JP2720633B2 - マーク認識方法及びマーク認識装置 - Google Patents
マーク認識方法及びマーク認識装置Info
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- JP2720633B2 JP2720633B2 JP3148433A JP14843391A JP2720633B2 JP 2720633 B2 JP2720633 B2 JP 2720633B2 JP 3148433 A JP3148433 A JP 3148433A JP 14843391 A JP14843391 A JP 14843391A JP 2720633 B2 JP2720633 B2 JP 2720633B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K1/00—Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion
- G06K1/12—Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching
- G06K1/121—Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching by printing code marks
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K17/00—Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジョブ・コントロール
・シートのマーク欄に複写機等の動作を制御する制御ジ
ョブ設定用のマークの記入、及びこの記入したマークを
取り消す方法、及び制御ジョブの設定、取消しを認識す
るマーク認識装置に関する。
・シートのマーク欄に複写機等の動作を制御する制御ジ
ョブ設定用のマークの記入、及びこの記入したマークを
取り消す方法、及び制御ジョブの設定、取消しを認識す
るマーク認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機や、ファクシミリ等の画像
処理装置に行わせたい複写枚数、画像濃度、画像の拡
大、縮小等の制御ジョブをマークシートのマーク欄に記
入し、このマークシートをマーク認識装置に認識させて
複写機等に制御を行わせ、これによりオペレータが複写
動作を終了する迄、複写機等の傍に常時付き添うことが
ないように配慮した技術が知られている。
処理装置に行わせたい複写枚数、画像濃度、画像の拡
大、縮小等の制御ジョブをマークシートのマーク欄に記
入し、このマークシートをマーク認識装置に認識させて
複写機等に制御を行わせ、これによりオペレータが複写
動作を終了する迄、複写機等の傍に常時付き添うことが
ないように配慮した技術が知られている。
【0003】この種の装置として例示する米国特許明細
書第4、248、528号には、マークシート上に様々
な制御ジョブに対応する複数のマーク欄が印刷されてお
り、オペレータがこのマーク欄を鉛筆により塗りつぶし
てジョブ・コントロール・シートを作成し、このジョブ
・コントロール・シートを原稿束と共に自動原稿搬送装
置にセットし、自動原稿搬送装置により送られるて来る
ジョブ・コントロール・シートのマーク記入内容を光学
式スキャナーにより読み取り、マーク欄に記入された制
御ジョブに対応した制御を複写機に行わせる技術が開示
されている。また、同様な技術として、特開平2ー81
71号公報にも、プログラミング・シートに多数の方形
状のマーク欄を設け、選択したマーク欄に鉛筆によりマ
ークを記入して制御ジョブを設定する技術が開示されて
いる。
書第4、248、528号には、マークシート上に様々
な制御ジョブに対応する複数のマーク欄が印刷されてお
り、オペレータがこのマーク欄を鉛筆により塗りつぶし
てジョブ・コントロール・シートを作成し、このジョブ
・コントロール・シートを原稿束と共に自動原稿搬送装
置にセットし、自動原稿搬送装置により送られるて来る
ジョブ・コントロール・シートのマーク記入内容を光学
式スキャナーにより読み取り、マーク欄に記入された制
御ジョブに対応した制御を複写機に行わせる技術が開示
されている。また、同様な技術として、特開平2ー81
71号公報にも、プログラミング・シートに多数の方形
状のマーク欄を設け、選択したマーク欄に鉛筆によりマ
ークを記入して制御ジョブを設定する技術が開示されて
いる。
【0004】一方、ジョブ・コントロール・シートのマ
ーク欄に一旦記入した制御ジョブを取り消す方法とし
て、特開昭51ー144127号公報には、一度記入し
たジョブ・コントロール・シートのマーク欄上に、菱
型、もしくは方形状の白色紙片を貼着する技術が開示さ
れている。
ーク欄に一旦記入した制御ジョブを取り消す方法とし
て、特開昭51ー144127号公報には、一度記入し
たジョブ・コントロール・シートのマーク欄上に、菱
型、もしくは方形状の白色紙片を貼着する技術が開示さ
れている。
【0005】また、特開平2ー178678号公報に
は、オペレータが、複写機等に行わせる制御プログラム
をCRT(Cathode Ray Tube、陰極線
管)画面上に表示させて制御プログラムを選択し、その
選択結果に応じたバーコードをプリンタによりプリント
し、これをジョブ・コントロール・シートとする作成技
術が開示されている。
は、オペレータが、複写機等に行わせる制御プログラム
をCRT(Cathode Ray Tube、陰極線
管)画面上に表示させて制御プログラムを選択し、その
選択結果に応じたバーコードをプリンタによりプリント
し、これをジョブ・コントロール・シートとする作成技
術が開示されている。
【0006】さらに、ジョブ・コントロール・シートと
して、マークシートのマーク記入位置等の色をユーザが
用いる黒色鉛筆等の筆記具の色と異ならせなければなら
ないため、特殊インキ等により印刷したものが用いられ
ている。
して、マークシートのマーク記入位置等の色をユーザが
用いる黒色鉛筆等の筆記具の色と異ならせなければなら
ないため、特殊インキ等により印刷したものが用いられ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】米国特許明細書第4、
248、528号、及び特開平2ー8171号公報に記
載した類の記入方法によれば、オペレータが誤って記入
した制御ジョブを取り消す場合には、マーク欄を鉛筆に
より塗りつぶした筆跡を消しゴム等により消去する方法
を採用しているため、ジョブ・コントロール・シートの
マーク欄に修正跡が残り易い上、消しゴムの屑が紙面上
に残り、これによりマーク認識装置は、制御ジョブが取
り消されていないものとして誤認識する問題がある。
248、528号、及び特開平2ー8171号公報に記
載した類の記入方法によれば、オペレータが誤って記入
した制御ジョブを取り消す場合には、マーク欄を鉛筆に
より塗りつぶした筆跡を消しゴム等により消去する方法
を採用しているため、ジョブ・コントロール・シートの
マーク欄に修正跡が残り易い上、消しゴムの屑が紙面上
に残り、これによりマーク認識装置は、制御ジョブが取
り消されていないものとして誤認識する問題がある。
【0008】この問題点を解消した特開平51ー144
127号公報によるものは、誤記入したマーク欄上に紙
片を貼着するものであるから、その修正作業が面倒であ
るという問題が派生する。
127号公報によるものは、誤記入したマーク欄上に紙
片を貼着するものであるから、その修正作業が面倒であ
るという問題が派生する。
【0009】他方、特開平2ー178678号公報によ
るものでは、CRTとの対話により制御プログラムを作
成する際に、誤って作成した制御プログラムの修正は簡
単に行えるものの、これをプリントしてジョブ・コント
ロール・シートを作成した後に誤りを発見した場合に
は、再びCRTと対話しながら作成し直さなければなら
ず、その修正が簡単に行えないという問題がある。
るものでは、CRTとの対話により制御プログラムを作
成する際に、誤って作成した制御プログラムの修正は簡
単に行えるものの、これをプリントしてジョブ・コント
ロール・シートを作成した後に誤りを発見した場合に
は、再びCRTと対話しながら作成し直さなければなら
ず、その修正が簡単に行えないという問題がある。
【0010】また、ジョブ・コントロール・シートは、
ユーザが使用する鉛筆等の色とは相違する色に着色した
マーク記入欄を備えるものであるから、このシートを通
常のモノクロのプリンタ等では簡単に印字作成し得ない
問題がある上、このようなジョブ・コントロール・シー
トを複写機等のイメージスキャナに読み込ませると、通
常はこの部分が光学的に反応し難いため、この種のシー
ト自体の複写が不可能となる。このため、ジョブ・コン
トロール・シートを別途印刷する必要があり、その費用
が増大するといった問題がある。
ユーザが使用する鉛筆等の色とは相違する色に着色した
マーク記入欄を備えるものであるから、このシートを通
常のモノクロのプリンタ等では簡単に印字作成し得ない
問題がある上、このようなジョブ・コントロール・シー
トを複写機等のイメージスキャナに読み込ませると、通
常はこの部分が光学的に反応し難いため、この種のシー
ト自体の複写が不可能となる。このため、ジョブ・コン
トロール・シートを別途印刷する必要があり、その費用
が増大するといった問題がある。
【0011】本発明は、上記した課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、ジョブ・コントロー
ル・シートのマーク欄に記入された制御ジョブ設定マー
ク、及びその取消しマークを読み取り、これを認識する
方法を提供するにある。
もので、その目的とするところは、ジョブ・コントロー
ル・シートのマーク欄に記入された制御ジョブ設定マー
ク、及びその取消しマークを読み取り、これを認識する
方法を提供するにある。
【0012】また、本発明の目的は、上記したジョブ・
コントロール・シートのマーク欄に記入したマークを認
識し得るマーク認識装置を提供するにある。
