JP2721470C - - Google Patents

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JP2721470C
JP2721470C JP2721470C JP 2721470 C JP2721470 C JP 2721470C JP 2721470 C JP2721470 C JP 2721470C
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JP
Japan
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lens
holding member
fixed
focus
lens barrel
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、ズーム、フォーカスの各レンズ群(ズーム系、フォーカス系)や、
絞り羽根(可動絞り)を、各々の駆動部により駆動するレンズ鏡筒に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、ステッピングモーターを駆動源とし、送りネジとラックネジの噛み合い
により駆動力を伝達することで、各レンズ群を移動させるレンズ鏡筒では、汎用
性を持たせるため、外形をほぼ円筒形としたモーターが使用されていた。 【0003】 また、ビデオカメラに使用されるような、リニアな動きを必要とする絞りの駆
動部にも、外観がほぼ円筒形のモータユニット(アクチュエーター)が使用され
ていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら上記従来例では、以下のような欠点があった。 【0005】 レンズ鏡筒をその光学性能を維持させた上で最小にした形状は、ほぼ円筒形状
となる。 【0006】 しかしながら、ズーム系、フォーカス系、絞り羽根の各駆動部は外径が大きく
、各駆動部が上記最小形状より大きくはみ出して、レンズ鏡筒の小型化を阻んで
いた。 【0007】 【課題を解決するための手段】 本発明のレンズ鏡筒は、物体側から順にズーム系、可動絞り、フォーカス系を
有し、前記ズーム系と前記可動絞りと前記フォーカス系の各々を駆動する円弧状
の駆動部を前記絞りより像側の鏡筒の外周に沿わせて配置し、外観がほぼ円筒と
なるようにしたことを特徴とする。 本願では、物体側から順に第1の固定系としての固定レンズ群、上記のズーム系
としての移動レンズ群、第2の固定系としての固定レンズ群、上記のフォーカス
としての移動レンズ群とを有することを特徴とするレンズ鏡筒を開示する。 【0008】 【実施例】 図1は本発明の実施例を示す図であり、同図において、1は第1レンズ群を保
持する固定の第1のレンズ保持部材、2は第2レンズ群(ズーム系)を保持し、
移動により変倍を行う第2のレンズ保持部材、3は第3レンズ群を保持する固定
の第3のレンズ保持部材、4は第4レンズ群(フォーカス系)を保持し、移動に
よりフォーカスを行う第4のレンズ保持部材、5はその上に物体の像が形成され
る撮像素子の取り付け部5aを有する後部固定鏡筒である。 【0009】 第2のレンズ保持部材2は、第1のレンズ保持部材1と第3のレンズ保持部材
3により固定されたガイドバー6,7に移動可能に支持され、光軸方向に移動可
能である。 【0010】 第2のレンズ保持部材2の穴2a,2bにより支持されたラック歯8は、第3 のレンズ保持部材3に固定された円弧形状のステッピングモーター(ズーム用駆
動部)9の出力ネジ軸9aと噛み合い、ステッピングモーター9の出力ネジ軸9
aが回転することで、第2のレンズ保持部材2を光軸方向に駆動する。 【0011】 第2のレンズ保持部材2の突起部2cと、第1のレンズ保持部材1に固定され
センサースイッチ10は第2レンズ群の位置検出手段を構成しており、センサー
スイッチ10の出力に基づき、第2のレンズ保持部材2の初期位置は決定される
。 【0012】 絞り羽根12,13は、各々の穴12a,13aに第3のレンズ保持部材3の
位置決めピン(不図示)が挿入され、この位置決めピンを中心に第3のレンズ保
持部材3に設けられたガイドレール(不図示)及び羽根押さえ板11のガイドレ
ール11aに沿って光軸に直交する方向に回転自在となっている。円弧形状の絞
り駆動部14は第3のレンズ保持部材3に固定され、出力軸14aは絞り羽根1
