JP2710890B2 - メモリ指定制御装置 - Google Patents

メモリ指定制御装置

Info

Publication number
JP2710890B2
JP2710890B2 JP32632891A JP32632891A JP2710890B2 JP 2710890 B2 JP2710890 B2 JP 2710890B2 JP 32632891 A JP32632891 A JP 32632891A JP 32632891 A JP32632891 A JP 32632891A JP 2710890 B2 JP2710890 B2 JP 2710890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
signal
level
output
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32632891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05135596A (ja
Inventor
浩一 柴田
茂哲 本岡
Original Assignee
三田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三田工業株式会社 filed Critical 三田工業株式会社
Priority to JP32632891A priority Critical patent/JP2710890B2/ja
Priority to US07/974,103 priority patent/US5590303A/en
Priority to EP92119494A priority patent/EP0542311A2/en
Publication of JPH05135596A publication Critical patent/JPH05135596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2710890B2 publication Critical patent/JP2710890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4403Processor initialisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/06Addressing a physical block of locations, e.g. base addressing, module addressing, memory dedication
    • G06F12/0638Combination of memories, e.g. ROM and RAM such as to permit replacement or supplementing of words in one module by words in another module
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/22Microcontrol or microprogram arrangements
    • G06F9/24Loading of the microprogram
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2212/00Indexing scheme relating to accessing, addressing or allocation within memory systems or architectures
    • G06F2212/20Employing a main memory using a specific memory technology
    • G06F2212/202Non-volatile memory
    • G06F2212/2022Flash memory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタシステム等
において用いられているメモリの指定制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタシステム等においては、
EEPROM(Electrically Erasa
ble Programmable Read Onl
y Memory)、フラッシュEEPROM(Fla
sh EEPROM)等の書換可能なROMに基本プロ
グラムが記憶され、記憶デバイスを交換することなしに
基本プログラムの書換えが行われるようになってきてい
る。
【0003】書換用のプログラムを基本プログラムが記
憶されている書換可能なROMの中に記憶させておき、
書換用のプログラムによって基本プログラムの書換えを
行おうとすると、書換用のプログラムまで書換えられて
しまい、プログラムが暴走してしまう。また、フラッシ
ュEEPROMでは、その内容を書き換える際には、内
容すべてが一度に消去されることから、基本プログラム
が記憶されている書換可能なROMとは異なる他のEP
ROM(Erasable Programmable
Read Only Memory)等の記憶装置に