コントロール・シートのマーク欄に記入したマークを認
識し得るマーク認識装置を提供するにある。
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のマーク認識方法の発明は、境界線に
より区切ることにより形成されるマーク欄を備えるマー
クシートのマーク欄に、境界線と交点を生じる交線を制
御ジョブの設定マークとして記入し、制御ジョブ設定マ
ークの記入線及び境界線に対し共に新たな交点を生じる
交線を取消しマークとして記入するマークシートを画像
読取装置により読み取り、(a)画像読取装置により読
み取った画像データにおけるマーク欄の画像データに含
まれる交点の数を、交点カウント手段によりカウント
し、(b)交点カウント手段がカウントした上記交点の
数に応じてマーク欄の制御ジョブの設定、その取消しを
マーク欄識別手段により認識することを特徴とする。
に、請求項1記載のマーク認識方法の発明は、境界線に
より区切ることにより形成されるマーク欄を備えるマー
クシートのマーク欄に、境界線と交点を生じる交線を制
御ジョブの設定マークとして記入し、制御ジョブ設定マ
ークの記入線及び境界線に対し共に新たな交点を生じる
交線を取消しマークとして記入するマークシートを画像
読取装置により読み取り、(a)画像読取装置により読
み取った画像データにおけるマーク欄の画像データに含
まれる交点の数を、交点カウント手段によりカウント
し、(b)交点カウント手段がカウントした上記交点の
数に応じてマーク欄の制御ジョブの設定、その取消しを
マーク欄識別手段により認識することを特徴とする。
【0015】請求項2記載のマーク認識装置の発明は、
境界線により区切ることにより形成されるマーク欄を備
えるマークシートのマーク欄に、境界線と交点を生じる
交線を制御ジョブの設定マークとして記入し、制御ジョ
ブ設定マークの記入線及び境界線に対し共に新たな交点
を生じる交線を取消しマークとして記入するマークシー
トを画像読取装置により読み取り、認識するマーク認識
装置であって、(a)画像読取装置により読み取った画
像データにおけるマーク欄の画像データに含まれる交点
の数をカウントする交点カウント手段と、(b)交点カ
ウント手段がカウントした交点の数に応じて上記マーク
欄の制御ジョブの設定、その取消しを識別するマーク欄
識別手段とを備えることを特徴とする。
境界線により区切ることにより形成されるマーク欄を備
えるマークシートのマーク欄に、境界線と交点を生じる
交線を制御ジョブの設定マークとして記入し、制御ジョ
ブ設定マークの記入線及び境界線に対し共に新たな交点
を生じる交線を取消しマークとして記入するマークシー
トを画像読取装置により読み取り、認識するマーク認識
装置であって、(a)画像読取装置により読み取った画
像データにおけるマーク欄の画像データに含まれる交点
の数をカウントする交点カウント手段と、(b)交点カ
ウント手段がカウントした交点の数に応じて上記マーク
欄の制御ジョブの設定、その取消しを識別するマーク欄
識別手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【作用】オペレータが複写機等の画像処理装置に行わせ
たい制御ジョブを設定する際には、境界線により区切ら
れた閉領域のマーク欄を備えるジョブ・コントロール・
シートのマーク欄に、境界線と交点、もしくは接点を生
じる線を記入する。そして、設定した制御ジョブを取り
消す場合、即ち誤って記入したマークを取り消す場合に
は、上記した線及び境界線に新たな交点を生じさせる
線、もしくは上記した線に新たな交点を生じる線と、上
記した線及び境界線に新たな交点を生じさせる線とを取
消しマークとして加筆記入する。
たい制御ジョブを設定する際には、境界線により区切ら
れた閉領域のマーク欄を備えるジョブ・コントロール・
シートのマーク欄に、境界線と交点、もしくは接点を生
じる線を記入する。そして、設定した制御ジョブを取り
消す場合、即ち誤って記入したマークを取り消す場合に
は、上記した線及び境界線に新たな交点を生じさせる
線、もしくは上記した線に新たな交点を生じる線と、上
記した線及び境界線に新たな交点を生じさせる線とを取
消しマークとして加筆記入する。
【0027】二次元画像読取装置によりジョブ・コント
ロール・シートを読み取り、読み取られた画像データを
基に、ジョブ・コントロール・シートのマーク欄にマー
クしたことにより生じる交点数を交点カウント手段によ
りカウントし、カウントした交点数を認識し、交点数に
応じて制御ジョブの設定、その取消しを認識する。
ロール・シートを読み取り、読み取られた画像データを
基に、ジョブ・コントロール・シートのマーク欄にマー
クしたことにより生じる交点数を交点カウント手段によ
りカウントし、カウントした交点数を認識し、交点数に
応じて制御ジョブの設定、その取消しを認識する。
【0028】その際、印刷時に生じるゴマ塩状のしみ等
のノイズによる認識精度の低下を抑制するため、上記し
た線の端点から浸食する浸食処理を施す。次に、交点数
を交点カウント手段によりカウントし、カウントされた
交点数を認識し、交点数に応じて制御ジョブの設定、そ
の取消しを認識する。
のノイズによる認識精度の低下を抑制するため、上記し
た線の端点から浸食する浸食処理を施す。次に、交点数
を交点カウント手段によりカウントし、カウントされた
交点数を認識し、交点数に応じて制御ジョブの設定、そ
の取消しを認識する。
【0029】
【実施例】以下に本発明の詳細を、添付した図面に示す
実施例に基づいて説明する。図1はジョブ・コントロー
ル・シートと一般原稿とを処理する画像処理装置の機能
ブロック図、図2はジョブ・コントロール・シートの正
面図、図3(A)は制御ジョブを設定するマークを記入
したチェックサークルと、図3(B)はこのマークを取
り消す取消しマークを記入したチエックサークルと、図
3(C)は未設定のチエックサークルとを示すモデル
図、図4は一般原稿にジョブ・コントロール・シートを
重ねて自動原稿搬送装置に送り込む状況を説明するジョ
ブ・コントロール・シートの使用例を示す図、図5はジ
ョブ・コントロール・シートを認識するアルゴリズムの
概要的フローチャート、図6はジョブ認識ブロックのブ
ロック図、図7はジョブ内容認識のアルゴリズムのフロ
ーチャート、図8はチェックサークルとチェックサーク
ル領域との関係を示すモデル図、図9はチェックマーク
判別のアルゴリズムのフローチャートである。
実施例に基づいて説明する。図1はジョブ・コントロー
ル・シートと一般原稿とを処理する画像処理装置の機能
ブロック図、図2はジョブ・コントロール・シートの正
面図、図3(A)は制御ジョブを設定するマークを記入
したチェックサークルと、図3(B)はこのマークを取
り消す取消しマークを記入したチエックサークルと、図
3(C)は未設定のチエックサークルとを示すモデル
図、図4は一般原稿にジョブ・コントロール・シートを
重ねて自動原稿搬送装置に送り込む状況を説明するジョ
ブ・コントロール・シートの使用例を示す図、図5はジ
ョブ・コントロール・シートを認識するアルゴリズムの
概要的フローチャート、図6はジョブ認識ブロックのブ
ロック図、図7はジョブ内容認識のアルゴリズムのフロ
ーチャート、図8はチェックサークルとチェックサーク
ル領域との関係を示すモデル図、図9はチェックマーク
判別のアルゴリズムのフローチャートである。
【0030】以下の実施例の説明に際し、(1)マーク
認識装置の概略的説明、(2)ジョブ・コントロール・
シート、(3)マーク認識装置の全体的動作、(4)ジ
ョブ内容認識の詳細、(5)チエックマーク判別の詳
細、(6)他の実施例について、の順序で説明する。
認識装置の概略的説明、(2)ジョブ・コントロール・
シート、(3)マーク認識装置の全体的動作、(4)ジ
ョブ内容認識の詳細、(5)チエックマーク判別の詳
細、(6)他の実施例について、の順序で説明する。
【0031】(1)マーク認識装置の概略的説明 図1は、一般原稿と、この上に載置したジョブ・コント
ロール・シートとの処理を実行する画像処理装置の機能
ブロック図で、図中実線部分は画像信号の流れを、破線
部分は制御信号の流れを示す。先ず、自動原稿搬送装置
2により搬送された一般原稿、もしくはこの一般原稿の
上に載せた後述するジョブ・コントロール・シート10
(図2、図4、参照)は二次元画像を読取るイメージス
キャナを備える二次元画像読取装置、即ち画像読取りブ
ロック3に搬送され、ここで読み取られ画像信号はシー
ト識別ブロック5に送られる。そして、シート識別ブロ
ック5により、送られて来た画像信号が一般原稿か、ジ
ョブ・コントロール・シート10かに識別される。一般
原稿であると判断された場合には、シート識別ブロック
5はシステム制御ブロック1に一般原稿であると伝え
る。これを受けてシステム制御ブロック1は、セレクタ
6を制御して読み込み画像信号を画像形成ブロック8に
送り、オペレータにより操作されたユーザインターフェ
ース4の指示に対応した制御ジョブに従って図示しない
複写機等に画像処理を行わせる。
ロール・シートとの処理を実行する画像処理装置の機能
ブロック図で、図中実線部分は画像信号の流れを、破線
部分は制御信号の流れを示す。先ず、自動原稿搬送装置
2により搬送された一般原稿、もしくはこの一般原稿の
上に載せた後述するジョブ・コントロール・シート10
(図2、図4、参照)は二次元画像を読取るイメージス
キャナを備える二次元画像読取装置、即ち画像読取りブ
ロック3に搬送され、ここで読み取られ画像信号はシー
ト識別ブロック5に送られる。そして、シート識別ブロ
ック5により、送られて来た画像信号が一般原稿か、ジ
ョブ・コントロール・シート10かに識別される。一般
原稿であると判断された場合には、シート識別ブロック
5はシステム制御ブロック1に一般原稿であると伝え
る。これを受けてシステム制御ブロック1は、セレクタ
6を制御して読み込み画像信号を画像形成ブロック8に
送り、オペレータにより操作されたユーザインターフェ
ース4の指示に対応した制御ジョブに従って図示しない
複写機等に画像処理を行わせる。
【0032】また、シート識別ブロック5によりジョブ
・コントロール・シート10であると判断された場合に
