JP2718713C - - Google Patents

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JP2718713C
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成処理されたシートを収容する手段に収容さ れたシート束を綴じるステープル装置を有するシート処理装置に関するものであ
る。 〔従来技術〕 最近、複写機にステープル装置を付設し、複写処理後の複写紙を綴じることを
可能にした複写機が提案されている。従来の複写機ではステープル装置の位置は
予め設定されており、使用者が希望する位置で複写紙を綴じることができないと
いう問題があった。 複写機の事務効率化のために、自動原稿給紙装置及びソーター、すなわち丁合
装置を付設し、複数組の複写紙を自動的に丁合することができるようにすること
はすでに行われているが、複数の丁合した複写紙に対してステープル処理するこ
とは未だ知られていない。然も、従来の丁合装置において、複写紙を希望する位
置で綴じるということは出来ないという問題があった。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、従来の上記問題を解消し、簡単な構成で、確実にステープル装置を
所定のステープル位置に移動させることができ、ステープル処理を所望のステー
プルパターンに基づいて行うことができるようにすることを課題としている。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、上記の課題を、シートに対して複数のステープルパターンを指示す
るためのステープルパターン指示手段と、シート束を綴じるためのステープル手
段と、上記ステープルパターン指示手段によるステープルパターンに基づいて、
上記ステープル手 段をシート束に対して異なるステープル位置に移動するための移動手段とを備え
たシート処理装置において、前記各ステープルパターンの標準ステープル位置か
ら前記シートの一側縁と平行な方向又は垂直な方向にステープル位置を調整する
ために上記標準ステープル位置からの移動量を指示するための調整量指示手段と
、前記ステープルパターン指示手段及び前記調整量指示手段に基づいて、前記移
動手段により前記ステープル手段を各ステープルパターンの標準ステープル位置
から指示されたステープル位置に移動させるための制御手段とを更に備えたシー
ト処理装置により解決した。 〔作用〕 本発明により、各ステープルパターンの基準ステープル位置から所定のステー
プル位置へ調整する手段を設け、各ステープルパターンに対して1つの調整量指
示手段でステープル位置を調整するように指示しているので、簡単且つ確実に各
ステープルパターンに対してステープル位置を調整することができる。 〔実施例〕 本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。 本発明が適用される装置は例えば第1図に示す如く自動原稿給紙装置(ADF)
が装備された複写機本体1に付設されたソーター3を有する。 自動原稿給紙装置(ADF)のセットテープル4に頁順に揃った原稿を下向きに
セットし、必要コピー部数をセソトしてプリント ボタンを押すと、ソートモードの場合は先ず1頁目の原稿がコンタクトガラス5
の所定位置に送られ、光学系6の読取により感光体7に画像が形成され、給紙装
置8より給紙される複写紙に画像が転写され、搬送路9において反転され画像面
を下向きにしてソーター3の各ビン10に上より順次排出される。次いで2枚目の
原稿並びにその後の原稿について同様のことが繰り返される。全ての原稿のコピ
ーが終わった時点では最初に設定したコピー部数だけの数のビンに夫々頁順に揃
えた状態でコピーした複写紙が収納される。すなわち丁合が終了する。スタック
モードの場合は第1頁の複数の複写紙を第1番目のビンに、第2頁の複数の複写
紙を第2番目のビンにと各頁別にコピーした複写紙が別のビンに収納される。 ソーター3には、例えば第2図に示す如く、ステープル装置11が設けられる。
ステープル装置11は各ビン10の位置に停止できるように上下動する台12に設定さ
れたステープラー13を有する。台12は例えば駆動ねじ軸14により上下動される。 各ビン10は送りローラ15により送られる複写紙16を載せるトレイとして形成さ
れることができる。トレイ10はステープラー13側の端面に設けたストッパー17と
、該ストッパー17に複写紙16を押さえて紙揃え作用をする押さえ板18とを有する
。 トレイ10は、複写紙16を載せた状態で、ステープラー13の受台19(第3図)に
複写紙を送るように移動可能に形成され、通常はばね50により待機位置に保持さ
れている。 ステープル装置11は第2図及び第3図に示す如く、ステープラー13と、該ステ
ープラー13の受台19の所定位置に複写紙16をヒットするため、トレイ10を引っ張
るための引張装置21とを有する。引張装置21は台12の上に設置され、ステープラ
ー13と共に上下動する。引張装置21はソレノイド22と、ソレノイド22のプランジ
ャ23に固定されるフック24とを有する。フック24はトレイ10に固定された寄せビ
ン25に係合するように形成される。 ソレノイド22が付勢されるとフック24が引込められ、寄せビン25が引かれて、
