JP2720168B2 - プラスチック制封緘具 - Google Patents

プラスチック制封緘具

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JP2720168B2
JP2720168B2 JP63135727A JP13572788A JP2720168B2 JP 2720168 B2 JP2720168 B2 JP 2720168B2 JP 63135727 A JP63135727 A JP 63135727A JP 13572788 A JP13572788 A JP 13572788A JP 2720168 B2 JP2720168 B2 JP 2720168B2
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    • G09F3/03Forms or constructions of security seals
    • G09F3/0305Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の属する技術分野> この発明は、例えば現金袋の頸部のまわりに可撓のス
トラップを固く巻き付け、これを千切らなければ現金袋
の口を開くことができないようにし、こにより、届けら
れた現金袋が届く以前にその袋の口が不正に開けられた
か、開けられていないかを判別するプラスチック製の封
緘具に関する。
<従来の技術> このようなプラスチック製の封緘具は、本特許出願人
の英国公開特許第2,106,840A号で公知である。これは、
中心に貫通路を有するハウジングと、上記ハウジングと
一体に成形され、一端がハウジングに固着され、他端が
自由端になっている可撓なストラップと、前記ハウジン
グの貫通路内に傾いて突出した弾性的に変形可能なスト
ッパ爪とを備え、前記ストラップは連続して突出する多
数のラチェット歯を有し、上記ストラップの自由端をハ
ウジングの貫通路の内部に一方向から挿入して行くと、
上記ストッパ爪はストラップに設けられたラチェット歯
の斜面により変形させられてストラップが貫通路中を一
方向に移動するのを許すが、貫通路中に通ったストラッ
プが反対方向に移動するのをストッパ爪がラチェット歯
の直立面を係止して阻止するようになっている。
上記公知の封緘具は、可撓のストラップを現金袋など
の頸部に巻付け易いように、又、ハウジングの貫通路の
内部に一方向から挿入し易いように、可撓のストラップ
とハウジングとはポリプロピレンのような比較的に軟質
のプラスチックで一体に成形してある。従って、可撓の
ストラップは曲がり易いので現金袋などの頸部に容易に
巻付けることができると共に、ハウジングの貫通路の内
部に一方向から容易に挿入できる。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、ハウジングの貫通路の内部のストッパ爪もポ
リプロピレンで成形されているため、ハウジングの貫通
路中に通っているストラップを反対方向に強く引張って
移動させようとすると、ストラップのラチェット歯の直
立面を係止して移動を阻止しているストッパ爪は摩損し
たり、損傷し、ストラップの反対方向の移動を許すこと
がある。そうするとストラップを千切らないでストラッ
プをハウジングから引抜いて現金袋の口を開け、袋内の
現金を盗むことができる。そして、その後、ストラップ
を現金袋の頸部の回りに再び巻付け、ストラップをハウ
ジングの貫通路に一方向から挿入すると、ストラップは
千切れていないので、外見上は現金袋の口が不正に開け
られていないように見え、袋内の現金が盗まれたのに気
付かない事態が生じる余地がある。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上述した問題点を解消するために開発された
もので、中心に貫通路を有するハウジングの内部に、ス
トッパ爪を有するハウジングの貫通路の一部をなす中空
部を備えた筒形ソケットを同心状に埋設し、上記ストッ
パ爪を有する筒形ソケットを、ハウジングとストラップ
を形成するプラスチックよりも硬質のプラスチックで形
成したことを特徴とする。
<実施例> 第1図から第5図は、この発明の封緘具の第1実施例
