JP2721816B2 - 下肢の静脈疾患治療用ストッキング - Google Patents

下肢の静脈疾患治療用ストッキング

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JP2721816B2
JP2721816B2 JP7091038A JP9103895A JP2721816B2 JP 2721816 B2 JP2721816 B2 JP 2721816B2 JP 7091038 A JP7091038 A JP 7091038A JP 9103895 A JP9103895 A JP 9103895A JP 2721816 B2 JP2721816 B2 JP 2721816B2
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    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/06Bandages or dressings; Absorbent pads specially adapted for feet or legs; Corn-pads; Corn-rings
    • A61F13/08Elastic stockings; for contracting aneurisms
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は下肢の静脈疾患治療用ス
トッキングに関するものである。 【0002】 【従来の技術】患者の下肢に対して圧縮力を及ぼす治療
用ストッキングは周知であり、下肢の静脈系を制御する
のに適した圧縮ストッキングを定義することが長年の間
問題にされてきた。様々な種類のストッキングと圧縮プ
ロフィールが使用されてきたが、外来患者にみられる広
範囲の静脈疾患をどんな圧縮プロフィールで処置すべき
かということは明確にされていなかった。 【0003】Sigel,Edelstein,Savitch,Hasty およ
び Felix の初期の実験の著者(Arch.Surg., 第110
巻,1975年2月,171〜175ページ)におい
て、大腿骨部の静脈の流れの速度を、伸縮性ストッキン
グの病院での使用の安全性と実用性と矛盾しないで最大
限高めるために、下肢を最も望ましく圧縮するために適
した圧縮グラジエントが定義された。しかし、この定義
は動かずに横臥している間の深部静脈血栓症の予防のた
めになされたものである。外来患者の下肢における静脈
障害の処置に適した圧縮プロフィールの定義は全く別の
問題である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的
は、改良された下肢の静脈疾患治療用ストッキングを提
供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のストッキング
は、くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのく
るぶし部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の約
0.41%ないし約0.83%の範囲の圧縮力を付与する
ための足部分とを有し、これにより、くるぶしから足部
へと減小する圧縮プロフィールで下肢に対し圧縮力を及
ぼすことを特徴とする。 【0006】本発明の特徴は、ストッキングが下肢に深
部静脈疾患をわずらっている患者に使用するための圧縮
プロフィールをなしていることである。 【0007】本発明のもう1つの特徴は、ストッキング
が下肢に表在静脈疾患をわずらっている患者に使用する
ための圧縮プロフィールをなしていることである。 【0008】さらに本発明のもう1つの特徴は、ストッ
キングが下肢に軽症の静脈疾患をわずらっている患者用
の圧縮プロフィールをなしていることである。 【0009】本発明の特徴は、ストッキングが下肢の各
部分の顕微鏡的血液力学(hemodynamics)と弁機能を静
脈充血を起こすことなく支持するために大きな圧縮グラ
ジエントを提供していることである。 【0010】さらに本発明の特徴は、ストッキングの大
