JP2720283B2 - 酸素濃度を制御したSi単結晶の引上げ方法 - Google Patents
酸素濃度を制御したSi単結晶の引上げ方法Info
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Description
Arに混合した雰囲気ガスを使用することにより、Ar
雰囲気下で融液から引き上げられるSi単結晶の酸素濃
度を制御したSi単結晶の引上げ方法に関する。
として、チョクラルスキー法がある。チョクラルスキー
方法では、図1に示すように密閉容器1の内部に配置し
たルツボ2を、回転及び昇降可能にサポート3で支持す
る。ルツボ2の外周には、ヒータ4及び保温材5が同心
円状に設けられ、ルツボ2に収容した原料をヒータ4で
集中的に加熱し、融液6を調製する。融液6は、単結晶
成長に好適な温度に維持される。融液6に種結晶7を接
触させ、種結晶7の結晶方位を倣った単結晶8を成長さ
せる。種結晶7は、ワイヤ9を介して回転巻取り機構1
0から吊り下げられ、単結晶8の成長に応じて回転しな
がら引上げられる。また、ルツボ2も、サポート3を介
して適宜回転しながら下降する。サポート3の降下速
度,回転速度及び種結晶7の回転速度,上昇速度等は、
融液6から引上げられる単結晶8の成長速度に応じて制
御される。
使用して引き上げを行うと、得られた単結晶8にSbが
導入され、高伝導度の半導体材料が得られる。また、融
液6にルツボ2から溶出したSiO2 に起因する酸素が
導入されており、その酸素も単結晶8に取り込まれる。
単結晶8に含まれる酸素は、単結晶8が熱処理されると
きバルク中に析出し、析出欠陥となる。この析出欠陥
は、電子デバイスを構成する半導体単結晶基板の表面に
残存する重金属不純物を捕捉して無害化するゲッタリン
グ中心として利用される。また、固溶している酸素は、
半導体単結晶基板の強度を向上させる作用も呈する。こ
のようなことから、単結晶中に取り込まれる酸素濃度を
増大させる上で、融液の酸素濃度を高く維持することが
望まれる。しかし、従来の方法においては、Si融液の
酸素濃度を高レベルに安定維持することは困難であっ
た。本発明者等は、Si融液の物性を調査・研究する過
程で、多量にSbドープしたSi融液を使用するとき、
Sb含有量の上昇に伴ってSi融液の酸素濃度が一義的
に上昇することを見い出した。そして、特願平5−69
924号で、このSb含有量と酸素濃度との関係を利用
し、融液のSb含有量から酸素濃度を算出する方法を提
案した。
Si融液では、Sb2 O,SiO等として酸素が融液表
面から雰囲気中に放出され易くなる。この傾向は、P,
As,Bi等の他のV族元素でドープしたSi融液でも
同様にみられる。融液表面から酸素が放出されることに
より、融液中の酸素濃度が変動し、引き上げられている
Si単結晶の酸素濃度を著しく低下させる。そのため、
Si単結晶から切り出されたウエハやデバイス等に、所
定の特性を与えることができない。酸素濃度は、Si単
結晶の引上げ中にも変動する。引上げ中の変動によりS
i単結晶の酸素濃度が不安定になり、一定した品質の単
結晶が得られない。本発明は、このような問題を解消す
べく案出されたものであり、質量が異なる希ガスを混合
したAr雰囲気を使用することにより、Si融液から酸
化物として放出される酸素の量を調整し、Si融液の酸
素濃度、ひいてはSi単結晶の酸素濃度を制御し、所定
の特性を持ったSi単結晶を得ることを目的とする。
げ方法は、その目的を達成するため、1.0×10-4原
子%以上のV族元素でドープしたSi融液をAr雰囲気
に配置されたルツボに収容し、前記Si融液からSi単
結晶を引き上げる際、前記Si融液に接する雰囲気ガス
として、酸素濃度が9.0×1017原子数/cm3 を超
えるSi単結晶を育成する場合には質量の大きな希ガス
をArガスに混合し、酸素濃度が9.0×1017原子数
/cm3 より低いSi単結晶を育成する場合には質量の
小さな希ガスをArガスに混合して使用することを特徴
とする。質量の大きな希ガスとしては、Kr,Xe又は
Rnが使用される。質量の小さな希ガスとしては、Ne
が使用される。この単結晶引上げ方法は、P,As,S
b,Bi等のV族元素でドープしたSi融液に対して適
用される。V族元素の含有量とSi融液の酸素濃度との
