JPH0776863B2 - シヤツクル型シ−ル - Google Patents

シヤツクル型シ−ル

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JPH0776863B2
JPH0776863B2 JP17982986A JP17982986A JPH0776863B2 JP H0776863 B2 JPH0776863 B2 JP H0776863B2 JP 17982986 A JP17982986 A JP 17982986A JP 17982986 A JP17982986 A JP 17982986A JP H0776863 B2 JPH0776863 B2 JP H0776863B2
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shackle
seal
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hole
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フランシス シュヴィラール ポール
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レ アントルプリ−ズ トリツトン リミテ
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    • G09F3/0358Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used having padlock-type sealing means using a rigid hasp lock
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シャックル(shackle;掛けがね,以下、単に
シャックルという)を有するシャックル型シールに関す
る。
(従来の技術 シャックル型シールでは、一般的に柔軟性のある部材で
できたシャックルがシール本体に挿入されて、装置やコ
ンテナ等の一部を封止することにより、これらの装置、
コンテナ等が不正に開封されたことが判明するようにな
っている。
種々の型のシールアセンブリが知られており、代表的な
シールは、米国特許3,485,521、米国特許2,020,198、及
びカナダ特許187,891等に示されている。これらのシー
ルは各分野、例えば、電気又はガスのメータ、トラック
用のシール、航空会社の設備のシール等に使用されて、
一定領域やコンテナ等への部外者の不正侵入を防止し、
また不正侵入のあったことを教えるものである。
(発明が解決しようとする問題点) 今日多くのシール、特に金属製のシールでは、シール本
体の一部を該本体の他の部分に折り曲げることにより封
止部が形成されているので、不正開封の形跡を残すこと
なく開封することが可能であり、シールの目的にそぐわ
ない。他の場合では、シール本体が完全な状態である
時、例えばヘアピンのような器具を用いてシャックルを
取りはずし、事後不正開封したことの明白な証拠を残す
ことなくシールを用いることができる。
出願人は、不正開封に対する改善された対応策を具備し
た改良型のシールを開発した。
本発明の目的は、従来技術のシールに比べて不正開封に
強く、製造、使用共に比較的簡単なシャックル型シール
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、互いに溶着可能に衝合されている上部
及び底部のセクションよりなる一対のプラスチック製シ
ール本体と、該上部及び底部のセクションの間に形成さ
れる中空部と、この中空部にシャックルの脚を挿入する
ための互いに離れて配設された一組の幅の狭い挿入孔
と、前記中空部の中央部に配設されるシャックル脚係合
手段と、この係合手段に到達するように前記各挿入孔か
ら中空部内に配設されるシャックル脚が通過可能な通路
と、この通路に前記挿入孔から挿入された器具を逸らせ
るべく前記通路のうちの一方の終端部に輪郭付けられた
シャックル脚の挿入領域とを具備してなり、前記挿入領
域は、通路のそれぞれの終端部が弓形に輪郭付けられて
形成されているとともに、 前記挿入孔の少なくとも一つに挿入される脱落防止手段
を有し、前記シャックル脚が該孔からはずれる事を防止
するようにしてなることを特徴とするシャックル型シー
ルが提供できる。
(作用) 本発明によれば、シールは例えば超音波手段によって相
