JPH03187479A - コンテナ等を保証する回転シール - Google Patents
コンテナ等を保証する回転シールInfo
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- JPH03187479A JPH03187479A JP2283244A JP28324490A JPH03187479A JP H03187479 A JPH03187479 A JP H03187479A JP 2283244 A JP2283244 A JP 2283244A JP 28324490 A JP28324490 A JP 28324490A JP H03187479 A JPH03187479 A JP H03187479A
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F3/00—Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
- G09F3/02—Forms or constructions
- G09F3/03—Forms or constructions of security seals
- G09F3/0305—Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used
- G09F3/0347—Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used having padlock-type sealing means
- G09F3/0352—Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used having padlock-type sealing means using cable lock
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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- G09F3/02—Forms or constructions
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- G09F3/0364—Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used having rotary sealing means
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンテナを保証するための改善されたシールに
関し、より詳しくは、コンテナを保証するロック又はラ
ッチの留め金、ステープル(U字形留め金)又はこれに
類する部材からシールワイヤを取り外すことを防止する
ための改善された回転シールに関する。シールを破壊し
たりシールワイヤを切断することなくして、ロック又は
ラッチを操作することはできないし、コンテナを開放す
ることもできない。また、シールから一旦シールワイヤ
を引き抜いてしまえば、シールワイヤを再び挿入するこ
とはできない。
関し、より詳しくは、コンテナを保証するロック又はラ
ッチの留め金、ステープル(U字形留め金)又はこれに
類する部材からシールワイヤを取り外すことを防止する
ための改善された回転シールに関する。シールを破壊し
たりシールワイヤを切断することなくして、ロック又は
ラッチを操作することはできないし、コンテナを開放す
ることもできない。また、シールから一旦シールワイヤ
を引き抜いてしまえば、シールワイヤを再び挿入するこ
とはできない。
鉄道の有蓋貨車、セミトレーラトラック、路線輸送用コ
ンテナ、バレル、電気機器用コンテナ等のようなコンテ
ナを保証するロック又はラッチの留め金又はステープル
をシールするための種々の装置が、これらのコンテナ内
に収容された物品の安全性及び完全性を保証する手段と
して長い間に亘って使用されている。これらの装置とし
て典型的なものは1.可撓性のある長いシールワイヤ及
び金属シールである。シールワイヤは、留め金又はステ
ープルに通され、次に、その両端部が金属シールにより
保持され、このとき、金属シールは、ワイヤシールの端
部を取り外すことができないようにクリンプ(すなわち
変形)される。シールワイヤの存在により留め金又はス
テープルの操作が防止されるため、権限のない者がコン
テナ内に侵入しようとするには金属シールやシールワイ
ヤを分解する必要があり、このため、権限のない者が侵
入したことを示す視覚的証拠が形成される。
ンテナ、バレル、電気機器用コンテナ等のようなコンテ
ナを保証するロック又はラッチの留め金又はステープル
をシールするための種々の装置が、これらのコンテナ内
に収容された物品の安全性及び完全性を保証する手段と
して長い間に亘って使用されている。これらの装置とし
て典型的なものは1.可撓性のある長いシールワイヤ及
び金属シールである。シールワイヤは、留め金又はステ
ープルに通され、次に、その両端部が金属シールにより
保持され、このとき、金属シールは、ワイヤシールの端
部を取り外すことができないようにクリンプ(すなわち
変形)される。シールワイヤの存在により留め金又はス
テープルの操作が防止されるため、権限のない者がコン
テナ内に侵入しようとするには金属シールやシールワイ
ヤを分解する必要があり、このため、権限のない者が侵
入したことを示す視覚的証拠が形成される。
従来技術によるシールの例が、米国特許第421゜95
1号及び第1.911.060号に開示されている。
1号及び第1.911.060号に開示されている。
1890年2月25日に発行された上記米国特許第42
1、951号には、回転可能な部材内にストリップシー
ルを挿入するように構成した回転シールロックが開示さ
れている。この回転シールロックでは、次に、回転可能
な部材(回転部材)を回転して、ドグをストリップの開
口部に入れ、かつ回転部材内で保持位置まで引っ張る。
1、951号には、回転可能な部材内にストリップシー
ルを挿入するように構成した回転シールロックが開示さ
れている。この回転シールロックでは、次に、回転可能
な部材(回転部材)を回転して、ドグをストリップの開
口部に入れ、かつ回転部材内で保持位置まで引っ張る。
回転部材は、ばね付勢された爪により、アンロック(解
錠)方向には回転できないように保持されるようになっ
ている。
錠)方向には回転できないように保持されるようになっ
ている。
1933年5月23日に発行された上記米国特許第1、
911.060号には、可撓性のあるシール手段を通す
ことができる孔が形成された本体を備えたシール装置が
開示されている。本体の中央部には、前記孔と交差する
ねじ孔が設けられている。このねじ孔には単一方向回転
ねじが螺合していて、該ねじを締め付けることにより可
撓性のある保証手段をシール位置に押し付けるようにな
っている。
911.060号には、可撓性のあるシール手段を通す
ことができる孔が形成された本体を備えたシール装置が
開示されている。本体の中央部には、前記孔と交差する
ねじ孔が設けられている。このねじ孔には単一方向回転
ねじが螺合していて、該ねじを締め付けることにより可
撓性のある保証手段をシール位置に押し付けるようにな
っている。
これらの従来のシールは有益ではあるが、コンテナを簡
単にシールでき、不正(タンパリング)の明瞭な証拠を
残すことができ、かつ経済的に製造できるシールが要望
されている。
単にシールでき、不正(タンパリング)の明瞭な証拠を
残すことができ、かつ経済的に製造できるシールが要望
されている。
従って本発明の目的は、上記切実な要求を満たすことに
ある。
ある。
本発明の他の目的は、不正に対する抵抗性に優れたシー
ルを提供することにある。
ルを提供することにある。
本発明の他の目的は、あらhpる不正操作を表示できか
つ一旦分解された後はijj 6u立てが不可能なシー
ルを提供することにある 本発明の更に他の目的は、経済的に製造でき、使用が簡
単で、同時に保証性に優れているシールを提供すること
にある。
つ一旦分解された後はijj 6u立てが不可能なシー
ルを提供することにある 本発明の更に他の目的は、経済的に製造でき、使用が簡
単で、同時に保証性に優れているシールを提供すること
にある。
上記目的及び他の目的は、本発明による改善されたシー
ルにより達成される。最も広い特徴として、本発明のシ
ールは、可撓性のあるシールワイヤと、部分的に嵌合で
きかつ相対回転が可能な2つの部材(壊すことができる
プラスチック成形により作るのが好ましい)とを有して
いる。可撓性のあるシールワイヤは、先ず、留め金、ス
