JP2719269B2 - 包袋形成装置 - Google Patents

包袋形成装置

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JP2719269B2
JP2719269B2 JP4125631A JP12563192A JP2719269B2 JP 2719269 B2 JP2719269 B2 JP 2719269B2 JP 4125631 A JP4125631 A JP 4125631A JP 12563192 A JP12563192 A JP 12563192A JP 2719269 B2 JP2719269 B2 JP 2719269B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯状フィルムで袋を形成
しつつ、封入物の封入を行なう包袋形成装置に関する。
【0002】
【従来技術】帯状フィルムで袋を形成しつつ、封入物を
投入し包袋を形成する場合、熱可塑性の帯状フィルムを
折胴の上部開口から同折胴内へ導入して筒形に付形する
と同時に、帯状フィルムの左右耳部を折胴の側板に設け
た上下方向の割溝から重ね合せにして露出させ、この重
ね合せ部を下方へ送りながら第1熱シ−ル手段にて長手
方向に挟持しサイドシ−ルし、更にこの第1熱シ−ル手
段にてサイドシ−ルされたフィルムを折胴の下部開口か
ら導出した位置で、第2熱シ−ル手段にて短手方向に挟
持しボトムシ−ルして袋を形成し、この袋内に折胴の上
部開口から封入物を投入しその重量により下降させた
後、或いはサイドシ−ルの途中で封入物の投下を開始
し、その重量にて下降させながらサイドシ−ルを完成さ
せて袋内への封入物の投入を完了し、完了後再び上記第
2熱シ−ル手段を作動させ封入物投入済袋のトップシ−
ルと、その上部に続く筒形帯状フィルムのボトムシ−ル
とを同時に行なうことが思考され、この包袋形成手段は
出願人が提供した特願平3−252976号に示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然るに、上記例にお
いては、第2熱シ−ル部によるトップ及びボトムシ−ル
時に、加熱によって軟化溶融状態にあるシ−ル部に封入
物投入済袋の荷重による下方への引張力が加わり、同加
熱シ−ル部に延びを生じてシ−ル瑕疵、従って不良品を
排出する問題点を有している。
【0004】又帯状フィルムの供給側においてもフィル
ムのテンションによる上方への引張力が加わり上記トッ
プ及びボトムシ−ル部のシ−ル瑕疵を助長する。これが
帯状フィルムを熱シ−ル手段により袋にしつつ、封入物
の封入を行なう自動機を適正に実施する上で有害な要因
となっている。
【0005】又上記トップ及びボトムシール部の内側に
ガセットを施す場合、ガセットブレードがフィルムを内
方へ押し込むことによってサイドシール部が第1熱シー
ル手段から外れてしまい、シール不能を来す問題点を有
している。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は上記した問題点
を有効に解決し、上記自動機の実施を適正に行なえるよ
うにしたものであり、その手段としてフィルムを熱シ−
ル手段で短手方向に挟持して封入物投入済袋のトップシ
−ルとその上部の筒形帯状フィルムのボトムシ−ルとを
行なう際に、上記封入物投入済袋を荷受けするリフタ−
を設けて、封入物投入済袋の重量により上記トップ及び
ボトムシ−ル部に加わる下方への引張力を除去し、上記
熱シ−ルを行なう構成としたものである。
【0007】又本発明は上記トップ及びボトムシ−ルを
行なう際に、折胴内へ導入される帯状フィルムを過送り
