JP2712193B2 - 作業ライン管理装置 - Google Patents
作業ライン管理装置Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- General Factory Administration (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は作業ライン管理装置に係り、特に複数の作業
工程よりなる作業ラインに投入された多数の被作業物を
管理するに好適な作業ライン管理装置に関する。 〔従来の技術〕 多数の被作業物を多くの作業工程からなる作業ライン
に投入して作業を行うことは自動車産業などにおいて行
なわれている。特開昭62−43373号公報には、このよう
な作業ラインの各作業工程における被作業物の状況把握
方法が開示されている。例えば自動車の塗装ラインは複
雑な作業工程が分岐・合流を繰返しており、しかも工場
や作業ライン毎に、あるいはモデルチェンジ毎に作業ラ
インの構成は変遷する。次に従来行なわれている作業ラ
インの各作業工程における被作業物の状況把握方法につ
いて第8図〜第13図を用いて説明する。 第8図は作業工程間被作業物である車両の在庫を把握
する装置の原理図である。分岐・合流のないライン単位
に於いて、ライン上流側のリミットスイッチ(以下LSと
略す)1とライン下流出口側のLS2の信号を各々加算、
減算信号としてカウンタ3に導いている。実際のライン
では第9図に示したように各作業工程A〜作業工程Dの
入口に各々LS1a〜LS1dが設置され、出口側のLSは次作業
工程の入口側のLSで代用されている。各信号は制御装置
4に送られ、ここで台数がまとめられる。 第10図は、第9図のLSを車両番号識別装置5a〜5dに置
き換え、コンピュータ6の処理にて車両の並びを把握し
ようとしたものである。認識された車両番号は情報受信
部7を通り、情報処理部8で処理され、結果が車両の並
びデータ部9に格納される。 第11図は第10図のコンピュータ内部6の車両の並びデ
ータ部9を示したもので、現場の作業工程A〜作業工程
Dよりなるラインと対応した構成9a〜9dとなっている。 今、車両番号識別装置5dで車両番号100が識別された
とすると、作業工程Bの車両並び9bは下流側にシフトさ
れ、先頭に車両100が挿入される。これと同時に作業工
程Bに車両を供給し得る作業工程(この場合作業工程
A)から車両100が消去される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述したようなリミットスイッチLSによる作業工程間
在庫台数把握装置では、導入時各作業工程の車両台数を
数えてカウンタ値をセットしなければならないという面
倒な作業が必要となる。又、車両は台車に乗っており台
車の突起部(通称ドグ)がLSを動作させるが、ドグの調
整不良等により、LSが動作しない場合があると、台数が
ずれてしまい自動回復できない。さらに空台車も1台分
としてカウントするし、作業者が手押しで台車を逆進さ
せたようなケースにも対応できなかった。 したがって、常時、車両台数のメンテナンスが必要で
あり、多くの工数を要した。 また、先述のコンピュータを用いた車両の並び把握方
式では、車両の並びを車両番号識別結果の軌跡としてと
らえている為同一車両がダブって2台存在するという不
具合が発生した。例えば、第10図に於いて、作業工程A
を出て作業工程Bに入る前に人為的にライン外にハネ出
し作業工程Dに投入したようなケースや、作業工程Bで
車両番号の読み取りミスを犯し、作業工程Dで正常に読
み取られたような場合は、情報処理部8で作業工程Dに
車両を供給し得る作業工程として作業工程Aを考慮しな
いと、同一車両が2台存在してしまい、作業工程間在庫
台数に狂いを生ずる。 これらの不具合を逃れようとすると、車両を認識する
たびに、全作業工程に同一車両がないかチェックすると
いう多大な処理を行なうか、複雑な作業工程のつながり
を正確にインプットする必要がある。このような対策は
作業工程を固定化し、ライン構成の変更に柔軟に対応で
きない結果を生じた。 例えば、第10図の作業工程Dと並列に作業工程Eを追
加しようとした場合第12図に示すように、車両の並びデ
ータ部に新たな領域9eを確保し、作業工程のつながりを
インプットし直さねばならない。又、作業工程Cが不要
になったため、第13図に示すように作業工程A,B,D(9a,
9b,9d)をまとめて作業工程A′としたい場合は、作業
工程Cに存在する車両をどう処理するが問題となる。 従来のシステムではこのような変更に対してソフトウ
ェアの再構築を行なう必要があり、オンライン稼動中に
柔軟に対応できるまでには至っていない。 これは他の工場やラインにそのまま移しても専門の技
術者がいないと使えないことを示している。このように
従来方式では各作業工程における車両の並び、あるいは
各作業工程の在庫を正確に把握するには多くの車両通過
確認信号を処理する複雑な装置が必要で、これらはライ
ン構成の変更時などに多大の調整工数を必要とした。 本発明の目的は各作業工程に入出する被作業物を把握
することにより作業ライン構成に左右されないで、各作