きなグラジエントがまた適当なサイズ数を揃えることで
一般の大多数の人々に段階的な圧縮力の維持を保証する
ということである。 【0011】本発明のもう1つの特徴は、足部の圧縮力
を軽減したことが履き心地を良くし、と同時に止血効果
を回避するのに役立っていることである。 【0012】本発明の他の特徴は以下の本発明の実施例
の記述でよりいっそう明確なものとなるであろう。 【0013】 【実施例】以下の本発明の1実施例を図を参照して説明
する。 【0014】本発明のストッキングに使用するのに望ま
しいニット構造物が図1〜4に開示される。このニット
構造物は米国特許第 4,494,388号に開示されているので
ここに引例として言及しておく。 【0015】さて、図1は上端部にふち飾り部分14を
有するブーツ部分12とかかと部分16と足部分18と
つま先部分19からなる治療用の抗塞栓症のストッキン
グ10を図示している。ストッキング全体は、ふち飾り
部分14とつま先部分19を除いては全てここに記述す
るニット地でつくることができる。ふち飾りとつま先は
従来のジャージーでつくることができる。 【0016】本布地は2畝6段のパターンのくりかえし
からなるニット構造物である。図2、図3に示すように
6段(それぞれ1〜6で示す)がストッキングの縦方向
にくりかえし、2畝(それぞれ20,22で示す)がス
トッキングの周囲にくりかえし表われる。 【0017】第1,3,4,6段目は、E.I.dupontが販
売しているような織ったナイロン糸からなり、第2,5
段目は dupont Lycra のようなむき出しのエラストマー
糸からなる。第1段目は図示されているように右から左
へと表目と引き上げ目とが交互に表われる。2段目は表
目と浮き目とが交互に表われる。そして3段目は表目と
引き上げ目とが交互に表われる。1,2,3段目の表目
は畝20にくる。すなわち1うねおきに互いに垂直方向
に1列に並ぶ。 【0018】4段目は図示されているように右から左へ
と引き上げ目と表目とが交互に表われ、6段目も同様で
ある。5段目は浮き目と表目とが交互に表われる。4,
5,6段目の表目は1,2,3段目の表目がくる畝20
と畝20との間の畝22にくる。 【0019】前述したように、1,2,3段目の第1,
3目目はすべて表目であり畝20にある。1段目の1目
目と3目目は2段目の1目目と3目目にループ状に連絡
し、2段目の1目目と3目目は3段目の1目目と3目目
にループ状に連絡し、そして3段目の1目目と3目目は
5段目の1目目と3目目(これらは浮き目である)を通
り越して4,6段目の1目目と3目目(双方とも引き上
げ目)とともに次の1段目の1目目と3目目にループ状
に連絡する。 【0020】畝22においては、1段目の2目目と4目
目が2段目の2目目と4目目(浮き目)を通り越して、
1.3段目双方の2目目と4目目が4段目の2目目と4
目目(表目)によって形成されたループの後ろに引き上
げられる。 【0021】基本的には、4〜6段目の表目を含む畝2
2が1〜3段目の表目の畝20と畝20の間にあるよう
に1畝ずれていることを除いては、4〜6段目のパター
ンが1〜3段のパターンを再生していることが理解され
よう。 【0022】このように、畝22においては4段目の2
目目と4目目(表目)が5段目の2目目と4目目にルー
プ状に連絡し、5段目の2目目と4目目が6段目の2目
目と4目目にループ状に連絡する。さらに、6段目の2
目目と4目目は2段目の浮き目(2目目と4目目)を通
り越して次の1.3段目の2目目と4目目(双方とも引
き上げ目)とともに次の4段目の2目目と4目目にルー
プ状に連絡する。 【0023】畝20においては、4段目の1目目と3目
目(双方とも引き上げ目)が5段目の1目目と3目目
(浮き目)を通り越し、4,6段目の1目目と3目目が
1段目の1目目と3目目(表目)によって形成されたル
ープの後ろに引き上げられる。 【0024】畝20においては、3段目の表目と4段目
の引き上げ目、すなわちエラストマー糸からなる5段目
の浮き目を通り越す目が比較的長く自由な畝に沿って延
びる「脚」を有し、畝22においては6段目の表目と1
段目の引き上げ目(すなわち2段目の浮き目を通り越す
目)が同様な比較的長く自由な「脚」を有することが理