テープルその他のロック金具に通され、次いで、シール
ワイヤの両端部が、部分的に挿入された前記両部材の互
いに整合した孔(ボア)に通される。次に、部分的に挿
入された前記両部材を相対回転すれば、シールワイヤが
一方の前記部材の周囲に巻回され、これによりシールワ
イヤが両部材の間で変形されかつロックされる。次に、
両部材を完全に嵌合させてシールワイヤを更に変形させ
、両部材とシールワイヤとを一体にロックする2 本発明による改善されたシールは、前記部材を自動化さ
れたプラスチック成形装置により製造できるため、従来
技術のシールより安価に製造することができる。また、
本発明のシールは、権限のない者が侵入したことをより
明瞭に視覚表示することができるものである。なぜなら
ば、部材に生じるクラック、欠損又はひび割れ等により
不正が行われたことを示す視覚的証拠が残されるからで
ある。また、シールの両部材が分解された場合には、も
はやこれらを一体化することが不可能ではないにしても
非常に困難である。
ルにより達成される。最も広い特徴として、本発明のシ
ールは、可撓性のあるシールワイヤと、部分的に嵌合で
きかつ相対回転が可能な2つの部材(壊すことができる
プラスチック成形により作るのが好ましい)とを有して
いる。可撓性のあるシールワイヤは、先ず、留め金、ス
テープルその他のロック金具に通され、次いで、シール
ワイヤの両端部が、部分的に挿入された前記両部材の互
いに整合した孔(ボア)に通される。次に、部分的に挿
入された前記両部材を相対回転すれば、シールワイヤが
一方の前記部材の周囲に巻回され、これによりシールワ
イヤが両部材の間で変形されかつロックされる。次に、
両部材を完全に嵌合させてシールワイヤを更に変形させ
、両部材とシールワイヤとを一体にロックする2 本発明による改善されたシールは、前記部材を自動化さ
れたプラスチック成形装置により製造できるため、従来
技術のシールより安価に製造することができる。また、
本発明のシールは、権限のない者が侵入したことをより
明瞭に視覚表示することができるものである。なぜなら
ば、部材に生じるクラック、欠損又はひび割れ等により
不正が行われたことを示す視覚的証拠が残されるからで
ある。また、シールの両部材が分解された場合には、も
はやこれらを一体化することが不可能ではないにしても
非常に困難である。
相互に嵌合できる第1部材は錐形部材(すなわちロータ
)であり、第2部材は雌形部材(すなわちハウジング)
であって、該第2部材は、一端が開放したチャンバを形
成している。ロータはこのチャンバ内に部分的に挿入さ
れかつ保持されるようになっており、このとき、両部材
(ロータ及びハウジング)は相対回転することができる
。各部材は、それらの相対回転軸線をほぼ横切る方向に
貫通して形成されたボアを有している。これらのボアは
、相互嵌合された両部材を相対回転させることにより整
合させることができる。両部材の互いに整合したボアに
、可撓性のあるシールワイヤの両端部を通して、両部材
を相対回転することによりボアが整合しなくなるように
すると、シールワイヤがロータの周囲で部分的に巻回さ
れ、これによりシールワイヤが変形される。このように
してシールワイヤを変形させた後、ハウジング内にロー
タを完全に挿入すれば、ボアが更に整合しなくなり、こ
のため、両部材が分解できないように一体にロックされ
る。一般に、このように変形されたワイヤを両部材から
引き抜くことは不可能である。仮に、シールを破壊する
ことなくしてシールワイヤを引き抜くことができたとし
ても、シールのボアは両部材の回転方向にも挿入方向に
も整合していない状態にあるため、もはや再びシールワ
イヤをボアに通すことは不可能である。
)であり、第2部材は雌形部材(すなわちハウジング)
であって、該第2部材は、一端が開放したチャンバを形
成している。ロータはこのチャンバ内に部分的に挿入さ
れかつ保持されるようになっており、このとき、両部材
(ロータ及びハウジング)は相対回転することができる
。各部材は、それらの相対回転軸線をほぼ横切る方向に
貫通して形成されたボアを有している。これらのボアは
、相互嵌合された両部材を相対回転させることにより整
合させることができる。両部材の互いに整合したボアに
、可撓性のあるシールワイヤの両端部を通して、両部材
を相対回転することによりボアが整合しなくなるように
すると、シールワイヤがロータの周囲で部分的に巻回さ
れ、これによりシールワイヤが変形される。このように
してシールワイヤを変形させた後、ハウジング内にロー
タを完全に挿入すれば、ボアが更に整合しなくなり、こ
のため、両部材が分解できないように一体にロックされ
る。一般に、このように変形されたワイヤを両部材から
引き抜くことは不可能である。仮に、シールを破壊する
ことなくしてシールワイヤを引き抜くことができたとし
ても、シールのボアは両部材の回転方向にも挿入方向に
も整合していない状態にあるため、もはや再びシールワ
イヤをボアに通すことは不可能である。
両部材を部分的に挿入することは、互いに補完し合う表
面形状を両部材に設けることにより達成される。このよ
うな表面形状として、ロータには環状の隆起部すなわち
肩部を形成し、ハウジングのチャンバの壁には1対の環
状溝を形成する。ロータをハウジング内に部分的に挿入
することにより、ロータの隆起部がハウジングの上方の
溝内に嵌入(スナップイン)され、これにより、両部材
(ロータ及びハウジング)のボアが同一平面内に位置す
るようになり、従って、両部材を相対回転させることに
よって、同一平面内にあるボアを軸線方向に整合させる
ことが可能になる。チャンバの壁に設けられた下方の環
状溝により、ロータの完全挿入が達成される。シールワ
イヤを変形させた後、ロータの隆起部がハウジングの下
方の環状溝内に嵌入されるまでロータは更に挿入される
。
面形状を両部材に設けることにより達成される。このよ
うな表面形状として、ロータには環状の隆起部すなわち
肩部を形成し、ハウジングのチャンバの壁には1対の環
状溝を形成する。ロータをハウジング内に部分的に挿入
することにより、ロータの隆起部がハウジングの上方の
溝内に嵌入(スナップイン)され、これにより、両部材
(ロータ及びハウジング)のボアが同一平面内に位置す
るようになり、従って、両部材を相対回転させることに
よって、同一平面内にあるボアを軸線方向に整合させる
ことが可能になる。チャンバの壁に設けられた下方の環
状溝により、ロータの完全挿入が達成される。シールワ
イヤを変形させた後、ロータの隆起部がハウジングの下
方の環状溝内に嵌入されるまでロータは更に挿入される
。
このとき、ハウジングの下方の環状溝内にロータの隆起
部が存在していること、及びロータの下端部に設けられ
た歯とハウジングのチャンバの壁の下部に設けられた補
完歯とが互いに噛み合うことにより、両部材(ロータ及
びハウジング)は一体にロックされる。
部が存在していること、及びロータの下端部に設けられ
た歯とハウジングのチャンバの壁の下部に設けられた補
完歯とが互いに噛み合うことにより、両部材(ロータ及
びハウジング)は一体にロックされる。
本発明の更に特別な特徴は、ロータに2つの隆起部を設
けることである。ロータを部分的に挿入することによっ
て、ロータの下方の隆起部がハウジングの上方の溝内に
嵌入され、この状態で、上記のように、シールワイヤの
挿入及び変形が行われる。ロータを完全に挿入すると、
ロータの各隆起部が、ハウジングのlっの溝内に入る。
けることである。ロータを部分的に挿入することによっ
て、ロータの下方の隆起部がハウジングの上方の溝内に
嵌入され、この状態で、上記のように、シールワイヤの
挿入及び変形が行われる。ロータを完全に挿入すると、
ロータの各隆起部が、ハウジングのlっの溝内に入る。
これにより、両部材(ロータ及びハウジング)を分解す
ることの困難性が増大される。このように、2つの隆起
部を設けることにより、下方の隆起部(及び下方の溝)
の直径を、上方の溝(部分的挿入時に、該湾内に下方の
隆起部が嵌入される)の直径よりも小さくすることがで
きる。このように直径寸法の差異を与えることにより、
ボアを整合させかつシールワイヤを変形させるときに、
両部材を容易かつ自由に相対回転させることが可能にな
る。
ることの困難性が増大される。このように、2つの隆起
部を設けることにより、下方の隆起部(及び下方の溝)
の直径を、上方の溝(部分的挿入時に、該湾内に下方の
隆起部が嵌入される)の直径よりも小さくすることがで
きる。このように直径寸法の差異を与えることにより、
ボアを整合させかつシールワイヤを変形させるときに、
両部材を容易かつ自由に相対回転させることが可能にな
る。
本発明の他の実施例として、ロータの隆起部には、選定