業工程における被作業物の状況を正確に把握できる作業
ライン管理装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点は、被作業物に作業を行う複数の作業工程
からなる作業ラインを管理する作業ライン管理装置にお
いて、該作業ラインの入出部に設けられ前記被作業ライ
ンの投入・送出に際し該被作業物の被作業物データを入
力する被作業物入出部端末と、該被作業物データを入力
し該被作業物が前記作業ラインに投入されているか該作
業ラインから送出されたかの投入送出情報を出力する投
入送出情報管理部と、前記作業工程のそれぞれに対応し
て設けられ前記被作業物が対応する該作業工程に投入さ
れたことを確認して作業工程投入情報を出力する投入認
識端末と、該投入認識端末と対応する前記作業工程との
端末関連データを記憶する端末関連データ記憶部と、該
端末関連データと前記作業工程投入情報を入力し前記被
作業物の作業工程通過情報を出力するライン情報処理部
と、該作業工程通過情報と前記投入送出情報を入力して
被作業物情報として記憶する被作業物情報記憶部と、前
記作業工程の作業工程データを記憶する作業工程データ
記憶部と、入出力端末を有し該入出力端末に入力された
指令により前記被作業物情報と前記作業工程データを入
力し所望の前記作業工程における前記被作業物の作業情
報を該入出力端末に出力するユーティリティコマンド処
理部と、を有する作業ライン管理装置によって解決され
る。 また、入出力端末を有し前記端末関連データ記憶部の
記憶する前記端末関連データおよび前記作業工程データ
記憶部の記憶する作業工程データを該入力端末より変更
するラインパラメータ処理部を更に有するものである。 〔作用〕 作業ラインに被作業物が投入されるときおよび作業ラ
インから送出されるときに被作業物入出部端末より被作
業物の識別番号と作業仕様等の被作業物データが入力さ
れ、投入送出情報管理部はこの被作業物データにより作
業ラインに投入されている被作業物を認識して投入送出
情報として出力する。一方各投入認識端末より対応する
各作業工程に投入されている被作業物を認識して作業工
程投入情報を出力する。ライン情報処理部は作業工程投
入情報と端末関連データ記憶部からの端末関連データを
入力して各作業工程における被作業物の状況を表わす作
業工程通過情報を出力する。作業工程投入情報と作業工
程通過情報は被作業物情報記憶部に被作業物情報として
記憶される。ユーティリティコマンド処理部は入出力端
末より入力された指令により被作業物情報と作業工程デ
ータ記憶部よりの作業工程データを入力して指令された
作業工程における被作業物の作業情報を入出力端末に出
力する。また必要に応じてラインパラメータ処理部の入
力端末より端末関連データ記憶部の記憶する端末関連デ
ータおよび作業工程データ記憶部の記憶する作業工程デ
ータを作業ラインにおける作業工程の変更に対応して変
更する。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図を用いて説
明する。 第1図に本実施例である自動車塗装ラインの主要構成
を示す。コンピュータ10の内部の記憶部は従来方式と比
べて車両の並びデータ部がなくなっており、各作業工程
の投入認識端末17a〜17dの情報が記憶されている端末関
連データ記憶部11と、車両1台1台の仕様が記憶されて
いる車両情報記憶部12と、各作業工程の情報が記憶部さ
れている作業工程データ記憶部13から成り、処理部は、
塗装ライン入口と出口に設置されている車両入出部端末
部であるカードリーダ14,15で作業者が車両の仕様を記
述したカードをインプットした結果を受けて、車両情報
として各々登録、消去10aを行なう投入送出情報管理部1
6と、塗装ライン内の各作業工程に設けられた投入認識
端末17a〜17dから送られてくる車両番号を受けて端末関
連データ記憶部11を参照し10b作業工程の車両通過情報
を車両情報記憶部12に書き込むライン情報処理部18と、
オペレータ19の車両表示命令などのユーティリティコマ
ンドを受けて、車両情報記憶部12及び作業工程データ記
憶部13を参照10d,10eして処理し、結果を入出力端末20
に出力するユーティリティコマンド処理部21と、オペレ
ータ19の操作により入出力端末22からの情報を受け、端
末関連データ記憶部11及び作業工程データ記憶部13内の
ライン構成パラメータの変更を行なう10f,10gラインパ
ラメータ処理部23から構成される。 第2図に端末関連データ記憶部11の具体的構造を示
す。投入認識端末17a〜17dは最大64台まで使用可能とな
っており、現在使用されている投入認識端末は状態欄11
aが“登録”になっている。アドレス欄11bにはその投入
認識端末のネットワーク上のノードアドレスが、作業工
程認識別欄11cにはその投入認識端末が属している作業
工程の認識番号が格納されている。第3図に車両情報記
憶部12の具体的構造を示す。車両は最大1000台まで登録
が可能となっており、現在登録されている車両は状態欄
12aが“登録”になっている。車両番号欄12bにはその車
両の車両番号が入り、作業工程通過情報は最大100個ま
