JP2723077B2 - 電子回路装置及び電子部品実装方法 - Google Patents
電子回路装置及び電子部品実装方法Info
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- JP2723077B2 JP2723077B2 JP7113874A JP11387495A JP2723077B2 JP 2723077 B2 JP2723077 B2 JP 2723077B2 JP 7113874 A JP7113874 A JP 7113874A JP 11387495 A JP11387495 A JP 11387495A JP 2723077 B2 JP2723077 B2 JP 2723077B2
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- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
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- H05K3/4046—Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections using auxiliary conductive elements, e.g. metallic spheres, eyelets, pieces of wire
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、QFP(Quad Flat Pa
ckage )等のリード付電子部品及びチップ部品等のリー
ドレス電子部品を実装した電子回路装置及び電子部品実
装方法に関する。
ckage )等のリード付電子部品及びチップ部品等のリー
ドレス電子部品を実装した電子回路装置及び電子部品実
装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子回路装置では、リード付電子
部品やリードレス電子部品を、平らなプリント基板上に
載置し、これら電子部品のリード端子又は電極部を半田
付けすることによって電気的な接続を行なっていた。し
かし、平らなプリント基板上にそのまま電子部品を載置
する構成では、電子部品や半田の厚みによって、電子回
路装置全体の肉厚がおのずと増大してしまうという問題
があった。
部品やリードレス電子部品を、平らなプリント基板上に
載置し、これら電子部品のリード端子又は電極部を半田
付けすることによって電気的な接続を行なっていた。し
かし、平らなプリント基板上にそのまま電子部品を載置
する構成では、電子部品や半田の厚みによって、電子回
路装置全体の肉厚がおのずと増大してしまうという問題
があった。
【0003】そこで、従来は、プリント基板に電子部品
とほぼ同じ大きさの凹部を形成し、この凹部に前記電子
部品を収納した後、前記電子部品上に樹脂材を塗布し又
は他の部品を載置して、前記電子部品を前記プリント基
板内に埋め込むことにより電子回路装置の薄型化を図っ
ていた。
とほぼ同じ大きさの凹部を形成し、この凹部に前記電子
部品を収納した後、前記電子部品上に樹脂材を塗布し又
は他の部品を載置して、前記電子部品を前記プリント基
板内に埋め込むことにより電子回路装置の薄型化を図っ
ていた。
【0004】なお、プリント基板の凹部に電子部品を収
納する電子回路装置又は電子部品実装方法としては、特
開昭57−7147号,特開昭59−182552号,
特開昭61−196390号,特公昭62−4859
号,特開昭62−169697号,特開平2−2370
53号,特開平4−276646号で提案されているも
のがあった。
納する電子回路装置又は電子部品実装方法としては、特
開昭57−7147号,特開昭59−182552号,
特開昭61−196390号,特公昭62−4859
号,特開昭62−169697号,特開平2−2370
53号,特開平4−276646号で提案されているも
のがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の電子回路装置又は電子部品の実装方法では、プリ
ント基板に凹部を形成し、配線パターンを形成し、
前記凹部に電子部品を固定し、前記配線パターンと電
子部品を半田付け又はワイヤ接続するというプロセスを
必要とし、電子回路装置の製作に多大な手間と費用を要
するという問題があった。
来の電子回路装置又は電子部品の実装方法では、プリ
ント基板に凹部を形成し、配線パターンを形成し、
前記凹部に電子部品を固定し、前記配線パターンと電
子部品を半田付け又はワイヤ接続するというプロセスを
必要とし、電子回路装置の製作に多大な手間と費用を要
するという問題があった。
【0006】また、凹部に収納した前記電子部品上に、