解されよう。こうした構造は布地が水平方向または周囲
方向(エラストマー糸からなる2,5段目と平行に)に
伸びることを可能にする。 【0025】垂直方向の伸張は主として図2に示される
ように布地が弛緩している間布地の対角線方向に延びて
いる引き上げ目によって可能とされる。 【0026】布地が弛緩状態にある時のストッキングの
様々な部位における1インチ毎の段数と畝数、および1
サイズのストッキングの周囲は典型的には下の表に示す
とおりである。 【0027】 【表1】使い古された場合、ストッキングは典型的には縦に(す
なわち畝に沿って)足首部分で約20%〜30%、ふく
らはぎ部分で約50%、大腿部で100%以上伸びてし
まうであろう。相対的な伸張の違いは、縦の伸張が大き
い部分程圧縮力が弱まるので、ストッキングの圧縮プロ
フィールの大きな多様性に役立つ主要なファクターであ
る。ここに記述している布地は下肢の縦方向に沿って及
ばされる圧縮力を非常に速く変化させることができる。 【0028】本布地は広範囲の機能を有する多くの編み
機のいずれを使用しても編むことができる。このような
編み機にはイタリアの Billi S.p.A.Firenze Cinstruz
ioneMacchine Tessili 製の the Zodiac 4Gや、イタ
リアの Lonati Macchine Circolaci Per Calcifici製の
the Lonati 303や、日本のナガタ精機株式会社製の
ナガタKT- Super 24がある。このような多機能機は
特定の布地を製造するように新しく注文することができ
るし、現存する機械は必要に応じて簡単に修正や調整が
できるものである。概して、必要な修正は針の選択と配
置、およびジャック(jacks)を適切に切断することに
関する。 【0029】他の実施例としては、エラストマー糸から
なる2段を表目−浮き目の組み合わせではなく表目−引
き上げ目の組み合わせにしてもよい。この場合できあが
る布地はシングルニットではなくダブルニットとなる。
1,3,4,6段目の糸は織った糸や平らな糸や紡績糸
を含む広範囲の望ましい糸の中から選択でき、2,5段
目の糸は被覆された、またはむき出しの望ましいエラス
トマー糸の中から選択できる。 【0030】本発明のストッキングの背景として、圧縮
プロフィールを適正に決定するために以下のような様々
な静脈の状態について下肢の生理学を理解する必要があ
る。 【0031】(1)徴候/まだ軽症の静脈疾患(足の疼
痛、だるさ)。(2)表在静脈疾患および(3)深部静
脈疾患。圧縮プロフィールを決定するためにまず第1に
静脈ポンプの分析をする。静脈ポンプは通常の生理機能
にあって血液を脚から送り出すメカニズムの様々な病的
条件における型を反映するからである。図5は筋肉ポン
プ断面を示すものであり、静脈血管とともに/に対して
筋肉が力強く働きかけることにより、1方向の静脈弁と
共同して血液を下肢組織からおし出すという静脈ポンプ
の解剖学的形態を示す。 【0032】静脈ポンプの動きは3つの要素または段階
に分けられている。 【0033】1, 弛緩期II−血液がゆっくりと弁を流
れるような筋肉が収縮する前のゆっくり安定した流れの
状態。 【0034】2, 収縮期−筋肉が収縮した状態であ
り、下腿の深部静脈における圧力が膝窩の静脈における
圧力より上がり、血液は筋膜部分から押し出される。普
通の弁機能はこの時血液が深部から表在系に流れるのを
防ぎ、また表在系の末梢方向への血液の流れも防ぐ。 【0035】3, 弛緩期I−筋肉の収縮が止むやいな
や深部系における圧力が突然低下し、膝窩の弁が閉じ深
部系内での血液の逆流を防ぐ。 【0036】表在部分または静脈の弁が閉じて血液の逆
流を防ぐ。下腿筋膜(the fasciacruris)における圧力
が低いので、血液は表在系から交通静脈(the perforat
orveins)を通って深部系へと流れる。筋肉の静脈支脈ま
たは筋肉内の静脈からの血液の流れは中心部の深部静脈
における圧力を増していき遂には膝窩(popliteal)の圧
力が逆転し弁が開くことになる。この時点で1周期は完
了し再び弛緩期IIが始まる。 【0037】以上に説明した周期の段階は弛緩期II,収
