JP2721566B2 - 水解紙、その製造方法およびそれを使用した水解性清掃物品 - Google Patents

水解紙、その製造方法およびそれを使用した水解性清掃物品

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水解紙、その製造方法およびそれを使用した
水解性清掃物品に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来よりトイレ周辺の清掃あるいはおしりを拭い清め
る用品として、使用後トイレに流すことができるよう
に、水解紙或いはこれに薬剤を担持させた清掃用品が使
用されている。
これらの水解紙は水分散性パルプ繊維からなるウェブ
に水溶性接着剤を噴霧含浸させるか、又は水分散性パル
プ繊維スラリーに水溶性接着剤を添加して抄紙する方法
によってつくられている。水溶性接着剤としてカルボキ
シメチルセルロースのようなアニオン性のものを使用し
た場合、繊維は負に帯電しているので繊維表面への歩留
りが悪い。特に後者の方法では、水溶性アニオン性接着
剤を使用するのは経済的に不利であった。
水解性を問題としない普通の紙の場合には、アニオン
性接着剤の歩留りを向上させるために、硫酸バンドや水
溶性カチオン性ポリマーが添加されている。例えば、特
開昭53−103003号公報には、パルプスラリーにアニオン
性紙力増強剤を添加した後、水溶性カチオン性ポリマー
を添加してアニオン性紙力増強剤を定着せしめ、その後
ロジン接着剤を添加撹拌後硫酸バンドを添加して、接着
剤を定着させる抄紙方法、特開昭54−68405号公報に
は、パルプスラリーに水溶性ポリカチオン高分子物質を
添加混合した後、アニオン性接着剤を添加撹拌後硫酸バ
ンドを添加して接着剤を定着させる抄紙方法、特開昭55
−12824号公報には、パルプスラリーにカチオン性の粒
子荷電を有する樹脂エマルジョンを添加し、次いで水溶
性アニオン性ポリマーを添加し、該パルプスラリーのpH
を4〜9に調整してなる加工紙の抄造方法、更に同様の
方法が特開昭51−92303号公報、同56−37400号公報、同
49−25204号公報、同51−10546号公報などに記載されて
いる。このように水解性を必要としない紙の製造にはア
ニオン性接着剤の歩留りを向上させるために各種のカチ
オン性ポリマーが使われている。
しかしながら、使用後水に流せる水解紙の製造におい
てはカチオン性ポリマーは使われていない。カチオン性
ポリマーはアニオン性接着剤の歩留りを向上するが、同
時に水解性を損なうからである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、水解紙において水溶性アニオン性接着
剤の歩留りを向上し、しかも水解性を損なわない歩留り
向上剤について鋭意研究した結果、特定の水溶性カチオ
ン性ポリマーが有効であることを見出し本発明を完成し
た。
即ち、本発明は、水溶性アニオン性接着剤および該接
着剤の歩留り向上剤として下記一般式 (式中、 R1:水素原子又はメチル基、 R2,R3:炭素数1〜3のアルキル基、 R4:水素原子、炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒ
ドロキシ置換アルキル基又はベンジル基、 Y:炭素数2〜4のアルキレン基又はヒドロキシ置換ア
ルキレン基 X :陰イオン n:2以上の正数 を表す。) で表される繰り返し単位を有し、且つ20%水溶液の粘度
(20℃)が9〜300CPである水溶性カチオン性ポリマー
を使用した水解紙並びにかかる水解紙の製造方法、及び
該水解紙を用いた水解性清掃物品を提供するものであ
る。
前記繰り返し単位の式において はハロゲンイオン、
硫酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、カルボン酸イ
オン、スルホン酸イオン、又はアルキル基を有するアル
キル硫酸イオンなどである。