樹脂材を塗布し又は他の部品を載置して、前記電子部品
を前記プリント基板内に埋め込むという手段をとってい
たので、前記電子部品の保守及び交換が困難であるとい
う問題もあった。
樹脂材を塗布し又は他の部品を載置して、前記電子部品
を前記プリント基板内に埋め込むという手段をとってい
たので、前記電子部品の保守及び交換が困難であるとい
う問題もあった。
【0007】ここで、特開昭62−130595号で
は、モールド成形基体に形成した凹部に、チップ部品
を瞬間接着剤で固定する工程と、前記モールド成形基
体上に、導電性塗料をスクリーン印刷して配線パターン
を形成する工程と、100℃〜170℃で過熱乾燥さ
せる工程と、前記チップ部品を含む基板面上に選択的
に樹脂層を塗布して配線パターンを形成する工程とを含
む電子回路装置の電子部品実装方法が提案されていた。
は、モールド成形基体に形成した凹部に、チップ部品
を瞬間接着剤で固定する工程と、前記モールド成形基
体上に、導電性塗料をスクリーン印刷して配線パターン
を形成する工程と、100℃〜170℃で過熱乾燥さ
せる工程と、前記チップ部品を含む基板面上に選択的
に樹脂層を塗布して配線パターンを形成する工程とを含
む電子回路装置の電子部品実装方法が提案されていた。
【0008】そして、このような方法によれば、配線パ
ターンを導電性塗料によって形成できるので、プリント
基板のレジスト塗布工程,エッチング工程,レジスト剥
離工程,ソルダーレジスト塗布工程,半田付け工程とい
ったプロセスを削減するができた。
ターンを導電性塗料によって形成できるので、プリント
基板のレジスト塗布工程,エッチング工程,レジスト剥
離工程,ソルダーレジスト塗布工程,半田付け工程とい
ったプロセスを削減するができた。
【0009】しかし、この特開昭62−130595号
の電子部品実装方法では、瞬間接着剤によってチップ部
品を凹部に固定し、さらに、樹脂層によって前記チップ
部品を覆う構成としてあるため、電子部品の保守及び交
換が困難であるという問題を解決することができなかっ
た。
の電子部品実装方法では、瞬間接着剤によってチップ部
品を凹部に固定し、さらに、樹脂層によって前記チップ
部品を覆う構成としてあるため、電子部品の保守及び交
換が困難であるという問題を解決することができなかっ
た。
【0010】また、前記チップ部品を、主に瞬間接着剤
によって固定してあったので、前記モールド成形基体に
ゆがみが生じた場合など強度的に問題があり、装置の信
頼性が低いという問題もあった。さらに、この電子部品
実装方法は、チップ部品等のリードレス電子部品のみを
対象とし、リード付電子部品の実装については何ら考慮
されていなかった。
によって固定してあったので、前記モールド成形基体に
ゆがみが生じた場合など強度的に問題があり、装置の信
頼性が低いという問題もあった。さらに、この電子部品
実装方法は、チップ部品等のリードレス電子部品のみを
対象とし、リード付電子部品の実装については何ら考慮
されていなかった。
【0011】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たものであり、リード付部品とリードレス部品の両者の
実装に有効な薄型化手段であって、製作プロセスを削減
することができるとともに、保守作業を容易に行なうこ
とができ、また、電子部品及び接続用バーの固定強度性
を向上させることができる電子回路装置及び電子部品実
装方法の提供を目的とする。
たものであり、リード付部品とリードレス部品の両者の
実装に有効な薄型化手段であって、製作プロセスを削減
することができるとともに、保守作業を容易に行なうこ
とができ、また、電子部品及び接続用バーの固定強度性
を向上させることができる電子回路装置及び電子部品実
装方法の提供を目的とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項1記載
の電子回路装置は、パッケージ及びリード端子を有する
リード付電子部品と、前記パッケージを収納する凹部、
その両開口部を大径として金属製の接続用バーを嵌挿す
るスルーホール、及び、前記リード端子と対応する位置
に形成されかつ前記リード端子の接続端が突出する側の
開口部を大径とした貫通孔を有するモールド成形基体
と、このモールド成形基体の表裏面上に配線パターンを
形成するとともに、この配線パターンと前記リード端子
及び配線パターンと前記接続用バーを接続する導電性接
着剤とを備えた構成としてある。
の電子回路装置は、パッケージ及びリード端子を有する
リード付電子部品と、前記パッケージを収納する凹部、
その両開口部を大径として金属製の接続用バーを嵌挿す
るスルーホール、及び、前記リード端子と対応する位置
に形成されかつ前記リード端子の接続端が突出する側の
開口部を大径とした貫通孔を有するモールド成形基体
と、このモールド成形基体の表裏面上に配線パターンを
