JP2721120B2 - Ni−Al金属間化合物マトリクス複合材料の製造法 - Google Patents

Ni−Al金属間化合物マトリクス複合材料の製造法

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JP2721120B2
JP2721120B2 JP6070848A JP7084894A JP2721120B2 JP 2721120 B2 JP2721120 B2 JP 2721120B2 JP 6070848 A JP6070848 A JP 6070848A JP 7084894 A JP7084894 A JP 7084894A JP 2721120 B2 JP2721120 B2 JP 2721120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNi−Al金属間化合物
マトリクス複合材料の製造法に関し、特に、無電解めっ
き法を利用し、アルミニウム粉末、ニッケル粉末および
酸化物粒子(または繊維)補強材の表面にそれぞれ一層
の金属ニッケルをめっきすることによりNi−Al、N
i−NiおよびNi−補強材の均一に混合された混合粉
末を得、さらに焼結、冷間圧延、熱処理して高密度で大
寸法のNi3 AlまたはNiAl等のNi−Al金属間
化合物マトリクス複合材製品を得る製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】Ni−Al金属間化合物Ni3 Alはす
こぶる良好な室温展延性および優秀な高温性質を具備
し、特に一部の特性がニッケルマトリクス超合金をはる
かに超越していることから、近年では各国学者の属目す
るところとなり、その研究に没頭している。
【0003】このNi3 Alの比重が7.5g/cm3
で大部分のセラミックの比重よりも大きいため、当該N
3 Al中に強靭で軽量なセラミック補強材を添加すれ
ば、比重の低減および比強度の向上を達成した複合材料
が製造できるであろうと考えられていた。α−Al2
3 の化学相溶性および熱膨張係数がいずれもNi3 Al
の補強材として適宜であるので、本発明では酸化アルミ
ニウム(アルミナ)を強化材として採用した。
【0004】不連続繊維、ウイスカまたは粒子補強の複
合材料を製作する場合は粉末冶金法により行われている
が、この粉末冶金にはなお一般の圧成形焼結、熱圧、熱
均圧(hot isostatic pressin
g)、押出成形等の製作方式を含む。Jason S.
C.Wang等が1991年Int.J.Powder
Metallurgy、Vol.24,No.4,p
p.315−325において発表した論文ではエア噴射
されたNi3 Al粉末を開始材とし、3.5%以下のα
−Al23 粉末を添加した後高エネルギーボールミリ
ング(highenergy ball millin
g)を行い、さらに熱均圧法で成形させると、非常に高
い降伏強度と約3%の伸び率を有する試料を得たことを
示した。また、R.M.German等が1988年、
J.Metals,Sept.1988,pp.14−
17において発表した論文では、反応性焼結後均質化を
行い、または反応性熱均圧を行って製作された試料を利
用して得られた複合材料(Ni3 Al+B+3体積%
α−Al23 )の降伏強度が474MPa、伸び率が
約1%しかないのは、ホウ素の分布が不均一であるの
と、酸素の含有量が高過ぎるのとの二大問題によると提
示した。その中、酸素含有量が高過ぎる問題は粉末冶金
が面する共通する課題であり、将来の解決が待たれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
では、最終製品の寸法に制約があること、ホウ素の分布
が不均一であり、伸びが十分でないこと、高価であるこ