上記一般式で表される繰り返し単位を有する重合体を
合成する原料としては例えば、ジエチルアミノエチルア
クリレート、ジエチルアミノエチルメタアクリレート、
ジプロピルアミノエチルアクリレート、ジプロピルアミ
ノエチルメタアクリレート、ジブチルアミノエチルメタ
アクリレート、ジエチルアミノプロピルメタクリルアミ
ド、ジプロピルアミノプロピルメタクリルアミド、ジプ
ロピルアミノプロピルアクリルアミド、ジブチルアミノ
プロピルメタクリルアミド、ジブチルアミノプロピルア
クリルアミドなどの単量体が挙げられる。
又、0〜70%、好ましくは0〜50%の範囲で、他のビ
ニル単量体を前記単量体と共重合させたものを用いても
よい。ビニル単量体としては上記単量体と共重合しうる
化合物であればいずれでもよいが特にアクリルアミド、
メタクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート
等の水溶性ビニル単量体が好ましい。70%以上共重合さ
せたものを用いた場合は歩留り向上効果が低下するので
好ましくない。
該重合体又は共重合体は、モノマーを(共)重合後、
4級化するか、又は4級化したモノマーを(共)重合す
ることにより得られる。4級化剤としては、例えばジメ
チル硫酸、ジエチル硫酸、メチルクロライド、エチルク
ロライド、ベンジルクロライド、酸塩などが挙げられ
る。
水溶性カチオン性ポリマーの分子量は、20%水溶液の
粘度(20℃)が9〜300CP、好ましくは9〜200CPとなる
範囲にあるものである。この範囲外のものは歩留り向上
効果はあるが、水解性を損なう。
該カチオン性ポリマーは、パルプ重量に対して0.05〜
10%、好ましくは0.5〜8%、更に好ましくは1〜6%
用いられる。カチオン性ポリマーの使用量が0.05%未満
の場合はアニオン性接着剤の歩留り向上剤としての効果
が充分でなく、10%を超える場合にはそれ以上の効果の
上昇が見られず工業的に好ましくない。
水溶性のアニオン性接着剤としては、カルボキシメチ
ルセルロース、カラギーナン、ポリアクリル酸などを用
いることができ、パルプ重量に対して0.1〜10%、好ま
しくは、1〜8%の重量で加えるのが望ましい。接着剤
の使用量が0.1%未満の場合は紙の強度上昇に関してそ
の効果は充分でなく、10%を超える場合は、効果が飽和
に達する。特に好ましいアニオン性接着剤はカルボキシ
メチルセルロースである。
本発明に於いて使用するパルプは、木材パルプ、非木
材パルプ、故紙パルプであるが、これらを主体として木
綿などの天然繊維、レーヨン、ポリビニルアルコール系
繊維、ポリエステル、ポリアクリロニトリル等の化学繊
維、ポリエチレンポリプロピレン等からなる合成パル
プ、ガラスウール等の無機繊維などを含有していてもよ
い。
本発明の水解紙の製造法はパルプスラリーにカチオン
性ポリマーとアニオン性接着剤を添加して常法により抄
紙するものであるが、好ましくは、パルプスラリーにカ
チオン性ポリマーを添加し、充分均一になる様に撹拌し
た後、アニオン性接着剤を投入し混合するのが良い。
このようにして得られた水解紙は乾燥強度が高く、し
かも水解性が良好であり、トイレットペーパー、紙ワイ
パーなどとしてそのまま使用できる。また水をほとんど
含有しない非水性の清浄薬剤を含浸させた清浄物品とし
て清浄効果を高めることができる。
一般に水溶性接着剤を使用した水解紙は水を含有する
水性清浄剤を含浸させた清掃物品とすると清浄作業に耐
えうる強度を有しない。しかしながら、本発明において
は、前述の如くして得られた水解紙に金属イオン及び水
溶性溶剤を必須成分として含有する水性清浄薬剤を含浸
することにより、清浄作業に耐え得る強度を有し、しか
も水解性を損なわない清浄物品とすることができる。こ
の清浄物品は水を多量に含浸させることができるので水
溶性汚れに対する清浄効果を高めることができる。金属
イオンは、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウ
ム、バリウムなどのアルカリ土類金属イオン、マンガ
ン、亜鉛、コバルト、或いはニッケルイオンである。ア
ニオン性接着剤がカラギーナンの場合にはカリウムイオ
ンも有用である。
上記金属イオン中、清掃作業に際し、より高い強度を
得るためには、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ム、亜鉛、コバルト、ニッケルが好ましい。
上記以外の金属イオン、例えば1価の金属イオン(カ
リウムを除く)では水解性は満足するが、清掃に耐えう
る強度は得られない。また、2価の金属イオンであるCu
2+,Fe2+,Sn2+及び3価の金属イオンであるFe3+,Al3+
ついては清掃作業に耐えうる強度は満足するが水解性能
が満足されない。
金属イオンは水酸化物、塩化物、硫酸塩、硝酸塩、炭
酸塩、ギ酸塩、酢酸塩などの水溶性金属塩を水に溶解す
ることにより供給される。金属イオンは水解紙に含有さ
れるアニオン性水溶性接着剤のアニオン基1モルに対
し、1/4モル以上、好ましくは1/2モル以上添加される。
本発明に使用される水性清浄薬剤には清掃作業に耐え
る高い強度を得るために水溶性の有機溶剤を必須成分と
して含有する。
水溶性溶剤としてはエタノール、メタノール、プロパ
ノールの如き1価の低級アルコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチ
レングリコール、ヘキシレングリコールの如きグリコー
ル類、及びそれらグリコール類とメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等の低級アルコールとの
モノ、或はジエーテル、又は前記グリコール類と低級脂
肪酸とのエステル等、更にはグリセリン、ソルビトール
等の多価アルコール等の1種或は2種以上を組み合せて
使用できる。
水解紙には、水溶性溶剤5重量%以上、好ましくは8
〜50重量%、より好ましくは10〜40重量%、水95%以
下、好ましくは92〜50重量%、より好ましくは90〜60重
量%を含有する清浄薬剤を水解紙重量に対し100〜250%
量(owf)含浸させる。該清浄薬剤には、必要によりア
ニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、両性界面活性剤等々の界面活性剤、殺菌剤、消
臭剤等の成分を添加する事が出来る。
〔実 施 例〕 以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下の実施例及び比較例で得られた水解紙又は水解性
清掃物品を用いて次の方法により性能を評価した。
評価方法 〈乾燥引張強度又は湿潤引張強度〉 得られた水解紙又は水解性清掃物品を幅25mm、長さ10
0mmの短冊状に裁断した後、速やかに万能圧縮引張試験
機(オリエンティック社製RTM−25)を用いて、引張速
度300mm/min、試験片つかみ間隔50mmの条件で破断時の
強度を測定した。
〈紙粉・シートの毛羽立ち発生状態〉 黒いタイル面(目地入り)を5分間拭った際の紙粉の
発生状態、シートの毛羽立ち状態を下記の判定基準に基
づいて評価した。
○:紙粉の発生がほとんど認められず、シートの毛羽立
ちも生じない。
△:若干紙粉の発生が認められるが、シートの毛羽立ち
は生じない。
×:紙粉の発生が認められ、シートの毛羽立ちも生じ
る。
〈水 解 性〉 1ビーカーに500mlの水を入れ、スターラーで300rp
mに撹拌する。
水解紙又は水解性清掃物品を50×50mmに裁断し、それ
を撹拌液中に投入して69秒後の崩壊状態を評価した。
なお、分散性評価においては、市販のトイレットペー
パーを分散性良好なシートの基準とした。
この時の判定基準は以下の通りである。
○:分散性良好 △:分散性やや不良 ×:分散性不良 〈CMC定量法〉 水解紙を6%NaOH水溶液中で1時間撹拌分散し、濾過
後、濾液中のCMCを0.01%2,7−ジヒドロキシナフタレン