された箇所に切欠き部(切欠き領域)を設けることがで
きる。また、ハウジングには、各隆起部の前記切欠き部
内に嵌入できるタブを設けることができる。これらのタ
ブ及び切欠き部は、両者が相互に嵌入されたときに両部
材のボアが整合するような位置に配置される。従って、
ハウジングの上方の溝内にロータの下方の隆起部を入れ
、タブと切欠き部とを相互に嵌入させることにより、本
発明のシールの製造業者は、ボアが同一平面内において
互いに予備整合された状態に保持されるように両部材(
ロータ及びハウジング)を予備組み立てしておき、エン
ドユーザがシールを容易に使用できるようにすることが
できる。
された箇所に切欠き部(切欠き領域)を設けることがで
きる。また、ハウジングには、各隆起部の前記切欠き部
内に嵌入できるタブを設けることができる。これらのタ
ブ及び切欠き部は、両者が相互に嵌入されたときに両部
材のボアが整合するような位置に配置される。従って、
ハウジングの上方の溝内にロータの下方の隆起部を入れ
、タブと切欠き部とを相互に嵌入させることにより、本
発明のシールの製造業者は、ボアが同一平面内において
互いに予備整合された状態に保持されるように両部材(
ロータ及びハウジング)を予備組み立てしておき、エン
ドユーザがシールを容易に使用できるようにすることが
できる。
本発明の更に別の実施例として、ハウジングを貫通して
形成されたボアの延長部を構成するボアを備えた1つ以
上のカウルを、ハウジングの外面に設けることができる
。カウルのボアの長さは、両部材(ロータ及びハウジン
グ)を分離させるテコ作用が行える成る角度をなして、
ハウジングのボアに細長い物体を通すことを防止できる
長さに定める。
形成されたボアの延長部を構成するボアを備えた1つ以
上のカウルを、ハウジングの外面に設けることができる
。カウルのボアの長さは、両部材(ロータ及びハウジン
グ)を分離させるテコ作用が行える成る角度をなして、
ハウジングのボアに細長い物体を通すことを防止できる
長さに定める。
本発明の回転シールは、添付図面に関連して述べる以下
の詳細な説明により一層完全に理解されよう。
の詳細な説明により一層完全に理解されよう。
本発明による回転可能なシールすなわち回転シール20
(第6図〜第12図)は、第1図〜第5図に最も良く示
されており、先ず第1図〜第5図に関連して説明する。
(第6図〜第12図)は、第1図〜第5図に最も良く示
されており、先ず第1図〜第5図に関連して説明する。
回転シール20は、全体を番号22で示すハウジング(
すなわち雌形部材)と、全体を番号24で示すロータ(
すなわち錐形部材)と、可撓性のあるシールワイヤ26
(第6図から第16図)とを有している。ハウジング2
2及びロータ24は、プラスチック成形により作るのが
好ましい。
すなわち雌形部材)と、全体を番号24で示すロータ(
すなわち錐形部材)と、可撓性のあるシールワイヤ26
(第6図から第16図)とを有している。ハウジング2
2及びロータ24は、プラスチック成形により作るのが
好ましい。
第1図及び第2図に示すように、ハウジング22は全体
として円筒状をなす垂直壁28を有している。該垂直壁
28は円形の横断面形状をもつチャンバ30を包囲して
おり、該チャンバ3oはその一端がベース32により閉
鎖されている。垂直壁28とベース32との内側結合部
には、セレーションすなわち歯34のような複数の周方
向の表面形状が形成されている。歯34は任意の慣用的
形状にすることができるが、図示の特定の実施例におい
ては、円筒壁(垂直壁)28に対して17〜20°の鋭
角36(第2図)なすように形成されている。
として円筒状をなす垂直壁28を有している。該垂直壁
28は円形の横断面形状をもつチャンバ30を包囲して
おり、該チャンバ3oはその一端がベース32により閉
鎖されている。垂直壁28とベース32との内側結合部
には、セレーションすなわち歯34のような複数の周方
向の表面形状が形成されている。歯34は任意の慣用的
形状にすることができるが、図示の特定の実施例におい
ては、円筒壁(垂直壁)28に対して17〜20°の鋭
角36(第2図)なすように形成されている。
チャンバ30の開放端の近くで垂直壁28の内側には、
互いにほぼ平行な2つの環状溝38.40のような表面
形状が形成されている。第2図において番号41で示す
ように、上方の環状溝38の直径は、下方の環状溝40
の直径よりも僅かに大きく形成されている。両頂状溝3
8.40より下方で、歯34より上方の位置において、
垂直壁28には、該壁28を貫通する2対のボア42.
44及び46.48が形成されている。両ボア42.4
4は、チャンバ30を横切るようにして軸線方向に整合
しており、両ボア46.48も同様に構成されている。
互いにほぼ平行な2つの環状溝38.40のような表面
形状が形成されている。第2図において番号41で示す
ように、上方の環状溝38の直径は、下方の環状溝40
の直径よりも僅かに大きく形成されている。両頂状溝3
8.40より下方で、歯34より上方の位置において、
垂直壁28には、該壁28を貫通する2対のボア42.
44及び46.48が形成されている。両ボア42.4
4は、チャンバ30を横切るようにして軸線方向に整合
しており、両ボア46.48も同様に構成されている。
各ボア対42.44及び46.48は、チャンバ30の
横断面におけるそれぞれの弦「A」及び「BJ上に位置
するように配置するのが好ましい。また、これらのボア
対42.44及び46.48は、互いに平行であると共
に、ベース32に対しても平行になるように形成するの
が好ましい。
横断面におけるそれぞれの弦「A」及び「BJ上に位置
するように配置するのが好ましい。また、これらのボア
対42.44及び46.48は、互いに平行であると共
に、ベース32に対しても平行になるように形成するの
が好ましい。
当業者ならば、これらのボアについて、他の種々の構成
及び配向を考えることかできるであろう。
及び配向を考えることかできるであろう。
図示の特定の実施例においては、ハウジング22には、
垂直壁28と一体に形成されたカウル50.52が設け
られている。これらのカウル50.52には、それぞれ
ボア対42.46及び44.48の連続部が形成されて
いて、これらのボア42〜48を延長することにより後
述の安全性の目的を果たすことができるようになってい
る。
垂直壁28と一体に形成されたカウル50.52が設け
られている。これらのカウル50.52には、それぞれ
ボア対42.46及び44.48の連続部が形成されて
いて、これらのボア42〜48を延長することにより後
述の安全性の目的を果たすことができるようになってい
る。
本発明の広範囲の概念からすれば、これらのカウル50
.52は省略することもできる。
.52は省略することもできる。
更に、図示の特定の実施例においては、垂直壁28の上
面54には、番号56.58で示すような1つ以上の直
立タブが設けられており、これらのタブの機能について
は後述する。これらのタブ56.58は、弦「A」、「
B」に対してほぼ平行なチャンバ30の直径上に配置す
るのが好ましい。本発明の広範囲の実施例では、これら
のタブ56.58を省略することもできる。
面54には、番号56.58で示すような1つ以上の直
立タブが設けられており、これらのタブの機能について
は後述する。これらのタブ56.58は、弦「A」、「
B」に対してほぼ平行なチャンバ30の直径上に配置す
るのが好ましい。本発明の広範囲の実施例では、これら
のタブ56.58を省略することもできる。
ロータ24は、第3図〜第5図に詳細に示されている。
ロータ24は全体として円筒状をなしていて、直径寸法
の異なっている種々の部分を備えている。ロータ24は
円形の頂部すなわちヘッド60を備えており、該ヘッド
60の直径は、実質的にチャンバ30の直径に等しい。
の異なっている種々の部分を備えている。ロータ24は
円形の頂部すなわちヘッド60を備えており、該ヘッド
60の直径は、実質的にチャンバ30の直径に等しい。
頂部(ヘッド)60は工具係合部分62を備えている。
図示の実施例においては、該工具係合部分62は、リッ
プ66により囲まれた凹部64を備えており、この凹部
64からは、隆起部(リップ)66から内方に間隔を隔
てた位置において、五角形のヘッド部材68が上方に延
在している。ヘッド部材68は、五角形以外の形状にす
ることもできる。このヘッド部材68は、該ヘッド部材
68と補完的な形状をもつ駆動ソケット(図示せず)と
保合でき、この駆動ソケットの壁を、ヘッド部材68と
リップ66との間に嵌入して、ヘッド部材68及びロー
タ24を回転させるのであるが、この点については後述
する。理解されようが、ヘッド部材68とリップ66と
は同一平面内にあるのが好ましいけれども、ヘッド部材
