JP2712110B2 - 重合体結合された染料 - Google Patents

重合体結合された染料

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JP2712110B2
JP2712110B2 JP1248230A JP24823089A JP2712110B2 JP 2712110 B2 JP2712110 B2 JP 2712110B2 JP 1248230 A JP1248230 A JP 1248230A JP 24823089 A JP24823089 A JP 24823089A JP 2712110 B2 JP2712110 B2 JP 2712110B2
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    • C09B69/00Dyes not provided for by a single group of this subclass
    • C09B69/10Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/531Production of immunochemical test materials
    • G01N33/532Production of labelled immunochemicals

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重合体結合された染料、その製造方法及び例
えば分析工程における標識物質としてのその使用に関す
る。また重合体結合された染料、即ち重合体染料は結合
性の官能基を含み、そして通常の分析条件下で水溶性で
ある。この水溶性は通常重合体成分による、染料自身は
しばしば水に不溶性である。
本発明がベースとする目的は生物学的試験系に使用し
得る新規な標識物質を開発することであつた。標識物質
は公知の標識物質に匹敵する検出感度を有すべきであ
る。しかしながら、これらのものは後者の欠点例えば使
用における低い安全性及び特殊な実験室(放射活性)ま
たは不適当な安定性(酵素標識)においてのみ可能であ
る使用を有すべきである。
本発明による重合体染料は通常n=約2×103〜約
5×106ダルトンの程度の平均分子量を有する。約104
106ダルトンの分子量が好ましい。
通常の分析条件下で重合体染料は少なくとも0.1%、
好ましくは少なくとも1%まで水性媒質中に可溶性であ
る。
通常の分析条件は生物学的試験、殊に分析の結合法、
例えば免疫測定または遺伝子プローブ試験において広く
行われているものを意味する。ここに例えば約70℃ま
で、好ましくは約10〜40℃の温度及び約3〜11、好まし
くは5〜9のpH値を挙げ得る。特殊な試験または分析方
法において、これらの値から免脱することは確かに可能
である。重合体結合された染料の水溶性は重要であり、
その理由はこれにより生物学的分析法において染料の使
用が可能になるからである。
着色された重合体及びジカルボン酸無水物を含む重合
体と好ましくはアミノ基を含む染料との反応によるその
製造は公知である。例えばカロピシス(Kalopissis)及
びビアウト(Viout)による米国特許第3,915,635号に無
水物基及びアゾ、アントラキノンまたはアミノ基を有す
るベンゼン染料を含む重合体から製造される重合体染料
を含むヘアー・トリートメント(hair treatment)生成
物が記載されている。しかしながら、これらの重合体は
水中ではなく、水性アルコール中でのみ可溶性である。
更に、これらのものは例えば抗体またはDNAと制御され
た結合を可能にするいずれかの追加の反応性基を有して
いない。
ハーシユフエルド(Hirschfeld)による米国特許第4,
166,105号に多量の染料分子を含む抗体に結合される重
合体からなる、特殊な反応体例えば抗原の検出に対する
試薬が記載されている。
染料重合体は蛋白質を結合する際に使用される官能性
末端基、及び染料分子を結合する際に使用される多くの
他の官能基を有する。適当な骨格重合体としてポリエチ
レンイミン、ポリリジン及びポリアミド例えばナイロン
6が挙げられる。
かかる特許の最初の実施例においてポリエチレンイミ
ン及びフルオレセインイソチオシアネートからの重合体
染料の合成が記載され、その際にこのものはポリエチレ
ンイミン1分子当り70個の染料分子を含む。しかしなが
ら、実施例7において、80の結合されたフルオレセイン
単位を有する重合体染料の量子収率は丁度4%と測定さ
れる。このことは分子量が約100倍で、この重合体の蛍
光が単量体FITCより約3倍のみ強いことを示す。
これに対し、本発明は4−アミノフルオレセインをア
クリルアミド無水マレイン酸共重合体に結合させること
により強い蛍光及び60%以上の量子収率を有する重合体
染料が得られることを示す。
本発明による重合体染料は適当な染料がスペーサーを
介して共有結合され、そして更に重合体染料を生物学的
物質例えば蛋白質または機能性オリゴヌクレオチドと共
有結合させ得る水溶性重合体骨格からなる。
この目的に適する官能基は例えばヒドロキシル、アミ
ノ、カルボキシルまたはまたチオ基及びイソチオシアナ
ト基、更にN−ヒドロキシスクシンイミドエステル基、
N−ヒドロキシフタルイミドエステル基またはN−アシ
ルベンゾトリアゾール基並びにまた結合が特に温和な、
好ましくは乾燥条件下で可能である場合に酸塩化物、酸
無水物及びイソシアネート基である。
重合体は重合体に有利な特性を与える共有結合された
(共重合された)単量体累積(building)ブロツクから
なる。
1.水溶解度−促進性の非イオン性単量体累積ブロツク例
えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1〜C4
ルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1〜C4ジアルキ
ルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニル
ピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルホ
ルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−N
−メチルアセトアミド、N−ビニル−O−メチルウレタ
ン。
2.エステル基もしくは酸イミド基または好ましくは酸ア
ミド基を介して共有結合する染料分子。
染料分子は関連する染料単量体例えば適当な染料の
(メタ)アクリル酸エクテルまたは適当な染料の(メ
タ)アクリルアミドの共重合によるか、または好ましく
はアミノ基を含む染料を骨格重合体の反応性基と反応さ
せるかのいずれかにより導入し得る。
反応性基を導入させる単量体には無水マレイン酸、無
水イタコン酸、無水シトラコン酸、塩化(メタ)アクリ
ロイル、N−ヒドロキシスクシンイミド(メタ)アクリ
レート、N−ヒドロキシフタルイミド(メタ)アクリレ
ート、N−(メタ)アクリロイルベンゾトリアゾール、
3−または4−イソチオシアナトフエニル(メタ)アク
リレート、2−イソシアナトエチルメタクリレート、イ
ソシアナトスチレン、イソシアナトイソプロペニルベン
ゼン、ビニルオキシラン並びにカルボジイミドと組み合
せた(メタ)アクリル酸がある。
3.例えば抗体、抗原、ハプテンまたは核酸及び随時染料
分子と共有結合を生成させ得る、反応性基または活性化
し得る基を含む単量体累積ブロツク。
この機能は反応性基を導入する上記の単量体により、
これらのものが染料分子と定量的に反応しておらず、そ
して結合が反応性基の加水分解が無視し得る条件下で得
る場合に行うことができる。
更に、この目的のために脂肪族アルコール基を含む単
量体例えばキドロキシアルキル(メタ)アクリレート例
えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート及びブタンジオールモ
リ(メタ)アクリレートを好適に配合し得る。
また2に挙げられた骨格重合体の反応性基をアミノア
ルコール例えばアミノエタノール、アミノプロパノール
または6−アミノ−1−ヘキサノールと反応させること
によりアルコール基を導入し得る。
重合体のアルコール基はトレシル基(=トリフルオロ
メタンスルホニル基)またはメタンスルホニル基に転化
することにより活性化される。
4.必要に応じて、重合体の水溶性を増大させるイオン性
単量体累積ブロツク例えば(メタ)アクリル酸、2−ア
クリロイルアミノ−2−メチルプロパンスルホン酸、ス
チレンスルホン酸、ジアルキルアミノアルキル(メタ)
アクリレートまたはジアルキルアミノアルキル(メタ)
アクリルアミド例えばジメチルアミノエチルメタクリレ
ートもしくはジメチルアミノプロピルアクリルアミド或
いはこれらの単量体から誘導される第四級化された(メ
タ)アクリレートまたは(メタ)アクリルアミドを共重
合し得る。
更に、追加のカルボキシル、スルホン酸またはt−ア
ミノ基を骨格重合体の反応性基の一部をアミノカルボン
酸、アミノスルホン酸または第一級−第三級もしくは第
二級−第四級ジアミンと反応させることにより導入し得
る。
重合体が高い比率の結合された疎水性染料分子を含む
場合にイオン性基の配合が殊に好ましい。
好適な結合可能な陰イオン性重合体染料は次の一般式
を有する: 式中、A=不飽和無水ジカルボン酸と共重合し得る単量
体例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1
C4−アルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1〜C4
ジアルキルアクリアミド、N−ビニルピロリドン、N−
ビニルピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビ
ニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニ
ル−N−メチル−アセトアミド、N−ビニル−O−メチ
ル−ウレタン並びにエテン及びビニルメチルエーテル、
好ましくはエテン、メチルビニルエーテル、N−ビニル
ピロリドン、(メタ)アクリルアミド及びN−ビニル−
メチルアセトアミド、殊に好ましくは殊に良好な水中で
の溶解性を有する共重合体を生成させるために、アクリ
ルアミド及びビニルピロリドン; B=のいずれかのカルボキシル基を除いたマレイン酸、
イタコン酸またはシトラコン酸の基、特に好ましくはマ
レイン酸; F=1個またはそれ以上の第一級及び/または第二級ア
ミノ基を含む染料の基; Y=反応性末端官能基を有する抗原及びDNA(遺伝子プ
ローブ)に対する反応性基、特に好ましくは−O−SO2
−CH3及び−O−SO2−CH2−CF3; X=水中での重合体染料の溶解性を増大させる基、特に
−SO3H−; R=C2〜C12−アルキレン、シクロアルキレンまたはア
リーレン基。
他の好適な結合可能な重合体染料の基は次式を有す
る: 式中、C=(メタ)アクリルアミド、N−ビニルピロ
リドン、N−ビニル−N−メチルアセトアミドの基、特
に好ましくは(メタ)アクリルアミド、 Z=HまたはCH3、 D=(メタ)アクリル酸、2−アクリロイルアミノ−2
−メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸、ジ
アルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートもしくは
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドまた
はこれら単量体から得られる第四級(メタ)アクリレー
ト及び(メタ)アクリルアミド。
次の式は本発明の重合体染料の製造方法を示す。
アクリルアミド及び無水マレイン酸から製造されるラ
ンダム共重合体は無水物基に対して不活性である溶媒例
えばアセトン、トルエンまたは酢酸エチル中でのラジカ
ル沈殿重合により製造し得る。=15〜104、好ましく
は=50〜103の共重合されたアクリルアミド単量体及
び=3〜103、好ましくは5〜200の共重合された無水
マレイン酸単量体との共重合体が本発明による重合体染
料の製造に適している。:の比は通常2:1乃至20:1
間である。
は染料を表わし、そしては重合体鎖1本当りの染
料分子の平均数を表わす。は3乃至103間、好ましく
は5乃至500間、殊に好ましくは10乃至200間である。
は常により少なくとも1だけ小さく、その際には重
合体鎖1本当りの無水マレイン酸単量体の数である。
アルコール基はアミノアルコールH2N−R−OHと反応
させることにより重合体染料中に導入する。重合体鎖1
本当りのこれらの基の数は1〜5、好ましくは1〜3
である。
アミノ基を含む染料との反応またはアミノアルコール
との反応のいずれかを最初に行うことができる。
必要に応じて、重合体の残りの無水物基を順次アミノ
スルホン酸(−R−X=−R−SO3H)、アミノカルボン
酸(−R−X=R−COOH)またはアンモニア(−R−X
=−H)と反応させ得る。これらの分子の数は0と等
しいことができる。好ましくは=0〜100である。ア
ミノスルホン酸との反応は重合体染料の水溶解性が導入
されるスルホン酸基により改善されるために、重合体染
料が重合体鎖1本当り多数の疎水性染料基を含む場合に
殊に好適である。
反応性ベース重合体(例えばアクリルアミド−無水マ
レイン酸共重合体)の染料(−NH2)、アミノアルコ
ール(H2N−R−OH)及び随時アミノ酸またはアンモニ
アとの反応は均一溶液または懸濁液中で行い得る。溶媒
または懸濁媒質は有害な二次反応を避けるためにベース
重合体の反応性基に対して出来る限り不活性であるべき
である。
好適な溶媒または懸濁媒質は全体の反応サイクルを均
一溶液中で行わせるか、またはベース重合体もしくは重
合体染料を溶解させるかのいずれかであるものである。
反応を行つた後、重合体染料をそれ自体公知である方法
に従つて、溶媒を蒸発させ、好ましくは重合体染料を適
当な有機媒質中で沈殿させることにより単離する。
水の溶解度促進性重合体成分=アクリルアミド及び
=結合されたアミノスルホン酸、アミノカルボン酸ま
たはアンモニアの数に対する結合された疎水性染料分子
の比は重合体染料が必要な水溶解性を有するように選
択する。
過剰に可能な試薬の分離は重合体染料の沈殿、くり返
しの再沈殿または水溶性試薬の場合にまた透析もしくは
限外濾過のいずれかにより行い得る。
精製された重合体染料を続いて乾燥する。本発明によ
る結合可能な重合体染料は公知の方法により行い得る続
いての重合体染料のアルコール基のメタンスルホニル、
トレシル、トリフルオロアセチル、ベンジルスルホニル
及びp−トルエンスルホニル基への転化後に得られる。
またアクリルアミド−無水マレイン酸共重合体と同様
に、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1〜C4
ルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1〜C4ジアルキ
ルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニル
ピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルホ
ルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−N
−メチルアセトアミド、N−ビニル−O−メチルウレタ
ンエテンまたはメチルビニルエーテル及び無水マレイン
酸、無水イタコン酸または無水シトラコン酸から製造さ
れる、無水ジカルボン酸を含む他の共重合体をアミノ
基、アミノアルコール及び随時アミノスルホン酸、アミ
ノカルボン酸またはアンモニアと反応させて水溶性の結
合可能な重合体染料を生成させ得る。
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1〜C4アル
キル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1〜C4ジアルキル
アクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニルピ
ペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルホル
ムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−N−
メチルアセトアミドまたはN−ビニル−O−メチルウテ
タン並びに塩化(メタ)アクリロイル、イソシアナトエ
チルメタクリレート、イソシアナトスチレン、イソシア
ナトイソプロペニルベンゼン及びビニルオキシランから
製造される共重合体を無水物基を含む共重合体と同様に
反応させて水溶性の結合可能な重合体染料を生成させ得
る。ここに、酸塩化物基を含む共重合体の反応は好まし
くは酸受容体としてのt−アミンの存在下で行う。
またアクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1〜C4
アルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1〜C4ジアル
キルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニ
ルピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニル
ホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−
N−メチルアセトアミドまたはN−ビニル−O−メチル
ウレタン及びN−ヒドロキシスクシンイミド(メタ)ア
クリレート、N−ヒドロキシフタルイミド(メタ)アク
リレート、N−(メタ)アクリロイルベンゾトリアゾー
ルまたはイソチオシアナトフエニル(メタ)アクリレー
トを無水物基を含む共重合体と同様にアミノ基を含む染
料、アミノアルコール及び随時アミノスルホン酸、アミ
ノカルボン酸またはアンモニアと反応させ得る。
しかしながら更に、これらの共重合体に関して重合体
染料1分子当り1〜5個の反応性基を残すように反応性
基を部分的にのみアミノ基を含む染料並びに随時アミノ
スルホン酸、アミノカルボン酸及び/またはアンモニア
と反応させることができる。次にこれらの基を介して抗
体、抗原、ハプテンまたは核酸との結合を行う。
更に、これらの重合体においてヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートを加えて共重合し得る。この場合
にすべてのアシル化反応基を染料分子及び随時水の溶解
性促進化合物と反応させることができ、続いてアルコー
ルをメタンスルホニル、トレシルまたは他の反応性基に
転化し得る。
更に発色団とは別に(メタ)アクリルエステルもしく
は(メタ)アクリルアミド基またはある他の重合可能な
ビニル基もしくはイソプロペニル基を含む染料単量体を
水の溶解促進性の非イオン性単量体累積ブロツク例えば
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1〜C4アルキ
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1〜C4ジアルキルア
クリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニルピペ
リドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルホルム
アミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−N−メ
チルアセトアミドまたはN−ビニル−O−メチルウレタ
ン及び更に反応性であるか、または活性化され得る耐水
性基を含む単量体と共重合させることにより結合可能な
水溶性重合体染料を製造することができる。ここに、単
量体比は平均して各々の重合体鎖が反応性であるか、ま
たは活性化させることができる基1〜5個を含み、そし
て重合体が水溶性であるように選択する。
使用し得る染料は通常スペクトルの紫外、赤外または
可視領域において吸収を示すものである。上記の重合体
に配合する際に、可視領域に吸収を有する染料としてア
ゾ染料、メチン染料及びアントラキノン染料が殊に適し
ている。また複素環を含むメチン染料例えばオキサジ
ン、チアジン、トリフエンジオキサジンまたはキノフタ
ロンが極めて適している。これらの染料は水に不溶性で
あるか、またはスルホン酸、カルボン酸または陽イオン
性基により水溶性を得ることができる。
蛍光染料が好ましい。適当な染料には例えば次のもの
がある: 一般式 式中、R1はO−アルキル、N(アルキル)、NH−ア
ルキル、NH−SO2−アルキル、NH−SO2−アリールを表わ
し、 R2はH、CN、Cl、OH、アルキレン、アリールを表わし、 R3はフエニル、ヘタリールを表わす、 のクマリン。またR1は式 式中、XはO、N−アルキルまたはnか0または1で
あり得る(CH2)nを表わす、 を表わし得る。
また式 式中、R2及びR3は上記の意味を有する、のクマリンが
極めて適している。
置換基R1、R2またはR3の少なくとも1個は染料を重合
体に結合させる際の官能基に充てるべきである。この目
的のためにNH2が殊に適当であると考えられる。
また適当なものには一般式 式中、R1、R2及びR3はクマリンの場合に与えられる意
味を有し、そして R4はアルキルを表わす、 のカルボスチリルがある。
ここにまた、置換基の1つは重合体と結合するための
官能基を持たなければならない。
また適当なものには一般式 式中、R5はHまたはCH3を表わし、 R7及びR8は相互に独立してHまたはClを表わし、そして R9はアルキレン、 アルキレン−o−アルキレンを表わし、ここにR10はア
ルキルを表わす、 のピラゾリンがある。
また極めて適当なものには一般式 式中、R11はアルキルを表わし、 R12、R13はH、アルキル、N(アルキル)を表わし、
そして R11のアルキル基またはR12もしくはR13のアルキル基の
いずれかは重合体と結合するためのNH2基を持つ、 のナフタルイミドがある。
また適当なものとして挙げられるものには一般式 式中、R14はHまたはSO3Hを表わし、 R15及びR16は相互に独立してアルキルまたはN(アルキ
ル)を表わし、そして R15またはR16のいずれかのアルキル基は重合体と結合す
るためのNH2基を持つ、 のピレンがある。
また挙げ得るものには式 のフルオレセインがある。
また適当なものには一般式 式中、Y は無色の陰イオンを表わし、そして R1及びR2はアルキル、 を表わし、ここに XはO、N−アルキルまたはn=0または1の(CH)n
を表わす、 のローダニンがある。