で記録でき、現在記録されている通過した個数が個数欄
12cに格納される。各作業工程通過情報はその作業工程
の識別番号12dとその通過時刻12eより構成されている。
車両1台分の情報は大変多いのでディスク24上に格納さ
れているがその目次に相当する部分(以下ディレクトリ
と称す)25はコンピュータ処理を敏速にするため第4図
に示すような構成で主記憶(メモリ)上に配置されてい
る。その内部の構成要素は上述した車両情報記憶部12内
の抜粋で、状態25a、車両番号25b、及び、最後に記録さ
れた作業工程通過情報(工程認識番号25c、通過時刻25
d)等より成っている。 塗装ライン入口で車両カードがインプットされると第
5図に示したような車両番号26a、車両仕様26bで構成さ
れる情報26が投入送出情報管理部16に送られる。投入送
出情報管理部16ではこれを受けてディレクトリ25及び車
両情報記憶部12上にその車両の領域を確保し、状態12a,
25aを“登録”にセットするとともに作業工程通過情報2
5c,25d及びその個数12cを初期化する。(0にする) 今、アドレスnの投入識別端末17が車両番号100の車
両を検知したとすると、第6図に示したように、アドレ
ス27a、車両番号27b等で構成されるライン情報27が、ラ
イン情報処理部18に送られる。ライン情報処理部18では
端末関連データ記憶部11をアドレスn(27a)をキーワ
ードとして該当する投入認識端末17の情報を探し、そこ
に格納されている作業工程識別番号を引き当てる。次に
車両番号100(27b)をキーワードにしてディレクトリ25
及び車両情報記憶部12より該当車両の領域を引き当て上
記作業工程識別番号とライン情報を受信した時刻を作業
工程通過情報としてディレクトリ25及び車両情報記憶部
12に記録する。 以上より車両が塗装ライン上に設置された複数の投入
識別端末の前を通過して行くと、ディレクトリ25にはそ
の車両が現在存在している作業工程と、その作業工程に
入った時刻が記録され、ディスク24上の車両情報記憶部
12にはその車両が、それまでに通過してきた作業工程の
軌跡が記録されることになる。 次に作業工程データ記憶部13は、第7図に示したよう
に、作業工程識別番号13a及び作業工程名称13b等より成
るm個の作業工程情報より構成されており、作業工程名
称に対し、作業工程識別番号を引き当てることができ
る。今、オペレータ19がある作業工程をその名称で指定
し車両の並びを表示するユーティリティコマンドをユー
ティリティコマンド処理部21に送ったとする。ユーティ
リティコマンド処理部21はまず作業工程データ記憶部13
より作業工程識別番号を引き当て、ディレクトリ25上で
状態25aが“登録”になっておりかつ作業工程識別番号2
5cが一致している車両を集め、それらを通過時刻25d順
に並べることにより、その作業工程の車両の並びと作業
工程在庫台数を得ることができる。 この方式を用いれば、従来方式の車両の並びという記
憶は存在せず、車両1台1台の情報を基に車両の並びを
作り出すため、車両の並び上に同一車両が2台以上存在
するという従来方式の欠点は根本的に回避できる特長が
ある。 さらにこれらの処理はディスク24を介さず主記憶(メ
モリ)の参照のみでできるため、高速に処理でき、これ
を繰り返し行えば、リアルタイムに車両の並びを移動さ
せることができる。 本実施例のアウトプットの例をいくつか次に示す。第
1表は作業工程識別番号80における車両の並びと車両数
を示す。車両番号00100〜00020の車両が17台第1表に記
入された並びで作業工程80TOP COAT BOOTH Aに投入され
ていることがわかる。 第2表は各作業工程に投入されている車両台数を示
す。作業工程識別番号0010,0040,0080にそれぞれ8,3,17
台の車両が投入されている状況を示している。 さらに本実施例ではライン構成の変更(追加、削除)
の必要が生じた時はラインパラメータ処理部23を通して
オペレータが上述した作業工程識別番号や端末情報を変
更(追加、削除)できるようになっており簡単でリアル
タイムなフレキシビリティをも有している。 上述したように本実施例では正常時の作業ライン状態
の記憶としては作業工程識別番号と通過時刻しか存在せ
ず、必要な時にこれらから車両の並びを作り出すという
手法を用いているため、車両を重複して数えることを簡
単にかつ根本的に回避できることはもちろん、記憶部の
11,12,13の構成が作業ラインの構成に左右されないとい
うすぐれた特長をもっている。これは工場、あるいは作
業ライン各々に様々な形態をもつ自動車塗装ラインに於
いて、同一ソフトウェアで柔軟にかつ容易に対応できる
ことを示している。又、従来技術の問題点で述べた様な
不定作業で車両が移動されたような場合、どこの作業工
程に車両が投入されてもその時点で、コンピュータ内で
は前の作業工程からその作業工程に車両の移動が自然に
行なわれるので、車両の並びの修復などの面到なオペレ
ータ19の操作は一掃される。 さらに本実施例からも明らかなように、ユーティリテ
ィコマンド処理部23とライン情報処理部18は完全に独立
した構成となっているため、ユーティリティコマンドプ
ログラムは各々別々に必要に応じて追加、削除できるわ
