JP2715157B2 - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置

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JP2715157B2 JP1262188A JP26218889A JP2715157B2 JP 2715157 B2 JP2715157 B2 JP 2715157B2 JP 1262188 A JP1262188 A JP 1262188A JP 26218889 A JP26218889 A JP 26218889A JP 2715157 B2 JP2715157 B2 JP 2715157B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は小型・薄型化が容易なカード搬送装置に関
し、例えばプリペイドカード、キヤツシユカード、入場
券等のカード類の読取/書込機等に最適なカード搬送装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のカード搬送装置においては、電磁モー
タを駆動源として、歯車やベルト等を介してカード搬送
用のローラを回転させ、該ローラとの摩擦力によりカー
ド搬送を行なつていた。
[発明が解決しようとする課題] このため、構造が複雑となり、信頼性の面で問題があ
るとともに、小型・薄型化が難しい欠点を有していた。
また、電磁モータを駆動源とするため、電磁ノイズが
発生し、磁気カード等を搬送する場合には電磁ノイズに
よる誤動作の発生や書込み情報の破壊等が起こる可能性
がある。このため、電磁ノイズに対する配慮も欠かせな
いものであつた。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述の課題を解決することを目的として成さ
れたもので、構造が簡単でかつ小型・薄型化が容易なう
え、電磁ノイズが発生することのないカード搬送装置を
提供することを目的とする。
上述の目的を達成する一手段として本実施例は以下の
構成を備える。
即ち、背面に圧電歪素子を配設し上下運動を行なう上
下振動弾性板と、該上下振動弾性板の圧電歪素子に所定
方向の電界を印加する上下振動励振回路と、上下振動弾
性板上面に所定間隙を持つて少なくとも片面に圧電歪素
子が設けられ上下振動弾性板に対向する位置で上下振動
弾性板とほぼ直交方向運動する左右振動弾性板と、該左
右振動弾性板の圧電歪素子に所定方向の電界を印加する
左右振動励振回路とを備える。
[作用] 以上の構成において、左右振動弾性板と上下振動弾性
板との間に搬送すべきカードを位置させ、上下振動励振
回路と左右振動励振回路とは圧電歪素子に同一周波数で
互いに略1/4周期位相のずれた電界を印加し、更に左右
振動励振回路は左右振動弾性板の圧電歪素子に印加する
電界強度を制御してカード搬送速度を調整する。
また、上下振動励振回路は上下振動弾性板の圧電歪素
子に印加する電界強度を制御してカード搬送速度を調整
する。
このため、簡単な構成でかつ小型・薄型化が容易なう
え、電磁ノイズが発生することのないカード搬送装置を
提供することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に
説明する。
[第1実施例] 第1図は本発明に係る一実施例の斜視図であり、図中
1は断面略コ字状の外枠であり、3は外枠1の中央凹部
を跨いで取付け腕部4で外枠1の両側部2の上面に固定
された上下振動用弾性板であり、上下振動用弾性板3の
外枠凹部側の面(第1図の下方面)には上下振動励振用
圧電歪素子5が貼着されている。そして、上下振動用弾
性板3の上面はカードの搬送面となつている。この上下
振動用弾性板3は、上下振動励振用圧電歪素子5に電界
を印加して該上下振動用弾性板3を振動させた時に、振
動の節の部分で外枠1に固定した状態となるように取り
付ける。
また、7は基部8が外枠1の一方側面上部の所定位置
に固着された左右振動用弾性板であり、該左右振動用弾
性板7は図示の如く先端部が所定幅を有する断面略⊥字
状のカード送り面9を備えている。また、左右振動用弾
性板7の片面には左右振動励振用圧電歪素子10が貼着さ
れている。なお、この左右振動励振用圧電歪素子10は左
右振動用弾性板7の片面のみでなく両面に貼着されてい
てもよい。
この左右振動用弾性板7のカード送り面9と上下振動
用弾性板3との間隔は、搬送すべきカードの厚さにより
任意の厚さに調整可能であり、上下振動励振用圧電歪素
子5に電界を印加しない時には搬送すべきカードをその
間に挿入可能で、上下振動励振用圧電歪素子5が上昇し
た場合には所定圧力でカード送り面9に圧接する様に調
整される。
この結果、上下振動励振用圧電歪素子5と左右振動励
振用圧電歪素子10とは互いに略直交する位置関係となる
ように取り付けられることになる。
また、20は本実施例装置で搬送されているカード、30
は上下振動励振用圧電歪素子5を駆動する上下振動励振
回路、35は左右振動励振用圧電歪素子10を駆動する左右
振動励振回路である。
次に上下振動励振回路30及び左右振動励振回路35のカ
ード搬送時のカード搬送速度制御を第2図を参照して以
下に説明する。
本実施例で用いられる振動励振用圧電歪素子5,10は、
所定電圧を印加して電界をかけると伸縮運動を起こす。
振動励振用圧電歪素子5,10はそれぞれ上下、または左右
振動用弾性板3,7に貼着されており、振動励振用圧電歪
素子5,10に所定周期の電界をかけると上下、または左右
振動励振用圧電歪素子5,10が連続した収縮運動を起こ
し、上下、または左右振動用弾性体3,7に収縮運動に対
応した共振状態での励振を起こすことができる。
本実施例ではこの上下、または左右振動用弾性体3,7
の振動運動を利用し、上下振動励振用圧電歪素子5と左
右振動励振用圧電歪素子10とを互いに略直交する位置関
係となるように取り付け、同一周波数の正弦波電界を各
々の位相が互いに1/4周期ずれるよう印加する。これに
より、上下振動用弾性板3の振動のちょうど腹になる位
置の上方に左右振動用弾性板7を配置してあるため、上
下振動用弾性板3の振幅が最上位に達した時、左右振動
用弾性板7が最大速度でカード搬送方向に振れる。一
方、上下振動用弾性板3の振幅が最下位に達した時、左
右振動用弾性板7が最大速度でカード搬送方向と反対の
方向に振れる。従つて、両振動板3,7の間隔を最適なも
のとすることにより、この両振動板の摩擦力によりカー
ドが搬送できることになる。
この時、上下振動励振回路30及び左右振動励振回路35
が、それぞれ上下振動励振用圧電歪素子5に対してE2co
s(ωt)の電界を、左右振動励振用圧電歪素子10に対
してE1sin(ωt)の電界を印加した場合について考察
する。
カードの搬送速度は左右振動用弾性板3の振幅に比例
し、第2図の場合には (ωx0);x0∝E1 であり、左右動励振用圧電歪素子10に印加する電界によ
りカード搬送速度を制御することができる。
一方、第2図の場合には、 カード搬送力T=(μ1−μ2)Fとなる。
ここで、F ;カード送り面9方向への押圧力、 μ1;カード送り面9とカード20との動摩擦係
数、 μ2;カード20と上下振動用弾性板3との動摩擦
係数である。
即ち、Fは上下振動用弾性板3の振幅に比例し、上下
動励振用圧電歪素子5に印加する電界により調整するこ
とができる。また、これに加えて(μ1〉μ2)の関係
比を可能な範囲で拡大することによつてもカード搬送力
Tを増加させることができる。
以上の説明で明らかな如く、本実施例のカード搬送装
置においては、左右振動励振回路35による左右振動励振
用圧電歪素子10に対する印加電界を調整することにより
カード搬送速度を制御できる。
また、上下振動励振回路30による上下振動励振用圧電
歪素子5に対する印加電界を調整することにより、左右
振動用弾性体7のカード送り面9とカード20との間の摩
擦力を調節することができる。また、左右振動用弾性体
7のカード送り面9とカード20との間の接触面の動摩擦
係数μ1を、上下振動用弾性板3とカード20との接触面
の動摩擦係数μ2より大きくすることにより、良好なカ
ード搬送力を得ることができる。従つて、カード送り面
9は摩擦力の大きなものとすることが望ましい。
[第2実施例] 以上の説明は圧電歪素子をカード駆動源として用いた
例について説明したが、本発明は以上の例に限定される
ものではなく、カード駆動源として積層型の圧電素子を
用いてもよい。このカード駆動源として積層型の圧電素
子を用いた例を第3図に示す。
第3図は本発明に係る第2実施例の正面図であり、図
中51はベースであり、ベース51のカード搬送面52の略中
央部分には切欠き溝53が配設されており、該切欠き溝53
底面には上下振動励振用積層型セラミツク圧電体55が固
着されている。そしてその先端部にはカード押圧部材54
が設けられている。そしてカード押圧部材54は上下振動
励振用積層型セラミツク圧電体55の振動に従い第3図の
矢印Cに示す上下方向に振動する。なお、押圧部材54は
動摩擦係数μ2でカードに接触する。
また、ベース51のカード搬送面上部にはカード送り用
切欠き部56が設けられており、該カード送り用切欠き部
56の一方壁面57には左右振動励振用積層型セラミツク圧
電体58が固着されている。そして、その先端部にはカー
ド搬送部材59が固着されており、左右振動励振用積層型
セラミツク圧電体58の振動に従つて第3図の矢印D方向
に示す左右方向に振動する。なお、カード搬送部材59は
動摩擦係数μ1で接触する。
また、各積層型セラミツク圧電体55,58中の多層境界
面は接着層である。
以上の構成における積層型セラミツク圧電体55,58に
所定電圧を印加すると伸縮運動を起こす。この積層型セ
ラミツク圧電体55,58の一方端部はベース51に固着され
ており、積層型セラミツク圧電体55,58の伸縮運動に従
い、押圧部材54及びカード搬送部材59がベース固着面に
対して振動を起こす。ここで、両積層型セラミツク圧電
体55,58は互いに略直交するように固着されており、互
いに同周波数で互いに1/4の位相差を有する正弦波信号
を印加することにより、押圧部材54が上昇してカードを
カード搬送部材59に圧接した時にカード搬送部材59がカ
ード搬送方向に最大振幅で振れる状態を作り出すことが
できる。これにより、カードをカード搬送部材59振動方
向に搬送することができる。そして、カード搬送部材59
がカード送り方向とは逆方向に振れている時には、カー
ド押圧部材54は下に下がつている状態であり、カード20
の搬送方向と逆の方向に送ることは無い。
[第3実施例] 以上の説明は、左右振動励振用圧電素子が1つのみで
ある場合を例に説明したが、カード搬送距離を多く必要
とする場合や、搬送速度を更に高速で行う必要のある場
合には、この左右振動励振用圧電素子を2つ、またはそ
れ以上設ければよい。
左右振動励振用圧電素子を2つ設けた例を第3図に示
す。
第3図において、第1図と同様構成については同一番
号を付し、詳細説明を省略する。
第3実施例においては、上下振動用弾性板3の取付け
腕部4は上下振動励振用圧電歪素子による上下振動用弾
性板3の振動時に振動の節となる位置で両側部2に取り
付けられる。そして、上下振動用弾性板3の外枠凹部側
の面(第3図の下方面)には上下振動励振用圧電歪素子
11〜15が貼着されている。上下振動励振用圧電歪素子11
〜15は上下振動用弾性板3の振動の節を境としてそれぞ
れ交互に貼着されており、上下振動励振用圧電歪素子11
〜15に例えば正弦波電界を印加して該上下振動用弾性板
3を定在波を生ずるように振動させた時に、振動の節の
部分で外枠1に固定した状態となるように取り付ける。
また、21,31は互いに上下振動用弾性板3の振動の1/2
波長の奇数倍の距離間隔で基部42,32が外枠1の一方側
面2の上面の所定位置に固着された左右振動用弾性板A,
Bであり、該左右振動用弾性板A21,B31は図示の如く先端
部が所定幅を有する断面略⊥字状のカード送り面23,33
を備えている。また、左右振動用弾性板A21,B31の片面
には左右振動励振用圧電歪素子25,35が貼着されてい
る。なお、この左右振動励振用圧電歪素子25,35は左右
振動用弾性板A21,B31の片面のみでなく両面に貼着され
ていてもよい。
また、50は本実施例装置で搬送されているカード、60
は上下振動励振用圧電歪素子11〜15を駆動する上下振動
励振回路、65は左右振動励振用圧電歪素子25,35を駆動
する左右振動励振回路である。
次に上下振動励振回路60及び左右振動励振回路35のカ
ード搬送時のカード搬送速度制御は上述した第2図に示
す制御とほぼ同様である。しかし、左右振動用弾性板は
A21,B31の2つであるため、以下の制御を行う。
即ち、本実施例で用いられる振動励振用圧電歪素子11
〜15,25,35は、それぞれ上下、または左右振動用弾性板
3,21,31に貼着されており、振動励振用圧電歪素子11〜1
5,25,35に所定周期の電界をかけると上下、または左右
振動励振用圧電歪素子11〜15,25,35が連続した収縮運動
を起こし、上下、または左右振動用弾性体3,21,31に収
縮運動に対応した共振状態での励振を起こすことができ
る。なお、上下振動用弾性板3は第3図に鎖線で示す様
に所定定在波での振動となる。
本実施例では、上述実施例と同様、上下振動励振用圧
電歪素子11〜15と左右振動励振用圧電歪素子25,35とを
互いに略直交する位置関係となるように取り付け、同一
周波数の正弦波電界を各々の位相が互いに1/4周期ずれ
るよう印加する。これにより、上下振動用弾性板3の振
動のちょうど腹になる位置の上方に左右振動用弾性板A2
1,B31を配置してあるため、上下振動用弾性板3の振幅
が最上位に達した時、左右振動用弾性板A21,B31が最大
速度でカード搬送方向に振れる。一方、上下振動用弾性
板3の振幅が最下位に達した時、左右振動用弾性板A21,
B31が最大速度でカード搬送方向と反対の方向に振れ
る。
従つて、両振動板3,21,31の間隔を最適なものとする
ことにより、この両振動板の摩擦力によりカードが搬送
できることになる。
ここで、左右振動用弾性板A21とB31とを上下振動用弾
性板3の振動の1/2波長の奇数倍の間隔となるよう基体
1の側面の上部2に取り付けると、一方の左右振動用弾
性板のカード送り面が上下振動用弾性板3の押圧力を受
け、カード50とカード送り面との摩擦力によりカードを
搬送方向に搬送している状態の時には、他方の左右振動
用弾性板のカード送り面に対して上下振動用弾性板3の
振幅は最下位位置であり、カード50に対するカード送り
面の振動摩擦力は伝達されず、カードが反対方向に搬送
されることはない。
この結果、カード50が両方の左右振動用弾性板21,31
と上下振動用弾性板3との間に位置している場合におい
ても、振動の半周期毎にどちらか一方のカード送り面と
カード50との摩擦力によりカード搬送が行なわれること
になる。
このため、カード搬送距離がカード長より長い場合に
おいても、カード長の中に複数の左右振動用弾性板があ
る場合にも、たえずいずれか一方でカード50の搬送を行
なうことになり、高速でのかつ安定したカード搬送が行
なえる。
以上の説明で明らかな如く、本実施例のカード搬送装
置においては、左右振動励振回路65による左右振動励振
用圧電歪素子25,35に対する印加電界を調整することに
よりカード搬送速度を制御できる。
また、上下振動励振回路60による上下振動励振用圧電
歪素子11〜15に対する印加電界を調整することにより、
左右振動用弾性体21,31のカード送り面23,33とカード50
との間の摩擦力を調節することができる。
なお、以上の説明は圧電歪素子をカード駆動源として
用いた例について説明したが、本発明は以上の例に限定
されるものではなく、カード駆動源として積層型の圧電
素子を用いてもよい。
2組の積層型の圧電素子を用いた場合には、互いの積
層型の圧電素子とを互いに1/2周期位相をずらして、一
方の上下振動励振用積層型の圧電素子に対して E2cos(ωt) の電界を、対となる左右振動励振用積層型の圧電素子に
対して E1sin(ωt) の電界を印加し、同時にそのタイミングで他方の上下振
動励振用積層型の圧電素子に対して −E2cos(ωt) の電界を印加し、対となる、左右振動励振用積層型の圧
電素子に対して −E1sin(ωt) の電界を印加し、互いのカード押圧部材とカード搬送部
材のいずれか一方がカード搬送している時には他方は搬
送せず、他方が搬送している時には一方は搬送しないよ
うに制御すればよい。
これにより、いずれか一方は必ずカード50を搬送して
いる状態とすることにより、カード送り速度を高速とす
ることができる。
以上説明した様に実施例によれば、電磁モータ、伝達
歯車、伝達ベルト、搬送用ローラ等の複雑な構成を必要
とせず、しかも電磁ノイズの発生することのない、しか
も小型・薄型化が極めて容易に行なえるカード搬送装置
が提供できる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、簡単な構成でかつ
小型・薄型化が容易なうえ、電磁ノイズが発生すること
のないカード搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例の斜視図、 第2図は本実施例のカード搬送制御方法を説明するため
の図、 第3図は本発明に係る第2実施例の正面図、 第4図は本発明に係る第3実施例の斜視図である。 図中、1……外枠、2……外枠両側部、3……上下振動
用弾性板、4……取付け腕部、5,11〜15……上下振動励
振用圧電歪素子、7,21,31……左右振動用弾性板、9,23,
33……カード送り面、10,25,35……左右振動励振用圧電
歪素子、20,50……カード、30,60……上下振動励振回
路、35,65……左右振動励振回路、51……ベース、52…
…カード搬送面、53……切欠き溝、54……カード押圧部
材、55……上下振動励振用積層型の圧電素子、56……カ
ード送り用切欠き部、58……左右振動励振用積層型の圧
電素子、59……カード搬送部材である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面に圧電歪素子を配設し上下運動を行な
    う上下振動弾性板と、該上下振動弾性板の圧電歪素子に
    所定方向の電界を印加する上下振動励振回路と、前記上
    下振動弾性板上面に所定間隙を持つて少なくとも片面に
    圧電歪素子が設けられ前記上下振動弾性板に対向する位
    置で前記上下振動弾性板とほぼ直交方向運動する左右振
    動弾性板と、該左右振動弾性板の圧電歪素子に所定方向
    の電界を印加する左右振動励振回路とを設け、該左右振
    動弾性板と前記上下振動弾性板との間に搬送すべきカー
    ドを位置させ前記左右振動励振回路は前記左右振動弾性
    板の圧電歪素子に印加する電界強度を制御してカード搬
    送速度を調整することを特徴とするカード搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の搬送装置において、上
    下振動励振回路と左右振動励振回路とは圧電歪素子に同
    一周波数で互いに略1/4周期位相のずれた電界を印加す
    ることを特徴とするカード搬送装置。
  3. 【請求項3】上下振動励振回路は上下振動弾性板の圧電
    歪素子に印加する電界強度を制御してカード搬送速度を
    調整することを特徴とする請求項第1項または第2項記
    載のカード搬送装置。
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