互に溶着可能な上部及び底部セクションよりなる2つの
プラスチック製シール本体により構成され、該上部及び
底部のセクションはその間に中空部、互いに離れて配設
された一組の幅の狭いシャックル脚の挿入孔、中空部の
中央部に配設されたシャックル脚の係合手段及び、各挿
入孔から中空部に延びているシャックル脚用の通路を有
している。
上記通路は中空部中央に配設された係合手段の近傍にあ
ってその中にシャックルを通すようになっており、上記
中空部はシャックル脚用通路の一方の端部に輪郭付けら
れたシャックル脚挿入領域を有し、この輪郭付けられた
挿入領域は挿入孔を通して通路に差し込まれた器具の進
路をそらすために用いられる。また、挿入孔の少なくと
も1つに脱落防止手段が設けられており、さらに、互い
に溶着可能に衝合されている上部及び底部のセクション
よりなる一対のプラスチック製シール本体を具備してい
る。
(実施例) 該シールの好ましい形態には一組の本体部材があって、
その本体部材の間にはシャックルの脚を挿入するための
中空部があり、該中空部にはシャックル脚の分離手段と
本体にシャックルを挿入した場合該シャックルを係合す
る手段がある。この好適な実施例では、シールは、一組
の協働部材である2つの部分から構成され、これらの各
部材はプラスチック材料から従来の製法、例えば射出成
形により成形される。各本体部分はシールの用途によっ
て適当な形状や大きさにすることができる。従って、本
体は、円形、長方形、円筒形等である。
本体には一組の孔があって、これらは中空部の内側から
外側へ通じており、この孔を通ってシャックル脚が中空
部に挿入されて係合手段と係合する。これらの孔のサイ
ズは、シャックル脚を挿入できるだけの大きさである。
代表的な例では、これらの孔は通常圧縮の可能なシャッ
クル脚よりも小さいサイズであり、脚をシールに挿入し
てしまうと、圧縮力がかからなくなって、脚が「ばね」
の機能をはたして、シール内でシャックル脚が係合手段
と係合する。
更に、若し希望するなら、シャックル脚の一方をシール
内に直接取付けることによって一つの孔を省略してもよ
い。この場合、シールを使用する時には、残りのシャッ
クル脚を一つの孔に通すことによってシールを封止する
ことができる。
種々のシャックルをシールと共に使用することが可能で
あり、このようなシャックルはよく知られている。代表
的な例では、シャックルは通常端部にフック付けられた
一組の脚を有する柔軟性のある本体で構成されている。
シャックル本体の形状は、その用途によって決まり、本
体又は脚には用途によって種々の輪郭がある。シャック
ルは通常金属製であるが、希望するならプラスチック製
でもよい。
ある特定の好適な実施例では、超音波溶着を行うために
シールは一組の適当なプラッスチック材料でできてい
る。このために、本体は一組の協働部材として成形さ
れ、これらは組立てられると一体構造の本体を形成す
る。これらの部材を重ね合わせる時、プラスチック材料
を少し多目にしておき、超音波溶着する時これによって
接合部の線を目立たせることなく一方の部材が他方の部
材を溶着する。特に好適な実施例では、シールには上部
カバー部と下部の本体とがあり、該カバー部は該下部本
体部上又はその中に嵌合している。こうした構成では、
これらの部分の一方又は両方は相手に対する嵌合面を有
してもよい。これの代替案として、同じ形の構成を有し
ていても、個々の部分が熱溶着又は接着剤等で封止して
もよい。
代表的な例としては、シールが2つ又はそれ以上の部分
から作られる場合、これらの部分を接合する前に一つの
シャックル脚を本体部分の中空部に挿入し、一つのフリ
ーなシャックル脚はユーザーが装置に挿入するようにし
てある。
上記のように種々の材料をシャックルの製造に用いるこ
とができる。これらの材料には熱可塑性又は熱硬化性樹
脂があり、これにはポリオレフィン、ポリカーボネト等
がある。要求される特性に応じて、単重合樹脂、共重合
樹脂又は混合樹脂を使用することができる。本体部分は
一般に射出成型で作られる。
ある種の実施例では、シールの一部分の肉厚を残りの部
分よりも厚くしておくのが望ましい。この種のシールを
使用しても、例えばコンテナなどの不正開封の露見を避
けようとして、透孔からシール本体の全体が抜き出され
てしまう場合に、本体の部材を拡大することで対処でき
る。
カバー部には少なくとも一つの延長されたタブを設け
て、シャックル脚をシールに挿入した場合に孔の一部又
は大部分をふさぐようにしてもよい。このタブは本体の
上部すなわちカバー部と一体に成型してもよいし、又は
シールの全体又は一部が組立てられた時に、別個の部材
