JP2714499B2 - 非イオン性粉末洗浄剤組成物 - Google Patents
非イオン性粉末洗浄剤組成物Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄剤組成物に関する。
更に詳しくは非イオン界面活性剤が主基剤の粉末洗浄剤
組成物、特に使用時の溶解性に優れ、また使用時に粉立
ちのない粉末洗浄剤組成物に関する。
更に詳しくは非イオン界面活性剤が主基剤の粉末洗浄剤
組成物、特に使用時の溶解性に優れ、また使用時に粉立
ちのない粉末洗浄剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】非イオ
ン界面活性剤は、耐硬水性が良好であるうえ、洗浄力、
汚れ分散力が際立っており、低泡性で且つ生分解性が非
常に良好であるなどの特徴を有しており、洗浄用界面活
性剤として重要視されている。
ン界面活性剤は、耐硬水性が良好であるうえ、洗浄力、
汚れ分散力が際立っており、低泡性で且つ生分解性が非
常に良好であるなどの特徴を有しており、洗浄用界面活
性剤として重要視されている。
【０００３】しかしながら、通常、洗浄用に用いられる
非イオン界面活性剤は、常温で液体のものが多いため、
粉末洗剤の製造に当たって非イオン界面活性剤を液体状
態のまま多量に配合した粉末洗剤は、経日により非イオ
ン界面活性剤が徐々にしみ出してきて紙製容器の内面に
しみをつくったり、粉末洗剤の流動性が著しく損なわれ
たり、更にはケーキングを起こして洗剤が固まってしま
い商品価値を損ねるという問題点を有している。
非イオン界面活性剤は、常温で液体のものが多いため、
粉末洗剤の製造に当たって非イオン界面活性剤を液体状
態のまま多量に配合した粉末洗剤は、経日により非イオ
ン界面活性剤が徐々にしみ出してきて紙製容器の内面に
しみをつくったり、粉末洗剤の流動性が著しく損なわれ
たり、更にはケーキングを起こして洗剤が固まってしま
い商品価値を損ねるという問題点を有している。
【０００４】この問題点については、種々検討がなされ
ている。例えば、特開昭50−119813号公報にはゼオライ
ト、又はゼオライトと、水中で過酸化水素を生じる無機
過酸化物との混合物上に非イオン界面活性剤を微細に分
配した予備混合物（予備混合物中には４％以下の高分散
性珪酸を使用してもよい）30〜100 ％と噴霧乾燥洗剤０
〜70％を含有する流動性洗剤が開示されている。特開昭
61−89300 号公報には水不溶性粒体とシリカ粉末とを混
合した後、非イオン界面活性剤を噴霧し次いでゼオライ
ト粉末を添加して造粒物を調製し、この造粒物と陰イオ
ン界面活性剤を含む粒状洗剤を配合した非イオン界面活
性剤含有粒状洗剤は流動性が良好でケーキングも防止で
きることが開示されている。上記技術は陰イオン界面活
性剤を主洗浄基剤とする噴霧乾燥洗剤に後配合される非
イオン界面活性剤を含有する洗剤添加剤に関する研究を
主としており、非イオン界面活性剤を主洗浄基剤とする
洗浄剤については十分な検討がなされていない。
ている。例えば、特開昭50−119813号公報にはゼオライ
ト、又はゼオライトと、水中で過酸化水素を生じる無機
過酸化物との混合物上に非イオン界面活性剤を微細に分
配した予備混合物（予備混合物中には４％以下の高分散
性珪酸を使用してもよい）30〜100 ％と噴霧乾燥洗剤０
〜70％を含有する流動性洗剤が開示されている。特開昭
61−89300 号公報には水不溶性粒体とシリカ粉末とを混
合した後、非イオン界面活性剤を噴霧し次いでゼオライ
ト粉末を添加して造粒物を調製し、この造粒物と陰イオ
ン界面活性剤を含む粒状洗剤を配合した非イオン界面活
性剤含有粒状洗剤は流動性が良好でケーキングも防止で
きることが開示されている。上記技術は陰イオン界面活
性剤を主洗浄基剤とする噴霧乾燥洗剤に後配合される非
イオン界面活性剤を含有する洗剤添加剤に関する研究を
主としており、非イオン界面活性剤を主洗浄基剤とする
洗浄剤については十分な検討がなされていない。
【０００５】また、粉末洗剤には、その開封時、洗濯機
への投入時、計量時に微粉が粉立ちして、使用者に不便
を生じさせる、或いは特に高密度洗剤において、洗濯機
投入時の溶解性が悪いという問題がある。
への投入時、計量時に微粉が粉立ちして、使用者に不便
を生じさせる、或いは特に高密度洗剤において、洗濯機
投入時の溶解性が悪いという問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、非イオン
