JP2710026B2 - 遊技機用の電気部品装着装置 - Google Patents

遊技機用の電気部品装着装置

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JP2710026B2
JP2710026B2 JP20756195A JP20756195A JP2710026B2 JP 2710026 B2 JP2710026 B2 JP 2710026B2 JP 20756195 A JP20756195 A JP 20756195A JP 20756195 A JP20756195 A JP 20756195A JP 2710026 B2 JP2710026 B2 JP 2710026B2
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邦夫 松元
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株式会社藤商事
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機、或いは回動式遊技機等に
利用する遊技機の電気部品接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機等の弾球
遊技機では、遊技盤に、電気部品を備えた各種の遊技部
品、例えばランプ風車、始動ゲート、入賞口、中央入賞
手段、コーナーランプ等が装着されている。
【0003】各遊技部品は、従来、合成樹脂材料を用い
て射出成形された成形品である部品本体と、この部品本
体に後側から組み込まれる発光ランプや球検出スイッチ
等の各電気部品とを備え、部品本体に電気部品を一体的
に組み込んだ状態で完成されている。特に、発光ランプ
を複数個備えた中央入賞手段、コーナーランプ等の遊技
部品の場合には、各発光ランプの一対の端子を基板に半
田付けにより固定し、この基板を部品本体に後側からネ
ジ等で締結して固定する構造を採っており、それ自体で
1個の遊技部品を完成するようになっている。
【0004】この遊技部品を遊技盤等に装着する場合に
は、中央入賞手段、コーナーランプ等の各遊技部品の装
着部位に対応して遊技盤側に開口部を予め形成してお
き、各電気部品から後側に引き出したリード線を開口部
に通した後、遊技部品の後側を開口部に合わせて嵌合さ
せながら、遊技盤の前側から遊技部品を装着する。そし
て、リード線を開口部から遊技盤の後側に完全に引き出
した後、そのリード線の先端部のコネクタを、遊技盤の
後側に間隔を置いて配置された中継基板のコネクタに着
脱自在に接続して配線している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の中央入賞手段等
の各遊技部品は、部品本体の内部に後側から嵌合させて
部品本体と電気部品とを一体化していたので、遊技部品
を遊技盤に装着する際のリード線の取り扱いが問題とな
っている。即ち、遊技部品の開口部への嵌合前に、リー
ド線を開口部に挿入するが必要であり、また遊技部品の
嵌合時に、遊技部品と遊技盤との間でリード線を挟み込
まないようにする必要があり、更には遊技部品の装着
後、遊技盤の後側で複雑に錯綜したリード線を引き出す
必要がある。
【0006】このため、従来の部品本体に電気部品を一
体化した構造では、遊技部品を遊技盤に装着する際のリ
ード線の取り扱いが煩わしく、多数のリード線を備えた
中央入賞手段等の遊技部品の場合には、その装着が困難
で作業能率が著しく低下する欠点があり、これが遊技部
品の装着作業の自動化を図る上が大きな問題となってい
る。
【0007】また従来の中央入賞手段等の各遊技部品
は、部品本体と電気部品とを一体化して一つの遊技部品
として完成した状態で購入していたので、部品本体と電
気部品とを別々に購入する場合に比較して、遊技部品の
購入コストがアップし、その結果、弾球遊技機の全体的
な製作コストがアップする欠点がある。
【0008】更に、従来の遊技部品は、電気部品を基板
を介して部品本体に一体に組み込む場合に、各遊技部品
毎に個別に製作した基板を用いて、その基板をネジ等で
部品本体に固定する構造を採っているため、部品本体に
電気部品を組み込む際の作業が非常に煩雑であり、形
状、構造の異なる複数種類の遊技部品を組み立てる際に
は、作業能率が極端に低下すると共に、部品の共通化が
図れず部品点数が著しく増加することになって、大幅な
コストアップを招くことになる。
【0009】しかも、従来の基板を用いた遊技部品で
は、電気部品の各端子を基板に半田付けした部分が部品
本体の後側に露出するため、点検等の作業時にショート
等の問題が生じ易くなる欠点もある。また基板を用いた
遊技部品では、発光ランプ等の各電気部品を基板上のパ
ターンを介して並列に接続し、その一端側から一対のリ
ード線を取り出すようにしているが、基板を用いない遊
技部品の場合には、各電気部品毎にリード線を設け、こ
の各リード線を遊技盤の後側に引き出して中継基板のコ
ネクタに接続する構造を採っている。
【0010】従って、1個の遊技部品内に複数個の電気
部品をある場合には、その電気部品の個数分のコネクタ
を中継基板側に設けなければならず、各リード線を中継
基板のコネクタに接続する際に、各リード線が複雑に錯
綜して作業が著しく煩雑になると同時に、リード線の接
続ミス等が発生し易くなる恐れがある。本発明は、この
ような従来の課題に鑑み、製作コストを低減できると共
に、遊技部品の装着作業の能率化、自動化が容易であ
り、電気部品の接続と組み込みを容易にでき、複数個の
電気部品の並列接続等を容易に行える遊技機の電気部品
装着装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、電気部品44,45,46を備えた遊技機において、電気部
品44,45,46の装着部位の支持部材22,55 にホルダー48を
着脱自在に設け、このホルダー48に、リード線61を接続
する端子具56と、電気部品44,45,46を着脱自在に装着す
る部品装着部54と、この部品装着部54に電気部品44,45,
46を装着した時に、この電気部品44,45,46を端子具56に
電気的に接続する接触ピン57とを設けたものである。
【0012】請求項2は、請求項1に記載の発明におい
て、絶縁性のホルダー48の部品装着部54と反対側に一対
の端子収容凹部52を設け、この各端子収容凹部52内に、
リード線61を圧着により接続可能な端子具56を設け、こ
の端子具56と一体の接触ピン57を部品装着部54側に突出
させたものである。
【0013】請求項3は、請求項1又は2に記載の発明
において、支持部材22,55 に、装着孔67を設け、ホルダ
ー48に、装着孔67に着脱自在に嵌合する嵌合装着部53を
設けたものである。
【0014】請求項4は、請求項1、2又は3に記載の
発明において、部品装着部54に電気部品44,45,46を装着
した時に、該電気部品44,45,46が嵌合装着部53の外形内
に納まるように、部品装着部54を嵌合装着部53の嵌合方
向側に設けたものである。
【0015】請求項5は、請求項1、2、3又は4に記
載の発明において、ホルダー基部49の幅方向に複数個の
端子収容凹部52を略平行に形成し、この各端子収容凹部
52内に、各接触ピン57が長手方向にずれるように各端子
具56を設けたものである。
【0016】請求項6は、請求項1、2、3、4又は5
に記載の発明において、端子具56に、接触ピン57から両
側に突出し且つ長さの異なるリード線取り付け部62を設
け、この各リード線取り付け部62の外端側に、リード線
61の被覆61a をリード線取り付け部62に圧着し固定する
被覆固定部63を夫々設け、長いリード線取り付け部62の
被覆固定部63と接触ピン57との間に、各リード線取り付
け部62側からのリード線61の芯線61b を該リード線取り
付け部62に圧着し固定する芯線固定部64を設けたもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1乃至図11は本発明をパチン
コ機に採用した第1実施形態を例示する。図1におい
て、1 は前枠で、パチンコ機本体2 の前面側に開閉自在
に枢着されている。前枠1 にはガラス扉3 及び前面板4
が装着され、これらの後側に遊技盤5 が着脱自在に装着
されている。
【0018】前面板4 には遊技球を貯留する上皿6 が装
着され、この上皿6 の前縁部に球払いレバーが設けられ
ている。前枠1 の下部には上皿6 から溢流した遊技球等
を貯留する下皿7 と発射手段8 の操作ハンドル9 とが設
けられ、操作ハンドル9 を操作した時に、上皿6 から遊
技球が1個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射モ
ータの作動により遊技盤5 側に発射するようになってい
る。前枠1 の上部には大当たり表示ランプ10が設けられ
ている。
【0019】遊技盤5 の前面には、発射手段8 により発
射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に設け
られている。そして、このガイドレール11の内側には、
中央入賞手段12、ランプ風車13、始動ゲート14、入賞口
15、特定入賞手段16、第3種始動ゲート17、大入賞手段
18、コーナランプ19等の遊技部品が、またガイドレール
11の外側には上部表示ランプ20及び側部表示ランプ21等
の遊技部品が夫々装着されている。
【0020】遊技盤5 の裏面には、図2に示すように、
この遊技盤5 の裏面側に通過した遊技球を案内するため
の集合板(板部材)22がネジ等により固定されている。
集合板22には、遊技盤5 の入賞口15等を経て裏面側に通
過した遊技球を案内する案内通路23が後側に突出して形
成される他、中央入賞手段12の後部を嵌合させるための
嵌合凹部24と、後方に突出する基板係合突起25とが一体
に設けられている。基板係合突起25は集合板22に複数本
設けられており、その各基板係合突起25の後端部には、
中継基板26が着脱自在に係止されている。
【0021】中央入賞手段12は、遊技盤5 の前面に装着
された入賞ケース(部品本体)27と、この入賞ケース27
の後側にホルダーを介して装着された複数個の電気部品
とを備え、電気部品がホルダーによって入賞ケース27か
ら着脱自在に分離できるようになっている。
【0022】入賞ケース27は合成樹脂製の成形品であっ
て、図2及び図3に示すように、リング状の取り付け板
28と、この取り付け板28から前方に突出する廂部29と、
取り付け板28から後方に突出する有底円筒状の後部ケー
ス体30とを備え、後部ケース体30を遊技盤5 の開口部31
に嵌合させた状態で、取り付け板28を介して遊技盤5の
前面に着脱自在に装着されている。
【0023】廂部29の前面には、中央部にゲート入賞個
数表示窓32及びカウント表示窓33が、各表示窓32,33 の
外側には入賞表示窓34が夫々設けられている。なお、取
り付け板28の左右には、特定入賞表示窓35が上下に2個
ずつ設けられている。
【0024】廂部29の左右の両側面には、遊技球が入球
する通過入口43が形成され、この通過入口43に入球した
遊技球が、後部ケース体30の左右両側に形成された連通
路36を通って後部ケース体30の下部に案内されるように