と、その他の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのホウ素の分
布の不均一の問題を解決するために、ホウ素含有の無電
解ニッケルめっきのめっき浴によりホウ素を添加し、S
n−Bめっき層の製作によりホウ素を自動的に添加さ
せ、かつめっき層および各微細粉末の粒子中に均一に分
布させることにより、焼結時の拡散距離が一層縮小さ
れ、伝統粉末冶金時のホウ素分布の不均一の問題を解決
した。
【0007】このために、本発明は斬新な製造プロセス
を開発した。すなわち、無電解めっき法によりアルミニ
ウム粉末、ニッケル粉末および酸化物粒子(または繊
維)補強材の表面に、一層の金属ニッケルをめっきする
ことにより、Ni−Al、Ni−NiおよびNi−補強
材の均一に混合された複合粉末を得、これに焼結、冷間
加工、熱処理を行って高密度で大寸法のNi3 Alまた
はNiAl等のNi−Al金属間化合物マトリクス複合
材製品を得た。その結果、室温の機械性質は外国で発表
された熱均圧の製品と同等であった。
【0008】すなわち、本発明は、Ni−Al金属間化
合物マトリクス複合材料の製造において、 a) アルミニウム粉末を供給する工程、 b) 補強材を供給する工程、 c) さらに、還元剤と還元すべきニッケルイオンとを
含有した還元溶液を供給する工程、 d) 前記アルミニウム粉末と前記補強材とを前記還元
溶液中に添加する工程、 e) 前記還元すべきニッケルイオンを還元する前記還
元剤を前記アルミニウム粉末および前記補強材に沈積さ
せる工程、 o) 純粋なニッケル粉末を供給する工程、 p) 前記アルミニウムおよび前記ニッケルの比を調整
するために前記純ニッケル粉末を前記還元溶液中に添加
する工程、および q) Ni−Al、Ni−NiおよびNi−補強材の複
合粉末を得る工程を含むことを特徴とする。
【0009】ここで、前記補強材は0.1cmないし1
0cm長さのウイスカに成形されまたは粒径が0.1μ
mないし100μmの粒子に成形されていてもよく、か
つ前記補強材は予め補強材前処理過程により処理された
α−Al23 であってもよい。
【0010】前記補強材前処理過程は、 f) 前記α−Al23 を第1の増感化および活性化
溶液中に浸漬させる工程、 g) 前記α−Al23 を水洗する工程、 h) 前記α−Al23 を第2の増感化および活性化
溶液中に浸漬させる工程、および i) 前記α−Al23 を水洗する工程 を含んでもよい。
【0011】前記第1の増感化および活性化溶液は塩化
スズ(SnCl2 ・H2 O)と、塩化水素(HCl)
と、水(H2 O)とを含み、また前記第2の増感化およ
び活性化溶液は塩化パラジウム(PdCl2 )と、塩化
水素(HCl)と、水(H2 O)とを含んでもよい。
【0012】前記補強材はセラミック粉末で、酸化物、
窒化物、炭化物およびホウ化物よりなる群から選ばれた
ものであり、前記アルミニウム粉末は予めアルミニウム
前処理過程により処理されてもよく、前記アルミニウム
前処理過程は、前記アルミニウム粉末を脱脂する工程
と、前記アルミニウム粉末を塩基性溶液で洗浄する工程
と、前記アルミニウム粉末を酸性溶液で洗浄する工程
と、前記アルミニウム粉末を超音波振動させる工程とを
含んでもよい。
【0013】さらに、前記アルミニウム前処理過程は j) 前記アルミニウム粉末を供給する工程、 k) 置換Niイオンを含有する置換溶液を供給する工
程、および l) 前記アルミニウム粉末の表面にニッケルの薄い単
一層を形成させるため、前記置換Niイオンを前記アル
ミニウム粉末からイオン化されたAlイオンと置換する
工程 を含んでもよく、前記置換溶液は金属塩および還元剤を
含んでもよく、その上に少なくともPH調整剤、緩衝
剤、錯剤、安定剤および向上剤からなる群より選ばれる
ものの一つを含んでもよく、また8ないし9の範囲にあ
るPH値と室温の反応温度とを有し、かつ、塩化ニッケ