の硫酸溶液の発色を利用して比較定量した。
実施例1 叩解したNBKP1%スラリーに下記式 で表される繰り返し単位を有し、表−1に示す各種粘度
を有するカチオン性重合体を対パルプ5重量%で投入
し、撹拌の後、水溶性アニオン接着剤としてカルボキシ
メチルセルロース(CMC2280,ダイセル化学工業(株)
製)対パルプ5重量%を用いて抄紙して、坪量25g/m2
紙を得た。
比較例1 実施例1においてカチオン性重合体を使用せずに水解
紙を調製した。
比較例2 実施例1においてカチオン性重合体をカチオン化澱粉
(MW40万、カチオン化度1.0)に置き換えた他は同様に
して抄紙し、水解紙を調製した。
比較例3 実施例1においてカチオン性重合体をアクリルアミド
80mol%とジメチルアミノエチルメタアクリレート20mol
%との共重合体(粘度50CP)に置き換えた他は同様にし
て抄紙し、水解紙を調製した。
上記実施例1及び比較例1〜3で得られた水解紙を用
いて前記の評価方法によって性能を評価した。その結果
を表−1に示す。
実施例2 叩解したNBKP1%スラリーに下記の繰り返し単位 (n1は2以上、n2は0又は1以上の正数) を有するカチオン性ポリマーを対パルプ重量5%で加
え、次いで水溶性アニオン接着剤としてカルボキシメチ
ルセルロース(CMC)を5%添加して抄紙した坪量22g/m
2の紙の性質を表−2に示す。
実施例3 実施例1のNo.3の水解紙に、硫酸亜鉛/ポリオキシエ
チレンドデシルエーテル(=8)/プロピレングリコ
ール/水=1/1/15/83よりなる水性清浄薬剤を、水解紙
重量に対して1.5倍量になるように含浸させ、水解性清
浄物品を得た。
該清掃物品の湿潤引張強度はMD方向450g/25mm、CD方
向180g/25mmであり、また紙粉の発生はほとんど認めら
れず、シートの毛羽立ちも生じなかった。水解性評価に
おいても60秒以内に完全に水中に崩壊分散した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−118997(JP,A) 特開 昭58−186696(JP,A) 特開 昭57−164108(JP,A) 特開 昭59−27903(JP,A) 特公 昭64−4000(JP,B2) 特公 平4−53812(JP,B2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性アニオン性接着剤および該接着剤の
    歩留り向上剤として下記一般式で表される繰り返し単位
    を有し、且つ20%水溶液の粘度(20℃)が9〜300CPで
    ある水溶性カチオン性ポリマーを使用した水解紙。 (式中、 R1:水素原子又はメチル基、 R2,R3:炭素数1〜3のアルキル基、 R4:水素原子、炭素数1〜3のアルキル基若しくはヒド
    ロキシ置換アルキル基又はベンジル基、 Y:炭素数2〜4のアルキレン基又はヒドロキシ置換アル
    キレン基 X :陰イオン n:2以上の正数 を表す。)
  2. 【請求項2】パルプスラリーに、請求項1記載の水溶性
    カチオン性ポリマーを添加混合後、水溶性アニオン性接
    着剤を添加して抄紙することを特徴とする水解紙の製造
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の水解紙に、カリウム、アル
    カリ土類金属、マンガン、亜鉛、コバルトおよびニッケ
    ルからなる群から選ばれた金属イオン及び水溶性溶剤を
    含有する清浄薬剤を含浸してなることを特徴とする水解
    性清掃物品。
  4. 【請求項4】水溶性アニオン性接着剤が、カルボキシメ
    チルセルロースナトリウム、カラギーナン、およびポリ
    アクリル酸ナトリウムからなる群から選ばれたものであ
    る請求項3記載の水解性清掃物品。
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