なっている。後部ケース体30の下部には、中央が下方に
湾曲し且つ前方に若干傾斜したステージ37が設けられ、
連通路36から排出された遊技球がステージ37上を前方に
移動しつつ左右に転動するようになっている。
【0025】後部ケース体30内の下部には、ステージ37
上を移動する遊技球の進行方向を変化させる作動片38が
取り付けられている。作動片38は、ステージ37の中央上
面を前後方向に摺動自在に設けられ、モータ39によって
駆動されるようになっている。そして、モータ39によっ
て作動片38が前後方向に駆動しておき、左右の連通路36
からステージ37上に案内された遊技球が作動片38の先端
部に当接すれば、この作動片38の位置、移動方向等に応
じて遊技球の移動方向が変化するようになっている。
【0026】後部ケース体30の内部は中間の隔壁板40に
より前後に分割され、この隔壁板40には図柄表示窓41と
入賞回数記憶表示窓42とが上下に設けられている。後部
ケース体30の後端には集合板22の嵌合凹部24に嵌合して
おり、その嵌合凹部24側の集合板22には、廂部29、取り
付け板28及び隔壁板40に設けられた各表示窓32,33,34,3
5,41,42 に対応して複数個の電気部品が装着されてい
る。
【0027】即ち、入賞表示窓34及び特定入賞表示窓35
には発光ランプ44,45 が、入賞回数記憶表示窓42には発
光ダイオード46が、ゲート入賞個数表示窓32及びカウン
ト表示窓33にはゲート入賞個数表示管及びカウント表示
管が、図柄表示窓41には変動図柄表示手段47が夫々対応
しており、その発光ランプ44,45 及び発光ダイオード46
はホルダー48を介して集合板22に、変動図柄表示手段47
は直接集合板22に夫々着脱自在に装着されている。
【0028】ホルダー48は絶縁性を有する合成樹脂製で
あって、図4乃至図9に示すように、矩形状のホルダー
基部49と、ホルダー基部49の幅方向の両側及びその中間
に所定の間隔をおいて略平行に一体に突出形成された3
個の隔壁部50,51 と、各隔壁部50,51 間に形成された2
個の端子収容凹部52と、端子収容凹部52と反対側でホル
ダー基部49の長手方向の中央部に一体形成された嵌合装
着部53と、嵌合装着部53の嵌脱側の先端に形成された部
品装着部54とを備え、その端子収容凹部52内に端子具56
が、ホルダー基部49から部品装着部54側に接触ピン57が
夫々設けられている。
【0029】端子具56と接触ピン57は略T字状に一体形
成され、端子収容凹部52側からホルダー48に挿入して固
定されている。端子具56は、両側の隔壁部50,51 に当接
すべく端子収容凹部52に嵌合するコ字状の嵌合保持部58
と、この嵌合保持部58に一体に形成され且つ嵌合保持部
58を端子収容凹部52に嵌合させた時に中間の隔壁部51の
抜け止め係合部に係合する抜け止め片60と、端子収容凹
部52内で嵌合保持部58から両側に延び且つリード線61の
端部側を長手方向に沿って支持する一対のリード線取り
付け部62と、各リード線取り付け部62の外端部に一体に
形成され且つこのリード線取り付け部62に沿って配置さ
れたリード線61を被覆61a 上からカシメて圧着固定する
被覆固定部63と、一方のリード線取り付け部62と被覆固
定部63との間に一体に形成され且つリード線61の芯線61
b をリード線取り付け部62側に電気的に接続すべくカシ
メて圧着固定する芯線固定部64とを一体に備えている。
【0030】一対のリード線取り付け部62は、リード線
61を抱くように断面C字状又はU字状に形成されると共
に、一方側が他方側に比較して若干長くなっており、そ
の長い側のリード線取り付け部62に芯線固定部64が設け
られている。
【0031】各端子収容凹部52内に夫々内嵌された端子
具56は、両者の嵌合保持部58、接触ピン57等がホルダー
基部49の長手方向に若干ずれた状態で、リード線取り付
け部62、被覆固定部63及び芯線固定部64が嵌合装着部53
の中心に対して略点対称となるように、ホルダー48の各
端子収容凹部52内に嵌合されている。なお、固定部63,6
4 は、リード線取り付け部62に一体に形成された一対の
爪をC字状又はU字状に折り曲げて構成されている。
【0032】接触ピン57は先端が球面状に丸くなった円
筒状であって、嵌合保持部58から反対方向に突出するよ
うに端子具56に一体に形成され、ホルダー基部49に形成
されたピン孔65に挿通されて部品装着部54側に突出して
いる。ホルダー48の両側の隔壁部50,51 には、端子具56
の各固定部63,64 をカシメてリード線61を固定する際
に、工具等によるカシメ作業を容易に行い得るように、
各固定部63,64 に対応する部分に凹入部66が形成され、
この凹入部66によって端子収容凹部52が広くなってい
る。
【0033】嵌合装着部53は、集合板22に形成された装
着孔67に着脱自在に嵌合すべく外周側が円形状に形成さ
れ、この嵌合装着部53に固定爪68と規制爪69とが一体に
形成されている。固定爪68はホルダー基部49との間に集
合板22の厚さ分の間隔をおいた状態で、嵌合装着部53の
外周に周方向に一対形成され、その一方の固定爪68に、
集合板22側に対応するように位置決め突起70が、また一
対の固定爪68間に規制爪69が夫々設けられている。
【0034】一方、集合板22側には、嵌合装着部53が着
脱自在に嵌合する装着孔67の他に、この装着孔67の周縁
部に、固定爪68の嵌脱用切り欠き部71と、嵌脱用切り欠
き部71内の固定爪68が集合板22に係脱すべく規制爪69と
によって嵌合装着部53の回動範囲を規制する規制用切り
欠き部72とが形成され、また嵌合装着部53の固定爪68を
集合板22に係合させてホルダー48を集合板22に固定した
時に、位置決め突起70が係合して嵌合装着部53が回動し
ないように位置決めする位置決め凹部73が形成されてい
る。
【0035】部品装着部54は、発光ランプ44等の電気部
品を弾性ソケット74を介して着脱自在に嵌着するための
ものであって、嵌合装着部53の端面側に、この嵌合装着
部53に対して略同心状に形成された凹入部により構成さ
れ、この部品装着部54側に2本の接触ピン57が平行に突
出している。そして、部品装着部54に弾性ソケット74を
介して発光ランプ44等を装着した状態において、嵌合装
着部53を集合板22の装着孔67に嵌脱する際に、集合板22
側と干渉しないように、発光ランプ44等が嵌合装着部53
の外形内に納まるようになっている。
【0036】弾性ソケット74は軟質のウレタンゴム等の
弾性材を円柱状に成形して成り、この弾性ソケット74に
発光ランプ44等の電気部品が着脱自在に装着されてい
る。また弾性ソケット74には、接触ピン57が嵌脱自在に
嵌合する2個のソケット孔75が形成され、このソケット
孔75に接触ピン57を嵌脱させた時に各接触ピン57と接触
するように、発光ランプ44等の2本の端子線76が各ソケ
ット孔75に挿通されている。
【0037】変動図柄表示手段47は、数字図柄等を表示
する左右方向に3個の図柄表示部47a を備え、始動ゲー
ト14を遊技球が通過して、この始動ゲート14が遊技球を
検出した時に、各図柄表示部47a の表示図柄が所定時間
だけ変動するように構成されている。
【0038】なお、左右の入賞表示窓34に対応する左右
2個の発光ランプ44、左右の特定入賞表示窓35に対応す
る左右2個の発光ランプ45、及び入賞回数記憶表示窓42
に対応する4個の発光ダイオード46は、夫々リード線61
を介して並列に接続されている。一端の各リード線61は
コネクタ80を有し、中継基板26側の各コネクタ81に着脱
自在に接続されている。
【0039】上記構成において、中央入賞手段12は、合
成樹脂製の成形品である入賞ケース27を構成する後部ケ
ース体30及び集合板22と、発光ランプ44,45 、発光ダイ
オード46及びモータ39等の電気部品とに分割されてお
り、入賞ケース27側と各電気部品とを分離した状態で購
入する。従って、入賞ケース27に後側に発光ランプ44,4
5 、モータ39等の各電気部品を組み込んで1個の中央入
賞手段12として完成したものを購入する場合に比較し
て、部品購入コストが大幅に低減し、全体の製作コスト
を著しく削減することができる。
【0040】遊技盤5 に中央入賞手段12を装着するに際
しては、先ず入賞ケース27の後部側が遊技盤5 の開口部
31に嵌合するように、遊技盤5 の前側から開口部31に合
わせて入賞ケース27を装着する。そして、遊技盤5 の後
側に集合板22をネジ等で固定した後、この集合板22に各
電気部品を装着するか、又は各電気部品を集合板22に装
着した後に、この集合板22を遊技盤5 の後側に固定し
て、遊技盤5 に対する中央入賞手段12の装着と、中央入
賞手段12の組み立てとを平行して進めて行く。
【0041】このため、入賞ケース27を遊技盤5 に装着
する際には、従来のように、入賞ケース27の後側に各電
気部品、リード線等がないので、それらに対する注意を
払う必要がなく、入賞ケース27を極く容易に遊技盤5 に
装着でき、装着作業の自動化等を容易に図ることが可能
である。
【0042】また遊技盤5 に各部品を装着する過程にお
いて、入賞ケース27を遊技盤5 の前側に装着し、この入
賞ケース27に発光ランプ44,45 等の各電気部品が対応す
るように集合板22を遊技盤5 の後側に装着すれば、中央
入賞手段12を完成できるので、入賞ケース27と発光ラン
プ44,45 等の電気部品とを分離しているにも拘わらず、
中央入賞手段12を組み立てた後に遊技盤5 に装着する場
合に比較して、遊技盤5 に各遊技部品を装着する際の工
程は多少増える程度で、遊技盤5 への組み立て工程で全
ての作業を行うことができる。
【0043】例えば、遊技盤5 の後側に集合板22をネジ
等で固定した後、この集合板22に各電気部品を装着する
場合には、集合板22を遊技盤5 に固定する前に、この集
合板22に変動図柄表示手段47及びモータ39等を取り付け
る。そして、この変動図柄表示手段47等の取り付け後
に、集合板22を遊技盤5 の後側にネジ等で装着する。
【0044】次に、各発光ランプ44,45 、発光ダイオー
ド46の個数に応じた数のホルダー48を準備して、それら
の各端子具56をリード線61を介して並列に接続する。即
ち、入賞表示窓34用と特定入賞表示窓35用との場合は、
端子具56、接触ピン57を組み込んだホルダー48を夫々2
個準備し、その各2個のホルダー48をリード線61で並列
に接続し、また入賞回数記憶表示窓42用の場合は、端子
具56、接触ピン57を組み込んだホルダー48を4個準備
し、その4個のホルダー48をリード線61で並列に接続す
る。このため、中央入賞手段12側に基板等を使用するこ
となく、2個の発光ランプ44,45 又は4個の発光ダイオ
ード46を容易に並列に接続することが可能である。
【0045】このリード線61の接続時には、一端側のホ
ルダー48又は中間のホルダー48については、各端子具56
の両側のリード線取り付け部62に沿って両側からリード
線61を当てて、その端部側の被覆61a を被覆固定部63で
圧着固定した後、各リード線61の芯線61b を芯線固定部
64で両側から重ね合わせて、芯線固定部64を圧着して固
定する。
【0046】また他端側のホルダー48については、その
