JP2719137B2 - 画像処理機能を備えた画像形成装置 - Google Patents

画像処理機能を備えた画像形成装置

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JP2719137B2
JP2719137B2 JP62324805A JP32480587A JP2719137B2 JP 2719137 B2 JP2719137 B2 JP 2719137B2 JP 62324805 A JP62324805 A JP 62324805A JP 32480587 A JP32480587 A JP 32480587A JP 2719137 B2 JP2719137 B2 JP 2719137B2
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【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、複写機などの画像形成装置に関し、特に
与えられたデータに基づいて画像形成状態を変更する画
像処理機能を備えた画像形成装置に関する。 (b)発明の概要 この発明に係る画像処理機能を備えた画像形成装置は
要約すれば、特定のキー操作により他の表示画面での設
定内容を表示部に表示する表示手段を備えることによ
り、他の表示画面で設定されている画像処理内容を容易
に確認できるようにし、複数の画像処理内容を同時に実
行する際の設定入力作業を簡略化できるようにしたもの
である。 (c)従来の技術 複写機を含む画像形成装置では、用紙の両面に画像を
形成する両面画像形成モード、複数の画像を単一の用紙
上に組み合わせる合成画像形成機能および指定領域の外
側または内側の画像部分を削除するトリミング/マスキ
ング処理などの機能を備えたものがある。このような画
像処理機能を実行するにあたっては、例えば両画面像形
成機能にあっては、丁合処理の都合上原稿枚数が奇数枚
であるか偶数枚であるかを設定入力する必要があり、ト
リミング/マスキング処理においては所定の領域を設定
する必要があるなど各画像処理機能に応じたデータを入
力しなければならない。このような画像処理機能の設定
に係るデータの入力を各画像処理機能毎に個別のキース
イッチを用いて行うこととすると、実行可能な画像処理
機能の増加に伴って操作部に配置されるキースイッチが
増加し、操作部の大型化および操作の煩雑化を招く。 そこで従来の画像形成装置では、操作部にLCD(液晶
ディスプレイ)などにより構成された表示部を備え、こ
の表示部に実行可能な画像処理内容を表示するととも
に、選択された画像処理内容についてデータの入力を受
け付ける表示を行うようにしていた。これによってオペ
レータは表示部において所望の画像処理内容を選択した
後、その画像処理内容に係るデータを表示画面の表示内
容に従って入力することができ、多数のキースイッチを
操作部から排除することができる。 (d)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の画像形成装置では、一の表示画
面での画像処理内容の設定入力時に、他の表示画面で設
定されている内容を確認することができなかった。この
ため、たとえば複数の画像処理機能を同時に実行する場
合に、それまでに設定入力された画像処理内容を確認す
ることができず、他の表示画面において設定入力された
画像処理内容とは同時に実行できない画像処理内容が入
力される場合があり操作性が劣化する欠点があった。 この発明の目的は、一の表示画面における画像処理内
容の設定入力時に特定のキーが操作された際に他の表示
画面で設定されている内容を表示部に表示することによ
り、すでに設定入力した内容をオペレータが容易に確認
できるようにし、実行不可能な画像処理内容の入力を防
止し、操作性を容易にすることができる画像処理機能を
備えた画像形成装置を提供することにある。 (e)問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するための本発明の画像処理機能を
備えた画像形成装置は、少なくとも倍率、画像濃度を含
む画像形成を行う上での基本条件とは別に、各種形態に
画像処理を行う画像処理機能を備えた画像形成装置であ
って、 上記基本条件及び各種画像処理機能の設定入力を行う
それぞれの表示画面に切り換えて表示する表示部を備
え、該表示部が表示している内容に基づいて設定入力を
受け付ける操作部を備える画像形成装置において、 上記基本条件を設定入力するために上記表示部がその
表示画面を表示している時に、表示切換を行うための特
定キーの操作を確認することで、上記表示画面に代えて
既に設定入力された全ての各種画像処理機能を上記表示
