JP2714359B2 - 磁気記録再生装置のヘッドドラム - Google Patents
磁気記録再生装置のヘッドドラムInfo
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- JP2714359B2 JP2714359B2 JP6260084A JP26008494A JP2714359B2 JP 2714359 B2 JP2714359 B2 JP 2714359B2 JP 6260084 A JP6260084 A JP 6260084A JP 26008494 A JP26008494 A JP 26008494A JP 2714359 B2 JP2714359 B2 JP 2714359B2
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- Japan
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- drum
- shaft
- fluid bearing
- magnetic recording
- head drum
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/61—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/107—Grooves for generating pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/10—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
- F16C17/102—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure
- F16C17/105—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure with at least one bearing surface providing angular contact, e.g. conical or spherical bearing surfaces
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置のヘッ
ドドラムに係り、特に構造が改善された流体ベアリング
システムを具備したヘッドドラムに関する。
ドドラムに係り、特に構造が改善された流体ベアリング
システムを具備したヘッドドラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気記録テ−プに記録された磁気記録を
再生したり、または磁気記録テ−プに記録を行う磁気記
録再生装置にはヘッドドラムが使用される。このヘッド
ドラムは相互対面する二つのドラム部材を具備してお
り、この二つのドラム部材のうちいずれか一つが他の一
つに対して回転され得るようになっているが、この回転
可能なドラム部材の内部にはヘッドが設けられている。
磁気記録テ−プはヘッドドラムの外周面に接触しながら
走行するようになり、前記回転可能なドラム部材が回転
しながらテ−プから電気的信号を検出するようになる。
このようなヘッドドラムの一例を図１に示した。
再生したり、または磁気記録テ−プに記録を行う磁気記
録再生装置にはヘッドドラムが使用される。このヘッド
ドラムは相互対面する二つのドラム部材を具備してお
り、この二つのドラム部材のうちいずれか一つが他の一
つに対して回転され得るようになっているが、この回転
可能なドラム部材の内部にはヘッドが設けられている。
磁気記録テ−プはヘッドドラムの外周面に接触しながら
走行するようになり、前記回転可能なドラム部材が回転
しながらテ−プから電気的信号を検出するようになる。
このようなヘッドドラムの一例を図１に示した。
【０００３】軸６０の下端部には下部ドラム７０が固定
されている。軸６０の上端部には上部ドラム８０がその
軸６０に対して回転可能に設けられている。この上部ド
ラム８０はその外周面が磁気記録テ−プと接触される胴
体８４と、この胴体８４の中心部に押込固定されたブッ
シュ８５を具備している。一方、軸６０の上端部端面
は、ボルト８１により上部ドラム８０に固定された軸方
向流体ベアリング９０と接触しており、上部ドラム８０
と接触する軸６０の外周面には半径方向流体ベアリング
６６が形成されている。この流体ベアリング９０，６６
の構造は図２乃至図４に概略的に示したが、図２は軸方
向流体ベアリング９０の底面図であり、図３は図２のＡ
−Ａ 線断面図であり、図４は図１に示した半径方向流
体ベアリング６６の部位を抜粋して示した拡大図であ
る。
されている。軸６０の上端部には上部ドラム８０がその
