JP2709641B2 - 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置 - Google Patents

印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置

Info

Publication number
JP2709641B2
JP2709641B2 JP2593390A JP2593390A JP2709641B2 JP 2709641 B2 JP2709641 B2 JP 2709641B2 JP 2593390 A JP2593390 A JP 2593390A JP 2593390 A JP2593390 A JP 2593390A JP 2709641 B2 JP2709641 B2 JP 2709641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cutter
upstream
paper
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2593390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03232665A (ja
Inventor
寿明 岸根
幹雄 吉川
英俊 伊藤
洋之 高野
Original Assignee
宮腰機械製作株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宮腰機械製作株式会社 filed Critical 宮腰機械製作株式会社
Priority to JP2593390A priority Critical patent/JP2709641B2/ja
Priority to US07/651,569 priority patent/US5139248A/en
Priority to DE69121117T priority patent/DE69121117T2/de
Priority to EP91101633A priority patent/EP0441360B1/en
Publication of JPH03232665A publication Critical patent/JPH03232665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2709641B2 publication Critical patent/JP2709641B2/ja
Priority to HK98104783A priority patent/HK1005585A1/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輪転印刷機の下流側に装備された折り機よ
りジグザグ状に折りたたまれて排出されてくる用紙を、
所定の折りセット枚数毎に切断すると共に、切断位置に
おける上流側と下流側とを区分けするための印刷用紙折
り装置における折り用紙区分け装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
上記切断位置における折り用紙の切断及び区分けは、
従来作業者による手作業によっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の折り用紙区分け装置にあっては、切断及び
区分けを作業者による手作業にて行なわれていたため、
その作業がやっかいであると共に、作業工数が多く必要
とする問題があった。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、切断
位置における折り用紙の切断及び区分けを手作業による
ことなく自動的に行なわれ、これらの作業の人工数を減
らすことができ、その折り用紙の切断及び区分けを極め
て整然と行なうことができるようにした印刷用紙折り装
置における折り用紙区分け装置を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る印刷用紙折
り装置における折り用紙区分け装置は、折り機1の下側
に設けられた折り用紙の搬送手段の下流側端部の用紙切
断位置に、案内フレーム50を上下動可能に用けると共
に、この案内フレーム50側に、カッタ台61を、用紙1の
幅より長い範囲にわたって移動可能に、かつ上下方向と
用紙の送り方向に移動可能にして設け、このカッタ台61
に、このカッタ台61を下流側へ移動した状態で切断位置
にある折り用紙の折り目に沿う姿勢にしてカッタ63を固
着し、さらに上記案内フレーム50を上下動する案内フレ
ーム上下動手段と、カッタ台61を各方向に移動するカッ
タ台移動手段とを設け、上記案内フレーム50側に切断位
置における折り用紙3の高さを検出する用紙高さ検出セ
ンサ65を設け、また上記カッタ台61の上方に、上記カッ
タ台61が上流端側へ移動し、かつ用紙3の幅方向中間に
位置した状態で、カッタ63の両側で、かつこのカッタ63
より下流側に上方から挿入する板状のくし74を、上下方
向に移動可能に、かつ上記位置より上流側へ、シリンダ
