JP2710529B2 - 製紙用水和ケイ酸系填料及びその製造方法及びこの填料を内添した紙 - Google Patents

製紙用水和ケイ酸系填料及びその製造方法及びこの填料を内添した紙

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不透明度に優れた製紙
用水和ケイ酸系填料及びその製造方法及びこの填料を内
添した紙に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源、省エネルギーの要求を背
景に、紙の軽量化が進行している。紙が軽量、薄口にな
ると、紙の強度が低下する傾向になる他、紙の不透明
度、印刷不透明度が低下し、所謂裏抜けを引き起こし易
い。裏抜けは印刷した絵柄や文字が裏面から透けて見え
る現象で、裏抜けが目立つと読みずらい。裏抜けは、白
紙の不透明度の低下による透き通し(ショースルー)と、
印刷インキのビヒクルが紙の厚さ方向に浸透することに
より不透明度が低下する浸み通し(ストライクスルー)が
相互に関与して生ずる現象である。
【0003】この裏抜けを防止するために、無機及び有
機系の各種填料を紙に添加することが一般に行われてお
り、現在では比較的安価で代表的な裏抜け防止填料とし
て、特定粒子状態の水和ケイ酸が知られている(特開昭5
2−74620号公報、特開昭58−502004号公報)。また、か
かる製紙用ケイ酸の製造方法としては、例えば特開昭47
−16705号公報、特開昭47−16706号公報、特開昭60−65
713号公報、特開昭61−141767号公報が知られている。
【0004】更に、製紙用ケイ酸填料を使用するに当た
り、例えば非イオン性重合体と併用するもの(特開昭58
−60098号公報、特開昭62−15391号公報)、特殊なケイ
酸を用いるもの(特開昭58−98494号公報)、コロイドケ
イ酸とカチオン化処理両性グアーガムの混合物として使
用するもの(特開昭58−502064号公報)、CaF2、Mg
2と併用するもの(特開昭60−209099号公報)、尿素樹
脂等を併用するもの(特開昭61−4756号公報、特開昭61
−245399号公報)、ゼオライトまたはアルミノシリケー
トを併用するもの(特開昭61−70098号公報、特開昭61−
97499号公報)、石灰マットを併用するもの(特開昭61−1
79398号公報)、硫酸カルシウム及びケイ酸カルシウムと
併用するもの(特開昭63−99397号公報)等が挙げられ
る。
【0005】ケイ酸以外の製紙用無機填料としては、例
えばケイ酸マグネシウム(特開昭52−77204号公報)、ゼ
オライト(特開昭55−90417号公報)、ケイ酸カルシウム
(特開昭58−91898号公報、特開昭59−43197号公報)、粘
土鉱物とアルカリ土類金属水酸化物との反応生成物(特
開昭60−200821号公報)、ケイ酸アルミニウムまたはア
ルミニウム変成ケイ酸(特開昭61−502338号公報)、粘土
鉱物のコアに非晶質シリカ膜を形成したもの(特開平1
−77699号公報)など多数が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、軽量紙で
利用されている無機系の裏抜け防止用の填料では、水和
ケイ酸が最も実用に供されているが、微細な粒子である
ため、抄紙工程において紙中への歩留りが悪いこと、裏
抜け防止効果をより向上させるために水和ケイ酸の内添
量を増大すると、紙の摩擦係数が増大して、印刷機上で
の紙の走行性が悪化するなどの欠点も露見する。
【0007】従って、その使用に当たっては、上記の通
り他の薬剤や填料との併用や表面改質がなされてはいる
が、いずれも本質的改善ではなく、例えば、尿素樹脂粉
末との併用は紙の摩擦係数の低減には優れているけれど
もケイ酸単独添加よりも著しいコストアップになるなど
の問題がある。
【0008】本発明者らは、上記の問題点に鑑み、経済
的にも十分実施可能な範囲で、ケイ酸填料の改善を鋭意
研究したところ、ケイ酸に特定の微細な金属水和酸化物
を存在させると、優れた製紙用填料になることを発見
し、本発明を完成させた。
【0009】即ち、本発明の目的は、紙の摩擦係数を増
加することなく、不透明度の優れた製紙用水和ケイ酸系
填料及びその製造方法及びこの填料を内添した紙を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の製紙用水和ケイ
酸系填料は、アルカリ金属塩類の不在下でのケイ酸ソー
ダ水溶液の中和反応により得られる微細な不定形水和ケ
イ酸において、微細な不定形金属化合物として少なくと
も不定形ケイ酸マグネシウムを含有してなることを構成
上の特徴とする。
【0011】また、本発明が提供しようとする製紙用水
和ケイ酸系填料の製造方法は、アルカリ金属塩類の不在
下でケイ酸ソーダ水溶液に硫酸を分割して添加する湿式
法に基づく製紙用ケイ酸系填料の製造方法において、硫
酸の一部を難溶性水和金属酸化物の前駆体である酸性金
属硫酸塩水溶液に代替して、これを反応させることを構
成上の特徴とする。
【0012】更に、本発明にかかる紙は、上記製紙用水
和ケイ酸系填料を内添することを特徴とする。
【0013】上記したように、本発明にかかる製紙用水
和ケイ酸系填料は、微細な不定形金属化合物を含有して
いる微細な不定形水和ケイ酸が主剤として構成されたも
のである。
【0014】ここに、微細な不定形金属化合物というの
は、後記する製造法から分かるように、ケイ酸ソーダ水
溶液と酸性の可溶性金属塩との反応生成物であって、多
くの場合、金属ケイ酸塩の微細粒子であるが、一部、加
水分解生成物である水和金属酸化物を含んだものであっ
てもよい。このような金属化合物としては、例えば、マ
グネシウム、ジルコニウムまたはチタニウムから選ばれ
た1種または2種の金属化合物が挙げられるが、マグネ
シウムが最も実用的で好ましい。
【0015】金属化合物の含有量は全重量当たり、金属
酸化物換算で好ましくは1〜20重量%、更に好ましく
は1〜15重量%の範囲にあり、ケイ酸はSiO2とし
て85〜99重量%の範囲にある。この理由は、後述す
るように紙用填料としての改良特性は金属化合物の含有
量が1重量%未満では不充分であり、多いほど好ましい
けれども20重量%を越えることは経済的ではないこと
による。
【0016】本発明にかかる製紙用水和ケイ酸系填料
は、X線回折分析では、明確ないかなる回折線特性も認
められないことから不定形であり、また、電子顕微鏡観
察によっても、主剤たる水和ケイ酸と金属化合物との識
別はできない微細な不定形の均一凝集体となっている。
【0017】本発明にかかる製紙用水和ケイ酸系填料
は、多くの場合、後記の製造法により得られるスラリー
を洗浄して乾燥することなく製紙工程へ使用することが
できるが、必要に応じ、これを乾燥した粉末を使用に際
してスラリー化して使用することができる。しかし、こ
の場合には、コロイドミル、ホモジナイザーの如き強力
剪断分散処理により再アグロメレーションを施し、更に
必要に応じて湿式分級等を施した後に使用することが望
ましい。
【0018】なお、上記乾燥粉末において、金属化合物
の含有量が多くなるに従って、吸油量及び白色度は減少
するが、そのスラリーを用いた填料内添紙にあっては、
特に不透明度が漸増して裏抜け防止に好ましい機能を有
し、白色度は逆に向上する。
【0019】使用する原料ケイ酸ソーダ水溶液はSiO
2/Na2Oのモル比が2〜4の範囲のもので、特にJI
S3号ケイ酸ソーダが好適であり、これを水で希釈して
SiO2として5〜15重量%、特に5〜10重量%の
範囲にある濃度のものである。他方、原料硫酸として
は、特に濃度限定はないが、生産性の点から、本発明で
は濃硫酸であってもよい。更に、本発明の特徴である硫
酸の一部代替として使用する原料金属硫酸塩としては、
硫酸マグネシウム、硫酸ジルコニウム、硫酸チタニウ
ム、オキシ硫酸ジルコニウム、オキシ硫酸チタニウム等
の水溶液をいい、濃度は上記理由と同様濃い方が好まし
い。かかる金属硫酸塩の使用量は金属酸化物として上記
した範囲となるような量に原料硫酸と混合して使用す
る。
【0020】本発明はケイ酸ソーダ水溶液に金属硫酸塩
含有の混合液を反応系の温度70℃以上、好ましくは8
0〜95℃において反応させることが必要で、この場
合、該混合液は後記反応式(1)及び(2)の反応に必要な
化学量論量を少なくとも2回に分けて断続的に添加す
る。
【0021】ケイ酸ソーダ水溶液の中和により水和ケイ
酸を製造する場合、このような酸の分割添加方式は公知
(例えば特公昭51−25235号公報や特開昭62−252312号公
報参照)であり、本発明でも操作上かつ製品品質上、同
様に必要で、特に濃硫酸を用いる場合には重要である。
例えば、第1回目の上記混合液の添加量は化学量論量の
20〜50%、特に30〜45%が好適であり、第2回
目で実質的に反応させ、更に、第3回目では残量を反応
系のpH調整としてpHが5前後になるまで添加して反
応を終了させる。なお、反応系は強力剪断作用が働くよ
うにポンプ循環させておくことが望ましく、また、各回
の混合液添加終了後は、例えば1〜2時間程度の所望の
熟成時間を設けて添加間隔をおくことが必要である。
【0022】反応終了後は、常法により母液を分離し、
必要であればこの母液を硫酸ソーダとして回収し、他
方、濾過ケーキは洗浄後のスラリーを所望の濃度に調整
して、製紙用水和ケイ酸塩系填料として製品とすること
ができ、必要に応じて粉体として製品化してもよい。な
お、上記で得られたスラリーを必要であれば、湿式粉砕
あるいは湿式分級して粘度調整後、製品スラリーとする
こともできる。
【0023】
【作用】本発明にかかる製紙用水和ケイ酸系填料の製造
法は、原理的には、ケイ酸ゾーダ水溶液と硫酸との中和
による湿式法水和ケイ酸の製造法と同様であるが、本発
明では、硫酸に替わり金属硫酸塩含有硫酸を用いること
を特徴とするものである。この場合、(1)式で示される
主反応が生じ、 Na2O・nSiO2+H2SO4→nSiO2↓+Na2SO4+H2O・・・(1) また、金属硫酸塩を硫酸マグネシウムとする場合には、
(2)式で示される主反応が生じ、 Na2O・nSiO2+MgSO4→MgO・nSiO2↓+Na2SO4・・(2) また、反応系がアルカリであるところから、(3)式の加
水分解が生じることも考えられる。 MgSO4+2NaOH→Mg(OH)2↓+Na2SO4 ・・・(3)
【0024】従って、本発明にかかる製紙用水和ケイ酸
系填料は、水和ケイ酸を主剤として、ケイ酸マグネシウ
ムや水酸化マグネシウム等のごとき不溶性の金属化合物
が同時に共沈して微細な不定形粒子の混合物と考えられ
るものである。かかる混合物は従来の水和ケイ酸である
製紙用填料に較べて、特に紙の不透明度を向上させて裏
抜け防止に効果があり、改善されたものとなっている。
【0025】
【実施例】以下に本発明を具体的に説明するため、実施
例及び比較例を挙げて説明する。 実施例1 撹拌機及び循環ポンプ付きの反応容器に、JIS3号ケ
イ酸ソーダ100重量部及び水300重量部を仕込み、
激しく撹拌しながら、反応系を終始温度85〜90℃に
保つ。次いで、濃硫酸(98重量%)14.3重量部、硫
酸マグネシウム結晶(MgSO4・7H2O)1.8重量部
及び水2.6重量部の混合溶液(18.7重量部)を表1に
示す要領で添加及び熟成しながら反応を行った。
【0026】
【表1】 第1回目 第2回目 第3回目 添加量(全量に対する%) 40 40 40 添加時間(分) 8 15 30 熟成時間(分) 120 30 30
【0027】反応終了後、反応系のpHを5.5に調整
した後、熟成して次いで濾過分散化し、水洗後、水に再
分散して9重量%スラリーとして製品を得た。
【0028】実施例2 実施例1において、濃硫酸と硫酸マグネシウム結晶(M
gSO4・7H2O)との混合溶液33.4重量部(濃硫酸
11.4重量部、硫酸マグネシウム9重量部、水13重
量部)を用いた以外は実施例1と同じ操作と条件で分割
添加と熟成により反応させて9重量%のスラリーを得
た。
【0029】実施例3 実施例1において、濃硫酸と硫酸マグネシウム結晶(M
gSO4・7H2O)との混合溶液51.7重量部(濃硫酸
7.7重量部、硫酸マグネシウム17.9重量部、水2
5.9重量部)を用いた以外は実施例1と同じ操作と条件
で分割添加と熟成により反応させて9重量%のスラリー
を得た。
【0030】実施例4 実施例1において、濃硫酸と硫酸マグネシウム結晶(M
gSO4・7H2O)との混合溶液88重量部(濃硫酸0.
5重量部、硫酸マグネシウム35.8重量部、水51.7
重量部)を用いた以外は実施例1と同じ操作と条件で分
割添加と熟成により反応させて9重量%のスラリーを得
た。
【0031】実施例5 実施例1において、JIS3号ケイ酸ソーダの替わりに
JIS2号ケイ酸ソーダ(SiO2=28.3%、Na2
=11.7%)100重量部を用い、濃硫酸と硫酸マグネ
シウム結晶(MgSO4・7H2O)との混合溶液113重
量部(濃硫酸0.1重量部、硫酸マグネシウム46.2重
量部、水66.7重量部)を用いた以外は実施例1と同じ
操作と条件で分割添加と熟成により反応させて9重量%
のスラリーを得た。
【0032】比較例1 実施例1において、濃硫酸と硫酸マグネシウムとの混合
溶液の替わりに全量濃硫酸15重量部を実施例1と同じ
操作と条件で分割添加と熟成により反応させて9重量%
のスラリーを得た。なお、上記で得られた各スラリーを
洗浄及び濾過した後、温度110℃で12時間乾燥及び
粉砕した後、20℃で65%RHで調湿して得られた白
色微粉末の性状を調べたところ表2の結果が得られた。
【0033】
【表2】
【0034】抄造例 熊谷理機工業(株)製の配向性抄紙機により、抄紙原料と
してNBKP:LBKP:TMP:GP=10:10:
50:30の混合比率のパルプスラリーを用い、填料と
して実施例1〜5及び比較例1で調製した填料スラリー
を用い、坪量40g/m2、紙中灰分2%となるように
抄造して、プレスにより脱水後、シリンダードライヤー
にて乾燥した。なお、填料スラリー無添加で抄造したも
のをブランクとした。20℃、65%RHの雰囲気中で
調湿後、不透明度、白色度、印刷不透明度、動摩擦係数
を測定した。これらの測定結果を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】
【発明の効果】本発明にかかる製紙用水和ケイ酸系填料
は、従来のケイ酸系填料に較べて紙の不透明度及び白色
度を向上させるのみならず、紙の摩擦係数を低下せし
め、その程度は金属化合物の含有量に比例して良好とな
る。また、本発明によれば、従来の水和ケイ酸と同様な
製造方式を採用して実質的に変えることなく、工業的に
有利に、改良された製紙用水和ケイ酸系填料を製造する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 克宏 東京都北区王子5丁目21番1号 十條製 紙株式会社中央研究所内 (72)発明者 鹿野 勲 東京都北区王子5丁目21番1号 十條製 紙株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 平5−311599(JP,A) 特開 昭57−157786(JP,A) 特開 昭61−141767(JP,A) 特開 平1−320219(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属塩類の不在下でのケイ酸ソ
    ーダ水溶液の中和反応により得られる微細な不定形水和
    ケイ酸において、微細な不定形金属化合物として少なく
    とも不定形ケイ酸マグネシウムを含有してなることを特
    徴とする製紙用水和ケイ酸系填料。
  2. 【請求項2】 微細な不定形金属化合物の含有量が酸化
    物換算で1〜20重量%である請求項1記載の製紙用水
    和ケイ酸系填料。
  3. 【請求項3】 アルカリ金属塩類の不在下でケイ酸ソー
    ダ水溶液に硫酸を分割して添加する湿式法に基づく製紙
    用ケイ酸系填料の製造方法において、硫酸の一部を難溶
    性水和金属酸化物の前駆体である酸性金属硫酸塩水溶液
    に代替して、これを反応させることを特徴とする製紙用
    水和ケイ酸系填料の製造方法。
  4. 【請求項4】 酸性金属硫酸塩水溶液は硫酸マグネシウ
    ム水溶液である請求項記載の製紙用水和ケイ酸系填料
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の製紙用水和ケイ酸系填料を内添することを特徴とする
    紙。
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