2,13の長穴12b,13bに挿入されており、出力軸14aが円弧穴に沿っ
て揺動することにより絞り羽根12,13を駆動する。 【0013】 第4のレンズ保持部材4は、第3のレンズ保持部材3と後部固定鏡筒5とによ
り固定されたガイドバー15,16によって移動可能に支持され、光軸方向に移
動可能である。 【0014】 第2のレンズ保持部材2と同様に第4のレンズ保持部材4に支持されたラック
歯17は、後部固定鏡筒5に固定された円弧形状のステッピングモーター(フォ
ーカス用駆動部)18の出力ネジ軸18aと噛み合い、ステッピングモーター1
8の出力ネジ軸18aが回転することで、第4のレンズ保持部材4を光軸方向に
駆動する。 【0015】 第4のレンズ保持部材4の突起部4aと、後部固定鏡筒5に固定されたセンサ
ースイッチ19は第4レンズ群の位置検出手段を構成しており、センサースイ ッチ19の出力に基づき、第4のレンズ保持部材4の初期位置は決定される。 【0016】 本実施例のレンズ鏡筒をピント面側(像側)から見た平面図を図2に示す。 【0017】 図2において、ズーム、フォーカス、絞りの各円弧状のアクチュエーター9,
14,18は、絞り羽根12,13と撮像素子の取り付け部5aの間であって、
光束が絞られて鏡筒の外径を小さくできる箇所である円筒形の鏡筒の外周に沿わ
せて配置しており、レンズ鏡筒の外観がほぼ円筒となる。 【0018】 尚、ズームとフォーカス用ステッピングモーターの位置関係は、上下逆でも構
わない。 【0019】 [他の実施例] 他の実施例のレンズ鏡筒をピント面側から見た図を図3,4に示す。 【0020】 図3の実施例においては、ズーム、フォーカス、絞りの各円弧状のアクチュエ
ーター9,14,18を円形鏡筒の外周に沿わせて配置して外観がほぼ円形とな
るようにし、しかもアクチュエーター9,18の一方の側のレンズ鏡筒の形状を
カットすることでレンズユニットの幅方向の寸法を小さくしている。 【0021】 尚、ズームとフォーカス用ステッピングモーターの位置関係は、上下逆でも構
わない。 【0022】 図4の実施例においては、ズーム、フォーカス、絞りの各円弧状のアクチュエ
ーター9,14,18を円形鏡筒の外周に沿わせて配置して外観がほぼ円形とな
るようにし、しかもアクチュエーター14,18の一方の側のレンズ鏡筒の形状
をカットすることでレンズユニットの高さ方向の寸法を小さくしている。 【0023】 尚、ズームとフォーカス用ステッピングモーターの位置関係は、逆でも構わな い。 【0024】 【発明の効果】 以上説明したように、物体側から順にズーム系、可動絞り、フォーカス系を有
し、前記ズーム系と前記可動絞りと前記フォーカス系の各々を駆動する円弧状の
駆動部を前記絞りより像側の鏡筒の外周に沿わせて配置し、外観がほぼ円筒とな
るようにすることで、レンズ鏡筒の小型化が図れる。 【0025】 これは、図3,4に示したような、レンズ鏡筒の一方向の寸法を小さくした時
、より効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例としてのレンズユニットの構成を表す斜視図 【図2】 図1を組立てたときの後方(ピント面側から)から見た平面図 【図3】 他の実施例を表す平面図 【図4】 更に他の実施例を表す平面図 【符号の説明】 1 第1のレンズ保持部材 2 第2のレンズ保持部材 3 第3のレンズ保持部材 4 第4のレンズ保持部材 5 後方固定鏡筒 9 ズーム用駆動部 12 絞り羽根 14 絞り用駆動部 18 フォーカス用駆動部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 物体側から順にズーム系、可動絞り、フォーカス系を有し、前
    記ズーム系と前記可動絞りと前記フォーカス系の各々を駆動する円弧状の駆動部
    を前記絞りより像側の略円筒形の鏡筒の外周に沿わせて配置し、外観がほぼ円筒
    となるようにしたことを特徴とするレンズ鏡筒。 【請求項2】 前記物体側から順に第1の固定系としての固定レンズ群、前記
    ズーム系としての移動レンズ群、第2の固定系としての固定レンズ群、前記フォ
    ーカス系としての移動レンズ群とを有することを特徴とする請求項1に記載のレ
    ンズ鏡筒。

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