68を頂部(ヘッド)60より高くすることもできる。
プ66により囲まれた凹部64を備えており、この凹部
64からは、隆起部(リップ)66から内方に間隔を隔
てた位置において、五角形のヘッド部材68が上方に延
在している。ヘッド部材68は、五角形以外の形状にす
ることもできる。このヘッド部材68は、該ヘッド部材
68と補完的な形状をもつ駆動ソケット(図示せず)と
保合でき、この駆動ソケットの壁を、ヘッド部材68と
リップ66との間に嵌入して、ヘッド部材68及びロー
タ24を回転させるのであるが、この点については後述
する。理解されようが、ヘッド部材68とリップ66と
は同一平面内にあるのが好ましいけれども、ヘッド部材
68を頂部(ヘッド)60より高くすることもできる。
工具係合部分62は、頂部60に設けた雌形ソケット(
図示せず)として形成し、これに補完的な形状の錐形工
具が保合できるように構成することもできる。
図示せず)として形成し、これに補完的な形状の錐形工
具が保合できるように構成することもできる。
頂部60の外側には、環状隆起部70.72のような表
面形状が一体に形成されている。本発明の広い実施例に
おいては、隆起部72のみを設け、隆起部70を省略す
ることもできる。
面形状が一体に形成されている。本発明の広い実施例に
おいては、隆起部72のみを設け、隆起部70を省略す
ることもできる。
ロータ24の底部は、セレーションすなわち歯76のよ
うな外周面形状をもつディスク74として形成されてい
る。頂部60とディスク74との間には、小径部分78
が設けられており、該小径部分78には互いに平行な2
つのボア80.82が貫通して形成されている。
うな外周面形状をもつディスク74として形成されてい
る。頂部60とディスク74との間には、小径部分78
が設けられており、該小径部分78には互いに平行な2
つのボア80.82が貫通して形成されている。
ロータ24の環状隆起部70.72は頂部60と一体に
形成されていて、ハウジング22の環状溝38.40を
補完する形状を有している。もちろん、隆起部70.7
2と溝38.40とを逆に設けること、すなわち、隆起
部70.72をハウジング22のチャンバ30に設け、
溝38.40をロータ24に設けることもてきる。また
、他の補完表面形状を用いることもてきる。
形成されていて、ハウジング22の環状溝38.40を
補完する形状を有している。もちろん、隆起部70.7
2と溝38.40とを逆に設けること、すなわち、隆起
部70.72をハウジング22のチャンバ30に設け、
溝38.40をロータ24に設けることもてきる。また
、他の補完表面形状を用いることもてきる。
図示の特定の実施例においては、ロータ24をハウジン
グ22のチャンバ30内に完全に挿入すると、隆起部7
0が溝38内に嵌入されると同時に、隆起部72が溝4
0内に嵌入されるようになっている。本発明の広い実施
例においては、ロータ24を完全に挿入することによっ
て、隆起部72が溝38から外れて溝40内に入り、そ
の後は上方の溝38が空になるように構成することもで
きる。番号84(第4図)で示すように、隆起部70の
直径の方が隆起部72の直径よりも大きく形成されてい
る。特定の実施例及び広い実施例の双方において、ロー
タ24がハウジング22のチャンバ30内に部分的に挿
入されたときには、隆起部72が上方の溝38内に嵌入
されるようになっている。隆起部72と溝38との間に
直径寸法の差異があるため、ロータ24は、ハウジング
22のチャンバ30内で、ハウジング22に対して容易
に回転することができる。
グ22のチャンバ30内に完全に挿入すると、隆起部7
0が溝38内に嵌入されると同時に、隆起部72が溝4
0内に嵌入されるようになっている。本発明の広い実施
例においては、ロータ24を完全に挿入することによっ
て、隆起部72が溝38から外れて溝40内に入り、そ
の後は上方の溝38が空になるように構成することもで
きる。番号84(第4図)で示すように、隆起部70の
直径の方が隆起部72の直径よりも大きく形成されてい
る。特定の実施例及び広い実施例の双方において、ロー
タ24がハウジング22のチャンバ30内に部分的に挿
入されたときには、隆起部72が上方の溝38内に嵌入
されるようになっている。隆起部72と溝38との間に
直径寸法の差異があるため、ロータ24は、ハウジング
22のチャンバ30内で、ハウジング22に対して容易
に回転することができる。
ロータ24のディスク74及び該ディスクの歯76は、
ハウジング22のチャンバ30内に設けられた歯34を
補完する形状を有しており、歯76は、歯34と同じ角
度で垂直に対して傾斜している。ロータ24がハウジン
グ22内に完全に挿入されて、隆起部72が溝40内に
座合するとき(隆起部70が設けられている場合には、
該隆起部70は溝38内に座合している)、ハウジング
22の歯34とロータ24の歯76とが噛み合うため、
ハウジング22とロータ24との相対回転が防止される
。これに対し、ロータ24がハウジング22内に部分的
に挿入されて、隆起部72が溝38より上方に位置する
場合には、ロータ24の歯76は、ハウジング22の歯
34より上方に位置していて、該歯34とは係合してい
ない状態にある。
ハウジング22のチャンバ30内に設けられた歯34を
補完する形状を有しており、歯76は、歯34と同じ角
度で垂直に対して傾斜している。ロータ24がハウジン
グ22内に完全に挿入されて、隆起部72が溝40内に
座合するとき(隆起部70が設けられている場合には、
該隆起部70は溝38内に座合している)、ハウジング
22の歯34とロータ24の歯76とが噛み合うため、
ハウジング22とロータ24との相対回転が防止される
。これに対し、ロータ24がハウジング22内に部分的
に挿入されて、隆起部72が溝38より上方に位置する
場合には、ロータ24の歯76は、ハウジング22の歯
34より上方に位置していて、該歯34とは係合してい
ない状態にある。
小径部分78、頂部(ヘッド)60、及びディスク74
は、後述のように機能するワイヤ受入れチャンネル86
を形成している。
は、後述のように機能するワイヤ受入れチャンネル86
を形成している。
ボア80.82は互いに平行に配置されており、またこ
れらのボア80と82とは、ハウジング22のボア対4
2.44と46.48との間の距離だけ間隔を隔てて配
置されている。ロータ24の下方の隆起部72がハウジ
ング22の上方の溝38内に保持されていて、ハウジン
グ22に対してロータ24がチャンバ30内で自由に回
転できるとき、両ボア80.82の軸線は、ボア42〜
48の軸線「A」、「B」と同一平面内にある。
れらのボア80と82とは、ハウジング22のボア対4
2.44と46.48との間の距離だけ間隔を隔てて配
置されている。ロータ24の下方の隆起部72がハウジ
ング22の上方の溝38内に保持されていて、ハウジン
グ22に対してロータ24がチャンバ30内で自由に回
転できるとき、両ボア80.82の軸線は、ボア42〜
48の軸線「A」、「B」と同一平面内にある。
ロータ24は自由に回転することができ、このため、ボ
ア80をボア対42.44(又は46.48)のいずれ
か一方と整合させ、ボア82をボア対46.48(又は
42.44)の他方と整合させることができる。ロータ
24をハウジング22内に完全に挿入して、ロータ24
の隆起部70.72がハウジング22の溝38.40内
に保持されるとき、ボア80.82の軸線はボア42〜
48の軸線より下に位置する。
ア80をボア対42.44(又は46.48)のいずれ
か一方と整合させ、ボア82をボア対46.48(又は
42.44)の他方と整合させることができる。ロータ
24をハウジング22内に完全に挿入して、ロータ24
の隆起部70.72がハウジング22の溝38.40内
に保持されるとき、ボア80.82の軸線はボア42〜
48の軸線より下に位置する。
チャンネル(ワイヤ受入れチャンネル)86の有効サイ
ズは、ボア80.82の両端部の領域88において、小
径部分78を平らにすることによって増大させることが
できる。
ズは、ボア80.82の両端部の領域88において、小
径部分78を平らにすることによって増大させることが
できる。
隆起部70・、72は、それぞれ、1つ以上の箇所90
.92において切欠きを設けることができる。これらの
切欠き領域90.92は、ハウジング22のタブ56.
58の内方に向いた部分に一致して、これらを受け入れ
ることができるようになっている。タブ56.58は、
2つのうちの1つが切欠き領域90.92内に受け入れ
られるようにしてもよい。
.92において切欠きを設けることができる。これらの
切欠き領域90.92は、ハウジング22のタブ56.