としてのタブを用いてもよい。こうしたタブは、器具を
シール本体に挿入してシャックル脚を係止手段からはず
そうとする試みを防止する。
シールには種々の用途がある。これはガスメーターのシ
ール、ガスのシール、航空会社用のシール等に用いられ
る。こうしたシールは、従来技術のシールにくらべて不
正開封に強く、製造、使用共に比較的簡単である。
以上本発明の概要を述べたが、次に第1図、第2図を参
照して、本発明の一実施例を詳細に説明する。
シールは、一対の本体部分、すなわち下部本体10及びカ
バー部12としての上部本体により構成されている。下部
本体部は底壁14、及びシールの「上部」を形成する端壁
18を除いた全ての底壁を囲む側壁16を有することが望ま
しい。下部本体10及びカバー部12は、単一シールを形成
し、該シールは衝合関係を与えるように構成されてい
る。このために、側壁16は、望ましくは連続して側壁16
の近辺で内側に伸びている肩部20を有する事が望まし
い。また肩部20は、上部すなわち端壁18(第2図)にも
延びて、カバー12に対する着座面21を構成してもよい。
この肩部20は、カバー12に相当する深さで形成されるこ
とが望ましく、そうすればこの肩部20に着坐して組立て
たとき、側壁16の上部との間が同一面となる。
肩部20は、肩部20にさらに肩部50を設けることによって
段付の構成としてもよい。段付構成とされた肩部を用い
ると、工具や器具をシール内に挿入しても、この肩部50
に阻止されて、これらの工具や器具は本体内のシャック
ルの脚に届かない。
シールの下部本体10は基本的にはシャックルの脚部に対
する封入部分となっている。一つの望ましい形態では、
図示のように本体10の端部の長さは、もう一つの端部よ
りも長くなっている。従って本体10の延長部22はシャッ
クルの長い方の脚(後述)が挿入できる。この長い方の
脚は通常はメーカーがシールに挿入しておくものであ
り、もう一方の脚は「自由」になっていて、シールのユ
ーザーが挿入するようになっている。
側壁16、端壁18、及び上部カバー12は底壁14ととも封入
部分を形成し、この封入部分はシャックル脚を挿入する
ためのチャンバすなわち空間をなす。このチャンバ内の
いずれか一方の壁には(但し第1図、第2図の場合は底
壁)、シャックル脚分離手段24が底壁14に固着されて該
底壁から上方に延びている。該分離手段24はまたシャッ
クル脚の係合手段の機能を有し、従って、一方のシャッ
クル脚を係合せしめるための第1の凹部、あるいは肩部
26を有する隆起部分をなしている。第2の凹部、あるい
は肩部28は他方のシャックル脚と係合する。肩部26及び
28は隆起部分24によって相互に分離されている。隆起部
分24の高さは、カバー12をはめた場合にシャックル脚が
隆起部分24の上を通ることができないよう、シールの下
部本体10における空間すなわちチャンバの深さにほぼ等
しいことが望ましい。
カバー12は、肩部20に嵌合する寸法であることが望まし
く、従って一般的にシールアセンブリの下部10の形状に
相当する形状を有している。希望するなら、カバー12
は、シールアセンブリの上端部16aに嵌合してもよく、
この場合には、それに対応した寸法を有するようにす
る。この実施例では肩部20をなくして、隆起部分24をこ
れに応じて高くしてもよい。
端壁18は、ある種の適用例では、側壁16の高さより広い
幅を有していることが望ましい。すなわちこの通用例
は、シールがキャビネット等の留金として用いられる場
合で、この場合にはシール本体がキャビネットの溝から
ぬけてしまう可能性がある。こうした場合に、端壁18の
幅を広くしておくと、シール全体の幅を広くしなくても
こうした不都合の発生を防止することができる。
一般に、シール10に対応して使用可能なシャックルに
は、多くのタイプのものがある。図示のものは代表的な
シャックルであり、本体部材30と一組の相対する脚32,3
4を有している。図示のように、一方の脚は他の脚より
も長い。更に、脚の構造には各種のものがあるが、代表
的な脚の構成は、内側に延びている一組の「フック」部
36を有しており、各フックはシールに挿入された場合、
肩部26または28と係合する。この目的のために、端壁18
は1組の孔38を有しており、各孔は脚の通る大きさにな
っている。孔38は、実際にはシャックル脚のフック36の
幅よりも若干狭くなっている。これはフック36が圧縮さ
れることで、その幅の狭い孔38を通過させるためにフッ
ク36を内側に延ばそうとする力が作用するからである。
図から判るように、孔38から本体の中空部に延びている