ル(NiCl2 ・6H2 O)、クエン酸ナトリウム(N
3657 ・2H2 O)および塩化アンモニウム
(NH4 Cl)、フッ化ナトリウム(NaF)を含んで
もよい。
【0014】
【0015】さらに 本発明は、Ni−Al金属間化合
物マトリクス複合材料の製造において、 a) アルミニウム粉末を供給する工程、 b) 補強材を準供給する工程、 c) さらに、還元剤と還元すべきニッケルイオンとを
含有した還元溶液を供給する工程、 d) 前記アルミニウム粉末と前記補強材とを還元溶液
中に添加し、および e) 前記還元すべきニッケルイオンを還元する前記還
元剤を前記アルミニウム粉末および前記補強材に沈積さ
せる工程を有し、前記還元溶液はホウ素イオンを含有
し、前記補強材はα−Al23 粒子であり、さらに工
程e)に続いて、 o′) 純粋なニッケル粉末を供給する工程、 p′) 前記アルミニウムと前記ホウ素と前記ニッケル
との比を調整するために前記純ニッケル粉末を前記還元
溶液中に添加する工程、および q′) Ni−B−Al、Ni−B−NiおよびNi−
B−補強材の複合粉末を得る工程 を含むことを特徴とする。
【0016】ここで、前記アルミニウム粉末、前記ニッ
ケル粉末および前記α−Al23粒子は2.0:1:
1.1から2.5:1:2.0までの径比を有し、好ま
しくは2.2:1:1.7の径比を有してもよい。さら
に本発明は、前記工程q′)に続いてさらに、 r) 前記複合粉末を乾燥する工程、 s) 10-5torr以下の真空下において450℃の
温度で前記複合粉末を脱ガスする工程、 t) 空気中で前記複合粉末をステンレス鋼管に缶詰め
する工程、 u) 前記鋼管の両端を密封する工程、および x) 前記複合粉末を含有した管を冷間圧延して複合薄
片に形成させ、この複合薄片を焼結試料を成形するた
め、650℃の温度で第1の加熱処理により予焼結し、
この予焼結された試料を焼結試料を成形するために12
00℃の温度で第2の加熱処理により焼結し、その後、
前記管から釈放し、冷間圧延して、1200℃の温度で
均質化させる工程を含むことを特徴とする。
【0017】前記還元溶液は金属塩および還元剤を含ん
でもよく、その上に、PH値調整剤、緩衝剤、錯剤、安
定剤および向上剤を含んでもよく、 6〜7の範囲のP
H値および70℃の反応温度を有すると共に、塩化ニッ
ケル(NiCl2 ・6H2 O)、ジメチルアミン・ホウ
化水素(DMAB)、酢酸ナトリウム(CH3 COON
a・3H2 O)および硝酸鉛(Pb(NO32 )を含
んでもよく、 7〜8の範囲のPH値および70℃の反
応温度を有すると共に、ニッケル塩化物(NiCl2
6H2 O)、ジメチルアミン・ホウ化水素(DMA
B)、クエン酸ナトリウム(Na3657 ・2H
2 O)、塩化アンモニウム(NH4 Cl)および硝酸鉛
(Pb(NO32 )を含んでもよく、 6〜7の範囲
のPH値および70℃の反応温度を有すると共に、塩化
ニッケル(NiCl2 ・6H2 O)、ジメチルアミン・
ホウ化水素(DMAB)、マロン酸(HOOCH2 CO
OH)およびチオ尿素(NH2 COSC25 )を含ん
でもよく、または8〜10の範囲のPH値および室温の
反応温度を有すると共に、塩化ニッケル(NiCl2
6H2 O)、水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4 )、
塩化アンモニウム(NH4 Cl)、クエン酸ナトリウム
(Na3657 ・2H2 O)、酢酸ナトリウム
(CH3 COONa・3H2 O)および硝酸鉛(Pb
(NO32 )を含んでもよい。
【0018】前記Ni−Al金属間化合物はNi3
l、NiAl、NiAl3 、Ni3 Al+B、NiAl
+B、Ni2 Al3 およびNiAl3 +Bからなる群よ
り選ばれたものであり、前記アルミニウム粉末は99.