またR1及びR2は芳香族基例えば基 と一緒になつて環を形成し得る。
これらのもの及び他の染料は文献例えば「合成染料の
化学(The Chemistry of Synthetic Dyes)」、第V
巻、アカデミツク出版(Academic Press)(1971)、或
いはまた「蛍光明白化剤(Fluorescent Whitening Agen
ts)」、ゲオルグ・チーメ・ベルラグ・シユツツツガル
ト(Georg Thieme Verlag Stuttgart)出版、(1975)
にある。
本発明に記載される染料は生物学的分析における標識
物質として用いる際に適している。次に例えば、抗体ま
たは適当な機能性オリゴヌクレチオドのカラー標識を通
常の試験に使用し得る(免疫測定法及び遺伝子プローブ
試験)。
かかる試験の効果に影響する主な因子の1つに検出感
度がある。現在通用使用される分析試験法において、こ
のことは放射活性標識物質を用いることにより達成され
る。
しかしながら、この方法は実際の使用において多くの
重大な欠点を有し(放射線の危機、物質の分解の可能
性、特別な実験装置が必要、特別に訓練された職員が必
要)、そしてこのことがこれらの有利で、且つ効率的な
試験が日常法になることを阻止している[例えばWO 88
−02784、フアルマシア(Pharmacia)、21.4.88参
照]。
このために、多くの研究が放射活性標識を問題点を含
まぬ染料標識に変えるために行われている。このよう
に、放射活性標識物質の問題を避けることができるが、
達成される感度は多くの分析法に対して不十分である
[例えばNucleic Acid Res.16、4957(1988)参照]。
本明細書に記載される重合体染料の利点はこれらのも
のが放射活性を用いずに大きな感度を持つことにある。
生物学的基質と重合体染料を結合させる多くの方法が
ある。
1.重合体は抗体または適当な機能性オリゴヌクレオチド
と反応させ得る適当なグラフト化された重合体基を含
み、例えばN−ヒドロキシスクシンイミドまたは1−N
−ヒドロキシベンゾトリアゾールのアクリルエステルを
重合により配合し得る。
染料を担持させた後、活性重合体を水溶液中で標識す
る生物学的物質と反応させる。得られた混合物は直ちに
か、または洗浄後のいずれかで分析に使用し得る。
2.重合体は適当な官能基を含み、このものを抗体及び適
当な機能性オリゴヌクレオチドと結合させ得るように別
の化学反応において活性化させる。
適当な基には例えば文献に記載される方法により活性
化されたエステル例えばスルホン酸エステルまたはカル
ボン酸エステルに転化し得るヒドロキシル基が含まれ
る。
この方法において、ヒドロキシル基を含む染料重合体
を適当な溶媒中にて例えば塩化メタンスルホン酸を用い
てメシレートに転化する。
次にこの活性化された染料重合体を水溶液中で生物学
的基質(抗体または適当な機能性オリゴヌクレオチド)
と反応させる。得られる配合物は直ちにか、または洗浄
後のいずれかで試験に使用し得る。
適当な機能性オリゴヌクレオチドは文献に記載されて
いる。これらのものには例えば不活性スペーサーを介し
てアミノ、メルカプトまたはヒドロキシ官能機を受ける
オリゴヌクレオチドが含まれる。
実施例1 アクリルアミド及び無水マレイン酸の共重合体: アクリルアミド57g、無水マレイン酸20g及びアゾビス
イソブチロジニトリル0.77gを乾燥酢酸エチル50mlに溶
解し、そして溶液を濾過した。酸素を3倍の排気及び窒
素の充填で除去し、そして反応混合物を窒素下にて600
℃で20時間撹拌した。沈殿した共重合体を回収し、酢酸
エチルで十分に洗浄し、そして真空中にて50℃で乾燥し
た。
収量:56.3g;N=14.8%=無水マレイン酸の25重量%。
固有粘度[η]=0.15(0.9%塩化ナトリウム水溶液中
で測定)、このことは約20,000の平均分子量に対応す
る。
実施例2 N−ビニルピロリドン及び無水マレイン酸からの共重
合体: N−ビニルピロリドン26.6g及び無水マレイン酸23.4g
を塩化メチレン116gに加えた。溶液から実施例1と同様
に酸素を除去し、そして40℃に加熱した。塩化メチレン
50g中の過酸化ジラウロイル250mgの溶液を15分間にわた
つて滴下しながら加え、次に混合物を40℃で12時間重合
させた。沈殿した共重合体を濾別し、塩化メチレンで洗
浄し、そして真空中にて50℃で乾燥した。
収量:20.6g、N=6.8%、約1:1の無水マレイン酸に対す
るN−ビニルピロリドンのモル比に対応;[η]=0.11
(DMF中で測定)。
実施例3 アクリルアミド及びアクリロイルオキシスクシンイミ
ドの共重合体: アクリルアミド54g、アクリロイルオキシスクシンイ
ミド6g及びアゾビスイソブチロニトリル0.3gを乾燥酢酸
エチル40mlに溶解した。溶液から実施例1と同様に酸素
を除去し、そして窒素下にて60℃で20時間撹拌した。沈
殿した共重合体粉末を回収し、酢酸エチルで十分洗浄
し、そして真空中にて50℃で乾燥した。
収量:58.4g 固有粘度[η]=0.71(0.8%塩化ナトリウム水溶液中
で測定)、このことは約115,000ダルトンの平均分子量
に対応する。
実施例4 実施例1のアクリルアミド−無水マレイン酸共重合体
1.5gを50℃で乾燥ホルムアミド30mlに溶解した。冷却
後、6−アミノ−1−ヘキサノール20mgを室温で加え、
そして混合物を室温で1時間撹拌した。4−アミノフル
オレセイン600mgの添加後、撹拌を室温で24時間、続い
て50℃で5時間続けた。温混合物をアセトン1中で沈
殿させ、重合体を回収し、そして50℃でホルムアミド40
mlに溶解した。25%NH4OH溶液1mlの添加後、撹拌を50℃
で30分間行い、混合物を冷却し、そしてアセトン1中
で新たに沈殿させた。重合体を回収し、アセトンで洗浄
