JPS5916479B2 - マルチチヤンネルレコ−ド復調用フエ−ズロツクドル−プ - Google Patents

マルチチヤンネルレコ−ド復調用フエ−ズロツクドル−プ

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Publication number
JPS5916479B2
JPS5916479B2 JP51030796A JP3079676A JPS5916479B2 JP S5916479 B2 JPS5916479 B2 JP S5916479B2 JP 51030796 A JP51030796 A JP 51030796A JP 3079676 A JP3079676 A JP 3079676A JP S5916479 B2 JPS5916479 B2 JP S5916479B2
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JP
Japan
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signal
wave signal
angle
modulated wave
range
Prior art date
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Expired
Application number
JP51030796A
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English (en)
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JPS52114255A (en
Inventor
宣明 高橋
正男 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS52114255A publication Critical patent/JPS52114255A/ja
Publication of JPS5916479B2 publication Critical patent/JPS5916479B2/ja
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  • Stereophonic System (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマルチチャンネルレコード復調用フェーズ頭ノ
クドループに係り、直接波信号と被角度変調波信号とが
多重されて録音されているマルチチャンネルレコードよ
り、上記被角度変調波信号をフェーズ頭ノクドループ(
以下PLLと略す)を用いて復調するに際し、PLLの
電圧制御発振器(以下VOCと略す)の入力段に振幅制
限回路を挿入することにより、PLLの入力レベルが低
下しても初期設定された頭ノクレンジをできるだけ保持
でき、しかもインパルス性信号を除去して・ PLLが
異常被角度変調波信号に誤ロックしないようにして離調
雑音発生の抑制を行なうようにしたPLLを提供するこ
とを目的とする。
第1図は従来のPLLの1例のブ頭ノク系統図を示す。
同図中、マ゛ルチチヤンネルレコードよりO 再生され
た被角度変調波信号は入力端子1より入来し位相比較器
2に供給され、ここでVOC5よりの信号と位相比較さ
れこれらの位相差に応じた誤差電圧とされた後、振幅制
限増幅器3を経てループフィルタ4に加えられ、被角度
変調波成分は5 抑圧され変調波信号成分が通過される
。上記ループフィルタ4より取り出された信号は出力端
子6より復調信号として出力され、一方この出力信号は
VCO5に制御電圧として印加され、その出力発振周波
数を制御する。このように、PLLは一・o 種のフィ
ルタとみなすことができ、ある周波数範囲の信号を通過
させる特性を有する。これがすなわち、キヤプチヤレン
ジあるいはロックレンジ特性であり、入力被角度変調波
信号レベルに応じてその通過帯域(ロックレンジ)が決
定され、従つ’5 てPLLのロックレンジの大小によ
り復調信号の周波数特性が決定される。また、この頭ン
クレンジはPLLのループゲインを増減することにより
、可変することができる。マルチチャンネルレコードを
再生する際、直接波信号帯域からの高調波歪’o が被
角度変調波信号帯域内へ混入し、被角度変調波信号に妨
害を与えて生じることがある異常被角度変調波信号に対
する異常ロックを防止するため、ループゲインを比較的
小にしてロックレンジを被角度変調波信号の周波数偏移
範囲に等しいかそれ■5 以下になるように狭くして復
調する。このロックレンジを可変する方法として通常は
第2図に示す如きループフィルタ4の周波数特性を変化
させてト 01−いる。
すなわち、第2図に示す如き入力端子7、出力端子8を
もち抵抗R1、コンデンサC1、可変抵抗R2よりなる
ループフイルタ4の周波数特性は、第3図に示す如く、
コンデンサC1の容量値と抵抗R1の抵抗値とにより決
まる周波数f1と、コンデンサC,の容量値と可変抵抗
−R2の抵抗値とにより決まる周波数F2(例えば10
Hz程度)間でのみ6dB/0ctで減衰し、周波数f
1以下及びF2以上では平坦な特性となる。このときの
PLLのロツクレンジ特性は第4図にIで示す如くにな
る。ここで、第4図中FOは被角度変調波信号の搬送波
中心周波数である。また、可変抵抗器R2の抵抗値を小
にすると、ループフイルタ4の周波数特性は周波数F2
′以上で破線で示す如くになり、このときのPLLはそ
のループゲインを低下せしめられ、そのロツクレンジ特
性は第4図にで示す如くに可変される。
同様に可変抵抗器R2の抵抗値を更に小にするとループ
フイルタ4の周波数特性はF2″以上で平坦となり、ま
たロツクレンジ特性はで示す如くに狭くなる。このよう
に、ループフイルタ4の周波数特性を可変してループゲ
インを減少し、もつてPLLのロツクレンジを狭めるこ
とにより、上記直接波信号帯域からの高調波歪−が被角
度変調波信号帯域内へ混入して生ずる離調雑音の発生を
防止できる。ところで、上記のロツクレンジ特性におい
て、その最大周波数偏移範囲は、入力被角度変調波信号
レベルが増加しても常に所定の一定レベルで振幅制限す
る振幅制限増幅器3により、一定とされる。
すなわち、第4図中曲線1で示すロツクレンジ特性にお
いて、最大周波数偏移範囲を11と初期設定した場合、
上記振幅制限増幅器3の働きにより、入力レベルD3以
上の入力被角度変調波信号に対しては常に設定範囲11
のロツクレンジを保つことができる。しかしながら、上
記振幅制限増幅器3は被角度変調波信号成分と復調信号
とが重畳された位相比較器2の出力位相誤差信号を振幅
制限するようにされているためループフイルタ4を通過
してCO5に印加される信号は、第5図に実線で示す如
く復調信号(同図に破線で示す)に対して単に減衰され
た波形となり、振幅制限されているとはいえなかつた。
このため、ある一定の幅をもつた最大周波数偏移範囲の
ロツクレンジから被角度変調波信号入力レベルの低下に
伴なつて周波数偏移範囲が狭くなりはじめる入力レベル
点が、ロツクレンジの最大周波数偏移範囲を狭める毎に
第4図に矢印で示す如く上昇する。従つて、従来PLL
は直接波信号帯域から高調波歪が被角度変調波信号帯域
へ混入するのを防止するために、最大周波数偏移範囲が
例えば第4図の11から12となるようにロツクレンジ
特性を狭くしているが、被角度変調波信号が正常である
にも拘らず、何らかの原因でその入力レベルが下がつて
第4図にD2又はD3で示すレベルとなり、しかも周波
数偏移がロツクレンジ特性の周波数偏移範囲12′又は
12Iを越えた被角度変調波信号が入来した場合には、
PLLのロツクがはずれてしまい、特に変調信号が中低
域周波数(例えば1kHz〜3kHz)の場合にはCO
5の出力信号と入力被角度変調波信号とのビード音が発
生し、極めて耳ざわりな雑音が発生するという欠点があ
つた。
本発明は上記欠点を除去したものであり、第6図以下と
共にその1実施例につき説明する。
第6図は本発明になるマルチチヤンネルレコード復調用
PLLの1実施例のプロツク系統図を示す。同図中、第
1図と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。本発明はループフイルタ4とCO5との伝送路間に
振幅制限器9を介挿接続したものであり、これによりパ
ルス性入力の除去及び一定電圧以上の振幅−制限を行な
う。この振幅制限器9は、第7図に示す如く、抵抗RA
,RB,RB′、コンデンサCA,CBlダイオードD
A,DBl可変抵抗器Rcより構成された周知の振幅制
限器を用い得る。す−なわち、入力端子10より入来し
たループフイルタ4よりの第8図に示す如き信号は、可
変抵抗器Rcの摺動子の位置に応じてダイオードDAに
よりそのアノード電位よりも小なる部分が、又ダイオー
ドDBによりそのカソード電位よりも大なる部分が振幅
制限されて出力端子11より取り出される。第8図にA
,Bで夫々示す振幅制限幅は、可変抵抗器Rcの摺動子
の位置により可変できる。上記出力端子11より取り出
された信号は、CO5へ制御電圧として印加される。
これによりCO5への入力量の絶対量は例えば第8図の
A又はBに限定される。言い換えると、この振幅制限に
よりVCO5の出力信号の最大周波数偏移は、この振幅
制限器9により規定される入力量に応じた範囲内でしか
偏移できない。従つて、ロツクレンジは当然制限される
ことになる。
ここで、このCO5の入力段に振幅制限器9を設けたこ
とにより、CO5の入力信号波形は第9図及び第10図
に実線で示す如く復調信号波形(第9図に破線で示す)
に対して振幅制限され、第10図に斜線で示す部分だけ
第10図に破線で示す従来のCO5の入力信号波形にく
らべてCO5への信号入力量の絶対量が増大する。これ
により、PLLのロツクレンジは、最大周波数偏移一定
の場合、第11図に曲線で示す如く従来のロツクレンジ
(第4図のロツクレンジに相当)にくらべて斜線の部分
だけ拡がる。すなわち、従来ロツクレンジのコントロー
ルにより、ロツクレンジは第11図に曲線1からの状態
に変化していたが、本発明の振幅制限器9の挿入により
、CO5への入力信号絶対量に制限が加えられ、結果と
して曲線1からに制限されることになる。これは、第8
図中例えばBで示す範囲に振幅制限された場合に相当す
る。従つて、第11図において最大周波数偏移範囲を1
2に設定した場合、従来は被角度変調波信号入力レベル
がD2,D3(第4図のレベルD2,D3に相当)のと
き見掛け上の過変調現象が生じロツクがはずれてしまつ
たが、本発明によるロツクレンジ特性は曲線で示す如く
、被角度変調波信号入力レベルが低下しても初期設定さ
れた最大周波数偏移範囲をできるだけ保持する特性とさ
れるため、ロツクはずれしにくくなる。
例えば、入カレベルD3で最大周波数偏移範囲が12″
から13(′−12)までの被角度変調波信号は従来ロ
ツクはずれによる離調雑音を生じたが、第6図に示す本
発明PLLではロツクはずれを生ずることなく正常に復
調される。加えてインパルス性のCO5の入力信号に対
しては、振幅制限器9による波高値の制限及びリミツテ
イング作用により、初期設定レベルを越えた分に関して
はこのPLLの系のCO5の追随が緩慢になりPLLは
スリツブ現象を生ずる。
従つて大なるインパルスに対してはPLLは追随せず、
例えばシンバル音のような音に対しては上記の作用によ
り離調雑音発生が抑制される。上述の如く、本発明にな
るマ゛ルチチヤンネルレコード復調用フエーズロツクド
ループは、直接波信号と被角度変調波信号とが多重され
て録音されているマルチチヤンネルレコードより再生し
た上記被角度変調波信号を復調するフエーズロツクドル
ープにおいて、復調信号を出力するループフイルタの出
力側と上記被角度変調波信号を位相比較するために用い
られる信号を出力する電圧制御発振器の入力側との伝送
路間に、該ループフイルタの出力信号の所定値以上の振
幅を制限する振幅制限手段を設けた構成としているため
、所定値以下の振幅でかつ従来にくらべて信号絶対量の
大なる信号を電圧制御発振器に印加することができ、こ
れにより、ロツクレンジを狭くした場合、被角度変調波
信号入力レベルが低下してもある程度の幅をもつたロツ
クレンジを確保でき、従つてロツクレンジの狭さから生
ずる離調雑音の発生を抑制でき、またインパルス性のル
ープフイルタ出力信号は振幅制限されて電圧制御発振器
に印加されるため、電圧制御発振器はインパルス性信号
に追随することがなくフエーズロツクドループはスリツ
プ現象を起してインパルス状入力信号にロツクしないの
で、インパルス状の離調雑音発生を抑制できる等の特長
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフエーズロツクドループの1例のプロツ
ク系統図、第2図はループフイルタの1例の具体的回路
を示す図、第3図は第2図の周波数特性を示す図、第4
図は第1図の1例のロツクレンジ特性を示す図、第5図
は第1図の要部の動作説明用信号波形図、第6図は本発
明になるフエーズロツクドループの1実施例のプロツク
系統図、第7図は第6図に適用される振幅制限器の1例
の具体的回路を示す図、第8図及び第9図は第6図の要
部の動作説明用信号波形図、第10図は第1図と第6図
の要部の信号波形の比較を示す図、第11図は第6図の
1実施例のロツクレンジ特性を示す図である。 1・・・・・・被角度変調波信号入力端子、2・・・・
−・位相比較器、3・・・・・・振幅制限増幅器、4・
・・・・・ループフイルタ、5・・・・・・電圧制御発
振器(CO)、9・・・・・・振幅制限器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直接波信号と被角度変調波信号とが多重されて録音
    されているマルチチャンネルレコードより再生した上記
    被角度変調波信号を復調するフェーズロックドループに
    おいて、復調信号を出力するループフィルタの出力側と
    上記被角度変調波信号を位相比較するために用いられる
    信号を出力する電圧制御発振器の入力側との伝送路間に
    、該ループフィルタの出力信号の所定値以上の振幅を制
    限する振幅制限手段を設けたことを特徴とするマルチチ
    ャンネルレコード復調用フエーズロツクドループ。
JP51030796A 1976-03-23 1976-03-23 マルチチヤンネルレコ−ド復調用フエ−ズロツクドル−プ Expired JPS5916479B2 (ja)

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JPS52114255A JPS52114255A (en) 1977-09-24
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149539U (ja) * 1983-03-26 1984-10-05 早川ゴム株式会社 置敷カ−マツト
JPS6216382U (ja) * 1985-07-12 1987-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149539U (ja) * 1983-03-26 1984-10-05 早川ゴム株式会社 置敷カ−マツト
JPS6216382U (ja) * 1985-07-12 1987-01-31

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