JP2713683B2 - プリンタ制御方式 - Google Patents

プリンタ制御方式

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JP2713683B2
JP2713683B2 JP4224117A JP22411792A JP2713683B2 JP 2713683 B2 JP2713683 B2 JP 2713683B2 JP 4224117 A JP4224117 A JP 4224117A JP 22411792 A JP22411792 A JP 22411792A JP 2713683 B2 JP2713683 B2 JP 2713683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プリンタ制御方式に関
し,特に,プリンタに備えられる複数のモータを同時に
駆動するプリンタにおけるプリンタ制御方式に関する。
【0002】電子計算機の本体装置の処理能力の向上を
活かすため等の種々の理由で,プリンタに対しては高ス
ループットが強く要求される。
【0003】
【従来の技術】プリンタでは多くのモータが使用され
る。モータには,通常印字ヘッドを搭載したキャリアを
駆動するためのキャリアモータ(CRモータ)及び,改
行及び紙送りのためのLF用モータがあり,その他にも
必要に応じて,紙をピックアップして給紙するための給
紙用モータ,紙を反転させるための反転モータ,単票用
ホッパを紙の残量に応じて上下させるためのホッパ用モ
ータ,連票又は単票の違いに応じて用紙の通過経路を切
り換えるための切換用モータ,カラー印刷用の各色リボ
ンの移動のためのリボンシフトモータ等がある。
【0004】これらのモータは,従来,図7に示す如
く,タイマ1’(1A’乃至1G’)を用いてCPU
(中央処理装置)10への割込みを発生させることによ
り制御されていた。
【0005】図7において,タイマ1’はモータ4(4
A乃至4G)毎に対応して設けられる。タイマ1’から
タイマ割込み信号INTが送られると,CPU10はタ
イマ割込みを発生し,マイクロプログラム方式により実
現されるモータ制御・用紙位置監視/管理部(以下,単
に管理部)40を起動する。管理部40は,RAM41
上の用紙位置管理ポインタを参照してモータの駆動量を
求め,IOポート42の所定の領域に当該モータ4を駆
動するためのモータ励磁相をセットする。モータドライ
バ3(3A乃至3G)はセットされたモータ励磁相に従
ってモータ4を駆動する。これにより,例えば用紙が改
行される。
【0006】用紙の位置を検出するための用紙センサ5
からの信号は,管理部40によりIOポート42の所定
の領域にセットされる。管理部40は,この用紙センサ
信号とモータ4の駆動量とから現在の用紙位置等を求
め,用紙位置管理ポインタとしてRAM41上の所定の
位置に格納する。また,用紙位置管理ポインタとして
は,それまでの処理により(又はある処理により)用紙
をどれだけ動かしたか等の値,あとどれだけの量を動か
した場合にどのような処理を行うか等を示すフラグ等が
求められ格納される。管理部40は,その後の処理にお
いて適宜用紙位置管理ポインタを参照する。
【0007】また,RAM41上の所定の位置には,各
センサ毎にチャタリングカウンタが定義される。管理部
40はモータ駆動タイマ割り込み毎にセンサの状態変化
の有無を確認し変化があった場合チャタリングカウンタ
のカウントを開始し当該チャタリングカウント以内でセ
ンサの状態が復帰した場合,チャタリングが発生したと
判断し,センサの変化は無かったものと見做して処理を
続行する。
【0008】なお,用紙のチャタリングは,信号変化点
での不安定要因,例えば用紙端における用紙のそり等に
より発生したり,また,用紙に付着したゴミや文字の黒
色等によっても発生するものであり,用紙が存在する
(又はその逆)にも拘わらず一時的な信号レベルの反転
をくり返すものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術によれ
ば,プリンタのモータ4の制御及びこれにより移動した
用紙の位置の管理は全てCPU10への割込みの発生に
よって行っている。また,モータ4の制御のためのCP
U10への負担を考えて,モータ4は1個づつ順に駆動
されるように管理部40が構成される。
【0010】ところで,プリンタに対しては高スループ
ット実現の要求が強い。この要求に対応するため,本発
明者は,プリンタの複数のモータ4を同時に駆動して処
理速度を速くすることによりスループットを高くするこ
とを考えた。
【0011】しかし,CPU10への割込み発生により
モータ4の制御を行う従来技術を用いて複数モータ4を
