JP2715052B2 - 景品払出しゲーム機 - Google Patents

景品払出しゲーム機

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JP2715052B2
JP2715052B2 JP17476794A JP17476794A JP2715052B2 JP 2715052 B2 JP2715052 B2 JP 2715052B2 JP 17476794 A JP17476794 A JP 17476794A JP 17476794 A JP17476794 A JP 17476794A JP 2715052 B2 JP2715052 B2 JP 2715052B2
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一利 柳田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面に設けられた勝負
手段に勝つことによって、景品を払い出すことができる
景品払出しゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の景品払出しゲーム機は、ゲーム機
本体の前面に設けられた操作部材を操作することによっ
て、内部にある景品をクレーンで吊り上げてとるもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の景
品払出しゲーム機は、幼児等では操作が難しく、なかな
か取ることができないという問題点があった。また、ゲ
ーム機本体外から埋もれた景品を見ることができず、景
品全体を見ることができないという問題点もあった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み案出したもの
であって、簡単な勝負に勝てば必ず景品が払い出される
ので、難しい操作をする必要がなく、幼児等でも確実に
景品を取得することができると共に、ゲーム機本体の外
から景品全体を見ることができ、ゲーム意欲を増大させ
ることができる景品払出しゲーム機を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る景品払出し
ゲーム機は、上記目的を達成するため、下記の構成を有
する。 (イ)前面上部に透過性板が設けられ、前面中央部に勝
負手段が形成され、前面下部に景品払い出し口を備えた
中空状のゲーム機本体を有し、ゲーム機本体内の上部に
はガイド部材が設けられていること。 (ロ)ガイド部材の上部には上軸が回動自在に設けら
れ、ガイド部材の下部には下軸が回動自在に設けられて
おり、上軸の両端に上スプロケットが固設され、下軸の
両端に下スプロケットが固設され、上軸の一端の上スプ
ロケットと下軸の一端の下スプロケットに無端状チェー
ンが巻き掛けられ、上軸の他端の上スプロケットと下軸
の他端の下スプロケットに無端状チェーンが巻き掛けら
れていること。 (ハ)上記一対の無端状チェーンの間には、底部が重力
により常に下に向くようにした小容器が回動自在に取り
付けられており、且つこの小容器は無端状チェーンの移
動方向に所定間隔あけて複数配設されていること。 (ニ)ガイド部材には、上軸又は下軸を回転駆動する駆
動装置が設けられていること。 (ホ)ガイド部材の下部には景品落下口が設けられ、こ
の景品落下口と前記景品払い出し口は景品供給通路によ
り連通されていること。 (ヘ)ゲーム機本体内には、最下位置近傍の小容器を傾
ける傾動手段が設けられていること。 (ト)勝負手段は、遊戯者が勝った時に、上記駆動装置
を駆動して一対の無端状チェーンを回転させ、小容器を
所定距離移動させる一方、上記傾動手段を作動させ、最
下位置近傍にある小容器を傾けさせる制御手段を有する
こと。
【0006】また、上記小容器を、外枠と、外枠の下部
に回動自在に設けられた底板とで形成し、上記傾動手段
を、外枠を傾ける第1の傾動部と、底板を傾ける第2の
傾動部とで構成してもよい。
【0007】
【作用】本願発明に係る景品払出しゲーム機は、上記構
成を有するから、前面上部の透過性板からゲーム機本体
内を見ることができ、小容器の上に載せられた景品を見
ることができる。前面中央部の勝負手段により遊戯者が
勝負する。勝つと勝負手段の制御手段により、ガイド部
材の駆動装置を駆動して、上軸又は下軸を強制的に回転
させ、スプロケットを介して一対の無端状チェーンを回
転させる。制御手段により、無端状チェーンを所定回転
させて、小容器を所定距離移動させた後、傾動手段を作
動させ、最下位置近傍にある小容器を傾け、小容器内に
ある景品を景品落下口に落下させる。この景品は、景品
供給通路を通って景品払い出し口に移動し、景品払い出
し口から取り出すことができる。
【0008】また、上記小容器を外枠と底板とで形成
し、上記傾動手段を第1の傾動部と第2の傾動部とで構
成すると、第1の傾動部によって外枠と外枠に設けられ
た底板が傾けられ、第2の傾動部によって底板がさらに
傾けられ、底板に載置される景品は必ず落下させること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、景品払出しゲーム機1は、
機枠を構成するゲーム機本体3を有し、この本体3の前
面上部に、本体3内を見ることができる透過性板5がは
め込まれている。本体3の前面中央部にはテーパ面7が
形成され、このテーパ面7には勝負手段9と景品選択ボ
タン11及び硬貨挿入口13が形成されている。本体3
の前面下部には景品払い出し口15が形成されている。
【0010】ゲーム機本体3内の上部には、図2、図3
に示すように、ガイド部材21が4個並列に設けられて
いる。このガイド部材21は、左右両側に設けられた一
対のガイドフレーム23,25で形成され、このガイド
部材21の上部には上軸27が回動自在に設けられ、ガ
イド部材21の下部には下軸29が回動自在に設けられ
ている。上軸27の両端には上スプロケット31,31
が固設され、下軸29の両端には下スプロケット33が
固設されている。
【0011】上軸27の一端の上スプロケット31と下
軸29の一端の下スプロケット33には無端状チェーン
35が巻き掛けられている。上軸27の他端の上スプロ
ケット31と下軸29の他端の下スプロケット33には
無端状チェーン37が巻き掛けられている。
【0012】上記一対の無端状チェーン35,37の間
には、底部43が重力により常に下に向くようにした小
容器41が回動自在に取り付けられている。即ち、図5
に示すように、無端状チェーン35,37の一部を構成
する、ローラーリンク38を連結するリンクプレート3
9の一側に突出部40を一体形成し、この突出部40に
小容器41が支軸42を介して回動自在に取り付けられ
ている。なお、この突出部40には、後記L字型の検知
片45が固着されている。このようにして、小容器41
は無端状チェーン35,37の移動方向に所定間隔あけ
て複数配設されている。小容器41の両側面には、透孔
44,44が形成されている。
【0013】ガイド部材21のガイドフレーム23,2
5間には、駆動装置51が設けられている。この駆動装
置51は、ガイドフレーム23,25間に固定されたモ
ータ53と、このモータ53の駆動軸に取り付けられた
駆動歯車55と、ガイドフレーム23の一側に回動自在
に設けられ、前記駆動歯車55と常に噛み合う中間歯車
57と、下軸29に固定された最終歯車59とで構成さ
れている。なお、最終歯車を上軸27に設け、上軸27
を強制回転させるようにしても良い。
【0014】ガイド部材21の前後には、小容器41を
ガイドする、断面が略コ字状であって、側面からみて略
逆U字状の誘導部材61がボルト、溶接等の一般的な締
結手段により取り付けられている。ガイド部材21は、
本体3を構成する枠部材63に立てられた支柱65,6
5に固着された断面略コ字状の連結板67にボルト、溶
接等の一般的な締結手段により取り付けられている。枠
部材63の周囲には、カバー部材64がビス等によって
取り付けられている。
【0015】連結板67の両側には、図4に示すよう
に、センサー板69,71が取り付けられている。一方
のセンサー板69の上下には、発光素子72,73が設
けられ、他方のセンサー板71の上下には、受光素子7
5,76が設けられている。発光素子72と受光素子7
5が対向し、発光素子73と受光素子76が対向するよ
うになっている。発光素子72と受光素子75によっ
て、小容器41の上部に飛び出す景品を検知し、発光素
子73と受光素子76によって、小容器41内にある小
さな景品を透孔44を介して検知する。さらに、一方の
センサー板69には、前記検知片45が通過したことを
検知するセンサー79が設けられている。
【0016】4個のガイド部材21の下部には景品落下
口81が設けられ、この景品落下口81と前記景品払い
出し口15は景品供給通路83により連通されている。
この景品供給通路83の一側には複数の発光素子85・
・が設けられ、他側にはこの発光素子に対向するそれぞ
れの位置に受光素子87が設けられており、この発光素
子85・・と受光素子87によって景品が通過したかを
検知するようになっている。
【0017】景品供給通路83の上端には台板89が設
けられ、この台板89には傾動片91が傾動自在に設け
られている。この傾動片91の一端にはガイドローラ9
3が回動自在に設けられ、傾動片91の他端はソレノイ
ド95の突出軸97に取り付けられている。
【0018】勝負手段9は、じゃんけん表示手段101
と、遊戯者がじゃんけんの種類を選択する選択ボタン1
03とからなっている。じゃんけん表示手段101は、
複数の発光素子で「パー」「グー」「チョキ」が表示さ
れ、テーパ面7の裏面に設けられた制御手段105によ
り制御される。またこの制御手段105は、表示手段1
01により表示したじゃんけんの種類と、遊戯者が選択
ボタン103を押して選択したじゃんけんの種類を比較
判定し、この判定結果に基づいて各部を作動させる。な
お、テーパ面7に形成された硬貨挿入口13には、硬貨
の通過を検知する検知手段が設けられ、この検知手段に
より硬貨が検知された時にのみ制御手段105が作動す
る。勝負手段9は、じゃんけんに限らないのは勿論であ
る。
【0019】上記実施例に係る景品払出しゲーム機の作
用について説明する。景品払出しゲーム機1は、前面上
部の透過性板5からゲーム機本体3内を見ることがで
き、小容器41の上に載せられた景品を見ることができ
る。テーパ面7に形成された硬貨挿入口13に硬貨を挿
入すると制御手段105が作動し、じゃんけん表示手段
101に複数の発光素子で「パー」「グー」「チョキ」
がランダムに表示される。
【0020】遊戯者がじゃんけんの種類を選択し、選択
ボタン103を押すと、制御手段105は、表示手段1
01により表示したじゃんけんの種類と、遊戯者が選択
ボタン103を押して選択したじゃんけんの種類を比較
判定し、表示手段101が表示した方が勝つと何等作動
しない。遊戯者の選択した方が勝った場合、景品選択ボ
タン11を押すと、制御手段105により選択されたガ
イド部材21の駆動モータ53が駆動する。なお、右端
又は左端のガイド部材21に設けられた複数の小容器4
1内におまけの景品を入れておき、遊戯者が負けた時は
その景品が取り出せるようにしても良い。
【0021】駆動モータ53の回転は、駆動歯車55,
中間歯車57,最終歯車59を介して下軸29に伝達さ
れ、下スプロケット33,33を回転させる。下スプロ
ケット33,33の回転により、両側の無端状チェーン
35,37が図2の矢印A方向に回転する。景品を載せ
た小容器41が最下位置にきた時に、即ち一方のセンサ
ー板69に設けられたセンサー79を無端状チェーン3
7に設けられた検知片45が通過した時に、このセンサ
ー79が通過したこと制御手段105に知らせ駆動モー
タ53の回転を停止させる。
【0022】制御手段105により、ソレノイド95を
作動させ、傾動片91を傾動させてガイドローラ93を
小容器41の底部43に当接させる。小容器41は、支
軸42を中心にして傾き、小容器41内の景品を景品落
下口81に落下させる。景品は景品供給通路83を通過
して景品払い出し口15から取り出すことができる。景
品供給通路83には、発光素子85・・と受光素子87
間を通過する景品を検知し、景品が通過しない場合は無
検知信号を制御手段105に送り、エラー音、エラー表
示、呼出し等がなされるようになっている。
【0023】小容器内41の景品が全て取り出される
と、一方のセンサー板69の発光素子72,73と他方
のセンサー板71の受光素子75,76間に景品がない
状態になり、受光素子75,76から無検知信号を制御
手段105に送り、エラー音、エラー表示、呼出し等が
なされるようになっている。
【0024】本発明の他の実施例に係る景品払出しゲー
ム機201を、図6乃至図12に基づいて、説明する。
なお、ゲーム機本体3、ガイド部材21等は共通なので
説明を省略する。上記実施例では、リンクプレート39
の一側に形成された突出部40に回動自在に取り付けら
れた小容器41を一体で形成したが、図9に示すよう
に、前部と下部が開放された外枠242と、外枠242
の下部に回動自在に取り付けられた底板243とからな
る小容器241とすることができる。
【0025】底板243は、景品を載置するため緩やか
に湾曲しており、前端寄りの両側部に軸受けボス245
が一体に形成されている(図12参照)。この軸受けボ
ス245に外枠242の両側壁246,247に突設さ
れた支軸249,250が挿入され、底板243が外枠
242に回動自在に取り付けられている。底板243の
後端251は、外枠242の後壁253下部中央に形成
された係止突起255に自重により係止されている。
【0026】この小容器241は、前記実施例と同様
に、無端状チェーン35,37のリンクプレート39,
39に形成された突出部40,40に支軸42,42を
介して回動自在に取り付けられ、底板243が自重によ
り常に下に位置する。なお、この突出部40にも、L字
型の検知片45が固着されている。外枠242の両側壁
246,247には、支軸42を中心にした円弧状の長
穴257,259,261,263が上下に設けられて
いる。このようにして、小容器241は、無端状チェー
ン35,37の移動方向に所定間隔あけて複数配設され
ている。
【0027】ガイド部材21は、ガイドフレーム23,
25の上部に固着された略L字型の取付板265,26
7が、ゲーム機本体3の上壁に形成された上部材26
9,271にボルト,溶着等によって取り付けられてい
る。また、ガイドフレーム23,25の下部に固着され
た略L字型の取付板273,275が、略コ字状の受け
部材281の両側壁283,285にボルト,溶着等に
よって取り付けられている。取付板273,275に
は、センサー板287,289が取り付けられている。
【0028】一方のセンサー板287の上下には、発光
素子291,293が設けられ、他方のセンサー板28
9の上下には、受光素子295,297が設けられてい
る。発光素子291と受光素子295が対向し、発光素
子293と受光素子297が対向するようになってい
る。この発光素子291と受光素子295間を長穴25
7,259が移動し、発光素子293と受光素子297
間を長穴261,263が移動する。又、一方のセンサ
ー板287には、前記検知片45が通過したことを検知
するセンサー79が設けられている。
【0029】受け部材281は、一対の略コ字状受台2
86,286にボルト等によって固定され、下面282
略中央には、傾動手段301が設けられている。この傾
動手段301は、第1の傾動部303と、第2の傾動部
331を有している。第1の傾動部303は、図12に
示すように、略U字状に形成され、受け部材281の下
面282に突設された一対の軸受け板305,307に
支軸309,311により回動自在に取り付けられてい
る。
【0030】この第1の傾動部303の両側に形成され
たアーム部材313,315は、小容器241の両側壁
246,247の下部に形成された係合突起317,3
19に係合するように形成されている。第1の傾動部3
03の後端には、係合片321が突設され、この係合片
321は後記カム部材367により押圧される。
【0031】第2の傾動部331は、押圧ローラ33
3,335を備えた一対のアーム板337,339と、
これらを連結固定する固定板341とで構成され、一対
のアーム板337,339の基端部が回転軸343に固
着されている。この回転軸343は、受け部材281の
下面282に突設された一対の軸受け板345,347
に回動自在に取り付けられ、一方の軸受け板345から
突出した端部には第2の従動ギヤ349が設けられ、他
方の軸受け板347から突出した端部には検知片351
が設けられている。
【0032】第2の従動ギヤ349は、駆動ギヤ353
と常時噛み合い、この駆動ギヤ353は、駆動装置35
9の最終駆動軸361に取り付けられている。駆動装置
359は、軸受け板345に固定され、モータ355と
減速装置357とで構成されている。また、駆動ギヤ3
53は、第1の従動ギヤ363と常時噛み合い、第1の
従動ギヤ363は、被駆動軸365に取り付けられてい
る。この被駆動軸365は、一対の軸受け板345,3
47に回動自在に取り付けられ、前記第1の傾動部30
3の後端に形成された係合片321を押圧する、扇状の
カム部材367が固着されている。
【0033】軸受け板347の外側面には、図10に示
すように、V字型のセンサー板369が取り付けられ、
このセンサー板369に前記検知片351の回転角度を
検知するセンサー371,373が設けられている。
【0034】上記他の実施例に係る景品払出しゲーム機
の作用について説明する。前述したように、じゃんけん
に勝って、景品選択ボタン11を押すと、制御手段10
5により選択されたガイド部材21の駆動モータ53が
駆動する。駆動モータ53の回転は、駆動歯車55,中
間歯車57,最終歯車59を介して下軸29に伝達さ
れ、下スプロケット33,33を回転させる。下スプロ
ケット33,33の回転により、両側の無端状チェーン
35,37が図6の矢印A方向に回転する。景品を載せ
た小容器241が最下位置にきた時に、即ち一方のセン
サー板287に設けられたセンサー79を無端状チェー
ン37に設けられた検知片45が通過した時に、このセ
ンサー79が通過したこと制御手段105に知らせ駆動
モータ53の回転を停止させる。
【0035】制御手段105により、駆動装置359を
作動させ、駆動ギヤ353,第2の従動ギヤ349を介
して回転軸343を回転させ、同時に駆動ギヤ353,
第1の従動ギヤ363を介して被駆動軸365を回転さ
せる。被駆動軸365の回転によりカム部材367が前
記第1の傾動部303の後端に形成された係合片321
を押圧し、支軸309,311を中心にしてアーム部材
313,315を上方に傾動させ、係合突起317,3
19を介して小容器241全体を支軸42を中心にして
傾ける。小容器241が所定角度に傾いたときに、回転
軸343に取り付けられた押圧ローラ333,335が
底板243を押圧し、底板243を支軸249,250
を中心にして傾動させる。底板243は、結局、第1の
傾動部303と第2の傾動部331によって、略垂直に
なるまで傾けられることになり、底板243に載置され
た景品は必ず落下する。
【0036】回転軸343の回転角度は、センサー37
1,373の範囲となる。即ち、回転軸343の回転に
伴って検知片351も回転する。検知片351がセンサ
ー373の位置に来ると、センサー373が検知片35
1を検知して制御手段105に知らせ、駆動装置359
の最終駆動軸361を逆回転させる。回転軸343及び
被駆動軸365が逆回転し、第1の傾動部303、第2
の傾動部331が元の位置に復帰し、小容器241の傾
きが解除される。回転軸343の検知片351がセンサ
ー371の位置に来ると、センサー371が検知片35
1を検知して制御手段105に知らせ、駆動装置359
の作動を停止させる。
【0037】小容器241内の景品の有無は、センサー
板287,289に設けられた発光素子291,293
と受光素子295,297によって確認される。即ち、
上記したように、小容器241が最下位置にきて停止し
た時に、発光素子291からの光が小容器241の側壁
246,247に形成された長穴257,259を通過
して受光素子295に入り、発光素子293からの光が
長穴261,263を通過して受光素子297に入る。
小容器241内に景品があれば、光が遮られるから、有
ることが確認される。
【0038】また、長穴261,263は円弧状に形成
されているから、小容器241が傾いた状態でも内部を
確認することができ、景品が落下したかどうかを検知す
ることができる。景品が落下しなければ、再度小容器2
41を傾けさせることができる。小容器241内に景品
がなければ、この小容器241を傾けることなく次の小
容器241を移動させ、全ての小容器241に景品がな
い場合は、無検知信号を制御手段105に送り、エラー
音、エラー表示、呼出し等がなされるようになってい
る。なお、小容器241の上下に長穴257,259,
261,263を設けたので大きいものでも小さいもの
でも検知することができる。小容器241から落下した
景品は、受け部材281の開口284、景品落下口8
1、景品供給通路83を通過して景品払い出し口15か
ら取り出すことができる。景品供給通路83にも、前記
実施例と同様に、景品の通過を検知するセンサーを設け
ても良い。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る景品払出しゲーム機は、簡
単な勝負に勝てば必ず景品がもらえるので、難しい操作
をする必要がなく、幼児等でも確実に景品を取得するこ
とができると共に、ゲーム機本体の外から景品全体を見
ることができ、ゲーム意欲を増大させることができると
いう効果がある。また、景品を載せた小容器の底板をか
なりの角度まで傾けることができ、必ず景品を落下させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1の要部切欠側面図である。
【図3】図1の一部省略した要部正面図である。
【図4】図1のX−Xにそって裁断した要部拡大断面図
である。
【図5】要部拡大側面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す要部切欠側面図であ
る。
【図7】他の実施例を示す一部省略した要部正面図であ
る。
【図8】他の実施例の機構説明図である。
【図9】他の実施例の機構説明図である。
【図10】他の実施例の要部拡大側面図である。
【図11】他の実施例の要部正面図である。
【図12】他の実施例の要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 景品払出しゲーム機 3 ゲーム機本体 5 透過性板 9 勝負手段 15 景品払い出し口 21 ガイド部材 27 上軸 29 下軸 31 上スプロケット 33 下スプロケット 35 無端状チェーン 37 無端状チェーン 41 小容器 45 検知片 51 駆動装置 53 駆動モータ 81 景品落下口 83 景品供給通路 201 景品払出しゲーム機 241 小容器 243 外枠 243 底板 281 受け部材 301 傾動手段 303 第1の傾動部 331 第2の傾動部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする景
    品払出しゲーム機。 (イ)前面上部に透過性板が設けられ、前面中央部に勝
    負手段が形成され、前面下部に景品払い出し口を備えた
    中空状のゲーム機本体を有し、ゲーム機本体内の上部に
    はガイド部材が設けられていること。 (ロ)ガイド部材の上部には上軸が回動自在に設けら
    れ、ガイド部材の下部には下軸が回動自在に設けられて
    おり、上軸の両端に上スプロケットが固設され、下軸の
    両端に下スプロケットが固設され、上軸の一端の上スプ
    ロケットと下軸の一端の下スプロケットに無端状チェー
    ンが巻き掛けられ、上軸の他端の上スプロケットと下軸
    の他端の下スプロケットに無端状チェーンが巻き掛けら
    れていること。 (ハ)上記一対の無端状チェーンの間には、底部が重力
    により常に下に向くようにした小容器が回動自在に取り
    付けられており、且つこの小容器は無端状チェーンの移
    動方向に所定間隔あけて複数配設されていること。 (ニ)ガイド部材には、上軸又は下軸を回転駆動する駆
    動装置が設けられていること。 (ホ)ガイド部材の下部には景品落下口が設けられ、こ
    の景品落下口と前記景品払い出し口は景品供給通路によ
    り連通されていること。 (ヘ)ゲーム機本体内には、最下位置近傍の小容器を傾
    ける傾動手段が設けられていること。 (ト)勝負手段は、遊戯者が勝った時に、上記駆動装置
    を駆動して一対の無端状チェーンを回転させ、小容器を
    所定距離移動させる一方、上記傾動手段を作動させ、最
    下位置近傍にある小容器を傾けさせる制御手段を有する
    こと。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の景品払出しゲーム機。 (イ)上記小容器は、外枠と、外枠の下部に回動自在に
    設けられた底板とで形成されていること。 (ロ)上記傾動手段は、外枠を傾ける第1の傾動部と、
    底板を傾ける第2の傾動部とで構成されていること。
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