軸６０に対して回転可能に設けられている。この上部ド
ラム８０はその外周面が磁気記録テ−プと接触される胴
体８４と、この胴体８４の中心部に押込固定されたブッ
シュ８５を具備している。一方、軸６０の上端部端面
は、ボルト８１により上部ドラム８０に固定された軸方
向流体ベアリング９０と接触しており、上部ドラム８０
と接触する軸６０の外周面には半径方向流体ベアリング
６６が形成されている。この流体ベアリング９０，６６
の構造は図２乃至図４に概略的に示したが、図２は軸方
向流体ベアリング９０の底面図であり、図３は図２のＡ
−Ａ 線断面図であり、図４は図１に示した半径方向流
体ベアリング６６の部位を抜粋して示した拡大図であ
る。
【０００４】これらの図面を参照すると、軸６０の上端
部端面と接触する軸方向流体ベアリング９０の中央部に
は多数のグル−ブ９１が備えられており、このグル−ブ
９１には空気やオイルなどの潤滑剤が介在される。そし
て、軸６０の外周面には上部ドラム８０と接触する部位
にグル−ブ６７が形成されて半径方向流体ベアリング６
６を構成する。このグル−ブ６７にも潤滑剤が介在され
る。
部端面と接触する軸方向流体ベアリング９０の中央部に
は多数のグル−ブ９１が備えられており、このグル−ブ
９１には空気やオイルなどの潤滑剤が介在される。そし
て、軸６０の外周面には上部ドラム８０と接触する部位
にグル−ブ６７が形成されて半径方向流体ベアリング６
６を構成する。このグル−ブ６７にも潤滑剤が介在され
る。
【０００５】このような構造を有するヘッドドラム９に
おいて、前記ドラム８０が軸６０に対して回転すると、
軸６０の半径方向に力が作用して上部ドラム８０とこの
上部ドラム８０と接触する軸６０の外周面との間に摩擦
抵抗が発生される。そして、軸の長手方向に作用する上
部ドラム８０の自重による摩擦抵抗が発生するようにな
る。このような、軸方向および半径方向に作用する力に
より発生する摩擦抵抗は前述した軸方向流体ベアリング
９０と半径方向流体ベアリング６６により減少されて上
部ドラム８０は軸６０に対して円滑な回転をし得るよう
になる。一方、前記半径方向流体ベアリングを軸６０の
外周面に形成する代わりに、ブッシ８５の内周面側に形
成して前述したヘッドドラム９と同一な効果を得ること
ができるようにしたものも知られている。
おいて、前記ドラム８０が軸６０に対して回転すると、
軸６０の半径方向に力が作用して上部ドラム８０とこの
上部ドラム８０と接触する軸６０の外周面との間に摩擦
抵抗が発生される。そして、軸の長手方向に作用する上
部ドラム８０の自重による摩擦抵抗が発生するようにな
る。このような、軸方向および半径方向に作用する力に
より発生する摩擦抵抗は前述した軸方向流体ベアリング
９０と半径方向流体ベアリング６６により減少されて上
部ドラム８０は軸６０に対して円滑な回転をし得るよう
になる。一方、前記半径方向流体ベアリングを軸６０の
外周面に形成する代わりに、ブッシ８５の内周面側に形
成して前述したヘッドドラム９と同一な効果を得ること
ができるようにしたものも知られている。
【０００６】前述した従来のヘッドドラムは、上部ドラ
ム８０の回転による上部ドラム８０と軸６０との摩擦抵
抗を減少させて円滑な回転がなされるようにするため、
半径方向流体ベアリング６６と軸方向流体ベアリング９
０を別途に具備する構造を有しているが、これにより前
述した従来のヘッドドラム９には次のような問題点があ
る。
ム８０の回転による上部ドラム８０と軸６０との摩擦抵
抗を減少させて円滑な回転がなされるようにするため、
半径方向流体ベアリング６６と軸方向流体ベアリング９
０を別途に具備する構造を有しているが、これにより前
述した従来のヘッドドラム９には次のような問題点があ
る。
【０００７】まず、半径方向流体ベアリングは軸６０自
体の外周面またはブッシ８５の内周面に形成されるグル
−ブ６７を必要とするが、軸６０の外周面またはブッシ
８５の内周面にグル−ブを形成することは非常に手間を
必要とする。また、ヘッドドラムの組立作業時に、軸方
向流体ベアリング９０とこれと接触される軸６０の端面
との平行度を厳格に管理する必要があるので、その作業
にも非常に手間がかかる。
体の外周面またはブッシ８５の内周面に形成されるグル
−ブ６７を必要とするが、軸６０の外周面またはブッシ
８５の内周面にグル−ブを形成することは非常に手間を
必要とする。また、ヘッドドラムの組立作業時に、軸方
向流体ベアリング９０とこれと接触される軸６０の端面
との平行度を厳格に管理する必要があるので、その作業
にも非常に手間がかかる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するために案出されたものであって、回転ドラ
ムが回転する時形成される軸方向および半径方向の力に
より発生する摩擦抵抗を同時に減少させ得るようにした