し、帯状フィルムのテンションによって上記トップ及び
ボトムシ−ル部に加わる上方への引張力を除去し上記熱
シ−ルを行なう構成としたものである。
【0008】又本発明はガセットブレードによってトッ
プ及びボトムシール部の内側にガセットを形成する場合
に、サイドシール部を第1熱シール手段の下方において
挟持し上記ガセットブレードによりフィルムを押し込む
際のサイドシール部の第1熱シール手段からの逸脱を防
止するように構成したものである。
【0009】
【作用】上記のように、トップ及びボトムシ−ル時に、
リフタ−によって封入物投入済袋を荷受けすることによ
り上記熱シ−ル手段で挟持し熱シ−ルせんとする部位の
下部側にたるみを生じさせ、封入物投入済袋の重量によ
る下方への引張力を除去した状態で熱シ−ル手段に通電
し、トップ及びボトムシ−ルを行なう。
【0010】又同様に上記トップ及びボトムシ−ル時
に、繰り出しロ−ルにより帯状フィルムを過送りするこ
とにより、熱シ−ル手段で挟持し熱シ−ルせんとする部
位の上部側にたるみを生じさせ、帯状フィルムのテンシ
ョンによる上方への引張力を除去した状態で熱シ−ル手
段に通電しトップ及びボトムシ−ルを行なう。
【0011】上記によって熱シ−ル手段にてシ−ルする
際、熱によって軟化溶融した部位に有害な延び、これに
よるシ−ル瑕疵を招来せず、健全なるトップ及びボトム
シ−ルを遂行することができる。
【0012】又本発明によれば、ガセットブレードによ
ってガセットを形成する際にサイドシール部をフィルム
押えで挟持することにより同シール部の第1熱シール手
段からの逸脱を有効に防止する。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0014】図1、図2は袋形成装置を示し、該袋形成
装置は角筒形の折胴1を有し、該折胴1を封入物の搬送
ベルト2の搬出端側に垂直に配し、該折胴1の上部開口
をベルト搬出端の直下に配して封入物の投入を受けるよ
うにする。該折胴1の上部開口縁は熱可塑性合成樹脂か
ら成る帯状フィルム3の供給側からその反対側(封入物
投入側)へ向け下り勾配となるように傾斜し、同開口縁
を案内として上記帯状フィルム3を原反ロ−ル27より
繰り出しロ−ル28を介して折胴1内へ給送することに
より同フィルム3を折胴1内周面に添わせて角筒形に付
形し、該筒形帯状フィルムの長手方向に亘る左右耳部を
折胴1の帯状フィルム供給側と反対側の側板中央部に設
けた上下方向の割溝1aから合掌状に重ね合せて露出さ
せ、この重ね合せ耳部を側板外側に設けた一対のガイド
輪4a、4aに代表される案内手段4にて挟持して下方
へ送り出しつつ、該ガイド輪4a、4aの直下に設けた
一対の熱シ−ル輪5a、5aに代表される第1熱シ−ル
手段5にて同耳部を挟持し送りに伴ない長手方向にサイ
ドシ−ルを施すようにする。
【0015】6、7は上記ガイド輪4a及び熱シ−ル輪
5aをタイミング的に間欠駆動するモ−タである。
【0016】更に折胴1の下部開口の直下に封入物投入
済袋3cのトップシ−ルとその上部に続くサイドシ−ル
済筒形帯状フィルム3aのボトムシ−ルとを行なって袋
3bを形成する第2熱シ−ル手段8を配し、該第2熱シ
−ル手段8を筒形帯状フィルムの短手方向に対向して延
在する熱盤8aと受盤8bとによって形成し、該熱盤8
aと受盤8b間に上記サイドシ−ル済の筒形帯状フィル
ム3aを通送し、該第2熱シ−ル手段8を筒形帯状フィ
ルム3aの送り停止時にシリンダ−13、14等の駆動
手段により閉じて同フィルム3bを短手方向に挟持し、
所定のタイミングで(後記するリフタ−による封入物投
入済袋の荷受け及び繰り出しロ−ルによるフィルムの過