形成するとともに、この配線パターンと前記リード端子
及び配線パターンと前記接続用バーを接続する導電性接
着剤とを備えた構成としてある。
【0013】請求項2記載の電子回路装置は、パッケー
ジ及び電極部を有するリードレス電子部品と、前記パッ
ケージを収納する貫通孔でありかつ前記電極部と対応す
る開口部を大径とした収納孔、及び、その両開口部を大
径として金属製の接続用バーを嵌挿するスルーホールを
有するモールド成形基体と、このモールド成形基体の表
裏面上に配線パターンを形成するとともに、この配線パ
ターンと前記電極部及び配線パターンと前記接続用バー
を接続する導電性接着剤とを備えた構成としてある。
ジ及び電極部を有するリードレス電子部品と、前記パッ
ケージを収納する貫通孔でありかつ前記電極部と対応す
る開口部を大径とした収納孔、及び、その両開口部を大
径として金属製の接続用バーを嵌挿するスルーホールを
有するモールド成形基体と、このモールド成形基体の表
裏面上に配線パターンを形成するとともに、この配線パ
ターンと前記電極部及び配線パターンと前記接続用バー
を接続する導電性接着剤とを備えた構成としてある。
【0014】請求項3記載の電子部品実装方法は、請求
項1記載の電子回路装置の電子部品実装方法であって、
前記リード付電子部品を前記モールド成形基体の凹部に
収納するとともに、前記リード端子を前記貫通孔に挿入
し、その後、スクリーン印刷法で前記モールド成形基体
に導電性接着剤を印刷することにより、前記モールド成
形基体の表裏面上に配線パターンを形成すると同時に、
この配線パターンと前記リード端子及び配線パターンと
前記接続用バーを接続する構成としてある。
項1記載の電子回路装置の電子部品実装方法であって、
前記リード付電子部品を前記モールド成形基体の凹部に
収納するとともに、前記リード端子を前記貫通孔に挿入
し、その後、スクリーン印刷法で前記モールド成形基体
に導電性接着剤を印刷することにより、前記モールド成
形基体の表裏面上に配線パターンを形成すると同時に、
この配線パターンと前記リード端子及び配線パターンと
前記接続用バーを接続する構成としてある。
【0015】請求項4記載の電子部品実装方法は、請求
項2記載の電子回路装置の電子部品実装方法であって、
前記リードレス電子部品を前記モールド成形基体の収納
孔に収納し、その後、スクリーン印刷法で前記モールド
成形基体に導電性接着剤を印刷することにより、前記モ
ールド成形基体の表裏面上に配線パターンを形成すると
同時に、この配線パターンと前記電極部及び配線パター
ンと前記接続用バーを接続する構成としてある。
項2記載の電子回路装置の電子部品実装方法であって、
前記リードレス電子部品を前記モールド成形基体の収納
孔に収納し、その後、スクリーン印刷法で前記モールド
成形基体に導電性接着剤を印刷することにより、前記モ
ールド成形基体の表裏面上に配線パターンを形成すると
同時に、この配線パターンと前記電極部及び配線パター
ンと前記接続用バーを接続する構成としてある。
【0016】
【作用】上記構成からなる本発明の電子回路装置及び電
子部品実装方法によれば、導電性接着剤の印刷によって
配線パターンの形成と、電子部品,接続用バーの接続及
び固定とを同時に行なうことができるので、製作プロセ
スを大幅に削減することができ、製作が容易となる。
子部品実装方法によれば、導電性接着剤の印刷によって
配線パターンの形成と、電子部品,接続用バーの接続及
び固定とを同時に行なうことができるので、製作プロセ
スを大幅に削減することができ、製作が容易となる。
【0017】また、貫通孔,収納孔の接続側の開口部及
びスルーホールを大径としたことにより、リード付電子
部品,リードレス電子部品及び接続用バーを前記導電性
接着剤で強固に固定することができ、特に、リードレス
電子部品は、収納孔の内壁によって保持されるので、モ
ールド成形基体にゆがみが生じたときでも強固な固定を
維持することができる。これにより、装置の信頼性の向
上を図ることができる。
びスルーホールを大径としたことにより、リード付電子
部品,リードレス電子部品及び接続用バーを前記導電性
接着剤で強固に固定することができ、特に、リードレス
電子部品は、収納孔の内壁によって保持されるので、モ
ールド成形基体にゆがみが生じたときでも強固な固定を
維持することができる。これにより、装置の信頼性の向
上を図ることができる。
【0018】さらに、前記リード付電子部品及びリード
レス電子部品を、樹脂材等によって埋め込まなくても十
分強固に固定することができるので、これら電子部品の
保守及び交換を容易に行なうことができる。特に、前記
リードレス電子部品は、前記モールド成形基体を貫通す
る前記収納孔に挿入してあるので、前記収納孔のいずれ
か一方の端部から押し出して容易に取り外すことができ
る。
レス電子部品を、樹脂材等によって埋め込まなくても十
分強固に固定することができるので、これら電子部品の