5%の純度と、20μmの平均直径を有してもよい。
【0019】
【作用】この斬新な複合粉末の粉末冶金プロセス(co
mposite powdermetallurgy:
CPMと略称す)は以下の利点の有する。
【0020】イ.無電解めっき法は被めっき材の表面を
酸化、還元してめっき膜を形成するので、特に粉末表面
の析出に適合し、めっき層の厚さの均一性が良好であ
る。
【0021】ロ.アルミニウム粉末粒子および補強材の
表面に対する被覆性が良好であり、内層のアルミニウム
の酸化を回避または減少できると共に、補強材表面と基
材間の湿潤性を向上させる。
【0022】ハ.複合金属粉末の硬度は金属間化合物の
予合金粉末よりも低く、予圧成形が容易である。
【0023】ニ.伝統粉末冶金に比べて本発明は化合物
を形成する時の個別原子の拡散距離を縮小できると共
に、成分が比較的均一である。
【0024】ホ.ホウ素含有の無電解ニッケルめっきの
めっき浴を利用してホウ素を添加し、ホウ素を自動的に
均一に添加させると共にめっき層および各微細粉末粒子
中に均一に分布させるので、その他のホウ素またはホウ
素合金の添加を必要としない。
【0025】ヘ.本発明の粉末冶金プロセスはNi−A
l金属間化合物の加工困難と、成形が容易でない問題を
解決できる。現在では既に実験室の設備のみで高密度で
大寸法の試料を製造できる事実から、このプロセスが工
業化に寄与できることが予期されている。
【0026】ト.アルミニウム粉末と補強材間の粒度比
を制御することにより無電解ニッケルめっきの過程で2
種の比重の異なる粉末粒子材を均一に混合でき、その他
の添加と混合処理を必要としないから、簡単で便利であ
る。
【0027】チ.設備が簡単で廉価である。
【0028】以下添付図を参照しながら本発明の技術内
容および実施例を説明する。これら実施例は説明のため
のもので、本発明はこれに限定されず、添付のクレーム
の範囲を逸脱しない限り、種々の変更が許容されるのは
当然である。
【0029】
【実施例】本発明によるNi−Al金属間化合物マトリ
クス複合材料の製造法は化学めっき法によるもので、そ
の製作プロセスは図1に示したフローチャートに示され
る如く、アルミニウム粉末、酸化アルミニウム(アルミ
ナ)粒子または繊維を計量、前処理、無電解ニッケルめ
っき、乾燥、450℃真空加熱脱水素、大気中での封缶
および冷間圧延して薄片状に成形させ、1200℃で真
空焼結し、封缶外皮を除去し、再度冷間圧延して均質化
させると、高密度で大寸法の製品が得られる。
【0030】本発明の製造プロセスをより詳細に説明す
れば以下の通りである。
【0031】A.アルミニウム粉末とアルミナ粒子また
は繊維の無電解ニッケルめっき I.増感および活性化処理 アルミナ粒子または繊維補強材(α−Al23 )は適
当な増感および活性化処理を経てから無電解ニッケルめ
っきを進行できる。本発明は次の二つの増感および活性
化処理のいずれかを採用している。その条件は以下に挙
げられる。
【0032】
【外1】
【0033】補強材(α−Al23 )は常温のA液に
浸漬された後水洗し、これをさらにB液中に1ないし2
分間浸漬させた後水洗する。
【0034】 条件2:塩化スズ(II)(SnCl2 ・H2 O) 0.5g 塩化パラジスム(PdCl2 ) 25g 塩酸(9.6N) 300ml 水 600ml 補強材(α−Al23 )は40ないし60℃の溶液に
浸漬された後水洗し、これを常温の塩酸溶液(10体積
%)中に1ないし2分間浸漬させた後水洗する。
【0035】II.アルミニウム粉末と補強材はニッケル
めっきを置換、およびニッケルめっきを化学還元する。
【0036】本発明により採用されたアルミニウム粉末
粒子表面におけるニッケルめっきの置換およびアルミニ
ウム粉末と補強材表面における4析出条件は以下の表1
の通りである。
【0037】
【表1】
【0038】B.ニッケル、アルミニウム原始粉末平均
粒子直径の選択 本発明では、無電解ニッケルめっきの実施過程におい
て、無電解めっき浴中の懸濁粒子としてアルミニウム粉
末、補強材粒子、およびホウ素含有量を0.1%付近に
調整するために添加されたニッケル粉末を有しているの
で、ニッケルめっき後アルミニウム粉末とニッケル粉末
と補強材粒子との混合処理を省略するため、各種の比重
の異なる粒子の粒度比を制御することにより、無電解め
っき浴中で同一沈降速度となるようにさせ、無電解めっ
きが完成する前に各種の比重の異なる粉末粒子が均一に
混合されるようにしている。
【0039】C.成形 無電解めっきより得られた複合混合粉末は、先ず450
℃の真空(<10-5torr)での熱処理により吸着ガ