けで、システムの拡張性に多大なフレキシビリティを提
供している。 一例を上げれば、同一作業工程に長時間滞留している
車両を探し出すユーティリィテマンドを追加したい場
合、ディレクトリ25の通過時間25dを基に容易に見つけ
ることができ、そのプログラムは他のユーティリィテマ
ンドのプログラムやライン情報処理部18とは直接にデー
タのやりとりをする必要がないため、独立に追加できる
ことがわかる。 第3表は作業工程010,040,080において87年7月7日
9時55分03秒以前から移動していない長期滞留車両の表
示例を示す、作業工程010,040,080に該当する車両があ
ればその車両の投入時間と合計車両数が表される。 第4表はある車両の作業工程通過軌跡を表示するプロ
グラムのアウトプット例を示す。車両番号11111の車両
か作業工程010,040を通過する時間を示している。なお
作業工程040では2回通過時刻が示されており、これは
この車両は一度作業工程040に投入された後、補修等が
発生したので排出され再度投入されたことを示す。この
ような場合従来の装置ではこの車両11111を2台として
計数するおそれがあったが本実施例よればすべて車両番
号11111で管理されるためこのようなことはない。 さらに本発明を用いれば従来方式より処理がはるかに
簡単であるため、ソフトウェアの信頼性が向上し、コン
ピュータのプログラム容量も小さくできる効果が得られ
る。 〔発明の効果〕 本発明によれば、被作業物の作業ラインの入出部にお
ける情報および各作業工程における情報により各作業工
程における被作業物の情報を把握でき、また作業ライン
を構成する作業工程が変更してもこれに対応したデータ
を変更することにより、作業ラインの変更に対応した作
業ラインの管理を精度よく容易に行える。
工程よりなる作業ラインに投入された多数の被作業物を
管理するに好適な作業ライン管理装置に関する。 〔従来の技術〕 多数の被作業物を多くの作業工程からなる作業ライン
に投入して作業を行うことは自動車産業などにおいて行
なわれている。特開昭62−43373号公報には、このよう
な作業ラインの各作業工程における被作業物の状況把握
方法が開示されている。例えば自動車の塗装ラインは複
雑な作業工程が分岐・合流を繰返しており、しかも工場
や作業ライン毎に、あるいはモデルチェンジ毎に作業ラ
インの構成は変遷する。次に従来行なわれている作業ラ
インの各作業工程における被作業物の状況把握方法につ
いて第8図〜第13図を用いて説明する。 第8図は作業工程間被作業物である車両の在庫を把握
する装置の原理図である。分岐・合流のないライン単位
に於いて、ライン上流側のリミットスイッチ(以下LSと
略す)1とライン下流出口側のLS2の信号を各々加算、
減算信号としてカウンタ3に導いている。実際のライン
では第9図に示したように各作業工程A〜作業工程Dの
入口に各々LS1a〜LS1dが設置され、出口側のLSは次作業
工程の入口側のLSで代用されている。各信号は制御装置
4に送られ、ここで台数がまとめられる。 第10図は、第9図のLSを車両番号識別装置5a〜5dに置
き換え、コンピュータ6の処理にて車両の並びを把握し
ようとしたものである。認識された車両番号は情報受信
部7を通り、情報処理部8で処理され、結果が車両の並
びデータ部9に格納される。 第11図は第10図のコンピュータ内部6の車両の並びデ
ータ部9を示したもので、現場の作業工程A〜作業工程
Dよりなるラインと対応した構成9a〜9dとなっている。 今、車両番号識別装置5dで車両番号100が識別された
とすると、作業工程Bの車両並び9bは下流側にシフトさ
れ、先頭に車両100が挿入される。これと同時に作業工
程Bに車両を供給し得る作業工程(この場合作業工程
A)から車両100が消去される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述したようなリミットスイッチLSによる作業工程間
在庫台数把握装置では、導入時各作業工程の車両台数を
数えてカウンタ値をセットしなければならないという面
倒な作業が必要となる。又、車両は台車に乗っており台
車の突起部(通称ドグ)がLSを動作させるが、ドグの調
整不良等により、LSが動作しない場合があると、台数が
ずれてしまい自動回復できない。さらに空台車も1台分
としてカウントするし、作業者が手押しで台車を逆進さ
せたようなケースにも対応できなかった。 したがって、常時、車両台数のメンテナンスが必要で
あり、多くの工数を要した。 また、先述のコンピュータを用いた車両の並び把握方
式では、車両の並びを車両番号識別結果の軌跡としてと
らえている為同一車両がダブって2台存在するという不
具合が発生した。例えば、第10図に於いて、作業工程A
を出て作業工程Bに入る前に人為的にライン外にハネ出
し作業工程Dに投入したようなケースや、作業工程Bで
車両番号の読み取りミスを犯し、作業工程Dで正常に読
み取られたような場合は、情報処理部8で作業工程Dに
車両を供給し得る作業工程として作業工程Aを考慮しな
いと、同一車両が2台存在してしまい、作業工程間在庫
台数に狂いを生ずる。 これらの不具合を逃れようとすると、車両を認識する