同時に駆動した場合,CPU10への割込み処理が複数
重なってしまう。このため,CPU10の負荷が一時的
に過大なものとなってしまい,また,処理のためのプロ
グラムのアルゴリズムが複雑で長大なものとなってしま
う。
【0012】更に,CPU10の負荷が過大なものとな
る結果,例えば他の処理の終了待ちのため所定のタイミ
ングでのLF用モータの駆動が行われず,用紙送り量不
良等の問題が発生する可能性がある。また,同様の理由
で,モータ4の駆動以外の処理,例えば,印字ヘッドを
ハンマで叩くための印字パルスの発生が所定のタイミン
グで行われないため,印字がずれるという問題が発生す
る可能性もある。
【0013】一方,複数の割込み処理を並列にリアルタ
イムで処理し,このような問題の発生を回避するため
に,高速処理が可能なCPU10を採用することが考え
られる。しかし,この場合は,CPU10自体の価格が
かなり高価なものとなり,プリンタ全体の価格を押上げ
るので,好ましいとは言えない。
【0014】本発明は,CPUの負荷が過大となること
を防止しつつ,複数のモータを同時に駆動して高スルー
プットを実現できるプリンタ制御方式を提供することを
目的とする。
【0015】また,本発明は,複数のモータを同時に駆
動した場合でも印字ドットずれの無い印刷が可能なプリ
ンタ制御方式を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり,本発明によるプリンタを示す。このプリンタ
は,複数のモータ4と,これらの各々に対応する複数の
モータドライバ3と,用紙位置を検出する用紙センサ5
と,モータ4の制御及び用紙の位置を管理する中央処理
装置10と,複数のモータ4の各々に対応する複数のタ
イマ1及び複数の励磁相切換回路2と,1又は2以上の
位置管理カウンタ9とを備える。
【0017】タイマ1の各々が当該対応するモータ4を
駆動するためのクロックを所定のタイミングで出力し,
励磁相切換回路2の各々が当該対応するタイマ1からの
クロックに応じて励磁相を切り換え,モータドライバ3
の各々が当該対応する励磁相切換回路2の励磁相に従っ
て当該対応するモータ4を駆動する。
【0018】一方,位置管理カウンタ9が動作制御信号
に従い,当該対応するタイマ1からのクロックをカウン
トする。このカウント値と用紙センサ5からの信号とに
基づいて中央処理装置10が用紙の位置を管理する。
【0019】
【作用】複数のモータ4は対応するタイマ1から所定の
タイミングで送出されるクロックにより駆動される。従
って,このクロックは従来の割込み信号INTに相当す
る。タイマ1は中央処理装置10により制御されるが,
モータの加減速時のみであり,モータの駆動だけに注目
した場合必ずしもクロック発生時毎にモータ4の制御の
ための処理を行う必要はない。従って,中央処理装置1
0の負担は軽く,複数のモータ4が同時に動作しても影
響ない。複数のモータ4は,その対応するタイマ1を適
当に設定することにより,同時動作可能である。これに
より,プリンタの高スループットを実現できる。
【0020】一方,用紙の位置管理は,基本的には,用
紙センサ5からの信号と,タイマ1からのクロックを位
置管理カウンタ9でカウントすることとによって行われ
る。即ち,用紙センサ5で検出した用紙の位置を基準と
して,その後何個のクロックが発生されたかをカウント
すればモータ4により用紙が移動した距離が判るので,
これらを知れば用紙の位置を管理できる。
【0021】タイマ1のクロックは位置管理カウンタ9
によりカウントされる。中央処理装置10は,位置管理
カウンタ9により当該クロックが正しくカウントされる
ようにする。中央処理装置10は位置管理カウンタ9の
カウント値を必要に応じて読出し用紙センサ5で検出し
た用紙の位置を用いた簡単な計算をするだけで用紙位置
を管理できる。従って,中央処理装置10の負担は軽
く,複数の割込みが同時に(並列に)発生しても影響は
なく,これらの割込みを並列にリアルタイムで処理でき
る。
【0022】
【実施例】最初に,便宜上図2を参照して,プリンタの
概略について説明する。図2において,一点鎖線は,印
刷用紙単票の流れを示している。単票は,ホッパ22に
用意され,印字ヘッド26下へ給紙されて印刷された
後,スタッカ29に排出される。このプリンタは,用紙
の搬送処理については,2つの駆動系又はモータを有す
る。給紙用モータ20は,ピックローラ23及びインサ
ータローラ24を駆動する。LF(改行)用モータ21
は,プラテン25,インサータローラ27,排出ローラ
28(及び連票用トラクタ30)を駆動する。
【0023】単票は,給紙用モータ20により駆動され
るピックローラ23でピックアップされ,インサータロ
ーラ24へ送られる。そして,インサータローラ24に