スが除去される。しかる後、これを無保護の空気中にて
SUS304ステンレス鋼管に装入し、両端を封管して
ステンレス鋼管と一緒に圧延(加工量60%)すると、
薄片状に成形される。
【0040】D.焼結、圧延、均質化 成形試料は650℃の温度で反応させて中間相化合物
(Al3 Ni2 …)を生成し、再度1200℃の温度で
2時間焼結し、冷却してステンレス鋼外皮を除去し、し
かる後冷間圧延(加工量約20%)して均質化させると
高密度の試料が得られる。
【0041】実施例1 平均粒子直径20μmのAl粉末を14.5g計量して
室温の置換ニッケルめっき溶液中に2時間浸漬させた
後、中性になるまで水洗する。平均粒子直径18μmの
α−Al23 粒子を2.91g計量して増感活性化処
理条件1のA液中に10分間浸漬させ、水洗し、再度室
温の増感活性化処理条件1のB液中に1ないし2分間浸
漬して水洗する。これら前処理後のアルミニウム粉末と
α−Al23 粒子をニッケルめっきの還元条件3で無
電解ニッケルめっきを行い、磁気攪拌器で攪拌して反応
均一性を向上させる。20分間後、平均粒子直径10μ
mのニッケル粉末87.00gを加入してマトリスク合
金成分中のニッケルおよびホウ素含有量を調整する。反
応が終止すれば粉末を十分に水洗して乾燥し、封管、成
形、焼結、圧延、均質化処理を行うと、α−Al23
粒子が5Vol%(体積パーセンテージ)、アルミニウ
ム含有量が24at%(原子パーセンテージ)、B含有
量が0.1wt%(重量パーセンテージ)の高密度のN
3 Al複合材試料が得られた。
【0042】実施例2 処理条件は実施例1と同一であるが、添加されたα−A
23 粒子が6.150gであるため、α−Al2
3 粒子が20Vol%、Al含有量が24at%、B含
有量が0.1wt%のNi3 Al複合材試料に成形され
た。
【0043】実施例3 処理条件は実施例1と同じであるが、添加されたα−A
23 が13.840gであるため、得られたNi3
Al複合材試料はα−Al23 粒子が20Vol%を
占め、Al含有量が24at%、B含有量が0.1wt
%であった。
【0044】実施例4 処理条件は実施例1と同じであるが、添加されたα−A
23 が2.910gのα−Al23 短繊維である
ため、得られたNi3 Al複合材試料はAl23 短繊
維が5Vol%を占め、Al含有量が24at%、B含
有量が0.1wt%であった。
【0045】参考例 参考例に使用された置換ニッケルめっき溶液、無電解ニ
ッケルめっき溶液の調整、前処理、無電解ニッケルめっ
き、焼結、均質化の実施は実施例1と同じであるが、セ
ラミック補強材を添加しないため、単純の単相Ni3
l金属間化合物が得られた(注:本参考例は本出願人の
先願である「化学めっき法を応用して製作されたNi−
Al金属間化合物」を引用したものである)。
【0046】表2は実施例製品を酸で溶解して溶液にし
(その中α−Al23 は不溶)、原子発光スペクトル
分光分析器(ICP−AES)により成分を測定した結
果を示す。正確な金属間化合物マトリクス成分はNi76
Al24+0.1%Bであるが、簡単化のためにやはりN
3 Alで表わす。
【0047】
【表2】
【0048】図2は各実施例製品および参考例を異なる
温度において測定した硬度値を示すもので、その中参考
例はそれぞれ310S型ステンレス鋼および純Ni3
l(24at%Al)金属間化合物である。測定の結果
から、本発明のα−Al23 を添加して補強材とした
Ni3 Al複合材料は、なお基材Ni3 Alと同一の熱
硬化特性を保有していることが示されている。
【0049】図3は各実施例および参考例の耐摩耗性の
実験結果を示すもので、その中参考例はそれぞれ310
S型ステンレス鋼および純Ni3 Al(24at%A
l)である。実験結果から、Ni3 Alが310S型ス
テンレス鋼よりも優秀な耐摩耗性を有していることを示
し、Ni3 Al中にα−Al23 補強材を添加した複
合材料がより良好な耐摩耗性を有していることを示して
いる。
【0050】図4は、参考例と実施例2の典型的な応力
−変形曲線を示すもので、本発明の優越性が裏付けられ
ている。その中、伸び率および引張強度は特に優れ、純
Ni3 Al中にセラミック補強材を添加しない参考例の
伸び率および引張り応力がそれぞれ17%および103
5MPaに対し、実施例2のNi3 Al+10Vol%
Al23 の複合材料の伸び率および引張り応力はそ
れぞれ9.5%および560MPaであり、R.M.G
erman等が1988年J.Metals,Sep
t.,1988,pp.14−17中に発表したものよ