装置等の駆動手段にて移動可能にして上記案内フレーム
50に設け、さらに、上記切断位置より下流側に搬送手段
の搬送速度を上流側の搬送手段より速くした構成となっ
ている。
〔作 用〕
カッタ台61を用紙3の一側方に位置させると共に下動
してカッタ63を用紙3の折り目の側方に位置させ、その
後上昇しながら幅方向に移動することにより、上記折り
目が切断される。切断後はカッタ台61を幅方向中央に戻
し、これを上流側へ移動することにより、切断部分が
上、下流方向に分離される。このとき、切断位置におけ
る折り用紙3の高さが用紙高さ検出センサ65にて検出さ
れ、この検出高さに応じて案内フレーム50が上下動して
カッタ63の高さが調整される。
カッタ63による用紙3の切断の終了後、カッタ台61を
用紙3の中央に位置させると共に上流側へ移動して、こ
のカッタ台61にて切断位置の上流側の用紙3を上流側へ
少し押し戻し、ついで、これによって生じた用紙間の隙
間に、くし74を下動して挿入し、ついでこのくし74を上
流側へ移動して上流側の用紙をさらに大きく押し戻す。
この状態で下流側の用紙を上流側の搬送手段より搬送速
度より速くした下流側の搬送手段にて搬送する。その後
くし74を上動しながら下流側へ移動させる。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は折り機であり、この折り機1の振り子ノズル
2より排出される用紙3は、ハタキ4及びスクリュウ5
にてあらかじめミシン目装置にて加工されたミシン目に
沿ってジクザグ状に折りたたまれて受けベルト6上に排
出されるようになっている。7a,7bはこの受けベルト6
に直列状に連設された第1、第2の搬送ベルトであり、
第2の搬送ベルト7bは、第1の搬送ベルト7aと同一平面
状態からその上流側が上昇した姿勢となる範囲にわたっ
て傾動可能になっている。
上記折り機1の下側位置から第1の搬送ベルト7aと第
2の搬送ベルト7bの連接位置にわたって折り用紙分離位
置指示装置8が設けてあり、また第1と第2の搬送ベル
ト7a,7bの連接位置の上方に、上記用紙の分離位置指示
装置8にて指示された分離位置の折り目に沿って用紙3
を切断する切断装置9と、この切断装置9にて切断され
た用紙3をこの切断位置で先行の用紙と前後方向に区分
ける区分け装置10とが設けられている。
上記折り用紙分離位置指示装置8は第2図から第6図
に示すようになっているが、この装置8は折り機1の幅
方向両側で対称の構成となっているので、その一方(幅
方向手前側)について説明する。
11はレールであり、このレール11は折り機1の折り位
置の上流側から切断装置9の下側部にわたる長さになっ
ており、かつこれの下流側部を中心に上下方向に回動可
能に設けられている。
すなわち、レール11の上流側端部の側面にブラケット
12が固着してあり、このブラケット12は回転軸13と案内
棒14に幅方向に摺動自在に支持されている。回転軸13は
幅方向に設けられ、その両端部は昇降側板15に回転自在
に支承されており、また案内棒13の基端は昇降側板15に
固着してある。昇降側板15は幅方向両側のフレーム16の
内側に沿って上下方向に移動可能になっており、この昇
降側板15の下部が昇降装置17の上端部に幅方向の軸心に
対して揺動自在に連結されている。この昇降装置17はフ
レーム16に固着されたモータ18にて回転されるねじ杆19
と、このねじ杆19の先端部に螺合した連結部材20とから
なり、この連結部材20が上記昇降側板15の下部に回動自
在に連結されている。
上記レール11の下流側端部は幅方向に設けた案内棒21
に摺動自在に支持されている。また案内棒21の基端部
は、後述する切断装置9の案内フレーム50に揺動自在に
支持された揺動フレーム22に固着されている。またレー
ル11の下流側端部の側面にブラケット23が固着されてい
る。
上記レール11の上、下流側端部にそれぞれ固着された
ブラケット12,23と、昇降側板15及び揺動側板22とはそ
れぞれオフセット用のシリンダ装置24a,24bにて連結さ
れていて、この両シリンダ装置24a,24bを伸縮動するこ
とによりレール11が回転軸13及び両案内棒14,21に沿っ
て折り機1の幅方向に平行移動するようになっている。
上記レール11内にはこれと平行に送りねじ杆25がその
両端部をレール11に支承して設けられている。送りねじ
杆25の上流側端部は上記回転軸13と傘歯車機構26を介し
て連結されている。回転軸13はフレーム16に固着された
台27に支持されたモータ28に歯車機構29を介して連結さ
れている。
上記送りねじ杆25には軸方向にLだけ離間して第1、
第2の送りコマ31,32が螺装してある。なおこの両送り
コマ31,32はレール11内で回転しないで摺動だけするよ
うになっている。レール11には摺動コマ33が摺動自在
に、かつ上記両送り31,32の対向間内でストロークlに
わたって自由に移動するように係合してある。
摺動コマ33の側面には支軸34が突設してあり、この支
軸34に回動レバー35がレール11に沿う方向に回動自在に
枢支してある。そしてこの回動レバー35の先端部に分離
用ヘラ36の基部が回動自在に枢支されている。分離用ヘ
ラ36は折り機1の幅方向にヘラ状になっており、かつ折
り機1の幅方向の外側部に2枚の舌片が離間対するカッ
タ案内部36aが設けてある。
レール11の両端部に固着したブラケット12,23には分
離用ヘラ36を支持する回動レバー35の姿勢及び分離用ヘ
ラ36の姿勢を制御する姿勢制御カム機構37a,37bが設け
てある。
上流側の姿勢制御カム機構37aは回動レバー35を立ち
上げると共に、分離用ヘラ36をレール11と平行するため
のもので、分離用ヘラ36の上側面に当接する案内棒38
と、回動レバー35に設けたピン39a,39bに当接する案内
カム40とからなっている。
一方下流側の姿勢制御カム機構37bは、回動レバー35
を立ち上がらせると共に、分離用ヘラ36を下流側斜め上
方へ向けて固定するためのもので、回動レバー35に設け
たピン39a,39b,39cに当接する案内カム41a,41bと、分離
用ヘラ36の端部に設けた係止突起36aに係合してこれの
姿勢及び位置決めを行なうヨーク状の位置決め部材42と
からなっている。位置決め部材42は上下流方向に摺動可
能になっており、ばね43にて支持されている。
レール11の上流側端部の上面には、上記上流側端部に
位置する摺動コマ33を、ストロークlにわたって下流側
へ押すためのヘラ挿入用のシリンダ装置44が設けてあ
る。
45,46は上記摺動コマ33の上、下流方向の移動限を検
出する位置検出センサである。
次に切断装置9の構成を第1図及び第7図から第10図
に基づいて説明する。
図中50は幅方向の両側の本体フレーム16のそれぞれの
上側に、上下動可能にして設けられた案内フレームであ
り、この案内フレーム50の上面に移動フレーム51が用紙
3の送り方向に移動自在に載置されている。案内フレー
ム50の下面にはラック52が設けてあり、このラック52に
移動フレーム51側に設けたピニオン53が噛合してあり、
このピニオン53を駆動することにより移動フレーム51が
案内フレーム50に沿って用紙の送り方向の上、下流側方
向へ移動するようになっている。
上記移動フレーム51の幅方向両側部に一対の補助案内
レール54が上流側へ向け、かつ上方へ傾斜して設けてあ
り、この補助案内レール54に切断装置用のフレーム55が
移動自在に跨架されている。この切断装置用のフレーム
55は補助案内レール54に係合した側板56と、この両側板
56間に架橋したステー57とからなっていて、これのステ
ー57にロッドレスシリンダ58が幅方向に向けて固着して
あり、このロッドレスシリンダ58の移動体59に支持台60
が上流側の下方へ傾斜して固着してあり、この支持台60
の下側先端部にカッタ台61が上下方向に摺動自在に係合
してある。そしてこのカッタ台61は上記支持台60に固着
したシリンダ装置62に連結されている。カッタ台61には
カッタ63が、移動体59の移動方向と平行にして固着され
ている。カッタ台61の上流側端面は上流側に傾斜してい
ると共に、カッタ63より上流側へ突出した用紙押圧面と
なっている。
上記切断装置用のフレーム55の側板56の外側に、移動
フレーム51に装着したシリンダ装置64が連結してあり、
このシリンダ装置64を伸縮することにより切断装置用の
フレーム55が補助案内レール54に沿って上、下流方向に
移動するようになっている。
上記カッタ63は上記分離用ヘラ36のカッタ案内部36a
の間に入る厚さになっている。
65は切断位置部における用紙3の流れの高さを検出す
る用紙高さ検出センサであり、これは移動フレーム51に
固着してある。
上記案内フレーム50は上述したように、本体フレーム
16に対して上下動可能に支持されているが、その支持構
造は、用紙の移動方向の両側に設けた脚部66a,66bは本
体フレーム16に上下方向に摺動自在に係合されている。
そして案内フレーム50の用紙の移動方向の中間部が本体
フレーム16側に立設したねじ杆67に螺合してあり、この
ねじ杆67をウォームギヤ機構68で回転することにより上
下動するようになっている。
次に区分け装置10の構成を第1図、第7図、第9図及
び第11図に基づいて説明する。
移動フレーム51には支持台70が用紙の幅方向に設けて
あり、この支持台70に押し開け用のシリンダ装置71が上
流側上方へ向けて固着してある。そしてこのシリンダ装
置71にブラケット72が固着してあり、このブラケット72
にくし挿入用のシリンダ装置73が上流側斜め下方へ向け
て取付けてある。そしてこのくし挿入用のシリンダ装置
73にくし74の基端部が固着してある。上記くし74は第9
図に示すように2又状になっていて、中央に上記切断装
置9のカッタ63が干渉しない空間部75が設けてある。こ
の区分け装置10のくし74は用紙3の幅方向中間に配置さ
れている。76はくし74の上下動のため案内棒である。
次に上記構成の各装置の作用を説明する。
(1)折り用紙分離位置指示装置 回転軸13をモータ28にて回転し、レール11内に設けら
れたねじ杆25を正転させることによりレール11に沿って
送りコマ31,32が上流側へ移動する。これにより、レー
ル11に係合している摺動コマ33が下流側の送りコマ32に