を示すもので、第1図と第2図はハウジングの内部に埋
設する筒形ソケット10を成形状態で示した。この筒形ソ
ケット10は、中空の雌形ソケット部12aと、中空の雄形
ソケット部12bと、両ソケット部12a,12bを連結する連結
片14とからなり、これらは比較的に硬質のナイロン66で
一体に成形されている。雌形ソケット部12aは上半部に
雌筒18、下端部に環状壁20を有する円筒壁16を備えてい
る。環状壁20は、雌筒18の内径よりも小さな円筒形の開
口22を有すると共に、この開口22の回りから上に向かっ
て雌筒18の内部で収斂する弾力的に可撓な高さの低い3
つのストッパ爪24を有する。
雄形ソケット部12bは中空口32を形成する円筒壁26を
備えている。この円筒壁26は上部に環状段部30を有し、
環状段部30の上は外径が小さくなって、前記雌筒18の内
周に嵌合する雄筒28になっている。
雌形ソケット部12aと雄形ソケット部12bを組立てゝ筒
形ソケットにするには、第2図に矢印で示したように、
雌形ソケット部の上下を逆にして雄形ソケット部の上に
重ね、第5図の断面図に示したように、雌筒18の端面が
雄形ソケット部の環状段部30に当接するまで雌筒18を雄
筒18の外周に嵌合する。必要ならば雌筒18の内周と、雄
筒18の外周を接着剤や超音波溶接により固着してもよ
い。又、雌筒18を雄筒28の外周に嵌めるのを容易にする
ため、雌筒の内周の上端部や、雄筒の外周の上端部は図
示のように面取りしてテーパを形成してもよい。
尚、連結片14は雌筒18の上端部の下と、環状段部30の
下で両ソケット部12aと12bを連結しているが、この連結
片は省略し、雌形ソケット部12aと、雄形ソケット部12b
を別々にナイロン66で成形してもよい。
こうして組立てた筒形ソケットを使用して封緘具を製
造するには、図示してないが、ハウジング38と、可撓の
ストラップ36をポリプロピレンで一体に成形する二つ割
りの鋳形のハウジング成形部分の中心に2本の保持ピン
で筒形ソケット10を保持する。この保持ピンの一方は、
雌形ソケット部12aの開口22に突入してポリプロピレン
が雌形ソケット部12aの内部へ侵入するのを防ぎ、他方
の保持ピンは雄形ソケット部12bの中空口32に突入し、
ポリプロピレンが中空口32の内部へ侵入するのを防止す
る。そして、二つ割りの鋳型の中にポリプロピレンを射
出し、射出後、鋳型を開き、2本の保持ピンを抜取り、
ハウジング38の内部に筒形ソケット10を埋設したストラ
ップ付きの封緘具を得る。
第3図〜第5図は、上記のようにして製造したこの発
明の第1実施例の封緘具34を示す。この封緘具は二つ割
り鋳型内でポリプロピレンにより一体に成形された可撓
性のストラップ36、ハウジング38、タブ40を有し、スト
ラップ36とタブ40はハウジング38に対して直角に配置さ
れている。ストラップ36は両端部の間に台円錐形の斜面
46と、台円錐形の大径面により形成された直立面48とか
らなる多数の連続したラチェット歯44を備えている。
ハウジング38は、埋設した筒形ソケットをしっかりと
包む。そして、ハウジング38には筒形ソケットの雌形ソ
ケット部を保持した保持ピンにより貫通路の入口50が形
成され、又、雄形ソケット部を保持した保持ピンにより
貫通路の出口52が形成されている。そして、雌形ソケッ
ト部の開口22と、雄形ソケット部の中空口32とがハウジ
ング38の内部での貫通路となり、この貫通路中にはナイ
ロン66で成形された雌形ソケットが有する硬質なストッ
パ爪24が位置する。要するにハウジング38の一連の貫通
路42はハウジングの入口50、雌形ソケット部の開口22、
雄形ソケット部の中空口32、ハウジングの出口52で構成
される。
可撓のストラップ36を現金袋などの頸部に固く巻付け
た後、その自由端部をハウジング38の入口50を通じ貫通
路42に第4図及び第5図の矢印方向に挿入して行くと、
ストッパ爪24はストラップの連続したラチェット歯44の
1つ宛の斜面46で押されて変形し、斜面46が通過すると
元の状態にスプリングバックし、ストラップが貫通路42
中を第5図の矢印方向に移動するのを許し、ストラップ
は貫通路の出口52から出る。こうして、ストラップを必
要量だけ貫通路を通して出口から外に出した状態で、ス
トッパ爪24が貫通路内にあるストラップのラチェット歯