より,印字ヘッド26下(印字ヘッド26とプラテン2
5との間)に給紙される。更に,印字ヘッド26により
印字が行われる。この時,LF用モータ21及び給紙用
モータ20によって駆動されるプラテン25及び2対の
ローラ24,27に従って,単票が,印字タイミングに
合わせて改行される。印字の終了後,単票は,一対のイ
ンサータローラ27を介して,一対の排出ローラ28か
らスタッカ29へ排出される。インサータローラ27及
び排出ローラ28は,LF用モータ21によって駆動さ
れる。
【0024】連帳は,例えば押込み連帳モードである場
合LF用モータ21により駆動される連帳用トラクタ3
0からインサータローラ27を通してプラテン25へ送
られる。そして,印字ヘッド26による印字の後,イン
サータローラ24により排出される。従って,押込みモ
ードの場合連帳は図中右から左へ搬送される。この点,
図中左から右へ(ホッパ22からスタッカ29へ)搬送
される単票とは逆方向の動きとなる。また引張り連帳モ
ードである場合は,押込み連帳モードと同じ経路を逆に
搬送される。
【0025】用紙の位置を検出するための用紙センサ3
1乃至34が図示の如き位置に設けられる。なお,用紙
センサ31乃至34は図1の用紙センサ5A乃至5Iに
相当する。
【0026】用紙センサ31は,ピックローラ23の直
後に設けられ,主にホッパの紙無の検出やピックアップ
した単票が正しく(用紙ジャムの発生等無しで)送られ
ているかを検出する。
【0027】用紙センサ32及び33は,各々,インサ
ータローラ24の直前及び直後に設けられ,単票の位置
及び連帳の位置を検出する。なお,用紙センサ33は,
図示の如く,インサータローラ24とプラテン25との
間に設けられる。
【0028】用紙センサ34は,連帳用トラクタ30の
中間位置に設けられ,主に連帳の紙無しの検出に用いら
れる。用紙センサ31乃至34は,例えば反射型センサ
からなり,用紙の先端が横切るとこれを検出しそれまで
のロウレベル信号“0”に代えてハイレベル信号“1”
(又はロウレベル信号)を送出し,用紙の後端が横切る
とこれを検出しそれまでのハイレベル信号に代えてロウ
レベル信号(又はハイレベル信号)を送出する。
【0029】次に,図2を参照しつつ図1のプリンタに
ついて更に説明する。本実施例のプリンタは7種類のモ
ータ4を備える。即ち,印字ヘッド26を搭載したキャ
リアを駆動するためのキャリア(CR)モータ(図示せ
ず),改行及び紙送りのためのLF用(改行)モータ2
1,用紙をホッパ等からピックアップしてプリンタ内へ
給紙するための給紙用モータ20,両面印刷等のために
用紙を反転させるための反転モータ(図示せず,これは
オプションである),単票用のホッパ22を単票の残量
に応じて上下させてピックアップを確実にするためのホ
ッパ用モータ(図示せず),連票または単票等の用紙の
違いに応じて用紙の通過経路を切り換えるための切り換
え用モータ(図示せず),カラー印刷用の各色のカラー
リボンを印字ヘッド下に移動するためのリボンシフトモ
ータ(図示せず)の7つである。
【0030】従って,モータ4は4A乃至4Gの7つ設
けられ,その各々に対応して,タイマ1A乃至1G,励
磁相切換回路2A乃至2G,モータドライバ3A乃至3
Gが設けられる。
【0031】モータ4A乃至4Gはパルスモータ(又は
直流サーボモータ)からなり,各極に印加される電圧
(励磁相)を順に変化させることにより駆動される。こ
の励磁相を変化させるタイミングとしてタイマ1A乃至
1Gのクロックが使われる。
【0032】タイマ1A乃至1Gは励磁相を切り換える
時間をカウントして,所定のカウント値毎にクロックを
送出する。タイマ1A乃至1Gのスタート,ストップ,
リセット,クロックの周期の設定は,中央処理装置(以
下CPU)10によって行われる。例えば,モータ4A
がLF用モータ21であるとすると,対応するタイマ1
Aは,モータを1パルス回転する毎にクロックを送出
し,当該用紙の搬送開始でスタートされ,搬送終了でス
トップ,リセットされる。
【0033】励磁相切換回路2A乃至2Gは,タイマ1
A乃至1Gからのクロック毎に,モータ4A乃至4Gの
励磁相を所定の順にインクリメントしていく。これによ
り,モータ4A乃至4Gは所定の回転角だけ回転し,用
紙を所定量だけ移動させる。
【0034】モータドライバ3A乃至3Gは,励磁相切
換回路2A乃至2Gの出力した励磁相を増幅して,モー
タ4A乃至4Gを駆動する。このように,モータ4A乃
至4Gの駆動に関しては,CPU10が介入するのはタ
イマ1A乃至1Gのスタート等や,モータの加減速のた
めのクロック周期値を徐々にスルーイングする時のみで
ある。従って,CPU10の負担は少ない。
【0035】一方,モータ4A乃至4Gは必要に応じて