保守及び交換を容易に行なうことができる。特に、前記
リードレス電子部品は、前記モールド成形基体を貫通す
る前記収納孔に挿入してあるので、前記収納孔のいずれ
か一方の端部から押し出して容易に取り外すことができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の電子回路装置及び電子部品実
装方法の一実施例について、図面を参照しつつ説明す
る。まず、本発明の電子回路装置の実施例について説明
する。図1は本発明の一実施例に係る電子回路装置を示
す部分斜視図である。また、図2は図1のA−A断面図
であり、図3は図2の部分拡大断面図である。なお、本
実施例の電子回路装置は、同一のモールド成形基体にリ
ード付電子部品とリードレス電子部品を実装した構成と
してある。
装方法の一実施例について、図面を参照しつつ説明す
る。まず、本発明の電子回路装置の実施例について説明
する。図1は本発明の一実施例に係る電子回路装置を示
す部分斜視図である。また、図2は図1のA−A断面図
であり、図3は図2の部分拡大断面図である。なお、本
実施例の電子回路装置は、同一のモールド成形基体にリ
ード付電子部品とリードレス電子部品を実装した構成と
してある。
【0020】本実施例の電子回路装置1は、主にモール
ド成形基体10と、これに実装されたリード付電子部品
20,リードレス電子部品30及び導電性接着剤40か
らなっている。
ド成形基体10と、これに実装されたリード付電子部品
20,リードレス電子部品30及び導電性接着剤40か
らなっている。
【0021】ここで、図2及び図3に示すように、本実
施例におけるリード付電子部品20は、パッケージ21
の四辺に複数のリード端子22を有するIC(QFP)
であり、各リード端子22をパッケージ21と直交する
方向(図中上側)に折り曲げた構成としてある。また、
リードレス電子部品30は、パッケージ31の両端部外
周に電極部32を有するチップ部品としてある。
施例におけるリード付電子部品20は、パッケージ21
の四辺に複数のリード端子22を有するIC(QFP)
であり、各リード端子22をパッケージ21と直交する
方向(図中上側)に折り曲げた構成としてある。また、
リードレス電子部品30は、パッケージ31の両端部外
周に電極部32を有するチップ部品としてある。
【0022】図1〜図3に示すように、モールド成形基
体10の裏面中央には、リード付電子部品20のパッケ
ージ21を収納する凹部11が形成してあり、また、こ
の凹部11の周りには、各リード端子22とそれぞれ対
応する貫通孔12が形成してある。これら貫通孔12
の、リード端子22の接続端が突出する側の開口部12
aは、導電性接着剤40を導入するために大径としてあ
る。
体10の裏面中央には、リード付電子部品20のパッケ
ージ21を収納する凹部11が形成してあり、また、こ
の凹部11の周りには、各リード端子22とそれぞれ対
応する貫通孔12が形成してある。これら貫通孔12
の、リード端子22の接続端が突出する側の開口部12
aは、導電性接着剤40を導入するために大径としてあ
る。
【0023】また、各貫通孔12の外側数カ所には、こ
のモールド成形基体10を貫通し、かつ、リードレス電
子部品30のパッケージ31を収納する収納孔13が形
成してある。これら収納孔13の開口部13a,13b
も、導電性接着剤40を導入するために大径としてあ
る。
のモールド成形基体10を貫通し、かつ、リードレス電
子部品30のパッケージ31を収納する収納孔13が形
成してある。これら収納孔13の開口部13a,13b
も、導電性接着剤40を導入するために大径としてあ
る。
【0024】導電性接着剤40は、モールド成形基体1
0の表面及び裏面に配線パターンを形成し、リード付電
子部品20及びリードレス電子部品30の電気的な接続
を行なっている。また、本実施例では、図2に示すよう
に、モールド成形基体10の表面の配線パターンと裏面
の配線パターンを接続するため、モールド成形基体10
にスルーホール14を設け、このスルーホール14内に
金属製の接続用バー50を嵌挿してある。ここで、スル
ーホール14の開口部14a,14bも、導電性接着剤
40を導入するために大径としてある。
0の表面及び裏面に配線パターンを形成し、リード付電
子部品20及びリードレス電子部品30の電気的な接続
を行なっている。また、本実施例では、図2に示すよう
に、モールド成形基体10の表面の配線パターンと裏面
の配線パターンを接続するため、モールド成形基体10
にスルーホール14を設け、このスルーホール14内に
金属製の接続用バー50を嵌挿してある。ここで、スル
ーホール14の開口部14a,14bも、導電性接着剤
40を導入するために大径としてある。
【0025】次に、上記構成からなる電子回路装置1の
電子部品実装方法の実施例について説明する。
