JPH0236443B2 - - Google Patents

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JPH0236443B2
JPH0236443B2 JP60297153A JP29715385A JPH0236443B2 JP H0236443 B2 JPH0236443 B2 JP H0236443B2 JP 60297153 A JP60297153 A JP 60297153A JP 29715385 A JP29715385 A JP 29715385A JP H0236443 B2 JPH0236443 B2 JP H0236443B2
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JP
Japan
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viscous material
packaging
horizontal
supplied
cut
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JP60297153A
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JPS62158610A (ja
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Masahisa Muroi
Takeyoshi Kondo
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Kawashima Packaging Machinery Ltd
Original Assignee
Kawashima Packaging Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Kawashima Packaging Machinery Ltd filed Critical Kawashima Packaging Machinery Ltd
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、味噌、練製品、ノリの佃煮、各種ペ
ースト、あるいはバターなどの粘性物を、袋内の
上部及び下部両隅に空気を残留させないで包装し
得る粘性物の縦型製袋充填包装方法に関する。
<従来技術> 縦型製袋充填包装機により味噌などの粘性物を
包装するには、フオーマーより垂下する円筒の内
側に粘性物供給管が通され、その下端に偏平なノ
ズルが設けられる。しかして、フイルム製包装筒
は、連続する帯状の包装フイルムがフオーマーで
筒状に折上げられて円筒の外側に導かれ円筒外面
で縦シーラーにより縦シールされ下方に繰出され
る。そして、フイルム製の包装筒は、横シール・
カツトのボツクスモーシヨンの下降移動による紙
引き、または円筒の外面を押圧する紙引ベルトに
より、ノズルからの粘性物の供給量に対応して引
続き下方に繰出され、所定量の充填が終了する
と、一対のプツシヤーにより供給された粘性物の
上部を水平方向両側から押付けて断面山形となる
ように成形し、しかる後、上記の横シール・カツ
トが繰替えされる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように包装方法によれば、一対のプツシ
ヤー間に対応する袋内の上部に多量の空気が残留
してしまうとともに下側の両隅に空気が残留して
しまう。
そこで、もしもこの不具合を解消せんとして、
一対のブツシヤーを互いに当接するまで移動する
と、粘性物の少量をプツシヤーの上に押上げてし
まい、横シーラーは、粘性物を挾んでシールする
ことになるからシール不能となつてしまう。従つ
て、袋内の上下に空気が残留することを余儀なく
されている。
そこで、袋内に空気が残留しない横シール方法
として、粘性物の供給後、粘性物の上部を一対の
ロールで強力に挾圧し、かつ粘性物が下降するよ
うにロールを回転させ、該ロールで平たくなつた
箇所を横シーラーで横シールすることが一部行わ
れているが、これは、粘性物の薄膜を挾んで横シ
ールすることになり、横シール部分は、ロールの
挾圧が弱かつた初期はカビが発生した例が見られ
たとともに、シールが十分でない場合があり、ロ
ールの挾圧を強力にする改善を行つた後も、粘性
物の薄膜に起因した変色が見られ、商品イメージ
が劣るという不具合が生じている。
なお、この種の他の従来技術として実公昭45−
4075号公報の粘弾性物の包装装置があるが、該装
