JP2017078766A - 駆動部材、レンズ鏡筒及び光学機器 - Google Patents
駆動部材、レンズ鏡筒及び光学機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017078766A JP2017078766A JP2015206138A JP2015206138A JP2017078766A JP 2017078766 A JP2017078766 A JP 2017078766A JP 2015206138 A JP2015206138 A JP 2015206138A JP 2015206138 A JP2015206138 A JP 2015206138A JP 2017078766 A JP2017078766 A JP 2017078766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft member
- lens
- holding
- shaft
- holding frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の駆動部材100は、外周面にねじ溝が形成された複数の軸部材71と、前記軸部材71をそれぞれ回転駆動する複数のアクチュエータ70と、前記ねじ溝と噛み合う噛合部83aを内周面に有し、前記アクチュエータ70による前記軸部材71の回転駆動によって移動する複数の移動部と、前記複数の移動部に連結され、前記移動部の移動に伴って移動する1つの被駆動部材L3と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
また、本発明のレンズ鏡筒は、前記被駆動部材がレンズを保持するレンズ保持枠であり、前記駆動部材を備える構成とした。
さらに、本発明の光学機器は、前記レンズ鏡筒を備える構成とした。
なお、以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、レンズ鏡筒3をカメラ本体2に装着した状態で、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において、撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向、上側に向かう方向をYプラス方向、被写体に向かう方向をZプラス方向とする。なお、Z方向は光軸OA方向と同じ方向である。
図1は、第1実施形態の駆動部材100を備えるレンズ鏡筒3の断面図である。
レンズ鏡筒3は、カメラ本体2に着脱可能である。レンズ鏡筒3は、焦点距離を連続的に変化させることのできるいわゆるズームレンズである。
レンズ鏡筒3は、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5及び第6レンズ群L6の6つのレンズ群から成る撮影光学系を備えている。
被写体からの光は、第1レンズ群L1〜第6レンズ群L6を経て、カメラ本体2側へ被写体光として入射する。
また、固定筒31における、マウント部32の内側に、基板33が取り付けられ、基板33には、レンズ鏡筒3を統括制御する制御部及び記憶部が設けられている。
第1レンズ群L1は、第1レンズ保持枠41に保持されている。第1レンズ保持枠41は、略円筒状の枠である。
第1レンズ保持枠41の外周面には、カム筒47の外周側に形成されたカム溝48に係合するカムピン41aが設けられており、第1レンズ保持枠41はカム筒47の回転に伴いZ方向に移動する。
第2レンズ群L2は、第2レンズ保持枠42に保持されている。第2レンズ保持枠42は、第2レンズ群L2を保持する略円筒状の枠であり、第1レンズ保持枠41の後側(Zマイナス側)に配置される。
第2レンズ保持枠42の外周面には、カム筒47の内周面に形成されたカム溝52に係合するカムピン42aが設けられており、第2レンズ保持枠42は、カム筒47の回転に伴いZ方向に移動する。
第2レンズ群L2の後側には、絞りユニット50が配置されている。絞りユニット50は、絞り羽根を保持し、絞り保持筒51に保持されている。絞り保持筒51は、後述する第4レンズ保持枠44に固定され、第4レンズ保持枠44とともにZ方向に移動する。
第2レンズ群L2の後側には、駆動部材100が配置されている。
駆動部材100は、第3レンズ保持枠43、軸部材71A,71B、ステッピングモータ70A,70Bを含む。
第3レンズ保持枠43は、フォーカスレンズ群である第3レンズ群L3を保持する。第3レンズ保持枠43は、2本の軸部材71A,71B(図1には軸部材71Aのみ図示する。以下、特に軸部材71Aと71Bとを区別して説明する必要がない場合、軸部材71として説明する)によって駆動される。2本の軸部材71A,71Bは、Z方向に延び、外周にねじ溝が切られている。
2本の軸部材71A,71Bは、ステッピングモータ70A,70B(図1にはステッピングモータ70Aのみ図示する。以下、特にステッピングモータ70Aと70Bとを区別して説明する必要がない場合、ステッピングモータ70として説明する)にそれぞれ連結され、ステッピングモータ70A,70Bの回転によってそれぞれ回転する。
なお、駆動部材100については後に詳述する。
第3レンズ保持枠43の下部には、ガイド軸係合部85が形成されている。
ガイド軸係合部85の先端部には、溝部86(後述の図2に図示)が形成されている。溝部86は、第4レンズ保持枠44と絞り保持筒51との間を連結する連結筒55のZ方向の両端に架け渡されたガイド軸74と係合し、このガイド軸74に沿ってZ方向に移動する。