端子具56の一方のリード線取り付け部62側にリード線61
を当てて、被覆固定部63でリード線61の被覆61a を圧着
固定し、芯線固定部64で芯線61b を圧着固定する。
【0047】従って、両側のリード線61の各芯線61b を
1箇所の芯線固定部64で圧着固定することによって、芯
線固定部64の数を少なくして端子具56の構造を簡単にで
きると共に、両芯線61b を1工程で簡単且つ確実に圧着
固定でき、作業が容易である。また各リード線取り付け
部62の外端側に被覆固定部63があり、この被覆固定部63
で各リード線61の被覆61a を圧着固定するため、芯線固
定部64が1箇所であるにも拘わらず、各リード線61をリ
ード線取り付け部62に確実に固定でき、作業中等におけ
るリード線61の不用意な外れを防止できる。
【0048】各固定部63,64 をカシメる場合、端子収容
凹部52内に工具を挿入するが、両側の隔壁部50,51 には
各固定部63,64 に対応する部分に凹入部66があり、その
部分の端子収容凹部52が広がっているため、各固定部6
3,64 のカシメ作業を容易且つ確実に行うことができ
る。なお、端子具56に各リード線61を接続した後、端子
具56及び接触ピン57をホルダー48に挿入するようにして
も良い。
【0049】各端子具56は、隣り合う一対の隔壁部50,5
1 間に形成された端子収容凹部52間に嵌合しており、こ
の端子収容凹部52内でリード線取り付け部62に沿ってリ
ード線61を接続しているため、端子具56、リード線61等
が外部に露出することがなく、ショート等の発生を極力
すくなくできる。
【0050】しかも、各端子具56は、そのリード線取り
付け部62が中央の隔壁部50,51 に長手方向に沿って当接
した状態で、嵌合保持部58を一対の隔壁部50,51 間に嵌
合させて、その嵌合保持部58に一体に形成した抜け止め
片60を抜け止め係合部59に係合させているので、各端子
具56をホルダー48の各端子収容凹部52内に確実に固定で
き、固定部のカシメ時に端子具56に外力がかかったり、
或いは接続後のリード線61に多少の引っ張り力等がかか
るようなことがあっても、端子具56が端子収容凹部52内
で不安定に動き又はホルダー48から脱落することもな
い。
【0051】更に、各端子具56は同一形状のものを用
い、その接触ピン57がホルダー基部49の長手方向に若干
ずれるように反対向きに配置しているので、接触ピン57
間に一定の間隔を確保しながらも、ホルダー48のホルダ
ー基部49側の幅を小さくすることができる。
【0052】2個又は4個のホルダー48を適当な長さの
リード線61を介して互いに接続すると共に、その一端側
にコネクタ80を有するリード線61を接続すれば、その
後、各ホルダー48の部品装着部54に各発光ランプ44,45
、発光ダイオード46を装着する。この発光ランプ44,45
、発光ダイオード46を装着する際には、発光ランプ44,
45 、発光ダイオード46に付けた状態の弾性ソケット74
を、そのソケット孔75に2本の接触ピン57を嵌合させな
がら、ホルダー48の部品装着部54に嵌合させて装着す
る。
【0053】この時、弾性ソケット74のソケット孔75に
接触ピン57が嵌合するため、部品装着部54に発光ランプ
44,45 、発光ダイオード46を装着すると同時に、接触ピ
ン57を介して発光ランプ44,45 、発光ダイオード46を2
本の接触ピン57に電気的に接続できる。また部品装着部
54に嵌合する弾性ソケット74に対して2本の接触ピン57
が嵌合しているため、この接触ピン57によって弾性ソケ
ット74を部品装着部54に確実に固定することが可能であ
る。
【0054】弾性ソケット74を部品装着部54に装着する
と、発光ランプ44,45 、発光ダイオード46をホルダー48
に装着できるので、次にホルダー48の嵌合装着部53に形
成した固定爪68を、入賞表示窓34、特定入賞表示窓35、
入賞回数記憶表示窓42に対応して集合板22に形成した各
装着孔67の嵌脱用機71に合わせて、嵌合装着部53を装着
孔67に嵌合させる。
【0055】そして、ホルダー基部49が集合板22に当接
すると、ホルダー48を嵌合装着部53の軸心廻りに回動さ
せて、各固定爪68を集合板22に係合させながら締め付け
て固定する。この時、規制爪69が規制用切り欠き部72の
端縁に当接するまで嵌合装着部53が回動すると、位置決
め突起70が位置決め凹部73に係合するので、これによっ
てホルダー48を集合板22に確実に固定できる。
【0056】従って、嵌合装着部53を介して集合板22の
装着孔67にホルダー48を容易且つ確実に装着できる。特
に、嵌合装着部53を集合板22の装着孔67に嵌合させた
後、嵌合装着部53の軸心廻りに回動させれば良いので、
発光ダイオード46用の4個のホルダー48をリード線61で
接続した状態であっても、図11に示すように、各ホル
ダー48の角度を一致させた状態で、嵌合装着部53を装着
孔67に嵌合させて、その後、各ホルダー48を同一方向に
同一角度回動させれば良いので、各リード線61を傷める
ことなく容易にホルダー48を集合板22に装着できる。
【0057】また集合板22に各ホルダー48を装着した状
態では、その位置決め突起70が集合板22側の位置決め凹
部73に係合して、ホルダー48が回動しないようにしてい
るので、振動等を継続的に受けるようなことがあって
も、ホルダー48が集合板22から脱落することがない。
【0058】このようにして2個又は4個のホルダー48
を順次集合板22に装着し、他のモータ39等も同様にして
集合板22に固定する。そして、集合板22側に各電気部品