置は、粘弾性物を落下するようになつており、し
かも粘弾性物が落下する直前に先に落下充填した
粘弾性物の上側の筒状体内空気を吸気管により抜
いて包装筒を偏平にし、仮熱接着部(ボトムシー
ル)と密封熱接着部(トツプシール)を施し、該
両熱接着部間をカツトしているので、粘弾性物
が落下する際に筒状体内空気が抜かれフイルムが
密着していることから該落下する粘弾性物が仮熱
接着部の際までいかないところで落下が停止し、
しかも粘弾性物は、圧延ローラーを通過する際、
上へ上へとしごかれ下方への圧力が十分に加えら
れるようにはなつていないので、仮熱接着部の未
接着部から袋内の下辺にエアーが入り込む不具合
が生じる。このことは、特にこの明細書に記載さ
れているようにつきたての餅を包装する場合には
粘着性が強すぎてこの不具合が顕著に現れ、初期
の目的を達成できないから実用できない。筒状
体内空気を吸気管により抜いて包装筒を偏平にす
るとき、袋の偏平部分に不規則なしわが必ずと言
つて良い程発生し、ここを横シール・カツトする
というこの技術は、商品の包装を汚なくすること
になりユーザーに拒否され実用できない。仮
に、筒状体内空気を吸気管により抜いた包装筒に
空気を若干封入して脹ませるとした場合、シール
直後の仮熱接着部が落下する粘性物によつて破け
ることがあり、また、粘性物が仮熱接着部の未接
着部に侵入しない保障はなく、結果として横シー
ル箇所に粘性物が入り込み変色する不具合は避け
られない。粘弾性物を袋内に落下させてロール
でしごく方法では、落下の際に粘弾性物の内部に
取込まれることがある空気を排除することができ
ない。
本発明は、上述した点に鑑み案出したもので、
味噌、練製品、ノリの佃煮、各種ペースト、ある
いはバターなどの粘性物を、エアー吸引によつて
閉じている袋に落下充填するのではなく、十分に
開いている袋の底に粘性物の充填を開始して所定
量を充填しかつ粘性物の上部と下部にそれぞれ挟
圧力を加えることにより、袋内の上部及び下部両
隅に空気を残留させることなく、かつ横シール箇
所に粘性物が来ないようにして変色としわがない
良好な横シールができる粘性物の縦型製袋充填包
装方法に関する。
<課題を解決するための手段> 本願発明は、上記課題を解決する手段として、
連続する帯状の包装フイルムFを製品落下筒2の
外側に導いて筒状に折り上げ、かつフイルム両縁
を縦シールして包装筒Tとし、該製品落下筒2の
下側に垂下する該包装筒Tの内部に、該製品落下
筒2内に通される粘性物供給管3により所定量の
粘性物Wを供給するとともに、横二条にヒートシ
ールし得る一対の横シーラー7,7を閉じて前記
供給した粘性物Wの上側の横シールと次に供給す
る粘性物Wの下側の横シールを同時を行い、次い
で該横二条のヒートシール間をカツトし得るカツ
ター10を突き動作して前記上下の横シール間を
全幅カツトして包装済品を落下させる粘性物の縦
型製袋充填包装方法において、 前記横シール・カツター装置の上側近傍及び下
側近傍に上下二対となるように配設される袋幅よ
りも若干短いシヤツター8a,8a、8b,8b
により、前記包装筒T内の下側に供給された粘性
物Wの上側を二条に挾持して包装筒内の幅方向の
各シヤツターの両端に空気通路C,C,C,Cを
確保し、 次いで、包装筒内の上側のシヤツターの上に前
記次の粘性物の供給を行い、また、前記カツター
10を中央部突切部10aと該中央部突切部10
aよりも大きく突き出た両端突切部10b,10
bを有する形状として、該カツター10を小さい
ストロークで第一段突きして包装筒Tの幅方向両
端をカツトして空気排出口n,nを確保し、 続いて、前記下側のシヤツター8b,8bの下
側に設けられる一対のプツシヤー9b,9bによ
り前記下側に供給された粘性物Wの上部を押圧す
るとともに、前記上側のシヤツター8a,8aの
上側に設けられる一対のプツシヤー9a,9aに
より前記上側に供給された粘性物Wの下部を押圧
して、包装筒T内の下側に供給された粘性物Wと
前記下側のシヤツター8a,8aとの間の残留空
気並びに上側に供給された粘性物Wと前記上側の
シヤツター8a,8aとの間の残留空気をそれぞ
れ前記空気通路C,Cを通して前記空気排出口
n,nより外部へ逃がし、 続いて、前記横シーラー7,7を閉じて前記横
二条のヒートシールを行うとともに、前記カツタ
ー10を大きいストロークで第二段突きして包装
筒Tを全幅カツトして包装済品を落下させること
を特徴とする粘性物の縦型製袋充填包装方法を提
供するものである。
従つて、袋内の上部及び下部の両隅に空気を残
留させることがないとともに、粘性物を挟まない
