JP2723859B2 - プラスチックマガジン用ストッパ - Google Patents

プラスチックマガジン用ストッパ

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JP2723859B2
JP2723859B2 JP7282925A JP28292595A JP2723859B2 JP 2723859 B2 JP2723859 B2 JP 2723859B2 JP 7282925 A JP7282925 A JP 7282925A JP 28292595 A JP28292595 A JP 28292595A JP 2723859 B2 JP2723859 B2 JP 2723859B2
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stopper
plastic magazine
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックマガジ
ン用ストッパに関し、特に半導体装置をプラスチックマ
ガジンに収納した時にすき間を埋めるプラスチックマガ
ジン用ストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置をプラスチックマガジ
ンへ収納する場合、図4に示すように、半導体装置4を
直列にプラスチックマガジン3内に並べ、両端をプラス
チックマガジン用ストッパ(以下、ストッパと記す)1
でとめる方法がある。しかしながら、半導体装置4には
品種により種々の長さのものがあり、これらのものを同
一のプラスチックマガジンへ収納する為には、図5
(a),(b)に示すように、長さの異なるストッパ1
を用いる必要があった。この場合、異なるストッパ1を
品種に応じて用意しなければならず、管理費用面でロス
が生ずる為、従来は特開平3−200582号公報に開
示された図6に示すように、ジャバラ部6によりプラス
チックマガジンの長さを伸縮する方法が用いられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術においては、プラスチックマガジンを収納するケ
ースが複数種必要となりコストアップとなるという点で
ある。
【0004】その理由は、プラスチックマガジンの長さ
を品種に応じて変えている為、長さの異なる半導体装置
を収納したものはプラスチックマガジンの長さも異なっ
てくる為である。
【0005】第2の問題点は、運搬,取り扱いに際して
プラスチックマガジンが伸び切ってしまい、収納マガジ
ンとしての機能を失う恐れがある点である。
【0006】その理由は、プラスチックマガジンをジャ
バラ式に伸縮するような構造である為である。
【0007】本発明の目的は、プラスチックマガジンの
ストッパを共用化することにより、ストッパの資材費を
削減し、更に、プラスチックマガジンを一定の長さに統
一した固定長とすることにより、搬送,取り扱い時の収
納ケース等を共通化することが出来物流コストを低減す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体装置を
プラスチックマガジンに収納し、このプラスチックマガ
ジンの両端から前記半導体装置を押さえ固定するプラス
チックマガジン用ストッパにおいて、前記半導体装置と
接触する側の先端部を巻いて伸縮可能としたカール部
を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のストッパは、長さを伸縮できる構造と
することにより、長さの異なる半導体装置をプラスチッ
クマガジンに収納する場合でも、プラスチックマガジン
の長さを変えることなく、また、マガジン内半導体装置
を隙間なく収納することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明と関連するプラスチックマガ
ジンのストッパの断面図、図2(a),(b)は図1の
ストッパをそれぞれサイズの異る半導体装置を収納した
プラスチックマガジンに装着した断面図である。図1に
示すように、本発明の第1の実施の形態のストッパは、
ゴム製で、その先端部に伸縮自在な空胴部2が設けられ
ている。図2(a),(b)に示すように、プラスチッ
クマガジン3に収納される半導体装置4a,4bはその
品種によりそれぞれ異った長さを有しており、これらを
同じ長さのプラスチックマガジンに収納した場合に、両
端部に異った長さの空隙が生ずる。この空隙にストッパ
1を装着したときに、ストッパ1先端部の空胴2が伸縮
することにより半導体装置は品種が異っていても隙間な
く収納できる。
【0012】図3は本発明の一実施の形態のストッパの
断面図である。図3に示すように、本発明の第2の実施
の形態のストッパ1は、第1の実施の形態のストッパ1
と同様ゴム製で、その先端部に伸縮自在なカール部5を
有している。ストッパ1の先端部にカール部5を形成す
ることによっても第1の実施の形態のストッパと同様の
効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】第1の効果は、異品種の長さの異なる半
導体装置を同一長さのプラスチックマガジンに収納でき
プラスチックマガジンを共用できるので、物流コストの
低減ができる。
【0014】その理由は、従来の技術のように半導体装
置の品種ごとにプラスチックマガジンの長さを変える必
要がないので、搬送,取り扱い時に同一長さの収納ケー
スが共用できる為である。
【0015】第2の効果は、運搬,取扱の際、プラスチ
ックマガジンの伸縮がなく、収納マガジンとしての機能
を損なうことがない。
【0016】その理由は、ストッパ自身が伸縮すること
により、同一固定長のプラスチックマガジンを共用する
ことができる為である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明と関連するプラスチックマガジンのスト
ッパの断面図である。
【図2】(a),(b)は図1のストッパをそれぞれサ
イズの異る半導体装置を収納したプラスチックマガジン
に装着した断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態のストッパの断面図であ
る。
【図4】従来のストッパを用いて半導体装置をプラスチ
ックマガジンに収納した断面図である。
【図5】(a),(b)は従来のストッパの一例をそれ
ぞれサイズの異る半導体装置を収納したプラスチックマ
ガジンに装着した断面図である。
【図6】従来の半導体装置を収納したプラスチックマガ
ジンの一例の断面図である。
【符号の説明】
1 ストッパ 2 空胴部 3 プラスチックマガジン 4a,4b 半導体装置 5 カール部 6 じゃばら部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置をプラスチックマガジンに収
    納し、このプラスチックマガジンの両端から前記半導体
    装置を押さえ固定するプラスチックマガジン用ストッパ
    において、前記半導体装置と接触する側の先端部を巻い
    伸縮可能としたカール部材を設けたことを特徴とする
    プラスチックマガジン用ストッパ。
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