は、システム制御ブロック1はセレクタ6を制御して読
み込み画像信号をジョブ認識ブロック7に送り、後述す
る説明から明かとなるが、ジョブ・コントロール・シー
ト10のジョブ指定欄の記入内容を判別し、ジョブ内容
の認識を行う。
・コントロール・シート10であると判断された場合に
は、システム制御ブロック1はセレクタ6を制御して読
み込み画像信号をジョブ認識ブロック7に送り、後述す
る説明から明かとなるが、ジョブ・コントロール・シー
ト10のジョブ指定欄の記入内容を判別し、ジョブ内容
の認識を行う。
【0033】(2)ジョブ・コントロール・シートにつ
いて 図2に示すジョブ・コントロール・シート10は通常の
モノクロのプリンタ等により作成されたもので、その4
隅のそれぞれにバーコードにより表示した原稿識別マー
ク100、・・と、その左側上部及び右側下部の原稿識
別マーク100、100の近傍に+印で表示された座標
原点101及び対角点104と、例えば複写枚数、画像
濃度の濃淡、画像の縮小、拡大等の図示しない複写機等
への制御指令信号を示す円形状のチェックサークル10
3、・・を備える複数のジョブ指定欄102(チェック
マーク欄)、・・とが設けられている。そして、原稿識
別マーク100、・・には、ジョブ・コントロール・シ
ートの種類を表すコード等のジョブ・コントロール・シ
ートの属性を持たせておく。また、図1に示すジョブ/
座標情報テーブル9内には、ジョブ・コントロール・シ
ート10の座標原点101及び対角点104の座標値
と、チェックサークル103、・・の座標情報と、オペ
レータがチェックサークル103にマークしたときに行
わせるべきジョブ内容の情報コードとを予め登録してお
き、これらの情報を原稿識別マーク100、・・から得
られるジョブ・コントロール・シートの属性を用いて検
索できるようにしておく。
いて 図2に示すジョブ・コントロール・シート10は通常の
モノクロのプリンタ等により作成されたもので、その4
隅のそれぞれにバーコードにより表示した原稿識別マー
ク100、・・と、その左側上部及び右側下部の原稿識
別マーク100、100の近傍に+印で表示された座標
原点101及び対角点104と、例えば複写枚数、画像
濃度の濃淡、画像の縮小、拡大等の図示しない複写機等
への制御指令信号を示す円形状のチェックサークル10
3、・・を備える複数のジョブ指定欄102(チェック
マーク欄)、・・とが設けられている。そして、原稿識
別マーク100、・・には、ジョブ・コントロール・シ
ートの種類を表すコード等のジョブ・コントロール・シ
ートの属性を持たせておく。また、図1に示すジョブ/
座標情報テーブル9内には、ジョブ・コントロール・シ
ート10の座標原点101及び対角点104の座標値
と、チェックサークル103、・・の座標情報と、オペ
レータがチェックサークル103にマークしたときに行
わせるべきジョブ内容の情報コードとを予め登録してお
き、これらの情報を原稿識別マーク100、・・から得
られるジョブ・コントロール・シートの属性を用いて検
索できるようにしておく。
【0034】オペレータは複写機等に行わせたい制御ジ
ョブをジョブ指定欄102、・・から選択するが、この
選択方法はジョブ指定欄102、・・に示されている円
形状のチェックサークル103、・・を選択してマーク
することによって行う。これをさらに詳細に説明する
と、マークの記入方法についてはオペレータにかかる負
担を軽減させるため、所望の制御ジョブを設定する場合
には、図3(A)に示すようにチエックサークル103
の円形状の閉領域を切断するように黒色鉛筆等で線状の
チェックマーク105を記入し、この設定をキャンセル
する場合には、図3(B)に示すように、チェックサー
クル103の閉領域を切断するとともに、このチェック
マーク105と交叉する線状の取消しマーク106を記
入し、制御ジョブを未設定にする場合には、図3(C)
に示すように、チェックサークル103には何も記入し
ない。即ち、チェックサークル103を2分するように
チェックマーク105によりマークした場合には、この
チェックマーク105を記入した制御ジョブをオペレー
タが選択して“設定”したとみなし、チェックマーク1
05と交叉させて×印を形成するように取消しマーク1
06を記入した場合には、オペレータがその制御ジョブ
の設定を“キャンセル”したとみなすこととする。
ョブをジョブ指定欄102、・・から選択するが、この
選択方法はジョブ指定欄102、・・に示されている円
形状のチェックサークル103、・・を選択してマーク
することによって行う。これをさらに詳細に説明する
と、マークの記入方法についてはオペレータにかかる負
担を軽減させるため、所望の制御ジョブを設定する場合
には、図3(A)に示すようにチエックサークル103
の円形状の閉領域を切断するように黒色鉛筆等で線状の
チェックマーク105を記入し、この設定をキャンセル
する場合には、図3(B)に示すように、チェックサー
クル103の閉領域を切断するとともに、このチェック
マーク105と交叉する線状の取消しマーク106を記
入し、制御ジョブを未設定にする場合には、図3(C)
に示すように、チェックサークル103には何も記入し
ない。即ち、チェックサークル103を2分するように
チェックマーク105によりマークした場合には、この
チェックマーク105を記入した制御ジョブをオペレー
タが選択して“設定”したとみなし、チェックマーク1
05と交叉させて×印を形成するように取消しマーク1
06を記入した場合には、オペレータがその制御ジョブ
の設定を“キャンセル”したとみなすこととする。
【0035】そして、マーク判定に関する判定条件とし
ては、下記の表1に示すように、
ては、下記の表1に示すように、
【0036】
【表1】
【0037】“設定”の場合にはチェックサークル10
3とチェックマーク105とにより構成される閉領域数
が「2個」存在すること、“キャンセル”の場合にはチ
ェックサークル103にチェックマーク105及び取消
しマーク106を交叉記入して形成される閉領域数が
「4個」存在するだけとし、マークする際の記入方向や
角度等に関する面倒な制約条件を一切なくした。
3とチェックマーク105とにより構成される閉領域数
が「2個」存在すること、“キャンセル”の場合にはチ
ェックサークル103にチェックマーク105及び取消
しマーク106を交叉記入して形成される閉領域数が
「4個」存在するだけとし、マークする際の記入方向や
角度等に関する面倒な制約条件を一切なくした。
【0038】ジョブ・コントロール・シート10を使用
するには、図4に示すように、制御ジョブ指定欄にマー
クしたジョブ・コントロール・シート10を、制御ジョ
ブを行わせたい原稿束11の上に重ね、これを自動原稿
搬送装置2に、例えば自動両面原稿搬送装置(Auto
matic Dual DocumentFeeder
)等に置く。これにより、複写機等の画像処理装置に
制御ジョブを予約したことと同様になる。また、現行ジ
ョブ12が実行されている最中に、次ジョブ13を設定
したい場合には、現行ジョブ12に次ジョブ13を重ね
て置くだけで制御ジョブの設定が完了するので、オペレ
ータは現行ジョブ12が終了する迄複写機等の傍で待つ
必要はない。
するには、図4に示すように、制御ジョブ指定欄にマー
クしたジョブ・コントロール・シート10を、制御ジョ
ブを行わせたい原稿束11の上に重ね、これを自動原稿
搬送装置2に、例えば自動両面原稿搬送装置(Auto
matic Dual DocumentFeeder
)等に置く。これにより、複写機等の画像処理装置に
制御ジョブを予約したことと同様になる。また、現行ジ
ョブ12が実行されている最中に、次ジョブ13を設定
したい場合には、現行ジョブ12に次ジョブ13を重ね
て置くだけで制御ジョブの設定が完了するので、オペレ
ータは現行ジョブ12が終了する迄複写機等の傍で待つ
必要はない。
【0039】(3)マーク認識装置の全体的動作につい
て 次に、ジョブ・コントロール・シート10に記入された
マークを認識するマーク認識装置の動作を述べる。な
お、図5にはジョブ・コントロール・シート10を認識
するアルゴリズムのフローチャートが、図6にはジョブ
認識ブロックの詳細がそれぞれ示されている。
て 次に、ジョブ・コントロール・シート10に記入された
マークを認識するマーク認識装置の動作を述べる。な
お、図5にはジョブ・コントロール・シート10を認識
するアルゴリズムのフローチャートが、図6にはジョブ
認識ブロックの詳細がそれぞれ示されている。
【0040】バーコード検知 自動原稿搬送装置2が、原稿束11の上に載せたジョブ
・コントロール・シート10を画像読取りブロック3に
送ると、このブロック3は、ステップS1にてイメージ
スキャナ等の読取装置により原稿をスキャンし、ジョブ
・コントロール・シート10の画像データを読み込む。
シート識別ブロック5は、ステップS2にて、ジョブ・
コントロール・シート10に設けた原稿識別マーク10
0のバーコードを読み取り、ステップS3にて、ジョブ
・コントロール・シート10か、一般原稿かの識別を行
う。
・コントロール・シート10を画像読取りブロック3に
送ると、このブロック3は、ステップS1にてイメージ
スキャナ等の読取装置により原稿をスキャンし、ジョブ
・コントロール・シート10の画像データを読み込む。
シート識別ブロック5は、ステップS2にて、ジョブ・
コントロール・シート10に設けた原稿識別マーク10
0のバーコードを読み取り、ステップS3にて、ジョブ
・コントロール・シート10か、一般原稿かの識別を行
う。
【0041】ジョブ・コントロール・シートと一般原
稿との判別 システム制御ブロック1は、バーコード検知(ステップ
S2)によりジョブ・コントロール・シート10である
と判断すると、ジョブ認識ブロック7を起動させる。
稿との判別 システム制御ブロック1は、バーコード検知(ステップ
S2)によりジョブ・コントロール・シート10である
と判断すると、ジョブ認識ブロック7を起動させる。
【0042】2値化、間引きについて システム制御ブロック1は、後述するジョブ内容の認識
(ステップS6)に用いる画像情報を得るために、2値
化/間引きブロック21を起動させ、ステップS4にて