たびに、全作業工程に同一車両がないかチェックすると
いう多大な処理を行なうか、複雑な作業工程のつながり
を正確にインプットする必要がある。このような対策は
作業工程を固定化し、ライン構成の変更に柔軟に対応で
きない結果を生じた。 例えば、第10図の作業工程Dと並列に作業工程Eを追
加しようとした場合第12図に示すように、車両の並びデ
ータ部に新たな領域9eを確保し、作業工程のつながりを
インプットし直さねばならない。又、作業工程Cが不要
になったため、第13図に示すように作業工程A,B,D(9a,
9b,9d)をまとめて作業工程A′としたい場合は、作業
工程Cに存在する車両をどう処理するが問題となる。 従来のシステムではこのような変更に対してソフトウ
ェアの再構築を行なう必要があり、オンライン稼動中に
柔軟に対応できるまでには至っていない。 これは他の工場やラインにそのまま移しても専門の技
術者がいないと使えないことを示している。このように
従来方式では各作業工程における車両の並び、あるいは
各作業工程の在庫を正確に把握するには多くの車両通過
確認信号を処理する複雑な装置が必要で、これらはライ
ン構成の変更時などに多大の調整工数を必要とした。 本発明の目的は各作業工程に入出する被作業物を把握
することにより作業ライン構成に左右されないで、各作
業工程における被作業物の状況を正確に把握できる作業
ライン管理装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点は、被作業物に作業を行う複数の作業工程
からなる作業ラインを管理する作業ライン管理装置にお
いて、該作業ラインの入出部に設けられ前記被作業ライ
ンの投入・送出に際し該被作業物の被作業物データを入
力する被作業物入出部端末と、該被作業物データを入力
し該被作業物が前記作業ラインに投入されているか該作
業ラインから送出されたかの投入送出情報を出力する投
入送出情報管理部と、前記作業工程のそれぞれに対応し
て設けられ前記被作業物が対応する該作業工程に投入さ
れたことを確認して作業工程投入情報を出力する投入認
識端末と、該投入認識端末と対応する前記作業工程との
端末関連データを記憶する端末関連データ記憶部と、該
端末関連データと前記作業工程投入情報を入力し前記被
作業物の作業工程通過情報を出力するライン情報処理部
と、該作業工程通過情報と前記投入送出情報を入力して
被作業物情報として記憶する被作業物情報記憶部と、前
記作業工程の作業工程データを記憶する作業工程データ
記憶部と、入出力端末を有し該入出力端末に入力された
指令により前記被作業物情報と前記作業工程データを入
力し所望の前記作業工程における前記被作業物の作業情
報を該入出力端末に出力するユーティリティコマンド処
理部と、を有する作業ライン管理装置によって解決され
る。 また、入出力端末を有し前記端末関連データ記憶部の
記憶する前記端末関連データおよび前記作業工程データ
記憶部の記憶する作業工程データを該入力端末より変更
するラインパラメータ処理部を更に有するものである。 〔作用〕 作業ラインに被作業物が投入されるときおよび作業ラ
インから送出されるときに被作業物入出部端末より被作
業物の識別番号と作業仕様等の被作業物データが入力さ
れ、投入送出情報管理部はこの被作業物データにより作
業ラインに投入されている被作業物を認識して投入送出
情報として出力する。一方各投入認識端末より対応する
各作業工程に投入されている被作業物を認識して作業工
程投入情報を出力する。ライン情報処理部は作業工程投
入情報と端末関連データ記憶部からの端末関連データを
入力して各作業工程における被作業物の状況を表わす作
業工程通過情報を出力する。作業工程投入情報と作業工
程通過情報は被作業物情報記憶部に被作業物情報として
記憶される。ユーティリティコマンド処理部は入出力端
末より入力された指令により被作業物情報と作業工程デ
ータ記憶部よりの作業工程データを入力して指令された
作業工程における被作業物の作業情報を入出力端末に出
力する。また必要に応じてラインパラメータ処理部の入
力端末より端末関連データ記憶部の記憶する端末関連デ
ータおよび作業工程データ記憶部の記憶する作業工程デ
ータを作業ラインにおける作業工程の変更に対応して変
更する。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図を用いて説
明する。 第1図に本実施例である自動車塗装ラインの主要構成
を示す。コンピュータ10の内部の記憶部は従来方式と比
べて車両の並びデータ部がなくなっており、各作業工程
の投入認識端末17a〜17dの情報が記憶されている端末関
連データ記憶部11と、車両1台1台の仕様が記憶されて
いる車両情報記憶部12と、各作業工程の情報が記憶部さ
れている作業工程データ記憶部13から成り、処理部は、
塗装ライン入口と出口に設置されている車両入出部端末
部であるカードリーダ14,15で作業者が車両の仕様を記
述したカードをインプットした結果を受けて、車両情報
として各々登録、消去10aを行なう投入送出情報管理部1
6と、塗装ライン内の各作業工程に設けられた投入認識
端末17a〜17dから送られてくる車両番号を受けて端末関