流体ベアリングを有する磁気記録再生装置のヘッドドラ
ムを提供することを目的とする。
題を解決するために案出されたものであって、回転ドラ
ムが回転する時形成される軸方向および半径方向の力に
より発生する摩擦抵抗を同時に減少させ得るようにした
流体ベアリングを有する磁気記録再生装置のヘッドドラ
ムを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明の磁気記録再生装置のヘッドドラムは、
第１ドラムと、前記第１ドラムに固定された軸と、前記
第１ドラムに対向し前記軸に相対回転可能に設けられる
第２ドラムを具備する磁気記録再生装置のヘッドドラム
において、小直径部および大直径部を有し、外周面には
潤滑剤が介在されるグルーブが形成され、中心部は前記
軸に固定されて前記第２ドラムを回転支持する半球形流
体ベアリングと、前記第２ドラムに備えられ前記流体ベ
アリングが安着される半球形のベアリング安着部とを具
備し、前記流体ベアリングは二つが一対をなして設けら
れ、それぞれの流体ベアリングの前記小直径部が相互対
向するように設けられていることを特徴としている。
るために本発明の磁気記録再生装置のヘッドドラムは、
第１ドラムと、前記第１ドラムに固定された軸と、前記
第１ドラムに対向し前記軸に相対回転可能に設けられる
第２ドラムを具備する磁気記録再生装置のヘッドドラム
において、小直径部および大直径部を有し、外周面には
潤滑剤が介在されるグルーブが形成され、中心部は前記
軸に固定されて前記第２ドラムを回転支持する半球形流
体ベアリングと、前記第２ドラムに備えられ前記流体ベ
アリングが安着される半球形のベアリング安着部とを具
備し、前記流体ベアリングは二つが一対をなして設けら
れ、それぞれの流体ベアリングの前記小直径部が相互対
向するように設けられていることを特徴としている。
【００１０】
【作用】本発明の磁気記録再生装置のヘッドドラムは、
軸方向流体ベアリングと、半径方向流体ベアリングを別
途に備えず、軸方向力および半径方向力による摩擦抵抗
を同時に減少させ得る半球形の流体ベアリングを具備
し、流体ベアリングを別途に製作した後、これを軸に結
合させて使用することにより作業性低下を防止すること
ができる。
軸方向流体ベアリングと、半径方向流体ベアリングを別
途に備えず、軸方向力および半径方向力による摩擦抵抗
を同時に減少させ得る半球形の流体ベアリングを具備
し、流体ベアリングを別途に製作した後、これを軸に結
合させて使用することにより作業性低下を防止すること
ができる。
【００１１】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明の一実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【００１２】図５は本発明の一実施例によるヘッドドラ
ムを示したものであり、図６は本発明の一実施例による
ヘッドドラムに使用される流体ベアリングの外観を示し
たものである。そして、図７は図６に示した流体ベアリ
ングの断面図である。
ムを示したものであり、図６は本発明の一実施例による
ヘッドドラムに使用される流体ベアリングの外観を示し
たものである。そして、図７は図６に示した流体ベアリ
ングの断面図である。
【００１３】第１ドラム１０の貫通孔１１に軸３０の一
側端部が挿入されて第１ドラム１０は軸３０に固定され
ている。この軸３０の他側端部にはフランジ３１が固定
されており、このフランジ３１には小直径部４５および
大直径部４６を有する半球形の流体ベアリング４０がボ
ルト３９により固定されているが、押込又はボンディン
グにより固定することもできる。したがって、流体ベア
リング４０の中心部は軸３０に固定されている。この流
体ベアリング４０の胴体４２の外周面には空気やオイル
などのような潤滑剤が介在され得るようにグル−ブ４１
が形成されている。前記流体ベアリング４０は、図５に
示したように、二つが一対をなして設けられることが望
ましく、前記二つの流体ベアリング４０は各流体ベアリ
ング４０の小直径部４５が相互対向されるように設けら
れることが望ましい。
側端部が挿入されて第１ドラム１０は軸３０に固定され
ている。この軸３０の他側端部にはフランジ３１が固定
されており、このフランジ３１には小直径部４５および
大直径部４６を有する半球形の流体ベアリング４０がボ
ルト３９により固定されているが、押込又はボンディン
グにより固定することもできる。したがって、流体ベア
リング４０の中心部は軸３０に固定されている。この流
体ベアリング４０の胴体４２の外周面には空気やオイル
などのような潤滑剤が介在され得るようにグル−ブ４１
が形成されている。前記流体ベアリング４０は、図５に
示したように、二つが一対をなして設けられることが望
ましく、前記二つの流体ベアリング４０は各流体ベアリ