濃淡画像で示される入力画像信号20を2値化し、副走
査方向における不必要な画像データを間引いた後、ステ
ップS5にてページメモリ22に格納する。
(ステップS6)に用いる画像情報を得るために、2値
化/間引きブロック21を起動させ、ステップS4にて
濃淡画像で示される入力画像信号20を2値化し、副走
査方向における不必要な画像データを間引いた後、ステ
ップS5にてページメモリ22に格納する。
【0043】ウインドウメモリへの格納について CPU(中央処理装置)25は、バーコード検知(ステ
ップS2)によって得られたジョブ・コントロール・シ
ート10の原稿識別マーク100、・・を検知し、これ
をジョブ・コントロール・シート10の属性を用いてジ
ョブ/座標情報テーブル9を検索し、得られた座標情報
をCPU25にロードし、この情報を用いてウインドウ
メモリ24に切り出して記憶させたい領域、即ちチェッ
クサークル103、・・の領域を決定し、切り出した画
像のアドレスを生成し、この切り出しアドレスをダイレ
クト・メモリ・アクセス・コントローラ23に送る。そ
して、このコントローラ23はページメモリ22内の画
像の一部であるチェックサークル103、・・を取り出
し、ウインドウメモリ24にロードする。
ップS2)によって得られたジョブ・コントロール・シ
ート10の原稿識別マーク100、・・を検知し、これ
をジョブ・コントロール・シート10の属性を用いてジ
ョブ/座標情報テーブル9を検索し、得られた座標情報
をCPU25にロードし、この情報を用いてウインドウ
メモリ24に切り出して記憶させたい領域、即ちチェッ
クサークル103、・・の領域を決定し、切り出した画
像のアドレスを生成し、この切り出しアドレスをダイレ
クト・メモリ・アクセス・コントローラ23に送る。そ
して、このコントローラ23はページメモリ22内の画
像の一部であるチェックサークル103、・・を取り出
し、ウインドウメモリ24にロードする。
【0044】ジョブ内容の認識について 図6によりジョブ認識ブロック5の機能を説明する。
【0045】ステップS6にて行うジョブ内容認識、即
ち、オペレータがチェックサークル103にマークした
マークの持つ意味の判定は、後述する「(5)チェック
マーク判別の詳細について」の項の説明から明かとなる
が、上記方法により切り出された画像情報の一部分に最
大3×3の正方行列をフィルタ係数としたフィルタ処理
を行い、画像の細線化処理、記入したマークの端点から
の浸食処理、及び分岐点の抽出処理を行い、この抽出結
果から得られた交点数をカウントすることにより実現さ
れる。そのため、ジョブ認識ブロック5内に3ライン分
のラインバッファ26、26、26を設ける。そして、
CPU25は、ジョブ内容認識処理に用いるフィルタ係
数をフィルタ27にセットし、ダイレクト・メモリ・ア
クセス・コントローラ23によりウインドウメモリ24
に格納された画像情報を呼び出して後述するフィルタ処
理を施し、この処理結果から得られた交点数をカウント
し、交点のカウント数に基づいてマーク欄に記入したマ
ークの持つ意味を判断する。
ち、オペレータがチェックサークル103にマークした
マークの持つ意味の判定は、後述する「(5)チェック
マーク判別の詳細について」の項の説明から明かとなる
が、上記方法により切り出された画像情報の一部分に最
大3×3の正方行列をフィルタ係数としたフィルタ処理
を行い、画像の細線化処理、記入したマークの端点から
の浸食処理、及び分岐点の抽出処理を行い、この抽出結
果から得られた交点数をカウントすることにより実現さ
れる。そのため、ジョブ認識ブロック5内に3ライン分
のラインバッファ26、26、26を設ける。そして、
CPU25は、ジョブ内容認識処理に用いるフィルタ係
数をフィルタ27にセットし、ダイレクト・メモリ・ア
クセス・コントローラ23によりウインドウメモリ24
に格納された画像情報を呼び出して後述するフィルタ処
理を施し、この処理結果から得られた交点数をカウント
し、交点のカウント数に基づいてマーク欄に記入したマ
ークの持つ意味を判断する。
【0046】ジョブ設定について ステップS7にて、CPU25は、ジョブ内容認識(ス
テップS6)によって得られた各チェックサークル10
3の判定結果と、ジョブ/座標情報テーブル9内のジョ
ブ内容の情報コードとから、複写機等に対して行わせる
べき制御ジョブを設定し、これをシステム制御ブロック
1に通知する。通知を受けたシステム制御ブロック1で
は、ステップS8にて、認識された制御ジョブに変更し
てジョブ・コントロール・シート10の後に続く原稿束
11にそのジョブを施す。そして、ステップS9にて原
稿終わりと判断される迄、この処理を繰り返す。
テップS6)によって得られた各チェックサークル10
3の判定結果と、ジョブ/座標情報テーブル9内のジョ
ブ内容の情報コードとから、複写機等に対して行わせる
べき制御ジョブを設定し、これをシステム制御ブロック
1に通知する。通知を受けたシステム制御ブロック1で
は、ステップS8にて、認識された制御ジョブに変更し
てジョブ・コントロール・シート10の後に続く原稿束
11にそのジョブを施す。そして、ステップS9にて原
稿終わりと判断される迄、この処理を繰り返す。
【0047】以上がジョブ・コントロール・シート10
を用いて制御ジョブを設定する場合のマーク認識装置の
全体的フローの説明である。
を用いて制御ジョブを設定する場合のマーク認識装置の
全体的フローの説明である。
【0048】(4)ジョブ内容認識の詳細について さて、ジョブ認識ブロック5では、フィルタ演算により
チェックサークル103、・・にオペレータが記入した
マークの意味を判別するが、以下では、図3(A)乃至
(C)に示したチェックマーク106を具体的にどのよ
うに判別するかのアルゴリズム、即ち図7に示す上記し
たステップ6(ジョブ内容認識)のより詳細なアルゴリ
ズムについて説明する。なお、ステップS11乃至ステ
ップS16は、ジョブ内容認識のステップS6の詳細な
ステップを示すものである。
チェックサークル103、・・にオペレータが記入した
マークの意味を判別するが、以下では、図3(A)乃至
(C)に示したチェックマーク106を具体的にどのよ
うに判別するかのアルゴリズム、即ち図7に示す上記し
たステップ6(ジョブ内容認識)のより詳細なアルゴリ
ズムについて説明する。なお、ステップS11乃至ステ
ップS16は、ジョブ内容認識のステップS6の詳細な
ステップを示すものである。
【0049】図7において、ステップS11では、CP
U25がジョブ・コントロール・シート10内の座標原
点101/対角点104と、ジョブ/座標情報テーブル
9内に格納されているチェックサークル103の座標情
報と、実際のページメモリ内の原点/対角点座標値とを
比較し、座標補正要素を算出する。この算出した座標補
正要素により、次のステップS12で行うジョブ/座標
情報テーブル9内に格納されているチェックサークルの
座標情報の補正を行う。
U25がジョブ・コントロール・シート10内の座標原
点101/対角点104と、ジョブ/座標情報テーブル
9内に格納されているチェックサークル103の座標情
報と、実際のページメモリ内の原点/対角点座標値とを
比較し、座標補正要素を算出する。この算出した座標補
正要素により、次のステップS12で行うジョブ/座標
情報テーブル9内に格納されているチェックサークルの
座標情報の補正を行う。
【0050】次に、ステップS12では、ジョブ/座標
情報テーブル9内に格納されている各チェックサークル
103の座標を検索し、その座標値にステップS11で
得られた座標補正要素に基づいて補正を施し、これを基
に図8に示すチェックサークル領域33を決定する。図
8にはチェックサークルの中心座標32と決定された領
域33との関係が示されているが、その決定の際には、
チェックサークル領域33及びその大きさが設定された
チェックサークル103の直径や、隣接するチェックサ
ークル間の距離等を考慮して決定する。そして、この領
域内にある画像を、既に述べたようにダイレクト・メモ
リ・アクセス・コントローラ23により、ウインドウメ
モリ24に格納する。
情報テーブル9内に格納されている各チェックサークル
103の座標を検索し、その座標値にステップS11で
得られた座標補正要素に基づいて補正を施し、これを基
に図8に示すチェックサークル領域33を決定する。図
8にはチェックサークルの中心座標32と決定された領
域33との関係が示されているが、その決定の際には、
チェックサークル領域33及びその大きさが設定された
チェックサークル103の直径や、隣接するチェックサ
ークル間の距離等を考慮して決定する。そして、この領
域内にある画像を、既に述べたようにダイレクト・メモ
リ・アクセス・コントローラ23により、ウインドウメ
モリ24に格納する。
【0051】ステップS13では、ウインドウメモリ2
4に格納された画像について、図3(A)乃至(C)に
関する説明で述べた判断定義に基き、“設定”、“キャ
ンセル”、“未設定”の判別のためにマークの判別を行
う。この判別には、図3(A)乃至(C)に関する説明
において述べた判定条件を用いる。即ち、チェックサー
クル103と、チェックマーク105と、取消しマーク
106とによって構成される閉領域数が表1に示したど
の条件に適合するかを判断し、制御ジョブを設定した
か、これを取消したかを判別し、この判別結果をステッ
プS14でCPU25に接続した図示しないメモリに格
納する。そして、ステップS15にて判定すべきチェッ
クサークルが存在しないと判断される迄、ステップS1
6にて次のチェックサークルの検索処理と、ステップS
11乃至S14の処理とを反復する。
4に格納された画像について、図3(A)乃至(C)に
関する説明で述べた判断定義に基き、“設定”、“キャ
ンセル”、“未設定”の判別のためにマークの判別を行
う。この判別には、図3(A)乃至(C)に関する説明
において述べた判定条件を用いる。即ち、チェックサー
クル103と、チェックマーク105と、取消しマーク
106とによって構成される閉領域数が表1に示したど
の条件に適合するかを判断し、制御ジョブを設定した