界面活性剤を主洗浄基剤とする洗浄剤について鋭意研究
した結果、特定分子量のポリエチレングリコールと特定
のセルロース誘導体を併用すると、上記の使用時、計量
時の微粉が粉立ちの問題や、洗濯機投入時の溶解性が悪
いという問題が著しく改善されることを見出し、本発明
を完成した。
界面活性剤を主洗浄基剤とする洗浄剤について鋭意研究
した結果、特定分子量のポリエチレングリコールと特定
のセルロース誘導体を併用すると、上記の使用時、計量
時の微粉が粉立ちの問題や、洗濯機投入時の溶解性が悪
いという問題が著しく改善されることを見出し、本発明
を完成した。
【０００７】即ち、本発明は次の成分(a),(b), (c)及び
(d) を含有してなる非イオン性粉末洗浄剤組成物を提供
するものである。 〔成 分〕 (a) 炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖の１級又は２級のアルコールにエチレンオキ サイドを平均付加モル数５〜15で付加したポリオキシエチレンアルキルエーテ ル 12〜35重量％ (b) アルミノケイ酸塩 30〜50重量％ (c) 平均分子量が 200〜1000のポリエチレングリコール 0.05〜４重量％ (d) カルボキシメチルセルロース又はその塩、メチルセルロース、ヒドロキシエ チルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ ロピルセルロース、ヒドロキシブチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチル セルロースの中から選ばれたセルロース誘導体の１種以上 0.04〜0.5 重量％。
(d) を含有してなる非イオン性粉末洗浄剤組成物を提供
するものである。 〔成 分〕 (a) 炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖の１級又は２級のアルコールにエチレンオキ サイドを平均付加モル数５〜15で付加したポリオキシエチレンアルキルエーテ ル 12〜35重量％ (b) アルミノケイ酸塩 30〜50重量％ (c) 平均分子量が 200〜1000のポリエチレングリコール 0.05〜４重量％ (d) カルボキシメチルセルロース又はその塩、メチルセルロース、ヒドロキシエ チルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ ロピルセルロース、ヒドロキシブチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチル セルロースの中から選ばれたセルロース誘導体の１種以上 0.04〜0.5 重量％。
【０００８】本発明に使用される(a) 成分の非イオン界
面活性剤は、融点が40℃以下のものが汚れ落ち、泡立
ち、泡切れに優れており、好適である。
面活性剤は、融点が40℃以下のものが汚れ落ち、泡立
ち、泡切れに優れており、好適である。
【０００９】(a) 成分としては、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、特に炭素数10〜20、好ましくは10〜1
5、更に好ましくは12〜14の直鎖又は分岐鎖、１級又は
２級のアルコールのエチレンオキサイド平均付加モル数
５〜15、好ましくは６〜12、更に好ましくは６〜10のポ
リオキシエチレンアルキルエーテルが使用される。(a)
成分は、全組成物中に12〜35重量％、好ましくは、15〜
30重量％配合される。
ルキルエーテル、特に炭素数10〜20、好ましくは10〜1
5、更に好ましくは12〜14の直鎖又は分岐鎖、１級又は
２級のアルコールのエチレンオキサイド平均付加モル数
５〜15、好ましくは６〜12、更に好ましくは６〜10のポ
リオキシエチレンアルキルエーテルが使用される。(a)
成分は、全組成物中に12〜35重量％、好ましくは、15〜
30重量％配合される。
【００１０】本発明の(b) 成分であるアルミノケイ酸塩
は、次式で示されるような結晶性或いは非結晶性アルミ
ノケイ酸塩である。 次式で示される結晶性アルミノケイ酸塩（ゼオライ
ト） x(M'2O又はM''O)・Al2O3・y(SiO2)・w(H2O) 〔式中、M'はアルカリ金属原子、M'' はカルシウムと交
換可能なアルカリ土類金属原子、x, y, w は各成分のモ
ル数を表し、一般的には 0.7≦x ≦1.5 、0.8 ≦y ≦