送り後)、通電することにより上記トップシ−ルとボト
ムシ−ルとを行なうようにする。
【0017】上記熱盤8aにはトップシ−ルを行なう熱
シ−ル用熱源(例えばヒ−トコイル)とボトムシ−ルを
行なう熱シ−ル用熱源との間に両者より高温に発熱せら
れる溶断用熱源を互いに平行に配し、両熱シ−ル用熱源
間においてシ−ル部の中間を短手方向に溶断することに
より上記トップシ−ルとボトムシ−ルを分断し、封入物
投入済袋3cを切離すようにする。
【0018】上記第2熱シ−ル手段8の直下に一対のガ
セット形成ブレ−ド9a、9aを配する。該ガセット形
成ブレ−ド9aは袋3bのサイドシ−ル部3dとその反
対側の側面に対向して配され、第3図に示すように第2
熱シ−ル手段8が開放されている時、即ちトップ及びボ
トムシ−ルを施す前に、シリンダ−11、12等の駆動
手段により互いに内方へ前進しブレ−ド先端にてサイド
シ−ル部3dを施した部位とこれと反対側の部位のフィ
ルムを三角形に内方へ押し込みガセット3gを形成す
る。このガセット3gは封入物投入済袋3cのトップシ
−ルを施す領域とその上に続く部分的にサイドシ−ルさ
れた筒形帯状フィルム3aのボトムシ−ルを施す領域に
亘って形成され、該ガセット形成後、該ガセット形成部
位の略中間部を上記第2熱シ−ル手段によってシ−ルす
ることにより、トップシ−ル部3eとボトムシ−ル部3
fの短手方向両端内側に夫々トップガセット3g′とボ
トムガセット3g″が形成される。
【0019】上記サイドシ−ル部3d側のガセット形成
ブレ−ド9aの上部に、サイドシ−ルを施す第1熱シ−
ル手段5とトップ及びボトムシ−ルを施す第2熱シ−ル
手段8との間に位置してサイドシ−ル部3dを挟持する
フィルム押え10を設ける。
【0020】このフィルム押え10は上記ガセット形成
ブレードによるガセット形成時(フィルム押し込み時)
に、上記第1熱シール手段5の直下においてサイドシー
ル部3dを挟持し、同シール部3dが熱シール輪5aか
ら内側へ外れシール不全となるのを防止する。
【0021】即ち、一方のガセット形成ブレ−ド9aで
サイドシ−ル部3dを押し込む時、これに伴ってフィル
ムの耳部が開放された熱シ−ル輪5a間から内側へ引き
込まれ、熱シ−ル輪5aから外れて爾後のサイドシ−ル
が不能となる恐れを有している。
【0022】上記シ−ル押え10はこの問題を有効に解
消する手段であり、一例として図に示すように、割溝1
aを施した折胴1の側板下端外側に配した固定グリッパ
−10aと可動グリッパ−10bとから成り、固定グリ
ッパ−10aをサイドシ−ル部3dの一側面に添え配置
して折胴側板に取付け、可動グリッパ−10bをサイド
シ−ル部3d他側面に対向して配置し、該可動グリッパ
−10bを上記ガセット形成に先立ってシリンダ−15
等の駆動手段にて前進させることにより固定グリッパ−
10aとの間に上記サイドシ−ル部3dをしっかりと挟
持し、これによりその下方においてなされるガセット形
成に伴いその上方のサイドシ−ル部乃至未シ−ルのフィ
ルム耳部が熱シ−ル輪5aから外れてシ−ル不全を招来
する事象を確実に防止し、熱シ−ル輪5aによる爾後の
サイドシ−ルを適正に遂行せしめる。
【0023】上記第2熱シ−ル手段8及びガセット形成
ブレ−ド9aの下方にリフタ−23を配する。リフタ−
23はシリンダ−25等の駆動手段により昇降可能であ
り、該リフタ−23と第2熱シ−ル手段8間に封入物投
入済袋3cを垂下させる配置とする。
【0024】該リフタ−23は第2熱シ−ル手段8が筒
形帯状フィルム3a、即ち封入物投入済袋3cの上端を
短手方向において挟持した時、その通電加熱に先立って
上昇し上記封入物投入済袋3cを荷受けし(若干持ち上