を装着し終えると、中央入賞手段12自体の組み立てと、
中央入賞手段12の遊技盤5 への取り付けとが同時に終了
する。
【0059】遊技盤5 に他の入賞口15等を装着し、また
集合板22等を装着すると、次に集合板22に中継基板26を
取り付けて、各リード線61の端部のコネクタ80を中継基
板26のコネクタ81に接続する。従って、各発光ランプ4
4,45 、発光ダイオード46に夫々接続されたリード線61
を個々に中継基板26のコネクタ81に接続する場合に比較
して、コネクタ80の接続が容易であり、また中継基板26
のコネクタ81を少なくできる。
【0060】なお、発光ランプ44,45 は、ゲームの進行
に伴って適宜点滅点灯し、また発光ダイオード46は、変
動図柄表示手段47を始動させるための始動ゲート14に遊
技球が1個入賞してその入賞を記憶する毎に点灯し、最
大4個まで点灯させるようになっている。
【0061】始動ゲート14、特定入賞手段16、第3種始
動ゲート17、大入賞手段18及びコーナランプ19は、1個
又は複数個の表示ランプを夫々備えており、ゲーム中に
所定の条件が満たされた時に、点滅点灯する。特定入賞
手段16は、変動図柄表示手段47の各図柄表示部47a の停
止図柄が「7・7・7」等の所定の組み合わせの当たり
図柄となった時に開放する。
【0062】図12乃至図16は本発明の第2の実施形
態を例示する。図12乃至図16に示すように、ホルダ
ー48の嵌合装着部53及び部品装着部54は、ホルダー基部
49に一体に形成された一対の円弧状突部82により構成さ
れている。即ち、一対の円弧状突部82の外周側が嵌合装
着部53となっており、この円弧状突部82の外周側を集合
板22の装着孔67に圧入状態で着脱自在に嵌合させるよう
になっている。また一対の円弧状突部82の内周側が部品
装着部54となっており、この円弧状突部82の内周側に弾
性ソケット74を着脱自在に嵌合させるようになってい
る。なお、装着孔67はホルダー48の取り付け角度が一定
するように略長円状に形成されている。
【0063】各端子具56は、芯線固定部64を有するリー
ド線取り付け部62が逆U字状の嵌合保持部58の両側に略
対称に設けられ、この各リード線取り付け部62の芯線固
定部64によって各リード線61の芯線61b をその被覆61a
の極く近傍で圧着固定するようになっている。一方、各
隔壁部50,51 の両端には、各芯線固定部64の近傍で各リ
ード線61の端部側を端子収容凹部52内に抱き込み状に保
持するように、各端子収容凹部52側に突出する抱き込み
突部83が形成され、この抱き込み突部83間の間隔が狭く
なっている。なお、各抱き込み突部83の入り口側は、リ
ード線61が入り易くなるように傾斜面になっている。嵌
合保持部58には抜け止め片60が一体に形成され、嵌合保
持部58が一対の隔壁部50,51 間に嵌合した状態で、この
抜け止め片60が中央の隔壁部51の抜け止め係合部59に係
合している。
【0064】この実施形態では、嵌合装着部53を集合板
22の装着孔67に圧入状態で嵌合させれば良いので、ホル
ダー48の集合板22に対する着脱が更に容易である。また
嵌合装着部53が一対の円弧状突部82から構成されている
ので、この円弧状突部82を集合板22の装着孔67に適度な
強さで容易に圧入できる。しかも、嵌合装着部53の一対
の円弧状突部82に合わせて集合板22の装着孔67を略長円
状に形成しているため、ホルダー48を略一定の向きに固
定できる。
【0065】端子具56にはその各リード線取り付け部62
の外端に芯線固定部64を備え、この芯線固定部64で各リ
ード線61の芯線61b を圧着固定する構造を採用してお
り、各リード線61の被覆61a を固定しない構造にしてい
るので、端子具56の長さを短くできる。また各隔壁部5
0,51 の両端の抱き込み突部83で端子収容凹部52内のリ
ード線61を抱き込むため、リード線61の被覆61a を固定
しない構造であるが、芯線固定部64に必要以上の外力が
かかることを防止できる。
【0066】図17は本発明の第3の実施形態を例示
し、ランプ風車13に採用したものである。ランプ風車13
は、開口部85に対応して遊技盤5 の前側にネジ86により
固定された取り付けベース87と、この取り付けベース87
に支軸88を介して回転自在に支持された回転体89とを備
え、その取り付けベース87のランプ孔90に嵌合するよう
に集合板22側に2個の発光ランプ44が設けられている。
各発光ランプ44は弾性ソケット74を介してホルダー48に
装着され、ホルダー48の嵌合装着部53は集合板22の装着
孔67に着脱自在に嵌合されている。そして、各発光ラン
プ44はホルダー48内の端子具56、リード線61を介して並
列に接続されている。
【0067】図18乃至図20は本発明の第4の実施形
態を例示し、コーナランプ19に採用したものである。コ
ーナランプ19は、開口部91に対応して遊技盤5 の前側に
ネジ92により固定された取り付けベース93と、この取り
付けベース93に着脱自在に装着された3個のランプカバ
ー94と、3個のランプカバー94を覆うべく取り付けベー
ス93に着脱自在に装着された外カバー95とを備え、各ラ
ンプカバー94に対応して取り付けベース93に形成された
ランプ孔96に嵌合するように集合板22側に3個の発光ラ
ンプ44が設けられている。各発光ランプ44は弾性ソケッ
ト74を介してホルダー48に装着され、ホルダー48の嵌合
装着部53は集合板22の装着孔67に着脱自在に嵌合されて
いる。そして、各発光ランプ44はホルダー48内の端子具
56、リード線61を介して並列に接続されている。
【0068】図21は本発明の第5の実施形態を例示