り一段と優れている。しかも本発明は熱均圧機を使用す
る必要がなく、製作が便利であるばかりでなく、コスト
が低く、製品のサイズは設備の内径に制限されず大量か
つ快速に生産できる。弾性係数と降伏強度は外国で発表
された文献に相当する。
【0051】また実施例3における製品の比較的低倍率
の光学顕微鏡写真(図5(a))から、α−Al23
粒子は圧延平面上で任意に分布されていることが示さ
れ、一方圧延平面と垂直の平面上で圧延平面と平行に分
布する傾向が表されている(図5(b))。また該写真
にはなんらのピンホールをも顕現していず、本発明方法
により製造された複合材料が高密度を有していることが
裏付けられている。
【0052】また図6(a),(b)は実施例3の比較
的高倍率の光学顕微鏡写真であり、図6(a)は圧延面
に沿った面、図6(b)は圧延面と垂直な面の写真であ
る。添加の補強材α−Al23 粒子にクラック現象が
見られ、そのほとんどの割れ目は圧延方向に垂直であ
る。
【0053】このクラック現象を走査式顕微鏡で確かめ
たところ、その写真(図7(a):2次電子像、図7
(b):背面散乱電子像)では亀裂したα−Al23
粒子間は基材Ni3 Alにより充填され、ピンホールを
残していないことが見出された。したがって、これに均
質化処理を行えば良好な補強材と基材との間における接
合性が得られる。
【0054】走査式顕微鏡SEMを用いて実施例2で行
った応力変形実験(引張り試験)試料の破断面に対し断
面観察をしたところ、図8に示すように、典型的な延性
断面(凹状)を見出した。これは本方法により製作され
たNi−Alマトリクス複合材料が良好な靭性を有する
ことを物語る。
【0055】
【発明の効果】本発明は無電解めっき法を利用し、アル
ミニウム粉末、ニッケル粉末および酸化物粒子(または
繊維)補強材の表面にそれぞれ一層の金属ニッケルをめ
っきすることによりNi−Al、Ni−NiおよびNi
−補強材の均一に混合された混合粉末を得、さらに焼
結、冷却圧延、熱処理して高密度で大寸法のNi3 Al
またはNiAl等のNi−Al金属間化合物マトリクス
複合材製品を得る製品法に関する。本方法により得られ
た製品の室温における機械性質は従来の熱均圧により得
られた製品に勝るとも劣らない。本発明の複合粉末の粉
末冶金プロセスは、ニッケル層でアルミニウム粉末を保
護することによりその酸化を防止し、補強材表面をニッ
ケルめっきして基材間との湿潤性を向上させ、Ni−N
i粉末を添加して適当な合金Al−Ni成分を調整する
と同時に、アルミニウム粉末と補強材間の粒度比を制御
することにより、無電解ニッケルめっきの過程において
2種の異なる比重の粉粒材を均一に混合させることがで
きる。しかも後続の機械的混合攪拌を必要せず、焼結成
形時にまた従来の粉末冶金設備を使用できるので、コス
トが低下し、操作が便利である。また、真空溶練設備、
熱均圧、熱圧等の設備を必要としないので、快速に大量
生産が可能であると共に製品の寸法は熱均圧内部の容器
のサイズの制限を受けず、高温工業または航空工業に必
須の大寸法製品を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製造方法のフローチャートであ
る。
【図2】各実施例製品の異なる温度において測定された
硬度値を示すグラフである。
【図3】各実施例の耐摩耗性の実験結果を示すグラフで
ある。
【図4】参考例と実施例1の典型的な応力−変形曲線を
示すグラフである。
【図5】(a),(b)は実施例3の試料の組織を示す
低倍率光学顕微鏡写真である。
【図6】(a),(b)は実施例3の試料の組織を示す
高倍率光学顕微鏡写真である。
【図7】(a),(b)は実施例1の試料の組織を示す
走査電子顕微鏡写真である。
【図8】実施例2の試料の破断面の組織を示す走査電子
顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−266530(JP,A) 特開 昭52−69293(JP,A) 特開 平3−294482(JP,A) 特公 平2−47549(JP,B2)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ni−Al金属間化合物マトリクス複合
    材料の製造において、 a) アルミニウム粉末を供給する工程、 b) 補強材を供給する工程、 c) さらに、還元剤と還元すべきニッケルイオンとを
    含有した還元溶液を供給する工程、 d) 前記アルミニウム粉末と前記補強材とを前記還元
    溶液中に添加する工程、 e) 前記還元すべきニッケルイオンを還元する前記還