し、そして高真空下にて250℃で乾燥した。蛍光を水中
にてpH9で測定した。
収量:1.45g;λmax=493nm; 493nmでの吸光係数=0.05(水1中の重合体染料4.5m
g);量子収率=0.63。
この様にして得られた蛍光重合体染料1gを室温で乾燥
ピリジン50ml中に置き、塩化メタンスルホン酸1gで処理
し、そして除湿条件下にて室温で4時間撹拌した。
次にこのものを回収し、そして各回30mlのイソプロパ
ノールで2回洗浄した。
収量:弱い黄色の、吸湿性粉末0.9g。
塩化メタンスルホン酸の代りに、塩化トリフルオロメ
タンスルホン酸、塩化ベンゼンスルホン酸、無水トリフ
ルオロ酢酸または塩化p−トルエンスルホン酸を用いて
同様の方法で染料を活性化させることができた。
実施例5 実施例1のアクリルアミド−無水マレイン酸共重合体
3gを乾燥ホルムアミド30mlに50℃で溶解した。乾燥DMF
2.5ml中の3−(4−アミノフエニル)−7−メチルア
ミノクマリン266mgの懸濁液を加え、そして混合物を50
℃で3時間撹拌した。6−アミノ−1−ヘキサノール
(固体)30mgを加え、そして調製物を50℃で更に1時間
撹拌した。次に溶液を撹拌しながら酢酸エチル40mlに加
え、その際に重合体が沈殿した。重合体を回収し、酢酸
エチルで十分に洗浄し、そして五酸化リン上にて真空中
で乾燥した。
収量:2.8g;λmax=389nm; 389nmでの吸光係数=0.05(水中の重合体染料21m
g);量子収率=0.38。
この様にして得られた蛍光重合体染料131gを乾燥ピリ
ジン100ml中に置き、そして塩化メタンスルホン酸1gで
処理した。このものを除湿条件下にて室温で4時間撹拌
し、次に回収し、そして各回30mlのイソプロパノールで
2回洗浄した。
実施例6 実施例3のアクリルアミド−アクロイルオキシスクシ
ンイミド3gを乾燥ホルムアミド40mlに50℃で溶解した。
25℃に冷却後、4−アミノフルオレセイン0.3gを加え、
そして混合物を25℃で22時間及び4時間撹拌した。重合
体を酢酸エチル500ml中で沈殿させ、再びホルムアミド3
0mlに溶解し、酢酸エチル500ml中で新たに沈殿させ、そ
して単離後に五酸化リン上にて真空中で乾燥した。
収量:2.4g;λmax=493nm; 493nmでの吸光係数=0.05(pH10で水1中の重合体染
料12mg);量子収率=0.18。
対応するアクリルアミド/1−アクリロイルオキシ−ベ
ンゾトリアゾオール共重合体を4−アミノオレセインを
用いて同じ結果で得られた。
実施例7 無水マレイン酸及びN−ビニルピロリドンから実施例
2により製造された共重合体2.09gをホルムアミド25ml
中の染料 1.356gと一緒に溶解した。
50℃で2時間撹拌した後、次の溶液を反応混合物に加
えた:6−アミノ−1−ヘキサノール52mg、2−アミノエ
タンスルホン酸500mg、ホルムアミド5ml、H2O 5ml。
撹拌を50℃で6時間続けた。次に混合物を室温に冷却
し、そして生じた重合体染料をこのものを撹拌しながら
15倍過剰のアセトンに加えることにより沈殿させた。濾
別された染料をゼシケータ中で一夜乾燥した。
収量:3.56g、λmax=510nm 510nmでの吸光係数=0.43(H2O 1中の重合体染料40m
g) 実施例8 実施例1のアクリルアミド−無水マレイン酸共重合体
1.5gを40〜60℃で乾燥ホルムアミド30mlに溶解した。
DMF1.5ml中の3−(4−アミノフエニル)−7−ジエ
チルアミノクマリン115mgの溶液を加え、そして溶液を5
0℃で1時間撹拌した。1%3−アミノプロパノール溶
液0.75mlの添加五、撹拌を30分間続け、続いて濃アンモ
ニア水溶液0.5mlを加えた。撹拌を50℃で30分間続け、
そして混合物を酢酸エチル750mlに滴下しながら加え
た。重合体染料は微細粒子として沈殿した。このものを
回収し、酢酸エチルで洗浄し、そしてこのものが吸湿性
であるために迅速にデシケータに移した。乾燥を<0.1
ミリバールで行つた。
収量:1.42g;λmax=412nm; 412nmでの吸光係数=0.07(H2O 1中の重合体染料25m
g); λEmission=497nm量子収率=0.21。
実施例9 実施例1のアクリルアミド−無水マレイン酸共重合体
1.5gを50℃で乾燥ホルムアミド30mlに溶解した。DMF
1.5ml中の3−(4−アミノフエニル)−7−ジエチル
アミノクマリン115mgの溶液の添加後、混合物を50℃で
1時間撹拌した。6−アミノ−1−ヘキサノール(固
体)20mgを加え、そして混合物を50℃で更に30分間撹拌
した。タウリン(固体)300mgの添加後、混合物を50℃
で更に60分間撹拌し、続いて染料を沈殿させ、単離し、
そして実施例8と同様に乾燥した。
収量:1.85g;λmax=414nm; 414nmでの吸光係数=0.07(H2O 1中の重合体染料35m
g);λEmission=501nm;量子収率=0.23 実施例10 実施例1のアクリルアミド−無水マレイン酸共重合体
1.5gを60℃で乾燥ホルムアミド35mlに溶解した。DMF3ml
中の4−アミノフルオレセイン300mgの溶液を加え、そ
して混合物を60℃で1時間撹拌した。6−アミノ−1−
ヘキサノール(固体)15mgの添加後、混合物を60℃で更
に30分間撹拌した。タウリン(固体)300mgを加え、そ
して撹拌を60℃で30分間続けた。続いて重合体染料を単
離し、そして実施例1に記載の通りに乾燥した。
収量:1.75g;λmax=476nm; 476nmでの吸光係数=0.04(H2O 1中の重合体染料50m
g);λEmission=518nm;量子収率=0.22。
実施例11 実施例2のN−ビニルピロリドン及び無水マレイン酸