で横シールできるから、横シール部の変色やシー
ル不良が生ずる虞れがない。また、落下充填する
ものではないので粘性物内部にエアーが取込まれ
ることがない。
<第一実施例> 第1図a〜fは、粘性物の縦型製袋充填包装方
法の第一実施例を示す工程図である。
1はフオーマー、2は円筒、3は粘性物供給
管、4はノズル、5は縦シーラー、6は紙引ベル
ト、7,7は上シールと下シールに共通の二条シ
ール式の対の横シーラー、7a,7aは対の下シ
ール横シーラー、7b,7bは対の上シール横シ
ーラー、8a,8aは対の下シール用シヤツタ
ー、8b,8bは対の上シール用シヤツター、9
a,9aは対の下シール用プツシヤー、9b,9
bは対の上シール用プツシヤー、10はカツタ
ー、11,11は対の振止め挟持具、Fは連続す
る帯状の包装フイルム、Tは包装筒、Wは粘性
物、C,Cは空気通路である。
粘性物の包装を行うには、連続する帯状の包装
フイルムFを、フオーマー1で筒状に折上げ、円
筒2の外側に導き、縦シーラー5で縦シールし、
連続する包装筒Tとして下方に繰出す。そして、
円筒2の内側に通された粘性物供給管3の下端に
設けられた偏平なノズル4を通して包装筒T内へ
の粘性物Wの供給を行う。上記の包装筒Tの下方
への繰出しは、第1図のように、それぞれ対の横
シーラー7,7、シヤツター8a,8a,8b,
8b及び9a,9a,9b,9b等にボツクスモ
ーシヨンを与えて行うようになつている。
この第一実施例は、包装筒T内に先に供給され
た粘性物Wに対する上シールと、次に供給される
粘性物Wに対する下シールとを単一のステーシヨ
ンで同時に行うことを特徴としている。また、上
シール用シヤツターの少くとも両端に確保される
空気通路C,Cを上方に逃げる空気と、下シール
用シヤツターの少くとも両端に確保される空気通
路C,Cを下方に逃げる空気を、該二対のシヤツ
ターによる包装筒Tの挾持後にカツト予定位置に
開設する空気排出口から包装筒T外に逃がすこと
を特徴としている。工程を説明すると、 先ず、図aでは、横シーラー7,7、シヤツタ
ー8a,8a,8b,8b、プツシヤー9a,9
a,9b,9b、カツター10、振止め挾持具1
1,11は全て開いており、包装筒T内へ供給さ
れた一袋分の粘性物Wは、既に下シールが行われ
かつノズル4から所要離れて停止している。次工
程を示す図bでは、下側に位置する対の上シール
用シヤツター8b,8bが、粘性物Wを挾まない
ように該粘性物Wより上側を挾持し、さらにその
所要上側を上側に位置する下シール用シヤツター
8a,8aで挾持し、その際、シヤツターの両端
に空気通路C,Cを確保する。また、振止め挾持
具11,11も粘性物Wの下シール部分を挾持す
る。この振止め挾持具11,11は、カツター1
0の第一段・小ストローク時のカツト作用を発揮
させるためにある。そして、第2図に示すよう
に、中央刃10aと、これよりも前方に突出して
いる両端刃10b,10bとを有する形状カツタ
ー10を第一段・小ストロークしている。これに
よつて、包装筒Tの両端に図cに示す共通の空気
排出口n,nを確保できる。
次いで図cでは、カツター10が引込み、下側
に位置する一対の上シール用プツシヤー9b,9
bが粘性物Wの上部を押圧する。このとき、挾持
具11,11は、下段の粘性物Wの下シール部分
を持上がり不能かつ直線的に挾持して下シール部
分をプツシヤー9b,9bの押圧による粘性物W
の下方への膨張から保護する。
また図cでは、先の図bの段階で上側に位置す
る下シール用シヤツター8a,8aが閉じるの
で、ノズル4から、粘性物Wの次の一袋分の供給
が行われる。ノズル4から粘性物Wの供給が開始
すると、直ちに、図dの如くなる。すなわち、上
側に位置する一対の下シール用プツシヤー9a,
9aが新しく上側に供給される粘性物Wの下部を
押圧して該粘性物Wの下部の両隅の豆粒大のエア
ー抜きを行い、さらに、横シーラー7,7が二条
シールするとともに、カツター10が第二段・大
ストロークして包装筒Tを横にカツトする。
第3図は図cと図dの段階のエアー抜きの状態
を説明するための拡大図である。説明すると、先
に供給された粘性物Wと、該粘性物Wを挾まない
ように該粘性物Wより上側をシヤツター8b,8
bとの間にはかなりの空気が残留するが、粘性物
Wの上部をプツシヤー9b,9bが押圧すると、
粘性物Wの上部は圧縮成形が行われ、粘性物Wが
プツシヤー9b,9bよりも上に押上げられる。
粘性物Wのプツシヤー9b,9bにより上側への
盛上がりは、中央で高くなるように生じ、盛上が
りの中程が最初にシヤツター8b,8bで規制さ
れ、両端へ移行していく。従つて、シヤツター8