    元剤を前記アルミニウム粉末および前記補強材に沈積さ
    せる工程、 o) 純粋なニッケル粉末を供給する工程、 p) 前記アルミニウムおよび前記ニッケルの比を調整
    するために前記純ニッケル粉末を前記還元溶液中に添加
    する工程、および q) Ni−Al、Ni−NiおよびNi−補強材の複
    合粉末を得る工程 を含むことを特徴とするNi−Al金属間化合物マトリ
    クス複合材料の製造法。
  2. 【請求項2】 前記補強材は0.1cmないし10cm
    長さのウイスカに成形され、または粒径が0.1μmな
    いし100μmの粒子に成形され、かつ前記補強材は予
    め補強材前処理過程により処理されたα−Al23
    あることを特徴とする請求項1に記載の製造法。
  3. 【請求項3】 前記補強材前処理過程は、 f) 前記α−Al23 を第1の増感化および活性化
    溶液中に浸漬させる工程、 g) 前記α−Al23 を水洗する工程、 h) 前記α−Al23 を第2の増感化および活性化
    溶液中に浸漬させる工程、および i) 前記α−Al23 を水洗する工程 を含むことを特徴とする請求項2に記載の製造法。
  4. 【請求項4】 前記第1の増感化および活性化溶液は塩
    化スズ(SnCl2・H2 O)と、塩化水素(HCl)
    と、水(H2 O)とを含み、また前記第2の増感化およ
    び活性化溶液は塩化パラジウム(PdCl2 )と、塩化
    水素(HCl)と、水(H2 O)とを含むことを特徴と
    する請求項3に記載の製造法。
  5. 【請求項5】 前記補強材はセラミック粉末で、酸化
    物、窒化物、炭化物およびホウ化物よりなる群から選ば
    れたものであり、前記アルミニウム粉末は予めアルミニ
    ウム前処理過程により処理されることを特徴とする請求
    項1に記載の製造法。
  6. 【請求項6】 前記アルミニウム前処理過程は、前記ア
    ルミニウム粉末を脱脂する工程と、前記アルミニウム粉
    末を塩基性溶液で洗浄する工程と、前記アルミニウム粉
    末を酸性溶液で洗浄する工程と、前記アルミニウム粉末
    を超音波振動させる工程とを含むことを特徴とする請求
    項5に記載の製造法。
  7. 【請求項7】 前記アルミニウム前処理過程は j) 前記アルミニウム粉末を供給する工程、 k) 置換Niイオンを含有する置換溶液を供給する工
    程、 および l) 前記アルミニウム粉末の表面にニッケルの薄い単
    一層を形成させるため、前記置換Niイオンを前記アル
    ミニウム粉末からイオン化されたAlイオンと置換する
    工程 を含むことを特徴とする請求項6に記載の製造法。
  8. 【請求項8】 前記置換溶液は金属塩および還元剤を含
    み、その上に少なくともPH調整剤、緩衝剤、錯剤、安
    定剤および向上剤からなる群より選ばれるものの一つを
    含み、また8ないし9の範囲にあるPH値と室温の反応
    温度とを有し、かつ、塩化ニッケル(NiCl2 ・6H
    2 O)、クエン酸ナトリウム(Na3657 ・2
    2 O)および塩化アンモニウム(NH4 Cl)、フッ
    化ナトリウム(NaF)を含むことを特徴とする請求項
    7に記載の製造法。
  9. 【請求項9】 Ni−Al金属間化合物マトリクス複合
    材料の製造において、 a) アルミニウム粉末を供給する工程、 b) 補強材を供給する工程、 c) さらに、還元剤と還元すべきニッケルイオンとを
    含有した還元溶液を供給する工程、 d) 前記アルミニウム粉末と前記補強材とを前記還元
    溶液中に添加する工程、および e) 前記還元すべきニッケルイオンを還元する前記還
    元剤を前記アルミニウム粉末および前記補強材に沈積さ
    せる工程を有し、 前記還元溶液はホウ素イオンを含有し、前記補強材はα
    −Al23 粒子であり、さらに工程e)に続いて o′) 純粋なニッケル粉末を供給する工程、 p′) 前記アルミニウムと前記ホウ素と前記ニッケル
    との比を調整するために、前記純ニッケル粉末を前記還
    元溶液中に添加する工程、および q′) Ni−B−Al、Ni−B−NiおよびNi−
    B−補強材の複合粉末を得る工程 を含むことを特徴とするNi−Al金属間化合物マトリ
    クス複合材料の製造法。
  10. 【請求項10】 前記アルミニウム粉末、前記ニッケル
    粉末および前記α−Al23 粒子は2.0:1:1.