６、w は任意の正数である。〕洗浄力ビルダーとしては
特に次の一般式で表されるものが好ましい。 Na2O・Al2O3・n(SiO2)・w(H2O) 〔式中、n は 1.8〜3.0 、w は１〜６の数を表す。〕 次式で示される非晶質アルミノケイ酸塩 x(MeO)・y(M2O)・Al2O3・z(SiO2)・w(H2O) 〔式中、Meはアルカリ土類金属類、例えばカルシウム、
マグネシウム原子を表し、M はアルカリ金属類、例えば
ナトリウム原子及び／又はカリウム原子を表す。x, y,
z, wは任意の正数(xは０を含む) である。〕アルミノケ
イ酸塩は結晶性のもの、非晶質のものを単独もしくは混
合して使用する。(b) 成分は、全組成物中に30〜50重量
％配合される。
は、次式で示されるような結晶性或いは非結晶性アルミ
ノケイ酸塩である。 次式で示される結晶性アルミノケイ酸塩（ゼオライ
ト） x(M'2O又はM''O)・Al2O3・y(SiO2)・w(H2O) 〔式中、M'はアルカリ金属原子、M'' はカルシウムと交
換可能なアルカリ土類金属原子、x, y, w は各成分のモ
ル数を表し、一般的には 0.7≦x ≦1.5 、0.8 ≦y ≦
６、w は任意の正数である。〕洗浄力ビルダーとしては
特に次の一般式で表されるものが好ましい。 Na2O・Al2O3・n(SiO2)・w(H2O) 〔式中、n は 1.8〜3.0 、w は１〜６の数を表す。〕 次式で示される非晶質アルミノケイ酸塩 x(MeO)・y(M2O)・Al2O3・z(SiO2)・w(H2O) 〔式中、Meはアルカリ土類金属類、例えばカルシウム、
マグネシウム原子を表し、M はアルカリ金属類、例えば
ナトリウム原子及び／又はカリウム原子を表す。x, y,
z, wは任意の正数(xは０を含む) である。〕アルミノケ
イ酸塩は結晶性のもの、非晶質のものを単独もしくは混
合して使用する。(b) 成分は、全組成物中に30〜50重量
％配合される。
【００１１】本発明の(c) 成分である平均分子量が 200
〜1000のポリエチレングリコールは、通常のエチレング
リコールに酸化エチレンを触媒の存在下で加圧、加温状
態で吹き込み重合させて製造されるものを使用できる。
平均分子量が200 未満の場合、粉立ちが発生しやすくな
り、また、1000を越える分子量のものは(c) 成分と併用
することはできるが、単独では本発明の効果は充分に得
ることができない。(c) 成分は予想されたよりも少量で
本発明の効果を発揮することができ、(c) 成分は本発明
の組成物中に0.05〜４重量％、好ましくは 0.1〜３重量
％配合され、 0.5重量％以下でも十分に効果を得ること
ができる。
〜1000のポリエチレングリコールは、通常のエチレング
リコールに酸化エチレンを触媒の存在下で加圧、加温状
態で吹き込み重合させて製造されるものを使用できる。
平均分子量が200 未満の場合、粉立ちが発生しやすくな
り、また、1000を越える分子量のものは(c) 成分と併用
することはできるが、単独では本発明の効果は充分に得
ることができない。(c) 成分は予想されたよりも少量で
本発明の効果を発揮することができ、(c) 成分は本発明
の組成物中に0.05〜４重量％、好ましくは 0.1〜３重量
％配合され、 0.5重量％以下でも十分に効果を得ること
ができる。
【００１２】本発明の(d) 成分であるセルロース誘導体
は以下の中の一種以上が用いられる。即ち、カルボキシ
メチルセルロース又はその塩、メチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシブチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースである。例えば、特にカルボキシメチルセ
ルロース又はその塩の場合は分子量が３万〜15万、エー
テル化度が 0.5〜0.85のものが好ましい。これらの(d)
成分は本発明の組成物中に0.04〜0.5 重量％配合され
る。
は以下の中の一種以上が用いられる。即ち、カルボキシ
メチルセルロース又はその塩、メチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシブチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースである。例えば、特にカルボキシメチルセ
ルロース又はその塩の場合は分子量が３万〜15万、エー