か、これを取消したかを判別し、この判別結果をステッ
プS14でCPU25に接続した図示しないメモリに格
納する。そして、ステップS15にて判定すべきチェッ
クサークルが存在しないと判断される迄、ステップS1
6にて次のチェックサークルの検索処理と、ステップS
11乃至S14の処理とを反復する。
【0052】ところで、マークの判別(ステップS1
3)は、上記した表1に示す閉領域数の判別を目的とし
ているが、チェックマーク105と、取消しマーク10
6とによりチェックサークル103内に閉領域が存在す
るということは、“未設定”以外の画像には必ずオペレ
ータによって記入されたチェックマーク105とチェッ
クサークル103との交点、及びチェックマーク105
と、取消しマーク106と、チェックサークル103と
による交点が存在するということになる。従って、交点
の数は“設定”、“キャンセル”、“未設定”によって
異なり、チェックマークと交点との数の関係は下記の表
2
3)は、上記した表1に示す閉領域数の判別を目的とし
ているが、チェックマーク105と、取消しマーク10
6とによりチェックサークル103内に閉領域が存在す
るということは、“未設定”以外の画像には必ずオペレ
ータによって記入されたチェックマーク105とチェッ
クサークル103との交点、及びチェックマーク105
と、取消しマーク106と、チェックサークル103と
による交点が存在するということになる。従って、交点
の数は“設定”、“キャンセル”、“未設定”によって
異なり、チェックマークと交点との数の関係は下記の表
2
【0053】
【表2】
【0054】に示すようになる。この点に着目し、本実
施例では、閉領域数の判別に際し、この交点の数による
判定を用いることによりチェックマークの判別(ステッ
プS13)を行う。なお、表2に示す“キャンセル”に
おいて、チェックサークル103の境界線と1回だけ交
叉するようにチェックマーク105を記入し、このチェ
ックマーク105と交叉するとともに、チェックサーク
ル103の境界線と1回だけ交叉するように取消しマー
ク106を記入した場合には、その交点数は3個とな
り、また、交叉記入されたチェックマーク105と取消
しマーク106とを、チェックサークル103の境界線
と2回づつ交叉するように記入した場合には、その交点
の数は全部で5個となる。
施例では、閉領域数の判別に際し、この交点の数による
判定を用いることによりチェックマークの判別(ステッ
プS13)を行う。なお、表2に示す“キャンセル”に
おいて、チェックサークル103の境界線と1回だけ交
叉するようにチェックマーク105を記入し、このチェ
ックマーク105と交叉するとともに、チェックサーク
ル103の境界線と1回だけ交叉するように取消しマー
ク106を記入した場合には、その交点数は3個とな
り、また、交叉記入されたチェックマーク105と取消
しマーク106とを、チェックサークル103の境界線
と2回づつ交叉するように記入した場合には、その交点
の数は全部で5個となる。
【0055】(5)チェックマーク判別の詳細について 図9は、図7に示すチェックマークの判別(ステップS
613)を交点数により行うアルゴリズムのフローチャ
ートを示す。また、このアルゴリズムによって画像が変
化する過程の具体例を示すモデル図として、図10
(A)にチェックマークとチェックサークルとの交叉部
分を拡大して示す細線化処理前の画像を、図10(B)
に細線化処理後の画像を、図10(C)に端点からの浸
食処理後の画像を示し、また、フィルタ処理について
は、図11(A)に細線化処理を行うフィルタ係数を、
図11(B)に端点からの浸食処理を行うフィルタ係数
を、図11(C)に分岐点抽出を行うフィルタ係数をそ
れぞれ示す。
613)を交点数により行うアルゴリズムのフローチャ
ートを示す。また、このアルゴリズムによって画像が変
化する過程の具体例を示すモデル図として、図10
(A)にチェックマークとチェックサークルとの交叉部
分を拡大して示す細線化処理前の画像を、図10(B)
に細線化処理後の画像を、図10(C)に端点からの浸
食処理後の画像を示し、また、フィルタ処理について
は、図11(A)に細線化処理を行うフィルタ係数を、
図11(B)に端点からの浸食処理を行うフィルタ係数
を、図11(C)に分岐点抽出を行うフィルタ係数をそ
れぞれ示す。
【0056】先ず、ステップS20にて、ウインドウメ
モリ24内に格納された画像をラインバッファ26、2
6、26に入力させた上で画像の細線化処理を行うが、
この細線化処理は、例えば図11(A)に示すフィルタ
係数によって実現出来る。CPU25は図11(A)に
示すフィルタ係数F1をフィルタ27にセットし、次に
ラインバッファ26、26、26からの画像に対し、フ
ィルタ係数F1の着目画素を基準に3×3の近傍画素を
見ながら走査していく。その際に、この3×3の近傍画
素の黒画素と白画素のパターンがフィルタ係数F1のパ
ターンと一致したとCPU25が判断した場合には、着
目画素を白画素に変換して処理するパターンマッチング
処理の方法をとる。このパターンマッチング処理をフィ
ルタ係数F1、F2、F3、F4の順に行う。そして、
ステップS21で細線化処理前後の画像を比較し、ステ
ップS22で画像に変化がなくなる迄これを行い、幅1
の4連結性を持った細線化処理を行う。このようにし
て、図10(A)の画像は、細線化処理(ステップS2
0乃至ステップS22)により図10(B)に示す細線
化処理後の画像に変化する。なお、図10(B)に示す
細線化処理後の画像には、分岐点が2個存在する。
モリ24内に格納された画像をラインバッファ26、2
6、26に入力させた上で画像の細線化処理を行うが、
この細線化処理は、例えば図11(A)に示すフィルタ
係数によって実現出来る。CPU25は図11(A)に
示すフィルタ係数F1をフィルタ27にセットし、次に
ラインバッファ26、26、26からの画像に対し、フ
ィルタ係数F1の着目画素を基準に3×3の近傍画素を
見ながら走査していく。その際に、この3×3の近傍画
素の黒画素と白画素のパターンがフィルタ係数F1のパ
ターンと一致したとCPU25が判断した場合には、着
目画素を白画素に変換して処理するパターンマッチング
処理の方法をとる。このパターンマッチング処理をフィ
ルタ係数F1、F2、F3、F4の順に行う。そして、
ステップS21で細線化処理前後の画像を比較し、ステ
ップS22で画像に変化がなくなる迄これを行い、幅1
の4連結性を持った細線化処理を行う。このようにし
て、図10(A)の画像は、細線化処理(ステップS2
0乃至ステップS22)により図10(B)に示す細線
化処理後の画像に変化する。なお、図10(B)に示す
細線化処理後の画像には、分岐点が2個存在する。
【0057】次に、ステップS23にて、図10(B)
に示す細線化処理後の画像のチェックマーク103の線
の「端点からの浸食」処理も、細線化と同様に3×3の
フィルタ処理によって実現される。即ち、CPU25が
図11(B)に示すフィルタ係数F5、F6、F7、F
8をフィルタ27に順次セットし、ステップS24にて
端点からの浸食処理前後の画像を比較しながら、ステッ
プS25にて画像に変化を生じなくなると判断される
迄、パターンマッチングをとりつつ着目画素を白画素に
変換処理する浸食処理を実行すると、図10(C)に示
す「端点からの浸食」処理が行われた画像に変化する。
に示す細線化処理後の画像のチェックマーク103の線
の「端点からの浸食」処理も、細線化と同様に3×3の
フィルタ処理によって実現される。即ち、CPU25が
図11(B)に示すフィルタ係数F5、F6、F7、F
8をフィルタ27に順次セットし、ステップS24にて
端点からの浸食処理前後の画像を比較しながら、ステッ
プS25にて画像に変化を生じなくなると判断される
迄、パターンマッチングをとりつつ着目画素を白画素に
変換処理する浸食処理を実行すると、図10(C)に示
す「端点からの浸食」処理が行われた画像に変化する。
【0058】次に、ステップS26にて、CPU25
が、図11(C)に示すF9乃至F12のフィルタ係数
をフィルタ27に順次セットしてパターンマッチングを
とりながら分岐点の抽出処理を行うと、図10(C)の
符号110で示した1個の分岐点が抽出される。
が、図11(C)に示すF9乃至F12のフィルタ係数
をフィルタ27に順次セットしてパターンマッチングを
とりながら分岐点の抽出処理を行うと、図10(C)の
符号110で示した1個の分岐点が抽出される。
【0059】上記した各処理をチェックサークル103
の全周にわたって行う。分岐点抽出によって抽出された
画素110は、交点の数と一致するので、分岐点の抽出
終了毎に1をカウントアップする。CPU25はその計
数結果をジョブ/座標情報テーブル9に予め記憶させた
表2の判定条件によって判別する。ステップS28に
て、分岐点数が2であれば、ステップS30にて“設
定”とみなし、ステップS29にて分岐点数が2を超え
ていれば、ステップS31で“キャンセル”とみなし、
NOと判定されれば、ステップS32にて“未設定”と
みなす判定を行う。このようにして、その他のチェック
サークル103に対し、上記した細線化処理、浸食処
理、分岐点抽出処理を行って交点数のカウントをする。
なお、端点からの浸食処理の際に、プリンタや複写機に
よる印刷時の際に生じるゴマ塩状のしみ等のノイズも共
に浸食処理され、このためノイズによる認識精度の低下
が防止される。
の全周にわたって行う。分岐点抽出によって抽出された
画素110は、交点の数と一致するので、分岐点の抽出
終了毎に1をカウントアップする。CPU25はその計
数結果をジョブ/座標情報テーブル9に予め記憶させた
表2の判定条件によって判別する。ステップS28に
て、分岐点数が2であれば、ステップS30にて“設
定”とみなし、ステップS29にて分岐点数が2を超え
ていれば、ステップS31で“キャンセル”とみなし、
NOと判定されれば、ステップS32にて“未設定”と
みなす判定を行う。このようにして、その他のチェック
サークル103に対し、上記した細線化処理、浸食処
理、分岐点抽出処理を行って交点数のカウントをする。
なお、端点からの浸食処理の際に、プリンタや複写機に
よる印刷時の際に生じるゴマ塩状のしみ等のノイズも共
に浸食処理され、このためノイズによる認識精度の低下
が防止される。
【0060】以上のアルゴリズムによって、ジョブ・コ
ントロール・シート10に指定されたマークを認識し、
マークされているチェックサークル103に対応する制
御ジョブをジョブ/座標情報テーブル9から検索し、制
御ジョブを認識/設定する。次に、上記したマーク認識
装置についての全体的な作用を以下に説明する。
ントロール・シート10に指定されたマークを認識し、
マークされているチェックサークル103に対応する制
御ジョブをジョブ/座標情報テーブル9から検索し、制
御ジョブを認識/設定する。次に、上記したマーク認識
装置についての全体的な作用を以下に説明する。
【0061】図2に示すジョブ・コントロール・シート
10のジョブ指定欄102、・・のチェックサークル1
03に、図3(A)に示すようにチェックサークル10
3の閉領域を2分するチエックマーク105を記入して
制御ジョブを設定し、また、誤って記入した場合には図
3(B)に示すように先に記入したチェックマーク10
5と交叉するとともに、チェックサークル103の閉領
域を切断する取消マーク106を記入する。そして、図
4に示すように原稿束11の上に載置し、図1に示す自
動原稿搬送装置2に載せると、ジョブ・コントロール・
シート10が画像読み取りブロック3に送られる。ここ
で原稿スキャンされ(ステップS1)、その画像信号2
0がシート識別ブロック5に送られ、ジョブ・コントロ
ール・シート10のバーコードの原稿識別マーク10
0、・・が読み取られ(ステップS2)、送られた画像
信号がジョブ・コントロール・シートの画像信号である
との判定が行われる(ステップS3)。これによりシス
テム制御ブロック1がセレクタ6を作動させ、画像信号
をジョブ認識ブロック7に送る。ここで画像信号の2値
化と間引きが行われ(ステップS4)、ページメモリ2
2に格納される(ステップS5)。
10のジョブ指定欄102、・・のチェックサークル1
03に、図3(A)に示すようにチェックサークル10
3の閉領域を2分するチエックマーク105を記入して
制御ジョブを設定し、また、誤って記入した場合には図
3(B)に示すように先に記入したチェックマーク10
5と交叉するとともに、チェックサークル103の閉領
域を切断する取消マーク106を記入する。そして、図
4に示すように原稿束11の上に載置し、図1に示す自
動原稿搬送装置2に載せると、ジョブ・コントロール・
シート10が画像読み取りブロック3に送られる。ここ
で原稿スキャンされ(ステップS1)、その画像信号2
0がシート識別ブロック5に送られ、ジョブ・コントロ
ール・シート10のバーコードの原稿識別マーク10
0、・・が読み取られ(ステップS2)、送られた画像
信号がジョブ・コントロール・シートの画像信号である
との判定が行われる(ステップS3)。これによりシス
テム制御ブロック1がセレクタ6を作動させ、画像信号
をジョブ認識ブロック7に送る。ここで画像信号の2値
化と間引きが行われ(ステップS4)、ページメモリ2
2に格納される(ステップS5)。
【0062】次に、ジョブ・コントロール・シート10
内の座標原点101/対角点104と、ページメモリ2
2内の原点/対角点座標値と、ジョブ/座標情報テーブ
ル9内に記憶させたチェックサークル103の座標情報
との対比を行い、座標補正要素を算出する(ステップS
11)。そして、ジョブ/座標情報テーブル9内に記憶
されているチェックサークル103の座標を検索し、こ
れを座標補正要素に基づいて補正し、図8に示すように
チエックサークル103のチェックサークル領域33を
決定する。CPU25は、ダイレクト・メモリ・アクセ
ス・コントローラ23を制御し、チェックサークル10
3をウインドウメモリ24に格納する(ステップS1
2)。
内の座標原点101/対角点104と、ページメモリ2
2内の原点/対角点座標値と、ジョブ/座標情報テーブ
ル9内に記憶させたチェックサークル103の座標情報
との対比を行い、座標補正要素を算出する(ステップS
11)。そして、ジョブ/座標情報テーブル9内に記憶
されているチェックサークル103の座標を検索し、こ
れを座標補正要素に基づいて補正し、図8に示すように
チエックサークル103のチェックサークル領域33を
決定する。CPU25は、ダイレクト・メモリ・アクセ
ス・コントローラ23を制御し、チェックサークル10
3をウインドウメモリ24に格納する(ステップS1
2)。
【0063】次に、ウインドウメモリ24に格納された
チェックサークル103の画像信号の3ライン分をライ
ンバッファ26、26、26に入力させ、図11(A)
に示すフィルタ係数F1、F2、F3、F4を順次フィ
ルタ27にセットし、パターンマッチングをとりながら
図10(A)に示す画像に対し細線化処理を行う(ステ
ップS20)。そして、細線化処理前後の画像に変化が
生じなくなる迄、画像比較し(ステップS21)、幅が
1で4連結性を有する細線化処理を行う。画像に変化が
生じなくなれば(ステップS22)、図11(B)に示
すようにフィルタ係数F5、F6、F7、F8をフィル
タ27に順次セットし、同様にパターンマッチングをし
ながら図10(B)に示す画像に対し、端点からの浸食
処理を行い(ステップS23)、端点からの浸食処理前
後の画像の比較を行い(ステップS24)、画像に変化
を生じなくなる迄浸食処理を行う(ステップS25)。
チェックサークル103の画像信号の3ライン分をライ
ンバッファ26、26、26に入力させ、図11(A)
に示すフィルタ係数F1、F2、F3、F4を順次フィ
ルタ27にセットし、パターンマッチングをとりながら
図10(A)に示す画像に対し細線化処理を行う(ステ
ップS20)。そして、細線化処理前後の画像に変化が
生じなくなる迄、画像比較し(ステップS21)、幅が
1で4連結性を有する細線化処理を行う。画像に変化が
生じなくなれば(ステップS22)、図11(B)に示
すようにフィルタ係数F5、F6、F7、F8をフィル
タ27に順次セットし、同様にパターンマッチングをし
ながら図10(B)に示す画像に対し、端点からの浸食
処理を行い(ステップS23)、端点からの浸食処理前
後の画像の比較を行い(ステップS24)、画像に変化
を生じなくなる迄浸食処理を行う(ステップS25)。
【0064】次に、分岐点抽出の際には、図11(C)
に示すフィルタ係数F9、F10、F11、F12をフ
ィルタ27に順次セットし、同様にパターンマッチング
をしながら図10(C)に示される分岐点の抽出を行な
い(ステップS26)、分岐点の抽出を終了する都度、
分岐点数をカウントする(ステップS27)。上記した
処理をチェックサークルの全周について行う。次に、分
岐点数が2であれば(ステップS28)、制御ジョブが
設定され(ステップS30)、分岐点数が2を超えてい
れば(ステップS29)、制御ジョブがキャンセルされ
たと判定され(ステップS31)、分岐点数が0であれ
ば未設定であると判断される(ステップS32)。
に示すフィルタ係数F9、F10、F11、F12をフ
ィルタ27に順次セットし、同様にパターンマッチング
をしながら図10(C)に示される分岐点の抽出を行な
い(ステップS26)、分岐点の抽出を終了する都度、
分岐点数をカウントする(ステップS27)。上記した
処理をチェックサークルの全周について行う。次に、分
岐点数が2であれば(ステップS28)、制御ジョブが
設定され(ステップS30)、分岐点数が2を超えてい
れば(ステップS29)、制御ジョブがキャンセルされ
たと判定され(ステップS31)、分岐点数が0であれ
ば未設定であると判断される(ステップS32)。
【0065】(6)他の実施例について 上記実施例ではオペレータによるチェックマークの記入
方法に、図3(A)乃至(C)に示すように、チェック
サークルを2分するようにマークした場合が“設定”、
×になるようにマークした場合が“キャンセル”したと
みなしている。また、マーク方法に関する判断条件とし
ては、“設定”の場合はチェックサークルとマークとの
交点数が「2個」存在すること、“キャンセル”の場合
はこの交点数が「3個以上」存在することとし、マーク
する際の記入方向や角度に関する制約がない。従って、
チェックサークルは必ずしも円である必要はなく、例え
ば、チェックサークルを円の代わりに長方形にしても上
記実施例における認識アルゴリズムが適用出来る。さら
に、閉領域さえ持っていれば、チェックサークルはどん
な図形でもよいので、チェックサークルの形状によって
オペレータに異なった情報を喚起させることも可能とな
る。例えば、チェックサークルの形状をアイコンのよう
な閉領域を持つ図柄にして、通常のCRT画面上で用い
られているスクリーンインターフェースと対応させると
いう仕様も可能である。
方法に、図3(A)乃至(C)に示すように、チェック
サークルを2分するようにマークした場合が“設定”、
×になるようにマークした場合が“キャンセル”したと
みなしている。また、マーク方法に関する判断条件とし
ては、“設定”の場合はチェックサークルとマークとの
交点数が「2個」存在すること、“キャンセル”の場合
はこの交点数が「3個以上」存在することとし、マーク
する際の記入方向や角度に関する制約がない。従って、
チェックサークルは必ずしも円である必要はなく、例え
ば、チェックサークルを円の代わりに長方形にしても上
記実施例における認識アルゴリズムが適用出来る。さら
に、閉領域さえ持っていれば、チェックサークルはどん
な図形でもよいので、チェックサークルの形状によって
オペレータに異なった情報を喚起させることも可能とな
る。例えば、チェックサークルの形状をアイコンのよう
な閉領域を持つ図柄にして、通常のCRT画面上で用い
られているスクリーンインターフェースと対応させると
いう仕様も可能である。
【0066】また、図9のチェックマーク判別のアルゴ
リズムを若干変形させることにより、図3(A)乃至
(C)に示したチェックマークの判定定義を変更するこ
とも可能である。
リズムを若干変形させることにより、図3(A)乃至
(C)に示したチェックマークの判定定義を変更するこ