ング４０の小直径部４５が相互対向されるように設けら
れることが望ましい。
【００１４】また、図５に示したように、二つの流体ベ
アリング４０の間には、スペ−サとして軸３０が貫通す
る円筒形部材５０を設け、その円筒形部材５０の両端面
が各流体ベアリング４０に接触するようにすることが望
ましい。そして、第２ドラム２０が、第１ドラム１０と
対向され軸３０に対して回転可能に設けられる。この第
２ドラム２０はその外周面が磁気記録テ−プと接触する
胴体２４と、この胴体２４の中心部に押込固定されたブ
ッシュ８５を具備している。このブッシュ８５には前記
半球形の流体ベアリング４０が安着される半球形のベア
リング安着部２１が備えられている。
アリング４０の間には、スペ−サとして軸３０が貫通す
る円筒形部材５０を設け、その円筒形部材５０の両端面
が各流体ベアリング４０に接触するようにすることが望
ましい。そして、第２ドラム２０が、第１ドラム１０と
対向され軸３０に対して回転可能に設けられる。この第
２ドラム２０はその外周面が磁気記録テ−プと接触する
胴体２４と、この胴体２４の中心部に押込固定されたブ
ッシュ８５を具備している。このブッシュ８５には前記
半球形の流体ベアリング４０が安着される半球形のベア
リング安着部２１が備えられている。
【００１５】このような構造を有するヘッドドラム１に
おいて、第２ドラム２０が軸３０に対して回転すると、
第１ドラム１０に固定された軸３０と第２ドラム２０と
の間には、軸３０の半径方向に作用する力による摩擦抵
抗と、軸方向に作用する第２ドラム２０の自重による摩
擦抵抗が発生するようになる。このような摩擦抵抗は小
直径部４５と大直径部４６を有する半球形流体ベアリン
グ４０により同時に減少され、軸３０に対する第２ドラ
ム２０の回転が円滑になり得る。即ち、軸３０の長手方
向に作用する力による摩擦抵抗は流体ベアリング４０の
外周面とベアリング安着部２１の水平分面（軸の半径方
向に対して平行な分面）により減少され、軸３０の半径
方向に作用する力による摩擦抵抗は流体ベアリング４０
の外周面とベアリング安着部２１の垂直分面（軸の方向
に対して垂直である分面）により減少される。一方、こ
のような流体ベアリング４０は別途に製作された後、軸
３０に結合されて使用され得るので、図１ないし図４を
参照しながら説明した従来のヘッドドラム９の軸６０に
直接形成された半径方向流体ベアリング６６を具備する
ことに比較してみる時、ヘッドドラムの製作および組立
作業性が向上されることが分かる。
おいて、第２ドラム２０が軸３０に対して回転すると、
第１ドラム１０に固定された軸３０と第２ドラム２０と
の間には、軸３０の半径方向に作用する力による摩擦抵
抗と、軸方向に作用する第２ドラム２０の自重による摩
擦抵抗が発生するようになる。このような摩擦抵抗は小
直径部４５と大直径部４６を有する半球形流体ベアリン
グ４０により同時に減少され、軸３０に対する第２ドラ
ム２０の回転が円滑になり得る。即ち、軸３０の長手方
向に作用する力による摩擦抵抗は流体ベアリング４０の
外周面とベアリング安着部２１の水平分面（軸の半径方
向に対して平行な分面）により減少され、軸３０の半径
方向に作用する力による摩擦抵抗は流体ベアリング４０
の外周面とベアリング安着部２１の垂直分面（軸の方向
に対して垂直である分面）により減少される。一方、こ
のような流体ベアリング４０は別途に製作された後、軸
３０に結合されて使用され得るので、図１ないし図４を
参照しながら説明した従来のヘッドドラム９の軸６０に
直接形成された半径方向流体ベアリング６６を具備する
ことに比較してみる時、ヘッドドラムの製作および組立
作業性が向上されることが分かる。
【００１６】本実施例では第２ドラム２０が第１ドラム
１０に固定されている軸３０に対して回転する場合に対
して説明したが、軸３０が固定された第１ドラム１０が
第２ドラム２０に対して回転する場合にも前述したよう
な効果を得ることは無論である。
１０に固定されている軸３０に対して回転する場合に対
して説明したが、軸３０が固定された第１ドラム１０が
第２ドラム２０に対して回転する場合にも前述したよう
な効果を得ることは無論である。
【００１７】また図５ないし図７には、前記半球形ベア
リング４０の外周面に形成されたグル−ブ４１の両端が
それぞれ小直径部４５と大直径部４６に繋がったものと
して示されているが、図８に示したように、グル−ブ４
１の一側は大直径部４６に繋がり他側は小直径部４５と
大直径部４６の間で切れた形態を取ることもでき、反対
にグル−ブ４１の一側が小直径部４５に繋がり他側は小
直径部４５と大直径部４６の間で切れた形態とすること
もできる。
リング４０の外周面に形成されたグル−ブ４１の両端が
それぞれ小直径部４５と大直径部４６に繋がったものと
して示されているが、図８に示したように、グル−ブ４
１の一側は大直径部４６に繋がり他側は小直径部４５と