げ)、上記封入物投入済袋3cの重量により第2熱シ−
ル手段8によるシ−ル時に加わる下方への引張力を除去
し、上記熱シ−ルに供する。
【0025】即ち、第2熱シ−ル手段8によるフィルム
挟持時(非通電時)に、リフタ−23によって封入物投
入済袋3cを荷受けすることにより、第2熱シ−ル手段
8による挟持部の下位に若干のたるみ3f′を生じさ
せ、よって下方への引張力を除去し、然る後上記第2熱
シ−ル手段8に通電しトップ及びボトムシ−ルを行な
い、同時にトップシ−ル部3eとボトムシ−ル部3fの
中間(ガセット3gの中間)にてフィルムを溶断して封
入物投入済袋3cを切り離し、単独でリフタ−23に荷
受けする。
【0026】上記リフタ−23の一側部にはリフタ−2
3と一体にプッシャ−24を設け、リフタ−23を下降
させ袋3cを第2熱シ−ル手段8から離間させた後該プ
ッシャ−24をシリンダ−26等の駆動手段にて前進さ
せ、リフタ−23上に荷受けされたトップシ−ルされた
封入物投入済袋3cをリフタ−23の外へ押出す構成と
する。
【0027】又帯状フィルム3は原反ロ−ル27より繰
り出しロ−ル28を介して前記折胴1の上部開口内へ供
給する構成とし、該繰り出しロ−ル28は間欠動作し、
送り動作時に帯状フィルム3を供給して折胴1による筒
形帯状フィルム3aの付形を行なわせると同時に、第1
熱シ−ル手段5によるサイドシ−ルを行なわせ、又繰り
出しロール28による停止時に帯状フィルムを停止して
前記ガセット形成とトップ及びボトムシールを遂行させ
る。
【0028】又繰り出しロール28は第2熱シ−ル手段
8で袋を挟持しトップ及びボトムシ−ルを行なわんとす
る時に帯状フィルム3を若干過送りし、第2熱シ−ル手
段8の上側に加わる上方への引張力を除去する手段とな
っている。即ち上記過送りにより第2熱シール手段8で
挟持された部位の上側に若干のたるみ3e′を形成し上
記上方への引張力を除去し、無負荷状態で第2熱シール
手段に通電しトップ及びボトムシールを健全に遂行せし
める。
【0029】前記折胴1内には昇降動可能に設けた受板
16を開閉可に配し、図4に示すように該受板16にて
上記搬送ベルト2の搬出端から落下投入された封入物1
7、例えばおしぼり群を受け止め、該受板16を封入物
支持量の増加に伴ない段階的に下降させ、封入物の支持
量が所定量に達した時、支持を解除し袋3b底部へ一時
に落下させる。
【0030】受板16は帯状フィルム3の供給側の折胴
側板の内側面に沿い垂設した吊手18の下端に回動ヒン
ジを介して取付け、モ−タ19等の駆動によりスクリュ
−シャフト20を回動させ、これに螺合する吊手18を
下降させるようにする。
【0031】即ち受板16は封入物を受けた後、投入個
数の増加に伴ない二段階以上に下降させ、袋3bの上部
開口における封入物投入スペ−スを確保し、定量投入さ
れた最下限において封入物の支持を解除して袋3b内へ
落下させ、支持を解除後上昇し上限位置において再び支
持可能な状態に復帰し、次の定量投入に備え待機する。
【0032】又吊手18と近接平行してシリンダ−22
等の駆動手段により上下される受板開閉ア−ム21を延
ばし、シリンダ−22より下降してその先端を受板基端
に衝合させることにより受板16を閉状態(封入物支持
状態)にし、シリンダ−22の作動により上昇して該衝
合を解除することにより受板16を開放状態(封入物落
下状態)とする。
【0033】受板開閉ア−ム21及びシリンダ−22は
上記吊手18と一緒に昇降するように設ける。
【0034】而して図5に示すように、受板16の開放
にて袋3b内へ封入物群が集中落下されると、袋3bは
封入物の重さにて折胴1の下部開口から下方へ定量下降