押されて上流側へ移動する。そしてこの摺動コマ33が上
流側の所定の位置にきたときに、これを上流側の位置検
出センサ45にて検出してモータ28を逆転し、ねじ杆25を
少し逆転して送りコマ31,32をlだけ下流側へ送り、上
流側の送りコマ31を摺動コマ33の上流側に当接させる。
これで摺動コマ33は待機状態となる。
このとき、摺動コマ33と共に分離用ヘラ36も上流側へ
移動し、その終端部において、回動レバー35のピン39a,
39bが案内カム40に当接することにより、及び分離用ヘ
ラ36が案内棒38に当接することにより、この分離用ヘラ
36がレール11と平行となるように姿勢制御される。
一方上記摺動コマ33の移動と共に、昇降装置17を作動
してレール11の上流側を上昇させ、このレール11を折り
機1の上流側から切断装置9にわたって傾斜させる。
その後、オフセット用のシリンダ装置24a,24bを伸長
させてレール11を折り機1側へ押し出し、分離用ヘラ36
を第2図で仮想線で示すように折り用紙3の上流側で、
かつ送り方向に干渉する位置に移動させる。
上記動作により分離位置指示装置は待機状態になる。
折り機1から排出される用紙3の折り枚数が設定値に
なったことが図示しない折り数検出センサにて検出され
ると、押し出し用のシリンダ装置44が作動して摺動コマ
33を両送りコマ31,32間における遊び分lだけ下流側へ
押し出す。
これにより分離用ヘラ36が折り機1より排出される折
り用紙3の上流側に挿入される。これと同時に送りモー
タ28を逆転方向に駆動させてねじ杆25を逆転させて送り
コマ31,32を下流側へ、受けベルト6、搬送ベルト7a,7b
による搬送速度と略等速度で移動させる。これにより摺
動コマ33は上流側の送りコマ31がlだけ移動した後に、
この上流側の送りコマ31に押されて上流折り用紙3と共
に下流側へレール11に沿って移動される。
このとき、折り用紙3は受けベルト6より搬送ベルト
7a,7bへと下流側へ向けて斜め下方へ順次搬送されるの
で昇降装置17にてレール11の上流側を徐々に下降させ
る。これにより、分離用ヘラ36は案内棒38、案内カム40
を離れた状態でフリー状態となっているので、この分離
用ヘラ36は折り用紙3の間にはさまった状態で、かつ用
紙3の一定位置で山側ミシン目に沿って用紙3と共に移
動する。
摺動コマ33が下流側の所定位置にきた状態で位置検出
センサ46が作動してねじ杆25が停止される。
このとき、摺動コマ33が下流側の終端位置に近づく位
置で回動レバー35が2枚の案内カム41a,41bに案内され
て立ち上げられ、ついで係止突起36bが位置決め部材42
に係合することにより分離用ヘラ36は第3図に示すよう
に下流側の斜め上方へ向いた状態で停止固定される。
上記作用により用紙3の切断位置における分離位置が
分離用ヘラ36により指示される。
この状態で分離用ヘラ36のカッタ案内部36aより切断
装置9のカッタ63を挿入して幅方向へ移動することによ
り分離用ヘラ36を挿入した位置で用紙3が切断される。
用紙3の切断後はオフセット用のシリンダ装置24a,24
bを短縮動してレール11を幅方向外側へ移動してからね
じ杆25を正転させる。これにより下流側の送りコマ32に
より摺動コマ33が上流側へ戻される。
このとき、分離用ヘラ36は用紙3と干渉しない。
(2)切断装置 上記分離位置指示装置8の作動中に移動フレーム51を
上流側へセンサ51aにてセットされるストロークエンド
まで移動しておくと共に、切断装置用のフレーム55を下
流側に位置させ、さらに移動体59を用紙3の幅方向の手
前側へ移動させておく。
この状態で、切断装置9のカッタ63は、上記分離位置
指示装置8の下流側部に停止している分離用ヘラ36のカ
ッタ案内部36aの幅方向の外側に対向される。
この状態でロッドレスシリンダ58を作動して移動体59
を移動することにより、カッタ63はまず分離用ヘラ36の
カッタ案内部36aに案内されて用紙3の折り目内に挿入
され、そのままこの折り目に沿ってカッタ63にて切断さ
れる。
このとき、移動体59の移動に連動してシリンダ装置62
にてカッタ63を徐々に上昇させることよりカッタ63の切
れ味がよくなり、きれいに切断される。
切断後、カッタ63を用紙3の中央部に戻し、シリンダ
装置64にて切断装置9全体を上流側へ移動する。かくす
ると、第10図に示すように、切断部より上流側の折り用
紙3はカッタ台61の上流側端面である用紙押圧面にて押
され、切断部は流れ方向に分離され、カッタ台61の下流
側に隙間80があけられる。
上記作動時において、用紙3の種類、折り出し速度の
変化等により用紙3の流れ高さが変化するが、このとき
の用紙3の流れ高さは用紙高さ検出センサ65にて検出さ
れ、このセンサ65からの指令によりウォームギヤ機構68
が自動的に駆動されて案内フレーム50が上下動されて、
用紙3の流れ高さとカッタ63、分離用ヘラ36の位置関係
が常に一定になるよう制御される。
(3)区分け装置 上記切断装置9にて用紙3の切断位置に流れ方向に隙
間80があけられた状態で区分け装置10のくし挿入用のシ
リンダ装置73を伸長動してくし74を上記隙間80に挿入す
