JP2723039B2 - 極性反転検出方法及び装置 - Google Patents

極性反転検出方法及び装置

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JP2723039B2
JP2723039B2 JP6105527A JP10552794A JP2723039B2 JP 2723039 B2 JP2723039 B2 JP 2723039B2 JP 6105527 A JP6105527 A JP 6105527A JP 10552794 A JP10552794 A JP 10552794A JP 2723039 B2 JP2723039 B2 JP 2723039B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,一般加入電話回線に接
続可能な機器における,交換機から極性反転を検出する
ための極性反転方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,この種の極性反転検出方式は直流
回路のループ上に電流検出回路を設け,それを監視する
ことで極性反転を検出していた。
【0003】また,極性反転検出方式としてダイオード
ブリッジ回路を介して,電圧のレベル変動を監視するこ
とで極性反転を検出する方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の極性反
転方式は一般電話サービスにおける呼出時の瞬時的極性
反転も,ノーリンギング通信サービスにおける呼出時の
ゆっくりした極性反転も区別することなく検出するの
で,どちらの呼出か区別できなかった。
【0005】よって,電池で動作するノーリンギング通
信サービス専用端末は一般電話サービスにおける呼出時
にも動作してしまい,電池の消費を早めるという欠点が
あった。
【0006】また,一般電話サービス,ノーリンギング
通信サービスの両方対応できる機器においても,ノーリ
ンギング通信サービス特有の通信プロトコルの有無を判
別し,一般電話サービスにおける呼出なのか,ノーリン
ギング通信サービスにおける呼出なのか識別するので時
間がかかった。
【0007】そこで,本発明の第1の技術的課題は,電
池消耗を防止することができる極性反転方法及び装置を
提供することにある。
【0008】更に,本発明の第2の技術的課題は,極性
反転に際しても瞬時に対応できる極性反転方法及び装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の極性反転検出方
法は,呼出し時における電話回線の極性反転を検出する
ための極性反転検出方法において,前記極性反転が,一
般電話サービス呼び出しの極性反転時に要する第1の速
度をもつことを検出して第1の検出信号を生成すること
と,前記極性反転が前記第1の速度とノーリンギング
通信サービス呼び出しの極性反転時に要する速度であっ
前記第1の速度よりも遅い第2の速度をもつことを
検出して第2の検出信号を生成することと,前記第1の
検出信号と前記第2の検出信号に応じて一般電話サービ
スにおける呼出しであると識別し,前記第2の検出信号
に応じてノーリンギング通信サービスにおける呼出しで
あると識別することを含むことを特徴としている。
【0010】また,本発明の極性反転検出装置は,呼出
し時における電話回線の極性反転を検出するための極性
反転検出装置において,前記極性反転が,一般電話サー
ビス呼び出しの極性反転時に要する第1の速度をもつこ
とを検出して第1の検出信号を生成する第1の極性反転
検出手段と,前記極性反転が,前記第1の速度ノーリ
ンギング通信サービス呼び出しの極性反転時に要する速
度であって前記第1の速度よりも遅い第2の速度とをも
つことを検出して第2の検出信号を生成する第2の極性
反転検出手段と,前記第の検出信号と前記第2の検出
信号に応じて一般電話サービスにおける呼出しであると
識別し,前記第2の検出信号に応じてノーリンギング通
信サービスにおける呼出しであると識別する呼出識別手
段とを含むことを特徴としている。
【0011】ここで本発明において,第1の速度の極性
反転とは,通常の電話等の一般電話サービス時の呼出信
号送出時に生じるものを瞬時的な極性反転であることが
好ましく,第2の速度をもつ極性反転とはノーリンギン
グ通信サービスにおける呼出しにおける平常のゆっくり
した極性反転であることが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の極性反転検出装置においては,第1の
極性反転検出手段は,呼出し時における電話回線の極性
反転が第1の速度をもつことを検出して第1の検出信号
を生成する。また,第2の極性反転検出手段は,前記極