の共重合体2.09gを染料3−(4−アミノフエニル)−
7−ジエチルアミノクマリン131gと一緒にホルムアミド
6.66g中にて50℃で反応させた。
50℃で1時間撹拌後、次の溶液を反応混合物に加え
た:6−アミノ−1−ヘキサノール(固体)19mg、Na−タ
ウリンの水溶液(固体含有量:43%)960mg、ホルムアミ
ド3.0g、水3.0g。
撹拌を50℃で5時間続けた。次に混合物を室温に冷却
し、そして混合物を撹拌しながら過剰のアセトンに加え
ることに重合体染料を沈殿させた。生成物をデシケータ
中で一夜乾燥した。
収量:2.40g、λmax=411nm; 411nmでの吸光係数=0.05(H2O 1中の重合体染料20m
g);λEmission=500nm;量子収率=0.30。
実施例12 実施例1のアクリルミイド−無水マレイン酸共重合体
5g、乾燥ホルムアミド150ml及び染料 500mgを窒素下にて120℃で2時間撹拌した。60℃に冷却
後、6−アミノ−1−ヘキサノール(固体)40mgを加
え、そして撹拌を60℃で1時間続けた。濃アンモニア水
溶液2mlを加え、更に60℃で1時間後、重合体染料を酢
酸エチル1.5中で沈殿させ、実施例1と同様に単離
し、そして乾燥した。
収量;5.5g;λmax=568nm; 568nmでの吸光係数=0.67(水1ml中の重合体染料0.2m
g)。
実施例13 実施例1のアクリルアミド−無水マレイン酸共重合体
1.25gを乾燥ホルムアミド50mlに60℃で溶解した。6−
アミノ−1−ヘキサノール(固体)10mgを加えた。60℃
で1時間後、染料 0.75gを加え、そして混合物を60℃で更に4時間撹拌し
た。次にタウリン(固体)500mgを加え、そして撹拌を6
0℃で1時間続けた。反応溶液を滴下しながらアセトン
1.5に加えることにより重合体染料を沈殿させ、単離
し、そして実施例1に記載の通りに乾燥した。
収量:1.75g;λmax=533nm; 533nmでの吸光係数=0.7(水1中の重合体染料0.2m
g)。
実施例14 分子量25,000を有する無水マレイン酸及びエチレンの
ランダム共重合体[モンサント(Monsanto)製EMA 2
1]1.26gをホルムアミド20mlに溶解した。次式を有する
染料1.695gの溶液をこの溶液に加え、 そしてまたこのものをホルムアミド20mlに溶解した。反
応混合物を室温で1時間及び50℃で2時間撹拌した。次
にホルムアミド5mlに溶解した6−アミノ−1−ヘキサ
ノール117.6mgを加え、そして混合物を更に30分間撹拌
した。最後に反応混合物に2−アミノエタンスルホン酸
500mg、続いて半時間後にH2O 5mlを加え、そしてこのも
のを50℃で更に6時間撹拌した。室温に冷却後、生じた
重合体染料をアセトン約1.5中で撹拌することにより
沈殿させた。濾過した後、恒量が達成されるまで染料を
真空デシケータ中で乾燥した。
収量:3.21g;λmax=495nm; λmaxでの吸光係数=1.08(濃度:40mg/;溶媒=H
2O)。モル吸光係数:1.9・106
この様にして生成された重合体染料1gを乾燥ピリジン
50ml中にて除湿条件下で塩化メタンスルホン酸1gと共に
室温で4時間撹拌した。次にこのものを回収し、イソプ
ロパノール30mlで2回洗浄し、そしてオイルポンプの真
空中にて室温で乾燥した。
収量:黒色の吸湿性粉末0.9g。
実施例15 分子量20,000を有する無水マレイン酸及びメチルビニ
ルエーテルのランダム共重合体(GAF製Gantrez AN11
9)1.56gをホルムアミド20mlに溶解した。この溶液にホ
ルムアミド30ml中の実施例14に用いた染料の溶液2.034g
を加えた。このものを室温で1時間及び50℃で2時間撹
拌し、次に次の反応混合物に加えた:6−アミノ−1−ヘ
キサノール235mg、2−アミノエタンスルホン酸250mg、
ホルムアミド5ml、H2O 5ml。
50℃で6時間撹拌後、溶液を室温に冷却し、そして酢
酸エチル約1.2で撹拌した。重合体染料は微粉末の状
態で沈殿し、このものを濾別し、次に恒量が得られるま
で真空中にて室温で乾燥した。
収量:1.25g;λmax=493nm; λmaxでの吸光係数=0.788(濃度:40ml/;溶媒:H
2O)。モル吸光係数:0.97・106
この様にして製造された重合体染料1gを乾燥ピリジン
70ml中で除湿条件下にて室温で4時間塩化メタスルホン
酸2gで処理した。次にこのものを吸引濾過し、イソプロ
パノール30mlで2回洗浄し、そしてオイルポンプの真空
中にて室温で乾燥した。
収量:黒色の吸湿性粉末0.9g。
実施例6 CEA(発癌性胎児抗原)に対するモノクローナル抗体
0.5mgをH2O 1ml中にて実施例4における活性化された染
料0.86mgと共に室温で1時間培養し、水に対して透析
し、そして凍結乾燥した。この様にして得られた標識さ
れたモノクローナル抗体をUVスペクトル法により特性化
した。
CEAに対する免疫測定法において、これらの標識され
た抗体を用いて得られた感度は同様な単量体染料より大
きかつた。
CEAモノクローナル抗体は同様な方法において実施例
5、6、7、9、14及び15の染料を用いて標識化するこ
とができた。
実施例17 次のシークエンス:GCCGCCTCGG CCTCGCCGAC GCCCGGG
ACG GGCGCCACCC CCAACGACGTから得られたアミノ結合
オリゴヌクレオチド[プソイドラビーズ(Pseudorabie
s)ビールスに対する遺伝子プローブ試験として適す
る][合成:E.ソノベオウクス(Sonoveaux)、バイオオ
ーガニック・ケミストリー(Bioorganic Chemistry)1
4、274(1986)及びN.D.シンハ(Shinha)及びR.M.クツ