部に一覧表示させる表示手段を設けたことを特徴とす
る。 (f) 作用 上述した本発明の構成によれば、少なくとも倍率、画
像濃度の基本条件の設定入力と合わせて、各種形態によ
る画像処理処理機能を表示画面の内容に従って任意に設
定できる。そのため、その設定操作が簡単になる。そし
て、基本条件の設定中に、特定のキーを操作すると、基
本条件を設定入力するための表示画面から、既に設定さ
れた全ての各種画像処理機能を一覧表示する画面に切換
えられる。よって、オペレータは、設定した画像処理機
能の確認を一目で行うことができ、設定した不要な機能
の取消や、新たな画像処理機能の追加設定等を容易に行
える。 ここで、既に設定された全ての画像処理機能が一覧表
示されている状態を、あらかじめ決められた時間後に、
基本条件の設定入力を行える表示画面に復帰させるよう
にしておけば、特定キー等の操作を行う必要もなく、設
定された画像処理機能を確認後、基本条件の設定入力を
行える。 (g) 実施例 以下にこの発明の実施例である画像処理機能を備えた
画像形成装置として複写機を例にあげて説明する。 I.構造説明 第2図は、この発明の実施例である複写機の構成を示
す正面断面の略図である。 複写機本体1の上面には透光性硬質ガラス体の原稿台
2が配置されている。原稿台2上に載置された原稿の画
像は光学装置3により走査される。複写機本体1の内部
中央部には感光体ドラム4が回転自在に設けられ、その
外周部の帯電チャージャ5、ブランクランプ6、現像装
置7、転写チャージャ8、剥離チャージャ13、剥離爪1
4、クリーニング装置15および除電ランプ16とともに複
写プロセス部を構成している。 複写機本体1の一方の側面には手差し給紙トレイ9お
よび用紙カセット10,11が装着され、給紙部を構成して
いる。この給紙部から用紙がレジストローラ12に給紙さ
れる。複写機本体1の他方の側面には排紙路20が開口し
ており、その外部にはソータ21が装着されている。ソー
タ21は排紙路20を経て排出された用紙をビン22に収納す
る。複写プロセス部と排紙路20との間には搬送ベルト17
および定着ローラ18などにより搬送路が構成されてい
る。この搬送路にはフラッパ19が設けられている。この
フラッパ19は複写プロセスを終了した用紙を排紙路20ま
たは副搬送路25,29のいずれかに導く。 複写機本体1が載置されるキャビネット23の内部には
搬送路の一部を中間トレイ26に連通する副搬送路25およ
び同じく搬送路の一部をレジストローラ12の手前に連通
する副搬送路29が設けられている。副搬送路25と副搬送
路29との分岐点にはフラッパ24が設けられており、フラ
ッパ19により搬送路からキャビネット23方向に導かれた
用紙を副搬送路25または副搬送路29にのいずれかに選択
的に導く。 中間トレイ26に導かれた用紙はスイッチバック搬送路
28および副搬送路29を経由してレジストローラ12に導か
れる。このため片面に複写画像を形成した用紙を搬送路
から副搬送路25を経由して中間トレイ26に導き、スイッ
チバック搬送路28および副搬送路29を介してレジストロ
ーラ12から複写プロセス部に導くと、感光体ドラム4に
は用紙の複写画像を形成していない他方の面が対向し、
両面複写モードに対応できる。一方、一度複写プロセス
を終了した用紙を搬送路から副搬送路29を経由してレジ
ストローラ12から再度複写プロセス部に導くと、感光体
ドラム4には用紙の複写画像を形成した面が再び対向
し、合成複写モードに対応できる。 複写機本体1の上面には両面原稿自動送り装置(以下
RADFという)30が装着されている。このRADF30は原稿台
2の上面に接触して回転する搬送ベルト35を備え、給紙
ローラ33,34の回転により原稿トレイ32から導かれた原
稿31を原稿台2の所定の位置に搬送する。また、RADF30
には原稿反転部36が設けられており、片面の画像につい
ての複写プロセスを終了した両面原稿を反転し、搬送路
37を経由して再度原稿台2上の所定の位置に導く。通常
の片面原稿は複写プロセス終了後に排紙ローラ38により
外部に排出される。原稿反転部36にはフラッパ40が設け
られており、搬送ベルト35により導かれた原稿を搬送路
37または排紙ローラ38方向のいずれかに選択的に導く。 第1図は、上記複写機の操作パネルの一部を含む制御
部のブロック図である。 操作パネル51の一部には表示パネル52が設けられてい
る。この表示パネル52はLCDにより構成されている。表
示パネル52は初期状態において第1図に示す表示を行
い、その表示面は原稿サイズ表示部52a、用紙サイズ表
示部52b、複写倍率表示部52c、メッセージ表示部52d、
自動濃度調整モード表示部52eおよび用紙/倍率自動選
択モード表示部52fにより構成されている。表示パネル5
2の左側には倍率設定キー59、濃度切換キー60、両面モ
ード選択キー61および特別機能モードキー62が備えられ
ている。また、表示パネル52の下方には倍率自動選択キ
ー54、用紙カセット選択キー55およびレベル調整キー56
〜58が設けられている。さらに表示パネル52の右側には
表示切換キー53が備えられている。少なくとも上述した
倍率設定キー59、濃度切換キー、そしてレベル調整キー
56〜58の操作により、適宜設定される倍率、画像濃度の
画像形成を行う上での基本となる条件とは別に、本発明
においては特別機能キー62にて、各種形態による画像処
理を行う画像処理機能を適宜、表示パネル52上に表示さ
せる内容に応じて設定が可能になっている。そして、上
記切換表示キー53は、本発明における上記画像処理機能
を任意に設定し、基本条件の設定入力中に、設定された
全ての画像処理機能の一覧表示に表示を切換えるための
特定キーを構成している。 以上の構成を有する操作パネル51はパネルコントロー
ラ75を介してCPU71により制御される。このCPU71にはI/
Oインタフェース74を介してパネルコントローラ75以外
にもソレノイドドライバ76、クラッチドライバ77および
モータドライバ78などが接続されている。CPU71に接続
されたROM72にはCPU71の動作を規定するプログラムが予
め書き込まれており、RAM73の所定のメモリエリアには
入出力されるデータが一時記憶される。CPU71はパネル
コントローラ75から入力された各キーのオン/オフ状態
に応じてソレノイドドライバ76、クラッチドライバ77お
よびモータドライバ78などに制御データを出力する。ソ
レノイドドライバ76はこの制御データに従ってソレノイ
ドSOL1〜SOL3を駆動し、クラッチドライバ77は同じく給
紙クラッチ79およびレジストローラクラッチ80などを駆
動する。またモータドライバ78は同様にメインモータM1
および光学系駆動モータM2を駆動する。 II.動作説明 (1)イニシャル状態 複写機本体1に電源がオンされると定着ローラ18の温
度上昇を含むウォーミングアップが実行される。また、
このとき表示パネル52のメッセージ表示部52dには「し
ばらくお待ちください。」が表示される。ウォーミング
アップが完了すると図外のプリントスイッチの点灯色を
変更するとともに、メッセージ表示部52dに第1図で示
す「コピーできます。」を表示して待機状態を示し、第
3図(A)に示す処理を実行する。この待機状態におい
てCPU71は操作パネル51におけるキースイッチの操作を
待機する(n1)。なお、この待機中に切換キー53が操作
されると、それが確認され、後述する(6)特別機能モ
ードにおいて設定された全ての画像処理機能の設定内容
が、タイマTでタイムアップするまでの間、第14図に示
すように表示される(n6〜n9)。このとき、設定内容が
無い場合にはメッセージ表示部52dに「設定内容があり
ません。」と表示される。 (2)基本的な複写動作 複写機本体1が待機状態にある際にプリントスイッチ
が操作されると(n10)、メインモータM1を駆動すると
ともに(n11)、給紙クラッチ79をオンする(n12)。こ
れによって用紙が給紙部からレジストローラ12に向かっ
て給紙される。ついで所定のタイミングでミラーフィー
ドのために光学系駆動モータM2を駆動し、光学装置3に
より原稿台2上の原稿画像の走査を開始する。さらに所
定のタイミングでレジストローラクラッチ80をオンし用
紙を複写プロセス部に導く。複写プロセス部の感光体ド
ラム4の表面には光学装置3の光の原稿からの反射光の
照射により静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装
置7により顕像化される。このようにして感光体ドラム
4の表面に形成された現像剤画像が用紙の表面に転写さ
れる。 光学系装置3が用紙の終端に達するとミラーリターン
のために光学系駆動モータM2が駆動される(n15,n1
6)。これによって光学装置3は逆方向に移動し、停止
位置に復帰する。また、用紙は複写プロセス部から搬送
ベルト17により定着ローラ18を経由して排紙路20からソ
ータ21に導かれる。このようにして用紙の排紙が完了す
ると(n17)、RAM73の所定のメモリエリアに割り当てら
れているカウンタSの内容をデクリメントし(n18)、
このカウンタSの内容が0になるまでn11〜n18の処理を
繰り返し行う(n19→n11)。このカウンタSは図示しな
いテンキーの操作により入力された複写枚数を、その入
力時に置数する。したがって、カウンタSの内容が0に
なるまでn11〜n18の処理を繰り返すことによりオペレー
タが入力した複写枚数分の複写プロセスを連続的に行う
ことができる。 (3)画像濃度調整モード 待機状態から濃度調整キー60が操作されると(n2)、
第3図(B)に示す処理を実行する。表示パネル52は第
4図に示す状態になる。同図に示すように表示パネル52
の中央部には濃度目盛64が表示されるとともに、レベル
キー56〜58に対向する位置はレベルキー内容63が表示さ
れる。この状態でレベルキー56〜58の操作を待機し、レ
ベルキー57の操作により写真モードが選択され場合には
濃度目盛64を変色し、写真原稿に対応するよう画質切換
が行われたことを表示する(n22→n26)。レベルアップ
側のレベルキー58が操作されると表示目盛64を数値が増
加する側に移動し(n23→n27)、レベルダウン側のレベ
ルキー56が操作されると表示目盛64を数値が減少する側
に移動する(n24→n28)。操作されたキーが他のキーで
ある場合にはn2に戻る(n25)。以上のようにして濃度
切換キー60が操作されると表示パネル52を手動モード調
整に適応する状態にし、オペレータによるモード設定を
受け付ける。 (4)複写倍率設定モード 待機状態において操作されたキーが倍率設定キー59で
あると(n3)、第3図(C)に示す処理を実行する。表
示パネル52の表示内容を第5図に示す状態に変更する
(n31)。倍率設定キー59が操作されると表示パネル52
の中央部には倍率目盛66が表示されるとともにレベルキ
ー56〜58に対向する位置には調整レベル65が表示され
る。この状態で標準モードのレベルキー57が操作される
とA4サイズからB4サイズへの拡大またはA4サイズからB5
サイズへの縮小などの固定倍率が順次切換て表示される
(n32→n36)。また、増加側のレベルキー58が操作され
ると複写倍率を増加し(n33→n37)、減少側のレベルキ
ー56が操作されると複写倍率を減少していく(n34→n3
8)。レベルキー56〜58の操作により変更された複写倍
率は倍率目盛66および倍率表示部52cに表示される。こ
のようにして倍率設定キー59が操作されると表示パネル
52を第5図に示す状態にし、オペレータによる複写倍率
の設定を受け付ける。 (5)両面複写モード 待機状態において両面モード選択キー61が操作される
と、第3図(D)に示す処理を実行する。第2図のキャ
ビネット23が有する両面ユニットが備えられているか否
かのチェックを行う(n4→n41)。両面ユニットが備え
られていない場合にはRADF30が装着されているか否かの
チェックを行う(n42)。両面ユニットおよびRADF30の
いずれも装着されていない場合にはタイマTが計時する
時間だけ表示パネル52の内容を第6図(A)に示す状態
にして待機状態に戻る(n43〜n45→n2)。このタイマT
はRAM73の所定のメモリエリアに割り当てられており、
3〜5秒程度の時間を計時する。RADF30のみが装着され
ている場合には表示パネル52の内容を第6図(F)に示
す状態にし(n52)、両面原稿の画像を用紙の片面に複
写するモードに設定する(n53)。これによって原稿ト
レイ32上に載置された両面原稿31の表裏面の画像をそれ
ぞれ単一の用紙上に片面複写する。 両面ユニットが装着されている場合にはRADF30の有無
を検出する(n46)。RADF30が装着されていない場合に
は図示しない自動原稿送り装置(以下ADFという。)が
装着されているか否かのチェックを行う(n47)。このA
DFは原稿を原稿載置位置から原稿台2を経由して原稿排
出位置に一方的に搬送する装置であり、RADF30のように
原稿を反転して再度原稿台2上に搬送することができな
い。このようなADFも装着されていない場合には表示パ
ネル52を第6図(D)に示す状態にし、オペレータが原
稿台上に載置する原稿の画像を用紙の表裏両面に複写す
る。この場合、複写プロセスはオペレータによりプリン
トスイッチが操作されるごとに実行される。すなわち、
オペレータが原稿台2上に原稿をセットした後プリント
スイッチが操作されると用紙が給紙部から給紙される。
この用紙は複写プロセス終了後に中間トレイ26に導かれ
る。オペレータが原稿を交換して次にプリントスイッチ
を操作すると、中間トレイ26から副搬送路29を経由して
複写プロセス部に用紙が導かれ、2枚の原稿の画像が1
枚の用紙の表裏両面にそれぞれ複写される。 両面ユニットおよびADFが装着されている場合には表
示パネル52の内容を第6図(C)に示す状態にし、原稿
の枚数が偶数枚であるか奇数枚であるかの入力を受け付
ける(n49,n50)。両面ユニットおよびADFが装着されて
いる場合には片面原稿の画像を自動的に連続して用紙の
両面に複写できる。この場合に片面原稿の枚数が偶数枚
である場合には丁合の都合上一枚目の用紙から中間トレ
イ26に導き、原稿の枚数が奇数枚である場合には一枚目
の原稿の画像を複写した用紙は片面複写の状態のまま排
紙し、2枚目の用紙から中間トレイ26に導く。このよう
にして入力された原稿枚数のデータに従って自動的に片
面原稿2枚づつの画像を用紙両面に複写する。 第2図に示すように両面ユニットおよびRADF30の両方
が装着されている場合には、表示パネル52の内容を第6
図(B)に示す状態にし(n54)、オペレータにより片
面原稿の画像を用紙の両面に複写するモード、両面原稿
の画像を用紙の両面に複写するモードおよび両面原稿の
画像を用紙の片面に複写するモードのいずれかの選択を
受け付ける。この場合の入力はレベルキー56の操作によ
りモードを選択し、レベルキー57の操作により設定入力
する。片面原稿の画像を用紙の両面に複写するモードが
選択された場合には第6図(C)に示す内容を表示し
(n55→n49)、両面原稿の画像を用紙の片面に複写する
モードが選択された場合には第6図(F)に示す内容を
表示する(n59→n52)。また、両面原稿の画像を用紙の
両面に複写するモードが選択された場合には表示パネル
52の内容を第6図(E)に示す状態にし(n57)、両面
原稿の画像を用紙の両面に複写するモードに設定する。 このようにして、両面モード選択キー61が操作される
と複写機本体に装着されている他の装置の有無をチェッ
クし、装着状態に応じた内容を表示パネル52に表示す
る。これによってオペレータは装置の装着状態に応じた
モードで両面複写を実行することができる。 (6)特別機能モード i設定入力時 待機状態において特別機能モードキー62が操作される
と、第3図(E)に示す処理を実行し、特別機能に含ま
れる画像処理機能の選択を可能にする。ここで選択可能
な画像処理機能は第7図に示すように複写機本体1に装
着されている装置の状態に応じて変化する。また、複写
機の基本仕様の関係により第13図に示すように基本的に
組合可能なもの、不可能なものがある。尚、第7図にお
いてDPCMは1セット2コピー処理のことである。特別機
能モードキー62が操作されるとまずカウンタKの内容を
1にする(n61)。このカウンタKはRAM73の所定のメモ
リエリアに割り当てられており、後述する次頁キーに相
当するレベルキー58の操作回数を計数する。ついで第8
図(A)に示す内容を表示パネル52に表示する(n6
2)。この状態で次頁キーに相当するレベルキー58が操
作されると(n63)、カウンタKをインクリメントした
のち(n64)、このカウンタKの内容をチェックする(n
65,n66)。カウンタKの内容が3である場合には表示パ
ネル52の内容を第8図(C)に示す状態にする(n6
7)。カウンタKの内容が2である場合には表示パネル5
2を第8図(B)に示す状態にする(n68)。カウンタK
の内容が4である場合にはn61に戻る(n65→n61)。 なお、切換キー53が操作されると(n69)、タイマT
が計時する所定時間だけ第1図に示す内容を表示パネル
52に表示する(n70→n72)。これによってオペレータは
画像濃度や複写倍率等の現在の設定状況を容易に確認で
きる。また、このとき手動濃度調整により画像濃度が設
定されている場合は、自動濃度調整モード表示部52eに
第4図に示す濃度目盛64が表示される。用紙手動選択時
および手動倍率選択時には同様に表示部52fに第5図に
示す倍率目盛66が表示される。 このようにして特別機能モードキー621が操作される
と、第8図(A)、(B)および(C)の何れかの内容
を表示パネル52に表示する。オペレータがレベルキー58
を操作するたび毎にn62、n68およびn67において第8図
(A)、第8図(B)および第8図(C)に示す内容を
表示パネル52に順次表示する。第8図(A)〜(C)に
示す内容が表示されている状態においてオペレータはレ
ベルキー56,57の操作により所望する特別機能を設定入
力できる。第8図(A)に示す内容はいずれも本のよう
に綴じられた原稿の複写作業時に実行される機能であ
り、第8図(B)に示す内容はいずれも画像範囲の入力
を必要とする機能である。このように関連する機能毎に
表示されるため、オペレータは実行すべき機能を容易に
選択できる。 複数の特別機能を組み合わせて設定入力する場合には
それぞれに設定されている機能によって表示内容が変わ
る。すなわち、第13図に示すように両面コピーモードに
おいては表紙挿入機能または合成複写機能を同時に設定
することができず、表紙挿入機能を設定した場合には1
セット2コピー機能または合成複写機能を設定すること
ができない。さらに1セット2コピー機能を設定した場
合には同時にトリミング/マスクキング機能を設定する
ことはできない。これは複写機本体1および装着されて
いる装置の機能上不可避的に定められている。そこで、
それまでに設定入力されているモードおよび機能をRAM7
3の所定のメモリエリアに記憶しておき、それまでに設
定されている機能と同時には実行できない機能が設定さ
れた際、または第7図に示す関係から実行不可能な機能
が選択さた際には第8図(A)〜(C)に示す表示画面
のメッセージ表示部52dに設定不可を表示する。 ii綴代機能設定モード 第3図(E)および第8図に示す特別機能設定モード
において綴代機能が設定されると、第3図(F)に示す
処理を実行する。タイマTが計時する所定時間だけ第9
図(A)に示す内容を表示パネル52に表示する(n81〜n
83)。こののち第9図(B)に示す内容を表示し(n8
4)、特別機能モードキー62の操作により第9図(C)
に示す内容を表示して綴代量の調整を受け付ける(n85,
n86)。ここで第9図(C)に示す状態では綴代の文字
が白黒反転して表示され、綴代機能がすでに設定入力さ
れていることの確認を容易にしている。この状態からさ
らに調整キーであるレベルキー58が操作されると表示パ
ネル52の内容は第9図(D)に示す状態にされる(n87
→n88)。第9図(D)の内容が表示されている状態で
レベルキー56,58を用いて表裏両面の綴代量を任意の値
に設定し、(n89,n90)、設定終了後に完了キーである
レベルキー57を操作する。レベルキー57が操作されると
タイマTが計時する時間だけ第9図(E)に示す内容を
表示パネル52に表示して待機状態に戻る(n91→n92〜n9
4→n2)。このようにして綴代機能が設定入力されると
特別機能キー62の操作により綴代量の調整入力を受け付
ける。 iii他の機能設定モード 待機状態においてトリミング/マスキング機能が設定
入力されると、表示パネル52に第10図(A)〜(F)に
示す内容を順次表示し、トリミング/マスキング処理に
係る領域の設定入力を受け付ける。 また、移動/センタリング機能が選択された場合には
第11図(A)〜(F)に示す内容を順次表示パネル52に
表示し、センタリング機能の設定または移動位置の設定
を受け付ける。 さらに、表紙挿入機能が設定入力された場合には第12
図(A)〜(D)に示す内容を順次表示パネル52に表示
し、表紙の挿入に係るデータの入力を受け付ける。 iv切換キー割込み処理 第3図(F)に示す特別機能の設定入力処理中に切換
キー53が操作されると第3図(G)に示す割込み処理を
実行する。すなわち、表示パネル52にタイマTが計時す
る時間だけ第1図に示す内容を表示する。これによって
オペレータは画像濃度や複写倍率などの現在の設定状況
を容易に確認することができる。 以上の処理において、n6〜n9、n70〜n72およびn101〜
n103がこの発明の表示手段に相当する。このようにして
本実施例によれば、第1図に示す基本条件の設定入力を
行う基本表示画像を表示中に、切換キー53が操作される
と、特別機能選択画面で設定入力された内容が、第14図
に示すように一覧表示される。また、第8図(A)〜
(C)等にて特別機能選択画面の表示中に、切換キー53
の操作により、第1図に示す基本表示画面で設定入力す
る内容に表示が切換えられる。従って、特別機能選択画
面あるいは基本表示画面で設定入力された内容が、これ
とは異なる表示画面の表示状態においても容易に確認で
きる。 なお、複写機本体1に図外の装置を装着して上記以外
の機能を選択可能にしたものにおいてもこの発明を同様
に実施できる。また、RADF等の装置の装着状態はユーザ
への搬入時に不揮発性メモリに書き込んでおき、機能の
設定入力時に実行可能な機能のみを表示するようにして
もよく、さらにこのとき装置の装着状態をその都度検出
するようにしてもよい。 (h)発明の効果 以上説明したように本発明によれば、基本条件を設定
入力している時に、表示切換のための特定キーを操作す
れば、既に設定された画像処理機能の全てが一覧表示さ
れるため、オペレータが設定した各種画像処理機能を必
要時に一目で容易に確認できる。 そのため、設定する機能の見落としや、不要な機能設
定等を無くし、間違いのない設定入力を行える。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の実施例である画像処理機能を備え
た画像形成装置の一例を示す複写機の制御部のブロック
図、第2図は同複写機の構成を示す正面断面の略図、第
3図(A)〜(G)は同複写機の制御部の処理手順を示
すフローチャート、第4図は画像濃度調整モードにおけ
る表示パネルの状態を示す平面図、第5図は複写倍率設
定モードにおける表示パネルの状態を示す平面図、第6
図(A)〜(F)は両面複写モードの設定入力時におけ
る表示パネルの状態を示す平面図、第7図は複写機に装
着される各装置と実行可能な機能との関係を示す図、第
8図(A)〜(C),は綴代機能の設定入力時における
表示パネルの状態を示す平面図、第9図(A)〜(E)
は綴代機能設定入力時の綴代量の調整入力時における表
示パネルの状態を示す平面図、第10図(A)〜(F)は
トリミング/マスキング機能の設定入力時における表示
パネルの状態を示す平面図、第11図(A)〜(F)は移
動機能の設定入力時における表示パネルの状態を示す平
面図、第12図(A)〜(D)は表紙挿入機能の設定入力
時における表示パネルの状態を示す平面図、第13図は各
画像処理機能とともに実行可能な他の画像処理機能との
関係を示す図、第14図は確認キーが操作された際におけ
る表示パネルの状態を示す図である。 1……複写機本体、 52……表示パネル(表示部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 公人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 岩佐 修 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−255973(JP,A) 特開 昭59−223067(JP,A) 特開 昭57−19767(JP,A) 実開 昭61−203796(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも倍率、画像濃度を含む画像形成を行う上
    での基本条件とは別に、各種形態に画像処理を行う画像
    処理機能を備えた画像形成装置であって、 上記基本条件及び各種画像処理機能の設定入力を行うそ
    れぞれの表示画面に切り換えて表示する表示部を備え、
    該表示部が表示している内容に基づいて設定入力を受け
    付ける操作部を備える画像形成装置において、 上記基本条件を設定入力するために上記表示部がその表
    示画面を表示している時に、表示切換を行うための特定
    キーの操作を確認することで、上記表示画面に代えて既
    に設定入力された全ての各種画像処理機能を上記表示部
    に一覧表示させる表示手段を設けたことを特徴とする画
    像処理機能を備えた画像形成装置。 2.上記表示手段は、設定された全ての画像処理機能を
    決められた時間表示し、該決められた時間後に、基本条
    件を設定入力するための表示画面に復帰させることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像処理機能を備
    えた画像形成装置。
JP62324805A 1987-12-21 1987-12-21 画像処理機能を備えた画像形成装置 Expired - Lifetime JP2719137B2 (ja)

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DE3850758T DE3850758T2 (de) 1987-12-21 1988-12-20 Bilderzeugungsgerät mit mehreren Bildverarbeitungsfunktionen.
EP88121329A EP0321932B1 (en) 1987-12-21 1988-12-20 Imaging apparatus having a plurality of image processing functions
CN 88109298 CN1028187C (zh) 1987-12-21 1988-12-21 有图像处理功能的成像装置
KR1019880017128A KR920009348B1 (ko) 1987-12-21 1988-12-21 영상처리 기능을 구비한 영상장치 및 그 기능선택방법
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JPS5719767A (en) * 1980-07-10 1982-02-02 Iwatsu Electric Co Ltd Variable magnification copying machine
JPS59223067A (ja) * 1983-06-01 1984-12-14 Canon Inc 情報処理装置
JPS61203796U (ja) * 1985-06-12 1986-12-22
JPS62255973A (ja) * 1986-04-28 1987-11-07 Ricoh Co Ltd 複写機の制御装置

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