58の内方に向いた部分に一致して、これらを受け入れ
ることができるようになっている。タブ56.58は、
2つのうちの1つが切欠き領域90.92内に受け入れ
られるようにしてもよい。
先ず、ロータ24は次のように配向される。すなわち、
ロータ24の切欠き領域92がハウジング22のタブ5
6.58の頂部に載るようにし、次に、タブ56.58
を切欠き領域92に位置させて、ロータ22の下方の隆
起部72の底部がハウジング22の垂直壁28の上面5
4上に載るまで、ロータ24及びハウジング22を、チ
ャンバ30の軸線方向に移動させる。次に、チャンバ3
0内にロータ24を部分的に挿入すれば、先ずタブ56
.58が切欠き領域92を通って切欠き領域90内に移
動し、これにより、両タブ56.58が両切欠き領域9
0.92内に位置するようになる。両タブ56.58の
m部が切欠き領域90内に移動すると、前述のように、
下方の隆起部72が上方の溝38内に入る。
ロータ24の切欠き領域92がハウジング22のタブ5
6.58の頂部に載るようにし、次に、タブ56.58
を切欠き領域92に位置させて、ロータ22の下方の隆
起部72の底部がハウジング22の垂直壁28の上面5
4上に載るまで、ロータ24及びハウジング22を、チ
ャンバ30の軸線方向に移動させる。次に、チャンバ3
0内にロータ24を部分的に挿入すれば、先ずタブ56
.58が切欠き領域92を通って切欠き領域90内に移
動し、これにより、両タブ56.58が両切欠き領域9
0.92内に位置するようになる。両タブ56.58の
m部が切欠き領域90内に移動すると、前述のように、
下方の隆起部72が上方の溝38内に入る。
次に、プラスチック製ロータ24及びハウジング22の
可撓性により、ロータ24の下方の隆起部72を、ハウ
ジング22の上方の溝38内に嵌入し、タブ56.58
と切欠き領域90.92とが整合しなくなるようにする
。このように、ロータ24をハウジング22のチャンバ
30内に部分的に挿入した後、両タブ56.58がそれ
ぞれの切欠き領域90.92内に嵌入されるまで、ロー
タ24とハウジング22とを相対回転する。
可撓性により、ロータ24の下方の隆起部72を、ハウ
ジング22の上方の溝38内に嵌入し、タブ56.58
と切欠き領域90.92とが整合しなくなるようにする
。このように、ロータ24をハウジング22のチャンバ
30内に部分的に挿入した後、両タブ56.58がそれ
ぞれの切欠き領域90.92内に嵌入されるまで、ロー
タ24とハウジング22とを相対回転する。
タブ56.58が切欠き領域90.92内にありかつ下
方の隆起部が上方の溝38内にあると、ハウジング22
とロータ24とが不意に相対回転することが防止され、
かつ、部分的に挿入されたロータ24が不意にハウジン
グ22内に挿入されたり、ハウジング22から引き抜か
れることも防止される。切欠き領域90.92、タブ5
6.58及びボア42〜48及び80.82は、前記状
態が達成されるときに、各ボア80.82が1つのボア
対42.46又は46.48と整合するように、角度方
向及び軸線方向(positionally)に配置さ
れる。タブ56.58及び切欠き領域90.92を設け
ない場合には、「自動的」にではなく、視覚的観察によ
り、ボア42〜48とボア80.82とを同一平面内で
整合させる。
方の隆起部が上方の溝38内にあると、ハウジング22
とロータ24とが不意に相対回転することが防止され、
かつ、部分的に挿入されたロータ24が不意にハウジン
グ22内に挿入されたり、ハウジング22から引き抜か
れることも防止される。切欠き領域90.92、タブ5
6.58及びボア42〜48及び80.82は、前記状
態が達成されるときに、各ボア80.82が1つのボア
対42.46又は46.48と整合するように、角度方
向及び軸線方向(positionally)に配置さ
れる。タブ56.58及び切欠き領域90.92を設け
ない場合には、「自動的」にではなく、視覚的観察によ
り、ボア42〜48とボア80.82とを同一平面内で
整合させる。
第6図〜第9図には、本発明の回転シール20の特定の
実施例が開放状態(非シール状態)にあるところ、すな
わち、ロータ24がハウジング22内に部分的に挿入さ
れていて、シールワイヤ26がロータ24及びハウジン
グ22に通されているところが示されている。これらの
図面(第6図〜第9図)に示された上方の隆起部70、
タブ56.58、及び切欠き領域90.92は省略でき
ることは理解されよう。
実施例が開放状態(非シール状態)にあるところ、すな
わち、ロータ24がハウジング22内に部分的に挿入さ
れていて、シールワイヤ26がロータ24及びハウジン
グ22に通されているところが示されている。これらの
図面(第6図〜第9図)に示された上方の隆起部70、
タブ56.58、及び切欠き領域90.92は省略でき
ることは理解されよう。
本発明の回転シール20が開放状態すなわち非シール状
態にあるとき、ロータ24の下方の環状隆起部72は、
ハウジング22の上方の環状溝38内にある。この状態
においては、前述のように、ハウジング22のボア42
〜48は、視覚観察により(又は、タブ56.58及び
切欠き領域90.92が設けられている場合には、これ
らを協働させることにより)、ロータ24のボア80.
82と整合した状態に保持される。従って、この状態で
は、シールワイヤ26が回転シール20に通される2つ
の平行な通路42−80−44及び46−82−48が
形成される。
態にあるとき、ロータ24の下方の環状隆起部72は、
ハウジング22の上方の環状溝38内にある。この状態
においては、前述のように、ハウジング22のボア42
〜48は、視覚観察により(又は、タブ56.58及び
切欠き領域90.92が設けられている場合には、これ
らを協働させることにより)、ロータ24のボア80.
82と整合した状態に保持される。従って、この状態で
は、シールワイヤ26が回転シール20に通される2つ
の平行な通路42−80−44及び46−82−48が
形成される。
第10図及び第11図は、ロータ24がハウジング22
内に完全に挿入されていて、本発明による回転シール2
0が閉鎖状態すなわちシール状態にあるところを示すも
のである。第9図、第12図、第1O図及び第11図の
順序で図面を見れば最も良く理解できるように、最初に
、シールワイヤ26を通路42−80−44及び通路4
6−82−48に通しく第9図)、次に、ハウジング2
2に対してロータ20を回転させることにより、シール
ワイヤ26を変形させる(第12図)。この相対回転に
より、ロータ24のボア80.82と、ハウジング22
のボア対42.44及び46.48とが整合しなくなる
。ロータ24の回転は、領域(工具係合部分)62内に
おいてロータ24のヘッド部材68に工具(図示せず)
を係合させて、該ヘッド部材68を回転させることによ
り行われる。ハウジング22の底部には凹部94を設け
ておき、シールワイヤ26の変形時に大きなトルクが必
要な場合には、ハウジング22が回転しないように保持
できるようにしてもよい。ハウジング22内でのロータ
24の回転と同時又はその直後に、同じ工具又は別の工
具を用いて、ロータ24をハウジング22内に完全に挿
入(すなわちハウジング22の内方に移動)する(第1
o図及び第11図)。これにより、環状隆起部72(及
び環状隆起部70が設けられているときには該隆起部7
0も)が、それぞれの環状溝38.40と係合するよう
になる。同時に、ロータ24の歯76がハウジング22
の歯34とロック係合するようになる(第11図)。
内に完全に挿入されていて、本発明による回転シール2
0が閉鎖状態すなわちシール状態にあるところを示すも
のである。第9図、第12図、第1O図及び第11図の
順序で図面を見れば最も良く理解できるように、最初に
、シールワイヤ26を通路42−80−44及び通路4
6−82−48に通しく第9図)、次に、ハウジング2
2に対してロータ20を回転させることにより、シール
ワイヤ26を変形させる(第12図)。この相対回転に
より、ロータ24のボア80.82と、ハウジング22
のボア対42.44及び46.48とが整合しなくなる
。ロータ24の回転は、領域(工具係合部分)62内に
おいてロータ24のヘッド部材68に工具(図示せず)
を係合させて、該ヘッド部材68を回転させることによ
り行われる。ハウジング22の底部には凹部94を設け
ておき、シールワイヤ26の変形時に大きなトルクが必
要な場合には、ハウジング22が回転しないように保持
できるようにしてもよい。ハウジング22内でのロータ
24の回転と同時又はその直後に、同じ工具又は別の工
具を用いて、ロータ24をハウジング22内に完全に挿
入(すなわちハウジング22の内方に移動)する(第1
o図及び第11図)。これにより、環状隆起部72(及
び環状隆起部70が設けられているときには該隆起部7
0も)が、それぞれの環状溝38.40と係合するよう
になる。同時に、ロータ24の歯76がハウジング22
の歯34とロック係合するようになる(第11図)。
本発明の回転シール20が第10図及び第11図に示す
閉鎖状態(すなわちシール状態)にあるときには、シー
ルワイヤ26が回転シール20内で確実にロックされる
ことが理解されよう。本発明の回転シール20のロッキ
ングは、シールワイヤ26の回転による変形及び挿入に
よる変形、並びに歯34と76とのロック係合、及び隆
起部70.72と溝38.40との摩擦係合により行わ
れる。シールワイヤ26が一旦変形されると、ハウジン
グ22とロータ24とを再び相対回転させること及び回