第4レンズ保持枠44は、第4レンズ群L4を保持する略円筒状の枠であり、第3レンズ群L3後側に配置される。第4レンズ保持枠44は、直進筒34に固定され、直進筒34とともに光軸方向に移動する。
第4レンズ保持枠44の後方には、ブレ補正レンズである第5レンズ群L5を保持する第5レンズ保持枠45が配置されている。第5レンズ保持枠45は、固定フレーム61に対して光軸OAと直交する面内において移動可能な可動フレームである。
第6レンズ保持枠46は、第5レンズ保持枠45の後方に配置され、直進筒34に固定されている。
次に駆動部材100について詳細に説明する。
図2は駆動部材100の斜視図である。上述のように、駆動部材100は、第3レンズ保持枠43、軸部材71、ステッピングモータ70を含む。
図4は図2のXプラス側から見た側面図である。
図5は第3レンズ保持枠43の部分斜視図であり、(a)はZマイナス方向斜めから見た図、(b)はZプラス方向斜めから見た図である。
図6は第3レンズ保持枠43と、軸部材71との係合状態を示した図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。
ラック部82は、Z方向に沿って、Zマイナス方向に設けられた第1保持部83と、そのZプラス方向に配置された第2保持部84とを備える。本実施形態において、第1保持部83と、第2保持部84と、連結部81と、円環部80とは一体的に製造されている。ただし、これに限定されず、別部材であってもよい。
図5に示すように、第1保持部83は、直方体の長手方向上端部(Yプラス側)が長手方向の外側に張り出し、長手方向断面がT字型の部材である。
第1保持部83は、長手方向がX軸に沿うようにして、長手方向中央部の下部が連結部81に連結され、円環部80の外径側に配置されている。
この第3レンズ保持枠43の噛合部83aと、軸部材71のねじ溝とは噛合し、ステッピングモータ70が駆動して軸部材71が回転すると、その回転によって軸部材71に対して噛合部83aが光軸方向に移動して第3レンズ保持枠43が噛合部83aとともに移動する。なお、噛合部83aのねじ溝及び軸部材71のねじ溝は、連続して形成されていなくてもよい。
また、張り出し部の下面は、ステッピングモータ70から延びる軸部材71を上から抑える上部保持面83bである。
第2保持部84は、直方体の長手方向の両端部が上方に延びた形状で、さらに長手方向の中央部には上方に延びる突起部が84c形成されている。
第2保持部84も、長手方向をX軸と平行にして第1保持部83のZプラス側に連結されている。
また、第2保持部84の上方に延びた部分の内面(互いに対向する面)は、ZY面に沿った側部保持面84aである。第2保持部84の直方体部分の上面の、側部保持面84aから連続する部分は下部保持面84bである。
一部分71Pの下部は、下部保持面84bに載置され、側部は側部保持面84aと当接する。
他部分71Qの側部は、噛合部83aと噛合し、上部は、上部保持面83bと当接する。
そして、ステッピングモータ70の回転により軸部材71が回転すると、ラック部43はZ方向に移動する。
図2に示すように、軸部材71のステッピングモータ70側(Zマイナス側)基端部と、Zプラス側の先端部との間には、カバー部72が架け渡されている。カバー部72の基端部及び先端部にはそれぞれ軸挿通孔72aが設けられ、その軸挿通孔に軸部材71が挿通されている。
また、カバー部72の基端部は、先端部より面積が広く、複数の取付孔72bが設けられ、取付孔72bの一方からねじを通し、取付孔72bを貫通したねじの先端を第2レンズ保持枠42に設けられたねじ穴に螺合することで、駆動部材100は第2レンズ保持枠42に固定される。
ズーミングの際、レンズ鏡筒3において操作環40を回転すると、カム筒47が回転する。カム筒47の回転に伴い、第1レンズ保持枠41、第2レンズ保持枠42、及び、直進筒34がZ方向に駆動され、それらの筒部材とともに、第4レンズ保持枠44、第5レンズ保持枠45、及び第6レンズ保持枠46が移動し、第3レンズ保持枠43は操作環40の回転量を検出するエンコーダ(図示せず)からの信号により、スッテピングモータ70を所定量駆動してZ方向に移動する。
フォーカシングの際、レンズ鏡筒3は、2つのステッピングモータ70A,70Bのそれぞれの回転により、2本の軸部材71A,71Bがそれぞれ回転し、その回転によって、ラック部82が、第3レンズ保持枠43とともにZ方向に移動する。
本実施形態において、2つのステッピングモータ70A,70Bの駆動タイミングは異なる。
図7(a)〜(d)は、フォーカシングの際の、2つのステッピングモータ70A,70Bの駆動のタイミングを示す図である。
(a)は第3レンズ保持枠43の駆動開始前の状態を示す。
図示するように、第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向前面が、ステッピングモータ70Aによって駆動される軸部材71Aのねじ部の進行方向後面と当接している。
第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向後面が、ステッピングモータ70Bによって駆動される軸部材71Bのねじ部の進行方向前面と当接している。
このように第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向の前後の面が、軸部材71A及び軸部材71Bのねじ部によってそれぞれ保持されているので、第3レンズ保持枠43は、軸部材71Aと軸部材71Bとの間でガタを生じさせない状態で保持されている。
(b)は第3レンズ保持枠43の駆動開始直後の状態を示す。