ク(Cook)、ニュークレイツ・アシツズ・リサーチ(Nu
cleic Acids Research)16、2659(1988)]500μgを
炭酸塩酸緩衝液(pH=9)200μに溶解した。ホルム
アミド600μ中の実施例6による蛍光性重合体染料の
過剰の溶液をこのものに加え、そして室温で36時間撹拌
した。生成物をBIORAD−Bio−Gel P4でゲル濾過し、続
いてRP−HPLCで洗浄した。
この様にしてプソイドラビーズ・ビールスに対するDN
Aプローブ試験において生成されたアミノ結合オリゴヌ
クレオチドの使用により対応する蛍光性の単量体染料よ
り高い感度が生じた。
またアミノ結合ヌクレオチドは実施例4、5、7、
9、14及び15に記載の活性化された重合体染料並びにDN
Aプローブ試験において標識することができた。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1.a)水溶性重合体骨格、 b)このものに共有結合する染料及び c)重合体染料を生物学的物質と共有結合させる官能
基からなり、ここで水溶性重合体骨格が非イオン性単量
体ブロツクとしてアクリルアミド、メタクリルアミド、
N−C1〜C4アルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1
〜C4ジアルキルアクリルアミド、N−ビニルピロリド
ン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルカプロラクタ
ム、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミ
ド、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、N−ビニル
−O−メチルウレタン、エテンまたはビニルメチルエー
テルを含む共重合体である、重合体結合された結合性染
料。
2.クリマン、カルボスチリル、ピラゾリン、ナフタルイ
ミド、ピレン、フルオレセインまたはローダミンよりな
る群から選ばれる染料を含む、上記1に記載の重合体結
合された結合性蛍光染料。
3.アゾ染料、メチン染料またはアントラキノン染料を含
む群からの染料を含む、上記1に記載の重合体結合され
た結合性染料。
4.ヒドロキシル、アミノカルボキシル、チオ及びイソチ
オシアネート基よりなる群からの官能基を含む、上記1
に記載の重合体結合された結合性染料。
5.a)水溶性重合体骨格がアクリルアミド無水マレイン
酸共重合体であり、 b)染料がクマリン、フルオレセイン及びローダミン
よりなる群からのものであり、そして c)官能基がアミノ、アルコールとの反応により導入
される、上記1に記載の重合体結合された結合性染料。
6.a)水溶性重合体骨格がビニルピロリドン無水マレイ
ン酸共重合体であり、 b)染料がクマリン、フルオレセイン及びローダミン
よりなる群からなり、そして c)官能基がアミノアルコールとの反応により導入さ
れる、上記1に記載の重合体結合された結合性染料。
7.上記1〜6のいずれかに記載の重合体結合された染料
に結合された抗体。
8.上記1〜6のいずれかに記載の重合体結合された染料
に結合された核酸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ・ケンプル アメリカ合衆国コネチカツト州06516ウ エストヘブン・キヤンベルアベニユー 1・アパートメント94・エツジウオータ ータワー (72)発明者 フロリン・ゼング ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ ―グラートバツハ2・アムカツテルンバ ツハ 46 (72)発明者 エバーハルト・クツケルト アメリカ合衆国コネチカツト州06516ウ エストヘブン・モーガンレイン 400 モレキユラー・ダイアグノステイツク ス・インコーポレーテツド内 (72)発明者 ギユンター・ザツクマン ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルク ーゼン3・フリーデンベルガーシユトラ ーセ 11 (56)参考文献 特開 昭51−106721(JP,A) 特開 昭54−17116(JP,A) 特開 平2−104289(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)水溶性重合体骨格、 b)このものに共有結合する染料及び c)重合体染料を生物学的物質と共有結合させる官能基
    からなり、ここで水溶性重合体骨格が非イオン性単量体
    ブロツクとしてアクリルアミド、メタクリルアミド、N
    −C1〜C4アルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−C1〜C
    4ジアルキルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、
    N−ビニルピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N
    −ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−
    ビニル−N−メチルアセトアミド、N−ビニル−O−メ
    チルウレタン、エテンまたはビニルメチルエーテルを含
    む共重合体である、重合体結合された結合性染料。
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DE3832830.5 1988-09-28
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