JP2711074B2 - 配電線用柱上遮断器の操作装置 - Google Patents

配電線用柱上遮断器の操作装置

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JP2711074B2 JP18997194A JP18997194A JP2711074B2 JP 2711074 B2 JP2711074 B2 JP 2711074B2 JP 18997194 A JP18997194 A JP 18997194A JP 18997194 A JP18997194 A JP 18997194A JP 2711074 B2 JP2711074 B2 JP 2711074B2
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Nissin Electric Co Ltd
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Kansai Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無電圧時に遮断動作、
即ち無電圧遅延釈放動作が行える配電線用柱上遮断器の
操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の投入コイルプランジャを有する常
時励磁投入コイルを使用した配電線用柱上遮断器の操作
装置は、投入操作する場合、投入コイルを励磁し、投入
コイルプランジャを吸引して投入動作させ、遮断操作す
る場合、投入コイルを無励磁にし、投入時に蓄勢したば
ね力で投入コイルプランジャを放勢して遮断動作させて
いる。そして、操作装置として要求される電源無電圧時
の遮断動作、即ち無電圧遅延釈放動作は、投入コイルの
電源電圧がなくなり、投入コイルが無励磁になることに
より実現している。
【0003】一方、操作装置は、配電線の事故区間を短
時間で切離すことが要求されるため、高速投入,高速遮
断動作を実現することが必要である。しかし、前記操作
装置の場合、投入動作時、投入コイルが大きいため、投
入コイルの電流の立上りが遅く、さらに、投入コイルプ
ランジャも大きいため、慣性力が大きく動作が遅くな
り、遮断動作時も投入コイルプランジャが大きいため、
動作が遅くなる。
【0004】そこで、ばね力をモータによって蓄勢して
高速投入,高速遮断動作を実現した配電線用柱上遮断器
の操作装置が開発されている。同装置を図2及び図3を
参照して説明する。それらの図において、1は投入時に
瞬時励磁される瞬時励磁投入コイル、2は投入コイル1
の投入コイルプランジャ、3は投入コイルプランジャ2
に連結された投入コイル用支持棒、4は先端部に半円状
の切欠部5を有する投入ラッチ軸、6は一端が投入コイ
ル用支持棒3に連結された投入ラッチレバーであり、他
端が投入ラッチ軸4に固着され、投入時、投入コイル1
の励磁により、投入コイルプランジャ2が吸引され、投
入ラッチレバー6を介して投入ラッチ軸4が右回転す
る。
【0005】7は遮断時に無励磁状態になる常時励磁引
外しコイル、8は引外しコイル7の引外しコイルプラン
ジャ、9は引外しコイルプランジャ8に連結された引外
しコイル用支持棒、10は先端部に半円状の切欠部11
を有する引外しラッチ軸、12は引外しラッチ軸10に
支持され,一端が引外しコイル用支持棒9に連結された
引外しラッチレバー、13は引外しラッチレバー12の
他端を下方向に付勢する引外しばねであり、遮断時、引
外しコイル7の無励磁により、引外しコイルプランジャ
8が引外しコイル用支持棒9のラッチばね,引外しばね
13の放勢力により上動し、引外しラッチ軸10が左回
転する。
【0006】14は蓄勢モータに連動した駆動軸、15
は中央部が駆動軸14に固着された駆動レバー、16は
駆動軸14の右側上方に位置した投入用回転軸、17は
中央部が投入用回転軸16に固着された投入用係止レバ
ーであり、一端が投入ラッチ軸4の切欠部5に位置して
いる。18は投入用係止レバー17の他端と駆動レバー
15の一端とを連結した連結体である。
【0007】19は駆動軸14の左側上方に位置した遮
断用回転軸、20は中央部が遮断用回転軸19に固着さ
れた遮断用係止レバーであり、一端が引外しラッチ軸1
0の切欠部11に位置している。21は駆動軸14の下
方に位置した操作器主軸であり、遮断部に連結され、主
回路を開閉する。22は基部が主軸21に固着された主
軸レバーである。
【0008】23は遮断用係止レバー20の他端に連結
された第1連結杆、24は第1連結杆23の他端と主軸