ステッピングモータ70Aが駆動され、軸部材71Aが回転を開始する。
ステッピングモータ70Aが所定パルス駆動されると、軸部材71Aの進行方向後面が進行方向前側に移動するので、その進行方向後面と第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向前面との間にガタgが生じる。
一方、ステッピングモータ70Bはまだ駆動されていないので、軸部材71Bはまだ回転しておらず、第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向前面は軸部材71Bのねじ部の進行方向後面との間にガタgが生じたままである。
(c)は第3レンズ保持枠43の駆動中の状態を示す。
ステッピングモータ70Aの所定パルス駆動後、ステッピングモータ70Bも駆動を開始し、軸部材71Bも回転を開始する。
そうすると、ガタgが噛合部83aと軸部材71との間にそれぞれ存在する状態で、第3レンズ保持枠43のねじ部は進行方向後側が、軸部材71A及び軸部材71Bのねじ部の進行方向前側によって押されて進行方向に駆動される。
このように、第3レンズ保持枠43は、ガタgが生じたままの状態で駆動されるので、それぞれのステッピングモータ70A,70Bからの駆動力のロスを小さくすることができ、駆動力の伝達効率を上げて大きな駆動力を得ることができ、重いレンズであっても移動可能になる。
なお、上述の所定パルス数の情報(パルス情報)は、上述の記憶部に保持されている。このパルス情報は、レンズ鏡筒3がカメラ本体2に装着されたときに、カメラ本体2の制御部に送信される。カメラ本体2の制御部は、そのパルス情報を基にしたステッピングモータ70の制御指示を、レンズ鏡筒3の制御部33に送信する。
(d)は第3レンズ保持枠43の停止時の状態を示す。
第3レンズ保持枠43を停止させる場合、まず、ステッピングモータ70Aを停止する。そうするとステッピングモータ70Aの軸部材71Aも停止する。
このとき、ステッピングモータ70Bはまだ駆動しているので、軸部材71Bもまだ回転している。したがって、第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向後面は、軸部材71Bの進行方向前面によって押されているので、第3レンズ保持枠43は前進を続ける。
第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向後面が軸部材71Bのねじ部の進行方向前面と当接している。
したがって第3レンズ保持枠43の噛合部83aの進行方向の前後の面が、軸部材71A及び軸部材71Bによってそれぞれ保持されるので、第3レンズ保持枠43は、軸部材71Aと軸部材71Bとの間でガタなく保持される。
しかし、本実施形態によると、付勢バネ等のガタ取り部材を用いないため、ステッピングモータにそのような余分なパワーが不要であり、ステッピングモータの駆動力のロスを小さくすることができる。
一例として、ウォブリングのような、常にレンズを動かすモードの場合、存在するガタの全てではなく、一部だけ除去する等を行ってもよい。
これにより第3レンズ群L3のより安定した直進駆動が可能になる。
しかし、本実施形態では、軸部材71A,71Bを、噛合部83a、上側保持面83b、側部保持面84a、下側保持面84bのそれぞれ4点で保持しているので、必ずしも溝部86とガイド軸74とは必要ではない。
すなわち、溝部86とガイド軸74を設けない構成でも、2本の軸部材71A、71Bによってラック部82が保持されているのでXY平面内での揺動を生じない。
第1実施形態では、第3レンズ保持枠43のラック部82が、第1保持部83と、第2保持部84とを備え、これらが一体的に製造されている駆動部材100について説明した。しかし、駆動部材はこれに限定されない。
図8は第2実施形態の駆動部材200を示した図である。図9は、第2実施形態の駆動部材200のラック部282の分解斜視図である。
駆動部材200のラック部282は。円環部280と、円環部280から延びる連結部281と、連結部281に取り付けられた第1保持部283と、第1保持部283に対して着脱可能な第2保持部284とを備える。
その他の構成については第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
第1保持部283は、直方体の長手方向上端部(Yプラス側)を切り欠いて段部283dを設けた形状である。
第1保持部283は、長手方向がX軸に沿うようにして、下面が連結部281に連結された状態で円環部280の外径側に配置されている。
直方体部分における段部の長手方向両端側面は、YZ平面に沿った互いに平行な面で、ねじ溝が切られた噛合部283aである。この噛合部283aと、軸部材71のねじ部との噛合により、ステッピングモータ70が駆動して軸部材71が回転すると、第3レンズ保持枠43が移動する。
また、段部283dの下面は、ステッピングモータ70から延びる軸部材71を下から抑える下部保持面283bである。
第1保持部283の上面には、ねじ穴283cと、位置決め用突部284eとが設けられている。
第2保持部284は、第1保持部283に対して着脱可能な部材であり、矩形の板部材284dと、その長手方向両端から下部に延びる下部延在部284cとを備える形状である。
下部延在部284cの内側面(互いに対向する2つの側面)は、ZY面に沿った側部保持面284aである。
板部材の両端部の下面は、上部保持面284bである。
板部材の中央には、ねじ貫通孔284eが設けられ、そのねじ貫通孔284eの両側には、第1保持部283の位置決め用突部294eが挿入される位置調節孔(図示せず)が設けられている。