し、集合板22に突条部98を形成し、この突条部98にホル
ダー48を着脱自在に装着するようにしたものである。ホ
ルダー48の嵌合装着部53には一対の固定爪68があり、集
合板22の装着孔67には、固定爪68に対応する嵌脱用切り
欠き部71があり、この嵌脱用切り欠き部71に固定爪68を
合わせた状態で嵌合装着部53を装着孔67に対して嵌脱
し、また嵌合状態で90度回動させてロックするように
なっている。
【0069】図22は本発明の第6の実施形態を例示
し、入賞ケース27の後部ケース体30の後端には後壁板55
をネジ等で着脱自在に装着し、この後壁板55には発光ラ
ンプ44等をホルダー48を介して装着するようにしたもの
である。
【0070】本発明は、これら第3〜第6の実施形態に
示すような形態でも実施することが可能である。以上、
本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれ
ら限定されるものではなく、アレンジボール機等の他の
各種弾球遊技機の他、回動式遊技機等においても同様に
採用することができる。
【0071】各実施形態では、遊技部品として中央入賞
手段12を例示し、この中央入賞手段12を入賞ケース27と
他の各電気部品とに分離して、その電気部品をホルダー
48を介して集合板22に装着する場合について説明した
が、他の始動ゲート14等の各遊技部品においても同様に
実施可能である。
【0072】支持部材は集合板22、後壁板55以外のもの
でも良い。嵌合装着部53は角形でも良い。またホルダー
48に設けるべき端子具56は3個以上あっても良く、この
場合には、端子具56と同数の端子収容凹部52をホルダー
48内に設ければ良い。なお、接触ピン57の間隔、寸法等
を変えれば、発光ダイオード46の場合にも同様に実施す
ることができる。また、必ずしも電気部品の全てをホル
ダー48を用いて装着する必要はない。
【0073】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、電気
部品44,45,46を備えた遊技機において、電気部品44,45,
46の装着部位の支持部材22,55 にホルダー48を着脱自在
に設け、このホルダー48に、リード線61を接続する端子
具56と、電気部品44,45,46を着脱自在に装着する部品装
着部54と、この部品装着部54に電気部品44,45,46を装着
した時に、この電気部品44,45,46を端子具56に電気的に
接続する接触ピン57とを設けているので、製作コストを
低減できると共に、電気部品44,45,46の装着作業の能率
化、自動化が容易であり、電気部品44,45,46の接続と組
み込みを容易にでき、複数個の電気部品44,45,46の並列
接続等を容易に行うことができる。
【0074】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、絶縁性のホルダー48の部品装
着部54と反対側に一対の端子収容凹部52を設け、この各
端子収容凹部52内に、リード線61を圧着により接続可能
な端子具56を設け、この端子具56と一体の接触ピン57を
部品装着部54側に突出させているので、端子具56に対す
るリード線の接続が容易であると共に、ショート等を防
止でき、弾性ソケット74等を用いた時にも接触ピン57に
よって電気部品44,45,46を確実に固定できる。
【0075】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、支持部材22,55 に、装
着孔67を設け、ホルダー48に、装着孔67に着脱自在に嵌
合する嵌合装着部53を設けているので、支持部材22,55
に対してホルダー48を容易に着脱でき、組み立て、点
検、修理等の際に電気部品44,45,46を容易に着脱でき
る。
【0076】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1、2又は3に記載の発明において、部品装着部54に電
気部品44,45,46を装着した時に、該電気部品44,45,46が
嵌合装着部53の外形内に納まるように、部品装着部54を
嵌合装着部53の嵌合方向側に設けているので、嵌合装着
部53を支持部材22,55 側の装着孔67に嵌脱することによ
り、部品本体27内の電気部品44,45,46を容易に着脱でき
る。
【0077】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1、2、3又は4に記載の発明において、ホルダー基部
49の幅方向に複数個の端子収容凹部52を略平行に形成
し、この各端子収容凹部52内に、各接触ピン57が長手方
向にずれるように各端子具56を設けているので、ホルダ
ー基部49を小型化できる。
【0078】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1、2、3、4又は5に記載の発明において、端子具56
に、接触ピン57から両側に突出し且つ長さの異なるリー
ド線取り付け部62を設け、この各リード線取り付け部62
の外端側に、リード線61の被覆61a をリード線取り付け
部62に圧着し固定する被覆固定部63を夫々設け、長いリ
ード線取り付け部62の被覆固定部63と接触ピン57との間
に、各リード線取り付け部62側からのリード線61の芯線
61b を該リード線取り付け部62に圧着し固定する芯線固
定部64を設けているので、端子具56を簡単且つ小型化で