b,8bでその下側に閉じ込められた空気はシヤ
ツター8b,8bの両端外方の空気通路C,Cを
通り、さらに空気排出口n,nを通つて完全に排
出される。
また、続いて供給される粘性物Wの下側両隅、
すなわち上側に位置するシヤツター8a,8aの
上側両隅にも豆粒大の空気が残留するが、粘性物
Wの下部をプツシヤー9a,9aが押圧すると、
シヤツター8a,8aの両端外方に確保された空
気通路C,Cを通り、さらに空気排出口n,nを
通つて完全に排出される。
第4図は図dの段階に相当する実際装置の要部
を示す図で、同一符号を付してあり、プツシヤー
9a,9aと9b,9bは、一体に形成されたシ
ヤツター8a,8a,8b,8bより設けられて
いる。
図dの段階が完了すると、横シーラー7,7、
シヤツター8a,8a,8b,8b、プツシヤー
9a,9a,9b,9b、カツター10及び振止
め挾持具11,11が、ボツクスモーシヨンの下
降移動を一体的に開始する。そして、図eに示す
ように、ノズル4からの粘性物Wの一袋分の供給
は、該ボツクスモーシヨンの下降移動の途中で完
了する。そして、振止め挾持具11,11は、ボ
ツクスモーシヨンの下降位置で開く。引続き、図
fに示すように、横シーラー7,7、シヤツター
8a,8a,8b,8b、プツシヤー9a,9
a,9b,9bがボツクスモーシヨンの下降位置
で開く。すると、完全にエアー抜きされた包装品
が一個落下する。そして、横シーラー7,7、シ
ヤツター8a,8a,8b,8b、プツシヤー9
a,9a,9b,9b、カツター10及び振止め
挾持具11,11がボツクスモーシヨンの上昇位
置に復帰すると、一包装サイクルが完了し、以後
このサイクルを繰返す。
なお、包装筒Tの両端外方に対の挾みを装着し
て空気排出口n,nを確保してもよい。
<第二実施例> 第5図a〜fは、本発明の第二実施例を示す工
程図である。
この実施例の包装機は、円筒2の外面を押圧す
る紙引ベルト6で行いかつ粘性物供給管3に上下
動を与えて行う点が第一実施例と相違している。
この第二実施例も、包装筒T内に先に供給され
た粘性物Wに対する上シールと、次に供給される
粘性物Wに対する下シールとを単一のステーシヨ
ンで同時に行うことを特徴としている。しかし、
横シーラー7,7、シヤツター8a,8a,8
b,8b、プツシヤー9a,9a,9b,9b、
カツター10及び振止め挾持具11,11は、ボ
ツクスモーシヨンを行わず、紙引ベルト6が紙引
きを行い、これに伴いノズル4が下降位置より上
昇しながら供給するようになつている。このた
め、動作順序が第一実施例に比して大幅に異な
る。工程を説明すると、 図aでは、横シーラー7,7、シヤツター8
a,8a,8b,8b、プツシヤー9a,9a,
9b,9b、カツター10及び振止め挾持具1
1,11が、第1図aのときのボツクスモーシヨ
ンの下降位置に相当するように位置していて、全
体的にノズル4より離れていて下降ストロークが
確保されている。図bでは、シヤツター8a,8
a,8b,8bが閉じ、その際両端に空気通路
C,Cを確保する。また、振止め挾持具11,1
1が閉じ粘性物Wの下シール部分を挾持する。そ
して、カツター10が第一段・小ストロークして
カツト予定位置の両端に共通の空気排出口n,n
を確保する。また、ノズル4が下降する。次に図
cでは、カツター10は復帰し、下側に位置する
上シール用プツシヤー9b,9bが閉じて粘性物
Wの上側をシヤツトする上シール用シヤツター8
b,8bで閉じ込められた残留空気をシヤツター
8b,8bの両端外方の空気通路C,Cを通し、
さらに空気排出口n,nを通して排出する。そし
て、ノズル4が上昇しながら次の粘性物供給を開
始する。続いて図dでは、ノズル4は粘性物Wの
供給を完了して上昇位置にあり、上側に位置する
下シール用ブツシヤー9a,9aが閉じて該粘性
物Wの下側をシヤツトする下シール用シヤツター
8a,8aで閉じ込められた残留空気をシヤツタ
ー8a,8aの両端外方の空気通路C,Cを通
し、さらに空気排出口n,nを通して排出する。
次工程の図eは、第1図dに対応する状態であ
る。すなわち、上側に位置する一対の下シール用
プツシヤー9a,9aが新しく上側に供給される
粘性物Wの下部を押圧して該粘性物Wの下部の両
隅の豆粒大のエアー抜きを行い、さらに、横シー
ラー7,7が二条シールするとともに、カツター
10が第二段・大ストロークして包装筒Tを横に
カツトする。但し、この時点で振止め挾持具1
1,11が開く。そして図fに示すように、横シ
ーラー7,7、シヤツター8a,8a,8b,8
b、プツシヤー9a,9a,9b,9bがボツク
スモーシヨンの下降位置で開いて、完全にエアー
抜きされた包装品が一個落下する。そして、紙引
ベルト6が紙引きを行うと、図aの状態に復帰
し、この時点で一包装サイクルが完了し、以後こ
のサイクルを繰返す。
なお、包装フイルムの繰出しは、上記二つの実
施例に示した方式の他に、縦シーラーで縦シール
するフイルム端縁を一対のロールで挾持し、該一
対のロールを駆動することにより行つても良い。
<発明の効果> 以上説明してきたように、本発明の粘性物の縦
型製袋充填包装方法は、 従来のように袋内の上部及び下側の両隅に空気
が残留してしまうことが完全に解消される。そし
て、粘性物を挾まないで横シールするので、シー
ル不十分、シール部のカビの発生や変色が皆無と
なり、商品イメージが劣るという不具合も完全に
解消される。また、シヤツターによつて包装筒を
偏平にしてから横シール・カツトを行うのでしわ
がない横シールができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜fは、粘性物の縦型製袋充填包装方
法の第一実施例を示す工程図である。第2図は第
1図中のカツター拡大平面図である。第3図は第
1図cとdの段階のエアー抜きの状態を説明する
ための拡大図である。第4図は第1図dの段階に
相当する実際装置の要部を示す図である。第5図
a〜fは、本発明の第二実施例を示す工程図であ
る。 1……フオーマー、2……円筒、3……粘性物
供給管、4……ノズル、5……縦シーラー、6…
…紙引きベルト、7,7……横シーラー、7a,
7a……下シール用横シーラー、7b,7b……
上シール用横シーラー、8a,8a……下シール
用の上側のシヤツター、8b,8b……上シール
用の下側のシヤツター、9a,9a……下シール
用の上側のプツシヤー、9b,9b……上シール
用の下側のプツシヤー、10……カツター、1
1,11……振止め挾持具、F……包装フイル
ム、T……包装筒、W……粘性物、C,C……空
気通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続する帯状の包装フイルムを製品落下筒の
    外側に導いて筒状に折り上げ、かつフイルム両縁
    を縦シールして包装筒とし、該製品落下筒の下側
    に垂下する該包装筒の内部に、該製品落下筒内に
    通される粘性物供給管により所定量の粘性物を供
    給するとともに、横二条にヒートシールし得る一
    対の横シーラーを閉じて前記供給した粘性物の上
    側の横シールと次に供給する粘性物の下側の横シ
    ールを同時を行い、次いで該横二条のヒートシー
    ル間をカツトし得るカツターを突き動作して前記
    上下の横シール間を全幅カツトして包装済品を落
    下させる粘性物の縦型製袋充填包装方法におい
    て、 前記横シール・カツター装置の上側近傍及び下
    側近傍に上下二対となるように配設される袋幅よ
    りも若干短いシヤツターにより、前記包装筒内の
    下側に供給された粘性物の上側を二条に挾持して
    包装筒内の幅方向の各シヤツターの両端に空気通
    路を確保し、 次いで、包装筒内の上側のシヤツターの上に前
    記次の粘性物の供給を行い、また、前記カツター
    を中央部突切部と該中央部突切部よりも大きく突
    出た両端突切部を有する形状として、該カツター
    を小さいストロークで第一段突きして包装筒の幅
    方向両端をカツトして空気排出口を確保し、 続いて、前記下側のシヤツターの下側に設けら
    れる一対のプツシヤーにより前記下側に供給され
    た粘性物の上部を押圧するとともに、前記上側の
    シヤツターの上側に設けられる一対のプツシヤー
    により前記上側に供給された粘性物の下部を押圧
    して、包装筒内の下側に供給された粘性物と前記
    下側のシヤツターとの間の残留空気並びに上側に
    供給された粘性物と前記上側のシヤツターとの間
    の残留空気をそれぞれ前記空気通路を通して前記
    空気排出口より外部へ逃がし、 続いて、前記横シーラーを閉じて前記横二条の
    ヒートシールを行うとともに、前記カツターを大
    きいストロークで第二段突きして包装筒を全幅カ
    ツトして包装済品を落下させることを特徴とする
    粘性物の縦型製袋充填包装包装方法。
JP60297153A 1985-12-26 1985-12-26 粘性物の縦型製袋充填包装方法 Granted JPS62158610A (ja)

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