縮期,弛緩期Iに関連して図6に示されている。 【0038】上述した機能は正常な静脈ポンプを反映し
たものである。静脈の拡張および/または静脈弁の破壊
により、1方向の血液の流れを生み出すための弁機能の
低下の結果として様々な静脈ポンプ異常が起こる。膝窩
(popliteal)の静脈または筋膜隔室(musculo-fascio
compartment)のような深部の弁が破壊されていたり交
通静脈(perforator veins)が無能であったりするよう
な深部静脈疾患の場合、血液の流れのパターンが正常な
場合と比較して静脈ポンプの機能の3段階にわたり大き
く変化し、歩き回っている間静脈ポンプが静脈圧をつく
り出すことができないという結果になる。 【0039】深部静脈疾患の場合の1周期の段階が図7
と関連して以下に示される。 【0040】弛緩期II−血液が深部系から表在系へと外
側に送られる。 【0041】収縮期−血液が深部系から表在系へと激し
く送られ、深部静脈からの膝窩(popliteal)を通る血
液の流れがそこなわれる(compromised)。 【0042】弛緩期I−筋肉の活動が止まり、膝窩弁が
無力であり、血液は突然深部下腿静脈へと流れる。 【0043】表在静脈疾患の場合の1周期の段階が図8
に関連して以下に示される。表在静脈疾患の場合は、深
部系および交通静脈(perforators)が適正であるのに
表在静脈に弁の不適正がみられる。この場合の段階は以
下のようである。 【0044】弛緩期II−深部系および表在系には血液が
ゆっくりと安定して流れるが、弁が閉じているため交通
静脈(perforator)には血液が流れない。 【0045】収縮期−血液は深部系から膝窩(poplitea
l)を通って押し出されるが、表在静脈弁が不適正なた
め血液は表在系からは効果的に出されない。すなわち、
表在弁が1方向の血液流をつくらないので血液は方向性
のない流れとなる。 【0046】弛緩期I−下腿の筋膜(the fascia cruri
s)内の圧力が急激に減ずるため膝窩(popliteal)が閉
じる。 【0047】表在系から深部系への流れが交通静脈(pe
rforators)を通って起こるが、表在系はすぐに再び満
ちて高い静脈圧を回復する。 【0048】上記の静脈疾患の両方とも循環器系の基部
(心臓へと向かう方向の)側面での重要な静脈弁の機能
不全に関係がある。すなわち深部静脈疾患の場合には膝
窩(popliteal)弁、表在静脈疾患の場合には表在系の
中の同等の弁の機能不全に関係がある。その結果、問題
は下肢の末梢(心臓と反対の方向の)部分での大きな圧
力異常および下肢のもっと局部、細血管(smmall vesse
l circulation)での異常としてはっきりと現われる。
深部静脈疾患の場合の深部静脈循環系の末梢部分に観ら
れる異常は圧力変換器(pressure transducers)で測定
できる。同様に表在静脈疾患の場合の表在静脈系の末梢
部分に観られる異常も圧力変換器で測定できる。両方と
も重要な静脈弁の不全の結果大きくなって、正常な生理
機能との違いが表われ、重力下の大きな血液柱の衝撃に
より大きな異常を生じ、その異常は圧力の違いで容易に
測定される。これらの違いはフォトプレシスモグラフイ
(photoplethysmography)で評価することのできる細血
管循環系の局部における異常にも表われる。 【0049】その他の静脈疾患である定義づけると軽症
の怒張静脈は静脈圧のような大きいパラメーターについ
ては正常の生理と相違するものではなく、まだ一定の実
験群のもとにあるが、細血液循環系の局部において異常
が測定される。このような静脈機能の変異は小葉脈を取
り囲む部分での浮腫のような多くの顕微鏡的な血液力学
的状態の結果であると思われる。 【0050】上記疾患のそれぞれについて図9と関連し
ながら以下に問題が説明される。深部静脈疾患の場合
は、脚の基部側部分(the proximal portion)に局部的
な顕微鏡的な組織の血液力学的異常がみられる。脚の末
梢部分には深部静脈の主幹脈で大きな異常圧がみられ、
局部的な顕微鏡的な組織の血液力学的異常がみられる。
表在静脈疾患の場合は、脚の基部側部分に局部的な顕微
鏡的な組織の血液力学的異常がみられる。脚の末梢部分