きると共に、リード線61を容易に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の断面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す中央入賞手段の
正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す電気部品装着装
置の一部省略斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す電気部品装着装
置の断面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】図5のC−C線断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す電気部品装着装
置の背面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す入賞回数記憶
表示部の一部省略正面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す入賞回数記憶
表示部のホルダー装着時の一部省略説明図である。
【図12】本発明の第2の実施形態を示す電気部品装着
部の分解斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す電気部品装着
部の断面図である。
【図14】図13のD−D線断面図である。
【図15】図13のE−E線断面図である。
【図16】図14のF−F線断面図である。
【図17】本発明の第3の実施形態を示すランプ風車の
断面図である。
【図18】本発明の第4の実施形態を示すコーナランプ
の縦断面図である。
【図19】本発明の第4の実施形態を示すコーナランプ
の拡大断面図である。
【図20】本発明の第4の実施形態を示すコーナランプ
の拡大横断面図である。
【図21】本発明の第5の実施形態を示す電気部品装着
部の斜視図である。
【図22】本発明の第6の実施形態を示す遊技盤の断面
図である。
【符号の説明】
22,55 支持部材 44,45,46 電気部品 48 ホルダー 49 ホルダー基部 52 端子収容凹部 53 嵌合装着部 54 部品装着部 56 端子具 57 接触ピン 61 リード線 61a 被覆 61b 芯線 62 リード線取り付け部 63 被覆固定部 64 芯線固定部 67 装着孔

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品(44)(45)(46)を備えた遊技機に
    おいて、電気部品(44)(45)(46)の装着部位の支持部材(2
    2)(55)にホルダー(48)を着脱自在に設け、このホルダー
    (48)に、リード線(61)を接続する端子具(56)と、電気部
    品(44)(45)(46)を着脱自在に装着する部品装着部(54)
    と、この部品装着部(54)に電気部品(44)(45)(46)を装着
    した時に、この電気部品(44)(45)(46)を端子具(56)に電
    気的に接続する接触ピン(57)とを設けたことを特徴とす
    る遊技機用の電気部品装着装置。
  2. 【請求項2】 絶縁性のホルダー(48)の部品装着部(54)
    と反対側に一対の端子収容凹部(52)を設け、この各端子
    収容凹部(52)内に、リード線(61)を圧着により接続可能
    な端子具(56)を設け、この端子具(56)と一体の接触ピン
    (57)を部品装着部(54)側に突出させたことを特徴とする
    請求項1に記載の遊技機用の電気部品装着装置。
  3. 【請求項3】 支持部材(22)(55)に、装着孔(67)を設
    け、ホルダー(48)に、装着孔(67)に着脱自在に嵌合する
    嵌合装着部(53)を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の遊技機用の電気部品装着装置。
  4. 【請求項4】 部品装着部(54)に電気部品(44)(45)(46)
    を装着した時に、該電気部品(44)(45)(46)が嵌合装着部
    (53)の外形内に納まるように、部品装着部(54)を嵌合装
    着部(53)の嵌合方向側に設けたことを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載の遊技機用の電気部品装着装置。
  5. 【請求項5】 ホルダー基部(49)の幅方向に複数個の端
    子収容凹部(52)を略平行に形成し、この各端子収容凹部
    (52)内に、各接触ピン(57)が長手方向にずれるように各
    端子具(56)を設けたことを特徴とする請求項1、2、3
    又は4に記載の遊技機用の電気部品装着装置。
  6. 【請求項6】 端子具(56)に、接触ピン(57)から両側に
    突出し且つ長さの異なるリード線取り付け部(62)を設
    け、この各リード線取り付け部(62)の外端側に、リード
    線(61)の被覆(61a) をリード線取り付け部(62)に圧着し
    固定する被覆固定部(63)を夫々設け、長いリード線取り
    付け部(62)の被覆固定部(63)と接触ピン(57)との間に、
    各リード線取り付け部(62)側からのリード線(61)の芯線
    (61b) を該リード線取り付け部(62)に圧着し固定する芯
    線固定部(64)を設けたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4又は5に記載の遊技機用の電気部品装着装置。
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