テル化度が 0.5〜0.85のものが好ましい。これらの(d)
成分は本発明の組成物中に0.04〜0.5 重量％配合され
る。
【００１３】本発明の組成物には上記 (a)〜(d) の必須
成分に加え、下記の各種界面活性剤を併用することがで
きる。陰イオン界面活性剤としてはアルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、
アルキル又はアルケニル硫酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はエステル塩、アルキル
又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、アミノ酸型界面
活性剤、Ｎ−アシルアミノ酸型界面活性剤、アルキル又
はアルケニル燐酸エステル又はその塩等が例示される。
成分に加え、下記の各種界面活性剤を併用することがで
きる。陰イオン界面活性剤としてはアルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、
アルキル又はアルケニル硫酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はエステル塩、アルキル
又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、アミノ酸型界面
活性剤、Ｎ−アシルアミノ酸型界面活性剤、アルキル又
はアルケニル燐酸エステル又はその塩等が例示される。
【００１４】両性界面活性剤としてはカルボキシ型又は
スルホベタイン型等の両性界面活性剤が、カチオン型界
面活性剤としては第４級アンモニウム塩等が例示され
る。
スルホベタイン型等の両性界面活性剤が、カチオン型界
面活性剤としては第４級アンモニウム塩等が例示され
る。
【００１５】その他、本発明の非イオン性粉末洗浄剤組
成物には、慣用の補助添加剤、例えばトリポリ燐酸塩、
ピロ燐酸塩等の燐酸塩、アミノトリ（メチレンホスホン
酸）、１−ヒドロキシエチリデン−1,1 −ジホスホン
酸、エチレンジアミンテトラ（メチレンホスホン酸）、
ジエチレントリアミンペンタ（メチレンホスホン酸）、
及びこれらの塩、２−ホスホノブタン−1,2 −ジカルボ
ン酸等のホスホノカルボン酸の塩、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸等のアミノ酸の塩、ニトリロ３酢酸塩、エチ
レンジアミン４酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩、ポリアク
リル酸塩、ポリアコニット酸塩等の高分子電解質、ポリ
ビニルアルコール等の非解離高分子、特開昭50−52196
号公報記載のポリアセタールカルボン酸重合体、特開昭
60−227895号公報の層状ケイ酸塩、ジグリコール酸、オ
キシカルボン酸塩等のビルダー、二価金属イオン捕捉
剤、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩等のアルカリ剤或いは無
機電解質、ポリビニルピロリドン等の再汚染防止剤、プ
ロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素、パラトル
エンスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、タルク、カルシ
ウムシリケート等のケーキング防止剤、第３ブチルヒド
ロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール等の酸化防止
剤、蛍光染料、青味付剤、香料等を含むことができる
が、これについては特に限定されず、目的に応じた配合
がなされてよい。
成物には、慣用の補助添加剤、例えばトリポリ燐酸塩、
ピロ燐酸塩等の燐酸塩、アミノトリ（メチレンホスホン
酸）、１−ヒドロキシエチリデン−1,1 −ジホスホン
酸、エチレンジアミンテトラ（メチレンホスホン酸）、
ジエチレントリアミンペンタ（メチレンホスホン酸）、
及びこれらの塩、２−ホスホノブタン−1,2 −ジカルボ
ン酸等のホスホノカルボン酸の塩、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸等のアミノ酸の塩、ニトリロ３酢酸塩、エチ
レンジアミン４酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩、ポリアク