には表在系に大きな異常圧がみられ、局部的な顕微鏡的
な組織の血液力学的異常がみられる。軽症の静脈疾患の
場合、弁はだいたい適正である。脚の基部側部分に局部
的な顕微鏡的な組織の血液力学的異常がみいだされる場
合もみいだされない場合もある。脚の末梢部分には、大
きな血液力学的異常はみいだされない。弁機能が正常だ
からである。しかし、ある特定の作業負荷のもとでも局
部的顕微鏡的な組織異常がみられる。 【0051】以下に、各疾患について本発明の目的が明
示される。 【0052】深部静脈疾患 末梢部分の要件 1) 歩行の間静脈ポンプを助けて血
液を押し出すように筋肉中に深部静脈系を支持する。 2) 脚内に深部静脈系を支持し、弛緩期Iの間の逆流を
減らすために静脈弁への機能を助ける。 3) 収縮期の間深部系から表在系への血流を遅らせるよ
うに交通静脈を支持する。および 4) 細血管の血液力学を支持する。 基部側部分の要件 1) 表在組織の細血管の局部的な組
織の血液力学を支持する。および 2) 静脈弁の機能を支持する。 【0053】表在静脈疾患 末梢部分の要件 1) 歩行の間静脈ポンプが血液を押
し出すのを助けるように表在静脈系を支持する。 2) 弛緩期Iの間逆流を遅らせるように表在静脈弁を支
持する。 3) 交通静脈が不適正な場合には、収縮期の間深部系か
ら表在への流れを遅らせるように交通静脈を支持する。
および 4) 細血管の血液力学を支持する。 基部側部分の要件 1) 静脈弁の支持。および 2) 細血管の血液力学の支持。 【0054】軽症の静脈疾患 末梢部分の要件 1) 細血管の血液力学を支持する。
および 2) 軽症の弁の支持。 基部側部分の要件 1) 細血管の血液力学を支持する。
および 2) 軽症の弁の支持。 【0055】上記の支持作用はすべて脚部からの静脈血
や脚部への静脈血の流出パラメーターを妨げることなく
果されなければならない。 【0056】静脈系の支持という上述した機能上の目的
にかなうということの他に、患者にとって足への過剰な
力を避けることが重要なことであり、と同時に止血効果
によって潜在的に産みだされうる足の静脈充血を回避す
ることが重要なことである。 【0057】患者の下肢の深部静脈疾患に使用するため
の圧迫ストッキング全体30が図10に示されている。
ストッキング30は患者の下肢の大部分をおおうブーツ
部分32を有し、ブーツ部分32は患者のくるぶしに対
して十分な圧縮力を及ぼすためのくるぶし部分34と、
患者のふくらはぎを圧迫するためのふくらはぎ部分36
と、大腿部を圧迫するための大腿部分38と、足を圧迫
するための足部分40とからなる。 【0058】くるぶし部分34をストッキングの圧縮力
の準拠点としてとり、圧縮プロフィールの100%とし
て示す。くるぶし部分34の圧縮力は42〜48mmHgの
間、さらには約45mmHgであることが望ましい。ストッ
キング30はくるぶし部分34によって及ぼされる最も
高い圧力で筋肉を通して末梢静脈(深部)を支持し、収
縮期の間深部および交通系の逆流を減じるようになって
いる。3種類の静脈疾患に関して、ストッキング30は
くるぶし部分の圧縮力が最大であることが必要である。 【0059】ストッキング30のその他の部分の圧縮力
はくるぶし部分の圧縮力との比較で示されている。図示
されているように、ふくらはぎ部分36の圧縮力はくる
ぶし部分34の圧縮力の50%である。そしてふくらは
ぎ部分36の圧縮力はくるぶし部分の圧縮力の40%〜
60%の範囲内である。この大きなグラジエントは、顕
微鏡的血液力学と弁機能を支持し、その上、静脈流出に
抵抗することによる静脈充血を起こさないようにしてふ
くらはぎを圧迫する。これは脚部におけるポンプの能率
を高めるために重要な要素である。ふくらはぎ部分に及
ぼされるふくらはぎ部分36の圧縮力は19.2mmHg〜
25.2mmHgであり、約22.5mmHgが望ましい。 【0060】大腿中部に及ぼされる大腿部分38の圧縮
力はふくらはぎからのもう1つの大きなグラジエントを
示し、くるぶし部分34の圧力の約26%である。大腿
部分の圧縮力はくるぶし部分34の圧縮力の16%〜3
6%の範囲内である。この大腿部分38が大腿中部に及
ぼす圧縮力は7.7〜15.1mmHgであり、望ましくは
