JP2710348B2 - 復調回路 - Google Patents

復調回路

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JP2710348B2
JP2710348B2 JP19556588A JP19556588A JP2710348B2 JP 2710348 B2 JP2710348 B2 JP 2710348B2 JP 19556588 A JP19556588 A JP 19556588A JP 19556588 A JP19556588 A JP 19556588A JP 2710348 B2 JP2710348 B2 JP 2710348B2
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匡暢 篠田
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は復調回路に関し、特にVTRのHi−Fi音声を復
調する時、シリンダーヘッドに付いている2つの音声ヘ
ッドからのFM信号を切換える時に発生する雑音を除去す
る回路を含む復調回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の復調回路は、第3図に示すように、シ
リンダーヘッドの第1の音声ヘッドからの第1のFM信号
IN1と第2の音声ヘッドからの第2のFM信号IN2とを、切
換制御信号VSの制御のもとにスイッチ回路1により切換
えて一連のFM信号とし、バッファ増幅器2、帯域フィル
タ3及びリミッタ増幅器4を経てFM復調器6へ入力し、
FM復調器6で一連のFM信号を復調後、バッファ増幅器7
を介してホールド回路8へ入力し、ホールド回路8はホ
ールドパルス発生回路10からのホールドパルスVHにより
コンデンサC1と共に、スイッチ回路による第1及び第2
のFM信号IN1,IN2の切換え時にこれらFM信号IN1,IN2
の切換え直前のレベルをホールドし、バッファ回路9を
介して出力する構成となっていた。
第4図はこの復調回路の各部信号の波形図である。
第1及び第2のFM信号IN1,IN2は、スイッチ回路1に
より切換えられ一連のFM信号V1となったとき、切換期間
T1において不連続であり、かつレベルが急激に低下する
ので、FM復調器6の出力信号、即ち復調信号VDは切換期
間T1で雑音(C)が発生する。
この雑音を除去するために、ホールド回路8及びコン
デンサC1により、第1及び第2のFM信号IN1,IN2間の切
換え直前のレベルを切換期間T1だけホールドする(D)
ようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の復調回路は、第1及び第2のFM信号IN
1,IN2切換え時に発生する雑音を除去するために、切換
期間T1だけ切換え直前のレベルをホールドする構成とな
っているので、出力波形(OUT′)に段差を生じ、この
出力信号を聴いたとき非常に耳ざわりな音になるという
欠点がある。
本発明の目的は、切換え時の耳ざわりな音を除去する
ことができる復調回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の復調回路は、複数の入力端からそれぞれ入力
される複数のFM信号を順次切換えて一連のFM信号として
出力するスイッチ回路と、少なくとも前記各FM信号の変
調波による周波数変化には追従するが急峻な変化には追
従しない所定のループ利得、ダンピング係数をもち、前
記スイッチ回路からの一連のFM信号を入力してこのFM信
号にロックした信号を出力するPLL回路と、このPLL回路
の出力信号を復調するFM復調器とを有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
この実施例は、第1及び第2の入力端から、シリンダ
ヘッドの第1の音声ヘッドからの第1のFM信号IN1及び
第2の音声ヘッドからの第2のFM信号IN2を入力し、切
換制御信号VSの制御のもとにこれらFM信号IN1,IN2を切
換えて一連のFM信号とするスイッチ回路1と、この一連
のFM信号を帯域増幅し振幅制限するバッファ増幅器2,帯
域フィルタ3及びリミッタ増幅器4と、位相比較器51,
ループフィルタ52及び電圧制御発振器53を備え、少なく
とも第1及び第2のFM信号IN1,IN2の変調波による周波
数変化では追従するが急峻な変化には追俊しないループ
利得、ダンピング係数をもち、リミッタ増幅器4からの
一連のFM信号V1を入力してこのFM信号にロックした信号
(V2)を出力するPLL回路5と、このPLL回路5の出力信
号V2を復調するFM復調器6と、この復調器6の出力信号
を増幅するバッファ増幅器7とを有する構成となってい
る。
次に、この実施例の動作について説明する。
第2図はこの実施例の動作を説明するための各部信号
の波形図である。
スイッチ回路1からリミッタ増幅器4までは従来と同
様に動作し、リミッタ増幅器4から、切換え時(T1)、
不連続でレベルが急激に低下した一連のFM信号V1が出力
される。
PLL回路5は、電圧制御発振器53の出力信号V2(PLL回
路5の出力信号でもある。)がリミッタ増幅器4からの
一連のFM信号V1に対して位相が90°ずれた状態でロック
し、ループ利得は比較的低く、ダンピング係数は1.0以
上として収束する時間をやや長くし、各FM信号IN1,IN2
の変調波による周波数変化には追従するが急峻な変化に
は追従しないようになっている。
従って、FM信号IN1,IN2の切換期間T1において、レベ
ルが急激に低下したり信号が無くなって自走周波数に戻
る動作に入っても収束するのに時間がかかるので、すぐ
に次のFM信号(IN2)が入力されて不連続とならずに次
のFM信号(IN2)に追従するよう動作する((A)の部
分)。
このようにして得られたPLL回路5の出力信号V2は、F
M復調器6により復調され、第2図最下段に示すように
滑らかに変化する出力信号OUTとなる。
なお、PLL回路5の過渡応答特性を急峻な変化に追従
可能な特性とすると、第2図最下段の(B)に示すよう
な段差を含む波形となり、従来例と同様に耳ざわりな音
になってしまう。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、一連のFM信号を、少な
くともFM信号の変調波による周波数変化には追従するが
急激な変化には追従しないPLL回路を通してFM復調器へ
伝達する構成とすることにより、各FM信号間の切換期間
においても滑らかに変化する出力信号を得ることがで
き、この出力信号を聴いたとき、従来のような耳ざわり
な音を除去することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示された実施例の動作を説明するための各部信
号の波形図、第3図及び第4図は従来の復調回路の一例
を示すブロック図及び各部信号の波形図である。 1…スイッチ回路、2…バッファ増幅器、3…帯域フィ
ルタ、4…リミッタ増幅器、5…PLL回路、6…FM復調
器、7…バッファ増幅器、8…ホールド回路、9…バッ
ファ増幅器、10…ホールドパルス発生回路、51…位相比
較器、52…ループフィルタ、53…電圧制御発振器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力端からそれぞれ入力される複数
    のFM信号を順次切換えて一連のFM信号として出力するス
    イッチ回路と、少なくとも前記各FM信号の変調波による
    周波数変化には追従するが急峻な変化には追従しない所
    定のループ利得、ダンピング係数をもち、前記スイッチ
    回路からの一連のFM信号を入力してこのFM信号にロック
    した信号を出力するPLL回路と、このPLL回路の出力信号
    を復調するFM復調器とを有することを特徴とする復調回
    路。
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