    1から2.5:1:2.0までの径比を有することを特
    徴とする請求項9に記載の製造法。
  11. 【請求項11】 前記アルミニウム粉末、前記ニッケル
    粉末および前記α−Al23 粒子は2.2:1:1.
    7の径比を有することを特徴とする請求項10に記載の
    製造法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の工程q′)に続いて
    さらに、 r) 前記複合粉末を乾燥する工程、 s) 10-5torr以下の真空下において450℃の
    温度で前記複合粉末を脱ガスする工程、 t) 空気中で前記複合粉末をステンレス鋼管に缶詰め
    する工程、 u) 前記鋼管の両端を密封する工程、および x) 前記複合粉末を含有した管を冷間圧延して複合薄
    片に形成させ、この複合薄片を焼結試料を成形するため
    に、650℃の温度で第1の加熱処理により予焼結し、
    この予焼結された試料をまた焼結試料を成形するために
    1200℃の温度で第2の加熱処理により焼結し、その
    後、前記管から釈放し、冷間圧延して、 1200℃の温度で均質化させる工程 を含むことを特徴とするNi−Al金属間化合物マトリ
    クス複合材料の製造法。
  13. 【請求項13】 前記還元溶液は金属塩および還元剤を
    含み、その上に、PH値調整剤、緩衝剤、錯剤、安定剤
    および向上剤を含み、6〜7の範囲のPH値および70
    ℃の反応温度を有すると共に、塩化ニッケル(NiCl
    2 ・6H2 O)、ジメチルアミン・ホウ化水素(DMA
    B)、酢酸ナトリウム(CH3 COONa・3H2 O)
    および硝酸鉛(Pb(NO32 )を含み、あるいは7
    〜8の範囲のPH値および70℃の反応温度を有すると
    共に、ニッケル塩化物(NiCl2 ・6H2 O)、ジメ
    チルアミン・ホウ化水素(DMAB)、クエン酸ナトリ
    ウム(Na3657 ・2H2 O)、塩化アンモニ
    ウム(NH4 Cl)および硝酸鉛(Pb(NO32
    を含み、あるいは6〜7の範囲のPH値および70℃の
    反応温度を有すると共に、塩化ニッケル(NiCl2
    6H2 O)、ジメチルアミン・ホウ化水素(DMA
    B)、マロン酸(HOOCH2 COOH)およびチオ尿
    素(NH2 COSC25 )を含み、または8〜10の
    範囲のPH値および室温の反応温度を有すると共に、塩
    化ニッケル(NiCl2 ・6H2 O)、水素化ホウ素ナ
    トリウム(NaBH4 )、塩化アンモニウム(NH4
    l)、クエン酸ナトリウム(Na3657 ・2H
    2 O)、酢酸ナトリウム(CH3COONa・3H2
    O)および硝酸鉛(Pb(O32 )を含むことを特徴
    とする請求項1、9および12のいずれかの項に記載の
    製造法。
  14. 【請求項14】 前記Ni−Al金属間化合物はNi3
    Al、NiAl、NiA13 、Ni3 Al+B、NiA
    l+B、Ni2 Al3 およびNiAl3 +Bからなる群
    より選ばれたものであり、前記アルミニウム粉末は9
    9.5%の純度と、20μmの平均直径を有することを
    特徴とする請求項1、9および12のいずれかの項に記
    載の製造法。
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