関係を考慮するとき、V族元素の含有量は、P及びAs
で1×10-4原子%以上,Sb及びBiで0.01原子
%以上にすることが好ましい。なお、酸素濃度は、JE
IDA換算値(3.03)を使用して表した。
は、石英ルツボから融液に溶出する酸素や融液中の酸素
濃度に依存するものではなく、専ら融液表面の酸素濃度
が反映される。しかし、雰囲気ガスと接触する融液表面
は、酸化物として雰囲気ガスで持ち去られる酸素量が多
く、酸素濃度が一定しない。特に、蒸気圧が大きな酸化
物として酸素が放出されるV続元素でドープしたSi融
液では、この傾向が強くなる。本発明者等は、調査・研
究の結果、雰囲気ガスとして使用される希ガスの質量が
融液表面の酸素濃度に影響していることを見い出した。
希ガスの質量は、次のようなメカニズムで融液表面の酸
素濃度に影響を与えているものと推察される。理想気体
が充満されている雰囲気にSi融液がおかれ、このSi
融液から単結晶が引き上げられているものと仮定する。
Si融液の表面から蒸発する気体分子が雰囲気のガス分
子と衝突する回数fは、雰囲気ガスの質量mg の平方根
に反比例する。衝突エネルギーEは、質量mg との間に
E=K・mg (K:定数)の関係をもっている。したが
って、蒸発気体分子と雰囲気ガスとの衝突は、質量mg
の平方根に比例する。
されているArよりも質量が大きな希ガスを使用する
と、融液表面から基体の蒸発が抑えられ、酸化物の蒸発
量が少なくなり、融液表面の酸素濃度、ひいては得られ
たSi単結晶の酸素濃度が高レベルに維持されることが
予想される。逆に、Arよりも質量が小さい希ガスを使
用すると、酸素濃度が低いSi単結晶が得られることが
予想される。希ガスの質量が酸素濃度に与える影響は、
単結晶引き上げに通常使用されているArガスに希ガス
を配合した場合でも同様に維持される。特に、V族元素
でドープされているSi融液では、それぞれ元素単体及
び酸化物が融液表面から蒸発するが、これら蒸発物はS
iOに比較して高い蒸気圧を示すことから、雰囲気圧に
よる影響が大きく現れる。
れているArガスに質量が異なる希ガスを配合し、その
配合割合を変えることに応じて、高レベルで酸素濃度が
異なるSi単結晶が得られると予測される。この推論
は、後述する実施例で確認された。酸素濃度が高いSi
単結晶は、V族元素をドーパントとして含んでいること
から、リーク電流が少なく、重金属類を効率よくゲッタ
リングできる等の特性をもった半導体材料として使用さ
れる。しかも、酸素濃度が所定範囲に調整されているの
で、品質に関する信頼性が高いものとなる。この傾向
は、ドーパントとして、P,As,Bi等の他のV族元
素を使用する場合も同様である。
mのルツボに入れ、垂直方向の温度差50℃をつけて表
面温度1450℃に加熱した。この状態で30分間保持
した後、0.7gの純SbをSi融液に添加した。更に
同じ温度条件下で30分間保持し、冷却速度200℃/
時で1350℃まで冷却し、冷却速度50℃/時で室温
まで冷却した。このようにして、目標Sb濃度0.8原
子%のSbドープSi融液を用意した。Ar雰囲気中で
SbドープSi融液を1426〜1542℃に加熱し、
90分間保持した後、単結晶引上げを開始した。得られ
た単結晶から厚さ2mmの試験片を切り出し、SIMS
法で酸素濃度を測定した。引上げ中に、融液表面の酸素
濃度を検出し、同一引上げ条件下で融液自体の酸素濃度
を測定した。引き上げられたSi単結晶から切り出され
た試験片の酸素濃度を、Si融液自体及び融液表面の酸
素濃度との関係で表1に示す。表1から、Si単結晶の
酸素濃度は、融液自体の酸素濃度に依存せず、融液表面
の酸素濃度に応じて変わっていることが判る。なお、表
1において、融液自体の酸素濃度は、急冷凝固した融液
を単結晶の試験片と同様にSIMS法で測定した。融液
液面の酸素濃度は、本発明者等が見い出した雰囲気圧P
をファクターとする次式で算出した。
後に融液表面の酸素濃度の調査し、酸素濃度の経時的変
化を調査した。また、Krを配合したAr雰囲気下で同
様にSi単結晶を引き上げ、そのときの酸素濃度の経時
的変化を調査した。酸素濃度の減少傾向は、図2から明
らかなように、雰囲気ガス中のKr配合比率に応じて小
さくなっていた。他方、Neを配合したAr雰囲気下で
は、図3に示すように、雰囲気ガス中のNe配合比率が