し、下限に達した時、第2熱シ−ル手段8にて封入物投
入済袋3cのトップシ−ルと上部に続く筒形帯状フィル
ム3aのボトムシ−ルが行なわれ、これに先立ち封入物
投入済袋3cが自重にて下降するにつれ第1熱シ−ル手
段5にて封入物投入済袋3cの残余のサイドシ−ルと、
上部に続く筒形帯状フィルム3aの一部をサイドシ−ル
し、次の封入物投入に備える。尚本発明は前記封入物を
袋内へ投入する際、受板16を用いず、直接袋内へ投入
する場合を含む。
【0035】以下、本発明の構成を動作順に従い、再度
説明する。
【0036】先ず起点として図4に示すように、ボトム
シ−ル部3fが施され且つ該ボトムシ−ル部3fから続
く部位に部分的にサイドシ−ル部3dが施された袋3b
内において、搬送ベルト2から投入された封入物7を受
板16上に支持し、封入物7の支持量が所定量に達する
まで袋3bの下降、即ち、繰り出しロ−ル28による帯
状フィルム3の下降を停止させ、この間受板16上に封
入物7を支持し、定量支持後受板16を開放して図5に
示すように袋3b内へ封入物7を一時に落下投入させ
る。
【0037】この落下投入時繰り出しロ−ル28の停止
にて帯状フィルム3にブレ−キがかけられ投入完了後、
熱シ−ル輪5aを閉じ帯状フィルムの耳部を挟持すると
共に、フィルム押え10を開き、次で繰り出しロ−ル2
8、ガイド輪4a、熱シ−ル輪5aを同期駆動させ、封
入物投入済袋3cが自重を伴ってその上端がガセット形
成ブレ−ド9aの直下に到達するまで下降し、この下降
により封入物投入済袋3cの残余のサイドシ−ルとその
上部に続く筒形帯状フィルム3aの下部のサイドシ−ル
とを伴ない、該定量下降後ロール28、ガイド輪4aを
停止し袋3cの下降を停止すると共に、熱シ−ル輪5a
を開いてサイドシ−ルを停止し、該停止後フィルム押え
10を閉じサイドシ−ル部3dを熱シ−ル輪5aの直下
においてしっかりと挟持する。
【0038】次で図3、図6に示すようにフィルム押え
10がサイドシ−ル部3dを挟持した状態で、その下位
のガセット形成ブレ−ド9aを対向方向に前進しサイド
シ−ル部3dを施した部位と、その反対側の部位のフィ
ルムを三角形に内方へ押し込んで前記ガセット3gを形
成する。この時図3に示すように第2熱シール手段はフ
ィルムを挟持するに到らない程度に半閉じされフィルム
を内側に絞った状態を形成し、同状態で上記ガセットブ
レード9aによるフィルム押し込みを行なう。
【0039】このガセット3gの形成後、図7に示すよ
うに第2熱シ−ル手段8を閉じ封入物投入済袋3cの上
端を短手方向に挟持する(非通電)。この挟持状態にお
いて、図8に示すように前記リフタ−23を上昇させ上
記封入物投入済袋3cを荷受けし、第2熱シ−ル手段8
によって挟持された部位の下部側に若干のたるみ3f′
を生じさせ、投入済袋3cの重量によりシ−ル部位に加
わる下方への引張力を除去する。
【0040】又繰り出しロ−ル28を作動して帯状フィ
ルム3を過送りし、第2熱シ−ル手段8によって挟持さ
れた部位の上部側に若干のたるみ3e′を生じさせ、帯
状フィルム3のテンションによりシ−ル部位に加わる上
方への引張力を除去する。
【0041】斯くして第2熱シ−ル手段8に通電し、前
記ガセット3gの中間にて封入物投入済袋3cのトップ
シ−ルとその上部に続く部分的にサイドシ−ルされた筒
形帯状フィルム3aのボトムシ−ルとを行なって袋3b
を形成し、同時に該両者3a、3b間を溶断して封入物
投入済袋3cを切り離し、単独でリフタ−23上に支持
させる。
【0042】その後リフタ−23は下降して袋3cを上
部袋3bより離間させた状態でプッシャ−24を作動さ