そして第2保持部284を第1保持部283の上部に載置する。
このとき、第1保持部283の位置決め用突部294eを位置調節孔に挿入することで、第2保持部284を第1保持部283に対して位置決めする。
次いで、第2保持部284のねじ貫通孔284eよりねじを挿入し、第1保持部283のねじ穴283cに螺合することで、第2保持部284を第1保持部283に固定する。
このとき、軸部材71のみぞ部は噛合部283aと噛合し、軸部材71の下部は第1保持部283の下部保持面283b、上部は第2保持部284の上部保持面284b、側部は第2保持部284の側部保持面284aと当接する。
第1実施形態では、ステッピングモータ70がラック部82に対してZ方向の同一方向に配置されている駆動部材100について説明した。しかし、ステッピングモータの配置はこれに限定されない。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果が得られる。
図11は第4実施形態の駆動部材400を示した図である。
本実施形態は、第3実施形態のように、ステッピングモータ470A、470Bは、Z方向のプラス側とマイナス側とにそれぞれ配置されている。さらに第2実施形態のように、駆動部材400のラック部482は、円環部480と、円環部480から延びる延在部481と、延在部481に取り付けられた第1保持部483と、第1保持部483に対して着脱可能な第2保持部484とを備える。
その他の構成については第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果が得られる。
(1)実施形態では、第1保持部と、連結部と、円環部とが一体的に製造されている形態について説明したが、これに限定されず、別部材であってもよい。例えば、円環部と第1保持部とは連結部によって着脱可能に固定される構成であってもよい。また、連結部と第1保持部とを別部材として連結せず、連結部を第1保持部に押し付けるような付勢力を有する弾性部材を設けることとしてもよい。この場合、連結部と第1保持部との相対的な位置は、製造時や分解時は固定されないが、少なくともレンズ鏡筒の使用時には弾性部材を介することにより固定される。
一例として、ウォブリングのような、常にレンズを動かすモードの場合、存在するガタの全てではなく、一部分だけ除去する等を行ってもよい。
また、軸部材が少なくとも3点で保持されていればよい。
また、本実施形態では、軸部材のねじ部に対向する4面のうち1つの面のみにねじ溝を切って噛合部を形成したが、2以上の面にねじ溝を切っていてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (8)
- 外周面にねじ溝が形成された第1軸部材および第2軸部材と、
前記第1軸部材を回転駆動する第1アクチュエータと、
前記第2軸部材を回転駆動する第2アクチュエータと、
前記第1軸部材のねじ溝と噛み合う第1噛合部を内周面に有し、かつ、前記第2軸部材のねじ溝と噛み合う第2噛合部を内周面に有する移動部と、
前記移動部に連結される1つの被駆動部材と、
を備えること、
を特徴とする駆動部材。 - 請求項1に記載の駆動部材であって、
前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータを制御する制御部を備え、
前記移動部と前記1つの被駆動部材とは相対的な位置を固定されており、
前記制御部は、前記第1軸部材と前記第2軸部材との駆動停止時を異ならせること、
を特徴とする駆動部材。 - 請求項1または2に記載の駆動部材であって、
前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータを制御する制御部を備え、
前記移動部と前記1つの被駆動部材とは相対的な位置を固定されており、
前記制御部は、
前記駆動部材の駆動開始時において、前記第1軸部材を駆動させた後、前記第2軸部材を駆動し、
前記駆動部材の駆動停止時において、前記第1軸部材を停止させた後、前記第2軸部材を停止すること、
を特徴とする駆動部材。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の駆動部材であって、
前記第1噛合部は、前記第1軸部材の外周面と対向する面を3つ以上有し、前記3つの面のうちの少なくとも1つに前記第1噛合部が形成されていること、
を特徴とする駆動部材。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の駆動部材であって、
前記第1軸部材が回転駆動することにより前記第1噛合面が移動する方向と、
前記第2軸部材が前記第1軸部材と同じ方向に回転駆動することにより前記第2噛合面が移動する方向とは、異なること、
を特徴とする駆動部材。 - 前記被駆動部材がレンズを保持するレンズ保持枠であり、
請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動部材を備えること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、
