JP2835027B2 - 収納式水洗便所装置 - Google Patents

収納式水洗便所装置

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JP2835027B2
JP2835027B2 JP7312775A JP31277595A JP2835027B2 JP 2835027 B2 JP2835027 B2 JP 2835027B2 JP 7312775 A JP7312775 A JP 7312775A JP 31277595 A JP31277595 A JP 31277595A JP 2835027 B2 JP2835027 B2 JP 2835027B2
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toilet
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wash basin
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ハーモス マンゲイラ ベント
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DARUTON UIEIRA ESUTERIITA RINSU
GIRERUME SEZAARU SARUSHINERI
JOZEE UERINTON GONSARUESU DE HEZENJI
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DARUTON UIEIRA ESUTERIITA RINSU
GIRERUME SEZAARU SARUSHINERI
JOZEE UERINTON GONSARUESU DE HEZENJI
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住居用家屋やその他
の建築物あるいは各種の乗物に用いられる水洗便所装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の水洗便所装置は建築物の構
造や内装工事と密接に関わりあうことから、その設置の
ための準備が建築物の基本工事段階から工程に合わせて
進められていた。便所は家屋内でも建築単価が最も高い
部分に設置されるので面積の縮小を計る必要があり、基
本工事の完成後に便器やその他の付属装置を個別に設置
して配管の接続を行い、さらに便所内の内装仕上を行っ
ているため、かなりの工事期間を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の便所は
可成りの面積を占めるため、その他の浴室や洗面所とと
もに占める面積を実質的に小さくし、また、建築工程に
おいて基本工事段階から独立した自由な時期に設置可能
として工事期間を短縮し、さらに清掃や保全の簡単なも
のとすることが望ましい。
【0004】本発明はこれらの課題を解決して、必要な
最小面積で事足り、建築期間の短縮ができて保全の簡単
な水洗便所装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために本発明は、予め設定された便所ブース内に設置さ
れる水洗便所装置、または予め製作される組立式ブース
と便器とよりなる水洗便所装置において、便所内の利用
者が使用する区域と、水洗便所装置に対する給排水管を
収容する配管ダクト空間との間を仕切り、非使用時の便
器を収容するための収納部を有する背面パネルと、利用
者の区域の床上に支持具により支持され、該支持具の有
する回転機構により上後方に回転して背面パネルの収納
部内に収容され、または、該収納部から引き出され回転
して使用位置に置かれる便器とを有している。
【0006】本発明の実施態様においては、便器の回転
機構が、便器下部の水平排水管部分が貫通して支持され
る内外2重リングよりなり、その外側リングは支持具に
固定されて便器の重量を受け、内側リングは水平排水管
部分に固定されて外側リングに対して滑動が可能とさ
れ、かつ、内側リングの側辺に形成された立上り部にあ
る開口部は、外側リングに固定されたプレートと係合す
ることにより、便器の引出し位置と収納時の位置が保持
されるように構成されている。
【0007】本発明の他の実施態様においては、さら
に、洗面台が便器上方の背面パネル上に設置され、か
つ、背面パネルに設置された収納部に該洗面台が、背面
パネルに支持された洗面台の軸のまわりに回転して収容
され、また、さらにシャワーが設置されている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
7を参照して説明する。
【0009】本発明の収納式水洗便所装置を構成する装
置一式は、単独の便器のみとして、または洗面台やシャ
ワーそれぞれを組合わせて次のようなセットにすること
ができる。
【0010】(a)便器4のみのセット (b)便器4と洗面台3のセット (c)便器4と洗面台3およびシャワー2のセット 上記の3セットについて、それぞれ説明する。
【0011】(a)便器4 1.収納方式:本発明による便器4の主な特徴は、それ
が背面パネルの収納部4l(図6)内に収納可能である
ということであり、開いて使用可能状態にしておくこと
も(図2)、収納(折り畳み)状態にしておくこともで
きる(図3)。便器を開いておくには、そのためのスペ
ースが必要とされるだけで、直ちに使用できる。収納状
態にあると、便器が占めていたスペースは全く自由にな
り、使用状態に置かれていた便器の場所に入口ドアが開
くようになる。
【0012】2.寸法および形状:通常の便器の寸法お
よび形状に等しく、使用のために引出した状態での高さ
も同様である。排水管からの悪臭を防ぐためのサイフォ
ンが便器本体にはついていないので、便器の形はより簡
単になって機能上便利になり、外観も良くなっている。
【0013】3.材料:便器は、陶器も含め、多様な材
料でできる。しかし、適切で好ましい材料は合成物質で
あり、軽く、防水性に優れ、滑らかな表面を持ち、液体
やその他排泄物などの作用に耐性のある材質が用いられ
る。
【0014】4.水洗システムの機能:便器用の水洗用
管4gは、背面パネル1の後方の配管ダクト内に設置さ
れた、便器より上部にある水槽12(水洗作動のボタン
が着いている)に接続されている(図5)。使用する管
は、便器の回転に伴うように柔軟性のある材料が用いら
れる。便器からの排水管4hは、便器の底部から配管ダ
クト内の下水管13への捌口まで続く(図4)。この管
も柔軟性のある材料が用いられ、その曲がりと高さを調
節することによってサイフォン原理で機能する。また、
それによって便器内の水位も、使用状態、収納状態に関
わり無く調節・制限できる。
【0015】5.便器の支え:便器は、背面パネルの下
端後方附近で床に固定されている2個の金属製の支持具
4aで支えられる(図4)。この2個の支持具には、便
器の利用者からは見えないが、便器をパネル後方に収納
するための回転機構が設けられており、また、この回転
機構によって、便器の使用状態もしくは収納状態の位置
が設定できるようになっている。支持具の設置部位は、
便器がブースの床から距離を置き、床全体にはなにも無
いように考えられている。
【0016】6.背面パネル1:便器使用に必要なすべ
ての水洗設備は、便器を支える支持具4aも含めてすべ
てパネル1で隠されている。背面パネルは、仕切りの役
割の他に鏡および点検用窓口5、小物用の棚6、シャワ
ーの水圧調節コック7、水洗バルブ作動ボタン8、収納
式ペーパーホルダー9、そして収納式石鹸入れ10が取
り付けられる(図1)。この背面パネルは、様々な形態
で、外観も美しく仕上げられる。
【0017】7.衛生面:便器は、収納されると背面パ
ネルで直接カバーされるので、蓋を必要としない。これ
によって、設備の清掃も簡単になる。
【0018】(b)便器4と洗面台3のセット 便器の特徴は、上記のものと同じであり、洗面台3も通
常セットの特徴と同じである。
【0019】1.収納方式:本発明による洗面台3の主
な特徴も、背面パネル内に収納(折り畳み)できること
であり、(a)項1.で挙げたものと同様である。
【0020】2.寸法および形状:通常の洗面台と同じ
寸法と形状を有し、取り付けの高さについても同様であ
る。
【0021】3.材料:(a)項3.で述べた便器の場
合と同様であるが、耐性に関しては、洗面台3の場合、
そのような配慮は必要ない。
【0022】4.配水システムの機能:洗面器用の給水
管3hが給水本管から洗面台の蛇口に繋がり、固定され
る(図5)。排水管3iは洗面台の底部排水口から出
て、床面の高さに位置する水槽11に繋がり、そこから
サイフォン管11cを経て下水管13への排水口に続く
(図4)。給水管3hおよび排水管3iも柔軟な材料で
出来ていて、洗面台の回転に伴って動くようになってい
る。
【0023】5.洗面台の支え:洗面台本体に付いてい
る2本の軸3aを、背面パネルの収納部3n(図6)に
固定されている金属製のリング3bに取り付けて支えと
する。洗面台は重くないので、背面パネルにある嵌め込
み部分(3e、3f)にあてつけられた状態のままで、
使用もしくは収納される(図11、12参照)。
【0024】(c)便器4と洗面台3およびシャワー2
のセット 便器4と洗面台3は(a)項および(b)項のものと同
じで、シャワー2も通常の洗面所で使用されるものと同
様である。
【0025】1.寸法と形状:予定されているシャワー
2は通常のシャワーであり、収納可能の特色はない。
【0026】2.配水システムの機能:洗面台と共用の
配水管からシャワーに繋がり、パネルに取り付けられて
いる水圧調節コック7で水量を調節できる。使用後の水
の取入れ口は、背面パネルの裏側の床の位置に備えられ
た水槽11を洗面台の排水と共用して、その側面11a
に繋がり、サイフォン管11cを介して排水口へと続く
(図14)。
【0027】3.支え:シャワーは軽量であるため、ボ
ルトでパネル本体に取り付けることができる。
【0028】(d)各セット”a”、”b”、”c”に
おける共通事項 背面パネル1:利用者が占めるスペースと配管ダクトを
仕切る背面パネルは、上記3通りのセットで共通してい
る。この背面パネルは本発明の水洗便所装置がうまく機
能するために重要な役割を持っている。
【0029】1.背面パネルには、セットを構成する装
置とその補完部品、すなわちシャワー2、洗面台3、便
器4、に加え、鏡5(この鏡は取り外し可能なので、鏡
を取り外すと背面パネルの後方に設置されている装置の
保全・点検のための窓口としても利用できる)、小物用
の棚6、シャワーの水圧調節コック7、便器の水洗作動
ボタン8、収納式ペーパーホルダー9、収納式石鹸入れ
10が取り付けられる。
【0030】2.背面パネルの後方にある配水管装置の
保全はその場でできる。簡単な修理には、鏡兼点検用窓
口を通じて行う。より複雑な作業の場合には、パネルの
一部分もしくはパネル全体を取り外して行う。この種の
保全は便器の修理の場合でも可能で、その他の設備を動
かさずに修理することも取換えることもできる。
【0031】3.使用ブース:背面パネルは両側面パネ
ルと扉付き正面パネルおよび天井パネル、床パネルとと
もに使用個所で組立てて本水洗便所装置の使用ブースを
構成することができる。また、背面パネル以外のものは
建築業者の担当として通常の方法でブースをつくり、建
築工事の完了後に背面パネルのみを持ち込んでこのブー
スに組付けることも可能である。いずれの場合も壁面と
床はタイル張りとし、扉は防水性の材料が用いられる。
【0032】本発明の収納式水洗便所装置は上述した構
成を有することにより、セットcの場合はそれぞれの用
途にしたがって3通りの利用ができる。すなわち、ひと
つの目的で使用されている時には他の設備は収納されて
いる。図7(a),(b),(c)は、それぞれ次の3
通りの利用状態を示している。
【0033】(a)便器使用時:便器4を使用する際に
は、便器は使用状態に置かれ、洗面台3は収納されてお
り、シャワー2はそのままである。
【0034】(b)洗面台使用時:洗面台3を使用する
には、まずそれを使用状態にして、便器を畳み込む。シ
ャワーはそのままの状態を保つ。
【0035】(c)シャワー使用時:シャワー2の使用
の際には、便器4と洗面台3を収納状態に置く。したが
って、使用ブースの建築面積は、非収納式の通常の装置
に比較して大幅に縮小される。セットa,bの場合にも
同様に、それぞれ建築面積を縮小することができる。
【0036】
【実施例】本発明の収納式水洗便所装置の一実施例を図
面を参照してさらに説明する。
【0037】本実施例のブースの面積は、図2,3,4
に示すように内部寸法が0.80m×0.80mで設計
され、それに0.25m×0.80mの追加面積が水洗
装置やその他の配水装置収納のための配管ダクト用の面
積として確保され、ブースの高さは2.4mである。背
面パネル1はブースと配管ダクトとの間を仕切るが容易
に取り外しができる。背面パネル1と対面する正面パネ
ルには0.60m×2.10mの防水性材料で作られた
出入り用扉が付いている。但し、ここに挙げた寸法は、
設置場所や必要性に応じて変えることができる。背面パ
ネル裏側の配管ダクト内には、給水管、水洗装置、水流
調節装置、排水管、排水槽、便器の支持具、パネルの支
えなどが収容される。
【0038】添付図1〜5に示すように、シャワー2、
洗面台3および便器4は、背面パネル1の中心線に沿っ
た上下方向に配置されている。背面パネル1に付けられ
た鏡5は、開けると、内部を点検するための窓口とな
る。また、背面パネル1には小物用の棚6、シャワーの
調節コック7、水洗作動ボタン8、収納式のペーパーホ
ルダー9および収納式石鹸入れ10が付いている。
【0039】装置への給水は給水本管の一箇所で行わ
れ、そこから便器の水洗装置12、シャワー2および洗
面台3へと配水される。水洗バルブ作動ボタン8とシャ
ワーの調節コック7は背面パネル1に取り付けられてお
り、洗面用の蛇口は洗面台に付いているのが図5より分
る。
【0040】下水も一点に集中する。図4に示すように
建物内に設置する場合には、配管ダクト内に専用の下水
管13があり、それに沿って通気用のパイプ14があ
る。洗面台3とシャワー2に使われた水は水槽11とサ
イフォン管11cを通って悪臭の侵入を防ぎ、最終的に
捌口へと流れる。便器4はその排水管4hがすでにサイ
フォンを構成しているので、汚水は直接に下水管13へ
流れる。便器と洗面台の収納回転に必要な部分は給水管
および排水管とも柔軟性のあるフレキシブルパイプを使
用する。
【0041】次に、便器の支持と、収納のための回転機
構を図8,9,10を参照して説明する。
【0042】口径40ミリのフレキシブル・チューブ4
gは、水洗用水の取入れ用であり、便器の突起部に金属
製の止め具4iで接続され、その止め具がチューブを固
定し、漏れを防ぐようにする。口径80ミリのフレキシ
ブル・チューブ4hは、便器の水洗後の排水を受けるた
めであり、同時にサイフォンとしても機能する。便器本
体下部の水平排水管の部分4jに金属製の止め具4iで
接続され、その止め具がチューブを固定し、漏れを防
ぐ。金属製の支持具4aは、便器とそれを使用する人の
重みを支え、床の後部に固定され、便器が回転移動でき
るような機構が付いている。
【0043】この回転機構は、図9(a),(b),
(c)に示すように、便器下部の水平排水管部分4jが
貫通する金属製リング2個を重ねたものでできており、
そのうちの1個のリング4eは外側に配置され、金属製
の支持具4aに固定されて便器の支えとなる。他方のリ
ング4fは内側にあり、水平排水管部分4jに固定され
る。内側リング4fは外側リング4eの下でこれに沿っ
て滑るので、便器が回転することができる。内側リング
4fの側辺立上り部分にある開口部4cは、外側リング
4eに固定されたプレート4dと係合することにより内
側リング4fの回転範囲を制限し、便器の使用時と収納
時の位置を保持する。
【0044】次に、洗面台の支持と収納のための回転機
構について、図11,12,13を参照して説明する。
【0045】便器の場合と同様に、図13(a),
(b)に示すようにフレキシブル・チューブである給水
管3hおよび排水管3iが洗面台本体に金属製の止め具
3jで接続され、止め具がチューブを締めつけて液体の
漏れを防ぐ。
【0046】洗面台には軸3aが固定されていて背面パ
ネルに付いているリング3bに嵌込まれ、洗面台が軸3
aを中心にして回転させれば背面パネルの収納部3n内
に収納できる。支え3eは、洗面台が使用状態にある時
パネルに接触する部分である。洗面台をパネルに立て掛
けると、動きはそこで止まり、自体の重みで安定する。
これは、洗面台の重心がパネルの後方に移り、回転の動
きが前方ではなく、後方に向かうからである。引き手3
dは、洗面台本体にある凹みで、そこに指を掛けて洗面
台を引出しまたは収納できる。洗面台の支え3cは洗面
台に付属している2個の部品で、使用状態に置かれてい
る時、パネルに当たり、洗面台を安定させる。突起状を
しているので、洗面台が回転できるように背面パネルの
取付部分には開口部3gが必要になる。
【0047】最後に、本発明の収納式水洗便所装置の設
置の際の周辺工事について説明する。この場合、2通り
の状況が予想できる。第一は、通常の建築物内に設置す
る場合であり、第二には、プレハブブースと共に設置す
る場合である。これらの場合に必要な周辺の設備工事は
以下のとおりである。
【0048】a)通常の建築工事の場合。床はコンクリ
ートの床下地にタイルを敷きつめたもので、壁はタイル
張りされる。コンクリート製の天井は、下地に漆喰を塗
り、ペンキ塗装をする。入口のドアはアクリル製もしく
は防水材製のもの、便所用の室の建築は、家屋のその他
の部分の通常の方法に従い、同時に進められる。水洗便
所装置自体の設置は、その配水−水洗装置と共に建築工
事の終了間近に行えば良い。
【0049】b)プレハブブースの場合。ブースの建築
材料は、グラスファイバーのような合成材を使用して作
り、給水の取入れ口と排水の捌口が用意された場所に一
括して設置できるようにする。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の収納式水洗
便所装置は、便器あるいは洗面台を、それぞれ非使用時
には背面パネル内に収納可能に装着することにより、 1)設置用の面積が縮小される 2)通常の配管設備や水洗装置の設置工事に代って、簡
単な組立て作業のみですむので壁や床、天井の内部配管
を不要にする 3)便器が収納できるので、壁や床の清掃が簡単にな
り、衛生状態が極めて良いまた、製作工場で組立て完了
状態のまま運搬することができるので、 4)建築工事がすべて終了してから設備・装置を設置す
ることができるので、他の工事の邪魔にならない 5)工事時間が短縮できる その他 6)保全が簡単になる という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は便器および洗面台とも収納時の状
態を、図1(b)は両者とも使用時の状態を、それぞれ
示す背面パネルの1実施例の正面図である。
【図2】洗面台は収納され、便器は使用状態にある斜視
図である。
【図3】洗面台は使用状態にあり、便器は収納状態にあ
る斜視図である。
【図4】配管ダクトにおける便器および洗面台の排水管
の状況を示す斜視図である。
【図5】配管ダクトにおける便器、洗面台およびシャワ
ーへの給水管の状況を示す斜視図である。
【図6】背面パネルの裏面の斜視図である。
【図7】図7(a),(b),(c)はそれぞれ、使用
者が便器、洗面台、またはシャワーを利用するときの状
況を示す側面図である。
【図8】便器の構成を示す詳細図である。
【図9】図9(a)は便器の支持具の支持状況を、図9
(b)は便器の回転機構である2重リングを、また図9
(c)は図9(b)のA−A断面を、それぞれ示す詳細
図である。
【図10】図10(a),(b)は便器の給水管と排水
管それぞれの取付状況を示す詳細図である。
【図11】図11(a)は洗面台の構成を、図11
(b)はその背面パネルへの取付機構を示す詳細図であ
る。
【図12】図12(a)は洗面台の収納状況を示す側面
図、図12(b)は洗面台の回転軸(3a)および支え
部材(3c)を示す正面図、図12(c)は洗面台の使
用位置を示す側面図である。
【図13】図13(a),(b)はそれぞれ、洗面台の
給水管と排水管の洗面台への取付け状態を示す図であ
る。
【図14】図14(a),(b)はそれぞれ、シャワー
および洗面台の排水取り入れ装置の詳細を示す平面図と
断面図である。
【符号の説明】
1 背面パネル 2 シャワー 3 洗面台 4 便器 5 鏡兼点検用窓 3a 軸(洗面台) 4a 支持具(便器) 4c 開口部 4d プレート 4e 外側リング 4f 内側リング 4j 水平排水管部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 595168897 カルロス アルベルト アギアー Carlos Alberto Agu iar ブラジル国、セーエーペー 29010− 000、エスピリトサント州、ヴィトリア、 セントロ、フーア アルベルト デ オ リヴェイラ サントス、79番地、アパル タメント 701号 (73)特許権者 595168901 ジョゼー ウェリントン ゴンサルヴェ ス デ ヘゼンジ Jose Wellington Go ncalves De Rezende ブラジル国、セーエーペー 29065− 650、エスピリトサント州、ヴィトリア、 マータ ダ プライア、フーア ホーザ マルチネリ ヒッツィ、230番地 (73)特許権者 595168912 ギレルメ セザール サルシネリ Guilherme Cesar Sa rcinelli ブラジル国、セーエーペー 29052− 600、エスピリトサント州、ヴィトリア、 イーリャ ド ボイ、フーア アレフ イラール、10番地 (73)特許権者 595168923 ダルトン ヴィエイラ エステリータ リンス Dalton Vieira Este llita Lins ブラジル国、セーエーペー 22411− 002、ヒオ デ ジャネイロ州、ヒオ デ ジャネイロ、イパネマ、フーア バ ラウン ダ トーヘ、534番地、アパル タメント 501号 (72)発明者 ベント ハーモス マンゲイラ ブラジル国、セーエーペー 29060− 110、エスピリトサント州、ヴィトリア、 マータ ダ プライア、フーア カエタ ーノ ヴェロ、18番地 (72)発明者 カルロス アルベルト アギアー ブラジル国、セーエーペー 29010− 000、エスピリトサント州、ヴィトリア、 セントロ、フーア アルベルト デ オ リヴェイラ サントス、79番地、アパル タメント 701号 (56)参考文献 特開 平2−153134(JP,A) 特開 平2−304129(JP,A) 実開 昭53−89048(JP,U) 実開 平4−110858(JP,U) 特公 昭50−5867(JP,B1) 特公 昭49−42745(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 11/12 E03D 11/00 E04H 1/12 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された便所ブース内に設置され
    る水洗便所装置であって、 便所内の利用者が使用する区域と、水洗便所装置に対す
    る給排水管を収容する配管ダクト空間との間を仕切り、
    非使用時の便器を収容するための収納部を有する背面パ
    ネルと、 前記区域の床上に支持具により支持され、該支持具の有
    する回転機構により上後方に回転して前記背面パネルの
    収納部内に収容され、または、該収納部から引き出され
    回転して使用位置に置かれる便器と、 を有する収納式水洗便所装置において、 前記回転機構は便器下部の水平排水管部分(4j)が貫
    通して支持される内外2重リングよりなり、その外側リ
    ング(4e)は前記支持具(4a)に固定されて便器の
    重量を受け、内側リング(4f)は前記水平排水管部分
    (4j)に固定されて外側リング(4e)に対して滑動
    が可能とされ、かつ、内側リング(4f)の側辺に形成
    された立上り部にある開口部(4c)は、外側リング
    (4e)に固定されたプレート(4d)と係合すること
    により、便器の引出し位置と収納時の位置が保持される
    ことを特徴とする収納式水洗便所装置。
  2. 【請求項2】 予め製作される組立式ブースと便器とよ
    りなる水洗便所装置であって、 便所内の利用者が使用する区域と、水洗便所装置に対す
    る給排水管を収容する配管ダクト空間との間を仕切り、
    非使用時の便器を収容するための収納部を有する背面パ
    ネルと、 前記区域の床上に支持具により支持され、該支持具の有
    する回転機構により上後方に回転して前記背面パネルの
    収納部内に収容され、または、該収納部から引き出され
    回転して使用位置に置かれることのできる便器と、 を有する収納式水洗便所装置において、 前記回転機構は便器下部の水平排水管部分(4j)が貫
    通して支持される内外2重リングよりなり、その外側リ
    ング(4e)は前記支持具(4a)に固定されて便器の
    重量を受け、内側リング(4f)は前記水平排水管部分
    (4j)に固定 されて外側リング(4e)に対して滑動
    が可能とされ、かつ、内側リング(4f)の側辺に形成
    された立上り部にある開口部(4c)は、外側リング
    (4e)に固定されたプレート(4d)と係合すること
    により、便器の引出し位置と収納時の位置が保持される
    ことを特徴とする収納式水洗便所装置。
  3. 【請求項3】 さらに、洗面台が便器上方の背面パネル
    上に設置され、かつ、背面パネルに設置された収納部に
    該洗面台が、背面パネルに支持された洗面台の軸(3
    a)のまわりに回転して収容される請求項1または2記
    載の収納式水洗便所装置。
  4. 【請求項4】 さらに、シャワーを有する請求項記載
    の収納式水洗便所装置。
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