JP2722299B2 - 角形鋼管柱の接続部用絞り角管の成形金型 - Google Patents

角形鋼管柱の接続部用絞り角管の成形金型

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,鋼構造の建築物の角
形鋼管柱として,上階にいくにしたがって細いサイズの
角形鋼管を用いる場合に,上下の角形鋼管柱の接続部に
用いる接続部用絞り角管を成形する成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように角形鋼管柱として上階にい
くにしたがって細いサイズの角形鋼管を用いる場合,サ
イズの異なる上下の角形鋼管柱を接続する接続部として
一般に,下側が大口径,上側が小口径の絞り角管を用い
ている。この絞り角管には,建屋の中央の柱に適用する
四面絞り角管,建屋の壁部の柱に適用する三面絞り角
管,建屋の隅部の柱に適用する二面絞り角管の3種類が
ある。すなわち,図12(イ),(ロ),(ハ)に示す
ように,四面絞り角管6は上下端面に対して四つの面が
同じ傾斜をなす截頭四角錐形状である。図13(イ),
(ロ),(ハ)に示すように,三面絞り角管7は,上下
端面に対して一つの面7aが直角で,三つの面が傾斜し
ている。前記直角面7aに対向する面(対向面と呼ぶ)
7bの直角面7aに対してなす角度をγで示す。図14
(イ),(ロ),(ハ),(ニ)に示すように二面絞り
角管8は,上下端面に対して二つの面8b,8cが直角
で,他の二面が傾斜している。また,この場合,上下端
面に対して前記二つの直角面8b,8cが形成する稜線
8aのみが直角で,他の稜線は角度が付いている。前記
直角稜線8aに対向する稜線(対向稜線と呼ぶ)8dの
直角稜線8aに対してなす角度をδで示す。
【0003】この種の四面,三面または二面絞り角管を
製造する方法として,鋳造によるもの,4枚の台形状板
材を溶接接続して形成するもの,所定の展開図形状に切
り出した1枚の板材を絞り角管の形状に折り曲げたのち
突き合わせ部を溶接接続するものなどがあるが,いずれ
も製造が簡易でない。四面絞り角管については,図15
に示すように例えば電縫鋼管による長い角形鋼管1よ
り,両端面を管中心線に対して直角に切断してサイコロ
状の角形鋼管である四面絞り角管用素材2を得,この四
面絞り角管用素材2を底部が水平な単なる截頭四角錐状
の金型で絞りプレス成形して得る方法がある。また,三
面絞り角管,二面絞り角管については,前記のようにし
て得た四面絞り角管の両端を所定の角度で切断して得る
製造方法が提案されている(特開昭63−295027
号参照)。
【0004】これに対して本出願人のもとで,角形鋼管
から直接三面絞り角管あるいは二面絞り角管を製造する
絞り角管の製造方法を発明し,特許出願をした(出願
日:平成4年7月31日出願,発明の名称:角形鋼管柱
の接続部用絞り角管の製造方法)。この製造方法は,三
面絞り角管7の場合は,図16に示すように,角形鋼管
1を管中心線と直交する平面Aに対して対向辺方向に所
定の傾斜角αで傾斜した平面Bにより所定間隔で切断し
て三面絞り角管用素材3とし,この三面絞り角管用素材
3をこれを垂直に保持する截頭四角錐状の金型により絞
りプレス成形するものである。また,二面絞り角管8の
場合は,図17に示すように,角形鋼管1を管中心線と
直交する平面Aに対して対角線方向に所定の傾斜角βで
傾斜した平面Cにより所定間隔で切断して二面絞り角管
用素材4とし,この二面絞り角管用素材4を同じくこれ
を垂直に保持する截頭四角錐状の金型により絞りプレス
成形するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】両端を所定の角度αま
たはβで切断した角形鋼管より三面絞り角管7または二
面絞り角管8を成形する上記の方法は,他の従来の方法
と比較して,製造工程が大きく簡略化される長所があ
る。しかし,絞り角管として四面絞り角管,三面絞り角
管,二面絞り角管の3種があるのに対して,それぞれに
専用の金型を製作すると,コスト高となってしまう。さ
らに,板厚も種々あるので,板厚の種類に対応して金型
を用意するとすれば,さらにコストが高くなり,実用性
に欠けることになる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,角形鋼管より直接絞り角管を成形する場合に,四面
絞り角管,三面絞り角管,二面絞り角管の3種類の絞り
角管を一部の部品を交換するのみで兼用して成形するこ
とを可能とし,また板厚の種類に対しても一部の部品を
交換するのみで兼用して成形することを可能とする成形
金型を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は,角形鋼管を絞りプレス成形して角形鋼管柱の接続
部用絞り角管を得る成形金型であって,絞り角管用素材
である角形鋼管を被せられる截頭四角錐状の雄型と,こ
の雄型に対応する截頭四角錐状内面を持つ雌型とからな
り,前記雄型は,垂直な四角錐中心線と直交する水平な
底面を持つ雄型本体と,前記雄型本体を乗せて固定する
雄型本体底面と同形状の水平な雄型本体固定用上面を持
ち,その周囲に角形鋼管の板厚部を受ける張り出し部を
持つ交換可能な支承板とからなるとともに,前記支承板
として,前記張り出し部の水平面に対する傾斜角が異な
るものが複数個用意されたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成において,雄型の支承板として,三面
絞り角管の場合は張り出し部が対向辺方向に所定の角度
αで傾斜したものを用い,二面絞り角管の場合は張り出
し部が対角線方向に所定の角度βで傾斜したものを用
い,四面絞り角管の場合は張り出し部が水平なものを用
いる。また,素材として,三面絞り角管の場合は管中心
線に対して対向辺方向に所定の角度αで傾斜した両端面
を持つ三面絞り角管用素材を用い,二面絞り角管の場合
は管中心線に対して対角線方向に所定の角度βで傾斜し
た両端面を持つ二面絞り角管用素材を用い,四面絞り角
管の場合は管中心線に対して直角な両端面を持つサイコ
ロ状の四面絞り角管用素材を用いる。三面絞り角管,二
面絞り角管,四面絞り角管をそれぞれ成形する場合に,
雄型本体にそれぞれ対応する支承板を固定し,それぞれ
対応する素材を雄型に被せると,支承板の周囲の張り出
し部上に乗る素材はいずれも雄型に垂直にセットされ,
この状態で雌型を下降させて絞りプレス成形すると,所
望の三面絞り角管,二面絞り角管,四面絞り角管が得ら
れる。
【0009】
【実施例】以下,本発明の成形金型の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す成形
金型11の一部切り欠き正面図である。この成形金型1
1は,雄型12と雌型13とからなる。雄型12は,図
2の雄型のみの平面図にも示すように,雄型本体14を
上に乗せて固定する支承板15と,この支承板15を固
定する底板16とからなる。前記雄型本体14は,截頭
四角錐状をなし,垂直な四角錐中心線と直交する水平な
底面14aを持つ。前記支承板15は,前記雄型本体1
4の四角形の底面14aと同形状の水平な雄型本体固定
用上面15aを持ち,その周囲に素材の板厚部を受ける
傾斜したまたは水平な張り出し部(図は傾斜している場
合)15bを持つ。この支承板15として,図5
(イ),(ロ),(ハ)に示す3種のものが用意されて
いる。すなわち,図5(イ)に示す支承板15Aは三面
絞り角管7の成形の際に用いる支承板であり,張り出し
部15bは四角形の対向辺方向に所定の傾斜角αで傾斜
している。図5(ロ)に示す支承板15Bは二面絞り角
管8の成形の際に用いる支承板であり,四角形の対角線
方向に所定の傾斜角βで傾斜している。なお,図5
(ロ)は支承板15Bを四角形の他方の対角線方向から
見た図である。図5(ハ)に示す支承板15Cは四面絞
り角管6の成形の際に用いる支承板であり,張り出し部
15bが雄型固定用上面15aと面一である(したがっ
て,上面全体が単なる平面である)。前記支承板15は
ボルト17により支承板15を介して底板16に固定さ
れている。雄型本体14は,支承板15を貫通するボル
ト18により底板16に固定されている。雄型本体14
と支承板15と底板16とは,ノックピン19により位
置決めされている。また,雄型本体14と支承板15と
には,雌型13側の後述するガイドピン26が嵌入する
垂直なガイド穴20が設けられている。このガイド穴2
0は,雄型本体14および支承板15を貫通してあけた
穴にブッシュ20aを嵌合させて形成している。
【0010】前記雌型13は,図3の雌型13のみの底
面図にも示すように,雄型本体14の截頭四角錐状に対
応する截頭四角錐状内面21aを持つ雌型本体21と,
この雌型本体21を固定する支持板22とからなる。雌
型本体21は支持板22に形成した浅い四角形状の凹部
21bに嵌合して位置決めされ,8本のボルト23で支
持板22に固定されている。雌型本体21は,その截頭
四角錐状内面21aの4つのコーナー部をいずれも着脱
可能なコーナー部アタッチメント24で形成している。
このコーナー部アタッチメント24は,図4(イ),
(ロ)に示すように,四角柱の一つの角部を截頭四角錐
状内面21aの一つのコーナー部の内面形状と同形状に
したもので,雌型本体21に設けた一部開放の四角柱状
の溝21cに嵌合され,ボルト25により雌型本体21
に固定されている。このコーナー部アタッチメント24
としては,そのコーナー部アールRを素材の板厚の種類
に応じたアール寸法としたものが複数用意されている。
また,支持板22の中央部には,雄型12側の前記ガイ
ド穴20に嵌入するガイドピン26がボルト27で固定
されている。
【0011】上記の成形金型11で絞り角管を成形する
要領について説明する。なお,適用する角形鋼管柱のサ
イズ範囲は一般的には,板厚範囲が6mm〜22mm,
サイズ(角形鋼管の縦横寸法)範囲が200mm×20
0mm〜550mm×550mmである。そして,製造
する絞り角管のサイズを一例として上げると,小口径−
大口径(および高さ)が250mm−200mm(高さ
300mm),300mm−250mm(高さ350m
m〜450mm),350−300mm(高さ450m
m)等である。
【0012】三面絞り角管7を成形する場合は,素材と
しては,図16に示したように,長い角形鋼管1を管中
心線と直交する平面Aに対して対向辺方向に所定の傾斜
角αで傾斜した平面Bにより所定間隔で切断して,三面
絞り角管用素材3を得る。前記傾斜角αは,図13で示
した三面絞り角管7の対向面7bが垂直面7aに対して
なす角度γの2分の1とする(すなわち,α=γ/2と
する)。また,成形金型11の雄型12の支承板15と
して,張り出し部15bが対向辺方向に前記傾斜角αで
傾斜した図5(イ)に示す支承板15Aを用いる。
【0013】そして,図6に示すように前記三面絞り角
管用素材3を雄型12に被せると,支承板15Aの周囲
の張り出し部15bに乗る三面絞り角管用素材3は雄型
12に垂直にセットされる。また,支承板16の張り出
し部15bは雄型本体14の一つの面14bに対して直
角となる(α=γ/2であるから:γは図13参照)。
この状態で雌型13を下降させると,図7に示すよう
に,三面絞り角管用素材3が雄型12と雌型13とで絞
り成形されて,図13に示すごとき三面絞り角管7が得
られる。同図(イ)は三面絞り角管7の斜視図,同図
(ロ)は三面絞り角管7の正面図,同図(ハ)は三面絞
り角管7の平面図を示す。
【0014】二面絞り角管8を成形する場合は,素材と
しては,図17に示したように,長い角形鋼管1を管中
心線と直交する平面Aに対して対角線方向に所定の傾斜
角βで傾斜した平面Cにより所定間隔で切断して二面絞
り角管用素材4を得る。前記傾斜角βは,図14で示し
た二面絞り角管8の対向稜線8dが直角稜線8aに対し
てなす角度δの2分の1とする(すなわち,β=δ/2
とする)。また,成形金型11の雄型12の支承板15
として,張り出し部15bが対角線方向に前記傾斜角β
で傾斜した図5(ロ)に示す支承板15Bを用いる。
【0015】そして,図8に示すように前記二面絞り角
管用素材4を雄型12に被せると,支承板15Bの周囲
の張り出し部15bに乗る二面絞り角管用素材4は雄型
12に垂直にセットされる。また,支承板15Bの張り
出し部15bは四角錐状の雄型本体14の一つの稜線1
4cに対して直角となり(β=δ/2であるから:δは
図14参照),かつ,雄型本体14の稜線14cを挟む
二つの面も稜線14cに対して直角になる。なお,図
8,図9は成形金型11の四角錐の対角線を含む面での
断面図である。この状態で雌型13を下降させると,図
9に示すように,二面絞り角管用素材4が雄型12と雌
型13とで絞り成形されて,図14に示すごとき二面絞
り角管8が得られる。同図(イ)は二面絞り角管8の斜
視図,同図(ロ)は二面絞り角管8の正面図,同図
(ハ)は二面絞り角管8の平面図,同図(ニ)は同図
(ハ)におけるC矢視図を示す。
【0016】四面絞り角管6を成形する場合は,図15
に示したように長い角形鋼管1を管中心線と直交する平
面Aにより所定間隔で切断してサイコロ状の角形鋼管で
ある四面絞り角管用素材2を得る。また,成形金型11
の雄型12の支承板15としては,張り出し部15bが
水平な図5(ハ)に示す支承板15Cを用いる。
【0017】そして,図10に示すように,単なるサイ
コロ状の角形鋼管である前記四面絞り角管用素材2を雄
型12に被せると,支承板15Cの周囲の水平な張り出
し部15bに乗る四面絞り角管用素材2は雄型12に垂
直にセットされる。この状態で雌型13を下降させる
と,図11に示すように,四面絞り角管用素材2が雄型
12と雌型13とで絞り成形されて,図12に示すごと
き四面絞り角管6が得られる。なお,四面絞り角管6の
成形の場合は,従来より採用されている金型と実質的に
同じ構造となる。同図(イ)は四面絞り角管6の斜視
図,同図(ロ)は四面絞り角管6の正面図,同図(ハ)
は四面絞り角管6の平面図を示す。
【0018】次に,成形対象の絞り角管が同種類(四
面,三面,二面の種類が同じ)かつ同サイズであって板
厚のみ異なる場合は,コーナー部アタッチメント24を
その板厚に対応するものと交換する。素材である角形鋼
管1が同サイズで板厚のみ異なる場合,角形鋼管1のコ
ーナー部の内アールの寸法は同じであるが,外アールの
寸法が板厚に対応して変化する。したがって,コーナー
部アタッチメント24を対応するものと交換すること
で,板厚の異なる絞り角管用素材に対応できる。
【0019】なお,三面絞り角管または二面絞り角管の
場合の支承板15A,15Bの張り出し部15bの傾斜
角αまたはβは,三面絞り角管7の対向面7bの角度γ
または二面絞り角管8対向稜線8dの角度δの厳格に2
分の1である必要はなく,絞りプレス成形の結果状態に
応じて若干調整することが考えられる。要するに,絞り
プレス成形後の形状が正しく三面絞り角管または二面絞
り角管となるように,張り出し部15bの角度を設定す
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば,四面絞り
角管,三面絞り角管,二面絞り角管の3種類の絞り角管
を成形する場合に,支承板のみを交換するのみで一つの
成形金型を兼用することが可能となる。
【0021】また,雌型の截頭四角錐状内面のコーナー
部を着脱可能なコーナー部アタッチメントで形成する構
造にすると,成形対象の絞り角管の板厚の変化に対応す
ることができる。
【0022】上記により,少ない金型で多種のサイズ・
板厚の絞り角管を成形することが可能となり,金型費用
を低減することができる。
【0023】また,従来より採用されている絞り角管製
造方法と比べると,長い角形鋼管を切断し,金型で絞り
プレス成形するという2工程で三面絞り角管または二面
絞り角管を製造することができ,製造工程が簡略化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す成形金型の一部切り欠
き正面図である。
【図2】図1における雄型の平面図である。
【図3】図1における雌型の底面図である。
【図4】図1における雌型の一部品であるコーナー部ア
タッチメントの一つを示すもので,同図(イ)は斜視
図,同図(ロ)は平面図である。
【図5】支承板の種類を示すもので,同図(イ)は三面
絞り角管用の支承板の正面図,同図(ロ)は二面絞り角
管用の支承板の正面図,同図(ハ)は四面絞り角管用の
支承板の正面図である。
【図6】上記の成形金型により三面絞り角管を成形する
要領を示すもので,図16の要領で得た三面絞り角管用
素材を成形金型にセットした状態の断面図である。
【図7】図6のように成形金型にセットした三面絞り角
管用素材を絞りプレス成形した状態の断面図である。
【図8】上記の成形金型により二面絞り角管を成形する
要領を示すもので,図17の要領で得た二面絞り角管用
素材を成形金型にセットした状態の断面図である。
【図9】図8のように成形金型にセットした二面絞り角
管用素材を絞りプレス成形した状態の断面図である。
【図10】上記の成形金型により四面絞り角管を成形す
る要領を示すもので,図15の要領で得たサイコロ状の
角形鋼管である四面絞り角管用素材を成形金型にセット
した状態の断面図である。
【図11】図10のように成形金型にセットした四面絞
り角管用素材を絞りプレス成形した状態の断面図であ
る。
【図12】四面絞り角管の図で,同図(イ)は斜視図,
同図(ロ)は正面図,同図(ハ)は平面図である。
【図13】三面絞り角管の図で,同図(イ)は斜視図,
同図(ロ)は正面図,同図(ハ)は平面図である。
【図14】二面絞り角管の図で,同図(イ)は斜視図,
同図(ロ)は正面図,同図(ハ)は平面図,同図(ニ)
は同図(ハ)におけるC矢視図である。
【図15】上記の成形金型による四面絞り角管成形に用
いる四面絞り角管用素材を長い角形鋼管から切り出す要
領の説明図である。
【図16】上記の成形金型による三面絞り角管成形に用
いる三面絞り角管用素材を長い角形鋼管から切り出す要
領の説明図である。
【図17】上記の成形金型による二面絞り角管成形に用
いる二面絞り角管用素材を長い角形鋼管から切り出す要
領の説明図である。
【符号の説明】
1 角形鋼管 2 四面絞り角管用素材 3 三面絞り角管用素材 4 二面絞り角管用素材 6 四面絞り角管 7 三面絞り角管 8 二面絞り角管 11 成形金型 12 雄型 13 雌型 14 雄型本体 15 支承板 15a 雄型本体固定用上面 15b 張り出し部 20 ガイド穴 20a ブッシュ 21 雌型本体 21a 截頭四角錐状内面 24 コーナー部アタッチメント 26 ガイドピン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角形鋼管を絞りプレス成形して角形鋼管
    柱の接続部用絞り角管を得る成形金型であって, 絞り角管用素材である角形鋼管を被せられる截頭四角錐
    状の雄型と,この雄型に対応する截頭四角錐状内面を持
    つ雌型とからなり, 前記雄型は,垂直な四角錐中心線と直交する水平な底面
    を持つ雄型本体と,前記雄型本体を乗せて固定する雄型
    本体底面と同形状の水平な雄型本体固定用上面を持ち,
    その周囲に角形鋼管の板厚部を受ける張り出し部を持つ
    交換可能な支承板とからなるとともに, 前記支承板として,前記張り出し部の水平面に対する傾
    斜角が異なるものが複数個用意されたことを特徴とする
    角形鋼管柱の接続部用絞り角管の成形金型。
  2. 【請求項2】 前記支承板として,雄型固定用上面の周
    囲の張り出し部が雄型固定用上面と面一のものと,角形
    鋼管の対向辺方向に所定の傾斜角αで傾斜したものと,
    角形鋼管の対角線方向に所定の傾斜角βで傾斜したもの
    との3種類を備えたことを特徴とする請求項1記載の角
    形鋼管柱の接続部用絞り角管の成形金型。
  3. 【請求項3】 雌型の截頭四角錐状内面のコーナー部
    を,素材の板厚に対応するコーナーアールを持つ着脱可
    能なコーナー部アタッチメントにより形成したことを特
    徴とする請求項1記載の角形鋼管柱の接続部用絞り角管
    の成形金型。
  4. 【請求項4】 前記雄型に垂直なガイド穴をあけ,プレ
    ス時にこのガイド穴に嵌入する垂直なガイドピンを前記
    雌型に固定したことを特徴とする請求項1記載の角形鋼
    管柱の接続部用絞り角管の成形金型。
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