書換用のプログラムが記憶されている。そして、書換用
のプログラムが記憶されている記憶装置には、基本プロ
グラムが記憶されている書換可能なROMとは異なるア
ドレスが割り当てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムに
おいては、書換可能なROMに記憶されている基本プロ
グラムの書換えを行っている途中に電源がオフとなる
と、電源オン時に途中までしか書換えが行われていない
不完全な基本プログラムによる処理が開始されるので、
システムが正常に動作しなくなるという問題がある。
【0005】この発明の目的は、書換可能なROMの内
容を書換えている途中に電源がオフとなっても、その後
のシステム動作時においてシステムを正常に動作させる
ことができるメモリ指定制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるメモリ制
御装置は、基本プログラムが記憶されている書換可能な
ROMからなる第1の記憶装置と、上記第1の記憶装置
とは別の記憶装置であって、上記第1の記憶装置の内容
を書き換えるための書換用プログラムが記憶されている
第2の記憶装置と、基本プログラムに基づく通常処理を
行う通常処理モードと書換用プログラムに基づく書換処
理を行う書換処理モードとを切り替えるためのモード選
択スイッチと、上記モード選択スイッチのオンオフ状態
が通常処理モード選択状態である場合においてシステム
電源が投入されたときに、上記第1の記憶装置と上記
2の記憶装置のうち上記第1の記憶装置のみを選択可能
な状態にさせる手段と、上記モード選択スイッチのオン
オフ状態が書換処理モード選択状態である場合において
システム電源が投入されたときには、読出命令時に上記
第1の記憶装置と上記第2の記憶装置のうち上記第2の
記憶装置のみを選択可能な状態にさせ、書込命令時に上
第1の記憶装置と上記第2の記憶装置のうち上記第1
の記憶装置のみを選択可能な状態にさせる手段と、上記
モード選択スイッチのオンオフ状態が通常処理モード選
択状態のときにシステム電源が投入された場合におい
て、システム電源投入後に上記モード選択スイッチのオ
ンオフ状態が書換処理モード選択状態に切り替えられた
ときに、上記第2の記憶装置が選択可能な状態になるの
を禁止する手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】第1の記憶装置としては、たとえば、フラ
ッシュEEPROMが用いられる。また、第2の記憶装
置としては、たとえば、EPROMが用いられる。
【0008】第1の記憶装置と同じアドレスを第2の
憶装置に割り当てるようにしてもよい。
【0009】
【作用】モード選択スイッチのオンオフ状態が通常処理
モード選択状態である場合においてシステム電源が投入
されたときには、第1の記憶装置と第2の記憶装置のう
ち第1の記憶装置のみが選択可能な状態となる。
【0010】モード選択スイッチのオンオフ状態が書換
処理モード選択状態である場合においてシステム電源が
投入されたときには、読出命令時に第1の記憶装置と第
2の記憶装置のうち第2の記憶装置のみが選択可能な状
態となり、書込命令時に第1の記憶装置と第2の記憶装
置のうち第1の記憶装置のみが選択可能な状態となる。
【0011】モード選択スイッチのオンオフ状態が通常
処理モード選択状態のときにシステム電源が投入された
場合において、システム電源投入後にモード選択スイッ
チのオンオフ状態が書換処理モード選択状態に切り替え
られたとしても、第2の記憶装置は選択可能状態になら
ない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明をプリンタ
に適用した場合の実施例について説明する。
【0013】図1は、プリンタコントローラの構成の一
部を示している。
【0014】プリンタコントローラは、CPU(Cen
tral ProcessingUnit)10によっ
て制御される。CPU10は、基本プログラム等が記憶
されたフラッシュEEPROM11、フラッシュEEP
ROM11の内容を書き換えるための書換用プログラム
が記憶されたEPROM12および必要なデータが記憶
されるRAM(Randam Access Read
Write Memory)13を備えている。フラ
ッシュEEPROM11およびEPROM12には、同
じアドレスが割り当てられている。
【0015】プリンタコントローラは、CPU10の入
出力装置として、ホストコンピュータが接続されるホス
トインターフェース14、各種操作キー、表示器等を有
する操作パネル15、プリンタエンジンが接続されるプ
リンタエンジンインターフェース16等を備えている。
入出力装置の指定方法は、この例では、メモリマップド
法が用いられている。すなわち、各入出力装置にアドレ
スを割り当て、あたかもメモリに読み書きするように入
出力装置にデータを送ったり、受けたりする方法であ
る。
【0016】フラッシュEEPROM11、EPROM
12、RAM13等のメモリは、アドレスバス(add
ress bus)およびデータバス(databu
s)を介して、CPU10に接続されている。ホストイ
ンターフェース14、操作パネル15、プリンタエンジ
ンインターフェース16等の入出力装置は、データバス
