JP2717115B2 - Ic実装ボードの検査方法 - Google Patents

Ic実装ボードの検査方法

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JP2717115B2 JP1284023A JP28402389A JP2717115B2 JP 2717115 B2 JP2717115 B2 JP 2717115B2 JP 1284023 A JP1284023 A JP 1284023A JP 28402389 A JP28402389 A JP 28402389A JP 2717115 B2 JP2717115 B2 JP 2717115B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明はIC(ICパーツ)実装ボード、特にQFP等のL
SIを搭載したIC実装ボードの検査方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 今日のエレクトロニクス業界における急激な技術革新
により、IC(集積回路)はより一層多様化、高密度化し
て単体での良否判定は非常に難しくなってきている。同
様にIC実装ボードにおいても、より高密度化する方向に
進んでいる。
このIC実装ボードの良否を判定する装置として、現在
インサーキットテスターと呼ばれる装置がある。このイ
ンサートキットテスターによる良否判定手順は、まず
オープンテストでコネクタ間、およびIC間のパターンチ
ェックを行ない、全ネットをショートテストしてパタ
ーンのショートやブリッジのチェックをし、アナログ
テスで抵抗器やコンデンサ等のIC以外の実装部品をチェ
ックし、最後にICテストを行なって、個々にテストパ
ターンを与えて良否判定するものである。
上述のようにこの装置は、実装部品を個々に試験し、
すべての部品が良品である場合に実装ボードが良品であ
ると判定する。また部品間のパターンをチェックする場
合には、パターンの両端にピンを立ててショートしてい
るか否かで判定している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、今日の高密度化したボードにおいて
は、回路パターン中の個々のパタ4ーンが非常に細く、
表面実装部品(ピンの間隔が1mmピッチ以下の、QFPやチ
ップ部品等)が増えて、試験を行なうために1ネット1
本のプローブを立てることすら困難になっている。
また、ICのテストパターンに制限があって実際は入出
力部分の不良検出のみのため、IC不良との判定がされる
と、IC不良なのか、ピン立て位置(ハンダ付け部分)か
らICまでのパターン切れかを判別する必要がある。その
ため、ICを交換し、なお不良のままなら今度はパターン
切れではないかという観点から、1本1本パターンをチ
ェックしている。例えば100ピンのICであると仮定する
と、このパターンチェックに多大の時間を必要とするこ
とが理解できよう。
要するに、従来のテスト工程には特定のIC(特にピッ
チが狭く、パターン切れが起きやすいIC)に対し、何等
かの技術的に手段を用いてピン立て位置からICまでのパ
ターン切れやハンダ不良を検査する工程はなかった。し
たがって、ピン立て位置からICまでのパターン切れやハ
ンダ不良も、ICの機能テストによる検査で判定していた
のである。
この発明のIC実装ボードの検査方法は、従来例の上記
欠点を解消するためのもので、良品ICを交換することな
くパターンチェックを行なえるようにしたものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、この発明のIC実装ボードの検査方法は、IC
実装ボード上に実装されたICの検査工程において、IC実
装ボード上に実装された個々のICに、複数のプローブを
備えるとともに各プローブ間を導通したショート用パッ
ケージを被せてICの全ピン間をショートさせ、ICの2つ
のピン立て位置間を順次ショートチェックすることによ
り個々のICの2つのピン立て位置間のパターン切れおよ
びハンダ不良を検査する工程を、上記ICを検査する工程
に付加したことを特徴とするものである。
この発明のIC実装ボードの検査方法は、以上のように
ショート用パッケージをIC実装ボード上に実装されたIC
に被せて検査するようにしたので、従来困難であったピ
ン立て位置からICまでのパターン切れやハンダ不良等の
導通状態の検査が可能となり、ICを交換することなく各
ピン間の導通状態の欠陥をチェックすることができ、IC
実装ボードの検査時間を大幅に短縮することができた。
[発明の実施の形態] 以下図面に基いてこの発明のIC実装ボードの検査方法
の実施の形態を、一実施例を用いて説明する。
第1図において、1はIC実装ボード上に実装されたIC
に被せて各ピン間をショートさせるショート用パッケー
ジである。
このショート用パッケージは、IC11の全ピン12に対応
して側端に多数のプローブ3を取り付け、中央部にガイ
ド孔4を穿設した押圧板2と、上記プローブ3を挿通す
る貫通孔6を側端に穿設し、かつ上面中央部に周囲にコ
イルバネ8を保持するスライドガイド7を立設したガイ
ド板5とで構成されている。もちろん、多数のプローブ
3間は導通している。
そしてこのショート用パッケージ1は、スライドガイ
ド7にガイド孔4をはめ込み、上記押圧板2をガイド板
5と組み付けた状態でIC11に被せ、押圧板2を加圧して
プローブ3を各ピン12と接触させることにより使用され
る。すなわち、IC実装ボード上に実装されたIC11にショ
ート用パッケージ1を被せ、入口実装ボードの回路の通
電して上記ショート用パッケージ1で被覆したIC11の、
ピン立て位置からIC11までのパターン切れおよびハンダ
不良を検査するのである。
第2図および第3図は、対象となるプリントボード21
上の複数のIC11を、一括して検査するための機構を示す
ものである。
この例では、IC実装ボード21上に実装された各IC11に
応じて、複数のサイズを異にするショート用パッケージ
1を用意し、IC実装ボード21に対応する大きさの保持ボ
ード22に、それぞれIC11と等しく配置している。
IC11のチェックに際しては、個々のIC11を1個ずつシ
ョート用パッケージ1で押して、IC11の全ピン12個をシ
ョートさせる。すなわち、ショート用パッケージ1を被
せた状態で、IC11の2つのピン12間を順次ショートチェ
ックするものである。このようにしてピン立て位置から
IC11までのパターン切れおよびハンダ不良のないことを
確認すればよい。なお、このショート用パッケージ1の
加圧操作を、ソレノイド等を利用して自動化することは
簡単に行なうことができる。
第4図ないし第6図は検査対象のIC実装ボードの要部
を示すもので、例えばIC−AとIC−BおよびIC−A′と
IC−B′との間はそれぞれパッド〜で連結されてい
る。またはIC11のピンである。検査に際しては、
上記パッド〜を介してIC11のピン間にインサ
ーキットテスター本体からテストパターンを転送し、そ
の導通状態をチェックする。その際の故障箇所として
は、ピン立て位置からICまでのパターン切れやハンダ不
良が主である。
第7図は、IC実装ボード21全体の検査工程を説明する
フローチャートである。
まずインサーキットテスターによって良否判定する手
順を踏んだ後に、この発明のショート用パッケージで被
覆したICの、ピン立て位置からICまでのパターン切れお
よびハンダ不良を検査する工程を行なう場合について説
明する。
すなわちインサーキットテスターによって、オープ
ンテストでIC間のパターンチェックを除くコネクタ間の
チェック等を行ない、全ネットをショートテストして
パターンのショートやブリッジのチェックをし、アナ
ログテストで抵抗器やコンデンサ等のIC以外の実装部品
をチェックし、最後にICテストを行なって、個々にテ
ストパターンを与えて良否判定する。
以上の検査が終了してOKの判定があると、検査は終了
する。
判定結果がNOであると、IC−Aにショート用パッケー
ジ1を被せ、全ピン間をショートさせる。すなわち、IC
−Aにショートプログラムを適用したとき、1つのパタ
ーンからハンダ部、ショート用パッケージ1、そしてハ
ンダ部を経て次のパターンまでと、各パターン間にルー
プが形成されて、各パターン間の導通状態がチェックさ
れる。その結果OKの判定が出るとIC−Aが不良であるか
ら、IC−Aの不良を印字し、検査を終了する。
さらに判定結果がNOであると、1つのパターンからハ
ンダ部、ショート用パッケージ1、そしてハンダ部を経
て次のパターンまでと、各パターン間の導通状態がチェ
ックされているので、どのピン間がパターン切れかも判
明する。そして、例えばピンがパターン切れ(接触不
良)であることを印字して検査を終了する。
次に第8図により、この発明のショート用パッケージ
で被覆したICの、ピン立て位置からICまでのパターン切
れおよびハンダ不良を検査する工程を自動化し、インサ
ーキットテスターによって良否判定する手順中のショー
トテスト後に、この発明のショート用パッケージで被覆
したICの、ピン立て位置からICまでのパターン切れおよ
びハンダ不良を検査する工程を挿入して行なう場合につ
いて説明する。
すなわちインサーキットテスターによって、オープ
ンテストでIC間のパターンチェックを除くコネクタ間の
チェック等を行ない、全ネットをショートテストして
パターンのショートやブリッジのチェックをする。
パターンチェック、およびハンダ不良をテストしたい
特定のICにおいて、IC−A以下の各IC11に順次ショート
用パッケージ1を被せ、各IC11の全ピンを肩部12′にお
いてショートさせる。例えばIC−Aにショートプログラ
ムを適用し、さらに判定結果がNOであると、どのピン間
がパターン切れかも判明するので、例えばピンがパタ
ーン切れ(接触不良)であることを印字して検査を終了
する。
この実施例では、IC11が不良でないときのピン立て位
置からICまでのパターン切れやハンダ不良が簡単に検出
でき、ICテストにおける手間のかかる作業を省略して迅
速に検査することができる。
[発明の効果] この発明のIC実装ボードの検査方法は、以上のように
ショート用パッケージをIC実装ボード上に実装されたIC
に被せて検査するようにしたので、従来困難であったピ
ン立て位置からICまでのパターン切れやハンダ不良等の
導通状態の検査が可能となり、ICを交換することなく各
ピン間の導通状態の欠陥をチェックすることができ、IC
実装ボードの検査時間を大幅に短縮することができた。
また、今までのようにパターンチェックするためにテ
スター本体のピン数を増加する必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のIC実装ボードの検査方法に使用され
るショート用パッケージの一例を示す斜視図、第2図お
よび第3図は他の例を示す斜視図、また第4図ないし第
6図は検査対象のIC実装ボードの要部を示す平面図およ
び斜視図、第7図および第8図はこの発明のIC実装ボー
ドの検査方法のそれぞれ実施例を示すフローチャートで
ある。 1……ショート用パッケージ 2……押圧板 3……プローブ 4……ガイド孔 5……ガイド板 6……貫通孔 7……スライドガイド 8……コイルバネ 11……IC 12……ピン 21……IC実装ボード 22……保持基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IC実装ボード上に実装されたICの検査工程
    において、IC実装ボード上に実装された個々のICに、複
    数のプローブを備えるとともに各プローブ間を導通した
    ショート用パッケージを被せてICの全ピン間をショート
    させ、ICの2つのピン立て位置間を順次ショートチェッ
    クすることにより個々のICの2つのピン立て位置間のパ
    ターン切れおよびハンダ不良を検査する工程を、上記IC
    を検査する工程に付加したことを特徴とするIC実装ボー
    ドの検査方法。
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