の1つの直立面48をスプリングバックして係止すると、
第5図の矢印とは反対の方向にストラップを引張っても
ストラップは移動しない。このストッパ爪24は雌形ソケ
ット部と一体に硬質のナイロン66で形成されているた
め、大きな力を加えて引張っても摩損したり、損傷した
りすることがないからである。
第6図から第14図は、この発明の封緘具の第2実施例
を示すもので、第6図から第10図はハウジングの内部に
埋設する筒形ソケット100を成形状態で示した。筒形ソ
ケット100は千切れ易い部分104で端部同志が接合した雌
形ソケット部12aと雄形ソケット部12bとからなり、これ
らは比較的に硬質のナイロン66で一体に成形されてい
る。雌形ソケット部102aは両端が開放した四角な角筒壁
106を有する。雄形ソケット部102bも四角な角筒壁108を
有するが、その寸法は雌形ソケット部の角筒壁106の内
形よりも僅かに小さいので、角筒壁106の内部にぴった
りと嵌合する。
第10図に示したように、雄形ソケット部102bの角筒壁
108の相対向した2つの壁には角筒壁の内部に向かって
曲がって延びる弾力的に変形可能な一対のストッパ爪11
0,110が対向して設けられている。上記2つの相対向し
た壁はこのストッパ爪110,110を成形するために生じた
開口112,112を有する。又、雄形ソケット部の角筒壁108
は、千切れ易い部分104で雌形ソケット部の角筒壁と接
合した端部とは反対の端部に後述のスプリング118を通
すための横長開口111′を有する端壁111を備え、この端
壁111の回りに雌形ソケット部の角筒壁106の端部に当接
する鍔114が設けてある。雌形ソケット部102aと雄形ソ
ケット部102bを組立てゝ筒形ソケットにするには、第11
図の矢印で示したように雄形ソケット部102bを雌形ソケ
ット部102aに向かって押す。これにより千切れ易い部分
104は千切れ、雄形ソケット部の角筒壁108は雌形ソケッ
ト部の角筒壁106の中に滑り込む。従って、鍔114が角筒
壁106の端部に当接するまで角筒壁108を押込んで嵌合す
ればよい。必要ならば角筒壁106の内周と、角筒壁108の
外周を接着剤や超音波溶接により固着してもよい。この
ように雄形ソケット部の角筒壁108を雌形ソケット部の
角筒壁106の内部に嵌合する理由は、雄形ソケット部に
ストッパ爪110,110を形成する際に生じた開口112,112を
雌形ソケットの角筒壁106で覆いかくし、後述の可撓の
ストラップ118、ハウジング120を成形する際にポリプロ
ピレンが上記開口112,112から雄形ソケット部の角筒壁1
08の内部に侵入するのを防止するためである。
尚、雌形ソケット部102aと雄形ソケット部102bを千切
れ易い部分で接合せずに、両ソケット部102aと102bを別
々にナイロン66で成形してもよい。又、角筒壁108の端
壁111の回りに設けた鍔114は省略してもよい。こうして
組立てた筒ソケットを使用して封緘具を製造するには、
図示してないが、第1実施例で述べたと同様に、ハウジ
ング120と、可撓のストラップ118をポリプロピレンで一
体に成形する二つ割り鋳型のハウジング成形部分の中心
に2本の保持ピンで筒形ソケット100を保持する。この
保持ピンの一方は雄形ソケット部102bの角筒壁108の一
端の端壁111の横長開口111′に突入し、他方の保持ピン
は角筒壁108の他端部の開放口103に突入し、夫々角筒壁
108の内部にポリプロピレンが侵入するのを防止する。
そして二つ割り鋳型の中にはポリプロピレンを射出し、
射出後、鋳型を開き、2本の保持ピンを抜取り、ハウジ
ング120の内部にソケット100を埋設した封緘具を得る。
第12図〜第14図は、上記のようにして製造したこの発
明の第2実施例の封緘具116を示す。この封緘具は二つ
割り鋳型内でポリプロピレンにより一体に成形された可
撓性のストラップ118、ハウジング120、タブ122を有
し、ストラップ118とタブ122はハウジング120に対して
直角に配置されている。タブ122にはハウジングとスト
ラップを切り離すための千切れ易い線124が設けてあ
る。現金袋が無事に届けられて来たときに、この線124
に沿ってタブを千切り、ハウジングとストラップを切り
離すことにより鋏等の工具を使用してストラップを切断