電子部品実装方法の実施例について説明する。
【0026】リード端子22を貫通孔12に挿入しつ
つ、リード付電子部品20を凹部11に収納する。次い
で、リードレス電子部品30を収納孔13に嵌挿すると
ともに、接続用バー50をスルーホール14に嵌挿す
る。その後、メッシュを用いたスクリーン印刷法によ
り、モールド成形基体10の表面及び裏面に導電性接着
剤40を印刷し、配線パターンを形成する。
つ、リード付電子部品20を凹部11に収納する。次い
で、リードレス電子部品30を収納孔13に嵌挿すると
ともに、接続用バー50をスルーホール14に嵌挿す
る。その後、メッシュを用いたスクリーン印刷法によ
り、モールド成形基体10の表面及び裏面に導電性接着
剤40を印刷し、配線パターンを形成する。
【0027】ここで、スクリーン印刷を行なう際には、
導電性接着剤40を開口部12a,13a,13b,1
4a,14bの傾斜面に押し込めるようにして、開口内
部の空気を逃がすようにして印刷を行なわなければなら
ない。このため、スクリーンにはメッシュのやや柔軟な
ものを用い、このスクリーンとモールド成形基体10の
間に適度な隙間(スクリーンギャップ)を形成し、スキ
ージによって前記スクリーンをモールド成形基体10に
部分的に密着させつつ印刷を行なうことが好ましい。
導電性接着剤40を開口部12a,13a,13b,1
4a,14bの傾斜面に押し込めるようにして、開口内
部の空気を逃がすようにして印刷を行なわなければなら
ない。このため、スクリーンにはメッシュのやや柔軟な
ものを用い、このスクリーンとモールド成形基体10の
間に適度な隙間(スクリーンギャップ)を形成し、スキ
ージによって前記スクリーンをモールド成形基体10に
部分的に密着させつつ印刷を行なうことが好ましい。
【0028】モールド成形基体10の両面に配線パター
ンが形成されると同時に、貫通孔12,収納孔13及び
スルーホール14のそれぞれの開口部12a,13a,
13b,14a,14bに導電性接着剤40が導入さ
れ、リード端子22と電極部32及び接続用バー50の
端部がそれぞれ前記配線パターンに電気的に接続され
る。
ンが形成されると同時に、貫通孔12,収納孔13及び
スルーホール14のそれぞれの開口部12a,13a,
13b,14a,14bに導電性接着剤40が導入さ
れ、リード端子22と電極部32及び接続用バー50の
端部がそれぞれ前記配線パターンに電気的に接続され
る。
【0029】また、導電性接着剤40が凝固すると、リ
ード端子22と電極部32を介して、リード付電子部品
20及びリードレス電子部品30がそれぞれ貫通孔12
及び収納孔13に固定される。これと同様に、接続用バ
ー50もスルーホール14に固定される。
ード端子22と電極部32を介して、リード付電子部品
20及びリードレス電子部品30がそれぞれ貫通孔12
及び収納孔13に固定される。これと同様に、接続用バ
ー50もスルーホール14に固定される。
【0030】このような本実施例の電子回路装置及び電
子部品実装方法によれば、導電性接着剤40の印刷によ
って配線パターンの形成と、リード付電子部品20及び
リードレス電子部品30の接続及び固定を同時に行なう
ことができるので、製作プロセスを大幅に削減すること
ができ、製作が容易となる。
子部品実装方法によれば、導電性接着剤40の印刷によ
って配線パターンの形成と、リード付電子部品20及び
リードレス電子部品30の接続及び固定を同時に行なう
ことができるので、製作プロセスを大幅に削減すること
ができ、製作が容易となる。
【0031】また、貫通孔12及び収納孔13の接続側
の開口部12a,13a,13bを大径としたことによ
り、リード付電子部品20及びリードレス電子部品30
を導電性接着剤40で強固に固定することができ、特
に、リードレス電子部品30は、収納孔13の内壁によ
って保持されるので、モールド成形基体10にゆがみが
生じたときでも強固な固定を維持することができる。こ
れにより、装置の信頼性の向上を図ることができる。
の開口部12a,13a,13bを大径としたことによ
り、リード付電子部品20及びリードレス電子部品30
を導電性接着剤40で強固に固定することができ、特
に、リードレス電子部品30は、収納孔13の内壁によ
って保持されるので、モールド成形基体10にゆがみが
生じたときでも強固な固定を維持することができる。こ
れにより、装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0032】さらに、リード付電子部品20及びリード
レス電子部品30を、樹脂材等によって埋め込まなくて
も十分強固に固定することができるので、これら電子部
品の保守及び交換を容易に行なうことができる。
レス電子部品30を、樹脂材等によって埋め込まなくて
も十分強固に固定することができるので、これら電子部
品の保守及び交換を容易に行なうことができる。