連データ記憶部11を参照し10b作業工程の車両通過情報
を車両情報記憶部12に書き込むライン情報処理部18と、
オペレータ19の車両表示命令などのユーティリティコマ
ンドを受けて、車両情報記憶部12及び作業工程データ記
憶部13を参照10d,10eして処理し、結果を入出力端末20
に出力するユーティリティコマンド処理部21と、オペレ
ータ19の操作により入出力端末22からの情報を受け、端
末関連データ記憶部11及び作業工程データ記憶部13内の
ライン構成パラメータの変更を行なう10f,10gラインパ
ラメータ処理部23から構成される。 第2図に端末関連データ記憶部11の具体的構造を示
す。投入認識端末17a〜17dは最大64台まで使用可能とな
っており、現在使用されている投入認識端末は状態欄11
aが“登録”になっている。アドレス欄11bにはその投入
認識端末のネットワーク上のノードアドレスが、作業工
程認識別欄11cにはその投入認識端末が属している作業
工程の認識番号が格納されている。第3図に車両情報記
憶部12の具体的構造を示す。車両は最大1000台まで登録
が可能となっており、現在登録されている車両は状態欄
12aが“登録”になっている。車両番号欄12bにはその車
両の車両番号が入り、作業工程通過情報は最大100個ま
で記録でき、現在記録されている通過した個数が個数欄
12cに格納される。各作業工程通過情報はその作業工程
の識別番号12dとその通過時刻12eより構成されている。
車両1台分の情報は大変多いのでディスク24上に格納さ
れているがその目次に相当する部分(以下ディレクトリ
と称す)25はコンピュータ処理を敏速にするため第4図
に示すような構成で主記憶(メモリ)上に配置されてい
る。その内部の構成要素は上述した車両情報記憶部12内
の抜粋で、状態25a、車両番号25b、及び、最後に記録さ
れた作業工程通過情報(工程認識番号25c、通過時刻25
d)等より成っている。 塗装ライン入口で車両カードがインプットされると第
5図に示したような車両番号26a、車両仕様26bで構成さ
れる情報26が投入送出情報管理部16に送られる。投入送
出情報管理部16ではこれを受けてディレクトリ25及び車
両情報記憶部12上にその車両の領域を確保し、状態12a,
25aを“登録”にセットするとともに作業工程通過情報2
5c,25d及びその個数12cを初期化する。(0にする) 今、アドレスnの投入識別端末17が車両番号100の車
両を検知したとすると、第6図に示したように、アドレ
ス27a、車両番号27b等で構成されるライン情報27が、ラ
イン情報処理部18に送られる。ライン情報処理部18では
端末関連データ記憶部11をアドレスn(27a)をキーワ
ードとして該当する投入認識端末17の情報を探し、そこ
に格納されている作業工程識別番号を引き当てる。次に
車両番号100(27b)をキーワードにしてディレクトリ25
及び車両情報記憶部12より該当車両の領域を引き当て上
記作業工程識別番号とライン情報を受信した時刻を作業
工程通過情報としてディレクトリ25及び車両情報記憶部
12に記録する。 以上より車両が塗装ライン上に設置された複数の投入
識別端末の前を通過して行くと、ディレクトリ25にはそ
の車両が現在存在している作業工程と、その作業工程に
入った時刻が記録され、ディスク24上の車両情報記憶部
12にはその車両が、それまでに通過してきた作業工程の
軌跡が記録されることになる。 次に作業工程データ記憶部13は、第7図に示したよう
に、作業工程識別番号13a及び作業工程名称13b等より成
るm個の作業工程情報より構成されており、作業工程名
称に対し、作業工程識別番号を引き当てることができ
る。今、オペレータ19がある作業工程をその名称で指定
し車両の並びを表示するユーティリティコマンドをユー
ティリティコマンド処理部21に送ったとする。ユーティ
リティコマンド処理部21はまず作業工程データ記憶部13
より作業工程識別番号を引き当て、ディレクトリ25上で
状態25aが“登録”になっておりかつ作業工程識別番号2
5cが一致している車両を集め、それらを通過時刻25d順
に並べることにより、その作業工程の車両の並びと作業
工程在庫台数を得ることができる。 この方式を用いれば、従来方式の車両の並びという記
憶は存在せず、車両1台1台の情報を基に車両の並びを
作り出すため、車両の並び上に同一車両が2台以上存在
するという従来方式の欠点は根本的に回避できる特長が
ある。 さらにこれらの処理はディスク24を介さず主記憶(メ
モリ)の参照のみでできるため、高速に処理でき、これ
を繰り返し行えば、リアルタイムに車両の並びを移動さ
せることができる。 本実施例のアウトプットの例をいくつか次に示す。第
1表は作業工程識別番号80における車両の並びと車両数
を示す。車両番号00100〜00020の車両が17台第1表に記
入された並びで作業工程80TOP COAT BOOTH Aに投入され
ていることがわかる。 第2表は各作業工程に投入されている車両台数を示
す。作業工程識別番号0010,0040,0080にそれぞれ8,3,17
台の車両が投入されている状況を示している。 さらに本実施例ではライン構成の変更(追加、削除)
