JP2709964B2 - コネクター - Google Patents

コネクター

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JP2709964B2 JP20550689A JP20550689A JP2709964B2 JP 2709964 B2 JP2709964 B2 JP 2709964B2 JP 20550689 A JP20550689 A JP 20550689A JP 20550689 A JP20550689 A JP 20550689A JP 2709964 B2 JP2709964 B2 JP 2709964B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば自動車用の電気、電子機器回路を接続
するためのコネクターに関するもので、特に金属密着性
にすぐれた特定のポリブチレンテレフタレート(以下PB
Tと略す)樹脂組成物により成形されているため金属性
端子との密着性が良くシール性効果の高いコネクターに
関するものである。
(従来技術) 熱可塑性樹脂を使用したコネクターの中でPBT樹脂製
コネクターは耐熱性、耐薬品性、寸法安定性に優れてい
るため、今後の使用量は著しく伸長するものと見込まれ
ている。
特に自動車用コネクターの場合その材料としてポリア
ミド、ポリプロピレン等の他の材料から上記高性能な寸
法安定性のPBT樹脂の置換が進むものと予想されてい
る。
その中で近年、自動車のフュエルポンプ用コネクター
のような特にシール性を要求されるコネクターにおいて
もPBT樹脂が使用され始めている。
フュエルポンプ用コネクター(1)は第1図のごとく
自動車のガソリンタンク(3)に取り付けられ、ガソリ
ンタンク内外の導通を行なうためのコネクターである。
前記コネクター(1)は第2図のごとく金属性端子
(2)をインサートした状態で成形されるため、成形後
のコネクター樹脂(5)の収縮により金属性端子(2)
と樹脂(5)との接触面間(6)に空隙が発生しやすい
(第3図参照)。しかしながら、前記フュエルポンプ用
コネクターにおいては上記接触面(6)に空隙が発生す
るとコネクターB側からガソリン(4)が空隙内に侵入
しA側へ洩れる危険性があった。そこでこのようなガソ
リンの洩れを防ぐため端子(2)とコネクター樹脂
(5)との接触面(6)のシール性を向上させることが
必要であった。
従来は上記のシール性向上対策として金属端子(2)
の表面にエポキシ樹脂をつけた後、前記端子(2)を樹
脂(5)内にインサートしてコネクター成形を行い、端
子(2)と樹脂(5)との密着性向上を図っていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記のような処置をすると工程が複雑にな
り、また、シール性確認のための全数検査も必要となり
生産コストが上昇するという問題点があった。また、自
動車用部品はきびしい耐環境特性を必要とするため、高
温放置試験、サーマルショック試験、散水試験等の耐環
境試験後においても前述した空隙が発生しないことが必
要とされる。そこで、端子のエポキシ付け工程を必要と
せず、かつ、シール性効果のすぐれたコネクターの開発
が切望されていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は前記の問題点を解決するために鋭意検討し
た結果、金属との密着接合性の優れたPBT樹脂組成物を
用いたシール性の高いコネクターを開発するに至った。
本発明のコネクターは、 ポリブチレンテレフタレート樹脂100重量部に対して (イ)エポキシ当量が500以上であり40℃以下で固体の
エポキシ化合物を1.0〜8.0重量部と (ロ)高級脂肪酸のアミド、エステル、金属塩、ポリア
ルキレン系ワックスおよびポリ有機シロキサンから選ば
れた少なくとも1種を0.01〜2.0重量部と (ハ)ヒンダントフェノール系熱安定剤、チオエーテル
系熱安定剤、3価の有機リン化合物から選ばれた1種又
は2種以上を0.05〜1.0重量部と を含有したポリブチレンテレフタレート樹脂組成物によ
り構成されている。
本発明のPBT樹脂は、例えば1,4−ブタンジオールとジ
メチルテレフタレートから製造されるものが用いられる
が、代わりに製造の際に必要に応じてエチレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール等のジオールや、テレフタ
ル酸以外のジカルボン酸などの少量の第三成分を共縮合
させたポリマーを用いても良い。
本発明に使用されるエポキシ化合物(イ)としては、
エチレングリコールのビスエポキシジシタロペンタジエ
チルエーテル、ブタジエンジエポキシノイドのような脂
肪族ジエポキシ化合物、ビスフェノールAジグリシジル
エーテル、フタル酸のジグリシジルエーテルのような芳
香族ジエポキシ化合物、テトラブロモビスフェノールA
ジグリシジルエーテルのようなハロゲン含有ジエポキシ
化合物等を挙げることができるが、これらの中でビスフ
ェノールAジグリジルエーテルでそのエポキシ当量が50
0以上で40℃以下で固体のものが好ましい。
これらエポキシ化合物(イ)の添加量はPBT樹脂100重
量部に対し1.0〜8.0重量部が好ましい。エポキシ化合物
の添加量が1.0重量部未満であると、金属との密着性向
上の効果が少なく、その量が8.0重量部を越えると溶融
粘度が高くなりそのため成形温度を上げる必要があるこ
とから成形時の熱劣化が起こる。
エポキシ樹脂の水酸基は金属表面の酸化物と強い水素
結合を形成する。そのため、被接着体との間に強い凝集
エネルギーを持ち、金属に対しての接着力が高まる。
上記エポキシ化合物(イ)を含有せしめることにより
金属との密着性は飛躍的に向上するが半面PBT自体の成
形性及び成形時の滞留安定性が本来よりもさらに低下す
るという問題がある。
そこで本発明では、さらに離型剤および熱安定剤を含
有することが必要条件となるが、PBTとエポキシ化合物
からなる組成物に対し、上記(ロ)(ハ)からなる特定
の離型剤と熱安定剤を使用する場合に限り、優れた金属
性端子との密着性、成形性、成形時の滞留安定性を有し
たコネクタを得ることができる。
本発明で離型剤として使用できる化合物(ロ)は、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン酸及びモンタン酸等の高級脂肪酸のアミド、
エステルおよび金属塩、ポリエチレンワックスなどのポ
リアルキレン系ワックス及びポリジメチルシロキサンな
どのポリ有機シロキサンから選ばれた少なくとも一種類
である。ここで高級脂肪酸系化合物の具体例としてはエ
チレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリ
ン酸アミド、エチレンビス−3(3,5−ジ−第三ブチル
−4−ヒドロキシフェノール)プロパンアミド等の高級
脂肪酸アミド、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸モノ
グリセライド、ステアリン酸ソルビタンエステル、モン
タン酸脂肪族2価アルコールエステル等の高級樹脂酸エ
ステル(およびその部分ケン化合物)及びステアリン酸
ナトリウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アル
ミニウム、バルミチン酸カルシウム、バルミチン酸マグ
ネシウム、ドデカンジカルボン酸カルシウム、モンタン
酸カルシウム、セバシン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩
があげられる。
これら化合物(ロ)群の中でも特にエチレンビスステ
アリン酸アミド、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸
マグネシウム、モンタン酸エステルの部分カルシウムケ
ン化合物及び分子量2000〜4000のポリエチレンワックス
の使用が好適である。
上記化合物(ロ)群の離型剤の添加量はPBT樹脂100重
量部に対して0.01〜2.0重量部が好ましい。添加量が0.0
1重量部以下では離型性の改良が十分でなく、一方、2.0
重量部を越えた場合はPBT樹脂と金属との密着性が損な
われる傾向があるため好ましくない。
本発明で用いられるヒンダントフェノール系熱安定
剤、チオエーテル系熱安定剤及び3価の有機リン化合物
は公知のものが用いられるが、ヒンダントフェノール系
熱安定剤としては融点が100℃以上のものが好ましい。
例としては、ペンタエリスリチル−テトラ−キス[3
−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル]プロピオネート及びトリス−[3−(3,5−ジ−ter
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル]−イソシアヌレ
ートが好適である。
本発明におけるチオエーテル系熱安定剤、3価の有機
リン化合物としては公知のものが用いられる。
例えば、チオエーテル系熱安定剤としては、ジラウリ
ルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロピオ
ネート、ジステアリルチオジプロピネート、テトラキス
[メチレン−3−(ドデシルチオ)プロピオネート]メ
タンが挙げられ、特にテトラキス[メチレン−3−(ド
デシルチオ)プロピオネート]メタンが好適である。
また、3価の有機リン化合物としては、トリフェニル
ホスファイト、シフェニルシソデシルホスファイト、ト
リスジノニルフェニルホスファイト、トリス(ノニル、
フェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−tert−ブ
チルフェニル)ホスファイト、ビス(2,6−ジ−tert−
ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール−
ジ−ホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェ
ニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイトが挙げ
られ、特に、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)ホスファイト、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4
−メチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスフ
ァイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ペン
タエリスリトール−ジ−ホスファイトが好適である。
これらのヒンダントフェノール系熱安定剤、チオエー
テル系熱安定剤及び3価の有機リン化合物は、それぞれ
単独で用いても効果があるが、これらの2種又は3種の
併用、例として、ヒンダントフェノール系熱安定剤/チ
オエーテル系熱安定剤、ヒンダントフェノール系熱安定
剤/3価の有機リン化合物、ヒンダントフェノール系熱安
定剤/チオエーテル系熱安定剤/3価の有機リン化合物の
ように併用して用いることにより、さらに成形時の滞留
安定性が向上する。
これら熱安定剤(ハ)の添加量は、0.05〜1.0重量部
が好ましい。添加量が0.05重量部未満の場合は成形時の
滞留安定性の改良効果が不十分であり、1.0重量部を越
えると、PBT自体の機械的特性が損なわれる傾向にある
ため好ましくない。
本発明においては、充填剤は必須でないが、必要に応
じて下記充填剤を使用することによって剛性等の向上を
図ることができる。好適な充填剤としては、ガラス繊
維、炭素繊維、金属繊維、アラミド繊維、チタン酸カリ
ウム、アスベスト、炭化ケイ素、セラミック繊維、窒化
ケイ素等の繊維状強化剤、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、カオリン、クレー、バイロフィライト、ベントナイ
ト、セリサイト、ゼオライト、マイカ、雲母、ネフェリ
ンシナイト、タルク、アタルパルジャイト、ウオラスト
ナイト、PMF、フェライト、炭酸カルシウム、ドロマイ
ト、酸化亜鉛、酸化鉄、石こう、石英などの強化充填剤
を挙げることができる。
本発明のコネクターは通常、公知の射出成形、圧縮成
形、トランスファー成形等の任意の方法で成形できる。
本発明の組成物から得られたコネクターは、金属端子
との密着性に優れており、電気・電子部品、自動車部
品、精密機械等の電気・電子機器回路接続用に適してお
り、中でも、厳しい環境特性と高いシール性を要求され
る自動車部品用例えばフュエルポンプコネクター等にお
いてさらに優れた効果を発するものである。
なお、本発明に用いられるエポキシ当量とはJIS・K
・7236−1986に基づいた方法で測定されるものである。
(実施例) 以下、実施例によって本発明を詳述する。
なお、実施例中のMFR圧縮空気試験、滞留安定性試験
とは以下の通りである。
(1)MFR JIS・K7210で定められる測定装置を用い温度250℃、
荷重325g、予熱5分で測定した値である。
(2)圧縮空気試験 第2図のフュエルポンプコネクター(1)水中に沈
め、Aの側にゴムホースを取り付け、1.0kg/m2の圧縮空
気で30秒間加圧し、B側より気泡が発生するかどうかを
確認する。
(3)滞留安定性試験 250℃に設定した型締力75トンのスクリューインライ
ンタイプ射出成形機を用いて金型温度60℃で第1図に示
される金属性端子をインサート成形して得られるフェー
ルポンプコネクタを10ショット成形した後、成形機シリ
ンダー内に樹脂を10分間滞留させた後、再び成形を開始
し、15ショット成形品をとる。この10分滞留後の成形品
と滞留前の成形品のMFRをそれぞれMFR10、MFR0としMFR1
0/FMR0の値を求める。
<実施例1〜6、比較例1〜6> MFRが3.4g/10分のポリブチリンテレフタレート100重
量部に対して 第1表に示した各種エポキシ化合物 離型剤(モンタン酸エステル) ヒンダントフェノール系熱安定剤 ペンタエリスリチール−テトラ−[3−(3,5−ジ−ter
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト] チオエーテル系熱安定剤 テトラキス[メチレン−3−(ドデシルチオ)プロピオ
ネート]メタン 3価の有機リン化合物 ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェニル)
ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイト をドライブレンドし、250℃に設定した40mmφのスクリ
ューを有する押出し機を使用して溶融混合−ペレタイズ
した。次に、得られたペレットを250℃に設定した型締
力75トンのスクリューインラインタイプ射出成型機を用
いて金型温度60℃で第1図に示される金属製端子をイン
サート成型して得られるフェールポンプコネクターを成
形し、成形品を変形させることなく金型から離型するの
に必要な最少時間を測定した。
また、金属性端子とPBT樹脂との密着性を調べるため
水中での圧縮空気試験を行った。さらに前述した滞留安
定性試験を行った。
第1表からわかるように、ポリブチレンテレフタレー
トに対してエポキシ化合物、離型剤、熱安定剤の三者を
添加せしめたポリブチレンテレフタレートを用いること
により、金属性端子との密着性に優れ、かつ良好な成形
性と、成形時の滞留による物性の変化が少ない、品質の
安定したフェルポンプコネクターを得ることができる。
<実施例7〜10、比較例7〜14> MFRが6.0/10分のポリブチリンテレフタレート100重量
部に対して エポキシ化合物(エピクロン7050) ヒンダントフェノール系熱安定剤 トリス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)−イソシアヌレート) チオエーテル系熱安定剤 テトラキス[メチレン−3−(ドデシルチオ)プロピオ
ネート]メタン 3価の有機リン化合物 トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイ
ト 第2表に示した各種離型剤 をドライブリンドし、250℃に設定した40mmφスクリュ
ー押出し機を使用して溶融混合−ペレタイズした。次に
得られたペレットについて実施例1と同様にして成形を
行い最少成形時間を測定した。
また、金属性端子の密着性をみる目的で(80℃×1時
間/−30℃×1時間)×100サイクルのサーマルショッ
クを与えた後の圧縮空気試験を行った。さらに、滞留安
定性試験についても実施例1と同様に行った。
第2表の結果から明らかなようにポリブチレンテレフ
タレートに対してエポキシ化合物、離型剤、熱安定剤の
三者を添加せしめたポリブチレンテレフタレートを用い
ることによりサーマルショック後においても優れた金属
密着性を示し、かつ、良好な成形性と滞留安定性による
品質の優れたフュエルポンプコネクターを得ることがで
きる。
<開発品と従来品との比較> 開発品と従来品のフュエルポンプ用コネクターについ
て以下のような比較実験を行いシール性向上の確認を行
った。
(1)圧縮空気試験 第2図のフュエルポンプコネクター(1)を水中に沈
め、Aの側にゴムホースを取り付け、1.0kg/cm2の圧縮
空気で30秒間加圧し、B側より気泡が発生しない場合は
0.1kg/cm2ずつ2.0kg/cm2まで上げて気泡の有無を確認す
る。
(2)高温放置試験後の圧縮空気試験 120℃の高温槽内にコネクターを120時間放置し、その
後取り出し前記(1)の試験を行う。
(3)サーマルショック試験後の圧縮空気試験 コネクターを試験槽内に入れ、80℃1時間−30℃1時
間を1サイクルとして100サイクルを行い、その後取り
出し前記(1)の試験を行う。
(4)散水試験後の圧縮空気試験 80℃で40分加熱し、その後20分常温水を散水する。
(JIS D 0203 S1)これを48サイクル実施し、その
後前記(1)の試験を行う。
上記(1)〜(4)の試験結果は第3表の通りであ
り、これより、従来品に比べて、金属端子とコネクター
樹脂との密着性、シール性が著しく改善されたことがわ
かる。
(発明の効果) 本発明のコネクターは金属性端子との密着性に優れて
いるので良好なシール性を確保できる。そのため、フュ
エルポンプ用コネクターのようにシール性向上のための
複雑な工程を踏むこともない。
また、本発明のコネクターは耐環境試験後においても
良好なシール性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のフュエルポンプコネクターの使用状
態一部断面図であり、第2図は前記フュエルポンプコネ
クターの断面図である。 第3図はコネクター樹脂と金属性端子の接触状態図であ
る。 図中、1……フュエルポンプ用コネクター 2……金属性端子 3……ガソリンタンク 4……ガソリン 5……コネクター樹脂 6……端子と樹脂との接触面 を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリブチレンテレフタレート樹脂100重量
    部に対して (イ)エポキシ当量が500以上で40℃以下で固体のエポ
    キシ化合物を1.0〜8.0重量部と、 (ロ)高級脂肪酸のアミド、エステル、金属塩、ポリア
    ルキレン系ワックスおよびポリ有機シロキサンから選ば
    れた少なくとも1種を0.01〜2.0重量部と、 (ハ)ヒンダントフェノール系熱安定剤、チオエーテル
    系熱安定剤、3価の有機リン化合物から選ばれた1種又
    は2種以上を0.05〜1.0重量部と を含有したポリブチレンテレフタレート樹脂組成物によ
    り構成されたことを特徴とするコネクター。
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