド回路3の作
用により、出力電力Pが低下するときには微分回路4の
出力信号は生じないので、出力電力Pが低下する方向に
動作することはない。
【0013】次に動作点がbにずれた場合を説明する。
この場合には、出力電力Pの増加によって生じる微分回
路4の出力が切替え回路5によって極性を反転されたと
きに制御素子1は太陽電池の出力電流Iを減少させ、そ
れに連れて出力電圧Eは増加するので、動作点はbから
Bの経路に従って最大電力点Yに向かう。またこの逆
に、切替え回路5が微分回路4の出力信号の極性を反転
させないときには、負帰還ループが形成されるおそれが
ある。しかし前記と同様にピークホールド回路3の作用
により、出力電力Pが低下するときには微分回路4の出
力信号は生じないので、出力電力Pが低下する方向に動
作することはない。
【0014】
【発明の効果】上記のように、本発明の最大出力追従制
御装置はアナログ電子回路を用いた簡単な回路構成で構
成することができ、動作点が最大電力点のいずれの側に
ずれた場合にも、常に正帰還ループにより動作点を正確
に最大電力点に到達させることができる。しかも従来一
般の制御法とは異なり、太陽電池出力に不必要な変動を
与える必要がない。また応答性も良好で小規模化、低コ
スト化が可能であるうえに汎用性にも富むという利点も
ある。よって本発明は業界にもたらすところきわめて大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の動作を説明する特性曲線図である。
【符号の説明】
1 制御素子 2 演算器 3 ピークホールド回路 4 微分回路 5 切替え回路 6 スイッチ 7 信号極性反転回路 8 誤差積分回路 I 太陽電池の出力電流 E 太陽電池の出力電圧 P 太陽電池の出力電力 A 経路 B 経路 X 最大電力点 Y 最大電力点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池の出力電力の演算器と、出力電
    力の最大値を保持するピークホールド回路と、このピー
    クホールド回路の出力を微分する微分回路と、微分回路
    の出力を周期的に反転させる切替え回路と、この切替え
    回路の出力を積分する誤差積分回路と、この誤差積分回
    路の出力を制御信号として正帰還ループで太陽電池の出
    力電流を制御する制御素子とからなることを特徴とする
    太陽電池の最大出力追従制御装置。
JP7154669A 1995-06-21 1995-06-21 太陽電池の最大出力追従制御装置 Expired - Fee Related JP2724124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7154669A JP2724124B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 太陽電池の最大出力追従制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7154669A JP2724124B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 太陽電池の最大出力追従制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH096444A JPH096444A (ja) 1997-01-10
JP2724124B2 true JP2724124B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=15589317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7154669A Expired - Fee Related JP2724124B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 太陽電池の最大出力追従制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724124B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103440019A (zh) * 2013-08-20 2013-12-11 江苏大学 一种实现光伏电池最大功率点跟踪的模拟控制电路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH096444A (ja) 1997-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0635555A (ja) 太陽電池の最大電力点追跡制御法
US3989961A (en) Bidirectional reset integrator converter
JP2724124B2 (ja) 太陽電池の最大出力追従制御装置
JPH0686540A (ja) マイコン制御型安定化電源回路
JP2007315980A (ja) 電流/電圧変換回路
JP2561023B2 (ja) 高周波信号レベル検出回路および高周波信号レベル検出方法
SU399876A1 (ru) В П ТБ ^лщ шп^?т
JP2639108B2 (ja) 液晶表示濃度調整回路
JPH0337764B2 (ja)
JP2010096634A (ja) 電圧検出装置
JPH0427218Y2 (ja)
SU938173A1 (ru) Устройство дл измерени эффективного значени напр жени переменного тока
SU1444672A2 (ru) Устройство дл преобразовани среднеквадратичных значений электрических сигналов
SU1115067A1 (ru) Интегрозадающее устройство
SU996947A1 (ru) Преобразователь действующего значени переменного напр жени в посто нное
SU1291944A2 (ru) Стабилизатор переменного напр жени
SU1015444A1 (ru) Аналоговое запоминающее устройство
SU853771A1 (ru) Выпр митель
JPH01157286A (ja) 直流電動機の駆動装置
SU540330A1 (ru) Преобразователь посто нного тока в частоту следовани импульсов
JPH07322633A (ja) 交流電圧発生装置
SU843132A1 (ru) Вторичный источник питани соСпЕциАльНОй фОРМОй ВОльТАМпЕРНОйХАРАКТЕРиСТиКи
JPH01174289A (ja) モータの速度制御回路
SU413618A1 (ja)
RU2001498C1 (ru) Регулируемый электропривод посто нного тока

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971118

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees