JPH0620209U - 製袋包装機における横シール機構 - Google Patents

製袋包装機における横シール機構

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JPH0620209U
JPH0620209U JP2904492U JP2904492U JPH0620209U JP H0620209 U JPH0620209 U JP H0620209U JP 2904492 U JP2904492 U JP 2904492U JP 2904492 U JP2904492 U JP 2904492U JP H0620209 U JPH0620209 U JP H0620209U
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JP
Japan
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packaging material
packaged
pair
sealing
lateral
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Application number
JP2904492U
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English (en)
Inventor
雅夫 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横シール部位への被包装物の介入を防いで良
好な横シール処理を可能にすること。 【構成】 一対の可動枠6、6を接近、離間させつつ一
対の旋回アーム1、1を回転させることにより旋回アー
ム1、1の先端に支持したシャッター板22と横シール
ジョー21としごき板26に包材Sの移送経路に沿う直
線軌跡を画かせて、新たに供給されてきた被包装物Wが
横シール部位に流下するのをシャッター板22により抑
えるとともに、横シール部位に残存する被包装物Wをし
ごき板26によりしごき落し、さらにしごき板26に設
けたエア噴出し口からエアをシール面に吹当てて、この
部分を冷却しながら良好な横シール処理を行わせるよう
にしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は製袋包装機の横シール機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
筒状に曲成した包材の重なり合った縦の縁同士をシールし、ついで一方の包材 の天の部分とつぎの包材の地になる部分を横にシールして、その中央を切り離し て袋を成形するようにした縦型ピロー包装機では、筒状の包材内に順次被包装物 が供給されてくる状態のもとで横シールを施す関係上、横シール時に被包装材が 入り込むのを防ぐ必要があり、また、横シールしてから切断するまでの間に、被 包装物の重みによって横シール部分が熱によって破断したり変形したりしてシー ル品質を損ねるといった問題が生じる。
【0003】 特開昭63−191706号公報に開示された装置は、このような問題を解消 すべく横シールジョーの下方にエアの吹出し口を設けたしごき板を併設し、この しごき板により被包装物を包材内にしごき落とすことによって被包装物の噛み込 みを防ぐとともに、エア吹出し口から吹出させたエアジェットによって横シール 部分を急速に冷却させてシール面の破損等を未然に抑えるようにしたものである 。
【0004】 ところが、このような装置では、嵩張る被包装物を強制的に包材内に押込んで これらが横シール部位に残るのを抑えることはできても、新たに供給されてきた 被包装物が横シール部位に流下してくるのまで抑えることができないため、依然 として被包装物の噛み込み問題は発生し、また、この種のしごき板をばねによっ て包材面に圧接させる構造を採っている関係上、間欠式の装置に適用した場合に は特に問題ないとしても、連続式の装置に適用した場合には、しごき板の動きに よって包材を破断させてしまうといった不都合を起こし易い問題を抱えている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 被包装物の噛み込みを確実に抑えるとともに、横シール時の包材の破損等を未然 に防ぐことのできる製袋包装機における改良された横シール機構を提供すること にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案はこのような課題を達成するための製袋包装機における横シー ル機構として、包材の移送経路を挟むようにして互いに内向きに回転する一対の 旋回アームと、これらの旋回アームの基端を支持して互いに接近、離間する一対 の可動枠とにより、旋回アームの先端部に支持した一対の横シール部材に包材の 移送経路に沿う直線軌跡部分を持つ旋回運動を行わせるとともに、これらの旋回 アームの先端部に、包材に圧接して被包装物の流下を抑えるシャッター部材と、 包材に圧接して被包装物をシール位置から下方の包材内へしごき落すしごき部材 とをそれぞれ横シール部材の回転方向下手側と上手側に配設するようにしたもの である。
【0007】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図1は本考案の一実施例を示したものである。
【0008】 この実施例は、一対の横シールジョーにD字型の旋回動をさせるように構成し た縦型ピロー包装機、つまり本出願人が特願平3−283526号において開示 したのと同様の、横シール機構を備えた縦型ピロー包装機として構成されている 。
【0009】 図1乃至図4はこの横シール機構を示したもので、はじめに図4によって横シ ール機構20に所要のD字型軌跡を描かせる旋回駆動機構について説明する。
【0010】 後述する横シール機構20を支持する旋回アーム1、1は、共通の結合軸3に よってコ字状に組付けられ、さらに一方の旋回アーム1の基端部は可動枠6上の 支軸4に、他方の旋回アーム1の基端部は可動枠6上の入力軸5にそれぞれ固定 されていて、一方の旋回アーム1をシュミットカップリング機構8を介して結合 した駆動軸7により内向きに回転させるとともに、可動枠6、6をこれと同期さ せて他方の可動枠6、6に対して接近、離間するよう進退動させることにより、 旋回アーム1、1の先端に支持した横シール機構20に図5に示したようなD字 型の旋回動を行わせるように構成されている。
【0011】 一方、図中符号10は結合軸3に遊挿した支持スリーブで、このスリーブ10 の一方には、アイドラ12を介して歯数の等しい太陽歯車14と噛合う遊星歯車 11が固定され、旋回アーム1の回転とともに横シール機構20に常時同じ姿勢 を採らせながら太陽歯車14の回りを公転させるように構成されている。
【0012】 ところで、上記した横シール機構20は、図1及び図3に見られるように、大 別して横シールジョー21と、シャッタ板22と、しごき板26とによって構成 されている。
【0013】 横シールジョー21、21はそれぞれ一対の支持スリーブ10、10に支持さ れた状態でD字状の軌跡に沿って回転し、図5に示した横シール行程において互 いに圧接し、一方の包材Sの天の部分とつぎの包材Sの地になる部分を同時に融 着するように構成されている。
【0014】 これに対してシャッタ板22、22は、図5に示したしごき行程の際に包材S を挟持するよう互いに接合し合って、つぎの包材S内に供給されてきた被包装物 Wがシール部位に流下してくるのを抑えるように機能するもので、このシャッタ 板22は、横シールジョー21の回転方向下手側で支持ロッド23の先端部に支 持された上、さらに包材Sを表裏から挟み込むことができるよう、常時圧縮バネ 24により互いに衝合い方向に付勢された状態でガイド筒25に摺動自在に取付 けられている。
【0015】 一方しごき板26は、しごき行程において互いに接合し、投入された被包装物 Wがシール部位に残らないよう包材S内に強制的にしごき落すよう機能するもの で、このしごき板26は、横シールジョー21の回転方向上手側でシャッタ板2 2と同じ動きをするよう、結合部材27を介して支持ロッド23に結合した支持 枠28の先端に一体的に取付けられている。
【0016】 このしごき板26には、横シール部位を冷却することができるようシール面に 向いた多数のエア噴出し口29…がその前縁に列設され、さらにこれらのエア噴 出し口29…は、しごき板26に設けた共通のエア通孔30と、支持枠28に設 けたエア通孔31を介して支持枠28に接続した図示しないエア供給パイプから エアの供給を受けるように構成されている。
【0017】 このように構成された装置において、予め設定されたプログラムに従って一対 の可動枠6、6を互いに接近、離間させる一方、旋回アーム1、1を内向きに回 転させて、アーム1先端に保持した横シール機構20に図 に示したようなD 字形の軌跡を画かせる。
【0018】 これにより、相対向して回転する一対の横シール機構20、20は、しごき行 程の始端位置Iから包材Sの移送経路に沿って直線運動に移り、この間に、バネ 24に付勢されたシャッター板22、22としごき板26、26を互いに圧接さ せて包材Sを表裏から挟み込む。このため、横シールジョー21の回転方向下手 側に位置するシャッター板22は、包材Sとともに移動しつつ新たに投入されて きた被包装物Wがシール部位に流下するのを抑える一方、横シールジョー21の 回転方向上手側に位置するしごき板26は、シール部位に残存する被包装物Wを 下方の包材S内にしごき落す。
【0019】 そして、引続く回転によりつぎに横シール機構20が横シール行程の始端位置 IIから終端位置III へ移行すると、一対の横シールジョー21、21は包材Sを 挟み込むように互いに接合し合って、下方の包材Sの天の部分と上方の包材Sの 地の部分を同時に融着し、またこれと同時にしごき板26の内部に供給されたエ アは、前縁に列設したエア噴出し口29…からシール面へ噴出して熱融着を受け たシール面をいち早く冷却して被包装物Wの重みによってシール面が破損するの を防止する。
【0020】 そして以上の動作を終えて横シール機構20が終端位置III に達すると、図示 しないカッターがシール面の中央を切断して下方の包材Sを切離して、1サイク ルを終了する。
【0021】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、横シール部材に包材移送経路に沿う直線軌 跡を画かせるようにした製袋包装機に、包材に接して被包装物の流下を抑えるシ ャッター部材と、被包装物を横シール部位からしごき落すしごき部材をそれぞれ 横シール部材の回転方向下手側と上手側に配設するようにしたので、シャッタ部 材としごき部材を包材とともに移動させながら、包材に無理な力を加えることな く、被包装物の流下や被包装物が横シール部位に残存するのを抑えて良好な横封 止処理を連続して行わせることができる。
【0022】 しかも、このしごき部材にシール面に向けて空気を吐出する噴出し口を設けた ので、横シール部材による熱シール操作と同時にこの部分を冷却することができ て、被包装物の重みによるシール部品の破損を未然に防いで、シール品質を良好 に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す横シール機構の斜視図
である。
【図2】同機構の要部を示した斜視図である。
【図3】同機構の側面図である。
【図4】同機構の回転駆動部を示した図である。
【図5】同機構による横シール動作を示した図である。
【符号の説明】
1 旋回アーム 6 可動枠 10 支持スリーブ 20 横シール機構 21 横シールジョー 22 シャッター板 26 しごき板 29 エア噴出し口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物の充填操作と併行して帯状包材
    の筒状形成と横方向封止を連続して行う型式の製袋包装
    機において、上記包材の移送経路を挟むようにして互い
    に内向きに回転する一対の旋回アームと、該旋回アーム
    の基端を支持して互いに接近、離間する一対の可動枠と
    により、上記旋回アームの先端部に支持した一対の横シ
    ール部材に上記包材の移送経路に沿う直線軌跡部分を持
    つ旋回運動を行わせるとともに、上記旋回アームの先端
    部に、上記包材に圧接して上記被包装物の流下を抑える
    シャッター部材と、上記包材に圧接して上記被包装物を
    シール位置から下方の包材内へしごき落すしごき部材と
    をそれぞれ上記横シール部材の回転方向下手側と上手側
    に配設したことを特徴とする製袋包装機における横シー
    ル機構。
  2. 【請求項2】 上記しごき部材には、シール位置に向け
    て空気を吐出する空気噴出し口が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の製袋包装機における横シール
    機構。
JP2904492U 1992-04-03 1992-04-03 製袋包装機における横シール機構 Pending JPH0620209U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110217427A (zh) * 2019-06-11 2019-09-10 邓旭辉 一种用于包装机的包装胶袋封口组件
JP2021169340A (ja) * 2013-11-19 2021-10-28 ティエヌエイ オーストラリア ピーティワイ リミテッド フィルム駆動アセンブリと包装機との組み合わせ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62158610A (ja) * 1985-12-26 1987-07-14 株式会社 川島製作所 粘性物の縦型製袋充填包装方法
JPS63191706A (ja) * 1987-01-21 1988-08-09 イーラパック・リサーチ・アンド・デイベロツプメント・エス アー 撓性の素材による包装の方法と包装装置
JPH0487931A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Masao Fukuda 包装機

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960123