の必要が生じた時はラインパラメータ処理部23を通して
オペレータが上述した作業工程識別番号や端末情報を変
更(追加、削除)できるようになっており簡単でリアル
タイムなフレキシビリティをも有している。 上述したように本実施例では正常時の作業ライン状態
の記憶としては作業工程識別番号と通過時刻しか存在せ
ず、必要な時にこれらから車両の並びを作り出すという
手法を用いているため、車両を重複して数えることを簡
単にかつ根本的に回避できることはもちろん、記憶部の
11,12,13の構成が作業ラインの構成に左右されないとい
うすぐれた特長をもっている。これは工場、あるいは作
業ライン各々に様々な形態をもつ自動車塗装ラインに於
いて、同一ソフトウェアで柔軟にかつ容易に対応できる
ことを示している。又、従来技術の問題点で述べた様な
不定作業で車両が移動されたような場合、どこの作業工
程に車両が投入されてもその時点で、コンピュータ内で
は前の作業工程からその作業工程に車両の移動が自然に
行なわれるので、車両の並びの修復などの面到なオペレ
ータ19の操作は一掃される。 さらに本実施例からも明らかなように、ユーティリテ
ィコマンド処理部23とライン情報処理部18は完全に独立
した構成となっているため、ユーティリティコマンドプ
ログラムは各々別々に必要に応じて追加、削除できるわ
けで、システムの拡張性に多大なフレキシビリティを提
供している。 一例を上げれば、同一作業工程に長時間滞留している
車両を探し出すユーティリィテマンドを追加したい場
合、ディレクトリ25の通過時間25dを基に容易に見つけ
ることができ、そのプログラムは他のユーティリィテマ
ンドのプログラムやライン情報処理部18とは直接にデー
タのやりとりをする必要がないため、独立に追加できる
ことがわかる。 第3表は作業工程010,040,080において87年7月7日
9時55分03秒以前から移動していない長期滞留車両の表
示例を示す、作業工程010,040,080に該当する車両があ
ればその車両の投入時間と合計車両数が表される。 第4表はある車両の作業工程通過軌跡を表示するプロ
グラムのアウトプット例を示す。車両番号11111の車両
か作業工程010,040を通過する時間を示している。なお
作業工程040では2回通過時刻が示されており、これは
この車両は一度作業工程040に投入された後、補修等が
発生したので排出され再度投入されたことを示す。この
ような場合従来の装置ではこの車両11111を2台として
計数するおそれがあったが本実施例よればすべて車両番
号11111で管理されるためこのようなことはない。 さらに本発明を用いれば従来方式より処理がはるかに
簡単であるため、ソフトウェアの信頼性が向上し、コン
ピュータのプログラム容量も小さくできる効果が得られ
る。 〔発明の効果〕 本発明によれば、被作業物の作業ラインの入出部にお
ける情報および各作業工程における情報により各作業工
程における被作業物の情報を把握でき、また作業ライン
を構成する作業工程が変更してもこれに対応したデータ
を変更することにより、作業ラインの変更に対応した作
業ラインの管理を精度よく容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は端末
関連データ記憶部の具体例を示す図、第3図は車両情報
記憶部の具体例を示す図、第4図は主記憶上のメモリ配
置の具体例を示す図、第5図は車両入出端末より入力さ
れたデータの一例を示す図、第6図は投入認識端末より
入力されたデータの一例を示す図、第7図は作業工程デ
ータの具体例を示す図、第8図は被作業物の作業工程に
おける在庫を把握する原理図、第9図は実際の作業ライ
ンの一例を示す図、第10図は第9図に示す作業ラインを
コンピュータ処理するブロック図、第11図〜第13図は第
10図のコンピュータ内部のデータを示す図である。 10……コンピュータ、11……端末関連データ記憶部、12
……車両情報記憶部、13……作業工程データ記憶部、1
4,15……車両入出部端末、16……投入送出情報管理部、
17a〜17d……投入認識端末、18……ライン情報処理部、
20,22……入出力端末。
関連データ記憶部の具体例を示す図、第3図は車両情報
記憶部の具体例を示す図、第4図は主記憶上のメモリ配
置の具体例を示す図、第5図は車両入出端末より入力さ
れたデータの一例を示す図、第6図は投入認識端末より
入力されたデータの一例を示す図、第7図は作業工程デ
ータの具体例を示す図、第8図は被作業物の作業工程に
おける在庫を把握する原理図、第9図は実際の作業ライ
ンの一例を示す図、第10図は第9図に示す作業ラインを
コンピュータ処理するブロック図、第11図〜第13図は第
10図のコンピュータ内部のデータを示す図である。 10……コンピュータ、11……端末関連データ記憶部、12
……車両情報記憶部、13……作業工程データ記憶部、1
4,15……車両入出部端末、16……投入送出情報管理部、
17a〜17d……投入認識端末、18……ライン情報処理部、
20,22……入出力端末。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭61−108080(JP,A)