(data bus)を介して、CPU10に接続され
ている。各メモリ11、12、13および各入出力装置
には、図示しないが、CPU10からリードライト信号
R/Wが送られる。
【0017】プリンタコントローラは、CPU10から
のアドレス信号をデコードして、ROM11および1
2、RAM13ならびに各入出力装置の指定信号を発生
するためのアドレスデコーダ21およびフラッシュEE
PROM11またはEPROM12を選択するためのR
OMセレクタ22を備えている。アドレスデコーダ21
は、ROMセレクタ22、RAM13および各入出力装
置に接続されている。
【0018】フラッシュEEPROM11およびEPR
OM12には、同じアドレスが割り当てられているの
で、CPU10からこれらのROM11、12を指定す
るアドレス信号が出力されたときには、アドレスデコー
ダ21から同じROM指定信号ENROMが出力され
る。この信号ENROMは、ROMセレクタ22に送ら
れる。ROMセレクタ22には、さらに、CPU10か
らのリードライト信号R/W、アドレスデコーダ21か
らの書換処理禁止信号DISROM、リセット信号発生
器23からのリセット信号/RESETおよび書換モー
ド選択用スイッチ24からのモード選択信号MODEが
入力する。
【0019】リードライト信号R/Wは、読出命令時に
はHレベルとなり、書込命令時にはLレベルとなる。リ
ードライト信号R/Wは、常時はHレベルに保持されて
いる。リセット信号発生器23は電源投入時にプリンタ
コントローラの各機器を一旦リセットさせるものであ
り、リセット信号発生器23から出力されるリセット信
号/RESETは電源投入時の一定時間、能動レベル”
L”となり、それ以後は非能動レベル”H”に保持され
る。
【0020】書換モード選択用スイッチ24は、基本プ
ログラムに基づいて通常の処理を行う通常処理モード
と、書換用プログラムに基づいてフラッシュEEPRO
M11の内容を書き換え処理を行う書換モードとを選択
するものである。書換モードを選択する場合には、操作
者は書換モード選択用スイッチ24をオンさせた状態で
電源を投入する。
【0021】ROMセレクタ22からは、入力信号に応
じてフラッシュEEPROM11を選択するためのフラ
ッシュEEPROM指定信号/FLASHSELまたは
EPROM12を選択するEPROM指定信号/EPR
OMSELが出力される。フラッシュEEPROM指定
信号/FLASHSELは、フラッシュEEPROM1
1のチップ選択用入力端子に、EPROM指定信号/E
PROMSELはEPROM12のチップ選択用入力端
子にそれぞれ入力されている。
【0022】書換処理禁止信号DISROMは、次のよ
うにして発生せしめられる。フラッシュEEPROM1
1の先頭エリアには、実際に使用されていない入出力装
置に対するデータ入力命令またはデータ出力命令が記憶
されている。電源投入後にCPU10からフラッシュE
EPROM11の先頭アドレス(EPROM12の先頭
アドレスも同じアドレス)が指定されたときに、処理モ
ードが通常処理モードであると、フラッシュEEPRO
M11の先頭エリアに記憶されている実際に使用されて
いない入出力装置に対するデータ入力命令またはデータ
出力命令が読み出される。そして、その入出力装置に対
するアドレスが指定される。このアドレス信号がアドレ
スデコーダ21に入力されると、アドレスデコーダ21
からその入出力装置を指定する信号が出力される。この
指定信号が書換処理禁止信号DISROMとして用いら
れ、ROMセレクタ22に入力される。
【0023】図2は、ROMセレクタ22の構成を示し
ている。
【0024】ROMセレクタ22は、モード判別回路3
0、指定信号出力回路40および書込処理禁止回路50
とから構成されている。モード判別回路30は、書換モ
ード選択用スイッチ24からのモード選択信号MODE
およびシステムクロックSYSCLKに基づいて、処理
モードを判別してモード判別信号ROMSELを出力す
る。
【0025】指定信号出力回路40は、モード判別信号
ROMSEL、CPU10からのリードライト信号R/
Wおよびアドレスデコーダ21からのROM指定信号E
NROMに基づいて、フラッシュEEPROM11およ
びEPROM12のうちの一方を指定する信号/FLA
SHSELまたは/EPROMSELを出力する。
【0026】書込処理禁止回路50は、リセット信号/
RESETが非能動レベル”H”である場合において、
書込処理禁止信号DISROMおよびシステムクロック
SYSCLKに基づいて、通常処理モード時に書換モー
ド選択用スイッチ24がオンされてもEPROM12が
指定されるのを禁止するための信号/CLを出力する。
【0027】モード判別回路30は、OR回路31およ
びDフリップフロップ32から構成されている。指定信
号出力回路40は、3つのインバータ41、42および
43、3つのNAND回路44、45および46、L能
動入出力端子を有するAND回路47ならびにAND回
路48から構成されている。書込処理禁止回路50は、
L能動入出力端子を有するOR回路51、OR回路52
およびDフリップフロップ53から構成されている。
【0028】モード判別回路30のOR回路31の一方
の入力端子には、モード選択信号MODEが入力してい
る。OR回路31の出力は、Dフリップフロップ32の
D入力端子に入力している。OR回路31の他方の入力
端子には、Dフリップフロップ32のQ出力であるモー
ド判別信号ROMSELが入力している。
【0029】Dフリップフロップ32のクロック入力端
子Cには、システムクロックSYSCLKが入力してい
る。Dフリップフロップ32のプリセット入力端子PR
には、非能動レベル”H”の信号+Vcが常時入力され
ている。Dフリップフロップ32のクリア入力端子CL
には、書込処理禁止回路50のOR回路51の出力信号
/CLが入力している。
【0030】書込処理禁止回路50のOR回路52の一
方の入力端子には、書換禁止信号DISROMが入力し
ている。OR回路52の出力は、Dフリップフロップ5
3のD入力端子に入力している。OR回路52の他方の
入力端子には、Dフリップフロップ53のQ出力が入力
している。
【0031】Dフリップフロップ53のクロック入力端
子Cには、システムクロックSYSCLKが入力してい
る。Dフリップフロップ53のプリセット入力端子PR
には、非能動レベル”H”の信号+Vcが常時入力され
ている。Dフリップフロップ53のクリア入力端子CL
には、リセット信号/RESETが入力している。Dフ
リップフロップ53の/Q出力は、OR回路51の一方
の入力端子に入力している。このOR回路51の他方の
入力端子には、リセット信号/RESETが入力してい
る。
【0032】指定信号出力回路40のNAND回路44
には、ROM指定信号ENROMとモード判別回路30
からのモード判別信号ROMSELとが入力している。
AND回路47には、インバータ41を介してリードラ
イト信号R/Wの反転信号と、NAND回路44の出力
信号とが入力している。
【0033】したがって、AND回路47の出力である
EPROM指定信号/EPROMSELは、モード判別
信号ROMSEL、ROM指定信号ENROMおよびリ
ードライト信号R/WがすべてHレベルのときにのみ、
能動レベル”L”となる。つまり、処理モードが書換モ
ードである場合にROM11または12のアドレスが指
定されかつ読出命令のときにEPROM12が指定され
る。
【0034】指定信号出力回路40のNAND回路45
には、ROM指定信号ENROMと、インバータ42を
介してモード判別信号ROMSELの反転信号とが入力
している。指定信号出力回路40のNAND回路46に
は、ROM指定信号ENROMと、モード判別信号RO
MSELと、インバータ43を介してリードライト信号
R/Wの反転信号とが入力している。AND回路48に
は、NAND回路45の出力と、NAND回路46の出
力とが入力している。
【0035】したがって、AND回路48の出力である
フラッシュEEPROM指定信号/FLASHSEL
は、モード判別信号ROMSELがLレベルでかつRO
M指定信号ENROMがHレベルのとき、またはモード
判別信号ROMSELおよびROM指定信号ENROM
がともにHレベルでかつリードライト信号R/WがLレ
ベルのときに、能動レベル”L”となる。つまり、処理
モードが通常処理モードである場合にROM11または
12のアドレスが指定されたとき、または処理モードが
書換モードである場合にROM11または12のアドレ
スが指定されかつ書込命令のときに、フラッシュEEP
ROM11が指定される。
【0036】図3は、通常処理モードにおける図2の各
部の信号を示している。
【0037】図1、図2および図3を参照して、通常処
理モードにおける動作について説明する。
【0038】通常処理モードにおいては、システム電源
が投入されたときには(時点t0)、書換モード選択用
スイッチ24がオンされていず、モード選択信号MOD
EはLレベルである。また、リセット信号発生器23か
らのリセット信号/RESETがLレベルであるので、
各Dフリップフロップ32および53のクリア入力端子
CLへの入力信号がLレベルとなり、各Dフリップフロ
ップ32および53がクリアされ、そのQ出力がLレベ
ルに、/Q出力がHレベルとなる。
【0039】また、ROM指定信号ENROMがLレベ
ルであるので、EPROM指定信号/EPROMSEL
およびフラッシュEEPROM指定信号/FRASHS
ELは、ともに非能動レベル”H”となっている。
【0040】システム電源投入後、所定時間が経過する
と(時点t1)、リセット信号/RESETが非能動レ
ベル”H”に反転し、以後このレベルが維持される。こ
れにより、OR回路51の出力であるクリア信号/CL
がHレベルに反転し、Dフリップフロップ32のクリア
状態が解除される。また、Dフリップフロップ53のク
リア入力端子CLへの入力信号もHレベルとなり、Dフ
リップフロップ53のクリア状態も解除される。Dフリ
ップフロップ32のクリア状態が解除されても、書換モ
ード選択用スイッチ24は、オフとなっているので、D
フリップフロップ32のQ出力であるモード判別信号R
OMSELは、Lレベルを保持する。
【0041】上記時点t1で、リセット信号/RESE
Tが非能動レベル”H”に反転することによりリセット
が解除されると、この後に、CPU10からフラッシュ
EEPROM11の先頭アドレス(EPROM12の先
頭アドレスも同じアドレス)を指定するアドレス信号が
アドレスバスを介して、アドレスデコーダ21、フラッ
シュEEPROM11およびEPROM12に送られる
(時点t2)。この場合、リードライト信号R/Wは、
読出命令を指示するレベル”H”となっている。
【0042】すると、アドレスデコーダ21からのRO
M指定信号ENROMがHレベルに反転する。ROM指
定信号ENROMは所定時間Hレベルを保持したのち、
Lレベルに戻る。ROM指定信号ENROMがHレベル
に反転してHレベルを保持している間、NAND回路4
5の出力がLレベルとなり、AND回路48の出力であ
るフラッシュEEPROM指定信号/FLASHSEL
が能動レベル”L”になってそのレベルを維持する。つ
まり、フラッシュEEPROM11が指定される。そし
て、フラッシュEEPROM11の先頭エリアに記憶さ
れている実際に使用されていない入出力装置に対するデ
ータ入力命令またはデータ出力命令が読み出され、その
入出力装置に対するアドレスを指定するアドレス信号が
アドレスバスを介して、アドレスデコーダ21に送られ
る(時点t3)。
【0043】これにより、アドレスデコーダ21から出
力される当該入出力装置を指定する信号である書換処理
禁止信号DISROMがHレベルに反転する。この書換
処理禁止信号DISROMは所定時間Hレベルを保持し
たのち、Lレベルに戻る。書換処理禁止信号DISRO
MがHレベルに反転すると、Dフリップフロップ53の
D入力信号がHレベルとなるので、次のクロックSYS
CLKの立ち上がりタイミングでHレベルのD入力信号
が読み込まれ(時点t4)、Dフリップフロップ53の
Q出力がHレベルとなり、/Q出力がLレベルに反転す
る。このQ出力は、Dフリップフロップ53のD入力端
子に帰還されるので、書換処理禁止信号DISROMが
この後Lレベルになっても、/Q出力はLレベルを維持
する。
【0044】Dフリップフロップ53の/Q出力がLレ
ベルに反転すると、OR回路51の出力信号/CLが能
動レベル”L”となり、Dフリップフロップ32がクリ
アされる。したがって、その後において、書換モード選
択用スイッチ24がたとえ誤ってオンされても、Dフリ
ップフロップ32のQ出力であるモード判別信号ROM
SELがHレベルになることはなく、EPROM指定信
号/EPROMSELが能動レベル”L”になることは
ない。このため、通常処理モードが実行されている途中
に、操作者がたとえ誤って書換モード選択用スイッチ2
4をオンしたとしても、書換用プログラムが実行される
といったことがない。
【0045】時点t4以降においては、フラッシュEE
PROM11またはEPROM12のアドレスが指定さ
れて、ROM指定信号ENROMがHレベルにされるご
とにフラッシュEEPROM指定信号/FLASHSE
Lが能動レベル”L”となり、フラッシュEEPROM
11内から基本プログラムが読み出され、基本プログラ
ムに基づく通常の処理が実行される。
【0046】図4は、書換処理モードにおける図2の各
部の信号を示している。図1、図2および図4を参照し
て、書換処理モードにおける動作について説明する。
【0047】書換処理モードを選択する場合には、操作
者は書換モード選択用スイッチ24をオンさせた状態で
システム電源を投入させる。したがって、書換処理モー
ドにおいては、システム電源が投入されたときに(時点
t0)、書換モード選択用スイッチ24がオンされてお
り、モード選択信号MODEはHレベルである。このた
め、OR回路31の出力、すなわちDフリップフロップ
32のD入力は、Hレベルとなる。
【0048】しかしながら、リセット信号発生器23か
らのリセット信号/RESETがLレベルであるので、
各Dフリップフロップ32および53のクリア入力端子
CLへの入力信号がLレベルとなり、各Dフリップフロ
ップ32および53がクリアされ、そのQ出力がLレベ
ルに、/Q出力がHレベルとなる。
【0049】また、ROM指定信号ENROMがLレベ
ルであるので、EPROM指定信号/EPROMSEL
およびフラッシュEEPROM指定信号/FRASHS
ELは、ともに非能動レベル”H”となっている。
【0050】システム電源投入後、所定時間が経過する
と(時点t1)、リセット信号発生器23からのリセッ
ト信号/RESETが非能動レベル”H”に反転し、以
後このレベルが維持される。これにより、OR回路51
の出力であるクリア信号/CLがHレベルに反転し、D
フリップフロップ32のクリア状態が解除される。ま
た、Dフリップフロップ53のクリア入力端子CLへの
入力信号もHレベルとなり、Dフリップフロップ53の
クリア状態も解除される。
【0051】Dフリップフロップ32のクリア状態が解
除されると、次のクロック信号SYSCLKの立ち上が
りタイミングで、Dフリップフロップ32のD入力端子
に入力しているHレベルの信号が読み込まれ(時点t
2)、Dフリップフロップ32のQ出力であるモード判
別信号ROMSELがHレベルに反転する。モード判別
信号ROMSELは、OR回路31に帰還されているの
で、この後、書換モード選択用スイッチ24がオフとな
っても、Dフリップフロップ32のQ出力であるモード
判別信号ROMSELはHレベルを維持する。
【0052】上記時点t1で、リセット信号/RESE
Tが非能動レベル”H”に反転することによりリセット
が解除されると、その後、CPU10からフラッシュE
EPROM11の先頭アドレス(EPROM12の先頭
アドレスも同じアドレス)を指定するアドレス信号がア
ドレスバスを介して、アドレスデコーダ21、フラッシ
ュEEPROM11およびEPROM12に送られる
(時点t3)。この場合、リードライト信号R/Wは、
読出命令を指示するレベル”H”となっている。
【0053】すると、アドレスデコーダ21からのRO
M指定信号ENROMがHレベルに反転する。ROM指
定信号ENROMは所定時間Hレベルを保持したのち、
Lレベルに戻る。ROM指定信号ENROMがHレベル
に反転してHレベルを保持している間、NAND回路4
4の出力がLレベルとなり、AND回路47の出力であ
るEPROM指定信号/EPROMSELが能動レベ
ル”L”となってそのレベルを維持する。つまり、EP
ROM12が指定される。そして、EPROM12の先
頭エリアに記憶されている命令、つまり、書換用プログ
ラムの最初の命令が読み出され、書換処理が開始され
る。
【0054】この場合には、通常処理モードのように、
書込禁止信号DISROMは、能動レヘル”H”になら
ない。したがって、Dフリップフロップ53の/Q出力
は常にHレベルに保持される。この結果、リセット信号
/RESETが非能動レベル”H”に反転した後は、D
フリップフロップ32のクリア入力端子CLに入力する
クリア信号/CLは、非能動レベル”H”を維持する。
【0055】時点t3以降において、CPU10からR
OM11、12のアドレスが出力されてROM指定信号
ENROMがHレベルになったときには、読出命令(R
/W信号が”H”)であれば、EPROM指定信号/E
PROMSELが能動レベル”L”となり、EPROM
12内から書換用プログラムが読み出され、書換用プロ
グラムに基づく書換処理が実行される。
【0056】時点t3以降において、書換用プログラム
に基づいてフラッシュEEPROM11にデータの書込
みが行われる場合には、CPU10からROM11、1
2のアドレスが出力されるとともに、書込命令(R/W
信号が”L”)が出力される。この場合には、AND回
路47の出力であるEPROM指定信号/EPROMS
ELが非能動レベル”H”となり、EPROM12が指
定されなくなる。一方、NAND回路46の出力がLレ
ベルとなり、AND回路48の出力であるフラッシュE
EPROM指定信号/FLASHSELが能動レベル”
L”となり、フラッシュEEPROM11が指定され
る。この結果、フラッシュEEPROM11にデータが
書込まれる。
【0057】上記実施例によれば、基本プログラムが記
憶されているフラッシュEEPROM11と、フラッシ
ュEEPROM11の内容を書き換えるための書換用プ
ログラムが記憶されているEPROM12とに、同じア
ドレスが割り当てられているので、書換用プログラムが
記憶されたEPROM12を設けてもCPU10によっ
て指定が許容されているメモリ領域が狭くならない。
【0058】また、書換処理が実行されている途中に電
源がオフとなった時には、書換処理モード選択スイッチ
25をオンにした状態で電源を投入して書換処理を始め
から改めて行うことにより、不完全な基本プログラムを
走らせることなく、基本プログラムを最初から書き換え
ることができるので、その後のシステム動作時において
システムを正常に動作させることができる。
【0059】上記実施例では、基本プログラムが記憶さ
れているフラッシュEEPROM11と、フラッシュE
EPROM11の内容を書き換えるための書換用プログ
ラムが記憶されているEPROM12とに同じアドレス
が割り当てられているが、フラッシュEEPROM11
とEPROM12とに異なるアドレスを割り当ててもよ
い。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、書換処理が実行され
ている途中に電源がオフとなった時には、モード選択ス
イッチのオンオフ状態を書換処理モード選択状態にして
電源を投入して書換処理を始めから改めて行うことによ
り、不完全な基本プログラムを走らせることなく、基本
プログラムを最初から書き換えることができるので、そ
の後のシステム動作時においてシステムを正常に動作さ
せることができる。
【0061】また、この発明によれば、書換え可能なR
OMの内容を書き換えるための書換用プログラムが記憶
されている記憶手段に、書換え可能なROMと同じアド
レスを割り当てることが可能となる。書換え可能なRO
Mの内容を書き換えるための書換用プログラムが記憶さ
れている記憶手段に、書換え可能なROMと同じアドレ
スを割り当てるようにすると、書換用プログラムが記憶
されいる記憶手段を設けてもシステム制御デバイスによ
って指定が許容されているメモリ領域が狭くならなくな
る。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタコントローラの構成を示す電気ブロッ
ク図である。
【図2】ROMセレクタの構成を示す電気回路図であ
る。
【図3】通常処理モードにおける図2の各部の信号を示
すタイムチャートである。
【図4】書換処理モードにおける図2の各部の信号を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 フラッシュEEPROM 12 EPROM 13 RAM 21 アドレスデコーダ 22 ROMセレクタ 25 書換処理モード選択用スイッチ 30 モード判別回路 40 指定信号出力回路 50 書込処理禁止回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本プログラムが記憶されている書換可
    ROMからなる第1の記憶装置と、 上記第1の記憶装置とは別の記憶装置であって、上記
    1の記憶装置の内容を書き換えるための書換用プログラ
    ムが記憶されている第2の記憶装置と、 基本プログラムに基づく通常処理を行う通常処理モード
    と書換用プログラムに基づく書換処理を行う書換処理モ
    ードとを切り替えるためのモード選択スイッチと、 上記モード選択スイッチのオンオフ状態が通常処理モー
    ド選択状態である場合においてシステム電源が投入され
    たときに、上記第1の記憶装置と上記第2の記憶装置の
    うち上記第1の記憶装置のみを選択可能な状態にさせる
    手段と、 上記モード選択スイッチのオンオフ状態が書換処理モー
    ド選択状態である場合においてシステム電源が投入され
    たときには、読出命令時に上記第1の記憶装置と上記
    2の記憶装置のうち上記第2の記憶装置のみを選択可能
    な状態にさせ、 書込命令時に上記第1の記憶装置と上記第2の記憶装置
    のうち上記第1の記憶装置のみを選択可能な状態にさせ
    る手段と、上記モード選択スイッチのオンオフ状態が通常処理モー
    ド選択状態のときにシステム電源が投入された場合にお
    いて、システム電源投入後に上記モード選択スイッチの
    オンオフ状態が書換処理モード選択状態に切り替えられ
    たときに、上記第2の記憶装置が選択可能な状態になる
    のを禁止する手段と、 を備えているメモリ指定制御装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の記憶装置がフラッシュEEP
    ROMであり、上記第2記憶装置がEPROMである請
    求項1記載のメモリ指定制御装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の記憶装置と同じアドレスが上
    第2の記憶装置に割り当てられている請求項1および
    2のいずれかに記載のメモリ指定制御装置。
JP32632891A 1991-11-13 1991-11-13 メモリ指定制御装置 Expired - Lifetime JP2710890B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32632891A JP2710890B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 メモリ指定制御装置
US07/974,103 US5590303A (en) 1991-11-13 1992-11-10 Memory designation control device
EP92119494A EP0542311A2 (en) 1991-11-13 1992-11-13 Memory designation control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32632891A JP2710890B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 メモリ指定制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05135596A JPH05135596A (ja) 1993-06-01
JP2710890B2 true JP2710890B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=18186548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32632891A Expired - Lifetime JP2710890B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 メモリ指定制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5590303A (ja)
EP (1) EP0542311A2 (ja)
JP (1) JP2710890B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6738894B1 (en) * 1995-02-07 2004-05-18 Hitachi, Ltd. Data processor
JPH1049439A (ja) * 1996-03-26 1998-02-20 Robert Bosch Gmbh 制御装置の作動方法
JPH10333898A (ja) * 1997-05-29 1998-12-18 Nec Corp マイクロコンピュータ
US6854000B2 (en) * 1997-12-27 2005-02-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and control method for the same
US6311322B1 (en) * 1998-03-09 2001-10-30 Nikon Corporation Program rewriting apparatus
JP2000194551A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Oki Micro Design Co Ltd フラッシュメモリ書換え回路
US20050226050A1 (en) * 2004-03-24 2005-10-13 Crosby Robert M Apparatus and method for programming flash memory units using customized parameters

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4204252A (en) * 1978-03-03 1980-05-20 Digital Equipment Corporation Writeable control store for use in a data processing system
JPS5637883A (en) * 1979-09-04 1981-04-11 Fanuc Ltd Information rewrite system
US4327410A (en) * 1980-03-26 1982-04-27 Ncr Corporation Processor auto-recovery system
GB2201816A (en) * 1987-02-27 1988-09-07 Mitac Inc High speed digital processor
JPH03158184A (ja) * 1989-11-17 1991-07-08 Juki Corp 制御プログラムによつて動作するミシン
US5053797A (en) * 1990-04-04 1991-10-01 Eastman Kodak Company System for updating software in automatic film processor
US5132716A (en) * 1990-04-04 1992-07-21 Eastman Kodak Company System for updating software in automatic film processor
US5245572A (en) * 1991-07-30 1993-09-14 Intel Corporation Floating gate nonvolatile memory with reading while writing capability

Also Published As

Publication number Publication date
US5590303A (en) 1996-12-31
EP0542311A2 (en) 1993-05-19
JPH05135596A (ja) 1993-06-01
EP0542311A3 (ja) 1994-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0420994B1 (en) Memory cartridge
US5991849A (en) Rewriting protection of a size varying first region of a reprogrammable non-volatile memory
KR100305490B1 (ko) 비휘발성메모리제어회로
JP2501874B2 (ja) Icカ―ド
JP2000105725A (ja) チップイネーブル信号生成回路及びメモリ装置
JP2710890B2 (ja) メモリ指定制御装置
JPS63221446A (ja) 不揮発性メモリ保護装置及び方法
JPH05217361A (ja) メモリカード
JP3190735B2 (ja) メモリチップセレクト切換回路
JP3695931B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2002099468A (ja) 書き込み制御回路
JPH1011357A (ja) データ書き込み装置
JP3510780B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH0697442B2 (ja) マイクロコンピユ−タ
JPH05128882A (ja) データ処理装置
JPS6012660B2 (ja) メモリ装置
KR19980050246U (ko) 플래쉬 rom 퓨징장치
JP2720401B2 (ja) 命令メモリ範囲の拡張装置
JPH0689348A (ja) シングルチップ・マイクロコンピュータ
JPH11353170A (ja) フラッシュメモリ制御装置およびフラッシュメモリ制御装置のメモリアクセス方法
JPH11272642A (ja) 1チップマイクロコンピュータ及び起動アドレス設定方法
JPH11149407A (ja) メモリシステムおよび外部不揮発メモリの使用方法
JPH11282766A (ja) マイクロコンピュータ
JPH06150028A (ja) マイクロコンピュータ
JPH05324341A (ja) プログラム書替え可能な端末装置