性反転が前記第1の速度及び前記第1の速度よりも遅い
第2の速度を持つことを検出して第2の検出信号を生成
する。呼出識別手段は,前記第1の検出信号及び前記第
2の検出信号に応じて一般電話サービスにおける呼出し
であると識別し,前記第2の検出信号に応じてノーリン
ギング通信サービスにおける呼出しであると識別する。
【0013】
【実施例】次に,本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本発明の実施例に係る極性反転検出
装置のブロック図である。図2は本発明の一般電話サー
ビス呼出における極性反転検出時のチャート図である。
図3は本発明のノーリンギング通信サービスにおける極
性反転検出時のチャート図である。図1に示すように,
極性反転検出装置は,第1の極性反転検出手段としての
第1の極性反転検出部1と,第2の極性反転検出手段と
しての第2の極性反転検出部2と,データ保持回路3
と,呼出認識手段としての制御部4と,網制御回路5と
を有している。
【0015】第1の極性反転検出部1は瞬時的に電流を
導通させるためのコンデンサC1と,規定電圧になった
場合に電流を導通させるための一対のツェナダイオード
ZD1及びZD2,電流制限抵抗R1,電流が導通した
ことを検出するためのフォトカプラPC1およびフォト
カプラPC2,フォトカプラPC1およびフォトカプラ
PC2のサージ保護用のバリスタVRおよび抵抗R2を
備えた第1の検出回路と,フォトカプラPC1のトラン
ジスタ側(PC1T )の電流制御抵抗R4と,フォトカ
プラPC2のトランジスタ側(PC2T )の電流制限抵
抗R5とを備え,第1の検出信号として信号i3及び信
号i4を出力する。
【0016】また,第2の極性反転検出部2は,規定電
圧になったら電流を導通させるための一対のツェナダイ
オードZD3及びZD4と,ノーリンギング通信サービ
スにおける半直流閉結状態にするための直流抵抗R3
と,電流の導通を検出するためのフォトカプラPC5お
よびフォトカプラPC6と,設置工事時にどちらの極性
を接続されても電流検出ができるよう電流導通方向を設
定し,平常時に直流ループが形成されないようにするた
めのフォトカプラPC3およびフォトカプラPC4と,
逆流を防止するための一対ダイオードD1及びD2とを
備え,フォトカプラPC3,フォトカプラPC5,及び
ダイオードD1により第1の直列回路を構成し,フォト
カプラPC4,フォトカプラPC6,及びダイオードD
2によって第2の直列回路を構成し,第1及び第2の直
列回路と,ツェナダイオードZD3及びZD4と,直流
抵抗R3とにより第2の検出回路が構成される。
【0017】さらに,第2の極性反転検出部2はフォト
カプラPC5のトランジスタ側(PC5T )の電流制限
抵抗R8と,フォトカプラPC6のトランジスタ側(P
C6T )の電流制限抵抗R9と,フォトカプラPC3の
ダイオード側(PC3D )の電流制限抵抗R6と,フォ
トカプラPC4のダイオード側(PC4D )の電流制限
抵抗R7と,フォトカプラPC3のダイオード側(PC
D )の電流を制御するためのトランジスタTR1と,
フォトカプラPC4のダイオード側(PC4D)の電流
を制御するためのトランジスタTR2とを備え,第2の
検出信号として信号i1及び信号i2を出力する。
【0018】また,データ保持回路3は,第1の検出信
号である信号i3または信号i4のどちらかがLレベル
になった場合,i5をHレベルからLレベルにし,信号
i3または信号i4がともにHレベルに戻っても,制御
部4からリセットが入力されるまで信号i5をLレベル
にデータを保持し,制御部4からリセット信号が入力し
た時点で信号i5をLレベルからHレベルに戻す。
【0019】初期状態として,制御部4から出力信号o
1=H,出力信号o2=Hを出力することで第2の極性
反転検出部2内のトランジスタTR1およびトランジス
タTR2をON状態とさせる。すると,電極から電流制
御抵抗R6を通りフォトカプラPC3のダイオード側
(PC3D )を経由してトランジスタTR1を通りGN
Dへ,および,電源から電流制御抵抗R7を通りフォト
カプラPC4のダイオード側(PC4D )を経由してト
ランジスタTR2を通りGNDへと,ループが形成さ
れ,フォトカプラPC3のトランジスタ側(PC3T
およびフォトカプラPC4のトランジスタ側(PC
T )がONする。
【0020】この状態で端子L1と端子L2を一般加入
電話回線に接続すると,端子L1=0V,端子L2=−
48V時(以下,状態Aと呼ぶ)は端子L1からダイオ
ードD1を通りフォトカプラPC3のトランジスタ側
(PC3T )を経由してフォトカプラPC5のダイオー
ド側(PC5D )からツェナダイオードZD3を通りツ
ェナダイオードZD4を経由して直流抵抗R3から端子