る。その後押し開け用のシリンダ装置71を伸長動してく
し74を上流側へ押し戻す。
これにより、第11図に示すように、切断位置の上、下
流側の用紙3は、この位置でもって上、下流方向に大き
く区分けされる。
上記区分け装置10にて区分けされた下流側の用紙3は
第2の搬送ベルト7b上にあるから、この状態でこの第2
の搬送ベルト7bの上流側を上動させて下流側へ傾斜さ
せ、この区分け後の用紙3だけを下流側へ搬送する。こ
のとき第2の搬送ベルト7bは早送りする。
また上記区分け装置10にて区分け作動中においても折
り機1より用紙3がどんどん排出されてくるので、移動
フレーム51を上記用紙3の排出速度に同期させて下流側
へ移動させる。
区分け後の下流側の用紙3が下流側へ搬送し終った状
態で、第2の搬送ベルト7bを水平に戻してから区分け装
置10のくし74を上動して用紙3から離間させると共に、
これを下流側へ引き戻す。同様に切断装置9も元の位置
に戻す。そしてさらに移動フレーム51を上流側へ戻す。
〔発明の効果〕
本発明によれば、折り機1の下側に設けられた折り用
紙の搬送手段の下流側端部の用紙切断位置に、案内フレ
ーム50を上下動可能に設けると共に、この案内フレーム
50側に、カッタ台61を、用紙1の幅より長い範囲にわた
って移動可能に、かつ上下方向と用紙の送り方向に移動
可能にして設け、このカッタ台61に、このカッタ台61を
下流側へ移動した状態で切断位置にある折り用紙の折り
目に沿う姿勢にしてカッタ63を固着し、さらに上記案内
フレーム50を上下動する案内フレーム上下動手段と、カ
ッタ台61を各方向に移動するカッタ台移動手段とを設
け、上記案内フレーム50側に切断位置における折り用紙
3の高さを検出する用紙高さ検出センサ65を設け、また
上記カッタ台61の上方に、上記カッタ台61が上流端側へ
移動し、かつ用紙3の幅方向中間に位置した状態で、カ
ッタ63の両側で、かつこのカッタ63より下流側に上方か
ら挿入する板状のくし74を、上下方向に移動可能に、か
つ上記位置より上流側へ、シリンダ装置等の駆動手段に
て移動可能にして上記案内フレーム50に設け、さらに、
上記切断位置より下流側に搬送手段の搬送速度を上流側
の搬送手段より速くした構成となっていることにより、
切断位置における折り用紙の切断及び区分けを手作業に
よることなく自動的に行なわれ、これらの作業の人工数
を減らすことができ、その折り用紙の切断及び区分けを
極めて整然と行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体側面
図、第2図は一部破断平面図、第3図は一部破断側面
図、第4図は第2図のIV線矢視図、第5図は第2図のV
−V線に沿う断面図、第6図は第2図のVI線矢視図、第
7図は切断装置と区分け装置を示す側面図、第8図は切
断装置の要部の正面図、第9図は区分け装置の要部の正
面図、第10図は切断装置による用紙の分離状態を示す作
用説明図、第11図は切断装置と共働して区分けする区分
け装置の作用説明図である。 1は折り機、3は用紙、11はレール、17は昇降装置、3
は摺動コマ、36は分離用ヘラ、50は案内フレーム、61は
カッタ台、63はカッタ、65は用紙高さ検出センサ、74は
くし。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り機1の下側に設けられた折り用紙の搬
    送手段の下流側端部の用紙切断位置に、案内フレーム50
    を上下動可能に設けると共に、この案内フレーム50側
    に、カッタ台61を、用紙1の幅より長い範囲にわたって
    移動可能に、かつ上下方向と用紙の送り方向に移動可能
    にして設け、このカッタ台61に、このカッタ台61を下流
    側へ移動した状態で切断位置にある折り用紙の折り目に
    沿う姿勢にしてカッタ63を固着し、さらに上記案内フレ
    ーム50を上下動する案内フレーム上下動手段と、カッタ
    台61を各方向に移動するカッタ台移動手段とを設け、上
    記案内フレーム50側に切断位置における折り用紙3の高
    さを検出する用紙高さ検出センサ65を設け、また上記カ
    ッタ台61の上方に、上記カッタ台61が上流端側へ移動
    し、かつ用紙3の幅方向中間に位置した状態で、カッタ
    63の両側で、かつこのカッタ63より下流側に上方から挿
    入する板状のくし74を、上下方向に移動可能に、かつ上
    記位置より上流側へ、シリンダ装置等の駆動手段にて移
    動可能にして上記案内フレーム50に設け、さらに、上記
    切断位置より下流側に搬送手段の搬送速度を上流側の搬
    送手段より速くした構成となっていることを特徴とする
    印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置。