する手数が省ける。又、ストラップには現金袋の頸部に
巻付けるとき、袋に刺さる鋭いスパイク126が設けてあ
る。
ストラップ118は、雄形ソケット部の端壁111にある横
長開口111′に通ることができる扁平な帯状で、両端部
の間の平らな表、裏の両面に、球面の一部からなる斜面
130と、直立面132とからなる多数の連続したラチェット
歯128を備えている。
図示の実施例では、第7図、第10図、第11図で明らか
なように、2つの相対向したストッパ爪110,110の一方
は長く、他方は短くて爪先の位置は前後に喰い違ってい
るため、ストラップの表面に設けられたラチェット歯
と、裏面に設けられたラチェット歯は2つのストッパ爪
110,110に対応するように位置を前後にずらせて設けて
ある。勿論、一対のストッパ爪110,110の長さを同じく
してもよく、その場合はストラップの表裏両面のラチェ
ット歯128,128は同じ位置に設ける。
筒形ソケット100を埋設したハウジング120は、ソケッ
トをしっかりと包む。そして、ハウジング120には筒形
ソケットの雄形ソケット部の開放口103を保持した保持
ピンにより貫通路の入口123が形成され、又、雄形ソケ
ット部の端壁111の横長開口111′を保持した保持ピンに
より貫通路の出口125が形成されている。そして、雄形
ソケット部の角筒壁108の中空部がハウジング120の内部
での貫通路となり、この貫通路中にはナイロン66で成形
された硬質な一対のストッパ爪110が位置する。要する
にハウジング120の一連の貫通路121はハウジングの入口
123、雄形ソケット部の中空部、ハウジングの出口125で
構成される。
可撓のストラップ118を現金袋などの頸部に固く巻付
けた後、その自由端部をハウジング120の入口123を通じ
貫通路121に第12図及び第14図の矢印方向に挿入して行
くと、対の相対向したストッパ爪110,110はストラップ
の表裏の連続したラチェット歯128,128の1つ宛の斜面1
30で押されて変形し、斜面130が通過すると元の状態に
スプリングバックし、ストラップが貫通路121中を第14
図の矢印方向に移動するのを許し、ストラップは貫通路
の出口125から出る。こうして、ストラップを必要量だ
け貫通路を通して出口から外に出した状態で、ストッパ
爪110,110が貫通路内にあるストラップの表裏のラチェ
ット歯の1つ宛の直立面132,132をスプリングバックし
て係止すると、第14図の矢印とは反対の方向にストラッ
プを引張ってもストラップは移動しない。このストッパ
爪110,110は雌形ソケット部と一体に硬質のナイロン66
で形成されているため、大きな力を加えて引張っても摩
損したり、損傷したりすることがないからである。
尚、ストラップ36,118の自由端部には第12図に150で
示したように、ストラップの自由端部をハウジングの貫
通路の出口52,125から挿入するのを防止するため、ラチ
ェット歯44,128とは向きが逆の歯150を設けてもよい。
<発明の効果> 以上で明らかなように、本発明の可撓なストラップは
ポリプロピレン等の軟質のプラスチックで成形されてい
るため現金袋などの頸部に容易に巻付けることができる
と共に、ハウジングの貫通路の内部に容易に挿入するこ
とができる。そして、ハウジングの内部には、ストッパ
爪を有するハウジングの貫通路の一部をなす中空部を備
えた筒形ソケットが同心状に埋設され、上記ストッパ爪
を有する筒形ソケットは、ハウジングとストラップを形
成するプラスチックよりも硬質のプラスチックで形成し
てある。このためストラップをハウジングの貫通路に一
方向(入口)から挿入して行く際は、筒形ソケットの中
空部に設けられたストッパ爪はストラップの連続したラ
チェット歯の1つ宛の斜面で押されて変形し、斜面が通
過すると元の状態にスプリングバックし、ストラップが
貫通路中を移動して貫通路の出口から出るのを許すが、
ストラップを必要量だけ貫通路を通して出口から外に出
した状態で、ストッパ爪が貫通路内にあるストラップの
ラチェット歯の1つの直立面をスプリングバックして係
止すると、反対の方向にストラップを引張ってもストラ
ップは移動しない。それは、このストッパ爪は筒形ソケ
ットと一体に硬質のナイロン66などで形成されているた
め、大きな力を加えて引張っても摩損したり、損傷した
りすることがないからである。
従って、本発明によればストラップを千切らないでハ
ウジングから引抜き、現金袋の口を開けて袋内の現金を
盗む不正を確実に防止できるプラスチック製封緘具を提
供することができる。
又、請求項2によれば、ストラップの自由端部に、ラ
チェット歯とは向きが逆の歯が設けてあるため、ストラ
ップの自由端部をハウジングの貫通路に他方向(出口)
から挿入しようとしても挿入できないため、挿入ミスを
生じることがない封緘具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は成形状態での筒形ソケットの平面図、第2図は
第1図のII−II線での断面図、第3図は筒形ソケットを
埋設した封緘具の平面図、第4図は第3図の矢印のIV方
向から見た側面図、第5図は要部の使用状態での断面
図、第6図から第14図は本発明の第2実施例を示すもの
で、第6図、第7図はそれぞれ筒形ソケットのVI−VI線
およびVII−VII線での断面図、第8図は第7図を左から
見た端面図、第9図は同じく第7図を右から見た端面
図、第10図は雄形ソケット部を断面にした斜面図、第11
図は雄形ソケット部を雌形ソケット部の内部に嵌め込ん
だ状態の断面図、第12図は筒形ソケットを埋設した封緘
具の側面図、第13図は第12図の矢印XIIIの方向から見た
平面図、第14図は要部の使用状態での断面図である。 図中、10,100は筒形ソケット、24,110は筒形ソケットに
設けたストッパ爪、34,116は封緘具、36,118は封緘具の
ストラップ、38,120は封緘具のハウジング、42,121はハ
ウジングの貫通路、44,128はストラップのラチェット
歯、46,130はラチェット歯の斜面、48,128はラチェット
歯の直立面を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心に貫通路を有するハウジングと、上記
    ハウジングと一体に成形され、一端がハウジングに固着
    され、他端が自由端になっていて上記ハウジングの貫通
    路に挿通することができる可撓なストラップと、前記ハ
    ウジングの貫通路内に傾いて突出した弾性的に変形可能
    なストッパ爪とを備え、前記ストラップは連続して突出
    する多数のラチェット歯を有し、上記ストラップの自由
    端をハウジングの貫通路の内部に一方向から挿入して行
    くと、上記ストッパ爪はストラップに設けられたラチェ
    ット歯の斜面により変形させられてストラップが貫通路
    中を一方向に移動するのを許すが、貫通路中に通ったス
    トラップが反対方向に移動するのをストッパ爪がラチェ
    ット歯の直立面を係止して阻止するプラスチック製封緘
    具において、前記ハウジングの内部に、上記ストッパ爪
    を有する貫通路の一部をなす中空部を備えた筒形ソケッ
    トを同心状に埋設し、上記ストッパ爪を有する筒形ソケ
    ットを、ハウジングとストラップを形成するプラスチッ
    クよりも硬質のプラスチックで形成したことを特徴とす
    るプラスチック製封緘具。
  2. 【請求項2】請求項第1項に記載のプラスチック製封緘
    具において、ストラップの自由端部に、ストラップの自
    由端部をハウジングの貫通路に他方向から挿入するのを
    防止するため、ラチェット歯とは向きが逆の歯が設けて
    あるプラスチック製封緘具。
JP63135727A 1987-06-05 1988-06-03 プラスチック制封緘具 Expired - Lifetime JP2720168B2 (ja)

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GB878713203A GB8713203D0 (en) 1987-06-05 1987-06-05 Security seals

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JPS63313186A JPS63313186A (ja) 1988-12-21
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