JP2716988B2 - 磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置 - Google Patents
磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置Info
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- JP2716988B2 JP2716988B2 JP1008177A JP817789A JP2716988B2 JP 2716988 B2 JP2716988 B2 JP 2716988B2 JP 1008177 A JP1008177 A JP 1008177A JP 817789 A JP817789 A JP 817789A JP 2716988 B2 JP2716988 B2 JP 2716988B2
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- Japan
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- recording film
- magnetic field
- polarization
- laser beam
- disk
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置に関し、 良質の再生信号を得ること及び小型化することを可能
とすることを目的とし、 基板上に光透過性を有し且つファラデー効果を有する
記録膜を備えた片面ディスクと、上記片面ディスクの上
記記録膜側に設けてあり、該片面ディスクの回転による
空気流によって流体浮上する浮上スライダと、該浮上ス
ライダに設けてあり、オーバライト時に上記片面ディス
クの上記記録膜側から該記録膜に外部磁界を印加する外
部磁界印加手段と、オーバライト時及び再生時に上記片
面ディスクの上記基板側から上記記録膜にレーザビーム
を照射する手段と、該浮上スライダに設けてあり、上記
記録膜を透過して偏光面が回転されたレーザビームをそ
の偏波面を保ったまま導く偏波面保存光ファイバと、上
記浮上スライダ上に設けてあり、該偏波面保存光ファイ
バを通して導かれたレーザビームから再生信号を検出す
る再生信号検出手段とより構成する。
とすることを目的とし、 基板上に光透過性を有し且つファラデー効果を有する
記録膜を備えた片面ディスクと、上記片面ディスクの上
記記録膜側に設けてあり、該片面ディスクの回転による
空気流によって流体浮上する浮上スライダと、該浮上ス
ライダに設けてあり、オーバライト時に上記片面ディス
クの上記記録膜側から該記録膜に外部磁界を印加する外
部磁界印加手段と、オーバライト時及び再生時に上記片
面ディスクの上記基板側から上記記録膜にレーザビーム
を照射する手段と、該浮上スライダに設けてあり、上記
記録膜を透過して偏光面が回転されたレーザビームをそ
の偏波面を保ったまま導く偏波面保存光ファイバと、上
記浮上スライダ上に設けてあり、該偏波面保存光ファイ
バを通して導かれたレーザビームから再生信号を検出す
る再生信号検出手段とより構成する。
本発明は磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置
に関する。
に関する。
書き換え可能な光磁気ディスク装置として、旧データ
消去→新データ記録という二段階に亘る書き換え方式で
あるリライタブル型に代わって旧データの上から新デー
タを直接記録する磁界変調オーバライト方式の研究開発
が盛んである。
消去→新データ記録という二段階に亘る書き換え方式で
あるリライタブル型に代わって旧データの上から新デー
タを直接記録する磁界変調オーバライト方式の研究開発
が盛んである。
この装置では、再生時により良質の信号を再生できる
ことが望まれている。
ことが望まれている。
第8図は従来の一例の磁界変調オーバライト型光磁気
ディスク装置1を示す。
ディスク装置1を示す。
2は片面ディスクであり、上面側にTbFeCo又はGdFeCo
等の記録膜3を有する。
等の記録膜3を有する。
4は電磁石であり、スライダ5の後部に設けてあり、
記録膜3に極く近接している。
記録膜3に極く近接している。
オーバライトは、コイル6に記録すべき信号に対応し
た電流を流し、電磁石4により磁界が印加されている部
位に、半導体レーザ7よりのレーザビーム8を照射する
ことにより行う。
た電流を流し、電磁石4により磁界が印加されている部
位に、半導体レーザ7よりのレーザビーム8を照射する
ことにより行う。
再生は、外部磁界を印加しない状態でレーザビーム8
を照射し、記録膜3で反射して偏光面が回転された反射
ビーム9を、偏光ビームスプリッタ10により分岐し、各
受光素子11,12の出力を差動増幅器13を通して取り出す
ことにより行われ、例えば第5図中破線で示す波形の信
号が再生される。
を照射し、記録膜3で反射して偏光面が回転された反射
ビーム9を、偏光ビームスプリッタ10により分岐し、各
受光素子11,12の出力を差動増幅器13を通して取り出す
ことにより行われ、例えば第5図中破線で示す波形の信
号が再生される。
第8図中、14は1/2波長板、15,16は集光レンズ、17は
シリンドリカルレンズである。
シリンドリカルレンズである。
記録膜3の磁化の方向に応じて、磁気カー効果により
第9図(A),(B)に示すように直線偏光のレーザビ
ームの偏光面20が基準の面21に対して反時計方向及び時
計方向に角度θk回転する。
第9図(A),(B)に示すように直線偏光のレーザビ
ームの偏光面20が基準の面21に対して反時計方向及び時
計方向に角度θk回転する。
ここで、符号20a,20bで示すベクトルが光の強さを表
わすものとすると、第9図(A)のときには、受光素子
11はベクトル20aのy成分であるベクトル22aに対応する
レベルの信号を出力し、受光素子12はベクトル20aのx
成分であるベクトル23aに対応するレベルの信号を出力
し、再生信号のレベルは両者の差となり、第5図中+V1
で示す如くになる。
わすものとすると、第9図(A)のときには、受光素子
11はベクトル20aのy成分であるベクトル22aに対応する
レベルの信号を出力し、受光素子12はベクトル20aのx
成分であるベクトル23aに対応するレベルの信号を出力
し、再生信号のレベルは両者の差となり、第5図中+V1
で示す如くになる。
第9図(B)のときには、受光素子11はベクトル20b
のy成分であるベクトル22bに対応するレベルの信号を
出力し、受光素子12はベクトル20bのx成分であるベク
トル22bに対応するレベルの信号を出力し、再生信号の
レベルは両者の差となり、第5図中−V1で示す如くにな
る。
のy成分であるベクトル22bに対応するレベルの信号を
出力し、受光素子12はベクトル20bのx成分であるベク
トル22bに対応するレベルの信号を出力し、再生信号の
レベルは両者の差となり、第5図中−V1で示す如くにな
る。
ここで、上記記録膜3のカー回転角θkは0.3〜0.4度
と極小である。
と極小である。
このため、各受光素子11,12から出力される信号のレ
ベル差は小さく、再生信号はレベル+V1,−V1が極く小
さく微弱なものとなり、良質の再生信号を得ることが困
難である。
ベル差は小さく、再生信号はレベル+V1,−V1が極く小
さく微弱なものとなり、良質の再生信号を得ることが困
難である。
本発明は良質の再生信号を得ること及び小型化するこ
とを可能とした磁界変調オーバライト型光磁気ディスク
装置を提供することを目的とする。
とを可能とした磁界変調オーバライト型光磁気ディスク
装置を提供することを目的とする。
第1図は本発明装置の原理図を示す。
30は片面ディスクであり、基板31の上面に光透過性が
ありファラデー効果を有する記録膜32を備えた構成であ
る。記録膜32は厚さ方向に磁化される。
ありファラデー効果を有する記録膜32を備えた構成であ
る。記録膜32は厚さ方向に磁化される。
33は外部磁界印加手段であり、オーバライト時に上記
片面ディスク30の記録膜32に記録すべき信号に対応した
外部磁界を印加して磁界変調を与える。
片面ディスク30の記録膜32に記録すべき信号に対応した
外部磁界を印加して磁界変調を与える。
34はレーザビーム照射手段であり、オーバライト時及
び再生時に上記片面ディスク30の基板31側より上記記録
膜32に直線偏光のレーザビーム35を照射する。
び再生時に上記片面ディスク30の基板31側より上記記録
膜32に直線偏光のレーザビーム35を照射する。
36は再生時に上記記録膜32を透過したレーザビームで
あり、記録膜32の磁化方向に応じてファラデー効果によ
り偏光面が回転された状態にある。
