JPH0425285Y2 - - Google Patents

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JPH0425285Y2
JPH0425285Y2 JP7115087U JP7115087U JPH0425285Y2 JP H0425285 Y2 JPH0425285 Y2 JP H0425285Y2 JP 7115087 U JP7115087 U JP 7115087U JP 7115087 U JP7115087 U JP 7115087U JP H0425285 Y2 JPH0425285 Y2 JP H0425285Y2
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crushing
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crushed
cutting blade
flywheel
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JP7115087U
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、果樹等の樹木の整形・剪定の際に生
ずる枝おろしした枝などを破砕片に破砕処理する
農用チツパーにおける破砕装置についての改良に
関する。
上述の農用チツパーの破砕装置aは、第1図お
よび第2図に示している如く、機枠1に設けた破
砕室2内に、左右に貫通する回転軸3を軸架し
て、それに左右方向に適宜の間隔をおいてフライ
ホイル4…を並列装架し、それらフライホイル4
…の周縁部位に、前記回転軸3と平行する軸杆状
の支軸5…を渡架装着し、それら支軸5…のそれ
ぞれに、フリーハンマー状の多数の切削刃体6…
を、該支軸5の軸方向に並列させて、回動自在に
支架せしめることで構成してあつて、破砕室2の
供給口20に接続する供給樋21から供給される
被破砕材料Mを、回転軸3の駆動によりフライホ
イル4…を介して第1図において矢印方向に回動
する支軸5…上の多数の切削刃体6…によつて、
破砕片に切削・破砕していくようにしてある。
そして、このとき、第2図にあるよう、多数の
切削刃体6…を支架している支軸5…の支持部材
となるフライホイル4…が、破砕室2内に切削刃
体6…を配位せしめ得ない部位を形成して、この
部位に送込まれてくる被破砕材料Mに対し、切削
刃体6による切削・破砕作用が行なわれないよう
になることの不都合を避けるため、フライホイル
4…の周縁に、第1図に示している如く、切断刃
部40…を形設する手段が提起されている。
しかし、この手段は、第1図にあるよう、フラ
イホイル4…の切断刃部40の回動軌跡が、支軸
5にフリーハンマー状に支架されて遠心方向に振
り出された状態となつて回動するようになる切削
刃体6の刃部60の回動軌跡よりも、回動中心で
ある回転軸3側に引込んだ位置を占めるようにな
ることで、フライホイル4…の周縁の切断刃部4
0による被破砕材料Mの切削・破砕作用が不充分
なだけでなく、フリーハンマー状の切削刃体6…
により切削・破砕を受ける被破砕材料Mが、その
切削刃体6…の回動範囲から逃げて、該フライホ
イル4…の回動範囲に流れ込むようになり、破砕
装置aとしての切削・破砕の効率を悪くしている
問題がある。
本考案は、この問題を解消するためになされた
ものであつて、被破砕材料Mを、破砕室2内に供
給して破砕装置aにより切削・破砕するときに、
並列する切削刃体6…の回動軌跡から外れて、フ
ライホイル4…の回動位置に対応するようになる
被破砕材料および切削刃体6…が衝突してくるこ
とで、フライホイル4…の回動位置に逃げていく
ようになる被破砕材料の切削・破砕が効果的に行
なえるようにする新たな手段を提供することを目
的とする。
しかして、本考案は、上述の目的のために種々
の研究を重ねて得られた知見に基づいて完成した
ものである。即ち、破砕装置aによる被破砕材料
の切削・破砕作用を効率的にするには、フリーハ
ンマー状の切削刃体6…から逃げて、その切削刃
体6…が配置されていないフライホイル4…の回
動部位に流れ込むようになる被破砕材料を、破砕
しながら切削刃体6…の作用範囲に戻すようにす
ればよいことに気付き、フライホイル4の周縁部
位に、この流れ込んでくる被破砕材料を、回転軸
3と直交する方向である縦の方向に裂くようにす
る切断刃部を設けて、被破砕材料を引き裂きなが
ら回転軸3の軸方向に移動させて、切削刃体6…
の作用範囲である回動軌跡内に押し戻してやるよ
うにしたところ、被破砕材料Mの切削・破砕処理
がすこぶる効率的に行なえる結果を得たことによ
るものである。
そして、このことから、本考案においては、上
述の目的を達成するための手段として、破砕室内
に横架軸支せる回転軸に、それの軸方向に適宜の
間隔をおいて複数のフライホイルを並列装架し、
それらフライホイルの周縁部位に前記回転軸と平
行する支軸を渡架装着し、それら支軸に多数のフ
リーハンマー状の切削刃体を前記軸方向に並列さ
せて支架し、前記フライホイルの周縁には、被破
砕材料を前記軸方向と直交する縦の方向に引き裂
いて前述軸方向に流動さす縦方向の切断刃部を装
設したことを特徴とする農用チツパーにおける破
砕装置を提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面
符号は同効の構成部材については同一の符号を用
いるものとする。
第3図は本考案を実施せる農用チツパーAの縦
断した側面図で、同図において、1は機枠、2は
機枠1に装架した破砕室、aは破砕室2内に装設
せる破砕装置、3は破砕室2内に横架軸支せる前
記破砕装置aの回転軸、4はその回転軸3に装架
したフライホイル、5…はそのフライホイル4の
周縁部位に設けた支軸、6…はその支軸5…にフ
リーハンマー状に支架した切削刃体、8…はフラ
イホイル4の周縁に装設した縦方向の切断刃部を
示している。
前記破砕室2は、軸線方向を左右方向としたド
ラム状に形成されて機枠1に装架してあり、後面
側(図において右面側)には、供給口20が解放
し、その供給口20には機枠1の後面側に突出す
る供給樋21が接続している。そして、前面側に
は開閉自在の破砕網22で閉塞された排出口23
が開設してあり、その排出口23の前面側には機
枠1に装架せる排出樋24が装設してある。
前記破砕装置aの回転軸3は、破砕室2の軸芯
部位を左右に貫通するように配位して機枠1に軸
架してあり、それの一方の軸端部は、図面では明
示していないが、機枠1に支架せる原動機7の出
力軸に伝導していてその原動機7の作動により第
3図において時計回りに駆動回転する。
前記回転軸3に装架せるフライホイル4は、方
形の盤状に形成してあり、第4図に示している如
く、破砕室2内における回転軸3の左右の両端部
位と左右の中間部位との三個所に、回転軸3の軸
方向に並列して装架してある。
前記支軸5…は並列するフライホイル4…の周
縁部位にそれらを貫通するように装着すること
で、フライホイル4…間に渡架するよう支架した
通常のものである。また、切削刃体6…は、それ
の基端部をこの支軸5…に回転自在に嵌挿して、
フリーハンマー状に支架した通常のもので、先端
部には刃縁の方向が前記回転軸3の軸方向に沿う
切削刃部60がそれぞれ形設してある。
しかして、前記フライホイル4…の周縁に形設
せる切断刃部8は、それの刃縁8aの方向がフラ
イホイル4の回転方向に沿う方向で、かつ、それ
の刃面8bの傾斜方向が第4図に示している如
く、回転軸3の軸方向に沿う方向としてあつて、
これにより、第4図において、二重線の矢印の方
向から被破砕材料が供給されてきたときに、回転
軸3と直交する方向に沿いその被破砕材料を引き
裂くよう切割していく縦方向の切断刃部に形設し
てある。そして、この切断刃部8…は、回転軸3
の左右の両端部位に装設せるフライホイル4,4
の周縁に設ける切断刃部8…にあつては、それの
刃面8b…が破砕室2の左右の中心に向けて傾斜
する片刃状に形設し、また、回転軸3の左右の中
間部位に設けるフライホイル4の周縁に設ける切
断刃部8…にあつては、左右の中間に刃縁8aが
位置し、傾斜する刃面8b,8bが左右の両側に
ある両刃状に形成してあつて、これにより、被破
砕材料を切断していくときに、同時に該破砕材料
をフリーハンマー状の切削刃体6…の回転軌跡に
向けて、回転軸3の軸方向に流動させるようにし
てある。
なお、図示する実施例装置において、90は破
砕網22を解放回動させるヒンジ、91は解放回
動の操作のために破砕網22の回動端側に設けた
引き手、92は破砕網22を、破砕室2の排出口
23を閉塞した位置に保持せしめるロツクレバー
である。また、第6図は、前記ロツクレバー92
に換えて破砕網22を閉塞位置にロツクする係止
フツク93を設けた例を示し、また、第7図は、
前記ロツクレバー92に換えて、破砕網22の回
動端部に設けた係合筒部94と、それに抜き挿し
自在に嵌合するよう機枠1に支架して係止ピン9
5とよりなるロツク手段とした例を示している。
なお、図示する実施例装置において、25は破砕
室2の供給口20に臨ませて機枠1に軸架した掻
込ロールで、前述のモーター7の出力軸と伝導し
て駆動回転する。
次に、上述の実施例装置の作用について説明す
る。
破砕室2内に供給された被破砕材料Mが、破砕
装置aにより切削・破砕作用を受けるときに、そ
の被破砕材料Mのうちの、フライホイル4…の回
動位置に向かう被破砕材料Mおよびフリーハンマ
ー状の切削刃体6…で叩かれるようになることで
その切削刃体6…の回動軌跡から側方に逃げてフ
ライホイル4…の回動範囲に向け流れる被破砕材
料Mは、第8図に示している如く、フライホイル
4…の周縁に形成した縦方向の切断刃部8…によ
り、左右方向に引き裂かれるよう切割されて、切
削刃体6…の回転軌跡内に向け、回転軸3の軸方
向に流動するか、傾斜する刃面8bにより、破砕
室2の中心側に向け流動して、回動するフリーハ
ンマー状の切削刃体6…の作用範囲内に戻されて
いくようになる。そして、このことから、破砕室
2内における破砕装置aによる被破砕材料Mの切
削・破砕作用の効率を良好にする。
以上説明したように本考案による農用チツパー
の破砕装置は、破砕室内に横架軸支せる回転軸
に、それの軸方向に適宜の間隔をおいて複数のフ
ライホイルを並列装架し、それらフライホイルの
周縁部位に前記回転軸と平行する支軸を渡架装着
し、それら支軸に多数のフリーハンマー状の切削
刃体を前記軸方向に並列させて支架し、前記フラ
イホイルの周縁には、被破砕材料を前記軸方向と
直交する縦の方向に引き裂いて前述軸方向に流動
さす縦方向の切断刃部を装設して構成してあるの
だから、供給した被破砕材料Mのうちの、フライ
ホイル4…の回動位置に流れ込む被破砕材料が、
フライホイル4…の周縁に設けた縦方向の切断刃
部8により、引き裂かれるように切割されながら
回転軸3の軸方向に流動して、フリーハンマー状
の切削刃体6…の回転軌跡内に戻されるようにな
つて、被破砕材料の切削・破砕が効率的に行なわ
れるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の農用チツパーの縦断側面図、第
2図は同上の要部の平面図、第3図は本考案を実
施せる農用チツパーの縦断側面図、第4図は同上
の要部の一部破断した平面図、第5図は同上の正
面図、第6図は同上の部分の別の実施例の正面
図、第7図は同上の部分のさらに別の実施例の正
面図、第8図は本考案手段の作用の説明図であ
る。 図面符号の説明、A……農用チツパー、M……
被破砕材料、a……破砕装置、1……機枠、2…
…破砕室、20……供給口、21……供給樋、2
2……破砕網、23……排出口、24……排出
樋、25……掻込ロール、3……回転軸、4……
フライホイル、40……切断刃部、5……支軸、
6……切削刃体、60……切断刃部、7……原動
機、8……切断刃部、8a……刃縁、8b……刃
面、90……ヒンジ、91……引き手、92……
ロツクレバー、93……係止フツク、94……係
合筒、95……係止ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 破砕室内に横架軸支せる回転軸に、それの軸方
    向に適宜の間隔をおいて複数のフライホイルを並
    列装架し、それらフライホイルの周縁部位に前記
    回転軸と平行する支軸を渡架装着し、それら支軸
    に多数のフリーハンマー状の切削刃体を前記軸方
    向に並列させて支架し、前記フライホイルの周縁
    には、被破砕材料を前記軸方向と直交する縦の方
    向に引き裂いて前述軸方向に流動さす縦方向の切
    断刃部を装設したことを特徴とする農用チツパー
    における破砕装置。
JP7115087U 1987-05-13 1987-05-13 Expired JPH0425285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7115087U JPH0425285Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7115087U JPH0425285Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63180206U JPS63180206U (ja) 1988-11-21
JPH0425285Y2 true JPH0425285Y2 (ja) 1992-06-17

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JPS63180206U (ja) 1988-11-21

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