JP2716369B2 - トイレの床構造 - Google Patents

トイレの床構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトイレの床構造に関し、
特に、便器の汚水出口と床下の汚水管との接続位置を変
更可能な床構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋内の水洗トイレまたは簡易水洗トイレ
では、図1(b)に示すように、便器11の汚水出口1
3と、床下31の汚水管22とが床30を介して接続さ
れており、便器11からの汚水は、汚水管22を通って
地下に埋設されたタンクや下水道に送られるようになっ
ている。従って、床30には汚水出口13と汚水管22
とを接続するための連通孔41を開けておく必要があ
る。ここで、汚水出口13の位置は、図1(a)に実線
13aおよび点線13bで示すように便器11の種類に
よって異なり、現状でも32種類ほどある場合があるの
で、それに応じて、連通孔41の開口位置が決定され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、床30に連通孔41を形成しただけの接続構造
では、便器11を交換するときに大掛かりな工事が必要
となる場合がある。すなわち、前面壁51の近くに連通
孔41を形成して、図1(a)に実線13aで示すよう
に前方寄り11aの位置に汚水出口13がある便器11
を設置した状態から、図1(a)に点線13bで示すよ
うに、手前側11bに汚水出口13がある便器11に交
換しようとすると、便器11が前面壁51に突き当たる
ので、前面壁51から離れた位置に連通孔41を改めて
開けて汚水出口13と汚水管22とを接続する必要があ
る。また、便器11が前面壁51に突き当たらない場合
でも、給水タンク12の設置スペースを確保するため
に、連通孔41を改めて開ける場合もある。さらに、床
30に対する工事では充分でなく、前方壁51の工事ま
でも必要な場合がある。
【0004】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
便器の汚水出口と床下の汚水管との接続位置を簡単に変
更できるトイレの床構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、トイレの床面上に設置された便器の汚
水出口と、床下の汚水管とを床を介して接続するための
トイレの床構造において、 上面および下面で開口する
連通孔が形成された接続部材と、この接続部材をトイレ
の床に沿ってトイレの前面壁に接近する方向および離間
する方向に移動可能な状態に支持しながら床に固定され
た接続部材支持機構とを設け、この接続部材支持機構お
よび接続部材を覆う床材には、接続部材を移動させたと
きに連通孔の上面開口が移動する範囲にわたって窓を開
口し、この窓および連通孔を介して汚水出口と汚水管と
を接続したことに特徴を有する。
【0006】本発明において、接続部材は、連通孔が上
下面で開口する平板として構成する場合があり、この場
合には、接続部材支持機構に対して、接続部材が移動可
能なように上下方向から挟んで支持する上方案内部材お
よび下方案内部材と、これらの案内部材を床の根太間に
固定する固定具とを設ける。
【0007】本発明において、接続部材を、その移動方
向に延びる管状基部と、この管状基部の先端側から上方
に向けて延びて上端開口が汚水出口に接続される入口側
管部とを備える第1の管体で構成し、接続部材支持機構
を、第1の管体の管状基部をその差し込み深さを変更可
能な状態で支持する支持管部と、この支持管部を介して
管状基部内に連通しながら下方に向けて延び、下端開口
が汚水管側に接続される出口側管部とを備える第2の管
体で構成する場合があり、この場合には、連通孔は、第
1および第2の管体の内部管路として構成される。
【0008】
【作用】本発明に係るトイレの床構造においては、ま
ず、設置すべき便器の汚水出口の位置に合わせて、接続
部材を移動させ、連通孔の位置を設定する。この状態
で、接続部材の連通孔および床の窓を介して便器の汚水
出口と床下の汚水管とを接続する。この状態から、汚水
出口と汚水管との接続位置を変更する場合には、接続部
材を移動させ、連通孔の位置を所定の位置に変更する。
しかる後に、接続部材の連通孔および床の窓を介して、
便器の汚水出口と床下の汚水管とを接続し直す。従っ
て、床に新たな連通孔を形成しなくても、汚水出口と汚
水管との接続位置を簡単に変更でき、床に対して大掛か
りな工事が不要である。
【0009】
【実施例】図面に基づいて、本発明の実施例を説明す
る。
【0010】〔実施例1〕図1(a)、(b)は、屋内
トイレでの便器の配置を示す説明図である。
【0011】図1(a)、(b)において、水洗トイレ
10は、洋式の便器11およびその給水タンク12など
から構成され、便器11の底部には、汚水出口13が形
成されている。屋内トイレでは、その床下31に汚水管
22が配置されており、便器11の汚水出口13から排
出された汚水を汚水管22を通してタンクなどに送るこ
とが可能になっている。ここで、汚水管22と汚水出口
13とは、床30を介して接続されているため、床30
の側に連通孔41を形成し、この連通孔41を通して汚
水管22と汚水出口13とを接続することになる。
【0012】一方、便器11は、その形式によって、図
1(a)に実線13aおよび点線13bで示すように、
汚水出口13が便器11の前方寄り11a、または手前
側11bの位置に形成されているなど、汚水出口13の
位置が異なる。従って、汚水出口13が前方寄り11a
に位置に形成されている便器11を設置する場合には、
前面壁51に近い位置、たとえば、前面壁51から12
0mmの位置に連通孔41を形成する。一方、汚水出口
13の位置が手前側11bの位置にある便器11を設置
する場合には、便器11が前面壁51に突き当たらない
ように、前面壁51から離れた位置、たとえば、前面壁
51から580mmの位置に連通孔41が必要になる。
このような場合でも、本例では、以下に説明するよう
に、床30に改めて連通孔41を形成しなくても、連通
孔41の位置を変更できるようにしてある。
【0013】図2は、本例の屋内トイレの床構造を示す
説明図であり、床材などを剥がした状態で示してある。
図3は、図2のA−A′線における断面図、図4(a)
は、図2のB−B′線における断面図、図4(b)は、
汚水出口と汚水管との連結部分の拡大図である。
【0014】図2において、コンクリート基礎32の間
には、根太33A〜33Dを渡してあり、その上面に床
材34が張られるようになっている。4本の根太33A
〜33Dのうち、根太33C、33Dの間には、便器1
0の重さに耐え得るように、補強用の根太33E、33
Fが渡されている。
【0015】補強用の根太33E、33Fの間には、ボ
ルトや接着材などで重ねられた矩形の上部案内板42
(上部案内部材)および下部案内板43(下部案内部
材)が配置され、下部案内板43には、固定具44が左
右に3本ずつ取り付けられている。これらの固定具44
は、下部案内板43の側方に張り出して補強用の根太3
3E、33Fの溝35内に掛けられて、上部案内板42
および下部案内板43を床30に固定している。なお、
根太33A〜33Dと補強用の根太33E、33Fとの
結合にも溝39を用いてあるため、それらの表面に不要
な凹凸がなく、床材34を張るのに支障がない。
【0016】上部案内板42には、前面壁51に対して
所定の距離を隔てた位置から離間する方向に向けて延び
る矩形の長い窓420が形成されている。一方、上部案
内板42に被さるようにして、根太33A〜33Fの上
面に張られる床材34にも、上部案内板42の窓420
の重なるようにして矩形の長い窓340が形成されてい
る。床材34は、クッション層が上張りされたコンパネ
からなる。なお、床板34に一点鎖線で示したのは、便
器11の設置位置であり、便器11は、窓340を覆う
ように設置される。
【0017】図3において、上部案内板42と下部案内
板43との間には、その幅方向の略中央部分に隙間46
が形成されている。隙間46には、矩形のスライド板4
7(接続部材)が挿入されている。
【0018】図4(a)に示すように、スライド板47
は、上部案内板42と下部案内板43とによって支持さ
れながら隙間46の内部を床30に沿って前面壁51に
接近する方向(矢印Cで示す。)、および前面壁51か
ら離間する方向(矢印Dで示す。)のいずれの方向にも
スライド可能であり、本例では、上部案内板42、下部
案内板43、および固定具44によって、スライド板支
持機構40(接続部材支持機構)が構成されている。
【0019】スライド板47には、幅方向の略中央部分
に円形の穴が形成され、これが汚水管22と汚水出口1
3とを接続するための連通孔41である。連通孔41
は、スライド板47を前面壁51に接近する方向(矢印
Cで示す。)、および前面壁51から離間する方向(矢
印Dで示す。)のいずれの方向にスライドさせても、上
部案内板42の窓420、および床板34の窓340の
内側に常に位置している。一方、下部案内板43にも、
上部案内板42の窓420に重なるようにして窓430
が形成されている。従って、連通孔41は、窓340、
420を介して床30の上面に向けて開放状態にあり、
窓430を介して床下31に向けて開放状態にある。
【0020】このように構成した床構造を用いて行なっ
た屋内トイレの配管構造の一例を図4(a)、(b)を
参照して説明する。
【0021】図4(a)に示すように、公共下水道未使
用地区で汲み取りを余儀無くされている場合に、簡易水
洗便器を設置するには、まず、地中Gにタンク15を埋
設しておき、そこから屋内トイレ10の床下31まで汚
水管22を引いておく。ここで、汚水管22は、地中G
に埋設された硬質塩化ビニル樹脂製のパイプ221に対
して地上の蛇腹管222を接続することにより構成され
ている。
【0022】また、図4(b)に示すように、スライド
板47自身に対して汚水管22からのフランジ29をボ
ルト299で固定しておく。一方、床30の上面には、
便器11を設置する。便器11の下面には、汚水出口1
3に連通するように排出管131をボルト111で取り
付けてあり、この排出管131の下端側をフランジ29
の内部に接続する。ここで、フランジ29の上端が床面
から突出する場合、あるいは突出しない場合があるが、
いずれの場合でも、排出管131の下端側をテーパ状の
外周面139にしてゴム糊などで接着すれば、排出管1
31とフランジ29とを密着した状態に連結できる。フ
ランジ29の下端部290は、下部案内板43の窓43
0を通って下方に延びており、その下端側を蛇腹管22
2に接続する。蛇腹管222とフランジ29の下端部2
90との接続部分にはゴムリング241を装着し、そこ
での脱落防止と漏れ防止とを図ってある。
【0023】このようにして便器11を設置した場合に
は、汚水出口13が便器11の前方寄り11aにあるた
め、連通孔41は、たとえば前面壁51から120mm
の位置(前面壁51に近い位置)にある。この状態か
ら、汚水出口13が手前側11bにある便器11に交換
する場合には、前面壁51から580mmの前面壁51
から離れた位置に連通孔41が必要である。このような
とき、以下のようにして連通孔41の位置を変更する。
【0024】まず、便器11を床30から外すととも
に、排出管13をフランジ29から外す。
【0025】次に、図5に示すように、上部案内板42
と下部案内板43との間からスライド板47を矢印Dの
方向に引き出して、連通孔41を前面壁51から離間し
た位置に変更する。このとき、フランジ29も移動し、
それに追従して汚水管22の蛇腹管222も移動する。
【0026】しかる後に、新たな便器11および排出管
133の位置をフランジ29(連通孔41)の位置に合
わせながら、排出管133をフランジ29に接続して、
便器11の設置作業が完了する。
【0027】このように、本例のトイレの床構造によれ
ば、汚水出口13と汚水管22との接続位置を変更する
必要があっても、スライド板47を移動させるだけで、
不要な部分を塞いだまま、連通孔41の位置を変更でき
る。それ故、床30などに対して大掛かりが工事が不要
であるため、施工工事を短期間のうちに行なえるととも
に、工事費用が安く済む。
【0028】〔実施例2〕図6は、実施例2に係る屋内
トイレの床構造を示す説明図である。本例では、屋内ト
イレのうち、床30に嵩上げ部分35が形成されている
トイレなどに適した床構造であり、嵩上げ部分35を実
質の床として便器11が設置されている。
【0029】嵩上げ部分35の内部には、便器11の汚
水出口13と床下31の汚水管22との連結位置を自在
に変更可能な接続器具60が組み込まれ、この接続器具
60は、第1の管体61(接続部材)と第2の管体62
とから構成されている。本例では、第1の管体61およ
び第2の管体62の内部管路が連通孔64とされ、この
連通孔64を介して、汚水出口13と汚水管22とが接
続される。また、第2の管体62は、嵩上げ部分35の
内部に固定されているのに対して、第1の管体61は、
第2の管体61に支持されながら床30に沿ってスライ
ドして、前面壁51に接近する方向(矢印Cで示
す。)、および前面壁51から離間する方向(矢印Dで
示す。)のいずれの方向にも伸縮可能である。ここで、
第1の管体61がスライドしたときに、その連通孔64
が移動する範囲、すなわち、上端開口610の移動する
範囲にわたって、嵩上げ部分35の上面を構成する床材
34には矩形の長い窓340が形成されている。
【0030】図7を参照して、接続器具60の構成を詳
述する。図7(a)は、接続器具の構造を示す斜視図、
図7(b)は、その縦断面図である。
【0031】これらの図において、第1の管体61に
は、そのスライド方向に延びる角筒状の管状基部66
と、この管状基部66の先端側から上方に向けて延びる
円筒状の入口側管部67とが形成され、その上端開口6
10は、汚水出口13の側にフランジ(図示せず。)な
どを介して接続される。
【0032】第2の管体62には、内部に差し込まれた
第1の管体61の管状基部66をその差し込み深さを変
更可能な状態で支持する角筒状の支持管部68と、この
支持管部68を介して第1の管体61内に連通しながら
下方に向けて延びる円筒状の出口側管部69とが形成さ
れ、その下端開口620は、汚水管22の側にフランジ
(図示せず。)などを介して接続される。なお、嵩上げ
部35の床底36には、下端開口620が床下31に向
けて開放状態にあるように、窓360が開口されてい
る。
【0033】このように構成した床構造では、汚水出口
13が前方寄り11aの位置にある便器11を嵩上げ部
分35に設置するとき、第1の管体61を図7に点線で
示すように、第2の管体62から延ばして、連通孔64
の上端開口610を、たとえば前面壁51から120m
mの位置(前面壁51に近い位置)とする。
【0034】この状態から、汚水出口13が手前側11
bにある便器11に交換する場合には、前面壁51から
580mmの位置(前面壁51から離れた位置)に連通
孔64の上端開口610が必要である。そこで、第2の
管体62の下端開口620に汚水管22を接続したま
ま、これまで設置していた便器11を取り外した後に、
図7に実線で示すように、第2の管体62に対して第1
の管体61を引っ込める。その結果、連通孔64の上端
開口610は、前面壁51から約580mmの離間した
位置に移動する。しかる後に、便器11の汚水出口13
を連通孔64の上端開口610に接続して、設置作業を
終える。
【0035】このように、本例のトイレの床構造でも、
第1の管体61を第2の管体62に対して伸縮させるだ
けで、不要な部分を塞いだまま、連通孔64の位置を簡
単に変更できる。それ故、床30などに対して大掛かり
な工事が不要である。
【0036】なお、実施例1および実施例2のいずれの
場合でも、便器を交換する際に汚水出口と汚水管との接
続位置を変更する場合を例に説明したが、これに限ら
ず、洗浄水噴出装置付きの便器に交換するために、便器
と前面壁との間を拡げるときなど、その理由にかかわら
ず、汚水出口に対する汚水管の接続位置と前面壁との距
離を変更する全ての場合に対応できる。また、本例の床
構造は、洋式の大便器またはストール小便器など、便器
の汚水出口が50mmないし100mm位のφの便器で
あればいずれの便器にも用いることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るトイ
レの床構造では、便器の汚水出口と床下の汚水管とを接
続するための連通孔が形成された接続部材をトイレの床
に沿って前面壁に対して接近する方向および離間する方
向にスライド可能にするとともに、連通孔の移動範囲に
わたって床に窓を形成してあることに特徴を有する。従
って、本発明によれば、汚水出口と汚水管との接続位置
を変更する場合には、接続部材を移動させるだけで連通
孔の位置を変更することができるので、便器を交換する
ときでも、床に大掛かりな工事が不要である。それ故、
工事期間を短縮できるとともに、工事費用が安く済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、トイレでの便器などの配置
を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例1に係る屋内トイレの床構造を
床材を剥がした状態で示す説明図である。
【図3】図2のA−A′線における断面図である。
【図4】(a)は、図2のB−B′線における断面図、
(b)は、便器の汚水出口と床下の汚水管との接続部分
に対する拡大図である。
【図5】図4(a)に示す状態から、便器の汚水出口と
床下の汚水管とを接続する連通孔の位置を変更した後の
状態を示す断面図である。
【図6】本発明の実施例2に係る屋内トイレの床構造の
要部を示す説明図である。
【図7】(a)は、図6に示す床構造において、それに
組み込んだ接続器具の外観を示す斜視図、(b)はその
断面図である。
【符号の説明】
11・・・便器 13・・・汚水出口 22・・・汚水管 29・・・フランジ 30・・・床 31・・・床下 33A〜33F・・・根太 34・・・床材 36・・・床底 40・・・スライド板支持機構(接続部材支持機構) 41、64・・・連通孔 42・・・上部案内板(上部案内部材) 43・・・下部案内板(下部案内部材) 46・・・隙間 47・・・スライド板(接続部材) 51・・・前面壁 60・・・接続器具 61・・・第1の管体(接続部材) 62・・・第2の管体(接続部材支持機構) 66・・・管状基部 67・・・入口側管部 68・・・支持管部 69・・・出口側管部 130・・・排出管 222・・・汚水管の蛇腹管 340、360、420、430・・・窓 C・・・前面壁に接近する方向 D・・・前面壁から離間する方向

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレの床面上に設置された便器の汚水
    出口と、床下の汚水管とを床を介して接続するためのト
    イレの床構造において、 上面および下面で開口する連通孔が形成された接続部材
    と、この接続部材をトイレの床に沿ってトイレの前面壁
    に接近する方向および離間する方向に移動可能な状態に
    支持しながら床に固定された接続部材支持機構とを有
    し、 この接続部材支持機構および前記接続部材を覆う床材に
    は、前記接続部材を移動させたときに前記連通孔の上面
    開口が移動する範囲にわたって窓が形成され、この窓お
    よび前記連通孔を介して前記汚水出口と前記汚水管とが
    接続されていることを特徴とするトイレの床構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記接続部材は、前
    記連通孔が形成された平板で構成され、前記接続部材支
    持機構は、前記接続部材が移動可能なように上下方向か
    ら挟んで支持する上方案内部材および下方案内部材と、
    これらの案内部材を床の根太間に固定する固定具とによ
    って構成されていることを特徴とするトイレの床構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記接続部材は、そ
    の移動方向に延びる管状基部と、この管状基部の先端側
    から上方に向けて延び、上端開口が前記汚水出口側に接
    続される入口側管部とを備える第1の管体で構成され、 前記接続部材支持機構は、前記管状基部をその差し込み
    深さを変更可能な状態で支持する支持管部と、この支持
    管部を介して前記第1の管体内に連通しながら下方に向
    けて延び、下端開口が前記汚水管側に接続される出口側
    管部とを備える第2の管体で構成され、 前記連通孔は、前記第1および第2の管体の内部管路で
    構成されていることを特徴とするトイレの床構造。
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