L2へとループが形成される。この時フォトカプラPC
5のトランジスタ側(PC5T )がONするので,電源
から電流制御抵抗R8を通りフォトカプラPC5のトラ
ンジスタ側(PC5T )からGNDと導通し,信号i1
がH信号からL信号になることで,制御部4において平
常時の回線の極性が状態Aと認識する。
【0021】状態Aと認識した制御部4はループ閉結状
態から通常の待機状態にするため,出力信号o1はHレ
ベルからLレベルに出力をかえる。この時,トランジス
タTR1はOFFとなり,電源から電源制限抵抗R6を
通りフォトカプラPC3のダイオード側(PC3D )を
経由してトランジスタTR1を通りGNDへと導通して
いたものが,導通しなくなるのでフォトカプラPC3の
トランジスタ側(PC3T )がOFFし,端子L1から
ダイオードD1を通りフォトカプラPC3のトランジス
タ側(PC3T )を経由してフォトカプラPC5のダイ
オード側(PC5D )を通りツェナダイオードZD3を
経由しツェナダイオードZD4を通り直流抵抗R3を経
由し端子L2と形成されていたループが開放され,待機
状態に移行する。
【0022】また,端子L1=−48V,端子L2=0
V時(以下,状態Bと称する)は端子L2から直流抵抗
R3を通りツェナダイオードZD4を経由しツェナダイ
オードZD3を通りフォトカプラPC6のダイオード側
(PC6D )からフォトカプラPC4のトランジスタ側
(PC4T )を経由しダイオードD2から端子L1へと
ループが形成される。この時フォトカプラPC6のトラ
ンジスタ側(PC6T)がONするので,電源から電流
制限抵抗R9を通りフォトカプラPC6のトランジスタ
側(PC6T )を経由してGNDへと導通し,信号i2
がH信号からL信号になることで,制御部4において平
常時の回線の極性が状態Bであることを認識する。
【0023】状態Bと認識した制御部4はループ閉結状
態から通常の待機状態にするために,出力信号o2をH
レベルからLレベルに出力をかえる。この時,トランジ
スタTR2はOFFとなり,電源から電流制限抵抗R7
を通りフォトカプラPC4のダイオード側(PC4)か
らトランジスタTR2を経由しGNDへと導通していた
ものが,導通しなくなるのでフォトカプラPC4のトラ
ンジスタ側(PC4T)がOFFし,端子L2から直流
抵抗R3を通りツェナダイオードZD4を経由しツェナ
ダイオードZD3を通りフォトカプラPC6のダイオー
ド側(PC6D)からフォトカプラPC4のトランジス
タ側(PC4)を経由しダイオードD2から端子L1へ
と形成されていたループが開放し,待機状態に移行す
る。
【0024】よって初期状態において制御部4は,はじ
め出力信号o1および出力o2をHレベルとし,端子L
1,端子L2を回線接続したとき,信号i1がHレベル
からLレベルに換わったら端子L1側が0Vで端子L2
側が−48Vと認識し,出力信号o1をHレベルからL
レベルに切り換える。信号i2がHレベルからLレベル
に換わったら端子L1側が−48Vで端子L2側が0V
と認識し,出力信号o2をHレベルからLレベルに切り
換える。
【0025】次に回線接続が状態Aの時の極性検出動作
について図2をも参照して詳述する。
【0026】状態Aにおいて,交換機から一般電話サー
ビスによる呼出があった場合,図2(a)に示す様に第
1の速度で瞬時的に極性が端子L1が0Vから−48V
に端子L2が−48Vから0Vに変化する。この時,第
1の極性反転検出部1ではツェナダイオードZD1およ
びツェナダイオードZD2のツェナ電圧が超えた時点
で,コンデンサC1に電流をチャージするため瞬時的
に,コンデンサC1からツェナダイオードZD1を経由
してツェナダイオードZD2を通り電流制限抵抗R1か
らフォトカプラPC2のダイオード側(PC2D )へと
導通するので,フォトカプラPC2のトランジスタ側
(PC2T )がONし,図2(d)に示す様に,第1の
検出信号である信号i3はHレベルからLレベルになる
ので,データ保持回路3から制御部4への信号i5も,
図2(f)に示す様にHレベルからLレベルになる。
【0027】また,第2の極性反転検出部2でもツェナ
ダイオードZD3およびツェナダイオートZD4のツェ
ナ電圧が超えた時点で,ダイオードD1からフォトカプ
ラPC3のトランジスタ側(PC3T )を経由しフォト
カプラPC5のダイオード側(PC5D )を通りツェナ
ダイオードZD3からツェナダイオードZD4へと電流
制限抵抗R3と導通するので,フォトカプラPC5のト
ランジスタ側(PC5T )がONし,図2(b)に示す
様に,制御部4への第2の検出信号である信号i1がH
レベルからLレベルになる。
【0028】また,制御部4では信号i5と信号i1の
レベル変化を検出することで一般電話サービスによる呼