リル酸塩、ポリアコニット酸塩等の高分子電解質、ポリ
ビニルアルコール等の非解離高分子、特開昭50−52196
号公報記載のポリアセタールカルボン酸重合体、特開昭
60−227895号公報の層状ケイ酸塩、ジグリコール酸、オ
キシカルボン酸塩等のビルダー、二価金属イオン捕捉
剤、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩等のアルカリ剤或いは無
機電解質、ポリビニルピロリドン等の再汚染防止剤、プ
ロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素、パラトル
エンスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、タルク、カルシ
ウムシリケート等のケーキング防止剤、第３ブチルヒド
ロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール等の酸化防止
剤、蛍光染料、青味付剤、香料等を含むことができる
が、これについては特に限定されず、目的に応じた配合
がなされてよい。
【００１６】
【実施例】以下実施例にて本発明を更に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【００１７】実施例１ 表１に示す量の粉末原料（牛脂脂肪酸ソーダ、ゼオライ
トＡ、無定形シリカ、炭酸ソーダ及び蛍光染料）を攪拌
転動造粒機（レディゲミキサー）に入れ、表１に示す量
の液状ノニオン界面活性剤を徐々に導入し、次いで表１
に示す量の重合体（ポリエチレングリコール及びセルロ
ース誘導体）溶融物を添加し、更に酵素、香料及び少量
のゼオライトＡを加えて混合し、表１に示す組成の最終
洗剤製品を得た。この洗剤製品を用いて、粉末物性、溶
解性及びハンドリング時の粉立ちについて試験した。表
１にその結果を示した。
トＡ、無定形シリカ、炭酸ソーダ及び蛍光染料）を攪拌
転動造粒機（レディゲミキサー）に入れ、表１に示す量
の液状ノニオン界面活性剤を徐々に導入し、次いで表１
に示す量の重合体（ポリエチレングリコール及びセルロ
ース誘導体）溶融物を添加し、更に酵素、香料及び少量
のゼオライトＡを加えて混合し、表１に示す組成の最終
洗剤製品を得た。この洗剤製品を用いて、粉末物性、溶
解性及びハンドリング時の粉立ちについて試験した。表
１にその結果を示した。
【００１８】見掛比重試験方法… JIS K 3362 合成洗
剤試験法 流動性試験法…JIS K 3362合成洗剤試験法に記載され
たスタンド及び漏斗を用い、ASTM：B213-48 に記載され
ているFlow Rate of Metal PowdersのFlow Rateに準じ
て測定した。 洗剤の分散溶解性試験 (株) 日立製全自動洗濯機 2.8kg「青空PF-2650」を用
い、洗濯槽低部一端に洗剤60ｇをまとめて置き、その上
に衣料（木綿肌着60重量部とポリエステル／木綿混紡の
ワイシャツ40重量部）を３kg投入し、10℃の水道水を毎
分８リットルの流速で洗剤に直接水があたらないように
40リットルになるまで５分間かけてゆっくり注水する。
その後攪拌を開始し、３分間攪拌した後、攪拌を止め、
排水し、３分間脱水した後、衣料及び洗濯槽に残留する
洗剤を目視判定する。判定基準を以下に示す。 ◎：残留洗剤なし ○：僅かに小粒状の残留洗剤あり △：多数の小粒状の残留洗剤又は僅かに塊状の残留洗剤
あり ×：塊状の残留洗剤がかなり残る 洗剤の粉立ち性試験 JIS K 3362合成洗剤試験法に記載されたスタンド及び漏
斗を用い、漏斗にすりきり一杯の供試洗剤を入れ、落下
させた後、粉末の粉立ち性を目視判定する。判定基準を
以下に示す。 ◎：粉立ちなし ○：僅かに粉立ちあり △：粉立ちがある ×：粉立ちがかなりある
剤試験法 流動性試験法…JIS K 3362合成洗剤試験法に記載され
たスタンド及び漏斗を用い、ASTM：B213-48 に記載され
ているFlow Rate of Metal PowdersのFlow Rateに準じ
て測定した。 洗剤の分散溶解性試験 (株) 日立製全自動洗濯機 2.8kg「青空PF-2650」を用
い、洗濯槽低部一端に洗剤60ｇをまとめて置き、その上
に衣料（木綿肌着60重量部とポリエステル／木綿混紡の
ワイシャツ40重量部）を３kg投入し、10℃の水道水を毎
分８リットルの流速で洗剤に直接水があたらないように
40リットルになるまで５分間かけてゆっくり注水する。
その後攪拌を開始し、３分間攪拌した後、攪拌を止め、
排水し、３分間脱水した後、衣料及び洗濯槽に残留する
洗剤を目視判定する。判定基準を以下に示す。 ◎：残留洗剤なし ○：僅かに小粒状の残留洗剤あり △：多数の小粒状の残留洗剤又は僅かに塊状の残留洗剤
あり ×：塊状の残留洗剤がかなり残る 洗剤の粉立ち性試験 JIS K 3362合成洗剤試験法に記載されたスタンド及び漏
斗を用い、漏斗にすりきり一杯の供試洗剤を入れ、落下
させた後、粉末の粉立ち性を目視判定する。判定基準を
以下に示す。 ◎：粉立ちなし ○：僅かに粉立ちあり △：粉立ちがある ×：粉立ちがかなりある
【００１９】
【表１】
【００２０】実施例２ 実施例１と同様に下記組成の洗浄剤を調製し、製品の粉
末物性、溶解性及びハンドリング時の粉立ちについて実
施例１と同様に試験した。表２にその結果を示す。
末物性、溶解性及びハンドリング時の粉立ちについて実
施例１と同様に試験した。表２にその結果を示す。
【００２１】
【表２】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１１Ｄ 3:37 3:22）
Claims (1)
- 【請求項１】次の成分(a),(b), (c)及び(d) を含有して
なる非イオン性粉末洗浄剤組成物。 〔成 分〕 (a) 炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖の１級又は２級のアルコールにエチレンオキ サイドを平均付加モル数５〜15で付加したポリオキシエチレンアルキルエーテ ル 12〜35重量％ (b) アルミノケイ酸塩 30〜50重量％ (c) 平均分子量が 200〜1000のポリエチレングリコール 0.05〜４重量％ (d) カルボキシメチルセルロース又はその塩、メチルセルロース、ヒドロキシエ チルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ ロピルセルロース、ヒドロキシブチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチル セルロースの中から選ばれたセルロース誘導体の１種以上 0.04〜0.5 重量％
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3121044A JP2714499B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 非イオン性粉末洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3121044A JP2714499B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 非イオン性粉末洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04348199A JPH04348199A (ja) | 1992-12-03 |
| JP2714499B2 true JP2714499B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=14801435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3121044A Expired - Fee Related JP2714499B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 非イオン性粉末洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2714499B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5739094A (en) * | 1997-01-17 | 1998-04-14 | The Procter & Gamble Company | Free-flowing particulate detergent admix composition containing nonionic surfactant |
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