トレイ10がばね50の力に抗してステープラー13の方向に引かれる。このとき複写
紙16の隅部分がステープラー13の受台19の上に載る。 受台19にはステープラー紙検知センサ(S13)20が設けられ、受台19の上の紙
の有無を検出する。 ソレノイド22が除勢されるとばね50の力によりトレイ10が後退し、複写紙16は
ステープラー13から離される。 ステープラー13は多数の針26を収納した針カートリッジ27を着脱可能に形成さ
れている。針カートリッジ27の中の針は駆動モータ28により駆動される送りベル
ト29により送られる。アーム30が駆動モータ28により上下揺動され、それにより
ヘッド31が上下動し、針26を受台19に対し打ちつける。針は複写紙16をホッチキ
スの如く綴じる。 ヘッド31による打ち込み位置より所定の数の針の位置に針エ ンドセンサ(S12)32が設けられ、針の有無を検出する。所定数としてはビンの
係数、例えは20個と、1つの書類の綴じ位置の数、例えば最大2個所とを考慮し
、この場合40個より大なる数、例えば70〜100針の幾つかに設定される。 ステープラー13は先ず1番上のビンの複写紙を綴じ、台12をビン1個分だけ下
降し、ソレノイド22の作動によりトレイ10を引き寄せ、ステープラー13により綴
じ、ソレノイドを除勢してトレイ10を戻し、次のビンへ下降するという作動をく
り返す。台12をビンごとに所定の位置に停止するために必要なセンサ、駆動ねじ
軸の駆動制御装置等が設けられる。 ステープラー13は第4図に示すように、ビン10の上の複写紙の片隅部の所定位
置で針26により綴じるように配置されている。しかも綴じるときの針26が第4図
に示すように縦長の複写紙16に対し横に延びる状態で綴じる場台を第1綴じ位置
とすると、第5図に示すように第1綴じ位置(ヨコ位置)Aに対し約45°針が傾
いた位置で綴じる第2綴位置(ナナメ位置)Bと、針が第1綴じ位置に対し90°
傾き縦長に延びる状態に綴じる第3綴じ位置(タテ位置)Cとの間で切換可能に
することができる。この場合はステープラー13は中心軸33のまわりに旋回され、
45°宛て角度位置を切換えられる。切換位置はこの3個所に限らず、任意の角度
位置に切換可能にすることもできる。 ステープラー13の方向調節のため、第6図及び第7図に示すように駆動ねじ軸
14とガイド軸34により上下動可能な台12に 対し、軸受35を介して回動可能に支持される中心軸33に補助台36が固定され、こ
の補助台36にステープラー13が固定される。 中心軸33には歯車37が固定され、この歯車37は台12にブラケット38により支持
されるモータ(M3)39に取付けた駆動歯車40にかみあい、回転される。台12には
予め定めた切換位置にセンサを、例えば第1綴じ位置(横)用のヨコ位置センサ
(S4)41と、第2綴じ位置(斜め)用のナナメ位置センサ(S6)42と、第3綴じ
位置(縦)用のタテ位置センサ(S5)43とを設け、ステープラー13が所定位置に
来たことを検出し、モーター(M3)39を停止してステープラー13の方向制御をす
る。 ステープラー13の方向制御は第6図及び第7図の自動制御に対し、第8図及び
第9図に示すように手動で方向制御するように構成することもできる。この場合
、第7図の例に対し歯車37、モータ39及び駆動歯車40を除去し、代わりにつまみ
ねじ44を補助台36に回動可能に又はねじ込み可能に取付け、このつまみねじ44を
台12の所定位置のねじ穴45にねじ込むか、台12に対し押さえ付けるようにして位
置固定し、方向を切り換えるときはつまみねじ44をゆるめて補助台36を動かし所
望位置でつまみねじ44を締付けて固定する。この例では使う人が簡単にステープ
ラー13の方向を変えることができる。つまみねじ44の代わりにレバーを用いるこ
ともできる。切換位置も任意の数に選定できる。 ステープラー13は上記の如く複写紙に対する方向を調整できるだけでなく、第
10図に示すように、位置調整、すなわち複写紙の法りローラ15による送り方向例
えば複写紙の横方向をX方向としたとき、そのX方向と、X方向に直交するY方
向に位置調整することができる。このために第11図に示すように台12に補助台36
又は補助台を回転可能にする補助ブラケットをねじ46により固定するように形成
し、補助台36又は補助ブラケットのX方向の長穴47にねじ46を挿入する。これに
よりステープラー13のX方向の位置調整は手で容易に出来る。更に補助台36にス
テープラー13をねじ48で固定するように形成し、ステープラー13に形成したY方
向の長穴にねじ48を挿入する。ねじ48のゆるめ及び締付によりステープラー13は
Y方向に手動で簡単に位置調整できる。ねじ46、48は操作を容易にするため、つ
まみねじやレバーに変えることもできる。 自動的に調整したい場合には、第12図に示すように、ステープラー13を固定し
たブラケット49はガイドバー52によりX方向に摺動案内され、該ガイドバー52は
補助台36′に固定した支え51に固定支持され、又支え51に回転自在に支持され第
1駆動部材としてのモータ(M3)53により回転駆動される送りねじ54に補助台36
′をねじ係合することによりステープラー13はX方向に自動的に位置調整できる
。 同様に台12に固定されたガイドロッド55により補助台36′はY方向に摺動案内
され、台12に回転自在に支持された送りね じ56に補助台36′がねじ係合することにより、送りねじ56が第2駆動部材として
のモータ(M5)57により回転されると補助台36′はY方向に移動され、ステープ
ラー13もY方向に移動される。 モータ(M3)53とモータ(M5)57を回転制御することによりステープラー13の
X方向及びY方向の位置調整が可能となる。 自動的にステープラー13のX方向及びY方向の位置を制御するために位置ホー
ムセンサ(S7、S8)を設ける。位置ホームセンサ(S7、S8)としては、例えば、
第13図及び第14図に示すように透過型フォトインタラプタ58と遮蔽板59との組合
せを用いる。位置ホームセンサ(S7、S8)は例えば第15図及び第16図に示すよう
に配置される。つまりY方向制御用の位置ホームセンサ(S8)としては、透過型
フォトインタラプタ58aを台12に固定し、遮蔽板59aを補助台36′に固定する。又
X方向制御用の位置ホームセンサ(S7)としては、透過型フォトインタラプタ58
bを補助台36′に固定し、遮蔽板59bをブラケット49に固定する。遮蔽板59が透過
型フォトインタラプタ58に対し相対移動し、遮蔽板59が透過型フォトインタラブ
タ58の光を遮断するとOFFになり、遮敵板59が透過型フォトインタラプタ58か
ら離れているときはONとなる。この位置ホームセンサ(S7、S8)によりステー
プラー13のX方向及びY方向の基準位置を検知する。 複写機の標準状態、例えばメインスイッチON時などにはステ ープラー13は基準位置に来るようにモータ(M3)53とモータ(M5)57が制御され
る。 操作部に置かれた位置調整用スイッチを押すことにより、モータ(M3)53とモ
ータ(M5)57が駆動され、ステープラー13は指定された方向に指定された距離だ
け移動される。この場合移動距離はモータ(M3)53とモータ(M5)57の回転時間
又は回転数などにより制御される。 以上により、ステープラー13はX方向及びY方向の位置調整と方向調整とを行
うことができる。 複写機本体2に設けられる操作部、例えば操作パネルとしては、例えば第17図
に示すように構成されることができ、キースイッチ群と、そのキースイッチに対
応したLED群とにより構成され、オペレータの操作に応じてそのモードを確認
できるようにする。 10キー(テンキー)101は、コピー枚数をセットするキーで、セットした値は
セット枚数表示部102に表示する。実際のコピー枚数はコピー枚数表示部113に表
示される。C/Sキー103は、セット枚数を1に戻すキーであり、コピー中断キー
の機能も持つ。プリントキー104は、コピースタートキーであり、プリント可表
示が点灯している時は有効であり、又、プリント不可表示が点灯している時は無
効である。 ビン紙有り表示105は後述するステープルモード選択時(自動)、ソーターの
ビンに紙が有る時に点灯するもので、同時にプリント不可表示となる。その理由
は、ステープラーとしての綴じ 枚数に限度があるため(例えば本実施例では30枚に設定する)ビンに紙が何枚
あるか不明の時はステープル禁止にする。 ソーター選択時のため、周知のソートモード選択キー106及びLED表示が設
けてある。 ステープル装置により綴じる場合のためには、ステープルモード選択キー107
を設け、操作パネル上右側の各ステープル条件に応じて、コピー終了後、ソータ
の各ビンにあるコピー済用紙を自動的にステープラー13により綴じる。 マニュアルステープルキー108は上記ステープルを選択した状態でONすると
、オフラインでステープルできるようにするものである。 2本打ちキー109は、製本に近い綴じをできるようにするものである。この場
合、ステープル方向キー110によってヨコ指示の場合のみに可能である。ステー
プル方向キー110は綴じの方向を選択できるものであり、用紙のコーナー部に対
し、タテ、ヨコ、ナナメの方向を選択できる。ノーマル位置はヨコである。 ステープル位置Xキー111及びYキー112は、綴じ位置の調整を行うためのもの
で用紙端面からの綴じ位置をX、Y各方向に調整可能とし、前記、2本打ちキー
、ステープル方向キーを押した場合のそれぞれに対応して可能である。 複写機の制御ブロック概略図は第18図Aに示す如くでる。 CPU115は周知のマイクロコンピュータであり、ROM116、RAM117及び
数個のI/O素子118〜122と接続され、又原稿自動 給紙装置(ADF)等の他の制御ユニット123との交信をして、複写に関わるシ
ーケンス制御、演算処理を実行する。 1つのI/O素子120には前記操作パネル上のキースイッチと、LED表示の、
例えば第18図Bに示す周知のキーマトリックス124、及び第18図Cに示すLED
マトリックス125の信号ラインが接続され、入出力処理を行う。 信号群A126、負荷群A127には、本実施例では夫々第19図、第20図に示される
ようなものが接続され、I/O121、122を通して入出力処理される。 信号群B128、負荷群B129は複写機本体のものであり、説明を省略する。 ADF制御部123は周知の自動原稿給紙装置(ADF)の制御部であり、その
制御信号の内、本実施例で説明を要する部分のみを図示する。本実施例ではCP
U115と、ADF制御部123はシリアル通信方式にて交信している。 信号群A126としては例えば第19図に示す各部が接続される。 S1〜S14は全てフォトセンサ(LEDとフォトトランジスタ)であり、ソー
ター内部で各種検知をする。 S15はスイッチであり、ユーザーの要望でセットが可能なスイッチである。 負荷群A127としては例えば第20図に示す各部が接続される。 M1〜M5は直流モータであり、M1は一定方向のみの回転制御をし、M2〜M5
は正逆転制御をする。 SOL1はソレノイドである。 本発明に係る複写紙処置装置の制御をフローチャートにより説明する。 第21図において複写機に電源が投入されると、STARTとなり、各種信号群
のデータを読みとる“入力読み込み”のサブルーチンを実行する。そのデータを
もとに複写機本体の負荷群B129を作動させ、イニシャライズする。また表示等
もイニシャライズする。 次にサブルーチン『SUB10』を実行してソータ及びステープル装置のイニシ
ャライズをする。サブルーチン『SUB10』では第25図に示すように、サブルー
チン『SUB01』〜『SUB04』の処理を行い、ステープラーの各位置のイニシ
ャライズをする。サブルーチン『SUB01』では第26図に示すように基本となる
ステープル方向設定のための、方向ホームセンサ(図の例ではヨコ位置センサで
もある)(S4)41がONするまで、モータ(M3)39を逆転駆動する。方向ホー
ムセンサとしては図のヨコ位置に限らずタテ位置、ナナメ位置等適宜に選択する
ことができる。サブルーチン『SUB02』では、第27図に示すように、Y方向の
ステープル位置をホーム位置に戻す処理を行い、位置ホームセンサ(S8)即ち
補助台36′に固定された遮蔽板59aと、台12に固定した透過型フオトインタラプ
タ58aの構成で、ホーム位置を決める制御である。位置ホームセンサー(S8)が
ONしていれば、モータ(M5)57が正転駆動し、一旦位置ホームセンサ(S8)
をOFFさせ、再度モータ(M5)57を逆転して位置ホームセンサ (S8)がONした時にモータ(M5)57をOFFして、ホーム位置を決める。 サブルーチン『SUB03』ではX方向のステープル位置をホーム位置に戻す処
理を行い、サブルーチン『SUB02』の制御と同様である。この場合モータ(M
4)53と、位置ホームセンサ(S7)を形成する透過型フォトインタラプタ58b及
び遮蔽板59bとが使用される。サブルーチン『SUB04』ではステープラー13の
上下方向のホーム位置を決める制御を行う。センサ(S2)がONするまで、モ
ータ(M2)を逆転して台12を上昇して位置決めする。サブルーチン『SUB04
』の後カウンタ〔CNTM〕及びフラグ〔FBPE〕をリセツトして終了する。 次に再度“入力読み込み”を実行し、前記操作パネル上での各ステープルモー
ドのキー入力をチェックし、モードの設定及びLED表示の設定を行う。 ステープルキー107がONされるとステープルモードを選択し、ステープルL
EDをONする。このとき、ソートモードを自動選択し、ソートLEDもONす
る。又スタックLEDはOFFする。次に、2本打ちキー109により2本打ちモ
ードが選択されていると、2本打ちLEDをONし、同時にステープル方向はヨ
コを自動選択する。 2本打ちモードの場合、タテ及びナナメ打ちは、構造的にステープル不可能の
ため、自動的にヨコ打ちにする。 2本打ちでない場合、ステープル方向の選択がタテかナナメか チェックし、タテ選択ならタテLEDをONに、ナナメならナナメLEDをON
にする。どちらも選択されていない場合はヨコLEDをONにし、ヨコ方向のモ
ードに設定する。即ちステープルモードを選択した場合のステープル方向をヨコ
方向として優先選択する。 次にステープル位置、Xキー111,Yキー112について説明する。本実施例では
、ステープルの基準点(ステープルの一端)の位置は第1O図に示す様にX、Y
共ノーマル位置は紙端より6mmの位置であり、X、Y共これに対して2mmステッ
プで+方向及び一方向共に、2段階調整可能であり、これをXキー111及びYキ
ー112により設定する。Xキー111をONしないとノーマル位置表示のノーマルL
EDをONし、Xキー111を1回ONすると、先ず+2mmのLEDをONし、ノ
ーマルLEDをOFFする。2回ONすると、+2mmのLEDをOFFして+4
ミリメートルのLEDをONする。以下3回目で−2mm、4回目で−4mmのLE
Dを同様に切り換えて、5回ONするとノーマルLEDをONし、元に戻る。 次にYキー112についても、Xキー111と同様に、モードセット及びLEDの選
択点灯を行う。 次にステープラー針なしチェックを針エンドセンサ(S12)32により行う、針
が有れば次のステッブに移り、無ければ針なし表示をONし、コピー不可フラグ
をONする。 次にソータービン紙有りチェックを行う。紙が無ければ、ビン 紙有り表示LEDをOFFし、コピー不可フラグもOFFする。紙が有ればコピ
ー不可フラグをONする。 マニュアルステープルキー108がONしていなければビン紙有りLEDをON
する。 紙が有ってマニュアルステープルキー108がONしていると、コピー可フラグ
をONして、ステープル動作サブルーチン『STPL2』を実行する。 ここではソータビンに紙が無ければ、マニュアルステープルキー108はONで
きないので、紙無し時のステープル動作の禁止ができ、紙無しステープルでのス
テープルミスが防止できる。 又紙有り時のオートステープルコピーを禁止しているので、その前のコピー用
紙を合わせて綴じてしまうミスや、用紙過多によるステープルミスを防止する。 更に、紙有り状態でマニュアルステープルキーを有効にすることで、オフライ
ンでのステープル(例えば、コピー紙でない用紙をソータビンにセットすること
で、スープル可能になる)が可能である。 サブルーチン『STPL2』では、第31図に示すように、先ず、マニュアルス
テープルカウンタ〔CNTM〕をチェックし、データが0であれば、ポジショニ
ング動作1のサブルーチン『PST1』を実行し、0でなければ、ボジショニン
グ動作はしない。このカウンタ〔CNTM〕は通常0であるがこの後詳述するよ
うに、マニュアルステープルは1ステープル毎と連続ステープルとどちらも でき、1ステープル毎に中断した場合、次の動作に移行する時ポジショニング動
作1をしないようにしてある。 ボジショニング動作1のサブルーチン『PST1』は第32図に示す如くで、先
ずサブルーチン『SUB10』を実行する。『SUB10』では既に説明した様にス
テープラーのユニットのホーム位置への戻し動作をする。 次にサブルーチン『SUB100』を実行する。サブルーチン『SUB100』では
第34図に示すように前述のステープル方向のモード設定で選択された、タテ、ナ
ナメ、ヨコの位置制御を行う。ステープル方向がタテであれば、タテ位置センサ
(S5)43をチェックし、ONしていなければモータ(M3)39を正転にONし、
タテ位置センサ(S5)43がONすればモータ(M5)39をOFFする。 ヨコであれば、同様にヨコ位置センサ(S4)41がONする迄モータ(M3)39
を逆転させる。ナナメの時には、ナナメ位置センサ(S6)42がONしていない
時にヨコ位置センサ(S4)41がONならば、モータ(M3)39を正転させた後、
ナナメ位置センサ(S6)42がONするまで正転し、ヨコ位置センサ(S4)41が
OFFならモータ(M3)39を逆転させてナナメ位置センサ(S6)42がONする
様に位置制御する。 次にサブルーチン『SUB200』を実行する。 サブルーチン『SUB200』では第35図に示すようにY方向の位置調整制御を
行う。 先ず設定値が2mmかどうかチェックし、イエスならタイマーT1をT1=100ms
にセットする。又は設定値が4mmであればタイマーT1はT1=200msにセットする
。設定値が2mmでも4mmでもなければこのルーチンは終了する。タイマーセツトの
後、タイマーをスタートさせ、次に(+)方向か(−)方向かをチェックし、(
+)方向であればモータ(M5)57を正転させ、前記タイマータイムアップ迄待
ってモータ(M5)57をOFFする。同様に(−)方向であればモータ(M5)57
を逆転させ同様にタイマーのタイムアップ迄待ってモータ(M5)57をOFFす
る。一例としてモータ(M5)57の駆動によりY方向の位置制御は20mm/Sの速度
で行なわれるようにすることができる。 サブルーチン『SUB200』が終了すると、次に2本打ちモードかどうかをチ
ェックする。2本打ちモードでなければサブルーチン『SUB300』を実行する
。 サブルーチン『SUB300』はサブルーチン『SUB200』と殆ど同様であり、
X方向の位置調整制御であり、モータ(M4)53の制御にて位置出しをする。ま
た2本打ちモードの場合は、ステープルユニットをセンサ(S9)のONする位
置迄モータ(N4)53を正転にONした後、同じくサブルーチン『SUB300』を
実行してこのサブルーチン『PST1』を終了する。 サブルーチン『STPL2』においてサブルーチン『PST1』を実行すると、
次にサブルーチン『SUB400』を実行する。このサブルーチンはビンをステー
プル位置まで移動させ、ステープル動作 を実行し、ビンを戻すルーチンである。第37図において先ずSOL1をONする
。ソレノイドSOL1を駆動することによりビンは、ステープル位置迄移動する
。SOL1のONの後、タイマーT1をT1=200msに設定スタートさせ、タイマー
T1がタイムアップしたときステープラー紙検知センサ(S13)のチェックをす
る。このステープラー紙検知センサはビン上の紙有無チェックセンサーであり、
ビンを移動した時、紙ナシであれば、次のステープル動作をやらないで、このサ
ブルーチンを終了する。これは、マニュアルステープル時に、何ビン迄、用紙が
あるか判らなくてもビン上の用紙が無くなったことを確認して、ステープル動作
を終了することができる様にしたものである。又、オートステープル時にも何ら
かの理由で途中のビンの用紙を抜きとった時に、そのステープル動作なしで次の
ビンのジョブに移れるようにしたものである。 第3図において、ステープラー紙検知センサ(S13)20がOFFの時はビン紙
ナシフラグ〔FBPE〕をセットしてSOL1をOFFする。ステープラー紙検
知センサ(S13)20がONしていれば、次にステープル用モータ(M1)28をO
Nする。このモータがONすると、ステープル駆動ユニットが動作して針を用紙
に打ち込む動作を実行する。モータ(M1)28のONの後、ステープラー駆動ホ
ームセンサ(S11)がOFFして再度ステープラー駆動ホームセンサ(S11)が
ONするまで、モータ(M1)28を駆動してOFFする。次にSOL1をOFFし
て、ビンが所定位置に戻 る迄、タイマーT1を動作させてこのサブルーチン『SUB400』を終了する。 サブルーチン『SUB400』が終了すると、次にマニュアルステープルカウン
タ〔CNTM〕の内容を+1して次に移る。 次にマニュアルステープルキーがONしっ放しかどうかチェックする。 ONしっ放しであれば、前記ビン紙ナシフラグ〔FBPE〕チェックし“1”
でなければサブルーチン『SUB500』を実行する。 この内容は1ステープル動作終了後、マニュアルステープルキーがONされ続
けていた場合は、連続してマニュアルステープル動作を行なえる様にしたもので
ある。言い換えるとマニュアルステープルキーを任意のビンのステープル動作迄
ONしていればコピーした用紙の任意の部数をステープルし、その他残りをステ
ープルなしにできる様にしたものである。サブルーチン『SUB500』は第38図
に示す様に、モータM2を700ms間正転して、次のビン位置に移動するサブルーチ
ンである。一例としてビン間距離が各35mmであるとき、モータM2によるステー
プラーユニット移動速度は50mm/Sとなる。上記の様にサブルーチン『SUB500
』により、ステープラーユニットを次のビン位置(下方)に移動した後、再度サ
ブルーチン『SUB400』を実行するルーチンに戻り、ステープル動作、ステー
プルユニットの移動を繰り返す。その後カウンタ〔CNTM〕はカウントアップ
を続け、マニュアルステープルキーがOFFしていれば次のステップに移 る。又マニュアルステープルキーがONのままでフラグ〔FBPE〕=1のとき
にはビン上に用紙がないので次のステップに移る。 次に2本打ちモードをチェックする。2本打ちでなけれは、サブルーチン『S
TPL2』は終了する。2本打ちの時には、次にフラグ〔FBPE〕をチエック
する。〔FBPE〕=1であれば前記の2本打ちの片側モードの最終ビンが紙ナ
シであったのでステープルユニットを前のビンの位置(上方)に戻す必要があり
、ここでサブルーチン『SUB510』を実行する。サブルーチン『SUB510』は
第39図に示すようにサブルーチン『SUB500』とはモータの回転方向が異なる
だけで有り、ビン1段分ステープラーユニットを上方に移動するサブルーチンで
ある。 サブルーチン『SUB510』の実行後、フラグ〔FBPE〕はリセットして次
のステップに移る。又その前の〔FBPE〕チェックにて〔FBPE〕=0でも
次のステップに移る。 次にサブルーチン『PST2』を実行する。 サブルーチン『PST2』は、第33図に示すように、ステープラーユニットを
X方向に移動するものでモータ(M4)53をセンサ(S1O)がONする位置迄駆
動する。センサ(S1O)は2本打ち時のもう一方の位置基準である。センサ(
S1O)をONの後サブルーチン『SUB300』にて、X方向の位置の微調を行な
って、サブルーチン『PST2』を終了する。 次にサブルーチン『SUB400』を実行して、ステープル動作を 行う。ステープル後、カウンタ〔CNTM〕を−1して〔CNTM)が0かどう
かチェックする。0でなければ残りの用紙が有るのでサブルーチン『SUB510
』を実行して、ステープラーユニットを上方に1ビン分移動する。その後、サブ
ルーチン『SUB400』を繰り返しカウンタ〔CNTM〕が0になると2本打ち
の全てを終了したことになり、サブルーチン『STPL2』を終了する。 尚、マニュアルステープルキー108をONしっ放しでない場合の2本打ちの場
合は、前述した様にビンの途中からステープルユニットのX方向の移動をして同
様に2本打ちのもう一方のステープルを続行して、任意の部数の2本打ちが可能
である。 又、マニュアルステープルキー108がONしっ放しでなくて、2本打ちでない
時は、一且このサブルーチン『STPL2』を終了して、その後次のビンのステ
ープルが可能である。何故ならサブルーチン『STPL2』の先頭のカウンタ〔
CNTM〕が0でないからステープラーのイニシャライズすなわちサブルーチン
『PST1』をしないためである。 サブルーチン『STPL2』を終了するとメインルーチンに戻り、第22図にお
いて、再度“入力読み込み”を実行し、他の複写モードの設定及び処理をする。
これは例えば変倍モードとか濃度調整とかであるが本実施例では説明の必要性が
ないので省略する。 第21図においてステープル選択チェックをして選択されている場合について説
明をしたが、ステープル選択されていない場合はAにジャンプし、第22図に示す
ようにステープルではないの でステープルモード解除をする。すなわち先ずサブルーチン『SUB10』を実行
して、ステープラーユニット各位置のイニシャライズをしてからステープラー関
連のLEDを全てOFFする。 その後ソーターキーのチェックを行ない、ソートならソートモードLEDをO
Nし、スタックならスタックLEDをONし、非選択ならそのままとし、ビン紙
有り表示をOFFし、コピー不可フラグをOFFし、前述のステップの入力読み
込み、他の複写モード設定処理に移る。 以上によりコピー済用紙の処理をどうするかについて判断をし、処理をするが
、その後第23図に示すようにコピールーチンに入る。 先ずコピー不可フラグのチェックをする。 ステープルモードでソータービンに紙が有ればコピー不可フラグセットしてい
るので、ここでチェックがかかり、プリント不可表示をONして、Bに戻る。B
は第21図に示してあり、再度入力読み込みを開始し、もしステープルモードでソ
ータビンに紙があればその表示を続け、紙除去するか、ステープルモード解除し
ないとコピー可にならない。又、前述入力読み込みで他の条件例えば、熱定着装
置が所定温度になっていない時等もコピー不可フラグはONになるが詳述しない
。 コピー不可フラグが解除されると、プリント可表示をONしてプリントキーO
Nをチェックをする。プリントキーがONしないとBに戻る。 プリントキー104がONするとプリント可表示をOFFしてコピールーチンに
入る。 先ずADFに原稿がセットされているかどうか、原稿セットセンサ(S20)の
ONチェックをする。OFFの場合、ADFに関係ないので通常の圧板モードコ
ピーをする。 原稿セットセンサ(S20)がONであれば、原稿給紙ONの信号をADFに送
信し、ADFから原稿給紙終了信号が来る迄待ち、終了したら原稿給紙信号をO
FFする。 次に、再度ADF原稿セットセンサ(S20)のONチェックを行う。ここで原
稿セツトセンサ(S20)がOFFしているとすると、ADFにセットされた原稿
枚数は1枚であったことが判るので、次のチェックで、もしステープルモードが
セットされていたら、ステープルモード及びソートモードの解除、ソートモード
がセットされていたら、ソートモードの解除をする。これは、1枚原稿でのステ
ープル及びソートはあまり意味がなく、むしろ前のオペレータがセットしたモー
ドでコピーしてしまう様なモードミスに近いので、自動解除する。 原稿セットセンサ(S20)がONしていると、原稿は2枚以上であったことが
判るので、前述のステープル選択、ソートモード選択のチェックはしない。 次にソートモード選択を再度チェックする。 ソートモート選択であれば、ステープル自動選択スイッチ(S15)がONして
いるかどうかチェックし、ONしていて、コ ピーセツト枚数〔CNTST〕が“2”以上の時はソートモードを解除し、ステ
ープルLEDをONし、ステープルヨコ方向LEDをONし、ステープル位置X
及びYのノーマル位置LEDをONする。 すなわち、ソートモードからステープルモードの標準状態に切り換える。これ
はソートモードで、コピー部数が2部以上の時には、結局コピー後ホッチキス等
で綴じることが多く、ステープラーのセットをし忘れてもオートステープルでき
る様にしたものである。尚このモードについてはユーザー先の好みで決定するも
のであるから、ステープル自動選択モードをユーザーが選択できる様にスイッチ
(S15)を設ける。 上記ADFの原稿送りが終了して各種オート切換終了後、原稿カウンタ〔CN
TOL〕を一旦クリアして、1をセットした後次のステップに移る。 第24図において、先ずコピーカウンタ〔CNTCP〕をクリアする。 次に原稿露光、現像、用紙給紙、転写、分離、クリーニングといった一連のコ
ピー処理(詳述しない)を実行した後、コピーカウンタ〔CNTCP〕を+1加
算し、次にソート又はステープルが選択されていると、その用紙は〔CNTCP
〕に対応した番号のソータのビンに排出される。ソート又はステープルでない時
は同一のビンに排紙される。 次にセットカウンタとコピーカウンタが〔SNTST〕≠ 〔CNTCP〕であればその原稿のコピー作業が終了していないので、次のコピ
ー処理を実行し、〔SNTST〕=〔CNTCP〕迄繰り返す。〔SNTST〕
=〔CNTCP〕になると、次にスタックモードであれば、次の原稿に対するコ
ピー紙の排紙口を〔CNTOL〕の内容に+1加算したソーターのビンにセット
する。 次にADFの原稿セットセンサ(S20)をチェックし、原稿セットセンサ(S
20)がONであれば次の原稿が有るので、原稿排紙ON及び原稿給紙ONをし原
稿の排紙、給紙が終了するのを待って、原稿排紙、給紙を行う。次に原稿カウン
タ〔CNTOL〕を+1加算して、その結果原稿カウンタ〔CNTOL〕≧31で
なければ再度前記コピールーチンに戻り、これを繰り返す。 上記の繰り返し後、〔CNTOL〕≧31になると、ステープルモードが選択
されていると、ステープルモードを解除し、ステープル関連のLEDを全てOF
Fする。そしてソートモードを選択してソートLEDをONする。 これは、ステープルの場合ステープル能力に限界があり、本実施例では用紙30
枚が限度であると設定してあるため、30枚を越えると自動的にソートモードに移
行するものである。 上述の様にコピーと原稿交換を繰り返した後、ADF原稿セットセンサがOF
Fすると次の原稿がないので、コピー後処理ルーチンを実行する。コピー後処理
ルーチンは複写機駆動モーターをOFFしたりするもので詳述しない。 その後ステープルモードかどうかチェックし、そうでなければ Bに戻って、次のコピー条件の受け付け等の待機状態に入る。 ステープルモードであれば、ここから、ステープル動作サブルーチン『STP
L1』を実行する。 サブルーチン『STPL1』では、第30図に示すように、先ずコピーカウンタ
〔CNTCP〕の内容をステープルカウンタ〔CNTSP〕にセットする。次に
ステープラーのイニシャライズのサブルーチン『PST1』を実行する。 その後ステープル動作のサブルーチン『SUB400』を実行する。 次にカウンタ〔CNTSP〕に−1加算してカウンタ(CNTSP〕=0のチ
ェックをする。このカウンタは前述コピーカウンタの内容と一致しているので、
コピー部数分のステープルを動作すると0になる。0でない時は、ステープルユ
ニット下方向への1ビン分の移動サブルーチン『SUB500』を実行した後、ス
テープル動作を繰り返す。 〔CNTSP〕が0になると、2本打ちかどうかチェックし、そうでなければ
『STPL1』ルーチンは終了する。2本打ちであればやはり既に説明したサブ
ルーチン『PST2』を実行してステープラーユニットのX力向の片方の位置セ
ンサ(S10)への移動及び微調をする。 次に再度カウンタ〔CNTSP〕にコピーカウンタ〔CNTCP〕の値をセッ
トした後ステープル動作サブルーチン『SUB400』を実行、カウンター〔CN
TSP〕−1の後〔CNTSP〕=0のチェック後、0でなければステープラー
ユニットの上方への1ビン分の移 動サブルーチン『SP510』を実行して、ステープル動作を繰り返す。 その後〔CNTSP〕=0になると、サブルーチン『STPL1』を終了し、
第24図のメインルーチンに戻り、その後第21図のBに戻って、待機状態になる。 尚ステープラー13には針なし検知のための針エンドセンサ(S12)32を設けて
ある。この針エンドセンサ(S12)32が針なし検知しても、その時点でまだ70〜
100針程度は残っている様にしてある。 ステープラー13の針なしチェックは、第22図に示すように、ステープルモード
選択時のみに行う。従ってステープル動作中に針なしチェックをしなくても良い
のかという心配が有るが、上記した様に針なしセンサが動作した時でも70〜100
針程度残っている様にしたことで、本実施例でのソータビン数20ビン対応又は2
本打モードに於いても40本分であり、そのコピー用紙のステープル動作中に針な
し中断にはならない様にしてあるので、途中で針がなくなる心配はない。従って
、ステープル動作中に針エンドセンサ(S12)32が針なし状態を検知してもその
ジョブのステープルは続行でき、排紙された用紙に対し全てのステープルが終了
し前記待機状態になった時にセンサーをチェックして、針なし表示及び次のコピ
ーー禁止となる。 オートステープル動作時の各部の作動タイミングは第40図、第41図に示す通り
である。尚、第40図は1本打ちステープル の動作タイミングを第41図は2本打ちステープル動作タイミングを示す。 上記の実施例では複写機について説明したが、本発明は、複写機に限らず、フ
ァクシミリ、プリンター等の各種の画像形成装置に利用することができる。本明
細書中で、複写紙という表現は複写機により複写処理した用紙に限らず、各種の
画像形成装置により画像形成した用紙を全て含む広い意味で使用している。 〔効果〕 本発明により、簡単な構成で、確実にステープル装置を所望のステープル位置
に移動させることができ、各ステープルパターンに対してステープル位置を簡単
に調整可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る装置を適用する複写機の全体略図、第2図はソーターの
ビンとステープル装置の関連を示す部分斜視図、第3図はステープラーの断面図
、第4図はビンとステープラーと複写紙との関係を示す平面図、第5図はステー
プラーの方向の変化を示す平面図、第6図はステープラーの自動方向変換手段を
示す平面図、第7図は第1図の側面図、第8図はステープラーの手動方向変換手
段を示す側面図、第9図は第8図の平面図、第10図はステープラーの位置調整説
明平面図、第11図はステープラー手動位置調整手段を示す平面図、第12図はステ
ープラー自動位置調整手段を示す斜視図、第13図は位置検出手段を示す正面図、
第14図は第13図の側面図、第15図は第13図の手段にお ける位置検出手段の配置を示す正面図、第16図は第15図の側面図、第17図は複写
機の操作パネルの平面図、第18図は制御ブロック図でAは全体図、Bはキーマト
リックスの部分図、CはLEDマトリックスの部分図、第19図は信号群Aの一例
を示すブロック図、第20図は負荷群Aの一例を示すブロック図、第21図〜第39図
は制御の作動を示すフローチャート、第40図及び第41図はオートステープル動作
のタイミングチャートである。 1…原稿自動給紙装置、 2…複写機本体 3…ソータ、 10…ビン 11…ステープル装置、 12…台 12…ステープラー、 36,36′…補助台 53…モータ(第1駆動部材) 57…モータ(第2駆動部材) 111…ステープル位置Xキー 112…ステープル位置Yキー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シートに対して複数のステープルパターンを指示するためのステープルパター
    ン指示手段と、 シート束を綴じるためのステープル手段と、 上記ステープルパターン指示手段によるステープルパターンに基づいて、上記
    ステープル手段をシート束に対して異なるステープル位置に移動するための移動
    手段と を備えたシート処理装置において、 前記各ステープルパターンの標準ステープル位置から前記シートの一側縁と平
    行な方向又は垂直な方向にステープル位置を調整するために上記標準ステープル
    位置からの移動量を指示するための調整量指示手段と、 前記ステープルパターン指示手段及び前記調整量指示手段に基づいて、前記移
    動手段により前記ステープル手段を各ステープルパターンの標準ステープル位置
    から指示されたステープル位置に移動させるための制御手段と を更に備えたシート処理装置。

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