同時動作させることができる。例えば用紙が反転機構
(図示せず)内に差しかかった場合,LFモータと反転
モータを同一速度で同時動作させながら,次の用紙をプ
ラテン直前まで搬送するため,ホッパモータ及び給紙モ
ータを同時に動作させることにより,2まい目以降の用
紙の給紙時間が大幅に削減可能となる。
【0036】また,1まい目の用紙が印刷終了直後であ
れば上記の動作に加えて,次の用紙の第1印字ポジショ
ンに印字ヘッドをあらかじめ移動させるためCRモータ
を同時動作させたり,印刷色の変更のためかつインクリ
ボンをあらかじめシフトするためリボンシフトモータを
さらに同時動作させることによりスループットの向上が
実現できる。
【0037】従来はこのような互いに独立した無関係な
モータの動作でも同時に行うことはできなかったが,本
実施例では複数のモータの同時動作により,プリンタの
高スループットが実現できる。
【0038】一方,プリンタにおける用紙の移動は,プ
リンタ内の複数の場所に設けられた用紙センサ5により
検出される。用紙センサ5の出力はセンサ入力処理部6
に入力されて所定の処理がなされセレクタ7に入力され
る。
【0039】セレクタ7は各判定部8A乃至8Nに用紙
ステータス信号を供給する。用紙ステータス信号は,
“1”又は“0”により所定の位置での用紙の有無を示
す。例えば,用紙が用紙センサ31により検出される
と,用紙ステータス信号は“1”となる。
【0040】ここで,予め指定された動作モードに従っ
て,CPU10は,セレクタ7に対し所定の判定部8A
乃至8Nへの用紙ステータス信号の出力を指示し,タイ
ミング発生回路11に対し所定の位置管理カウンタ9A
乃至9Nへのクロックの分配を指示する。例えば,単票
の通常モードでは判定部8A及び位置管理カウンタ9A
を用いると定められているとすると,セレクタ7は判定
部8Aに対し用紙センサ32又は33に基づく用紙ステ
ータス信号を送り,タイミング発生回路11は位置管理
カウンタ9Aに給紙用モータ20のためのクロックを送
る。
【0041】即ち,タイマ1A乃至1Gのクロックはタ
イミング発生回路11を介して位置管理カウンタ9A乃
至9Nに正しく分配される。なお,同様に,タイマ1A
乃至1Gのクロックを,対応する判定部8A乃至8Nに
も分配するようにしてもよい。位置管理カウンタ9A乃
至9Nは,タイミング発生回路11から分配され入力さ
れたクロックをカウントする。
【0042】判定部8A乃至8Nは,複数の用紙センサ
5からの信号に基づき位置管理カウンタ9の動作を判定
すると共に,用紙のチャタリングの有無を判定してその
影響を除去する。このために,用紙センサ5からの信号
は判定部8を介して位置管理カウンタ9に入力される。
【0043】即ち,判定部8A乃至8Nは,用紙ステー
タス信号及びその変化に基づいて,位置管理カウンタ9
A乃至9Nをイネーブル(動作可能)とするか,クリア
(リセット)するか,アップカウンタとするか,ダウン
カウンタとするか等について判定する。そして,この判
定信号(例えばイネーブル信号)を位置管理カウンタ9
A乃至9Nに送出する。例えば,判定部8Aに(安定
な)用紙ステータス信号“1”が送られてきたとする
と,判定部8Aは,位置管理カウンタ9Aをイネーブル
とする。これにより,クロックを位置管理カウンタ9A
において正しくカウントできる。
【0044】アップカウンタ,ダウンカウンタの設定
は,主に改行/逆改行の搬送方向の正逆に対応するもの
である。また,判定部8A乃至8Nは,チャタリングの
有無を判定する。このために,判定部8A乃至8Nは所
定の領域に予め定められたチャタリングカウントを保持
する(又はCPU10から与えられる)。そして,用紙
ステータス信号が変化してもすぐにはその変化を管理カ
ウンタに伝達せず,その変化が安定するまで,つまり所
定の回数の間,連続して異なる状態を検出した時に始め
て用紙の状態が変化したと判断し管理カウンタに伝え
る。従って,チャタリングのカウントが所定の回数以内
で用紙ステータス信号が元の状態に復帰した場合チャタ
リングによる不安定状態と判定し管理カウンタにはその
影響が伝達されないような仕組みになっている。
【0045】CPU10は必要に応じて位置管理カウン
タ9A乃至9Nを参照し,用紙がどのような位置にある
のかを知ることができる。位置管理カウンタ9A乃至9
Nの内容が用紙位置管理情報とされる。
【0046】このように,用紙の位置管理に関しては,
CPU10が介入するのは動作モードに従ったセレクタ
7及びタイミング発生回路11の出力の切り換えのため
のみである。従って,CPU10の負担は少ない。この
結果,複数のモータ4A乃至4Gの同時動作のために複
数の割込みが重複して発生しても,これらの割込み処理
を並列してリアルタイムで処理でき,また,これはCP
U10にとって殆ど負担とならない。
【0047】ここで,位置管理カウンタ9A乃至9Nの
数(N)は,種々の要因によって定まる。例えば,N=
1であってもよいが,この場合,同時に2枚以上の用紙
(単票)を給紙してその位置管理をしようとすると,C
PU10の負担が大きい。位置管理カウンタ9のカウン
タ値の退避や加算といった処理が必要となるため,その
負担が大きい。また,Nの値を大きくするとハードウェ
ア量の増加が問題となる。本実施例ではN=4とし,各
動作モード毎に予め定められた(CPU10により指示
された)位置管理カウンタ9を1又は2以上用いる。
【0048】なお,Nの値は,用紙センサ5の数(この
場合は4個),モータ4の数(この場合は7個)に一致
させる必要はなく,動作モードの数に合わせると値が大
きくなるので好ましくない。
【0049】判定部8A乃至8Nは,原則として位置管
理カウンタ9A乃至9Nに対応して設けられるが,1つ
の判定部8の判定出力を2つの位置管理カウンタ9で共
用するようにしてもよい。例えば,用紙センサ32と3
3との出力を基準として2つの位置管理カウンタ9でク
ロックをカウントする場合,2つの用紙センサ32と3
3とは近接しているので,用紙センサ32からの信号の
みを受信する判定部8の出力を当該2つの位置管理カウ
ンタ9で共用してもよい。
【0050】次に,モータ4の複数同時動作とその場合
の用紙位置管理とについて,図3により説明する。この
例は単票の高速給紙モード印刷の例であり,高スループ
ット化のために用紙を複数同時に給紙する(2枚目以降
を高速で給紙するモードである)。このため,LF用モ
ータ21が改行のため駆動中に,給紙用モータ20が給
紙のため駆動される。そして,この時の用紙位置管理の
ため用紙センサ32と33が用いられ,また2つの位置
管理カウンタ9(9A,9Bとする)が用いられる。給
紙用モータ20及びLF用モータ21には,各々,タイ
マ1A及び1B等が対応するものとする。
【0051】図3の用紙搬送シーケンスにおいて,電子
計算機等からCPU10へ高速給紙モード印刷の命令が
あると,CPU10によりタイマ1Aがスタートし給紙
用モータ20が駆動され,給紙が開始される。この時,
用紙の先端が,図示の如く,ピックローラ23の位置に
ある。
【0052】このステップ(給紙ステップ)では,給紙
用モータ20は逆転しており,これによりピックローラ
23は正転し,インサータローラ24は逆転している。
これは用紙がななめに給紙されないよう(用紙スキュ
ー)インサータローラ部に一端つき当てることによっ正
確に搬送するためである。。給紙用モータ20はタイマ
1Aからのクロックにより駆動され,その回転方向は動
作モード及びシーケンスに従ってCPU10により励磁
相切換回路2Aに指示される。
【0053】この給紙ステップにおいて,用紙はインサ
ータローラ24の方向へ搬送される。この過程で,用紙
センサ31及び管理カウンタにより用紙ジャムまたはホ
ッパー上の紙無等が検出される。
【0054】この給紙ステップは,図示の用紙の先端が
インサータローラ24の位置に達した時終了する。この
終了と次のステップの開始等のため用紙の位置を管理す
る。即ち,用紙センサ32がONとなった後にタイマ1
Aの送出するクロックの数を位置管理カウンタ9Aによ
りカウントする。まず,用紙センサ32に用紙の先端が
達すると出力がONとなり,対応する用紙ステータス信
号“1”が形成される。この用紙ステータス信号“1”
を受けた判定部8Aは位置管理カウンタ9Aをイネーブ
ルとする。一方,タイミング発生回路11はタイマ1A
からのクロックに基づくクロック信号を位置管理カウン
タ9Aへ送る。従って,位置管理カウンタ9Aは,その
イネーブル後のクロック数をカウントする。
【0055】用紙の先端が用紙センサ32を通過して後
のタイマ1Aからのクロック数を知ることにより,用紙
の先端の位置を知ることができる。給紙ステップの終了
後,引き続き用紙先出しステップが開始される。このス
テップでは,給紙用モータ20は正転しており,これに
よりインサータローラ24は正転している。また,ピッ
クローラ23は停止させられる。
【0056】この用紙先出しステップは,図示の如く用
紙の先端が印字ヘッド26の少し先(即ち,第1印字行
が印字ヘッド26下に位置する状態)となった時終了す
る。この終了と次のステップの開始等のため,用紙の位
置を管理する。
【0057】即ち,用紙センサ33がONとなった後に
タイマ1Aの送出するクロックの数を位置管理カウンタ
9Aによりカウントする。この用紙先出しステップの終
了直前において,用紙受け渡しステップが行われる。こ
のステップは用紙が印字ヘッド26の直前まで搬送され
ている状態から開始される。
【0058】このステップは,用紙が印字ヘッド26に
引っかかり用紙ジャムが発生し易いので,これを防止す
るために行われる。具体的には,CRモータを駆動して
印字ヘッド26を左右に動かし,用紙端の角が折れ曲が
らないようにして,用紙を搬送する。
【0059】このステップは用紙先出しステップの終了
前の所定の期間行われるが,このステップの開始のため
に位置管理カウンタ9Aのカウント値がCPU10によ
り参照される。例えば,カウント値が所定の値のとき印
字モータの駆動が開始される。
【0060】従って,この時,印字モータと給紙用モー
タ20とが同時動作することになる。この2つのモータ
4の駆動は,CPU10によらず,タイマ1によるの
で,CPU10の負担は少ない。
【0061】用紙先出しステップの終了後,引き続き改
行/印字ステップが行われる。即ち,CPU10により
タイマ1BがスタートしLF用モータ21が駆動され,
改行が開始される。このステップでは,LF用モータ2
1は正転している。
【0062】このステップで,図示の用紙の後端が用紙
センサ33を通過した時点で,図示の如く,次の用紙
(単票)の給紙ステップが開始される。従って,この時
からLF用モータ21と給紙用モータ20とが同時動作
することになる。この2つのモータ20,21の駆動は
タイマ1と励磁相切換回路によるので,CPU10の負
担は殆ど無く高スループット化できる。
【0063】このステップでも,次のステップの開始等
のため,用紙の位置を管理する。即ち,用紙センサ33
がOFFとなった後にタイマ1Bの送出するクロックの
数を位置管理カウンタ9Bによりカウントする。
【0064】そして,用紙の後端が図示の如く印字ヘッ
ド26を通過した時点で改行/印字ステップを終了して
次の用紙排出ステップが開始される。即ち,CPU10
は位置管理カウンタ9Bのカウント値が所定の値となっ
た時,再びタイマ1BをスタートしLF用モータ21を
駆動する。この時LF用モータ21は正転する。
【0065】従って,この時もLF用モータ21と給紙
用モータ20とが同時動作する。なお,図示の如く,排
出ステップの開始と同時に次の用紙の先出しステップが
開始されている。このステップは,更に,位置管理カウ
ンタ9Bのカウント値が所定の値となった時に終了す
る。この終了の時,次の用紙の先出しステップも終了す
る。
【0066】以上は単票についての例であるが,連帳に
ついても同様にモータ4の複数動作と用紙管理が可能で
ある。なお,この時は主として用紙センサ32,33及
び34が用いられる。
【0067】従って,本発明によれば,動作モードが指
定されることにより用紙搬送シーケンスが定まることを
利用して,基準となる用紙センサ5及び各ステップの開
始/終了位置を予め定め,これらを利用してCPU10
の負担を少なくして主としてハードウェアにより制御を
行うものである。
【0068】本発明によれば,全てCPU10への割り
込みにより制御していた従来の制御におけるマイクロプ
ログラムに比べ,その構造を極めて簡単にでき,そのサ
イズも極めて小さくできる。
【0069】本実施例の場合,制御のためのマイクロプ
ログラムの構造は,図4に示す如く簡明にできる。図4
において,動作モード指定により搬送シーケンスが定ま
ると,マイクロプログラム即ちCPU10は,予め定め
られた順にステップ1,ステップ2,…を実行するのみ
である。ステップ1,ステップ2,…は,例えば図3の
給紙ステップ,用紙先出しステップ,…に該当する。各
ステップで,マイクロプログラム即ちCPU10は,所
定の処理(タイマ1のスタート,セレクタ7等への指
示,モータ4の回転方向の指定)を行う。この処理は,
その量が少ないので殆ど負担とならない。
【0070】従って,次の用紙の給紙ステップと先の用
紙の改行/印字ステップは同時に行うことができる。こ
のように同時に行っても,その負担増もあまり問題とな
らない。
【0071】図4において,マイクロプログラム又はC
PU10は,あるステップの実行中に次ステップ実行の
ため選択モータ処理ルーチンを起動する。例えば,給紙
ステップ中に,位置管理カウンタ9Aをリードして用紙
位置を把握し(S1),次の用紙先出しステップのため
に,次に給紙用モータ20を駆動する周期等を設定し
(S2),用紙位置に応じてモータ加減速の制御をす
る。
【0072】更に,給紙ステップの終了を待って(S
3),必要に応じて,更に次の改行/印字ステップのた
めにS4乃至S6を行う。即ち,次ステップでLF用モ
ータ21を用いることを定め(S4),用紙位置管理の
ために用紙センサ32,33を用いることを定め(S
5),励磁相切換回路2,タイミング発生回路11,セ
レクタ7,判定部8,位置管理カウンタ9の各々につい
て必要な処理をする(S6)。例えば,使用する判定部
8及び位置管理カウンタ9を定め,これらに所定の信号
が供給されるようにタイミング発生回路11及びセレク
タへの指示を与え,位置管理カウンタ9の動作モード
(アップ/ダウン)を定める。
【0073】以上から判るように,マイクロプログラム
即ちCPU10の負担は小さく,制御も簡明であり,モ
ータ4の駆動に直接関与することはなく,用紙の位置管
理も容易である。
【0074】ところで,以上によれば,複数のモータ4
A乃至4Gを同時動作させる場合でもCPU10の負担
の増加を少なくすることができる。しかし,それでも複
数のタイマ1A乃至1Gからの割込みが同時に(並列し
て)複数発生する状態はありうるので,この場合の印字
のタイミングが問題となる。即ち,印字ヘッドをハンマ
により叩くタイミング(印字トリガ)となる印字パルス
の発生が問題となる。
【0075】図8及び図9に示す如く,印字パルスも,
従来,CPU10への割込みによって発生している。即
ち,印字ヘッド26を搭載したキャリア45を駆動する
CRモータ4(以下,4Gとする)に付属して設けられ
たエンコーダ(図示せず)によりCRモータ4Gの回転
速度を検出する。この検出速度についてエンコーダパル
ス処理部17により所定の処理をしてキャリアクロック
を得る。
【0076】キャリア位置カウンタ12はこのキャリア
クロックをカウントする。一方,比較用レジスタ13に
は印字データに従って予め印字すべき位置(をキャリア
クロックに換算したデータ)が格納されている。比較器
14はキャリア位置カウンタ12の出力と比較用レジス
タ13の内容とを比較して,一致した時にCMP信号を
送出する。このCMP信号を受けて,割込み信号発生部
44が割込み信号INTを発生する。
【0077】割込み信号INTを受けたCPU10は所
定の割込み処理の後出力許可信号を出力する。この出力
許可信号を受けた印字パルス発生部43は,キャリアク
ロックに同期して印字パルスを出力する。
【0078】ここで,複数のタイマ1A乃至1Gからの
割込みが重複することを考えると,図9の下部に示す如
く,CRモータ4Gに対応するタイマ1Gからの割込み
信号INTが発生した時点で,他の割込み信号が発生さ
れこれに応じた割込み処理が行われている場合がありう
る。この場合,タイマ1Gからの割込み信号INTの処
理は,他の割込み処理の終了まで待たされる。この結
果,出力許可信号の形成のタイミングが,図示の如く遅
くなってしまい,印字パルスの送出も遅れる。即ち,印
字パルスが例えば最初の1個だけ送出されないことにな
る。これは印刷物においては,印字結果の1ドット分の
位置ずれとなる。
【0079】そこで,この実施例では,印字パルスの形
成を図5の如き構成により行い,これにより図6の如く
印字タイミングを制御する。印字ヘッド26を搭載した
キャリア45を駆動するCRモータ4Gに付属して設け
られたエンコーダによりCRモータ4Gの回転速度を検
出する。この検出速度についてエンコーダパルス処理部
17により所定の処理をしてキャリアクロックを得る。
【0080】キャリア位置カウンタ12はこのキャリア
クロックをカウントする。一方,比較用レジスタ13に
は印字データに従って予め印字すべき位置(をキャリア
クロックに換算したデータ)が格納されている。比較器
14はキャリア位置カウンタ12の出力と比較用レジス
タ13の内容とを比較して,双方が一致した時にCMP
信号を送出する。
【0081】このCMP信号の送出に先立って,CPU
10は予め出力許可信号を送出する。出力許可信号の送
出のタイミングは,例えばCRモータ4Gの駆動開始又
はタイマ1Gのスタートのタイミングとされる。
【0082】従って,F/F(フリップフロップ)回路
15は,CMP信号を受けると,直ちにこれに応じてパ
ルス出力制御信号(のハイレベル)を送出する。このパ
ルス出力制御信号を受けた2入力ANDゲート16は,
その送出期間中(ハイレベルの期間中),キャリアクロ
ックを印字パルスとして出力する。
【0083】以上によれば,図6と図9との比較からも
明らかなように,印字パルスの形成をCPU10への割
込みによらずに行っているので,他の割込みの有無に関
係なく,所定のタイミングで正しく印字パルスを形成で
きる。また,CPU10への割込みも省略できるので,
この分CPU10の負担も軽くできる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
プリンタ制御において,複数のモータを対応するタイマ
からのクロックで駆動することにより,複数モータの同
時駆動を可能としプリンタの高スループットを実現でき
ると共に,同時駆動の実現に伴うCPUへの負担の増加
を無くし安価なCPUプリンタを構成することが可能と
なる。また,複数モータの同時駆動の際に印字パルスを