転シール20を再開放することに対し、極めて大きな抵
抗性を発揮する。また、歯34と76との保合により、
ハウジング22とロータ24との相対回転を防止できる
ようになっている。
閉鎖状態(すなわちシール状態)にあるときには、シー
ルワイヤ26が回転シール20内で確実にロックされる
ことが理解されよう。本発明の回転シール20のロッキ
ングは、シールワイヤ26の回転による変形及び挿入に
よる変形、並びに歯34と76とのロック係合、及び隆
起部70.72と溝38.40との摩擦係合により行わ
れる。シールワイヤ26が一旦変形されると、ハウジン
グ22とロータ24とを再び相対回転させること及び回
転シール20を再開放することに対し、極めて大きな抵
抗性を発揮する。また、歯34と76との保合により、
ハウジング22とロータ24との相対回転を防止できる
ようになっている。
第10図及び第12図に示すように、シールワイヤ26
の変形は、該シールワイヤ26が最初にロータ24の小
径部分78の周囲で巻回されることにより行われ、巻回
されたワイヤ26はチャンバ30でワイヤ受入れチャン
ネル86を占拠しかつ充満する。小径部分78の平坦領
域88により、ワイヤ26のための付加的な容積が形成
され、これにより、ハウジング22とロータ24とを相
対回転するときに、ワイヤ26がこじて動かなくなって
しまうことが防止される。ロータ24を部分的に挿入し
た状態(すなわち、隆起部72が溝38内にある状態)
で、ロータ24を選定された量だけ回転(第10図に示
す回転量が一般的であるが、必ずこれだけ回転しなけれ
ばならない訳ではない)した後、ロータ24は完全に挿
入される(このとき、隆起部72は溝40内にあり、ま
た、隆起部70が設けられている場合には、該隆起部7
0は溝38内にある)。ロータ24を完全に挿入すると
、ワイヤ26は、ロータ24の回転軸線に平行な方向に
更に変形される。ワイヤ26の2つの変形形式(すなわ
ち、巻回による変形及び軸線方向の変形)により、回転
シール20からのワイヤ26の取り外し、及び回転シー
ル20の開放の両方が防止される。回転シール20が閉
鎖されたとき、ロータ24のヘッド(頂部)60がハウ
ジング22の垂直壁28の上面54と同一平面内にあっ
て、滑らかな表面が形成されるようにするのが好ましい
。このように滑らかな表面にすることによって、回転シ
ール20を閉鎖した後に、ハウジング22からロータ2
4を分離しようとするあらゆる不正操作が困難になる。
の変形は、該シールワイヤ26が最初にロータ24の小
径部分78の周囲で巻回されることにより行われ、巻回
されたワイヤ26はチャンバ30でワイヤ受入れチャン
ネル86を占拠しかつ充満する。小径部分78の平坦領
域88により、ワイヤ26のための付加的な容積が形成
され、これにより、ハウジング22とロータ24とを相
対回転するときに、ワイヤ26がこじて動かなくなって
しまうことが防止される。ロータ24を部分的に挿入し
た状態(すなわち、隆起部72が溝38内にある状態)
で、ロータ24を選定された量だけ回転(第10図に示
す回転量が一般的であるが、必ずこれだけ回転しなけれ
ばならない訳ではない)した後、ロータ24は完全に挿
入される(このとき、隆起部72は溝40内にあり、ま
た、隆起部70が設けられている場合には、該隆起部7
0は溝38内にある)。ロータ24を完全に挿入すると
、ワイヤ26は、ロータ24の回転軸線に平行な方向に
更に変形される。ワイヤ26の2つの変形形式(すなわ
ち、巻回による変形及び軸線方向の変形)により、回転
シール20からのワイヤ26の取り外し、及び回転シー
ル20の開放の両方が防止される。回転シール20が閉
鎖されたとき、ロータ24のヘッド(頂部)60がハウ
ジング22の垂直壁28の上面54と同一平面内にあっ
て、滑らかな表面が形成されるようにするのが好ましい
。このように滑らかな表面にすることによって、回転シ
ール20を閉鎖した後に、ハウジング22からロータ2
4を分離しようとするあらゆる不正操作が困難になる。
本発明による回転シール20の他の特徴により、回転シ
ール20を分解不能にすることに貢献することができる
。他の特徴の第1は、前述のように、ワイヤ26の2つ
の変形モード(変形形式)により、ハウジング22から
のロータ24の取り外しが妨げられることである。第2
は、相互に嵌合した隆起部と溝との対38−70及び4
0−72の両方又は一方の存在により、回転シール20
の開放が妨げられることである。第3は、歯34.76
により、回転シール20の開放防止が補助されることで
ある。第4は、カウル50,52を設けた場合には、ボ
ア42〜48の1つに細長い物体を挿入し、該物体の端
部をチャンバ30と係合させることによりロータ24を
テコの原理で取り外そうとする可能性をなくすことがで
きることである。
ール20を分解不能にすることに貢献することができる
。他の特徴の第1は、前述のように、ワイヤ26の2つ
の変形モード(変形形式)により、ハウジング22から
のロータ24の取り外しが妨げられることである。第2
は、相互に嵌合した隆起部と溝との対38−70及び4
0−72の両方又は一方の存在により、回転シール20
の開放が妨げられることである。第3は、歯34.76
により、回転シール20の開放防止が補助されることで
ある。第4は、カウル50,52を設けた場合には、ボ
ア42〜48の1つに細長い物体を挿入し、該物体の端
部をチャンバ30と係合させることによりロータ24を
テコの原理で取り外そうとする可能性をなくすことがで
きることである。
カウル50.52により、ボア42〜48に有効長さを
与えることにより、テコの力を発揮できる位置で物体と
ロータ24とを係合させることが防止される。
与えることにより、テコの力を発揮できる位置で物体と
ロータ24とを係合させることが防止される。
ロータ24及びハウジング22はプラスチック成形によ
り製造するのが好ましいけれども、その場合には、回転
シール20に不正な力が加えられた後に、プラスチック
材料に生じる欠損、クラック又はひび割れ等により、不
正が試みられたことの証拠が残るであろう。
り製造するのが好ましいけれども、その場合には、回転
シール20に不正な力が加えられた後に、プラスチック
材料に生じる欠損、クラック又はひび割れ等により、不
正が試みられたことの証拠が残るであろう。
第13図〜第16図は、本発明による回転シール20の
操作を概略的に示すものである。第13図は、可撓性シ
ールワイヤ26の一端を回転シール20に通し、ロータ
24を部分的に挿入した状態を示すものである。第14
図は、シールワイヤ26の他端を、ラッチやロック等の
相対移動できる部材(例えば、留め金、ステープル、ラ
ッチ等)96.98の孔に通した状態を示すものである
。
操作を概略的に示すものである。第13図は、可撓性シ
ールワイヤ26の一端を回転シール20に通し、ロータ
24を部分的に挿入した状態を示すものである。第14
図は、シールワイヤ26の他端を、ラッチやロック等の
相対移動できる部材(例えば、留め金、ステープル、ラ
ッチ等)96.98の孔に通した状態を示すものである
。
第15図は、シールワイヤ26の他端を未だ開放してい
る回転シール20に通した状態を示すものである。第1
6図は、ロータ24をハウジング22内に完全に挿入す
ること:二より、回転シール20をシール位置に閉鎖し
かつロックした後の状態を示すものである。
る回転シール20に通した状態を示すものである。第1
6図は、ロータ24をハウジング22内に完全に挿入す
ること:二より、回転シール20をシール位置に閉鎖し
かつロックした後の状態を示すものである。
本発明による回転シール20のハウジング22及びロー
タ24は、例えば金属、ゴム、プラスチック等の強靭で
本質的に半剛性の材料で作ることができる。好ましい材
料は、アクリル樹脂である。
タ24は、例えば金属、ゴム、プラスチック等の強靭で
本質的に半剛性の材料で作ることができる。好ましい材
料は、アクリル樹脂である。
回転シール20のハウジング22及びロータ24は透明
な材料で作ることもでき、そうすれば、ボア42〜48
とボア80.82とが整合したか否か、及びシールワイ
ヤ26が確実にロックしているか否かを検査できると共
に、不正があったことの視覚表示が可能になる。
な材料で作ることもでき、そうすれば、ボア42〜48
とボア80.82とが整合したか否か、及びシールワイ
ヤ26が確実にロックしているか否かを検査できると共
に、不正があったことの視覚表示が可能になる。
本発明による回転シール20に使用する可撓性シールワ
イヤ26は、ワイヤ、ロープ又はケーブルの形態に作る
ことができ、また、金属、プラスチックその他の適当な
材料で作ることができる。
イヤ26は、ワイヤ、ロープ又はケーブルの形態に作る
ことができ、また、金属、プラスチックその他の適当な
材料で作ることができる。
回転シール20が閉鎖状態にあるとき、該回転シール2
0を部材96.98から取り外してこれらの部材96.
98を移動(すなわち操作)できるようにするには、回
転シール20の相互嵌合部材(すなわちハウジング22
及びロータ24)を破壊するか、或いはシールワイヤ2
6を切断しなくてはならない。これらの部材22.24
.26は強靭な構造材料で作られているため、部材22
又は24を破壊したり、シールワイヤ26を切断するに
は非常な困難を必要とする。しかしながら、もしもこの
ような破壊や切断が行われた場合には、不正が行われた
ことを容易に感知できる表示がなされてしまう。
0を部材96.98から取り外してこれらの部材96.
98を移動(すなわち操作)できるようにするには、回
転シール20の相互嵌合部材(すなわちハウジング22
及びロータ24)を破壊するか、或いはシールワイヤ2
6を切断しなくてはならない。これらの部材22.24
.26は強靭な構造材料で作られているため、部材22
又は24を破壊したり、シールワイヤ26を切断するに
は非常な困難を必要とする。しかしながら、もしもこの
ような破壊や切断が行われた場合には、不正が行われた
ことを容易に感知できる表示がなされてしまう。
タブ56.58と切欠き領域90.92とを設けておき
、これらを相互作用させること、及び下方の隆起部72
と上方の溝38とを設けておいてこれらを相互作用させ
ておくことにより、ハウジング22及びロータ24の製
造業者は、ロータ24をハウジング22内に部分的に挿
入して通路42−80−44及び46−82−48にワ
イヤ26の端部を容易に通すことができる状態に、ロー
タ24及びハウジング22を容易に予備組立てしておく
ことが可能になる。この部分的挿入は小さな力で行うこ
とができる(下方の隆起部72は上方の溝38より直径
が小さいことによる)こと、及び、ボアの整合作業は、
ロータ24とハウジング22との相対回転によりタブ5
6.58と切欠き領域90.92とを係合させることに
より「自動的」に行うことができる(これらの作業は隆
起部72と溝38とを係合させる前又は後のいずれにお
いても行うことができる)ことから、本発明の回転シー
ル20は、熟練を必要としない低コストの労働力でも、
直ぐに使用できる開放状態に容易かつ迅速に予備組立て
することができる。
、これらを相互作用させること、及び下方の隆起部72
と上方の溝38とを設けておいてこれらを相互作用させ
ておくことにより、ハウジング22及びロータ24の製
造業者は、ロータ24をハウジング22内に部分的に挿
入して通路42−80−44及び46−82−48にワ
イヤ26の端部を容易に通すことができる状態に、ロー
タ24及びハウジング22を容易に予備組立てしておく
ことが可能になる。この部分的挿入は小さな力で行うこ
とができる(下方の隆起部72は上方の溝38より直径
が小さいことによる)こと、及び、ボアの整合作業は、
ロータ24とハウジング22との相対回転によりタブ5
6.58と切欠き領域90.92とを係合させることに
より「自動的」に行うことができる(これらの作業は隆
起部72と溝38とを係合させる前又は後のいずれにお
いても行うことができる)ことから、本発明の回転シー
ル20は、熟練を必要としない低コストの労働力でも、
直ぐに使用できる開放状態に容易かつ迅速に予備組立て
することができる。
以上、本発明を特定の実施例について説明したが、当業
者ならば、本発明の範囲から逸脱することなくして種々
の変更を行い得るであろう。
者ならば、本発明の範囲から逸脱することなくして種々
の変更を行い得るであろう。
第1図は、本発明による回転シールの雌形部材すなわち
ハウジングを示す平面図である。 第2図は、第1図に示したハウジングの側面図である。 第3図は、本発明による回転シールの錐形部材すなわち
ロータを示す平面図である。 第4図は、第3図に示したロータの側面図である。 第5図は、第3図及び第4図に示したロータの底面図で
ある。 第6図は、第1図〜第5図に示した部材をシールワイヤ
と一緒に部分的に組み立てた状態を示す一部を断面した
側面図である。 第7図は、第1図〜第5図に示した部材にシールワイヤ
を通して、本発明の回転シールとして一体に組み立てた
状態を示す平面図である。 第8図は、本発明による回転シールを部分的に組み立て
た状態の一部を断面して示す正面図である。 第9図は、本発明による回転シールの横断面を示す平面
図である。 第10図は、第7図と同様な本発明による回転シールの
平面図であるが、シールワイヤが変形している状態を示
すものである。 第11図は、本発明による回転シールを完全に組み立て
た状態を示す一部を断面した正面図である。 第12図は、シールワイヤの変形の初期の状態を示す本
発明による回転シールの横断面図である。 第13図〜第16図は、本発明による回転シールを留め
金やステープル等に取り付けて組み立てる方法を示す全
体的な斜視図である。 0・・・回転シール、 2・・・ハウジング(雌形部材)、 4・・・ロータ(錐形部材)、 6・・・シールワイヤ、 28・・・垂直壁、0・・
・チャンバ、 32・・・ベース、4・・・歯(
セレーション)、 8.40・・・環状溝、 2.44.46.48 0152・・・カウル、 0・・・ヘッド、 4・・・凹部、 8・・・ヘッド部材、 4・・・ディスク、 ・・・ボア、 56.58・・・直立タブ、 62・・・工具係合部分、 66・・・リップ、 70.72・・・環状隆起部、 76・・・歯(セレーション) 8・・・小径部分、 80.8 6・・・ワイヤ受入れチャンネル、 8・・・平坦領域、 90.9 2・・・ボア、 2・・・切欠き領域。 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 汐 第2図 第3図 第5図 第11図 乾 第12図 手 続 補 正 書 (方式〉 平底 3、’i、25 年 月 日 ■、事件の表示 平成2年特許願第283244号 2、発明の名称 コンテナ等を保証する回転シール 3、補正をする者 事件との関係 出 願人 名 称 イー ジェイ ブルックス コムノ(ニ 4、代 理 人
ハウジングを示す平面図である。 第2図は、第1図に示したハウジングの側面図である。 第3図は、本発明による回転シールの錐形部材すなわち
ロータを示す平面図である。 第4図は、第3図に示したロータの側面図である。 第5図は、第3図及び第4図に示したロータの底面図で
ある。 第6図は、第1図〜第5図に示した部材をシールワイヤ
と一緒に部分的に組み立てた状態を示す一部を断面した
側面図である。 第7図は、第1図〜第5図に示した部材にシールワイヤ
を通して、本発明の回転シールとして一体に組み立てた
状態を示す平面図である。 第8図は、本発明による回転シールを部分的に組み立て
た状態の一部を断面して示す正面図である。 第9図は、本発明による回転シールの横断面を示す平面
図である。 第10図は、第7図と同様な本発明による回転シールの
平面図であるが、シールワイヤが変形している状態を示
すものである。 第11図は、本発明による回転シールを完全に組み立て
た状態を示す一部を断面した正面図である。 第12図は、シールワイヤの変形の初期の状態を示す本
発明による回転シールの横断面図である。 第13図〜第16図は、本発明による回転シールを留め
金やステープル等に取り付けて組み立てる方法を示す全
体的な斜視図である。 0・・・回転シール、 2・・・ハウジング(雌形部材)、 4・・・ロータ(錐形部材)、 6・・・シールワイヤ、 28・・・垂直壁、0・・
・チャンバ、 32・・・ベース、4・・・歯(
セレーション)、 8.40・・・環状溝、 2.44.46.48 0152・・・カウル、 0・・・ヘッド、 4・・・凹部、 8・・・ヘッド部材、 4・・・ディスク、 ・・・ボア、 56.58・・・直立タブ、 62・・・工具係合部分、 66・・・リップ、 70.72・・・環状隆起部、 76・・・歯(セレーション) 8・・・小径部分、 80.8 6・・・ワイヤ受入れチャンネル、 8・・・平坦領域、 90.9 2・・・ボア、 2・・・切欠き領域。 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 汐 第2図 第3図 第5図 第11図 乾 第12図 手 続 補 正 書 (方式〉 平底 3、’i、25 年 月 日 ■、事件の表示 平成2年特許願第283244号 2、発明の名称 コンテナ等を保証する回転シール 3、補正をする者 事件との関係 出 願人 名 称 イー ジェイ ブルックス コムノ(ニ 4、代 理 人
Claims (17)
- (1)保証すべき物品に挿通することができる可撓性ワ
イヤを備えた形式のシールであって、前記ワイヤに対し
取り外し不可能に固定することができ、前記ワイヤ又は
シールを分解することなくして前記物品を開放すること
を防止でき、前記分解が行われた場合には前記物品の開
放作業が試みられたこと又は行われたことを視覚表示で
きるシールにおいて、 チャンバを形成する壁形ハウジングを有しており、該ハ
ウジングが、前記チャンバの対向側面を貫通して形成さ
れた第1及び第2の整合ボアを備えており、 前記チャンバ内に適合するように受け入れられるロータ
であって、該ロータを貫通する第3のボアを備えている
ロータを有しており、 第1手段を有しており、該第1手段が、 (a)前記第3ボアが前記第1及び第2ボアと同一平面
内にあるようにして、前記ロータを前記チャンバ内に部
分的に挿入した状態に保持でき、 (b)前記ハウジングのボア及び部分的に挿入されたロ
ータのボアを整合させて、後でこれらの全てのボアに通
してワイヤを受け入れることを可能にし、 (c)前記ボアにワイヤを挿通した後に、部分的に挿入
されかつ保持されている前記ロータとハウジングとを相
対回転させて、受け入れられた前記ワイヤを前記ロータ
の周囲で部分的に巻回しかつ変形させることができ、 第2手段を更に有しており、該第2手段が、前記ワイヤ
を巻回しかつ変形させた後に、前記ロータを前記チャン
バ内に完全に挿入した状態に保持でき、かつ前記完全に
挿入されたロータとハウジングとの相対回転を防止でき
るように構成したことを特徴とするシール。 - (2)前記第1手段及び第2手段が、前記ロータ及び前
記チャンバの壁に形成された互いに補完する表面形状を
備えていることを特徴とする請求項1に記載のシール。 - (3)前記第1手段が、 前記ロータに設けられた第1環状隆起部と、前記チャン
バ内で前記ハウジングの壁に形成されていて、前記第1
環状隆起部を補完する形状をもつ第1環状溝とを備えて
おり、前記ロータが前記チャンバ内に部分的に挿入され
るときに、前記第1環状隆起部が前記第1環状溝内に入
るように構成したことを特徴とする請求項1に記載のシ