シャックル脚用通路37が、シール本体の脚分離手段24と
側壁16との間に設けられている。通路37は、上述のよう
に基本的にはシャックル脚の挿入領域を形成している。
本発明の特徴として、少なくとも一方の通路は番号41に
よって示される輪郭付けられた下部を有しており、この
輪郭は弓形であることが望ましい。これは側壁16に適当
な輪郭の外形をつけることによって達成できる。つま
り、少なくともユーザーの挿入するシャックル脚用に輪
郭付けられたシャックル脚挿入領域を設けることによっ
て(もっとも両方のシャックル脚の挿入領域を設けるこ
とが望ましいが)、たとえ肩部と係合しているシャック
ル脚のフック部の係合をはずそうとして工具や器具を狭
い孔38に挿入しても、これらの工具や器具は通常弓形に
輪郭付けられた壁部によってシール本体の中央部にそれ
てしまい、シールが不正に開封される潜在的可能性が低
減される。
端壁18近傍の嵌合面21は孔38に向って延びていることが
望ましく、孔38の外側の端部には孔の内部で弓形の曲面
23が形成されている。弓形の曲面23は、シャックル脚が
孔を通ってシール本体に挿入されるための案内手段を形
成している。曲面23の曲率は、表面全体にわたって一定
である事が望ましく、15゜〜85゜の範囲であるが、25゜
〜75゜が望ましく、40゜〜60゜であると更に望ましい。
使用に際し、若し不正にシールを開封した場合、シャッ
クルが折れても後述するようなシャックルの形状と、孔
の湾曲した表面形状のために、シャックルは、端壁18と
同一の平面で切断され、シャックル脚の残りの部分は、
なおシール本体内にある。湾曲した面23もまた、シャッ
クル脚の残りの部分とともに孔を塞ぐことになって、折
れた脚は孔にリセットすることはできない。
第1図及び第2図から明らかなように、本発明の好まし
い特徴として、隆起部分24には外方へ傾斜している肩部
25があり、この肩部25に対してシャックル脚のフック36
がスライドする。このようにフック36は孔38に挿入され
た場合に圧縮され、再び肩部26,28を通過すると該肩部
と係合する。
シャックル30の他の実施例と特徴によれば、該シャック
ル30には脚部32及び34にそれぞれ連続して形成される肩
部30a及び30bが設けられ、その肩部の形状やそれが脚の
先端部から一定の距離離れて配設されるなど、孔38への
接近を阻止するように設計されているので、シャックル
がシールに挿入された場合(第2図)、内側に延びてい
る肩部30aと30bは端壁18の上面の近傍に配設される。
シャックルの肩部30a,30bには、またノッチ30c,30d等の
ように強度の低い部分を設けてもよく、これによって不
正開封の発生した場合に、シャックルはこのノッチの部
分で破壊する。ノッチ30c,30dを適当な場所に設けるこ
とにより、シャックルは端壁18と同一の平面で破壊さ
れ、脚の残りの部分は、シール本体の中に残るので、不
正開封の行なわれたことが判る。若し希望するなら、各
肩部の別の場所に2つ以上のノッチを設けてもよい。
第1図は、肩部30a,30bが異った形状を有してもよいこ
とを示している。脚34は、例えば肩部30bによって形成
される略V字型の部分を有している。V字型の形状を有
するシール部30eをシール本体に挿入すると、該シール
部30eが孔の内側の面39と接して、これによって孔38へ
の接近が略々阻止されると共に、シールからシャックル
を取りはずすために脚34の方向にフック部36を押そうと
するのを妨げる。
脚32は、図示のような形状を有しているので、肩30aは
端壁18の上面に近接しており、従って端壁18と肩30aの
間に接近する余地を殆ど残していない。
代替案として、シャックルには、側壁16の内面に沿って
フックに係合する適当な肩部が配置されるならば、外側
に向いたフック部36を設けてもよい。
更に別の構成として、隆起部分24がカバー12上に設けら
れる。カバー12はシールの本体部10と衝合する面が、第
2図に詳細に図示される構成であってもよい。つまり、
カバー12には望ましくは該カバーの内周に延びていて、
シール本体10の肩部20と嵌合するように下方に延びてい
る肩部40が設けられている。カバー部の厚みはこれによ
って薄くなる。
第1図、第2図において、カバー12は突起状のタブ42を
有し、該タブ42は該カバーの内部に固着されて、上壁す
なわち端部44から突出している。タブ42は孔38に通る大
きさを有しており、端壁18の外面まで達する。従って、
タブ42は、一度シャックル脚がシール部に挿入される
