JP2718128B2 - 管端に粘着テープを巻回する装置 - Google Patents

管端に粘着テープを巻回する装置

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JP2718128B2
JP2718128B2 JP247989A JP247989A JP2718128B2 JP 2718128 B2 JP2718128 B2 JP 2718128B2 JP 247989 A JP247989 A JP 247989A JP 247989 A JP247989 A JP 247989A JP 2718128 B2 JP2718128 B2 JP 2718128B2
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博史 大槻
利幸 黒沢
武夫 足立
克彦 三吉
昭夫 ▲高▼井
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日本鋼管株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、管端に粘着テープを自動的に巻回する装
置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、鋼管の外周面に防食のために合成樹脂を被覆
することが行われている。この被覆鋼管をねじ継手又は
溶接により接続する場合には、管端の被覆層を剥がす必
要がある。そこで、これら鋼管に合成樹脂を被覆する場
合には、管端部の被覆を簡単に除去できるようにするた
めに、予め管端にテープを巻いている。
[解決しようとする課題] しかし、従来は、この作業を人手により行っており、
極めて能率の悪い作業であった。そこで、この作業の自
動化が強く要請されていた。
この発明は上記要請に応えられるようにした、管端に
粘着テープを巻回する装置を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] この発明の管端に粘着テープを巻回する装置は、装置
本体に対し回転駆動されるように設けられた環状のフラ
イヤーで、巻回粘着テープを回転可能に支持するもの
と、上記巻回粘着テープから巻き戻された粘着テープの
先端部を吸着保持するすると共に管端に押圧接着させる
保持押圧部を備えた粘着テープの先端保持押圧具で、上
記装置本体に管軸に直交する方向に揺動駆動されるよう
に設けらると共に、管軸方向に進退駆動されるように設
けられたものと、管端に巻回された粘着テープの巻き終
わり端部を切断するカッターと、該テープの巻き終わり
端部を管端に押圧接着させる押圧部とを備えた粘着テー
プの切断押圧具で、上記装置本体に管軸方向に進退駆動
されるように設けられたものと、から構成されている。
[作用] 装置本体に対して回転駆動されるように設けられた環
状のフライヤーに、巻回粘着テープを回転可能に支持さ
せる。前進限にある粘着テープ保持押圧具の保持押圧部
に、巻き戻した粘着テープの先端部を吸着保持させる。
粘着テープ保持押圧部が管中心を越える位置まで保持押
圧具を装置本体に対し揺動させる。そして、保持押圧部
を上昇させ、保持されているテープ先端を管端に押圧接
着させる。次いで、フライヤーを回転させて粘着テープ
を管端に巻き始める。ある程度テープが巻かれた時点
で、テープ先端保持押圧具を揺動させ、更にフライヤー
を回転させて、粘着テープを巻き出し端にラップするま
で巻回する。そして、粘着テープの切断押圧具を前進さ
せ、押圧具のカッタによりテープを切断して、テープの
終端を押圧部により管端に押圧接着する。同時に、切断
始端部を保持押圧具の保持押圧部に吸着保持させる。
こうして、管端に粘着テープが自動的に巻回接着され
る。
[実施例] 以下、本発明の1実施例を図面により説明する。
第1、2図に示すように、装置本体10は、架台11にベ
ースプレート12を立設して構成されている。架台11は、
シリンダ14によりレール13上を移動されるようになって
いる。環状のフライヤ20が、ベースプレート12に同一円
周上に設けられた複数ローラ21に支持されて回転可能に
設けられている。フライヤ20には、環状の平歯車22が同
芯に固定され、この歯車にピニオン23が噛合っている。
そして、このピニオン23を架台11上に設けられたモータ
24によりベルト25を介して駆動することにより、フライ
ヤ20が回転駆動されるようになっている。フライヤ20に
プレート26が突出して設けられ、このプレートに巻回粘
着テープTを回転可能に支持する軸27が突設されてい
る。
第3、4図に示すように、ベースプレート12の後側に
35が突設され、この軸に腕36が揺動可能に取り付けら
れ、シリンダ38により揺動されるようになっている。こ
の腕36の端部に、シリンダ37が取付けられ、このシリン
ダにより粘着テープ先端保持押圧具30が管軸方向に進退
駆動されるようになっている。先端保持押圧具30には、
シリンダ33により昇降駆動されるされるテープ先端保持
押圧部31が設けられている。保持押圧部31は、真空源
(図示にせず)に接続された管32による真空圧によって
テープTを吸着保持するようになっている。
第5図に示すように、ベースプレート12の後側に金物
41が設けられ、この金物にテープ端部切断押圧具40を進
退させるシリンダ42が取付けられている。切断押圧具40
は、先端にカッタ44を備えたホルダー43と、このホルダ
ーにシリンダ46により上下動される押圧部45を備えて構
成されている。そして、切断押圧具40は、第3図に示す
位置で、管軸方向に前後駆動されるように取り付けられ
ている。
一方、第3図に示すように、テープTのテンションロ
ール50を先端に有するレバー51がピン52を介してフライ
ヤ20に回動可能に設けられている。このレバー51は、引
張りばね53により引張られテープTにテンションを加え
るようになっている。そして、シリンダ54により、ばね
53の力に抗してレバー51を右側に回動させることによ
り、テープTを緩めるようになっている。
次に、上記構成の装置の作用を模式的に示す第6図を
参照しながら説明する。
装置本体10のベースプレート12に対して、モータ24に
より回転駆動されるように設けられた環状のフライヤー
20に、巻回粘着テープTを軸27を介して回転可能に支持
させる。シリンダ37により前進された粘着テープ保持押
圧具30(第4図に2点鎖線で示す)の保持部31に、巻き
戻した粘着テープTの先端部を吸着保持させる(第6図
のC位置)。粘着テープ保持部31が管中心を越える位置
まで保持押圧具をシリンダ38により装置本体に対し揺動
させる(第6図のD位置)。そして、保持押圧部30に組
込まれた保持押圧部31をシリンダ33により上昇させてテ
ープT先端を管端に押圧接着させる。次いで、フライヤ
ー20をモータ24により低速度で回転させて粘着テープT
を管端に巻き始める。ある程度テープTが巻かれた時点
で、テープ先端保持押圧具30を装置本体に対して揺動さ
せ(第6図のCの位置)、フライヤーを通常速度で更に
回転させて、粘着テープTを巻き出した端にラップする
まで巻回する。そして、粘着テープ切断押圧具40を前進
させ、切断押圧具のカッタ44によりテープTを切断し
て、テープの終端を押圧部45により管端に押圧接着す
る。同時に、テープの切断始端部を保持押圧具の保持部
31に吸着保持させる。
こうして、管端に粘着テープが自動的に巻回接着され
る。
次の管端にテープを巻くに際し、切断押圧具40を後退
させて、テンションローラ50を第6図のB位置からシリ
ンダ54によりA位置に動かしてテープTを緩め、テープ
端部を吸着している保持部31をC位置からD位置に移動
させる。次いで、上記と同様の操作を繰返してテープを
管端に巻回する。これら一連の動作に要する時間は、約
4秒である。
[発明の効果] この発明の管端に粘着テープを巻回する装置は上記の
ようなもので、人手を要することなく完全に自動的にテ
ープを管端に巻くことができるので、省力化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明装置の1実施例を示す正面図
と側面図、第3図及び第4図は要部の正面図と1部を切
り欠いた側面図、第5図は押圧部周りの説明図、第6図
は動作説明図である。 10……装置本体、12……ベースプレート、20……環状フ
ライヤ、30……保持押圧具、31……保持押圧部、40……
切断押圧具、44……カッタ、45……押圧部、T……粘着
テープ、P……管端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三吉 克彦 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 ▲高▼井 昭夫 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−125013(JP,A) 特開 昭56−106823(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に対し回転駆動されるように設け
    られた環状のフライヤーで、巻回粘着テープを回転可能
    に支持するものと、 上記巻回粘着テープから巻き戻された粘着テープの先端
    部を吸着保持すると共に管端に押圧接着させる保持押圧
    部を備えた粘着テープの先端保持押圧具で、上記装置本
    体に管軸に直交する方向に揺動駆動されるように設けら
    ると共に、管軸方向に進退駆動されるように設けられた
    ものと、 管端に巻回された粘着テープの巻き終わり端部を切断す
    るカッターと、該テープの巻き終わり端部を管端に押圧
    接着させる押圧部とを備えた粘着テープの切断押圧具
    で、上記装置本体に管軸方向に進退駆動されるように設
    けられたものと、 から構成される管端に粘着テープを巻回する装置。
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