とも可能である。
【0067】例えば、図12(A)に示すようにチェッ
クサークル103と1回だけ交叉する制御ジョブ設定用
のマーク107を記入し、図12(B)に示すように設
定した制御ジョブを取消すマークとして、チェックサー
クル103と1回だけ交叉するとともに、先に記入した
マーク107と交叉する制御ジョブ取消しマーク10
8、及び制御ジョブ設定用のマーク107とだけ交叉す
る取消しマーク109を記入するというマーク記入方法
を定義する。この場合、図9に示すアルゴリズム中のス
テップS20乃至ステップS22による細線化処理のス
テップのループ回数を保存しておき、端点からの浸食処
理のステップS23乃至S25のループ回数を、保存し
た細線化処理のループ回数分だけ行うようさせる。こう
することで、チェックマーク及びチェックサークルの線
の太さ分だけの端点からの浸食が行われることになり、
図12(A)及び図12(B)の制御ジョブ設定用のチ
ェックマーク107、もしくは取消しマーク108、1
09の全てが浸食されることがなくなる。
クサークル103と1回だけ交叉する制御ジョブ設定用
のマーク107を記入し、図12(B)に示すように設
定した制御ジョブを取消すマークとして、チェックサー
クル103と1回だけ交叉するとともに、先に記入した
マーク107と交叉する制御ジョブ取消しマーク10
8、及び制御ジョブ設定用のマーク107とだけ交叉す
る取消しマーク109を記入するというマーク記入方法
を定義する。この場合、図9に示すアルゴリズム中のス
テップS20乃至ステップS22による細線化処理のス
テップのループ回数を保存しておき、端点からの浸食処
理のステップS23乃至S25のループ回数を、保存し
た細線化処理のループ回数分だけ行うようさせる。こう
することで、チェックマーク及びチェックサークルの線
の太さ分だけの端点からの浸食が行われることになり、
図12(A)及び図12(B)の制御ジョブ設定用のチ
ェックマーク107、もしくは取消しマーク108、1
09の全てが浸食されることがなくなる。
【0068】このマーク記入方法によれば、制御ジョブ
設定用のマーク107、取消し用マーク108、109
によって形成される交点は端点からの浸食によっても消
滅しなくなる。この段階で分岐点抽出を施せば“設
定”、“キャンセル”、“未設定”の判別が可能であ
る。この場合、判定条件は“設定”のときが交点(分岐
点)の数は1個、“キャンセル”のときが3個以上、
“未設定”のときが0個となる。
設定用のマーク107、取消し用マーク108、109
によって形成される交点は端点からの浸食によっても消
滅しなくなる。この段階で分岐点抽出を施せば“設
定”、“キャンセル”、“未設定”の判別が可能であ
る。この場合、判定条件は“設定”のときが交点(分岐
点)の数は1個、“キャンセル”のときが3個以上、
“未設定”のときが0個となる。
【0069】このように、チェックマークの定義に応じ
て、チェックマーク判別アルゴリズムを若干変形させて
おけば、様々なマーク記入方法を定義することが可能で
ある。
て、チェックマーク判別アルゴリズムを若干変形させて
おけば、様々なマーク記入方法を定義することが可能で
ある。
【0070】なお、制御ジョブ設定用のマークをチェッ
クサークル103と交叉させる記入方法にのみ限定され
るものではなく、図13(A)に示すように、制御ジョ
ブ設定用のマークをチェックサークル103に接点を生
じる接線107Aを記入してもよいことは勿論である。
この場合でも、この接点により形成される交点をカウン
ト処理出来ることは言う迄もない。そして、制御ジョブ
の設定を取り消す場合には、図13(B)に示すよう
に、設定用マークの記入線107Aとチェックサークル
103と交叉する取消しマーク108Aを記入するか、
あるいは、図13(C)に示すように、この取消しマー
ク108Aを記入するとともに、制御ジョブの設定マー
ク107Aと交叉する線109Aを記入し、取消しマー
クとすることも出来る。この場合においても、交点数の
カウント結果に基づいて、制御ジョブの取消しを判定す
ることが出来る。
クサークル103と交叉させる記入方法にのみ限定され
るものではなく、図13(A)に示すように、制御ジョ
ブ設定用のマークをチェックサークル103に接点を生
じる接線107Aを記入してもよいことは勿論である。
この場合でも、この接点により形成される交点をカウン
ト処理出来ることは言う迄もない。そして、制御ジョブ
の設定を取り消す場合には、図13(B)に示すよう
に、設定用マークの記入線107Aとチェックサークル
103と交叉する取消しマーク108Aを記入するか、
あるいは、図13(C)に示すように、この取消しマー
ク108Aを記入するとともに、制御ジョブの設定マー
ク107Aと交叉する線109Aを記入し、取消しマー
クとすることも出来る。この場合においても、交点数の
カウント結果に基づいて、制御ジョブの取消しを判定す
ることが出来る。
【0071】また、本実施例では入力画像を一般的なイ
メージスキャナ等の画像読取りブロックからの読み取り
画像としたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、ファクシミリ等で送信された画像に対しても復号化
された後にシート識別ブロックに入力することで、入力
画像として対応することは明白である。
メージスキャナ等の画像読取りブロックからの読み取り
画像としたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、ファクシミリ等で送信された画像に対しても復号化
された後にシート識別ブロックに入力することで、入力
画像として対応することは明白である。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、境界
線に交点を生じるよう記入した交線により形成される制
御ジョブの設定マークと、この制御ジョブ設定マーク及
び境界線に対し共に新たな交点を生じるよう記入した交
線により示される取消しマークとの判別を、画像読取装
置により読み取ったこれらマークの画像データに含まれ
る交点の数をカウントし、そのカウント値に基づいて認
識するよう構成してあるので、マーク欄に記入したマー
クの交点のカウント値に基づいて、記入マークが制御ジ
ョブ設定マークか、これを取消す取消しマークかを識別
し得る独特の認識方法を提供することができる。
線に交点を生じるよう記入した交線により形成される制
御ジョブの設定マークと、この制御ジョブ設定マーク及
び境界線に対し共に新たな交点を生じるよう記入した交
線により示される取消しマークとの判別を、画像読取装
置により読み取ったこれらマークの画像データに含まれ
る交点の数をカウントし、そのカウント値に基づいて認
識するよう構成してあるので、マーク欄に記入したマー
クの交点のカウント値に基づいて、記入マークが制御ジ
ョブ設定マークか、これを取消す取消しマークかを識別
し得る独特の認識方法を提供することができる。
【0073】
【0074】また、本発明によれば、上記したマークシ
ートのマーク欄へのマークの記入により生じた交点数を
カウントする交点カウント手段と、このカウントした交
点数に応じて制御ジョブの設定、取消しを認識するマー
ク欄認識手段とを設けるよう構成してあるので、上記し
たマーク欄に記入された線により生じた交点数をカウウ
トし、この交点数から制御ジョブの設定、取消しを判断
するマーク認識装置を提供することが出来る。
ートのマーク欄へのマークの記入により生じた交点数を
カウントする交点カウント手段と、このカウントした交
点数に応じて制御ジョブの設定、取消しを認識するマー
ク欄認識手段とを設けるよう構成してあるので、上記し
たマーク欄に記入された線により生じた交点数をカウウ
トし、この交点数から制御ジョブの設定、取消しを判断
するマーク認識装置を提供することが出来る。
【0075】
【図1】 本発明の一実施例における画像処理装置の機
能ブロック図である。
能ブロック図である。
【図2】 ジョブ・コントロール・シートの正面図であ
る。
る。
【図3】 図3(A)は制御ジョブを設定するマークを
記入されたチェックサークル、図3(B)は取消しマー
クを記入したチェックサークル、図3(C)は未設定の
チェックサークルを示すモデル図である。
記入されたチェックサークル、図3(B)は取消しマー
クを記入したチェックサークル、図3(C)は未設定の
チェックサークルを示すモデル図である。
【図4】 ジョブ・コントロール・シートの使用例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】 ジョブ・コントロール・シートの認識アルゴ
リズムの概要的フローチャートである。
リズムの概要的フローチャートである。
【図6】 ジョブ認識ブロックのブロック図である。
【図7】 ジョブ内容認識のアルゴリズムのフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】 チェックサークルとチェックサークル領域と
の関係を示すモデル図である。
の関係を示すモデル図である。
【図9】 チェックマーク判別のアルゴリズムのフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】 図10(A)は細線化処理前の画像、図1
0(B)は細線化処理後の画像、図10(C)は端点か
らの浸食処理後の画像のモデル図である。
0(B)は細線化処理後の画像、図10(C)は端点か
らの浸食処理後の画像のモデル図である。
【図11】 図11(A)は細線化処理に用いるフィル
タ係数、図11(B)は端点からの浸食処理に用いるフ
ィルタ係数、図11(C)は分岐点抽出に用いるフィル
タ係数を示す図である。
タ係数、図11(B)は端点からの浸食処理に用いるフ
ィルタ係数、図11(C)は分岐点抽出に用いるフィル
タ係数を示す図である。
【図12】 図12(A)はチェックサークルの境界線
と1回だけ交叉する制御ジョブ設定用のマークを記入し
た図、図12(B)は制御ジョブ設定用のマークを取り
消す取消しマークを記入した図、図12(C)は未設定
のチェックサークルをそれぞれ示す他のモデル図であ