と、孔38への接近を阻止するようになっている。通常組
立中に、メーカーは一方のシャックル脚32をシールに挿
入し、孔38の中にタブ42をはめ込みながら、カバー12を
本体に嵌合せしめて、第3図及び第4図に示すシールの
構成を作る。
タブは、超音波または、その他の方法で溶着可能なカバ
ーとは別の部品として構成してもよい。カバー12には、
またワイヤ状のシャックルを中央の隆起部分に導きそこ
に係合する繰り込み案内する機構100,102を設けてもよ
い。
多くの場合、シールは個々の用途に適合したプラスチッ
ク材料で作られる。一つの実施例ではこのようなプラス
チック製のシールは、各種の接着剤を用いて組立てら
れ、また特に第1図、第2図に示す実施例では、カバー
及び本体の部分は通常の装置を用いて超音波で溶着され
ているので、更に安全性の高いシールになっている。こ
の目的のために、本体及びカバー部材の一部について
は、相互に接触している部品上にプラスチック製の小さ
な畝50(第3,4図)を設けてもよい。つまり、例えばカ
バー部の下向きに延びる肩40上に、プラスチック製のビ
ード50が配置される。このビーズは、シールとの釣り合
いを考慮して、それと同一あるいは類似のプラスチック
材料で形成される。また本体部分には、畝50を肩部20の
周辺に配設し、あるいは別の構成例では、プラスチック
製の畝またはビード52を隆起部分24に配設してもよい。
その結果、カバーと底壁部材とを相互に並置して、超音
波溶着を行なう場合、畝50またはビード52が溶融して接
触部分を非常に強力な接着力で固着する。第2図から判
るように、脚32を挿入した場合、ガイド60が該脚32をシ
ール本体の正しい場所に案内する。
代りの接着方法としては、カバーとシール本体を固着す
るため従来から入手可能な接着剤、または他の適当な手
段を用いることができる。
使用する場合に、シールの前面部分をカバー部12が本体
10に固着された側と決めておくことが望ましく、そうす
れば、若しシールの接合部分から不正開封が行なわれる
なら、その事実がシールの前面部分で判明する。
組立てる場合には、通常はフック36が肩部25の近傍の通
路におかれた状態までシャックルアセンブリの一方の脚
をシールに挿入してから、つまりノッチ27もまた係合さ
れた状態で、カバーと本体部材を一緒にする。シール
は、第4図に示された形で販売されているから、ユーザ
ーは単にシャックルの本体30と留金をかけるべき品物と
を当接して、脚34を孔38に入れるべく内側に曲げ、更に
この脚34をロック位置まで押し下げて、再びはずれるこ
とのないように結合させればよい。
第2a図、第2b図には、シール本体の他の実施例が示され
ている。この実施例では、下部本体10aの隆起部分24a
は、第1図及び第2図に示すものと、以下に述べる点を
除いて同じ構成を有している。しかしこの実施例では、
外周を囲む隆起したエッジ62が隆起部分24aを規定して
いる。隆起部分24aは隆起したエッジ62の内側に凹状の
中空部64を有しており、この中空部とカバー12aに取り
つけた衝合部分とが嵌合する。
カバー12a(第2b図)は組合せ用部材66を有している。
この組合せ用部材は、一端に肩部68を形成する拡幅部
と、細長く延びている挾小部70とからなる。部材66は中
空部64内に嵌合する大きさになっているので、肩部68が
内面26aと係合し、挾小部70は中空部64の対応部分に収
容される。そして端部65は部材66が嵌合したときに埋ま
らない領域がないように収納される。もし希望するな
ら、プラスチック製のビードを組合せ用部材66に配設し
て、シールに超音波溶着を行なった時にビードが溶融し
て中空部64内で組合せ用部材66を固定するようにしても
よい。
本実施例に関しては、本発明の精神と範囲から逸脱する
ことなく種々の変形が可能である。
(発明の効果) 以上、本発明によれば器具をシール本体に挿入してシャ
ックル脚を係止手段からはずそうとする試みを防止で
き、ガスメーターのシール、ガスのシール、航空会社用
のシール等に用いた場合に、従来技術のシールにくらべ
て不正開封に強く、製造、使用共に比較的簡単なシャッ
クル型シールを提供できる。
また、挿入孔の少なくとも1つに脱落防止手段が設けら
れていることにより、シャックル脚が挿入孔から外れる
ことがなくなる。さらに、互いに溶着可能に衝合されて
いる上部及び底部のセクションよりなる一対のプラスチ
ック製シール本体を具備しているので製造が極めて簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すシャックル型シール