上昇するに従って融液表面の酸素濃度が大きく減少し
た。図2及び図3から、Arに配合するKr又はNeの
比率を変えることにより、融液表面の酸素濃度が調整さ
れることが判る。融液表面の酸素濃度は、表1に示すよ
うに、得られたSi単結晶の酸素濃度と密接な関係を持
つ。したがって、目標酸素濃度に応じてArに対するK
r又はNeの配合比率を定め、このAr−Kr又はAr
−Ne雰囲気下でSi単結晶を育成するとき、目標値に
高精度で一致した酸素濃度のSi単結晶が得られる。実
際に育成したSi単結晶の酸素濃度と雰囲気ガスの組成
と関係を、表2に示す。なお、表2では、30トールの
雰囲気下で液面温度1450℃のSi融液からSi単結
晶を速度1.0mm/時で引き上げる育成条件を採用し
た。何れも、所定範囲に収まる高レベルの酸素濃度を持
っており、品質安定性に優れた半導体デバイス用材料と
して使用できた。
は、V族元素でドープしたSi融液に接するAr雰囲気
に質量が異なる希ガスを配合することにより、引き上げ
られるSi単結晶の酸素濃度に密接な関係を持つ融液表
面の酸素濃度を制御している。これにより、引上げられ
たSi単結晶の酸素濃度が希ガスの配合量に応じて高レ
ベルで所定範囲に維持され、品質が一定したSi単結晶
が得られる。得られた単結晶は、半導体デバイスの動作
中にリークした電子のトラップや重金属類のゲッタリン
グ等に有効な酸素を多量に含んでいることから、リーク
電流に対して敏感なパワー用デバイスや基板内のチャン
ネルを利用したバイポーラデバイス等に適した半導体材
料として使用される。
ー法
の酸素濃度に与える影響
の酸素濃度に与える影響
ヒータ 5:保温材 6:融液 7:種結晶 8:
単結晶 9:ワイヤ 10:回転巻取り機構
Claims (3)
- 【請求項1】 1.0×10-4原子%以上のV族元素で
ドープしたSi融液をAr雰囲気に配置されたルツボに
収容し、前記Si融液からSi単結晶を引き上げる際、
前記Si融液に接する雰囲気ガスとして、9.0×10
17原子数/cm3 を超える酸素濃度のSi単結晶を育成
する場合には質量の大きな希ガスをArガスに混合し、
9.0×1017原子数/cm3 より低い酸素濃度の低い
Si単結晶を育成する場合には質量の小さな希ガスをA
rガスに混合して使用するSi単結晶引き上げ方法。 - 【請求項2】 質量の大きな希ガスとしてKr,Xe又
はRnを使用する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 質量の小さな希ガスとしてNeを使用す
る請求項1記載の方法。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP33535793A JP2720283B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 酸素濃度を制御したSi単結晶の引上げ方法 |
EP94104297A EP0625595B1 (en) | 1993-03-29 | 1994-03-18 | Control of oxygen concentration in single crystal pulled up from melt containing group-V element |
DE69428302T DE69428302T2 (de) | 1993-03-29 | 1994-03-18 | Regulierung der Sauerstoffkonzentration in einem Einkristall, der aus einer ein Gruppe V Element enthaltenden Schmelze gezogenen wird. |
US08/291,833 US5524574A (en) | 1993-03-29 | 1994-08-17 | Control of oxygen concentration in single crystal pulled up from melt containing Group-V element |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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