出と認識し,網制御回路5の制御を行い,データ保持回
路3にリセットを送出する。
【0029】状態Aにおいて,交換機からノーリンギン
グ通信サービスによる呼出があった場合,図3(a)に
示す様に,極性が端子L1が0Vから−48Vに端子L
2が−48Vから0Vに第2の速度で徐々に変化する。
よって,第1の極性反転検出部1ではツェナダイオード
ZD1およびツェナダイオードZD2のツェナ電圧が超
えた時点でも,コンデンサC1には電流が流れないので
コンデンサC1からツェナダイオードZD1を通りツェ
ナダイオードZD2を経由して電流制限抵抗R1を通り
フォトカプラPC2のダイオード側(PC2D )と導通
せず,フォトカプラPC2のトランジスタ側(PC
T )はOFFのままである。よって,図3(d)に示
す様に,信号i3Lレベルのままなので,データ保持回
路3から制御回路4への信号i5も図3(f)に示す様
にLレベルのままである。
【0030】また,第2の極性反転検出部2ではツェナ
ーダイオードZD3およびツェナダイオードZD4のツ
ェナ電圧が超えた時点で,ダイオードD1からフォトカ
プラPC3のトランジスタ側(PC3T )を経由してフ
ォトカプラPC5のダイオード側(PC5D )を通りツ
ェナダイオードZD3を経由してツェナダイオードZD
4を通り電流制限抵抗R3と導通するので,フォトカプ
ラPC5のトランジスタ側(PC5T )がONし,図2
(b)に示す様に,制御部4への第2の検出信号である
信号i1がHレベルからLレベルになる。
【0031】制御部4では信号i1のみのレベル変化を
検出することでノーリンギング通信サービスによる呼出
と認識し,網制御回路5の制御を行う。
【0032】尚,状態Bでの動作は状態Aでの第2の検
出信号である信号i1が信号i2に,第1の検出信号で
ある信号i3が信号i4にかわるだけで,制御部4での
認識方法はかわらない。
【0033】従って,第1の極性反転検出部1および第
2の極性反転検出部2が動作した場合は一般電話サービ
スによる呼出で,第2の極性反転検出部2のみ動作した
場合はノーリンギング通信サービスによる呼出と認識す
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように,本発明では一般電
話サービスによる呼出時の瞬時的な極性反転と,ノリン
ギング通信サービスによる呼出時のゆっくりした極性反
転かを識別できるので,電池で動作するノーリンギング
通信サービス専用端末は一般電話サービスにおける呼出
時にも動作してしまうことがなくなり,必要時しか動作
しないので,電池の消費を抑える効果がある。
【0035】また,一般電話サービス,ノーリンギング
通信サービスの両方対応できる機器においても,極性反
転した時点で一般電話サービスにおける呼出なのか,ノ
ーリンギング通信サービスにおける呼出なのかのいずれ
かであるかを識別できるので,次の制御が早くできる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る極性反転検出装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施例における一般電話サービス呼出
における極性反転検出時のチャート図である。
【図3】本発明の実施例におけるノーリンギング通信サ
ービス呼出における極性反転検出時のチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の極性反転検出部 2 第2の極性反転検出部 3 データ保持回路 4 制御部 5 網制御回路 L1,L2 一般加入電話回線接続端子 C1 コンデンサ R1〜R9 抵抗 ZD1〜ZD4 ツェナダイオード PC1〜PC6 フォトカプラ D1,D2 ダイオード TR1,TR2 トランジスタ VR バリスタ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出し時における電話回線の極性反転を
    検出するための極性反転検出方法において,前記極性反
    転が,一般電話サービス呼び出しの極性反転時に要する
    第1の速度をもつことを検出して第1の検出信号を生成
    することと,前記極性反転が前記第1の速度とノーリ
    ンギング通信サービス呼び出しの極性反転時に要する速
    度であって前記第1の速度よりも遅い第2の速度をも
    つことを検出して第2の検出信号を生成することと,前
    記第1の検出信号と前記第2の検出信号に応じて一般電
    話サービスにおける呼出しであると識別し,前記第2の
    検出信号に応じてノーリンギング通信サービスにおける
    呼出しであると識別することを含むことを特徴とする極
    性反転検出方法。
  2. 【請求項2】 呼出し時における電話回線の極性反転を
    検出するための極性反転検出装置において,前記極性反
    転が,一般電話サービス呼び出しの極性反転時に要する
    第1の速度をもつことを検出して第1の検出信号を生成
    する第1の極性反転検出手段と,前記極性反転が,前記
    第1の速度とノーリンギング通信サービス呼び出しの極
    性反転時に要する速度であって前記第1の速度よりも遅
    い第2の速度をもつことを検出して第2の検出信号を
    生成する第2の極性反転検出手段と,前記第の検出信
    号と前記第2の検出信号に応じて一般電話サービスにお
    ける呼出しであると識別し,前記第2の検出信号に応じ
    てノーリンギング通信サービスにおける呼出しであると
    識別する呼出識別手段とを含むことを特徴とする極性反
    転検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の極性反転検出装置におい
    て,更に,前記第1の極性反転検出手段におけるコンデ
    ンサに直流電圧を印加した時に,該コンダンサに電荷が
    チャージされ飽和状態となるまでの極めて短時間の検出
    動作でも前記制御部で処理できるように検出動作状態を
    保持するデータ保持回路と,回線の閉結及び開放を行う
    網制御回路とを備え,前記呼出識別手段は,各部からの
    情報を基に,一般電話サービスにおける呼出の極性反転
    か,ノーリンギング通信サービスにおける極性反転かの
    いずれかであるかの認識を行うとともに一般電話サービ
    スにおける呼出の極性反転もしくはノーリンギング通信
    サービスにおける極性反転かの極性反転の種類により前
    記網制御回路の制御を行う制御部から構成され いる
    とを特徴とする極性反転検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の極性反転検出装置におい
    て,前記第1の極性反転検出手段は,直列接続された一
    対のツェナダイオードと,電流をチャージするためのコ
    ンデンサと,互いに極性を反転させた並列の第1及び第
    2のフォトカプラのダイオード側とを備えた第1の検出
    回路を備え,前記第1の速度を持つ極性反転があったと
    きの前記電話回線の電圧が予め定められた電圧値より高
    い場合には,前記第1の検出回路は導通状態となり,前
    記第1及び第2フォトカプラのトランジスタ側のいずれ
    かをオンして,前記データ保持回路からの前記制御部へ
    オン状態を示す信号を出力し,前記第2の速度を持つ極
    性反転があったときには,前記データ保持回路から前記
    制御部へ信号がそのまま保持されることを特徴とする極
    性反転検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の極性反転検出装置におい
    て,前記第2の極性反転検出手段は,一対のツェナダイ
    オードと,ノーリンギング通信時における直流ループ閉
    結を形成するための抵抗と,これに直列接続された第2
    の検出回路とを備え,前記第2の検出回路は,第1のダ
    イオード,第3のフォトカプラのトランジスタ側,及び
    第5のフォトカプラのトランジスタ側を備えた第1の直
    列回路と,第2のダイオード,第4のフォトカプラのト
    ランジスタ側及び第6のフォトカプラのダイオード側
    を備えた第2の直列回路とのうちの少なくとも一種を含
    み,前記第1の速度及び前記第2の速度をもつ極性反転
    があったときの前記電話回線の電圧が,予め定められた
    電圧値よりも高い場合には前記第2の検出回路は導通
    して,前記第5及び第6のフォトカプラのトランジスタ
    側のいずれかをオンさせて,前記制御部へのオン状態を
    示す信号を出力することを特徴とする極性反転検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の極性反転検出義置におい
    て,前記制御部は,前記第1及び第2の検出回路のオン
    信号に基づいて,一般電話サービスによる呼出と認識
    し,前記網制御回路の制御を行い,前記データ保持回路
    の状態を待機状態に戻すべくリセット信号を送出すると
    ともに,前記第2の検出回路のオン信号のみに基づい
    て,ノーリンギング通信サービスによる呼出と認識し,
    前記綱制御回路の制御を行うことを特徴とする極性反転
    検出装置。
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