の構成部品の斜視図、第2図は、シール本体内のシャッ
クルの脚の構成を示す上部を取除いた平面図、第2a図
は、シールの下部本体の他の実施例を示す分解斜視図、
第2b図は、第2a図の下部本体と共に使用するカバー部の
斜視図、第3図は、シャックルの脚をシールの中に挿入
したシャックル型シールの外観を示す斜視図、第4図
は、一方のシャックルの脚をシールに挿入する前の状態
(他の脚はすでに挿入されている)を示す斜視図であ
る。 10……下部本体、12……カバー部、20,26,28……肩部、
22……延長部、24……隆起部分、30……シャックル、37
……通路、38……挿入孔、40……肩部、50……畝、60…
…ガイド。
フロントページの続き (72)発明者 ポール フランシス シュヴィラール カナダ国 ケベック テルボンヌ エル アシュ デュ ジャルダン 745 (56)参考文献 特公 昭56−3556(JP,B1) 米国特許3485521(US,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに溶着可能に衝合されている上部及び
    底部のセクションよりなる一対のプラスチック製シール
    本体と、該上部及び底部のセクションの間に形成される
    中空部と、この中空部にシャックルの脚を挿入するため
    の互いに離れて配設された一組の幅の狭い挿入孔と、前
    記中空部の中央部に配設されるシャックル脚係合手段
    と、この係合手段に到達するように前記各挿入孔から中
    空部内に配設されるシャックル脚が通過可能な通路と、
    この通路に前記挿入孔から挿入された器具を逸らせるべ
    く前記通路のうちの一方の終端部に輪郭付けられたシャ
    ックル脚の挿入領域とを具備し、前記挿入領域は、通路
    のそれぞれの終端部が弓形に輪郭付けられて形成されて
    いるとともに、前記挿入孔の少なくとも一つに挿入され
    る脱落防止手段を有し、前記シャックル脚が該孔からは
    ずれる事を防止するようにしたことを特徴とするシャッ
    クル型シール。
  2. 【請求項2】前記挿入孔の少なくとも一つは、該孔内に
    延びている弓形に湾曲した入口の面を含んでいることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のシャックル
    型シール。
  3. 【請求項3】前記湾曲した面は、略一定角度の曲率を有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記
    載のシャックル型シール。
  4. 【請求項4】前記湾曲した面は、15゜〜85゜の曲率を有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記
    載のシャックル型シール。
  5. 【請求項5】前記脱落防止手段は、シール本体のセクシ
    ョンの一つから延びているタブによって構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のシャ
    ックル型シール。
  6. 【請求項6】前記シール本体は、第一と第二の本体部分
    によって構成され、該第一の本体部分は、底壁、該底壁
    から上方に延び、該底壁を囲んでいる側壁、及びその中
    に前記挿入孔を有する端壁によって構成され、該第二の
    本体部分は、該第一の本体部分の側壁に嵌合しかつ該孔
    の少なくとも一つに挿入される係止部材を有しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のシャッ
    クル型シール。
  7. 【請求項7】前記第一の本体部分は少なくとも部分的に
    該側壁の廻りに延び、該側壁に近接し、かつ側壁側より
    も低い高さを有する肩部を含み、該第二の本体部分は該
    第一の本体部分の該肩部上で嵌合していることを特徴と
    する特許請求の範囲第(6)項記載のシャックル型シー
    ル。
  8. 【請求項8】少なくとも前記上部及び底部セクション
    は、該上部及び底部に付着しているプラスチック材料の
    ビードを含み、これによって一方のセクションが他方の
    セクションに超音波溶着されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載のシャックル型シール。
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