JP2717366B2 - 樹皮剥ぎ用カッター - Google Patents

樹皮剥ぎ用カッター

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JP2717366B2
JP2717366B2 JP6248820A JP24882094A JP2717366B2 JP 2717366 B2 JP2717366 B2 JP 2717366B2 JP 6248820 A JP6248820 A JP 6248820A JP 24882094 A JP24882094 A JP 24882094A JP 2717366 B2 JP2717366 B2 JP 2717366B2
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JP
Japan
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cutter
arm
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boss
rotary
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JP6248820A
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JPH0885105A (ja
Inventor
隆 松井
Original Assignee
エノ産業株式会社
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Publication date
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹皮剥ぎ用カッターに
関し、さらに詳しくはロータリバーカーに適するカッタ
ーに関している。
【0002】
【従来の技術】ロータリバーカーは、リングバーカーと
も云われ、図4に示すように、フレーム1に回転リング
2が設けられ、該リング2の中央開口部3に複数のカッ
ター4が設けられているものである。カッター4はアー
ム5の先端部に取り付けられており、アーム5が回転リ
ング2の正面部に止軸6によって揺動自在に設けられて
おり、さらに当該アーム5は基端部をリング2に固定し
たエアシリンダ7のロッドと連結され、エアシリンダ7
の作動によってアーム5を止軸6を中心に揺動して当該
カッター4をリング2の中央開口部3の中心部に向けて
付勢したものである。なお、カッター4はアーム5内に
設けた図示しない回転駆動機構によって回転される。
【0003】従来におけるカッターは、図5に示すよう
に、筒体8の表面に複数の刃体9が設けられたものであ
るが、この種のカッターは刃先が摩耗しやすいので、刃
先部分に超硬体を埋め込んだ構造であっても絶えず刃先
の研磨作業を強いられるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、刃体の形状を左右対称に形成することによ
って研磨作業の回数を減らすことができる樹皮剥ぎ用カ
ッターを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において課題を解
決するための手段は、アーム先端部に回転可能に設けら
れるカッターが、円筒状のカッター主体の表面に複数本
の凸条の刃体が形成され、各刃体の断面形状が左右対称
に形成され、カッター主体の内周面に内側フランジが設
けられており、該内側フランジと回転駆動軸に設けたボ
ス部の外側フランジとをボルトによって連結固定するこ
とを特徴としている。
【0006】
【実施例】図1はカッターの斜視図、図2は刃体の拡大
断面図である。20はカッターを示しており、円筒状の
カッター主体21の表面に設けられる 刃体22が複数
本の凸条形で、かつ、円筒の軸線に平行して形成されて
いる。
【0007】図2に示すように、刃体22は断面形状が
左右対称に形成されており、切削作業を行う角部が22
aと22bの2か所形成されている。又、刃体22は必
要に応じて表面部に硬質材を肉盛りすることがある。
【0008】図3は、カッターをロータリバーカーのア
ーム先端部に取り付けた具体例を示す断面図である。
【0009】図3において、アーム5内には、回転駆動
機構、例えばチェンなどが装入されており、アーム先端
内部に設けたチェンスプロケットの軸を駆動軸5aとし
て当該アーム5から突出している。又、上記カッター2
0は、カッター主体21の内周面に内側フランジ23が
設けられており、ボス部24の外周面に設けた外側フラ
ンジ25をボルト26によって連結固定したものであ
る。なお、カッター20はボス部24を駆動軸5aに挿
入し、ロックナット5bによって該駆動軸5aに結合す
る。
【0010】実施例は上記の構造であって、図3に示す
状態でバーカーの運転がなされる。剥ぎ取り作業を行っ
た結果、図2に示す刃体22のうち、例えば角部22a
が摩耗して剥ぎ取り機能が低下したら、ボルト26を外
してカッター主体21を駆動軸5aから取り外し、これ
を裏返して再び駆動軸5aに装着し、刃体22の角部2
2bによって剥ぎ取り作用を再開する。
【0011】実施例のように、カッター主体21と駆動
軸に設けられるボス部24とを分離可能としておけば、
カッター主体21の内側フランジ23の位置が中央部に
形成されていない構造であっても対応できることにな
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は、カッター主体の表面に設ける
刃体形状を左右対称に形成したものであるから、1つの
刃体に剥ぎ取り作業を行わせる角部が2か所あり、一方
の角部が摩耗した場合でも刃体の向きを変えるだけで剥
ぎ取り作業が続けられる。従って、一度に2か所の角部
を研磨しておくことにより、研磨作業の回数を従来に比
べて半分に減らすことができるので、樹皮剥ぎ作業の効
率を向上させる得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるカッターの斜視図。
【図2】図1の刃体の拡大断面図。
【図3】カッターをロータリバーカーに取り付けた状態
を示す断面図。
【図4】ロータリバーカーの正面図。
【図5】従来技術によるカッターの側面図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 回転リング 3 中央開口部 4 カッター 5 アーム 5a 駆動軸 5b ロックナット 6 止軸 7 エアシリンダ 8 筒体 9 刃体 20 カッター 21 カッター主体 22 刃体 22a 角部 22b 角部 23 内側フランジ 24 ボス部 25 外側フランジ 26 ボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリーバーカーのアーム先端部に回
    転可能に取り付けられるカッターであって、円筒状のカ
    ッター主体(21)の表面に複数の凸状形の刃体(2
    2)を形成し、これら各刃体(22)の断面形状を軸方
    向側面視で左右対称に形成し、上記カッター主体(2
    1)の内周面に内側フランジ(23)を設け、ロータリ
    ーバーカーのアーム先端部に設けられた回転駆動軸にボ
    ス部(24)を挿入し、該ボス部(24)の外周面に外
    側フランジ(25)を設け、上記カッター主体(21)
    の内側フランジ(23)と上記ボス部(24)の外側フ
    ランジ(25)とを着脱自在に連結固定したことを特徴
    とする樹皮剥ぎ用カッター。
JP6248820A 1994-09-16 1994-09-16 樹皮剥ぎ用カッター Expired - Lifetime JP2717366B2 (ja)

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JPH0885105A JPH0885105A (ja) 1996-04-02
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5770603A (en) * 1980-10-22 1982-05-01 Fuji Industries Co Ltd Barker
JPS57129608U (ja) * 1981-02-09 1982-08-12

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JPH0885105A (ja) 1996-04-02

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