JP2715503B2 - カセットテープレコーダ - Google Patents

カセットテープレコーダ

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JP2715503B2
JP2715503B2 JP33285688A JP33285688A JP2715503B2 JP 2715503 B2 JP2715503 B2 JP 2715503B2 JP 33285688 A JP33285688 A JP 33285688A JP 33285688 A JP33285688 A JP 33285688A JP 2715503 B2 JP2715503 B2 JP 2715503B2
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JP
Japan
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circuit
recording
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switching
sound
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森田  哲
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は録音ポーズ機能を有するカセットテープレコ
ーダに関するものである。
従来の技術 従来、特に小型のテープレコーダにおいては録音及び
再生時にモータの回転をスイッチにより駆動,停止させ
るポーズ機能を搭載したものが多い。これは、メカニズ
ムの小型化に伴うメカニズムによるポーズ機能の実現が
困難なため、メカニズムはそのままでスイツチの切換え
動作によりモータの回転を制御し、テープ走行を駆動,
停止させようとするためである。
発明が解決しようとする課題 ところで、従来のポーズ回路付テープレコーダでは,
内蔵マイクにより録音しようとする音と同時に内部のモ
ータやメカニズムの動作音を録音してしまい明瞭度の悪
い録音となることを出来るだけ防止するため、前記内蔵
マイク入力回路の出力を下げたり、前記内蔵マイク入力
回路や録音アンプの周波数帯域を狭めている。このた
め、外部モニター出力端子にイヤホン等を接続し、録音
モニターする実使用状態ではテープに録音することはも
ちろんであるが、信号増幅するモニター(視聴器)とし
て利用する場合もある。したがって、この様な使用にお
いて、従来装置は、小さな音が聞きとれないとか、実際
の音と違って聞える等の問題を有していた。また、AGC
回路のリカバリータイムが長く設定されたままであるた
め、大きな音の直後の小さな音が聞こえない等の欠点を
有していた。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、ポーズ回路が
ON時、モータやメカニズムの動作が停止し、動作音の影
響が無くなる事を利用し、小さな音の判別や実際の音に
近い明瞭度の高いモニターを実現することができるカセ
ットテープレコーダを提供することである。
課題を解決するための手段 本発明のカセットテープレコーダは、録音時にスイッ
チの切換えによりテープ走行を駆動,停止させるポーズ
回路と、前記録音時に録音レベルを自動的にコントロー
ルするAGC回路と、録音アンプの周波数特性を決定する
イコライザ回路と、機器内部に配置されたマイクからの
出力レベルや周波数特性を決定する入力回路と、イヤホ
ン等を接続する外部モニター出力端子とを備え、前記ポ
ーズ回路のスイッチ切換え動作と連動して、前記AGC回
路のリカバリータイム及び前記録音アンプの周波数特性
並びに前記マイク入力回路の利得や周波数特性を変える
ようにしたものである。
作用 本発明は、上記の構成によって、イヤホン等により録
音モニターをしている状態において、ポーズ回路をONし
た時、大きな音の直後の小さな音のモニターや小さな音
の判別及び実際の音に近づけた明瞭な音のモニターを実
現することができるものである。
実施例 本発明の一実施例を図に基づいて説明する。図は本発
明のポーズ回路のスイッチ切換動作と連動したAGC回路
のリカバリータイム切換回路及びマイク入力回路の出力
レベル並びに周波数特性切換回路及び、録音アンプの周
波数特性切換回路を示すものである。同図において、1
は内蔵マイク、2はマイク入力回路周波数特性設定用コ
ンデンサ、3は同じく出力レベル設定用抵抗器、4は録
音アンプ、5はAGC回路リカバリータイム設定用抵抗
器、6は同じくリカバリータイム設定用コンデンサ、7
は録音アンプ周波数特性設定用抵抗器、8は同じく周波
数特性設定用コンデンサ、9は音量ボリューム、10はパ
ワーアンプ、11は外部モニター出力端子(ジャック)、
12はスピーカー、13は録音発生用ヘッド、14はモータ、
15はモータ制御用ガバナ回路、16はマイク入力回路周波
数特性切換用コンデンサ、17は同じく出力レベル切換用
抵抗器、18はポーズ回路切換スイッチ、19は切換スイッ
チ18と連動するリカバリータイム切換スイッチ、20はリ
カバリータイム切換用抵抗器、21は切換スイッチ18と連
動する録音アンプ周波数特性切換スイッチ、22は周波数
特性切換用コンデンサ、23は切換スイッチ18と連動する
マイク入力回路出力特性切換スイッチである。
次に動作を説明すると、内蔵マイク1より入力された
信号はマイク入力回路周波数特性設定用コンデンサ2及
び出力レベル設定用抵抗器3により出力特性を決定さ
れ、録音アンプ4に入力される。次に録音アンプ4によ
り増幅され、さらに内蔵されたAGC回路により自動的に
録音再生ヘッド13に流す録音電流のレベルを制御すると
共に、録音アンプ周波数特性設定用抵抗器7、コンデン
サ8からなる録音アンプイコライザ回路により録音電流
の周波数特性を制御している。さらに録音アンプ4で増
幅された信号は音量ポリューム9によりレベル制御さ
れ、パワーアンプ10に入力されて増幅され、外部モニタ
ー出力端子(ジャック)11によりイヤホンや外部スピー
カを駆動する。また外部モニター出力端子(ジャック)
11に何も接続されない場合は外部モニター出力端子11の
接点を通してスピーカ12を駆動する。またこの様な録音
動作中においてポーズ回路の動作はポーズ回路切換スイ
ッチ18の切換動作に応じて、モータ制御用ガバナ回路15
を制御してモータ14の回転を制御し、テープ走行を駆
動,停止させる。この動作において、図に示す様にポー
ズ回路切換スイッチ18を1→2(ON)にした場合、連動
するリカバリータイム切換スイッチ19及び、マイク入力
回路出力特性切換スイッチ23及び、録音アンプ周波数特
性切換スイッチ21も同様に1→2に切り換わり、録音ア
ンプ4は通常に比べAGC回路のリカバリータイム設定用
抵抗器5に切換用抵抗器20が並列に接続されるためにリ
カバリータイムが短くない、入力信号の強弱の急激な変
化も追従でき、さらにマイク入力回路は周波数特性切換
用コンデンサ16及び出力レベル切換用抵抗器が対アース
に接続された状態より解放されるため、マイク入力回路
の出力特性は周波数特性の高域が伸び、出力レベルが増
加する。このため遠くの音が良く聞こえる様になると共
に原音に近い明瞭なモニター音となる。さらに、録音ア
ンプ周波数特性設定用コンデンサ8に並列に接続されて
いた切換用コンデンサ22が切り離れ、設定用コンデンサ
8単独となるため、周波数特性の高域が伸びより原音に
近い明瞭なモニター音となる。また、この動作において
ポーズ回路切換スイッチ18が2の状態(OPEN)であるた
め、モータ制御用ガバナ回路15はモータ14を回転停止す
る様制御する。このためモータ14の回転音やメカニズム
の動作音の無い明瞭なモニターが出来る。
発明の効果 本発明によれば、ポーズ回路のスイッチ切換動作と連
動して録音アンプのAGC回路のリカバリータイム並びに
周波数特性及びマイク入力回路の出力レベル並びに周波
数特性を切り換えることにより、ポーズON状態にて遠く
の音の判別を可能とし、また原音に近い明瞭な音のモニ
ターができ、さらに急激な音の強弱変化にも対応できる
等、その実用上の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例におけるカセットテープレコーダ
の回路図である。 1……内蔵マイク、2……マイク入力回路周波数特性設
定用コンデンサ、3……マイク入力回路出力レベル設定
用抵抗器、4……録音アンプ、5……AGC回路リカバリ
ータイム設定用抵抗器、6……AGC回路リカバリータイ
ム設定用コンデンサ、7……録音アンプ周波数特性設定
用抵抗器、8……録音アンプ周波数特性設定用コンデン
サ、11……外部モニター出力端子(ジャック)、16……
マイク入力回路周波数特性切換用コンデンサ、17……マ
イク入力回路出力レベル切換用抵抗器、18……ポーズ回
路切換スイッチ、19……リカバリータイム切換スイッ
チ、20……リカバリータイム切換用抵抗器、21……録音
アンプ周波数特性切換スイッチ、22……録音アンプ周波
数特性切換用コンデンサ、23……マイク入力回路出力特
性切換スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】録音時にスイッチの切換えによりテープ走
    行を駆動,停止させるポーズ回路と、前記録音時に録音
    レベルを自動的にコントロールするAGC回路と、録音ア
    ンプの周波数特性を決定するイコライザ回路と、機器内
    部に配置されたマイクからの出力レベルや周波数特性を
    決定する入力回路と、イヤホン等を接続する外部モニタ
    ー出力端子とを備え、前記ポーズ回路のスイッチ切換動
    作と連動して、前記AGC回路のリカバリータイム及び前
    記録音アンプの周波数特性並びに前記マイク入力回路の
    利得や周波数特性を変化させるように構成したことを特
    徴とするカセットテープレコーダ。
JP33285688A 1988-12-27 1988-12-27 カセットテープレコーダ Expired - Lifetime JP2715503B2 (ja)

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JPH02177005A JPH02177005A (ja) 1990-07-10
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