特開 昭62−43373(JP,A)
特開 昭58−16964(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.被作業物に作業を行う複数の作業工程からなる作業
ラインを管理する作業ライン管理装置において、該作業
ラインの入出部に設けられ前記被作業物の該作業ライン
への投入・送出に際し該被作業物の被作業物データを入
力する被作業物入出部端末と、該被作業物データを入力
し該被作業物が前記作業ラインに投入されているか該作
業ラインから送出されたかの投入送出情報を出力する投
入送出情報管理部と、前記作業工程のそれぞれに対応し
て設けられ前記被作業物が対応する該作業工程に投入さ
れたことを認識して作業工程投入情報を出力する投入認
識端末と、該投入認識端末と対応する前記作業工程との
端末関連データを記憶する端末関連データ記憶部と、該
端末関連データと前記作業工程投入情報を入力し前記被
作業物の作業工程通過情報を出力するライン情報処理部
と、該作業工程通過情報と前記投入送出情報を入力して
被作業物情報として記憶する被作業物情報記憶部と、前
記作業工程の作業工程データを記憶する作業工程データ
記憶部と、入出力端末を有し該入出力端末に入力された
指令により前記被作業物情報と前記作業工程データを入
力し所望の前記作業工程における前記被作業物の作業情
報を該入出力端末に出力するユーティリティコマンド処
理部と、を有することを特徴とする作業ライン管理装
置。 2.入出力端末を有し前記端末関連データ記憶部の記憶
する前記端末関連データおよび前記作業工程データ記憶
部の記憶する作業工程データを該入力端末より変更する
ラインパラメータ処理部を更に有することを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の作業ライン管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23163887A JP2712193B2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | 作業ライン管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23163887A JP2712193B2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | 作業ライン管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6474185A JPS6474185A (en) | 1989-03-20 |
JP2712193B2 true JP2712193B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16926639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23163887A Expired - Fee Related JP2712193B2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | 作業ライン管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712193B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100392538C (zh) * | 2001-07-27 | 2008-06-04 | 新日本制铁株式会社 | 用于建筑材料制造的信息处理系统及建筑材料制造方法 |
JP4819252B2 (ja) * | 2001-07-27 | 2011-11-24 | 新日本製鐵株式会社 | 住宅用薄板軽量形鋼の生産管理システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5816964A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-01-31 | Mazda Motor Corp | 自動車車体組立管理装置 |
JPS61108080A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-26 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の製造管理システム |
JPS6243373A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-25 | Toyota Motor Corp | 車両並び把握方式 |
-
1987
- 1987-09-16 JP JP23163887A patent/JP2712193B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6474185A (en) | 1989-03-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |