JP2713117B2 - 特殊効果生成装置 - Google Patents

特殊効果生成装置

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JP2713117B2 JP25248693A JP25248693A JP2713117B2 JP 2713117 B2 JP2713117 B2 JP 2713117B2 JP 25248693 A JP25248693 A JP 25248693A JP 25248693 A JP25248693 A JP 25248693A JP 2713117 B2 JP2713117 B2 JP 2713117B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン画像の特殊
効果生成装置に係り、特にキー信号レベルを変化させて
画像にちらつきを発生させる特殊効果生成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像全体がちらつくような特殊効果は、
一般に、ランダムデータを発生させ、それによってキー
信号のレベルをランダムに変化させることによって生成
されている。
【0003】図4は、従来の特殊効果生成装置の構成例
を示すブロック図である。同図において、水平カウンタ
101及び垂直カウンタ102からのパルス信号によっ
てランダムデータ発生用のメモリ103からランダムデ
ータが出力され、比較回路104及び選択回路105に
入力する。比較回路104はランダムデータとキー信号
KEYとを比較して、その比較結果を選択回路105へ
出力する。選択回路105は、比較回路104からの信
号に従って、キー信号KEY及びランダムデータのうち
信号レベルの低い方を選択しキー信号として出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置によって生成される画像は次に述べるよ
うに特殊効果として十分ではなかった。
【0005】先ず、水平カウンタ101及び垂直カウン
タ102が共に水平及び垂直同期信号に非同期である
と、図5の信号レベル波形に示すように、フィールド毎
にランダムなレベル分布となり、テレビジョン画像とし
ては全体に雑然としたちらつきが現れるだけとなる。
【0006】一方、水平カウンタ101及び垂直カウン
タ102が共に水平及び垂直同期信号に同期したもので
あれば、図6に示すように、1フィールド内では画素毎
にランダムなレベル分布となっているが、フィールド毎
には一定の分布であるために、画像としては全体的に動
きがないものとなる。
【0007】本発明の目的は、特殊効果としてのちらつ
きに更に動きを与える特殊効果生成装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による特殊効果生
成装置は、水平同期信号及び垂直同期信号に同期したラ
ンダムデータを順次生成するランダムデータ生成手段
と、前記垂直同期信号のタイミングで予め定められたデ
ータを累積加算する累積加算手段と、前記ランダムデー
タと前記累積加算データとを加算する加算手段と、前記
加算手段から出力される加算データと前記キー信号とを
レベル比較し、いずれか低いレベルの信号を選択して映
像合成用のキー信号として出力する比較選択手段と、か
らなることを特徴とする。
【0009】
【作用】累積加算手段が垂直同期信号のタイミングで予
め定められたデータを累積加算し、その累積加算値がラ
ンダムデータに加算されてキー信号と比較選択されるた
めに、映像合成用のキー信号のレベルがフィールド又は
フレーム毎に増大する。従って、ちらつきが徐々に沸き
上がるような動きを有する特殊効果画像が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明による特殊効果生成装置の
一実施例を示すブロック図である。同図において、水平
カウンタ1はテレビジョン信号の水平同期信号に同期し
たカウントパルスを出力し、垂直カウンタ2は同じく垂
直同期信号に同期したカウントパルスを出力する。
【0012】ランダムデータ発生用メモリ3は、水平カ
ウンタ1及び垂直カウンタ2からのカウントパルスに同
期してランダムデータS1を順次発生させ、加算器5へ
出力する。
【0013】累積加算器4は、前記垂直同期信号をクロ
ックとして、時定数制御データ(所定の値)を累積加算
し、その累積加算信号S2を加算器5へ出力する。即
ち、累積加算器4は1フィールド(又は1フレーム)毎
に時定数制御データを累積して行く。この累積加算器4
は桁上げ信号を無視する加算器であり、累積加算値が上
限を超えると、内容は初期値(0)に復帰して累積加算
を再開するという動作を繰り返す。従って、累積加算器
4の内容は、0と上限値との間で増加と復帰を繰り返
し、その増加の傾き(言い換えれば時定数)は時定数制
御データの値によって定めることができる。
【0014】加算器5は、メモリ3からのランダムデー
タS1と累積加算器4からの累積加算信号S2とを加算
し、その加算信号S3を比較回路6及び選択回路7へ出
力する。加算器5も、累積加算器4と同じく、桁上げ信
号を無視する加算器であり、加算値が上限を超えると、
内容は初期値(0)に復帰して再び加算を行うという動
作を繰り返す。
【0015】比較回路6は、加算信号S3とキー信号K
EYとをレベル比較し、比較結果を制御信号として選択
回路7へ出力する。選択回路7は、比較回路6からの比
較結果に従って、加算信号S3及びキー信号KEYのう
ちレベルが低い方を選択し、選択された信号を映像合成
用のキー信号Soとして出力する。
【0016】次に、本実施例の動作を図2及び図3を用
いて説明する。
【0017】図2は、本実施例におけるメモリ3から出
力されるランダムデータS1の一例を概略的に示す波形
図である。この波形図の横軸は1フィールドに相当する
時間、縦軸は各画素に対応するランダムデータS1を表
している。メモリ3は、水平及び垂直同期信号に同期し
てランダムデータS1を発生するから、同図に示すよう
な波形のランダムデータS1がフィールド毎に出力され
る。
【0018】図3は、累積加算信号S2、加算信号S
3、及び出力信号Soのフィールド毎に変化する様子を
概略的に示す波形図である。
【0019】先ず、同図の左側の列に示すnフィールド
において、垂直同期信号が入力することで累積加算器4
から図示するような低レベルの累積加算信号S2が出力
されるものとする。この時、図2に示すような波形のラ
ンダムデータS1が加算器5に順次入力すると、加算器
5において各画素のランダムデータS1に累積加算信号
S2が加算され、図3に示すような加算信号S3が出力
される。
【0020】この加算信号S3は、累積加算信号S2が
加算されているために、全体としてはレベルが上昇して
いるが、前述したように加算値が上限を超える画素では
加算器5が初期値に戻るために一律にレベルが上昇した
波形とはならない。
【0021】こうして得られた加算信号S3は、比較回
路6によってキー信号KEYとレベル比較され、選択回
路7によってレベルが低い方の信号が選択されて出力信
号Soが得られる。ただし、図3では、キー信号KEY
のレベルが一定の場合を示している。
【0022】続いて、n+1フィールドでは、時定数制
御データが累積加算されて累積加算信号S2のレベルが
上昇するから、加算信号S3のレベルも全体的に上昇し
た波形となる。但し、一律にレベル上昇した波形になら
ないことは上述した通りである。続くn+2フィールド
の場合も同様である。こうしてフィールド毎に累積加算
信号S2がレベル上昇し、加算信号S3のレベルも全体
として上昇して行くために、選択回路7の出力信号So
をキー信号として映像合成すると、ランダムデータによ
るちらつきが沸き上がるように動く特殊効果画像を得る
ことができる。
【0023】累積加算信号S2は、前述したように上限
を超えると再び初期値に復帰するから、時定数制御デー
タの値(累積加算信号S2の増加ステップ)を適当に設
定することで、累積加算信号S2の上昇の傾きが決定さ
れ、従って沸き上がるような一連の動きの速度が決定さ
れる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る特殊効果生成装置は、垂直同期信号のタイミングで予
め定められたデータを累積加算し、その累積加算値がラ
ンダムデータに加算されてキー信号と比較選択されるた
めに、映像合成用のキー信号のレベルがフィールド又は
フレーム毎に増大し、従来のような画像全体の雑然とし
たちらつきではなく、ちらつきが徐々に沸き上がるよう
に動く特殊効果画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による特殊効果生成装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】本実施例におけるメモリ3から出力されるラン
ダムデータS1の一例を概略的に示す波形図である。
【図3】本実施例における、累積加算信号S2、加算信
号S3、及び出力信号Soのフィールド毎に変化する様
子を概略的に示す波形図である。
【図4】従来の特殊効果生成装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来のランダムデータの一例を示す波形図であ
る。
【図6】従来のランダムデータの他の例を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
1 水平カウンタ 2 垂直カウンタ 3 ランダムデータ発生用メモリ 4 累積加算器 5 加算器 6 比較回路 7 選択回路 S1 ランダムデータ S2 累積加算信号 S3 加算信号 So 出力信号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー信号のレベルを変化させて画像にち
    らつきを発生させる特殊効果生成装置において、 水平同期信号及び垂直同期信号に同期したランダムデー
    タを順次生成するランダムデータ生成手段と、 前記垂直同期信号のタイミングで予め定められたデータ
    を累積加算する累積加算手段と、 前記ランダムデータと前記累積加算データとを加算する
    加算手段と、 前記加算手段から出力される加算データと前記キー信号
    とをレベル比較し、いずれか低いレベルの信号を選択し
    て映像合成用のキー信号として出力する比較選択手段
    と、 からなることを特徴とする特殊効果生成装置。
  2. 【請求項2】 前記ランダムデータ生成手段は、前記水
    平同期信号に同期した水平カウンタと、前記垂直同期信
    号に同期した垂直カウンタと、前記水平カウンタ及び前
    記垂直カウンタの両出力に同期して前記ランダムデータ
    を出力するメモリと、からなることを特徴とする請求項
    1記載の特殊効果生成装置。
  3. 【請求項3】 前記累積加算手段は、桁上げが無視さ
    れ、その累積加算値が予め定められた値を超えると初期
    値に戻る累積加算器であることを特徴とする請求項1記
    載の特殊効果生成装置。
  4. 【請求項4】 前記加算手段は、桁上げが無視され、そ
    の加算値が予め定められた値を超えると初期値に戻る加
    算器であることを特徴とする請求項1又は請求項3のい
    ずれかに記載の特殊効果生成装置。
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