【0033】ここで、リード付電子部品20は、リード
端子22をピン等の治具で押圧することにより簡単に取
り出すことができる。また、リードレス電子部品30
は、モールド成形基体10を貫通する収納孔13に挿入
してあるので、収納孔13のいずれか一方の開口部13
a,13bから押し出して容易に取り外すことができ
る。
端子22をピン等の治具で押圧することにより簡単に取
り出すことができる。また、リードレス電子部品30
は、モールド成形基体10を貫通する収納孔13に挿入
してあるので、収納孔13のいずれか一方の開口部13
a,13bから押し出して容易に取り外すことができ
る。
【0034】またさらに、リード付電子部品20又はリ
ードレス電子部品30を交換した場合は、リード端子2
2又は電極部32の部分にのみ導電性接着剤40を塗布
すれば、電気的接続を回復させることができるので、電
子部品の交換を簡単に行なえるという効果もある。
ードレス電子部品30を交換した場合は、リード端子2
2又は電極部32の部分にのみ導電性接着剤40を塗布
すれば、電気的接続を回復させることができるので、電
子部品の交換を簡単に行なえるという効果もある。
【0035】また、本実施例の電子回路装置1は、その
基板両面がほぼ平らとなるので、表面及び裏面をプラス
チックフィルムによってコーティングすることにより、
カード型の装置を形成することができる。したがって、
電子回路装置1を収納する専用のケースが不要となり、
製品のローコスト化を図ることができる。
基板両面がほぼ平らとなるので、表面及び裏面をプラス
チックフィルムによってコーティングすることにより、
カード型の装置を形成することができる。したがって、
電子回路装置1を収納する専用のケースが不要となり、
製品のローコスト化を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子回路装置及
び電子部品実装方法によれば、リード付部品とリードレ
ス部品の両者の実装に有効な薄型化手段であって、導電
性接着剤の印刷によって配線パターンの形成と、電子部
品,接続用バーの接続及び固定とを同時に行なえ、製作
プロセスを削減することができるとともに、保守作業を
容易に行なうことができ、また、電子部品及び接続用バ
ーの固定強度性を向上させることができる。
び電子部品実装方法によれば、リード付部品とリードレ
ス部品の両者の実装に有効な薄型化手段であって、導電
性接着剤の印刷によって配線パターンの形成と、電子部
品,接続用バーの接続及び固定とを同時に行なえ、製作
プロセスを削減することができるとともに、保守作業を
容易に行なうことができ、また、電子部品及び接続用バ
ーの固定強度性を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る電子回路装置を示す部
分斜視図である。
分斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2の部分拡大断面図である。
1 電子回路装置 10 モールド成形基体 11 凹部 12 貫通孔 13 収納孔 14 スルーホール 12a,13a,13b,14a,14b 開口部 20 リード付電子部品 21 パッケージ 22 リード端子 30 リードレス電子部品 31 パッケージ 32 電極部 40 導電性接着剤 50 接続用バー
Claims (4)
- 【請求項1】 パッケージ及びリード端子を有するリー
ド付電子部品と、前記パッケージを収納する凹部、その
両開口部を大径として金属製の接続用バーを嵌挿するス
ルーホール、及び、前記リード端子と対応する位置に形
成されかつ前記リード端子の接続端が突出する側の開口
部を大径とした貫通孔を有するモールド成形基体と、こ
のモールド成形基体の表裏面上に配線パターンを形成す
るとともに、この配線パターンと前記リード端子及び配
線パターンと前記接続用バーを接続する導電性接着剤と
を備えたことを特徴とする電子回路装置。 - 【請求項2】 パッケージ及び電極部を有するリードレ
ス電子部品と、前記パッケージを収納する貫通孔であり
かつ前記電極部と対応する開口部を大径とした収納孔、
及び、その両開口部を大径として金属製の接続用バーを
嵌挿するスルーホールを有するモールド成形基体と、こ
のモールド成形基体の表裏面上に配線パターンを形成す
るとともに、この配線パターンと前記電極部及び配線パ
ターンと前記接続用バーを接続する導電性接着剤とを備
えたことを特徴とする電子回路装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子回路装置の電子部品
実装方法であって、前記リード付電子部品を前記モール
ド成形基体の凹部に収納するとともに、前記リード端子
を前記貫通孔に挿入し、その後、スクリーン印刷法で前
記モールド成形基体に導電性接着剤を印刷することによ
り、前記モールド成形基体の表裏面上に配線パターンを
形成すると同時に、この配線パターンと前記リード端子
及び配線パターンと前記接続用バーを接続することを特
徴とする電子部品実装方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の電子回路装置の電子部品
実装方法であって、前記リードレス電子部品を前記モー
ルド成形基体の収納孔に収納し、その後、スクリーン印
刷法で前記モールド成形基体に導電性接着剤を印刷する
ことにより、前記モールド成形基体の表裏面上に配線パ
ターンを形成すると同時に、この配線パターンと前記電
極部及び配線パターンと前記接続用バーを接続すること
を特徴とする電子部品実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113874A JP2723077B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 電子回路装置及び電子部品実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113874A JP2723077B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 電子回路装置及び電子部品実装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08288612A JPH08288612A (ja) | 1996-11-01 |
JP2723077B2 true JP2723077B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=14623286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7113874A Expired - Lifetime JP2723077B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 電子回路装置及び電子部品実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2723077B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000079852A1 (es) * | 1999-06-21 | 2000-12-28 | Lear Automotive (Eeeds) Spain, S.L. | Metodo de interconexion de puntos predeterminados de dos capas electroconductoras separadas por un aislante laminar, y placa y circuito impreso obtenidos |
JP2007317806A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Fujitsu Ltd | プリント基板ユニット |
JP5074089B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2012-11-14 | 株式会社Jvcケンウッド | 電子部品収容基板及びその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54140972A (en) * | 1978-04-25 | 1979-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Printed circuit board and method of producing same |
JPS6223117Y2 (ja) * | 1979-03-08 | 1987-06-12 | ||
JPS62130595A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-12 | 株式会社東芝 | 電気回路装置の製造方法 |
JPH04162790A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-08 | Omron Corp | ディスクリート部品の基板への実装構造 |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP7113874A patent/JP2723077B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08288612A (ja) | 1996-11-01 |
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