あり、記録膜32の磁化方向に応じてファラデー効果によ
り偏光面が回転された状態にある。
37は偏光面保存光ファイバであり、レーザビーム36が
端面より導入され、導入されたレーザビームをその偏波
面を保ったまま導く。
端面より導入され、導入されたレーザビームをその偏波
面を保ったまま導く。
38は再生信号検出手段であり、上記のファイバ37を通
して導かれたレーザビームから再生信号を検出する。
して導かれたレーザビームから再生信号を検出する。
39は浮上スライダであり、片面ディスク30の回転によ
る空気流によって流体浮上する。
る空気流によって流体浮上する。
外部磁界印加手段33及び偏波面保存光ファイバ37は浮
上スライダ39に設けてある。再生信号検出手段38は浮上
スライダ39上に設けてある。
上スライダ39に設けてある。再生信号検出手段38は浮上
スライダ39上に設けてある。
上記ファラデー効果による偏光面の回転角度αは第4
図に示すように、前記のカー回転角に比べて数倍大き
い。
図に示すように、前記のカー回転角に比べて数倍大き
い。
これにより、再生信号のレベルも第5図に示すように
従来の数倍高くなり、良質の再生信号が得られる。
従来の数倍高くなり、良質の再生信号が得られる。
浮上スライダ39に外部磁界印加手段33,偏波面保存光
ファイバ37,再生信号検出手段38を設けた構成は、外部
磁界印加手段33,偏波面保存光ファイバ37,再生信号検出
手段38を小さいスペース内にまとまるようにする。
ファイバ37,再生信号検出手段38を設けた構成は、外部
磁界印加手段33,偏波面保存光ファイバ37,再生信号検出
手段38を小さいスペース内にまとまるようにする。
第2図は本発明の前提の磁界変調オーバライト型光磁
気ディスク装置40を示す。
気ディスク装置40を示す。
41は片面ディスクであり、基板42の上面にGd−Co系の
記録膜43が厚さt=0.1μmで形成してある。
記録膜43が厚さt=0.1μmで形成してある。
このGd−Co系記録膜43は光透過性を有し且つファラデ
ー効果を有する。ファラデー回転係数は約1.8×105deg/
cmである。厚さが0.1μmの場合、偏光角の変化は1.8度
となる。
ー効果を有する。ファラデー回転係数は約1.8×105deg/
cmである。厚さが0.1μmの場合、偏光角の変化は1.8度
となる。
第3図中、45,46は記録膜43を保護する保護膜であ
る。
る。
第2図中、47はセラミック製のスライダであり、片面
ディスク41の記録膜43側に配してあり、ディスク41の回
転により生ずる空気流の作用で僅かに浮上している。
ディスク41の記録膜43側に配してあり、ディスク41の回
転により生ずる空気流の作用で僅かに浮上している。
48は電磁石であり、棒状のコア49にコイル50を巻回し
てなり、スライダ47の後端にガラス接着して固定してあ
り、記録膜43に10μm以下まで極く近接している。コイ
ル50は第3図に示すようにコア49の下端(記録膜43)に
近い側に詰めてある。
てなり、スライダ47の後端にガラス接着して固定してあ
り、記録膜43に10μm以下まで極く近接している。コイ
ル50は第3図に示すようにコア49の下端(記録膜43)に
近い側に詰めてある。
これにより、電磁石48は、オーバライトに必要な約25
0〜300エルステッドの磁界の強さと、2〜5MHz(ディス
ク回転数1800rpmで8インチディスクの場合)の磁界反
転の高速性を有する。
0〜300エルステッドの磁界の強さと、2〜5MHz(ディス
ク回転数1800rpmで8インチディスクの場合)の磁界反
転の高速性を有する。
51は偏波面保存光ファイバであり、一端側をコア49の
中心孔52内に差し込んで端面51aを電磁石48の磁極面53
と一致させて固定してある。
中心孔52内に差し込んで端面51aを電磁石48の磁極面53
と一致させて固定してある。
このファイバ51の他端側は結合レンズ54に対向してい
る。
る。
55は1/2波長板、56は偏光ビームスプリッタ、57,58は
受光素子、59は差動増幅器、60は出力端子である。
受光素子、59は差動増幅器、60は出力端子である。
61は半導体レーザ、62はコリメートレンズ、63は対物
レンズである。
レンズである。
次に再生時の動作について説明する。半導体レーザ61
からの直線偏光のレーザビーム65はレンズ62,63を経て
記録膜43上に集光される。
からの直線偏光のレーザビーム65はレンズ62,63を経て
記録膜43上に集光される。
レーザビーム65は記録膜43を透過し、記録膜43の磁化
の方向に応じて、ファラデー効果により、第4図
(A),(B)に示すように偏光面が符号66a,66bで示
すように基準の面67に対して回転する。
の方向に応じて、ファラデー効果により、第4図
(A),(B)に示すように偏光面が符号66a,66bで示
すように基準の面67に対して回転する。
上記の記録膜43においては、偏光面66a,66bの回転角
度αは±1.8度となり、従来例の±0.4度に比べて4倍以
上となる。
度αは±1.8度となり、従来例の±0.4度に比べて4倍以
上となる。
記録膜43を透過したレーザビーム68は、第3図に示す
ように上記の光ファイバ51の端面51aを照射する。
ように上記の光ファイバ51の端面51aを照射する。
端面51aの有効部の径d1は数10μmあり、集光点の光
スポットの径d2=約1μmに比して十分大きく、透過レ
ーザビーム68は光ファイバ51内に効率良く導入される。
スポットの径d2=約1μmに比して十分大きく、透過レ
ーザビーム68は光ファイバ51内に効率良く導入される。
光ファイバ51は偏波面を保存する機能を有するもので
あり、レーザビーム68は光ファイバ51内を偏光面の変動
なく伝播される。
あり、レーザビーム68は光ファイバ51内を偏光面の変動
なく伝播される。
レーザビーム68は光ファイバ51の他端より出射し、結
合レンズ54,1/2波長板55を通って偏光ビームスプリッタ
56に入り、ここで分岐され、受光素子57,58に向かう。
各受光素子57,58は受光した光の強さに対応したレベル
の電圧を出力し、これが差動増幅器59を通り、端子60よ
り第5図中実線で示す再生信号69が取り出される。
合レンズ54,1/2波長板55を通って偏光ビームスプリッタ
56に入り、ここで分岐され、受光素子57,58に向かう。
各受光素子57,58は受光した光の強さに対応したレベル
の電圧を出力し、これが差動増幅器59を通り、端子60よ
り第5図中実線で示す再生信号69が取り出される。
ここで、符号66a,66bで示すベクトルが光の強さを表
わすものとすると、第4図(A)のときには、ベクトル
66aのy成分であるベクトル70aに対応する強さの光が偏
光ビームスプリッタ56により反射されて受光素子57を照
射し、受光素子57はベクトル70aに対応するレベルの信
号を出力する。
わすものとすると、第4図(A)のときには、ベクトル
66aのy成分であるベクトル70aに対応する強さの光が偏
光ビームスプリッタ56により反射されて受光素子57を照
射し、受光素子57はベクトル70aに対応するレベルの信
号を出力する。
またベクトル66aのx成分であるベクトル71aに対応す
る強さの光が偏光ビームスプリッタ56を透過して受光素
子58を照射し、受光素子58はベクトル71aに対応するレ
ベルの信号を出力する。
る強さの光が偏光ビームスプリッタ56を透過して受光素
子58を照射し、受光素子58はベクトル71aに対応するレ
ベルの信号を出力する。
再生信号のレベルは両者の差となる。ここで、両者の
差は従来の場合より大きく、再生信号69のレベル+V
2は、従来の場合のレベル+V1を超えてこれより大とな
る。
差は従来の場合より大きく、再生信号69のレベル+V
2は、従来の場合のレベル+V1を超えてこれより大とな
る。
第4図(B)のときには、ベクトル66bのy成分であ
るベクトル70bに対応する強さの光が偏光ビームスプリ
ッタ56により反射されて受光素子57を照射し、受光素子
57はベクトル70bに対応するレベルの信号を出力する。
るベクトル70bに対応する強さの光が偏光ビームスプリ
ッタ56により反射されて受光素子57を照射し、受光素子
57はベクトル70bに対応するレベルの信号を出力する。
またベクトル66bのx成分であるベクトル71bに対応す
る強さの光が偏光ビームスプリッタ56を透過して受光素
子58を照射し、受光素子58はベクトル71bに対応するレ
ベルの信号を出力する。
る強さの光が偏光ビームスプリッタ56を透過して受光素
子58を照射し、受光素子58はベクトル71bに対応するレ
ベルの信号を出力する。
再生信号のレベルは両者の差となる。この場合にも、
両者の差は従来の場合より大きく、再生信号69のレベル
−V2は、従来の場合のレベル−V1を超えてこれより大と
なる。
両者の差は従来の場合より大きく、再生信号69のレベル
−V2は、従来の場合のレベル−V1を超えてこれより大と
なる。
従って、従来に比べてレベルが高い良質の再生信号69
が得られる。
が得られる。
このため、信号検出系及び信号処理系の回路は、部品
の実装、シールド及び部品自体等について従来のもの程
の厳格性を要求されず、実際の製造が容易となり、コス
ト的にも安価となる。
の実装、シールド及び部品自体等について従来のもの程
の厳格性を要求されず、実際の製造が容易となり、コス
ト的にも安価となる。
なお、フォーカシング信号及びトラッキング信号は、
従来通り反射光から得る。
従来通り反射光から得る。
第6図は本発明の一実施例の磁界変調オーバライト型
光磁気ディスク装置80を示す。
光磁気ディスク装置80を示す。
この装置80は、第7図に併せて示すように、第2図中
の結合レンズ54,1/2波長板55,偏光ビームスプリッタ56,
受光素子57,58を共に小型に一体化したものを、スライ
ダ47A上に固定された偏波面保存光ファイバ51の他端に
対向させて、スライダ47A上に固定した構成である。
の結合レンズ54,1/2波長板55,偏光ビームスプリッタ56,
受光素子57,58を共に小型に一体化したものを、スライ
ダ47A上に固定された偏波面保存光ファイバ51の他端に
対向させて、スライダ47A上に固定した構成である。
第6図及び第7図中、第2図に示す構成部分と対応す
る部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
る部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
上記構成の装置80は、第2図に示す装置40に比べて小
型である。
型である。
なお、前記の記録膜43はGd−Co系のものに限らず、例
えばTb−Fe膜、GdTbFe膜でもよい。
えばTb−Fe膜、GdTbFe膜でもよい。
以上説明したように、本発明によれば、従来に比べて
レベルの高い良質の再生信号を得ることが出来、磁界変
調オーバライト型であって理想的な光磁気ディスク装置
を実現することが出来ることは勿論、浮上スライダを利
用し、浮上スライダに外部磁界印加手段、偏波面保存光
ファイバ、再生信号検出手段を設けた構成であるため、
外部磁界印加手段、偏波面保存光ファイバ、再生信号検
出手段を小さいスペース内にまとまるようにでき、よっ
て、小型化を実現出来る。
レベルの高い良質の再生信号を得ることが出来、磁界変
調オーバライト型であって理想的な光磁気ディスク装置
を実現することが出来ることは勿論、浮上スライダを利
用し、浮上スライダに外部磁界印加手段、偏波面保存光
ファイバ、再生信号検出手段を設けた構成であるため、
外部磁界印加手段、偏波面保存光ファイバ、再生信号検
出手段を小さいスペース内にまとまるようにでき、よっ
て、小型化を実現出来る。
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の前提の磁界変調オーバライト型光磁気
ディスク装置を示す図、 第3図は第2図中の一部を拡大して示す図、 第4図はファラデー効果による偏光面の回転及びx,y方
向の偏光成分を示す図、 第5図は再生信号を示す図、 第6図は本発明の一実施例の磁界変調オーバライト型光
磁気ディスク装置を示す図、 第7図は第6図中スライダの平面図、 第8図は従来の磁界変調オーバライト型光磁気ディスク
装置を示す図、 第9図はカー効果による偏光面の回転を示す図 である。 図において、 30は片面ディスク、 31は基板、 32は記録膜、 33は記録膜、 33は外部磁界印加手段、 34はレーザビーム照射手段、 35は直線偏光のレーザビーム、 36は透過したレーザビーム、 37,51は偏波面保存光ファイバ、 38は再生信号検出手段、 39は浮上スライダ、 40,80は磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置、 41は片面ディスク、 43はGd−Co系の記録膜、 48は電磁石、 56は偏光ビームスプリッタ、 57,58は受光素子、 59は差動増幅器、 60は出力端子、 61は半導体レーザ、 66a,66bは偏光面、 69は再生信号、 70a,70bは偏光のy方向成分、 71a,71bは偏光のx方向成分 を示す。
ディスク装置を示す図、 第3図は第2図中の一部を拡大して示す図、 第4図はファラデー効果による偏光面の回転及びx,y方
向の偏光成分を示す図、 第5図は再生信号を示す図、 第6図は本発明の一実施例の磁界変調オーバライト型光
磁気ディスク装置を示す図、 第7図は第6図中スライダの平面図、 第8図は従来の磁界変調オーバライト型光磁気ディスク
装置を示す図、 第9図はカー効果による偏光面の回転を示す図 である。 図において、 30は片面ディスク、 31は基板、 32は記録膜、 33は記録膜、 33は外部磁界印加手段、 34はレーザビーム照射手段、 35は直線偏光のレーザビーム、 36は透過したレーザビーム、 37,51は偏波面保存光ファイバ、 38は再生信号検出手段、 39は浮上スライダ、 40,80は磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置、 41は片面ディスク、 43はGd−Co系の記録膜、 48は電磁石、 56は偏光ビームスプリッタ、 57,58は受光素子、 59は差動増幅器、 60は出力端子、 61は半導体レーザ、 66a,66bは偏光面、 69は再生信号、 70a,70bは偏光のy方向成分、 71a,71bは偏光のx方向成分 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 靖之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−222455(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】基板上に光透過性を有し且つファラデー効
果を有する記録膜を備えた片面ディスクと、 上記片面ディスクの上記記録膜側に設けてあり、該片面
ディスクの回転による空気流によって流体浮上する浮上
スライダと、 該浮上スライダに設けてあり、オーバライト時に上記片
面ディスクの上記記録膜側から該記録膜に外部磁界を印
加する外部磁界印加手段と、 オーバライト時及び再生時に上記片面ディスクの上記基
板側から上記記録膜にレーザビームを照射する手段と、 該浮上スライダに設けてあり、上記記録膜を透過して偏
光面が回転されたレーザビームをその偏波面を保ったま
ま導く偏波面保存光ファイバと、 上記浮上スライダ上に設けてあり、該偏波面保存光ファ
イバを通して導かれたレーザビームから再生信号を検出
する再生信号検出手段とよりなることを特徴とするオー
バライト型光磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008177A JP2716988B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008177A JP2716988B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02187951A JPH02187951A (ja) | 1990-07-24 |
JP2716988B2 true JP2716988B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=11686035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1008177A Expired - Lifetime JP2716988B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 磁界変調オーバライト型光磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2716988B2 (ja) |
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JP2800003B2 (ja) * | 1987-03-25 | 1998-09-21 | 株式会社リコー | 光磁気記録方法 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP1008177A patent/JP2716988B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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