予め形成した出力許可信号を用いて形成することによ
り,印字タイミングを正しく形成でき,印字のずれを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】プリンタの概略構成図である。
【図3】給紙動作説明図である。
【図4】動作処理フローである。
【図5】実施例構成図である。
【図6】印字タイミング説明図である。
【図7】従来技術説明図である。
【図8】従来技術説明図である。
【図9】本発明を説明するための図である。
【符号の説明】
1 タイマ 2 励磁相切換回路 3 モータドライバ 4 モータ 5 用紙センサ 6 センサ入力処理部 7 セレクタ 8 判定部 9 位置管理カウンタ 10 中央処理装置(CPU) 11 タイミング発生回路 12 キャリア位置カウンタ 13 比較レジスタ 14 比較器 15 F/F回路 16 2入力NANDゲート 17 エンコーダパルス処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤基 慶明 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地 の2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 向山 博仁 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地 の2 株式会社ピーエフユー内 (56)参考文献 特開 昭60−44378(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモータ(4)と,これらの各々に
    対応する複数のモータドライバ(3)と,用紙位置を検
    出する複数の用紙センサ(5)と,前記モータ(4)の
    制御及び前記用紙の位置を管理する中央処理装置(1
    0)とを備えたプリンタにおいて,前記複数のモータ
    (4)の各々に対応する複数のタイマ(1)及び複数の
    励磁相切換回路(2)と,1又は2以上の位置管理カウ
    ンタ(9)とを設け,前記タイマ(1)の各々が当該対
    応するモータ(4)を駆動するためのクロックを所定の
    タイミングで出力し,前記励磁相切換回路(2)の各々
    が当該対応するタイマ(1)からのクロックに応じて励
    磁相を切り換え,前記モータドライバ(3)の各々が当
    該対応する励磁相切換回路(2)の励磁相に従って当該
    対応するモータ(4)を駆動し,前記位置管理カウンタ
    (9)が前記タイマ(1)からのクロックをカウント
    し,前記中央処理装置(10)が前記用紙センサ(5)
    からの信号と前記位置管理カウンタ(9)のカウントの
    値とに基づいて前記用紙の位置を管理することを特徴と
    するプリンタ制御方式。
  2. 【請求項2】 前記複数の用紙センサ(5)からの信号
    に基づき前記位置管理カウンタ(9)の動作を判定する
    と共に前記用紙のチャタリングの有無を判定してその影
    響を除去する判定部(8)を1又は2以上設け,前記用
    紙センサ(5)からの信号を前記判定部(8)を介して
    前記位置管理カウンタ(9)に入力することを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタ制御方式。
  3. 【請求項3】 印字ヘッド(26)を搭載したキャリア
    (45)を駆動するモータの速度に基づいてキャリアク
    ロックを形成するエンコーダパルス処理部(17)と,
    前記キャリアクロックをカウントするキャリア位置カウ
    ンタ(12)と,印字データに従って予め印字すべき位
    置を格納する比較レジスタ(13)と,前記キャリア位
    置カウンタ(12)の出力と比較レジスタ(13)の内
    容とを比較し一致した時にCMP信号を送出する比較器
    (14)と,出力許可信号を送出されている場合に前記
    CMP信号の入力に応じてパルス出力制御信号を出力す
    る回路手段(15)と,前記キャリアクロックを前記パ
    ルス出力信号の出力されている期間中印字パルスとして
    出力する手段(16)とを設け,前記中央処理装置(1
    0)が予め前記出力許可信号を送出し,前記回路手段
    (15)が前記CMP信号を受けると直ちにこれに応じ
    て前記パルス出力制御信号を出力することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のプリンタ制御方式。
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