JP2593390A 1990-02-07 1990-02-07 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置 Expired - Fee Related JP2709641B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2593390A JP2709641B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置
US07/651,569 US5139248A (en) 1990-02-07 1991-02-06 Printed paper folding apparatus
DE69121117T DE69121117T2 (de) 1990-02-07 1991-02-06 Falzapparat für Druckpapier
EP91101633A EP0441360B1 (en) 1990-02-07 1991-02-06 Printed paper folding apparatus
HK98104783A HK1005585A1 (en) 1990-02-07 1998-06-03 Printed paper folding apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2593390A JP2709641B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03232665A JPH03232665A (ja) 1991-10-16
JP2709641B2 true JP2709641B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=12179579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2593390A Expired - Fee Related JP2709641B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2709641B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2571076Y2 (ja) * 1992-07-28 1998-05-13 株式会社ミヤコシ 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03232665A (ja) 1991-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6198313B2 (ja) 回転式打抜機
CN210150430U (zh) 一种纸板模切机
US5158524A (en) Apparatus for restraining a paper web to be subjected to chopper-fold in rotary printing press
US5673837A (en) Apparatus for the high speed stacking of paper sheets
JP2709641B2 (ja) 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置
US3464303A (en) Folding work table for paper cutting machines
JP2714872B2 (ja) 印刷用紙折り装置における折り用紙切断装置
JP2709640B2 (ja) 印刷用紙折り装置における折り用紙分離位置指示装置
CN110666870A (zh) 一种智能物流裁切生产线
JP3236948B2 (ja) 折畳みカートンの取出し開口方法および装置
JP2571076Y2 (ja) 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置
JP5821915B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JPS62263079A (ja) プリンタ装置
US3752469A (en) Folding machine and method of pressing a fold
EP0441360B1 (en) Printed paper folding apparatus
JP2741398B2 (ja) 連続用紙のスタッカ装置
CN210939515U (zh) 一种智能物流裁切生产线
CN101284609A (zh) 风扇轮的片状物减速机构
CN220334345U (zh) 一种印刷折页机定位装置
JP2964088B2 (ja) 連続用紙のスタッカ装置
US4557712A (en) Apparatus for laying tube or web sections into a folded Z-shaped form
CN209920645U (zh) 一种折叠机
KR200263594Y1 (ko) 골판지 자동 공급장치
JPS60236940A (ja) 板材供給装置
KR100431632B1 (ko) 골판지 자동 공급장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees