JP3982625B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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株式会社サンセイアールアンドディ
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機は、前面枠に遊技領域が形成された遊技盤が取り付けられ、この遊技盤の前面側に遊技領域を視認可能に覆った透明板保持枠が備えられている。そして、この透明板保持枠に装飾体が着脱可能に取り付けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−244039号公報([0016]、[0020]〜[0025]、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した遊技盤や装飾体は、それぞれ弾球遊技機の遊技内容に応じたデザインとなっている場合がある。このため、弾球遊技機の遊技盤を遊技内容の異なる遊技盤に変更する際には、これら遊技盤と透明板保持枠に装着されていた装飾体とがそれぞれ遊技内容に対応したものに交換される。しかしながら、上述した従来の弾球遊技機では、遊技盤の変更の際には、遊技店側や組立業者が遊技盤と装飾体とを別々に交換する必要があったので、手間がかかっていた。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、遊技盤を変更する際に遊技盤と装飾体とを別々に交換する手間を軽減し、装飾体を容易に変更することが可能な弾球遊技機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る弾球遊技機は、遊技盤と、技球が流下すると共に遊技球が入球可能な複数の入賞口を有した遊技領域と、遊技盤の前面に設けられて遊技領域を囲むと共に、遊技領域外から発射された遊技球を遊技領域内へとガイドするガイドレールと、遊技盤が着脱自在に装着された前面枠と、前面枠の前面側に開閉自在に装着され、閉止された場合に遊技領域を前面枠の前面側から視認可能とした開口部を有し、かつ遊技盤のうち遊技領域の外側の領域を覆う透明板保持枠と、開口部を塞ぎ、遊技領域を視認可能に覆うように透明板保持枠に保持された透明板とを備えた弾球遊技機において、遊技盤の前面のうち遊技領域の外側の領域に取り付け可能であると共に遊技盤の前方に突出した装飾体と、透明板保持枠に開口部とは別に形成されて、装飾体の少なくとも前端部が挿入されると共に装飾体の前端部を透明板保持枠の前面側から視認可能とした孔部とを備え、遊技盤を前面枠から外した場合には、装飾体が遊技盤と共に外れる一方、遊技盤を前面枠に取り付けて透明板保持枠を閉止した場合には、装飾体の前端部が孔部を通して透明板保持枠の前面から前方に突出するところに特徴を有する。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、装飾体は、遊技盤面に対して垂直方向に突出しかつ、遊技盤に着脱自在に装着されたところに特徴を有する。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の弾球遊技機において、装飾体は、遊技盤の前面に取り付けられた取付部材と、取付部材に着脱自在に装着された装飾部材とから構成されたところに特徴を有する。
【0013】
請求項4の発明は、請求項3に記載の弾球遊技機において、取付部材は、遊技内容が異なる複数種類の遊技盤に対して共通使用可能に構成されたところに特徴を有する。
【0015】
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載の弾球遊技機において、装飾体には、発光体と発光体を装着する発光体装着基板とが備えられ、装飾部材と取付部材との何れか一方に発光体装着基板が取り付け可能な発光体装着基板取付部が形成されると共に、取付部材には、発光体装着基板に接続し電力を供給するための接続部材が貫通する貫通孔が形成されたところに特徴を有する。
【0016】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機において、孔部の内周面と装飾体の外周面との間には、孔部と装飾体とが干渉することを防止する空間部が形成されると共に、孔部の前面側の周縁部には、孔部の内側に向かって突出した突壁が形成されたところに特徴を有する。
【0017】
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の弾球遊技機において、孔部を前面側から覆う透明樹脂製のカバー部材を備えたところに特徴を有する。
【0018】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の弾球遊技機では、装飾体は、透明板保持枠のうち遊技盤の遊技領域を視認するための開口部とは別に形成された孔部に挿入されており、その孔部を通して装飾体の前端部を弾球遊技機の前面側から視認可能である。ここで、遊技盤を変更する際には、前面枠に対して遊技盤の着脱作業を行うことになるが、装飾体は遊技盤に取り付けられているので、遊技盤替えの際には、遊技盤と装飾体との両方を一度に交換することが可能となる。これにより、従来の弾球遊技機に比べて遊技盤替えにかかる手間を軽減することが可能である。
【0019】
また、本発明によれば、装飾体の前端部が、孔部を通して透明板保持枠の前面から前方に突出しているので、装飾体に奥行き感を持たせることができ、装飾体の趣向性を向上することができる。
【0022】
請求項2の発明>
請求項2の弾球遊技機では、装飾体が遊技盤に着脱自在に構成されたので、装飾体又は遊技盤の何れか一方のみを交換することが可能となる。
【0024】
請求項3の発明>
請求項3の弾球遊技機では、装飾体のうち取付部材と装飾部材の何れか一方のみを交換することができる。従って、例えば、取付部材と装飾部材との何れか一方に不具合が生じた場合には、不具合が生じた方の部材のみを交換すればよく、不具合が生じていない方の部材は、そのまま再使用することができる。また、遊技盤の遊技内容が変更されたときに、装飾部材を変更することで、遊技内容に応じた装飾を行うことができる。
【0025】
請求項4の発明>
請求項4の弾球遊技機では、取付部材が複数種類の遊技盤に共通使用可能な構成としたので、遊技盤の種類が変更された場合でも、取付部材を再利用することができる。
【0027】
請求項5の発明>
請求項5の弾球遊技機では、発光体によって装飾部材を光らせることができる。また、取付部材に形成された貫通孔に、発光体装着基板に電力を供給するための接続部材が通されたので、接続部材を遊技盤の前面側で露出させることなく遊技盤の後面側に引き込むことが可能となる。
【0028】
請求項6の発明>
請求項6の弾球遊技機では、孔部の内周面と装飾体の外周面との間に形成された空間部によって孔部と装飾体との干渉を防止したので、装飾体をスムーズに孔部に挿入することができる。しかも、空間部は、孔部の前面側の周縁部に形成された壁部によって塞がれるので、弾球遊技機を前側から見たときに隙間を見えなくすることができる。
【0029】
請求項7の発明>
請求項7の弾球遊技機では、孔部を前面側から覆うカバーを備えたので、孔部から透明板保持枠の後側へ異物が進入することを防止できる。これにより、孔部を介した不正行為を防止することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機に係る第1実施形態を、図1〜図15に基づいて説明する。本実施形態のパチンコ遊技機は、一般のものと同様に、遊技場に設置されてからの機種変更を前提としており、遊技場の遊技島に固定される遊技枠体80と、遊技枠体80に脱着可能に組み付けられた遊技機本体81とから構成される(図2を参照)。
【0031】
遊技機本体81は、図4に示した概長方形板状の遊技盤11を備える。遊技盤11の前面には、例えば、遊技名やこの遊技に固有のキャラクター(図示せず)を表示したセル画が貼られている。
【0032】
また、遊技盤11の前面には、ガイドレール12に囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が備えられ、その遊技領域R1のほぼ中央部には、図1に示すように、表示装置13が設けられている。表示装置13の下方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。遊技領域R1のうち表示装置13、及び始動入賞口14等を挟んだ左右の両側には、上から順に、ランプ風車17、始動ゲート18及び風車19、一般入賞口20,21が設けられ、ガイドレール12に沿った両側部には、円弧状のサイドランプ22,22が設けられている。また、これら始動ゲート18、入賞口20,21等以外に、遊技領域R1には、複数の釘が起立している。
【0033】
また、図3に示すように、遊技盤11のうち、遊技領域R1の外側の領域には、遊技盤11の前面側に向かって突出した1対の装飾ランプ30,30(本発明の「装飾体」に相当する)が備えられている。なお、装飾ランプ30,30を区別する場合には、遊技盤11に向かって(図1における)左側の装飾ランプ30を「左装飾ランプ30L」とし、右側の装飾ランプ30を「右装飾ランプ30R」とする。
【0034】
遊技盤11の前面に備えた個々の部位を詳説すると、以下のようである。
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は、その始動ゲート18に内蔵した普通図柄始動スイッチによって検出される。そして、その検出信号に基づいて、後述する普通図柄表示領域24の図柄が変動表示される。
【0035】
始動入賞口14は、所謂、ポケット構造をなして上方に向かって開口しており、その開口の両側部には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた始動入賞口14の開口幅は、遊技球が約1つ入る大きさになっている。そして、遊技盤11の裏に設けたソレノイドが駆動されると、可動翼片14C,14Cが横に倒され、遊技球が可動翼片14Cに案内されて始動入賞口14に入り得る状態になる。
【0036】
始動入賞口14に遊技球が入賞すると、始動入賞口14内に設けた始動口センサ31(図12参照)が遊技球を検出し、その検出信号に基づいて表示装置13が後述するように図柄を変動表示する。なお、表示装置13が図柄を変動表示している間に、始動入賞口14に入賞した入賞球は、例えば、最大4個まで保留記憶される。
【0037】
大入賞口15は、横長に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、後述する所定条件の成立によって、パチンコ遊技機が「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に設けたソレノイド15S(図12参照)が駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が例えば、29秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が例えば、10個入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。
【0038】
大入賞口15の内部には、継続入賞口と計数入賞口とが設けられており、大当たり状態になると、これら継続入賞口及び計数入賞口が開放される。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、継続入賞口は開放しており、継続入賞口に入賞後、ソレノイド15Sが駆動されて、継続入賞口が閉鎖される一方、計数入賞口は開放されたままとなる。そして、継続入賞口内に設けた特定領域センサ32(図12を参照)が遊技球の入賞を検出すると、前述した終了条件を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口内に設けたカウントセンサ33(図12を参照)が所定個数の遊技球の入賞を検出し、前記継続入賞口への入賞球と合わせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。
【0039】
表示装置13は、図4に示すように、遊技盤11に貫通形成された取付開口44に対し、遊技盤11の前面側から取り付けた表示枠体23と、遊技盤11の後面側から取り付けた図示しない液晶モジュール(詳細には、TFT−LCDモジュール)とで構成されている。液晶モジュールのうち表示枠体23によって取り囲まれた前面部分は、表示部34(図1を参照)となっており、遊技者は、表示枠体23を通して表示部34に表示された画像を見ることができる。
【0040】
表示部34には、通常は、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが、横並びに表示されている。これら各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが、表示部34に確定表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに当否判定し、各特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、例えば、当否判定の結果が当たりで全ての特別図柄13A,13B,13Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合(図1の状態)に、遊技が「大当たり状態」になり、可動扉15Tが開かれる。
【0041】
本実施形態のパチンコ遊技機は、確率変動機能を備えており、特別図柄13A,13B,13Cの停止図柄が特定の図柄組合せになった場合に、大当たり状態の終了後、遊技が確率変動状態へ移行する。
【0042】
具体的には、確率変動状態は、大当たり成立時における各特別図柄13A,13B,13Cの組み合わせが、例えば「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」の何れかのぞろ目(特定図柄)であった場合に、大当たり遊技の終了後に生じる。そして、次回の大当たり発生確率が通常確率状態(低確率状態)に比較して高い確率変動状態(高確率状態)に移行して、次回の大当たりまでこの確率変動状態を継続するようになっている。また、大当たり成立時における各特別図柄13A,13B,13Cの組み合わせが、例えば「0」、「2」、「4」、「6」、「8」、「10」の何れかのぞろ目であったときには、確率変動状態へ移行せず、次回の大当たりまで通常確率状態を継続する。
【0043】
表示部34のうち、特別図柄13A,13B,13Cの表示領域の左下隅には、普通図柄表示領域24が設けられている。この普通図柄表示領域24は、始動ゲート18内に設けた普通図柄始動スイッチが遊技球の通過を検出したときに当否判定して、例えば、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動表示した後、所定の数字を確定表示する。そして、確定表示された数字が、例えば、奇数の場合に、前記始動入賞口14に設けた前記可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒)に亘って横に倒される。なお、普通図柄表示領域24で表示する図柄は、数字に限るものではなく、アルファベットや記号等でもよい。
【0044】
さて、図4に示すように、装飾ランプ30,30は、遊技領域R1の外側の領域のうち、ガイドレール12に沿った2箇所、より詳細には、ガイドレール12の最上部よりも若干左右にずれた位置に取り付けられ、遊技盤11の前方に向かって突出している。また、装飾ランプ30には、複数のLED70(本発明の「発光体」に相当する)が内蔵されており(図8を参照)、このLED70が点灯することで、装飾ランプ30が内側から発光する。
【0045】
装飾ランプ30,30は、図5の(A)及び(B)に示すように、全体として筺形をなすと共に、遊技機前方側の前端部が、図1に示すように、パチンコ遊技機の遊技内容に応じたキャラクター形状をなしている。また、図6に示すように、装飾ランプ30の周側面のうち、ガイドレール12に沿った側面60Aとその側面60Aと対向した側面60Bとが円弧状に湾曲している。また、残る2つの側面60C,60Cは平坦面をなしている。そして、これら装飾ランプ30の周側面60A〜60Cが、図3に示すように何れも遊技盤11面に対して垂直方向に突出した状態となっている。つまり、装飾ランプ30は、遊技盤11に対して垂直方向に突出している。
【0046】
ところで、装飾ランプ30は、基端側を構成し、遊技盤11面に取付可能な取付部材35と、装飾ランプ30の先端側を構成し、取付部材35のうち遊技盤11との取付面と反対側の面に装着された装飾部材36とから構成され、これら2つの部材35,36を着脱可能に組み付けてなる(図7を参照)。
【0047】
取付部材35は、後端を開放した袋構造をなす(図9を参照)。取付部材35の開口端の周縁部からは、図5に示すように、側方に向かってフランジ部37が張り出しており、このフランジ部37が遊技盤11の前面に突き当てられて、フランジ部37を貫通した螺子或いはビスによって遊技盤11に取り付けられている(図4を参照)。ここで、取付部材35は、複数種類の遊技盤11に対しても、同様に螺子或いはビスによって取付可能となっている。つまり取付部材35は異なる複数種類の遊技盤11にも共通に使用可能となっている。
【0048】
図9に示すように、取付部材35の前端には前面壁38が形成されている。前面壁38からは、支柱39(本発明の「基板取付部」に相当する)が前方に向かって起立している。そして、この支柱39の前端部にLED70を実装した基板71(本発明の「発光体装着基板」に相当する)が突き当てられ、この基板71を貫通する螺子を支柱39に螺合することで、基板71が取付部材35に固定されている。また、取付部材35のうち、基板71の後側には、取付部材35を前後方向に貫通して、前面壁38から取付部材35の開口端まで延びた配線用孔40(本発明の「貫通孔」に相当する)が形成されている。そして、遊技盤11に貫通形成された小孔43(図4を参照)を通って遊技盤11の前面側に引き出された配線41が、この配線用孔40に通されて、基板71の後面に備えられたコネクタ部42に接続され、各種制御装置からLED70の点灯制御を行うための電力などが供給される。そして、基板71に接続された配線41は遊技盤11の前面側で装飾ランプ30の外側に露出することなく、遊技盤11の後面側に引き込まれている。
【0049】
ここで、ガラス枠の前面に装飾ランプを備えていた従来のパチンコ遊技機では、ガラス枠を開放状態とした場合に、装飾ランプに接続された配線が外部に露出していたため、配線が切断される虞があったが、本実施形態のパチンコ遊技機では、配線41が遊技盤11の前面側で露出することなく、遊技盤11の後面側に引き込まれているので、後述するガラス枠95(本発明の「透明板保持枠」に相当する)を開放状態(図3の状態)とした場合でも、配線41が切断されることを防止できる。
【0050】
装飾部材36は、取付部材35よりも若干浅い袋構造をなしている。装飾部材36の前面部分は、遊技内容に対応したキャラクター形状をなしており、例えば、図5の(A)及び(B)に示すように立体的な音符の形状をなしている。また、装飾部材36は後方に開放しており、この後方開口が、取付部材35の前面壁38によって閉塞されている。即ち、装飾部材36によって取付部材35の前面壁38の全体が覆われて、取付部材35と装飾部材36との間に形成された空間に前記基板71が収容されている(図9を参照)。
【0051】
ここで、同一の遊技内容に対して、キャラクター形状が異なる複数種類の装飾部材36を用意しておけば、同一の遊技内容でも装飾部材36が新たなキャラクター形状となることで、遊技者は新鮮な感覚を味わうことができる。
【0052】
なお、遊技機本体81には、上述した遊技盤11の他に、パチンコ遊技機の各部位を制御する各種制御装置50〜56が設けられている。具体的には、図11に示すように、パチンコ遊技機の後面の中央位置には、主制御装置50が設けられ、この主制御装置50に重なるようにして、ランプ制御装置51、音声制御装置52及び表示制御装置53が設けられている。また、これら各制御装置50〜53の下方には、電源装置54、払出制御装置55、発射制御装置56等が設けられている。以上が遊技機本体81の説明である。
【0053】
次に遊技枠体80について説明する。
遊技枠体80は、図3に示すように、外枠82の前面に前面枠90を備える。外枠82は、4つの木製の長板を縦長矩形状に接合してなり、外枠82の一方の側辺に備えたヒンジ92を中心にして前面枠90が外枠82に対して回動可能となっている。また、外枠82のうちヒンジ92と反対側の側辺には、施錠機構86が設けられ、この施錠機構86により、前面枠90が外枠82に対して閉止状態にロックされている。そして、前面枠90の後面には、図示しない複数の係止レバーにて前述した遊技盤11が係脱可能に固定されている。
【0054】
図3に示すように、前面枠90には、ガラス枠95が回動可能に設けられている。ガラス枠95の中央部分には開口部96が形成されており、この開口部96の内側には、開口部96を塞ぐようにガラス板95Wが嵌め込まれている。そして、図1に示すように、ガラス板95Wを通して遊技盤11の前面に形成された遊技領域R1を見ることができる。また、ガラス枠95のうち、開口部96の上方には、後に詳説する一対のランプ用孔97,97(本発明の「孔部」に相当する)が貫通形成されている。なお、このガラス枠95も前記施錠機構86により、前面枠90に対して、閉鎖状態にロックされている。
【0055】
前面枠90のうちガラス枠95より下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。そして、下皿27Bの右端部に設けた操作ノブ28を操作することで、上皿27Aに収容された遊技球が遊技機本体81の遊技盤11に向けて弾き出される。また、上皿27Aに設けたボタン29を押せば、上皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動して収容される。さらに、上皿27Aの左右の両端部寄り位置には、1対のスピーカ59S,59Sが設けられ、遊技の状況に応じて、スピーカ59Sから音声が発生される。
【0056】
さて、ランプ用孔97,97は、ガラス枠95のうち、装飾ランプ30,30と対向した位置に貫通形成されている。図3に示すように、ランプ用孔97は、開口部96の上縁部に沿って左右対称な位置に設けられ、装飾ランプ30の周面の形状と相似な形状をなしている。そして、ガラス枠95が閉止状態のときには、遊技盤11に取り付けられた装飾ランプ30,30が、ガラス枠95の後面側からランプ用孔97,97に突入して、装飾ランプ30,30の先端部分(より詳細には、装飾部材36に形成されたキャラクター形状をなした部分)が、ランプ用孔97からガラス枠95の前側に突出している(図2を参照)。これにより、装飾ランプ30に奥行き感を持たせることができると共に、装飾ランプ30(詳細には、装飾部材36)のデザイン(形状、模様、色など)の変化が遊技者にとって分かり易くなっている。また、パチンコ遊技機を前面側から見た場合には、遊技盤11に取り付けられた装飾ランプ30が、あたかもガラス枠95に備えられているように見える。
【0057】
ここで、ガラス枠95を閉止状態、即ち、ランプ用孔97に装飾ランプ30が突入した状態では、図10に示すように、装飾ランプ30の周面とランプ用孔97の内周面との間に所定の広さの空間部98が形成されている。そしてこの空間部98によって、ガラス枠95をヒンジ92を中心として回動したときに、ランプ用孔97において装飾ランプ30がガラス枠95と接触しないように構成されている。これによりガラス枠95の開閉をスムーズに行えると共に、装飾ランプ30とガラス枠95とが接触して不具合が生じることが防止されている。
【0058】
また、ランプ用孔97のうち、ガラス枠95の前面側の周縁部には、ランプ用孔97の内側中心に向かって張り出した突壁46が形成されている。突壁46は、ランプ用孔97に突入している装飾ランプ30の周面の近傍まで延びており、装飾ランプ30とガラス枠95との間に形成された空間部98のほぼ全体が、この突壁46によって前側から塞がれている。これにより、ガラス枠95を前面枠90に対して閉止状態として、パチンコ遊技機を前面側から見たときに空間部98が見えなくなっている。
【0059】
さらにガラス枠95の前面には、ガラス枠95の前方に張り出したカバー部材45が備えられている。カバー部材45は、透明樹脂で構成され、一端開放の多面体袋構造をなしている。そして、カバー部材45の開口端が、ランプ用孔97の周縁部に突き当てられて、ランプ用孔97から突出した装飾ランプ30の全体が覆われると共に、ランプ用孔97の全体が覆われている。これにより、遊技者は、カバー部材45を通して装飾ランプ30を視認可能となる。また、ランプ用孔97からガラス枠95の後側への異物の進入が防止され、ランプ用孔97を使った不正行為が防止されている。なお、本実施形態では、カバー部材45は、一端開放の多面体袋構造をなしていたが、これに限るものではなく、例えば、球体の一部を開放した構造でもよい。
【0060】
ところで、装飾ランプ30,30は、主制御装置50に備えたCPU50Aが所定周期でランする点灯処理プログラムMに基づいて、例えば、以下のように駆動される。即ち、図13に示すように、点灯処理プログラムMがランされると、まず大当たり遊技が発生したか否か、即ち、特別図柄13A,13B,13Cがぞろ目で停止表示したか否かがチェックされ(S1)、大当たり遊技が発生していない場合(S1でNo)には、直ちにこのプログラムMを抜ける。
【0061】
一方、大当たり遊技が発生した場合には(S1でYes)、停止図柄が特定図柄(奇数のぞろ目)か否かがチェックされる(S2)。停止図柄が特定図柄ではない場合には(S2でNo)、ランプ制御装置51によって右装飾ランプ30Rを点灯させる。また、停止図柄が特定図柄である場合(S2でYes)、即ち確率変動遊技が行われる場合には、ランプ制御装置51によって左装飾ランプ30Lを点灯させる。
【0062】
次に、上記構成からなる本実施形態の作用及び効果を説明する。
操作ノブ28を操作することで、遊技領域R1に打ち出された遊技球は、図示しない釘やランプ風車17、風車19等に接触しながら下方に向かって流下し、そのうちの幾つかが、始動ゲート18を通過する。
【0063】
始動ゲート18を遊技球が通過すると、普通図柄表示領域24において普通図柄が所定時間変動表示された後で停止表示される。そして停止表示された普通図柄が「7」であった場合には、始動入賞口14に備えた可動翼片14C,14Cが拡開して、始動入賞口14に遊技球が入賞可能となる。
【0064】
始動入賞口14に入球すると、表示部34において特別図柄13A,13B,13Cの変動表示が開始される。そして、所定時間変動表示された後で、停止表示した図柄が、例えば「7 7 7」のようにぞろ目となった場合(図1の状態)には、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が開始されると、大入賞口15に備えた可動扉15Tが前側に倒れて、遊技球が大入賞口15に入賞可能となる。
【0065】
大当たり遊技の終了条件が成立(例えば、大当たり遊技が16ラウンド行われたか、1つのラウンド中に継続入賞口に遊技球が入賞しなかった場合)すると、停止表示した図柄に基づいて、大当たり遊技が終了後に次回の大当たり発生まで、大当たりとなる確率が通常の確率に比較して高い確率変動状態(所謂、再抽選)となるか否かの確率変動遊技の実行判定の結果が報知される。
【0066】
具体的には、大当たり遊技が終了した直後に、図14に示すように、表示部34において「上部装飾ランプに注目」、「左が光れば確変」等の表示が行われる。そして、表示部34における停止図柄が特定図柄(奇数のぞろ目)の場合には、図15に示すように、表示部34において「確変決定」という表示が行われると共に、左装飾ランプ30Lが点灯される。また、停止図柄が偶数のぞろ目であった場合には、例えば、表示部34において「通常確率」という表示が行われると共に、右装飾ランプ30Rが点灯される。なお、本実施形態では、大当たり遊技が終了した際に、確率変動状態となるか否かの結果を装飾ランプ30により報知する構成としているが、これに限るものではなく、例えば、大当たり遊技が開始する前や大当たり遊技の途中に確率変動状態となるか否かの結果を報知する構成としてもよい。
【0067】
さて、パチンコ遊技機の前面枠90はそのままで遊技盤11を変更する機種変更を行う場合には、各種制御装置50〜53が新機種に対応したものに交換されると共に、遊技盤11及び装飾ランプ30が、新機種の遊技内容に応じたものに交換される。即ち、施錠機構86を操作してガラス枠95及び前面枠90を外枠82に対して回動して開放状態とする。次いで、前面枠90の後面の係止レバーを解除して、遊技盤11を前面枠90から取り外す。次いで、新機種に対応した遊技盤11を前面枠90の後面側に係止レバーによって取り付ける。つまり、遊技盤11は、前面枠90の裏面側より着脱自在に取り付け可能となっている。ここで、装飾ランプ30は遊技盤11に予め取り付けられているので、1回の交換作業で遊技盤11と装飾ランプ30との両方を交換することができる。なお、本実施形態では、遊技盤11は、前面枠90の裏面側より着脱自在に取付可能な構成にしているが、これに限るものではなく、前面枠90の前面側より取り付ける構成にしてもよい。
【0068】
前面枠90に新機種に対応した遊技盤11を取り付けたら、前面枠90を外枠82に対して閉止状態としてから、ガラス枠95を外枠82に対して閉止状態にする。すると、遊技盤11に取り付けられた装飾ランプ30が、ランプ用孔97に突入してガラス枠95の前面側に突出する。これにより、パチンコ遊技機を遊技者側(前面側)から見ると、遊技盤11に取り付けられた装飾ランプ30が、あたかもガラス枠95に備えられているように見せることができる。また、装飾ランプ30が視認し易いので、装飾ランプ30の形状変化が遊技者に分かり易い。従って、遊技者は装飾ランプ30の形状変化から機種変更があったことを容易に認識することができる。ここで、ランプ用孔97の開口広さは、装飾ランプ30との干渉を防止した広さとなっているので、ガラス枠95を外枠82に対して開放或いは閉止する場合に、装飾ランプ30がランプ用孔97においてガラス枠95と接触することなくスムーズに開閉動作を行うことができる。しかも、装飾ランプ30とガラス枠95との間に形成された隙間が突壁46によって塞がれて見えなくなっているので、ガラス枠95と装飾ランプ30との一体感が増し、見栄えがよくなっている。
【0069】
ここで、キャラクター形状が異なる複数種類の装飾部材36を用意しておけば、装飾ランプ30のうちの装飾部材36を交換するだけで、装飾ランプ30のデザインを変更することができる。これにより、遊技者は装飾部材36が機種変更が行われる度に、新たなキャラクター形状の装飾ランプ30を楽しむことができる。
【0070】
さて、遊技盤11と装飾ランプ30との何れか一方に不具合が生じた場合には以下のように操作する。即ち、前述のようにガラス枠95を開放する。装飾ランプ30に不具合が生じた場合には、その装飾ランプ30を遊技盤11から取り外して新たな装飾ランプ30を遊技盤11に取り付ける。
【0071】
一方、遊技盤11に不具合が生じた場合には、前面枠90を開放して遊技盤11を取り外し、装飾ランプ30を不具合の生じた遊技盤11から取り外す。次いで、新たな遊技盤11に取り外した装飾ランプ30を取り付ける。そして、この装飾ランプ30が取り付けられた新たな遊技盤11を前面枠90に取り付ける。つまり、遊技盤11と装飾ランプ30との何れか一方に不具合が生じた場合には、不具合が生じた方のみを交換すればよい。
【0072】
装飾ランプ30のうち、取付部材35と装飾部材36との何れか一方に不具合が生じた場合には以下のように操作する。即ち、取付部材35に不具合が生じた場合には、装飾ランプ30を遊技盤11から取り外し、さらに取付部材35から装飾部材36を取り外す。そして装飾部材36を新たな取付部材35に取り付けて新たな装飾ランプ30とし、この新たな装飾ランプ30を再び遊技盤11に取り付ける。
【0073】
一方、装飾部材36に不具合が生じた場合には、取付部材35を遊技盤11に取り付けたままで、取付部材35から装飾部材36を取り外して、新たな装飾部材36に付け替える。つまり、装飾ランプ30のうち取付部材35と装飾部材36との何れか一方に不具合が生じた場合には、不具合が生じた方の部材のみを交換すればよく、不具合が生じていない他方の部材は、そのまま使用することができる。
【0074】
このように、本実施形態によれば、ガラス枠95を外枠82に対して閉止状態とすると、遊技盤11に取り付けられた装飾ランプ30がランプ用孔97に突入して、ガラス枠95の前側へ突出するので、あたかも装飾ランプ30がガラス枠95に備えられているように見せることができる。しかも、遊技盤11に装飾ランプ30,30が取り付けられているので、機種変更時には、遊技盤11を前面枠90に対して着脱するだけで、遊技盤11と装飾ランプ30との両方を一度に交換することができる。これらにより、従来のパチンコ遊技機に比較して機種変更が容易となると共に、装飾ランプ30が変更されたことが遊技者にとって分かり易くなる。従って、容易な作業で、パチンコ遊技機が機種変更(遊技盤11の変更)されたことを遊技者に明確にアピールすることができる。さらに、装飾ランプ30は、遊技盤11に対して着脱可能に取り付けられているので、装飾ランプ30又は遊技盤11の何れか一方のみを交換することも可能となる。
【0080】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1実施形態においては、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を例示したが、本発明はこれに限られず、例えばアレンジボール等に本発明を適用してもよい。
【0081】
(2)上記第1実施形態では、基板71を固定する支柱39が取付部材35に形成されていたが、装飾部材36に形成してもよい。
【0082】
(3)上記第1実施形態では、始動入賞口14への遊技球の入賞時に、予め確率変動遊技を行うか否かが決定されており、装飾ランプ30では、その結果を報知するだけであったが、例えば、装飾ランプ30の点灯状態によって確率変動遊技を行うか否かを決定するように構成してもよい。例えば、左右の装飾ランプ30L,30Rを交互に点灯させて、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに左装飾ランプ30Lが点灯していたら、確率変動遊技の実行を決定するように構成してもよい。
【0083】
(4)前記第1実施形態では、ガラス枠95を開放状態にしてから、装飾ランプ30の着脱を行うように構成されていたが、ガラス枠95を閉止状態としたままで、ランプ用孔97から装飾ランプ30を着脱可能な構成としてもよい。
【0084】
(5)前記第1実施形態では、装飾ランプ30とランプ用孔97とが、遊技領域R1(ガラス枠95の開口部96)よりも上側の位置に設けられていたが、装飾ランプ30は、遊技領域R1以外の場所であれば、遊技盤11のどの位置に設けてもよいし、ランプ用孔97は、ガラス枠95の開口部96以外の場所で装飾ランプ30が突入可能な場所であれば、ガラス枠95のどの位置に設けてもよい。
【0085】
(6)上記第1実施形態では、装飾ランプ30内にLED70を実装した基板71を内蔵して、装飾ランプ30を内側から発光させる構成であったが、例えば、モータやソレノイド等の電気的駆動装置を内蔵して、装飾ランプ30のうちの装飾部材36をこれらモータやソレノイドによって駆動(例えば、回転したり前後方向に移動)するように構成してもよい。
【0086】
(7)上記第1実施形態では、ガラス枠95が外枠82に対して回動可能に取り付けられていたが、例えば、ガラス枠95をパチンコ遊技機の前面側から嵌め込んで取り付ける構成でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図
【図2】 パチンコ遊技機の側面図
【図3】 ガラス枠が開放状態のときのパチンコ遊技機の斜視図
【図4】 遊技盤と装飾ランプの組み付け状態を表す斜視図
【図5】 (A)左装飾ランプの斜視図
(B)右装飾ランプの斜視図
【図6】 装飾ランプの平面図
【図7】 装飾ランプの側面図
【図8】 装飾ランプの平断面図
【図9】 装飾ランプの側断面図
【図10】 装飾ランプをランプ用孔に挿入した状態のガラス枠の平断面図
【図11】 パチンコ遊技機の背面図
【図12】 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図
【図13】 点灯処理プログラムのフローチャート
【図14】 大当たり遊技終了直後のパチンコ遊技機の正面図
【図15】 確率変動遊技の実行を報知しているときのパチンコ遊技機の正面図
【符号の説明】
11…遊技盤
30…装飾ランプ
35…取付部材
36…装飾部材
39…支柱(基板取付部)
40…配線用孔(貫通孔)
41…配線(接続部材)
45…カバー部材
46…突壁
71…基板(発光体装着基板)
90…前面枠
95…ガラス枠(透明板保持枠)
96…開口部
97…ランプ用孔(孔部)
70…LED(発光体)
R1…遊技領域

Claims (7)

  1. 遊技盤と、
    技球が流下すると共に遊技球が入球可能な複数の入賞口を有した遊技領域と、
    前記遊技盤の前面に設けられて前記遊技領域を囲むと共に、前記遊技領域外から発射された遊技球を前記遊技領域内へとガイドするガイドレールと、
    前記遊技盤が着脱自在に装着された前面枠と、
    前記前面枠の前面側に開閉自在に装着され、閉止された場合に前記遊技領域を前記前面枠の前面側から視認可能とした開口部を有し、かつ前記遊技盤のうち前記遊技領域の外側の領域を覆う透明板保持枠と、
    前記開口部を塞ぎ、前記遊技領域を視認可能に覆うように前記透明板保持枠に保持された透明板とを備えた弾球遊技機において、
    前記遊技盤の前面のうち前記遊技領域の外側の領域に取り付け可能であると共に前記遊技盤の前方に突出した装飾体と、
    前記透明板保持枠に前記開口部とは別に形成されて、前記装飾体の少なくとも前端部が挿入されると共に前記装飾体の前端部を前記透明板保持枠の前面側から視認可能とした孔部とを備え、
    前記遊技盤を前記前面枠から外した場合には、前記装飾体が前記遊技盤と共に外れる一方、前記遊技盤を前記前面枠に取り付けて前記透明板保持枠を閉止した場合には、前記装飾体の前端部が前記孔部を通して前記透明板保持枠の前面から前方に突出することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記装飾体は、前記遊技盤面に対して垂直方向に突出しかつ、前記遊技盤に着脱自在に装着されたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記装飾体は、前記遊技盤の前面に取り付けられた取付部材と、前記取付部材に着脱自在に装着された装飾部材とから構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記取付部材は、遊技内容が異なる複数種類の前記遊技盤に対して共通使用可能に構成されたことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記装飾体には、発光体と前記発光体を装着する発光体装着基板とが備えられ、
    前記装飾部材と前記取付部材との何れか一方に前記発光体装着基板が取り付け可能な発光体装着基板取付部が形成されると共に、
    前記取付部材には、前記発光体装着基板に接続し電力を供給するための接続部材が貫通する貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項3又は4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記孔部の内周面と前記装飾体の外周面との間には、前記孔部と前記装飾体とが干渉することを防止する空間部が形成されると共に、前記孔部の前面側の周縁部には、前記孔部の内側に向かって突出した突壁が形成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記孔部を前面側から覆う透明樹脂製のカバー部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の弾球遊技機。
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