せ、上記封入物投入済袋3cをリフタ−23の外方へ送
り出す。この後再びボトムシ−ルされた袋3b内へ封入
物を投入し上記と同じ作動を繰り返す。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、トップ及びボトムシ−
ル部に加わる引張力を確実に除去して、同シ−ルを適正
に遂行させることができ、引張力によるシ−ル瑕疵及び
封入物投入袋の不良品産出を未然に防止でき、帯状フィ
ルムで袋を形成しつつ、封入物を投入し、袋の封止を行
なう自動機の実施が適正に行なえる。
【0044】又上記包袋形成装置におけるガセット形成
時にサイドシ−ル部がその熱シ−ル部から内方へ引込ま
れてシ−ル不全を生ずる問題をも有効に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す包袋形成装置の斜視図で
ある。
【図2】同折胴を断面して示す側面図である。
【図3】封入物投入済袋の上端にガセットブレ−ドを押
し込みガセットを形成する状態を示す斜視図である。
【図4】ボトムシ−ルされ且つ部分的にサイドシ−ルさ
れた袋内で封入物を受板で支持する状態を示す断面図で
ある。
【図5A】上記図4における受板を開放し袋内へ封入物
を落下投入した状態を示す断面図である。
【図5B】図5Aの状態を他の側面より見た同要部断面
図である。
【図6A】封入物投入済袋を下降させガセット形成ブレ
−ドを押し込んだ状態を示す断面図である。
【図6B】上記図6Aの状態を他方の側面より見た同要
部断面図である。
【図7】上記ガセットが形成された袋を第2熱シ−ル手
段にて挟持した状態を示す断面図である。
【図8A】上記封入物投入済袋をリフタ−にて荷受けす
ると共に、繰り出しロ−ルにてフィルムを過送りし、第
2熱シ−ル手段に通電しトップ及びボトムシ−ルを行な
っている状態を示す断面図である。
【図8B】図8Aの状態を他側面から見た同要部断面図
である。
【符号の説明】
1 折胴 3 帯状フィルム 5 第1熱シ−ル手段 8 第2熱シ−ル手段 9a ガセット形成ブレ−ド 10 フィルム押え 23 リフタ−

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の帯状フィルムをその上部開口
    から内周面に沿い案内して筒形に付形する折胴と、該折
    胴の側板から重合して露出された上記筒形帯状フィルム
    の長手方向に亘る左右耳部を挟持してサイドシールする
    第1熱シール手段と、折胴の下部開口から下降している
    封入物投入済袋の上端を短手方向に挟持し該封入物投入
    済袋のトップシールと上部に続く筒形帯状フィルムのボ
    トムシールとを行なう第2熱シール手段を備えた包袋形
    成装置において、上記第2熱シール手段による袋の挟持
    時に該第2熱シール手段の直下において上記サイドシー
    ル部が施された部位とその反対側の部位のフィルムを押
    し込んでガセットを形成するガセット形成ブレードを設
    け、該ガセット形成後上記第2熱シール手段に通電しガ
    セットの中間において上記トップ及びボトムシールを施
    し封入物投入済袋のトップガセットと上部に続く筒形帯
    状フィルムのボトムガセットとを形成する構成とすると
    共に、上記ガセット形成ブレードによるフィルム押し込
    み時に上記第1熱シール手段と第2熱シール手段の間に
    おいて上記サイドシール部を挟持するフィルム押えを設
    けたことを特徴とする包袋形成装置。
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