12mmHgである。この大腿中部への圧縮力は、深部静脈
構造を支持し、局部的顕微鏡的な血液力学を支持してな
お静脈充血を回避するだけ十分に低いものである。 【0061】図示されているように、足部分に及ぼされ
る足部分40の圧縮力はくるぶしに及ぼされるくるぶし
部分34の圧縮力の約56%であるが、41%〜71%
の範囲内であってもよい。足部分に及ぼされる足部分4
0の圧縮力は19.7〜29.8mmHgの範囲内にあり、
望ましくは約25mmHgである。足部分40の圧縮力を減
じてあるのは履き心地を良くしストッキング30の利用
度を高めるとともに、止血効果を回避するためである。 【0062】下肢の表在静脈疾患患者用の中程度の圧縮
力のストッキング全体50が図11に示されており、同
番号が同部分を示すために付されている。ストッキング
50は圧縮力の強いストッキング30よりも重症でない
場合に用いられ、ストッキング50のくるぶし部分の圧
力は、圧縮力の強いストッキング30のくるぶし部分の
圧力よりも小さい。図示されているように、ここでもく
るぶし部分34が圧縮プロフィールの準拠点とされてお
り、ストッキング50によって及ぼされる圧縮力の10
0%として示されている。くるぶしに及ぼされるくるぶ
し部分34の圧縮力は28〜32mmHgの範囲内でよく、
望ましくは約30mmHgである。くるぶし部分の圧縮力は
表在系での逆流を遅らせる程度のものであり、また局部
の顕微鏡的循環を支持する程度のものである。 【0063】図示されているように、ふくらはぎ部分に
及ぼされるふくらはぎ部分36の圧縮力はくるぶし部分
34の圧縮力の約50%であり、ふくらはぎ部分の弁構
造と顕微鏡的血液力学を支持するものであるが、血液の
流出を遅らせることによる静脈充血を回避できる程度に
低いものである。このふくらはぎ部分36の圧縮力はく
るぶし部分34の圧縮力の40%〜60%の範囲内でよ
い。ふくらはぎ部分36の圧縮力は12.8〜16.8
mmHgの範囲内でよく、望ましくは15.0mmHgである。 【0064】大腿中部に及ぼされる大腿部分38の圧縮
力はくるぶし部分34の圧縮力の約30%であり、これ
は静脈流出を遅滞させることなく表在弁構造と局部的顕
微鏡的な血液力学を指示する程度のものである。大腿部
分38の大腿中部に対する圧縮力はくるぶし部分34の
圧縮力の6.4%〜11.2%の範囲内でよく、望まし
くは約9.0mmHgである。 【0065】図示されているように、足部分に及ぼされ
る足部分40の圧縮力はくるぶし部分34の圧縮力の6
0%に減らされている。これは止血効果を無くして患者
に受け入れられ易くするためである。この足部40の圧
縮力はくるぶし部分34の圧縮力の45%〜75%の範
囲内でよい。また、足部40の圧縮力は14.4〜2
1.0mmHgの範囲内でよく、望ましくは約18.0mmHg
である。 【0066】下肢の軽症の静脈疾患を治療するための圧
縮力の低いストッキング全体60が図12に示されてお
り、同番号か同部分を示すために付されている。このス
トッキング60の重要な特徴は弁構造と局部的顕微鏡的
な血液力学を穏やかに支持するということである。ここ
でもまた圧縮プロフィールで最も高い圧縮力を及ぼすの
はくるぶし部分34であり、圧縮力100%と示され
る。くるぶし部分34の圧縮力は20〜24mmHgの範囲
内でよく、望ましくは約22mmHgである。 【0067】図示されているように、ふくらはぎ部分に
対するふくらはぎ部分36の圧縮力は、支持するが静脈
充血を起こさない程度の圧力、くるぶし部分34の圧縮
力の約55%程度が望ましい。ふくらはぎ部分36の圧
縮力はくるぶし部分34の圧縮力の45%〜65%の範
囲内でよい。ふくらはぎ部分36の圧縮力は10.8〜
13.0mmHgの範囲内でよく、望ましくは約12.0mm
Hgである。 【0068】大腿中部にかかる大腿部分38の圧縮力
は、静脈流出を妨げることなく顕微鏡的な血管の支持を
し、弁機能を補助するために、くるぶし部分34の圧縮
力の約36%であることが望ましい。大腿中部にかかる
大腿部分38の圧縮力はくるぶし部分34の圧縮力の2
7%〜45%の範囲内でよい。大腿部分38の圧縮力は
6.5〜9.0mmHgの範囲内でよく、望ましくは約8.
0mmHgである。 【0069】図示されているように、足部にかかる足部
40の圧縮力はストッキング60の利用度を高め、止血
効果を回避して履き心地を良くするためにくるぶし部分
34の圧縮力の約68%にまで軽減されている。足部4
0の圧縮力はくるぶし部分34の圧縮力の53%〜83
%の範囲内でよい。足部40の圧縮力は12.7〜1
6.6mmHgの範囲内でよく、望ましくは約15.0mmHg
である。 【0070】3種類のストッキング30,50,60す
べてにおいて、足部40の圧縮力がくるぶし部分34の
圧縮力に比較して軽減されている。足部は骨構造物なの
で過剰な圧迫を加えると軟質組織をこわしやすく足の甲
のような軟質の足組織の損傷という結果になったり、足
指を圧搾してしまうことになる。本発明のストッキング
においては足部の圧縮力を軽減させてこのような可能性
をできるだけ少なくしてある。 【0071】さらに、3種類のストッキング30,5
0,60すべてにおいて、一般大衆に密接に結びついた
適当なサイズシステムにより、有意の圧縮グラジエント
がいつも適当なサイズ数で保たれる。本発明のこの側面
は生理学的機能のかぎであり、今日の市場に出ている大
多数の外来患者用ストッキングでは達成されていない。 【0072】以上の発明の詳細な説明は単に発明を明確
に理解するためのものであり発明を限定するものではな
い。当該技術分野の有識者にとっては様々な変形が明ら
かであろう。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のストッキングに利用するニット構造物
を示している圧縮ストッキングの平面図である。 【図2】本発明のストッキング用のニット構造物からな
る布地の前面を図式的に描写したものであり編み目を示
している。 【図3】ニット構造の図表記述である。 【図4】図2、図3に使用されたコーディングおよび記
号を示す記号説明表である。 【図5】患者の下肢の静脈ポンプの模型の図である。 【図6】図6a、6b、6cは、静脈ポンプの3つの様
相における図である。 【図7】図7a、7b、7cは、患者の下肢に深部静脈
疾患がある場合の静脈ポンプの異なる様相の図である。 【図8】図8a、8b、8cは、患者の下肢に表在静脈
疾患がある場合の静脈ポンプの異なる様相の図である。 【図9】患者の下肢の静脈ポンプの図である。 【図10】下肢に深部静脈疾患をわずらっている患者に
使用するための本発明のストッキングを示す立面図であ
る。 【図11】下肢に表在静脈疾患をわずらっている患者に
使用するための本発明のストッキングを示す立面図であ
る。 【図12】下肢に軽症の静脈疾患をわずらっている患者
に使用するための本発明のストッキングを示す立面図で
ある。 【符号の説明】 10 ・・・・・ ストッキング 12 ・・・・・ ブーツ部分 14 ・・・・・ ふち飾り部分 16 ・・・・・ かかと部分 18 ・・・・・ 足部分 19 ・・・・・ つま先部分 20,22 ・・・・・ 畝 1,2,3,4,5,6 ・・・・・ 段 30,50,60 ・・・・・ ストッキング全体 32 ・・・・・ ブーツ部分 34 ・・・・・ くるぶし部分 36 ・・・・・ ふくらはぎ部分 38 ・・・・・ 大腿部分 40 ・・・・・ 足部分

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのく
    るぶし部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の約
    0.41%ないし約0.83%の範囲の圧縮力を付与する
    ための足部分とを有することを特徴とする、下肢の静脈
    疾患治療用ストッキング。 2.下肢の深部静脈疾患治療用ストッキングであって、
    くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのくるぶ
    し部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の約56%
    の圧縮力を付与するための足部分とを有する、請求項1
    に記載のストッキング。 3.前記くるぶし部分が前記くるぶしに対して約45mm
    Hgの圧縮力を付与する、請求項2に記載のストッキン
    グ。 4.下肢の表在静脈疾患治療用ストッキングであって、
    くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのくるぶ
    し部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の約60%
    の圧縮力を付与する足部分とを有する、請求項1に記載
    のストッキング。 5.前記くるぶし部分が前記くるぶしに対して約30mm
    Hgの圧縮力を付与する、請求項4に記載のストッキン
    グ。 6.下肢の軽症の静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのく
    るぶし部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の約6
    8%の圧縮力を付与する足部分とを有する、請求項1に
    記載のストッキング。 7.前記くるぶし部分が前記くるぶしに対して約22mm
    Hgの圧縮力を付与する、請求項6に記載のストッキン
    グ。 8.下肢の深部静脈疾患治療用ストッキングであって、
    くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのくるぶ
    し部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の41%な
    いし71%の範囲の圧縮力を付与する足部分とを有す
    る、請求項1に記載のストッキング。 9.前記くるぶし部分が前記くるぶしに対して約45mm
    Hgの圧縮力を付与する、請求項8に記載のストッキン
    グ。 10.下肢の表在静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのく
    るぶし部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の45
    %ないし75%の範囲の圧縮力を付与する足部分とを有
    する、請求項1に記載の表在静脈疾患治療用ストッキン
    グ。 11.前記くるぶし部分が前記くるぶしに対して約30
    mmHgの圧縮力を付与する、請求項10に記載のストッキ
    ング。 12.下肢の軽症の静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに対して有効な圧縮力を付与するためのく
    るぶし部分と、足部に前記くるぶし部分の圧縮力の53
    %ないし83%の範囲の圧縮力を付与する足部分とを有
    する、請求項1に記載のストッキング。 13.前記くるぶし部分が前記くるぶしに対して約22
    mmHgの圧縮力を付与する、請求項12に記載のストッキ
    ング。 14.下肢の深部静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに約45mmHgの圧縮力を付与するくるぶし
    部分と、足部に約24mmHgの圧縮力を付与する足部分と
    を有する、請求項1に記載のストッキング。 15.下肢の表在静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに約30mmHgの圧縮力を付与するくるぶし
    部分と、足部に約18mmHgの圧縮力を付与する足部分と
    を有する、請求項1に記載のストッキング。 16.下肢の軽症の静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに約22mmHgの圧縮力を付与するくるぶし
    部分と、足部に約15mmHgの圧縮力を付与する足部分と
    を有する、請求項1に記載のストッキング。 17.下肢の深部静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに42ないし48mmHgの範囲の圧縮力を付
    与するくるぶし部分と、足部に19.7ないし29.8mm
    Hgの範囲の圧縮力を付与する足部分とを有する、請求項
    1に記載のストッキング。 18.下肢の表在静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに28ないし32mmHgの範囲の圧縮力を及
    ぼすくるぶし部分と、足に14.4ないし21.0mmHgの
    範囲の圧縮力を付与する足部分とを有する、請求項1に
    記載のストッキング。 19.下肢の軽症の静脈疾患治療用ストッキングであっ
    て、くるぶしに20ないし24mmHgの範囲内の圧縮力を
    付与するくるぶし部分と、足に12.7ないし16.6mm
    Hgの範囲の圧縮力を付与する足部分とを有する、請求項
    1に記載のストッキング。
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