前記第1軸部材の中心軸と前記第2軸部材の中心軸とは、前記レンズの中心から径方向に等しい距離に配置されていること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項6または7に記載のレンズ鏡筒を備える光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015206138A JP2017078766A (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 駆動部材、レンズ鏡筒及び光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015206138A JP2017078766A (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 駆動部材、レンズ鏡筒及び光学機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017078766A true JP2017078766A (ja) | 2017-04-27 |
Family
ID=58667049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015206138A Pending JP2017078766A (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 駆動部材、レンズ鏡筒及び光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017078766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019197118A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd | レンズ装置、撮像装置、及び移動体 |
-
2015
- 2015-10-20 JP JP2015206138A patent/JP2017078766A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019197118A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd | レンズ装置、撮像装置、及び移動体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5832264B2 (ja) | 交換レンズ | |
US8248709B2 (en) | Zoom lens barrel that attains a higher photographing magnification | |
US10809490B2 (en) | Lens barrel and imaging device | |
JP2017078766A (ja) | 駆動部材、レンズ鏡筒及び光学機器 | |
JP5822558B2 (ja) | レンズ鏡筒およびカメラシステム | |
JP6393896B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP5982890B2 (ja) | レンズ鏡筒及び光学機器 | |
JP5915038B2 (ja) | レンズアセンブリ、レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP2015191141A (ja) | レンズ装置及びそれを有する撮像装置 | |
US9134589B2 (en) | Lens barrel | |
JP2013164583A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2017102446A (ja) | レンズ鏡筒 | |
US10025059B2 (en) | Optical apparatus | |
JP2017146435A (ja) | 駆動部材及びレンズ鏡筒 | |
US11555980B2 (en) | Lens barrel and camera including the lens barrel | |
JP6114927B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP2007003581A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2017219711A (ja) | 駆動部材、レンズ鏡筒および光学機器 | |
JP6508930B2 (ja) | レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器 | |
JP5599052B2 (ja) | 光学装置 | |
JP2013228515A (ja) | レンズ鏡筒及びその組立方法 | |
JP2006017903A (ja) | レンズ鏡胴 | |
JP2017122866A (ja) | 駆動部材、レンズ鏡筒及び光学機器 | |
JP2013190474A (ja) | レンズ鏡筒及び光学機器 | |
JP5470714B2 (ja) | レンズ鏡筒、光学機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20161003 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20161003 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190514 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190709 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191203 |