ール。 - (4)前記第2手段が、 前記第1環状隆起部と、 前記チャンバ内で前記第1環状溝の下方で前記ハウジン
グの壁に形成されていて、前記第1環状隆起部を補完す
る形状をもつ第2環状溝とを備えており、前記ロータが
前記チャンバ内に完全に挿入されるときに、前記第1環
状隆起部が前記第2環状溝内に入るように構成したこと
を特徴とする請求項3に記載のシール。 - (5)前記部分的に挿入されたロータ及び前記ハウジン
グが相対回転されて、前記ワイヤを巻回しかっ変形させ
るまで、前記ボアの整合を維持する第3手段を更に有し
ていることを特徴とする請求項4に記載のシール。 - (6)前記第3手段が、 前記チャンバ内に前記ロータが挿入される箇所において
前記ハウジングの壁に形成されたタブと、 前記環状隆起部に形成されていて、前記タブを補完する
形状を有している切欠き領域とを備えていることを特徴
とする請求項4に記載のシール。 - (7)前記チャンバ内への前記ロータの部分的挿入によ
り前記環状隆起部が前記第1環状溝内に嵌入され、その
後に前記ロータと前記ハウジングとを相対回転させるこ
とにより、前記ボアが整合されるときに前記タブが前記
切欠き領域内に嵌入され、前記環状隆起部が前記第1環
状溝内に受け入れられることによって前記ロータが不意
に更に挿入されたり前記ハウジングから不意に外れるこ
とが防止され、前記タブが前記切欠き領域内に受け入れ
られることによって前記ロータと前記ハウジングとが不
意に相対回転することが防止され、前記環状隆起部と環
状溝との協働及び前記タブと切欠き領域との協働が、前
記ロータとハウジングとを相対回転して前記ワイヤを巻
回するとき及び前記ロータを完全挿入するときにそれぞ
れ付随する故意に加えられる力によって解除されるよう
に構成したことを特徴とする請求項6に記載のシール。 - (8)前記タブと切欠き領域とを整合させた後、前記第
1環状隆起部を前記第1環状溝内に嵌入することにより
、前記ロータが前記チャンバ内に部分的に挿入され、同
時に前記ボアが整合され、かつ前記タブが前記切欠き領
域内に受け入れられるようになっており、前記第1環状
隆起部が前記第1環状溝内に受け入れられることにより
前記ロータが不意に更に挿入されたり前記ハウジングか
ら不意に外れることが防止され、前記タブが前記切欠き
領域内に受け入れられることによって前記ロータと前記
ハウジングとが不意に相対回転することが防止され、前
記環状隆起部と環状溝との協働及び前記タブと切欠き領
域との協働が、前記ロータとハウジングとを相対回転し
て前記ワイヤを巻回するとき及び前記ロータを完全挿入
するときにそれぞれ付随する故意に加えられる力によっ
て解除されるように構成したことを特徴とする請求項6
に記載のシール。 - (9)前記第2手段が、 前記第1環状隆起部の上方で前記ロータに形成された第
2環状隆起部を備えており、 前記ロータが前記チャンバ内に完全に挿入されるときに
、前記第2環状隆起部が前記第1環状溝内に入り、前記
第1環状隆起部が前記第2環状溝内に入り、前記ロータ
が前記ハウジング内に部分的に挿入されるときに、前記
第1環状隆起部が前記第1環状溝内に緩く受け入れられ
るように構成したことを特徴とする請求項4に記載のシ
ール。 - (10)前記部分的に挿入されたロータ及び前記ハウジ
ングが相対回転されて、前記ワイヤを巻回しかつ変形さ
せるまで、前記ボアの整合を維持する第3手段を更に有
していることを特徴とする請求項9に記載のシール。 - (11)前記第3手段が、 前記ロータが挿入される箇所において前記ハウジングの
壁に形成されたタブと、 前記第1及び第2の環状隆起部に形成されていて、前記
タブを補完する形状を有している互いに整合した切欠き
領域とを備えていることを特徴とする請求項10に記載
のシール。 - (12)前記チャンバ内への前記ロータの部分的挿入に
より前記第1環状隆起部が前記第1環状溝内に嵌入され
、前記ボアが整合するときに前記タブが前記切欠き領域
内に受け入れられ、前記第1環状隆起部が前記第1環状
溝内に受け入れられることによって前記ロータが不意に
更に挿入されたり前記ハウジングから不意に外れること
が防止され、前記タブが前記切欠き領域内に受け入れら
れることによって前記ロータと前記ハウジングとが不意
に相対回転することが防止され、前記第1環状隆起部と
環状溝との協働及び前記タブと切欠き領域との協働が、
前記ワイヤを巻回するための前記ロータとハウジングと
の相対回転、及び前記ロータの完全挿入時、前記ロータ
の完全挿入による前記第2環状溝内への前記第1環状隆
起部の適合位置決め時及び前記第1環状溝内への前記第
2環状隆起部の適合位置決め時にそれぞれ付随する故意
に加えられる力によって解除されるように構成したこと
を特徴とする請求項11に記載のシール。 - (13)前記第2手段が、 前記ロータに形成された複数の歯と、 前記チャンバ内において前記ハウジングに形成された複
数の歯とを備えており、前記ロータが完全に挿入される
ときに、前記ロータの歯が前記チャンバ内の歯と係合す
ることにより、前記ロータと前記ハウジングとの相対回
転が防止され、前記ロータが前記チャンバ内に部分的に
挿入されるときには、前記両歯は係合することがないよ
うに構成したことを特徴とする請求項1に記載のシール
。 - (14)前記ハウジングの外面と一体の第1及び第2の
カウルを更に有しており、これらのカウルが前記第1及
び第2のボアを包囲しておりかつこれらのボアの外部延
長部を形成しており、前記ボアを延長することにより、
前記ボアを通して挿入した物体をテコとして用い、完全
に挿入されたロータを前記チャンバから取り外そうとす
る試みを防止できるように構成したことを特徴とする請
求項13に記載のシール。 - (15)前記ロータを完全に挿入した後、前記ロータと
ハウジングとを相対回転して前記ワイヤを巻回するとき
、前記ボアが回転することにより及び同一平面内になく
なることによって整合しなくなり、前記ボアを通して物
体を挿入することを防止できるように構成したことを特
徴とする請求項1に記載のシール。 - (16)前記部分的に挿入されたロータ及び前記ハウジ
ングが相対回転されて、前記ワイヤを巻回しかつ変形さ
せるまで、前記ボアの整合を維持する第3手段を更に有
していることを特徴とする請求項1に記載のシール。 - (17)完全に挿入された前記ロータが、前記第1又は
第2のボアを通して挿入される物体により取り外される
ことを防止する第4手段を更に有していることを特徴と
する請求項16に記載のシール。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/424,892 US4978026A (en) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | Rotatable seal |
US07/587,963 US5180200A (en) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | Rotatable seal |
US587963 | 1990-09-25 | ||
US424892 | 1995-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03187479A true JPH03187479A (ja) | 1991-08-15 |
JPH0749739B2 JPH0749739B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=27026500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2283244A Expired - Lifetime JPH0749739B2 (ja) | 1989-10-20 | 1990-10-20 | コンテナ等を保証する回転シール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0423831B1 (ja) |
JP (1) | JPH0749739B2 (ja) |
AU (1) | AU640696B2 (ja) |
DE (1) | DE69010449T2 (ja) |
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US6390519B1 (en) * | 2000-06-08 | 2002-05-21 | E. J. Brooks Company | Rotatable seal |
EP1403841A3 (en) * | 2002-09-26 | 2004-12-22 | Robert Robinson | Twist-type security seal |
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-
1990
- 1990-10-20 DE DE1990610449 patent/DE69010449T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1990-10-20 JP JP2283244A patent/JPH0749739B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-10-22 AU AU64885/90A patent/AU640696B2/en not_active Ceased
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JPH028310U (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-19 |
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---|---|---|---|---|
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