る。
と1回だけ交叉する制御ジョブ設定用のマークを記入し
た図、図12(B)は制御ジョブ設定用のマークを取り
消す取消しマークを記入した図、図12(C)は未設定
のチェックサークルをそれぞれ示す他のモデル図であ
る。
【図13】 図13(A)はチェックサークルの境界線
に接点を生じる制御ジョブ設定用のマークを記入した
図、図13(B)は制御ジョブ設定用のマークを取り消
す取消しマークを記入した図、図13(C)は別の記入
形態にて記入した取消しマークの図をそれぞれ示すさら
に他のモデル図である。
に接点を生じる制御ジョブ設定用のマークを記入した
図、図13(B)は制御ジョブ設定用のマークを取り消
す取消しマークを記入した図、図13(C)は別の記入
形態にて記入した取消しマークの図をそれぞれ示すさら
に他のモデル図である。
1 システム制御ブロック、2 自動原稿搬送装置、3
画像読取りブロック、4 ユーザインターフェース、
5 シート識別ブロック、6 セレクタ、7ジョブ認識
ブロック、8 画像形成ブロック、9 ジョブ/座標情
報テーブル、10ジョブ・コントロール・シート、11
原稿束、12 現行ジョブ、13次ジョブ、20 画
像信号、21 2値化/間引きブロック、22 ページ
メモリ、23 ダイレクト・メモリ・アクセス・コント
ローラ、24 ウインドウメモリ、25 CPU、26
ラインバッファ、27 フィルタ、100 原稿識別
マーク、101 座標原点、102 ジョブ指定欄、1
03 チェックサークル、104 対角点、105、1
07及び107A チェックマーク、106、108、
108A、109及び109A 取消し用マーク。
画像読取りブロック、4 ユーザインターフェース、
5 シート識別ブロック、6 セレクタ、7ジョブ認識
ブロック、8 画像形成ブロック、9 ジョブ/座標情
報テーブル、10ジョブ・コントロール・シート、11
原稿束、12 現行ジョブ、13次ジョブ、20 画
像信号、21 2値化/間引きブロック、22 ページ
メモリ、23 ダイレクト・メモリ・アクセス・コント
ローラ、24 ウインドウメモリ、25 CPU、26
ラインバッファ、27 フィルタ、100 原稿識別
マーク、101 座標原点、102 ジョブ指定欄、1
03 チェックサークル、104 対角点、105、1
07及び107A チェックマーク、106、108、
108A、109及び109A 取消し用マーク。
Claims (2)
- 【請求項1】 境界線により区切ることにより形成され
るマーク欄を備えるマークシートの該マーク欄に、上記
境界線と交点を生じる交線を制御ジョブの設定マークと
して記入し、上記制御ジョブ設定マークの記入線及び境
界線に対し共に新たな交点を生じる交線を取消しマーク
として記入するマークシートを画像読取装置により読み
取り、 (a)上記画像読取装置により読み取った画像データに
おける上記マーク欄の画像データに含まれる交点の数
を、交点カウント手段によりカウントし、 (b)上記交点カウント手段がカウントした上記交点の
数に応じて上記マーク欄の制御ジョブの設定、その取消
しをマーク欄識別手段により認識することを特徴とする
マーク認識方法。 - 【請求項2】 境界線により区切ることにより形成され
るマーク欄を備えるマークシートの該マーク欄に、上記
境界線と交点を生じる交線を制御ジョブの設定マークと
して記入し、上記制御ジョブ設定マークの記入線及び境
界線に対し共に新たな交点を生じる交線を取消しマーク
として記入するマークシートを画像読取装置により読み
取り、認識するマーク認識装置であって、 (a)上記画像読取装置により読み取った画像データに
おける上記マーク欄の画像データに含まれる交点の数を
カウントする交点カウント手段と、 (b)上記交点カウント手段がカウントした上記交点の
数に応じて上記マーク欄の制御ジョブの設定、その取消
しを識別するマーク欄識別手段とを備えることを特徴と
するマーク認識装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3148433A JP2720633B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | マーク認識方法及びマーク認識装置 |
KR1019920010456A KR940009709B1 (ko) | 1991-06-20 | 1992-06-17 | 마크의 기입, 취소방법 및 마크인식장치 |
US07/901,177 US5235655A (en) | 1991-06-20 | 1992-06-19 | Mark placing and canceling method and mark recognizing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3148433A JP2720633B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | マーク認識方法及びマーク認識装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04372082A JPH04372082A (ja) | 1992-12-25 |
JP2720633B2 true JP2720633B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=15452686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3148433A Expired - Fee Related JP2720633B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | マーク認識方法及びマーク認識装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5235655A (ja) |
JP (1) | JP2720633B2 (ja) |
KR (1) | KR940009709B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3689127B2 (ja) * | 1993-04-22 | 2005-08-31 | ゼロックス コーポレイション | 文書処理システムと文書処理方法 |
JP3563783B2 (ja) * | 1994-10-19 | 2004-09-08 | キヤノン株式会社 | 複合画像形成装置 |
JPH1115911A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-01-22 | Olympus Optical Co Ltd | 情報再生システム |
US6112193A (en) * | 1998-05-22 | 2000-08-29 | Pitney Bowes Inc. | Reading encrypted data on a mail piece to cancel the mail piece |
US6353479B1 (en) * | 1999-06-29 | 2002-03-05 | Hewlett-Packard Company | Media-type encoding and print mode selection |
US6741738B2 (en) | 2000-03-13 | 2004-05-25 | Tms, Inc. | Method of optical mark recognition |
WO2003024806A2 (en) | 2001-09-17 | 2003-03-27 | United States Postal Service | Customized item cover |
JP2004102320A (ja) * | 2002-09-04 | 2004-04-02 | Fujitsu Ltd | 帳票処理装置、帳票処理方法、及びその方法をコンピュータに行わせるプログラム |
WO2004070620A1 (en) * | 2002-09-04 | 2004-08-19 | United States Postal Services | Digital cancellation mark |
US7555145B2 (en) * | 2003-06-03 | 2009-06-30 | Gravic, Inc. | Multi-level optical mark reading that uses an unambiguous symbology of marks to fill into response bubbles |
US8503785B2 (en) * | 2010-01-15 | 2013-08-06 | Gravic, Inc. | Dynamic response bubble attribute compensation |
US8412004B2 (en) | 2010-10-15 | 2013-04-02 | Gravic, Inc. | Dynamic response form symbology processing |
KR101165359B1 (ko) | 2011-02-21 | 2012-07-12 | (주)엔써즈 | 이미지와 이미지 또는 이미지와 동영상 사이의 상호 관계 분석 장치 및 방법 |
JP2013051498A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3086300A (en) * | 1961-04-03 | 1963-04-23 | Gerhard T Rugland | Multiple choice response device |
US3558859A (en) * | 1967-12-04 | 1971-01-26 | Cummins Chicago Corp | Automatic reading system for record media having encoded data |
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