大直径部４６の間で切れた形態を取ることもでき、反対
にグル−ブ４１の一側が小直径部４５に繋がり他側は小
直径部４５と大直径部４６の間で切れた形態とすること
もできる。
【００１８】
【発明の効果】前述したように本発明の磁気記録再生装
置のヘッドドラムは、軸方向流体ベアリングと、半径方
向流体ベアリングを別途に備えず、軸方向および半径方
向力による摩擦抵抗を同時に減少させ得る半球形の流体
ベアリングを具備しているので、組立作業が容易であ
る。また、流体ベアリングを別途に製作した後これを軸
に結合させて使用することができるので、軸に流体ベア
リングを直接形成する場合のような作業性の低下を防止
することができる。
置のヘッドドラムは、軸方向流体ベアリングと、半径方
向流体ベアリングを別途に備えず、軸方向および半径方
向力による摩擦抵抗を同時に減少させ得る半球形の流体
ベアリングを具備しているので、組立作業が容易であ
る。また、流体ベアリングを別途に製作した後これを軸
に結合させて使用することができるので、軸に流体ベア
リングを直接形成する場合のような作業性の低下を防止
することができる。
【００１９】
【図１】従来のヘッドドラムの断面図である。
【図２】図１の軸方向流体ベアリングの底面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ 断面図である。
【図４】図１の半径方向流体ベアリングの部分拡大図で
ある。
ある。
【図５】本発明の一実施例によるヘッドドラムの断面図
である。
である。
【図６】図５に示した流体ベアリングの拡大図である。
【図７】図６に示した流体ベアリングの断面図である。
【図８】本発明の他の実施例の流体ベアリングの正面図
である。
である。
１０ 第１ドラム ２０ 第２ドラム ３０ 軸 ４０ 流体ベアリング ４５ 小直径部 ４６ 大直径部 ５０ 円筒形部材 ８５ ブッシュ
Claims (2)
- 【請求項１】 第１ドラムと、前記第１ドラムに固定さ
れた軸と、前記第１ドラムに対向し前記軸に相対回転可
能に設けられる第２ドラムを具備する磁気記録再生装置
のヘッドドラムにおいて、 小直径部および大直径部を有し、外周面には潤滑剤が介
在されるグルーブが形成され、中心部は前記軸に固定さ
れて前記第２ドラムを回転支持する半球形流体ベアリン
グと、 前記第２ドラムに備えられ前記流体ベアリングが安着さ
れる半球形のベアリング安着部とを具備し、 前記流体ベアリングは二つが一対をなして設けられ、そ
れぞれの流体ベアリングの前記小直径部が相互対向する
ように設けられていることを特徴とする磁気記録再生装
置のヘッドドラム。 - 【請求項２】 前記二つの流体ベアリング間にはその両
端面が前記軸が貫通するスペーサとして円筒形部材が介
されることを特徴とする請求項１に記載の磁気記録再生
装置のヘッドドラム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019930024115A KR0165280B1 (ko) | 1993-10-27 | 1993-11-13 | 자기기록재생장치의 헤드드럼 |
| KR93-24115 | 1993-11-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07182636A JPH07182636A (ja) | 1995-07-21 |
| JP2714359B2 true JP2714359B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=19367982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6260084A Expired - Lifetime JP2714359B2 (ja) | 1993-11-13 | 1994-10-25 | 磁気記録再生装置のヘッドドラム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5581425A (ja) |
| JP (1) | JP2714359B2 (ja) |
| KR (1) | KR0165280B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2306583A (en) * | 1995-10-28 | 1997-05-07 | Daewoo Electronics Co Ltd | Lubricated journal bearing assembly |
| KR0170120B1 (ko) * | 1995-12-29 | 1999-04-15 | 배순훈 | 헤드드럼 조립체 |
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