レバー22の先端部とを連結した第2連結杆、25は一
端が第1,第2連結杆23,24の連結部26に連結さ
れた第3連結杆であり、他端が駆動レバー15の他端に
連結されている。27は一端が各連結杆23,24,2
5の連結部26に係止した操作ばねである。
【0009】つぎに動作について説明する。図3Aは操
作ばね27が放勢された放勢状態であり、投入用係止レ
バー17の一端が投入ラッチ軸4の切欠部5に位置し、
遮断用係止レバー20の一端が引外しラッチ軸10の切
欠部11に位置している。
【0010】つぎに、駆動軸14がモータにより右回転
して駆動レバー15が右回転すると、図3Bに示すよう
に、連結体18を介して投入用係止レバー17が左回転
し、投入用係止レバー17の一端が切欠部5を通過し、
投入ラッチ軸4が左回転する。同時に、駆動レバー15
の右回転により連結部26が左下方へ移行し、連結杆2
3を介して遮断用係止レバー20が右回転し、遮断用係
止レバー20の一端が切欠部11を通過し、引外しラッ
チ軸10が右回転する。
【0011】そして、モータと駆動軸14との連結が外
れ、投入用係止レバー17の一端が投入ラッチ軸4に当
接して係止し、遮断用係止レバー20の一端が引外しラ
ッチ軸10に当接して係止し、投入,引外しともに蓄勢
状態、即ち投入準備状態になる。
【0012】つぎに、遮断器が投入指令を受けると、投
入コイル1が瞬時励磁されて投入コイルプランジャ2が
吸引され、投入ラッチレバー6を介して投入ラッチ軸4
が右回転し、図3Cに示すように、投入ラッチが解除さ
れ、操作ばね27の放勢力により、投入用係止レバー1
7が右回転し、投入用係止レバー17の一端が切欠部5
を通過し、連結体18を介して駆動レバー15が左回転
し、第3連結杆25が右方に移動し、第1連結杆23が
破線の位置から実線の位置に移動し、主軸レバー22が
第2連結杆24に押されて左回転し、主回路が閉路にな
り、投入状態になる。
【0013】つぎに、遮断器が引外し指令を受けると、
引外しコイル7が無励磁になり、引外しコイル用支持棒
9のラッチばね,引外しばね13の放勢力により引外し
コイルプランジャ8が外され、引外しラッチレバー12
を介して引外しラッチ軸10が左回転し、引外しラッチ
が解除され、操作ばね27の放勢力により、引外し用係
止レバー20が左回転し、引外し用係止レバー20の一
端が切欠部11を通過し、主軸レバー22が第1,第2
連結杆23,24に引張られて右回転し、図3Aの状態
になり、主回路が開路になり、放勢状態になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記図2及び図
3の装置の場合、高速投入,高速遮断の動作を行うが、
前記無電圧遅延釈放動作については実現しておらず、無
電圧遅延釈放動作を実現する必要があるという問題点が
ある。本発明は、前記の点に留意し、高速投入,高速遮
断動作及び無電圧遅延釈放動作が実現できる配電線用柱
上遮断器の操作装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の配電線用柱上遮断器の操作装置は、投入コ
イルプランジャを有し投入時に瞬時励磁される投入コイ
ルと、投入コイルプランジャに投入ラッチレバーを介し
て連結され投入準備状態をラッチし投入コイルの励磁に
よりラッチを解除して投入状態にする投入ラッチ軸と、
引外しコイルプランジャを有し遮断時に無励磁状態にな
る引外しコイルと、投入状態をラッチする引外しラッチ
軸と、引外しラッチ軸に支持され一端が引外しばねによ
り付勢され他端が引外しコイルプランジャに連結された
引外しラッチレバーとを備えた配電線用柱上遮断器の操
作装置において、引外しラッチレバーの他端を、投入ラ
ッチ軸を投入ラッチを解除する方向に回転させるよう
に、投入コイルプランジャをたたく位置まで延設したも
のである。
【0016】
【作用】前記のように構成された本発明の配電線用柱上
遮断器の操作装置は、引外しラッチレバーの他端を投入
コイルプランジャを、投入ラッチ軸を投入ラッチを解除
する方向に回転させるように、たたく位置まで延設した
ため、操作ばねが蓄勢された蓄勢状態、即ち投入準備状
態において、電源が無電圧になったとき、引外しコイル
が無励磁になり、引外しコイルプランジャが放勢され、
引外しばねの放勢力により引外しラッチレバーを介して
引外しラッチ軸が左回転し、引外しラッチが解除される
とともに、引外しラッチレバーの他端が投入コイルプラ
ンジャをたたき、投入ラッチ軸が右回転して投入ラッチ
が解除され、蓄勢された操作ばねのばね力が完全に放勢
される。
【0017】さらに、主回路が閉路した投入状態におい
て、電源が無電圧になったとき、前記と同様に、引外し
コイルが無励磁になり、引外しラッチ軸が左回転し、引
外しラッチが解除され、蓄勢された操作ばねのばね力が
完全に放勢され、主回路が開路する。したがって、投入
準備状態,投入状態のいずれの場合も、無電圧遅延釈放
動作が実現でき、高速投入,高速遮断動作も実現でき
る。
【0018】
【実施例】1実施例について図1及び図3を参照して説
明する。図1において、図2と同一符号は同一もしくは
相当するものを示し、図2と異なる点は、引外しラッチ
レバー12の他端を、投入ラッチ軸を投入ラッチを解除
する方向に回転させるように、投入コイル用支持棒3を
たたく位置まで延設した点である。
【0019】そして、操作ばね27が蓄勢された図3B
の蓄勢状態、即ち投入準備状態において、電源が無電圧
になったとき、引外しコイル7が無励磁になり、引外し
コイルプランジャ8が放勢され、引外しばね13の放勢
力により引外しラッチレバー12を介して引外しラッチ
軸10が左回転し、引外しラッチが解除されるととも
に、引外しラッチレバー12の他端が投入コイル用支持
棒3をたたき、投入ラッチ軸4が右回転し、投入ラッチ
が解除され、蓄勢された操作ばね27のばね力が完全に
放勢され、図3Aの状態に戻る。
【0020】さらに、主回路が閉路した図3Cの投入状
態において、電源が無電圧になったとき、前記と同様
に、引外しコイル7が無励磁になり、引外しラッチ軸1
0が左回転し、引外しラッチが解除され、蓄勢された操
作ばね27のばね力が完全に放勢され、主回路が開路
し、図3Aの状態に戻る。
【0021】なお、この時、引外しラッチレバー12の
他端が投入コイル用支持棒3をたたくが、投入ラッチ状
態が解除されているため、空打ちしたことになる。した
がって、投入準備状態,投入状態のいずれの場合も、主
軸21を動作させずに、無電圧遅延釈放動作が実現で
き、高速投入,高速遮断動作も実現できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の配
電線用柱上遮断器の操作装置は、引外しラッチレバー1
2の他端を、投入ラッチ軸を投入ラッチを解除する方向
に回転させるように、投入コイルプランジャ2をたたく
位置まで延設したため、操作ばね27が蓄勢された状
態,即ち投入準備状態及び主回路が閉路した状態,即ち
投入状態のいずれの場合も、電源が無電圧になったと
き、引外しコイル7が無励磁になり、引外しコイルプラ
ンジャ8が放勢され、引外しばね13の放勢力により引
外しラッチレバー12を介して引外しラッチ軸10が左
回転し、引外しラッチが解除されるとともに、引外しラ
ッチレバー12の他端が投入コイルプランジャ2をたた
き、投入ラッチ軸4が右回転し、投入ラッチが解除さ
れ、蓄勢された操作ばね27のばね力が完全に放勢さ
れ、無電圧遅延釈放動作及び高速投入,高速遮断動作を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の概略構成図である。
【図2】従来例の概略構成図である。
【図3】A,B,Cは操作装置の放勢状態図,蓄勢状態
図,投入状態図である。
【符号の説明】
1 投入コイル 2 投入コイルプランジャ 4 投入ラッチ軸 6 投入ラッチレバー 7 引外しコイル 8 引外しコイルプランジャ 10 引外しラッチ軸 12 引外しラッチレバー 13 引外しばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入コイルプランジャを有し投入時に瞬
    時励磁される投入コイルと、前記投入コイルプランジャ
    に投入ラッチレバーを介して連結され投入準備状態をラ
    ッチし前記投入コイルの励磁により前記ラッチを解除し
    て投入状態にする投入ラッチ軸と、引外しコイルプラン
    ジャを有し遮断時に無励磁状態になる引外しコイルと、
    前記投入状態をラッチする引外しラッチ軸と、該引外し
    ラッチ軸に支持され一端が引外しばねにより付勢され他
    端が前記引外しコイルプランジャに連結された引外しラ
    ッチレバーとを備えた配電線用柱上遮断器の操作装置に
    おいて、 前記引外しラッチレバーの他端を、投入ラッチ軸を投入
    ラッチを解除する方向に回転させるように、前記投入コ
    イルプランジャをたたく位置まで延設した配電線用柱上
    遮断器の操作装置。
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