JP2709583B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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Description
ンジボール機等における弾球遊技機に関するものであ
る。
において、遊技盤に、第1始動手段と、この第1始動手
段が遊技球を検出した時に一定時間変動動作をして停止
する第1変動図柄表示手段と、この第1変動図柄表示手
段の変動後の停止図柄が当たり図柄となった当たり発生
時に一定時間開放する第2始動手段と、この第2始動手
段が遊技球を検出した時に一定時間変動動作をして停止
する第2変動図柄表示手段とを配置すると共に、第2変
動図柄表示手段の変動後の停止図柄が大当たり図柄とな
った大当たり発生時に、遊技者に有利な利益状態を発生
させる第1利益状態発生手段を備えたものがある。
第2変動図柄表示手段側で大当たり状態が発生すれば、
第1利益状態発生手段により大当たり用の大入賞手段が
複数回に亘って間欠的に開閉して多数の遊技球が入賞す
る等、遊技者に多大な利益が還元されることになる。し
かし、従来は第2変動図柄表示手段での大当たり発生時
に、大入賞手段を複数回に亘って間欠的に開閉させて遊
技者に利益を還元するだけであるため、大当たりの発生
後の変化が乏しく、ゲーム的には面白味に欠けて興趣に
劣る欠点がある。
の発生後にも、予め定められた他の条件を満足すること
を前提にして、その条件を満足した時に、第2変動図柄
表示手段側の大当たりの発生確率が大になるようなゲー
ム構成にすれば、ゲームの単調さを解消でき、遊技者の
ゲーム攻略に対する意欲を喚起できる等、遊技者のゲー
ムに対する興趣が著しく向上することになる。しかし、
従来の弾球遊技機では、第2変動図柄表示手段での大当
たり発生時に、大入賞手段を複数回開閉させて遊技者に
利益を還元するだけであり、興趣に劣る欠点がある。
第2変動図柄表示手段での大当たり発生後に第1利益状
態発生手段によって遊技者に有利な利益状態を発生させ
る他、この大当たり発生後に所定の条件を満たした時
に、第2変動図柄表示手段で再度大当たりが発生する確
率を高くして遊技者に更に有利な利益状態を発生させ、
大当たり発生後のゲームの単調さを解消でき、遊技者の
ゲーム攻略に対する意欲を喚起できる等、遊技者のゲー
ムに対する興趣を増大できる弾球遊技機を提供すること
を目的とする。
は、第1始動手段14,15 と、この第1始動手段14,15が
遊技球を検出した時に一定時間変動動作をして停止する
第1変動図柄表示手段35と、開閉作動式で且つ第1変動
図柄表示手段35の変動後の停止図柄が当たり図柄となっ
た当たり発生時に一定時間開放する第2始動手段16と、
この第2始動手段16が遊技球を検出した時に一定時間変
動動作をして停止する第2変動図柄表示手段29と、この
第2変動図柄表示手段29の変動後の停止図柄が大当たり
図柄となった大当たり発生時に、遊技者に有利な利益状
態を発生させる第1利益状態発生手段44とを備えた弾球
遊技機において、第2変動図柄表示手段29での大当たり
の発生後に第1変動図柄表示手段35での当たりが発生し
た時に、大当たり発生後に第2始動手段16に遊技球が入
球し易くなるように、該第2始動手段16を設定回数だけ
開閉作動させて遊技者に有利な利益状態を発生させる第
2利益状態発生手段46を備えたものである。
載の発明において、第2始動手段16に、開閉自在で且つ
閉状態でも遊技球が入球可能な電動役物を用いたもので
ある。
2に記載の発明において、第2利益状態発生手段46に、
第2始動手段16を開閉制御する開閉制御手段48と、第2
始動手段16の開閉作動回数を設定する回数設定手段49と
を備えたものである。
又は3に記載の発明において、第2始動手段16の開閉作
動回数を計数する計数手段50と、この計数手段50の計数
値を遊技者に告知する告知手段30,31,52とを備えたもの
である。
4に記載の発明において、計数手段50を減算計数式とし
たものである。
5に記載の発明において、告知手段として表示手段30,3
1 を用いたものである。
5に記載の発明において、告知手段として音声手段52を
用いたものである。
2、3、4、5、6又は7に記載の発明において、第2
変動図柄表示手段29の停止図柄が大当たり図柄となった
大当たり発生時に、その大当たり図柄の種類によって前
記設定回数を可変的に設定する回数設定手段49を備えた
ものである。
2、3、4、5、6、7又は8に記載の発明において、
第2変動図柄表示手段29の停止図柄が大当たり図柄とな
った大当たり発生時に、その大当たり図柄の種類によっ
て第2始動手段16の作動時間を可変的に設定する開閉時
間設定手段51を備えたものである。
基づいて詳述する。図1乃至図3は本発明の第1の実施
形態を例示し、図1において、1 は前枠で、パチンコ機
本体2 の前面側に開閉自在に枢着されている。前枠1 に
はガラス扉3 及び前面板4 が装着され、これらの後側に
遊技盤5 が着脱自在に装着されている。
6 の前縁部に球払いレバー7 が設けられている。前枠1
の下部には下皿8 と発射手段9 の操作ハンドル10とが設
けられ、操作ハンドル10を操作した時に、上皿6 から遊
技球が1個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射モ
ータの作動により遊技盤5 側に発射するようになってい
る。遊技盤5 の前面には、図2に示すように、発射手段
10から発射された遊技球を案内するガイドレール11が設
けられると共に、上部装置12、下部装置13、第1始動手
段14,15 、第2始動手段16、普通入賞口17〜20、ランプ
風車21,22 、コーナランプ23,24 等が装着されている。
始動手段16の下両側で下部装置13の上側に配置されてい
る。第2始動手段16は、開閉自在に枢支され且つ閉状態
でも遊技球が入球可能な一対の開閉爪25と、一対の開閉
爪25を外部からの電気信号で開閉駆動するソレノイド
と、一対の開閉爪25間に入球した遊技球を検出する検出
スイッチ26とを備えたチューリップ式の電動役物により
構成され、且つ上部装置12と下部装置13との間に配置さ
れている。
の他、第2変動図柄表示手段29と、この第2変動図柄表
示手段29の上側に配置された2個の第1表示手段30及び
第2表示手段31を備えている。第2変動図柄表示手段29
は、例えば0〜9までの数字図柄を表示する3個の図柄
表示部29a 〜29c を左右方向に備え、第2始動手段16に
遊技球が入賞した時に各図柄表示部29a 〜29c の表示図
柄が一定時間変動して停止するようになっている。
3 の他に、この一対の普通入賞口32,33 間に上下に配置
された大入賞手段34及び第1変動図柄表示手段35を備え
ている。第1変動図柄表示手段35は例えば0〜9までの
数字図柄を表示し、且つ第1始動手段14,15 を遊技球が
通過した時に、その図柄が一定時間変動して停止するよ
うになっている。
向に長く構成され且つソレノイドにより開閉する開閉板
36を備え、第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a
〜29c の停止図柄が「7・7・7」等のような当たり図
柄となった大当たり発生時に、この開閉板36が所定回数
(例えば16回)だけ間欠的に開閉するようになってい
る。なお、開閉板36は設定された所定の開時間が経過
し、又は10個の遊技球が大入賞手段34に入賞した時
に、自動的に閉じるようになっている。そして、開閉板
36の開閉作動回数を第1表示手段30に、大入賞手段34に
入賞する遊技球の個数を第2表示手段31に夫々表示する
ように構成されている。
において、37は第1乱数発生手段で、例えば第1変動図
柄表示手段35の当たりの発生確率が1/10の時には、
0〜9までの乱数を発生するようになっている。38は第
1乱数判定手段で、第1始動手段14,15 に遊技球が入球
した時に第1乱数発生手段37で発生する乱数を抽出し
て、その乱数が当たり乱数か否かを判定するためのもの
である。39は第1図柄変動処理手段で、各発生乱数に応
じて第1変動図柄表示手段35の停止図柄が予め指定され
ているので、第1乱数判定手段38での判定結果に従って
指定された図柄で停止するように第1変動図柄表示手段
35を一定時間だけ変動させるためのものである。
図柄表示手段29の大当たりの発生確率が1/250の時
には、当たり乱数の個数の250倍までの乱数を発生す
るようになっている。42は第2乱数判定手段で、第2始
動手段16の検出スイッチ26が遊技球を検出した時に第2
乱数発生手段41で発生する乱数を抽出して、その乱数が
当たり乱数か否かを判定するためのものである。
て第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c の
停止図柄が予め指定されているので、第2乱数判定手段
42での判定結果に従って指定された図柄で停止するよう
に、第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c
の表示図柄を一定時間だけ変動させるためのものであ
る。
定手段42が第2乱数の当たりを判定した時、即ち、例え
ば「7・7・7」のように、第2変動図柄表示手段29の
3個の図柄表示部29a 〜29c の停止図柄が全て一致する
当たり図柄となる当たり乱数を判定した時に、大入賞手
段34を開閉させて遊技者に有利な利益状態を発生させる
ためのものである。この第1利益状態発生手段44は、第
2変動図柄表示手段29側での大当たり発生後に、大入賞
手段34の開閉板36が間欠的に所定回数開閉し、上方から
落下する遊技球の多くが大入賞手段34に入賞するように
して、遊技者に多大の利益を還元するようになってい
る。
柄表示手段29側での大当たりの発生後に第1変動図柄表
示手段35側で当たりが発生した時に、その後に第2始動
手段16が設定回数に達するまで、遊技球が入球し易くな
るように第2始動手段16を開閉作動させて、遊技者に有
利な利益状態を発生させるためのものである。この第2
利益状態発生手段46は、各変動図柄表示手段29,35 の当
たり順序を判定する当たり順序判別手段47と、この当た
り順序判別手段47からの出力信号に応じて第2始動手段
16の開時間を切り換えて開閉制御を行う開閉制御手段48
と、第2始動手段16の開閉作動回数を設定する回数設定
手段49とを備えている。
段38及び第2乱数判定手段42からの判定結果を夫々入力
して、第2変動図柄表示手段29側での大当たりの発生後
に第1変動図柄表示手段35側での当たりが発生した時
と、これ以外の時とを判別する機能を有し、前者の時に
特別制御信号を、後者の時に通常制御信号を夫々出力す
るようになっている。
が通常制御信号を出力する時に、第2始動手段16を所定
時間(例えば0.5秒程度)開放させる制御機能と、当
たり順序判別手段47が特別制御信号を出力した時に、そ
の後、第2変動図柄表示手段29が設定回数だけ変動動作
をするまでの間、大当たり発生確率が大になるように第
2始動手段16の開時間を他の時の開時間(例えば前記
0.5秒程度)に比較して大(例えば3秒程度)にする
制御機能とを備えている。
の乱数判定結果から、「7・7・7」のように、第2変
動図柄表示手段29の3個の図柄表示部29a 〜29c の停止
図柄が全て一致した時の当たり図柄を記憶して置き、そ
の後に当たり順序判別手段47から特別制御信号があった
時に、記憶図柄の種類によって設定回数を可変的に設定
するように構成されている。例えば当たり図柄が「1・
1・1」、「2・2・2」、「3・3・3」の場合には
設定回数を30回に、「4・4・4」の場合には40回
に、「5・5・5」の場合には50回に、「6・6・
6」の場合には60回に、「7・7・7」の場合には7
0回に、「8・8・8」の場合には80回に、「9・9
・9」の場合には90回に夫々設定するようになってい
る。
判別手段47が特別制御信号を出力する時に回数設定手段
49により回数が設定され、且つその後に第2始動手段16
が1回開閉動作をする毎に、設定回数まで順次減算計数
をするためのものである。この計数手段50の計数値は表
示手段30,31 でディジタル的に表示するようになってい
る。第1表示手段30は計数値の十の位、第2表示手段31
は計数値の一の位を夫々表示する。なお、この実施形態
では、表示手段30,31 が計数手段50の計数値を遊技者に
告知するための告知手段を構成している。また計数手段
50は設定回数まで計数した時に、その計数値をリセット
するようになっている。
説明する。ゲームに際して、発射手段9 の操作ハンドル
10を操作すると、発射手段9 の発射動作に連動して発射
レールの発射位置に遊技球を1個ずつ供給し、その遊技
球をガイドレール11に沿って順次遊技盤5 の上部側に発
射させる。そして、この遊技盤5 の上部側に発射された
遊技球が遊技盤5 の盤面に沿って落下する間に、その遊
技球が第1始動手段14又は15に入ると、第1乱数発生手
段37からの乱数を抽出して第1乱数判定手段38で判定を
行い、その乱数に応じた停止図柄で停止するように、第
1図柄変動処理手段39により第1変動図柄表示手段35の
表示図柄を変動させる。
ば、第1変動図柄表示手段35の停止図柄が「7」となる
と共に、この第1変動図柄表示手段35の停止後に開閉制
御手段48を介して第2始動手段16の一対の開閉爪25が
0.5秒間開放する。そして、この開状態の開閉爪25
間、又は閉状態の開閉爪25間を経て第2始動手段16内に
遊技球が入賞すると、その検出スイッチ26が遊技球を検
出する。
2乱数判定手段42がその時点において第2乱数発生手段
41で発生する乱数を抽出すると共に、その乱数が当たり
乱数か否かを判定し、その判定結果に応じて第2図柄変
動処理手段43が第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部
29a 〜29c の表示図柄を一定時間変動させる。
乱数であれば、第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部
29a 〜29c の停止図柄は、「1・1・1」、「3・3・
3」、「7・7・7」等のように全て一致した当たり図
柄を表示することになる。そして、各図柄表示部29a 〜
29c の表示図柄が停止した後、第1利益状態発生手段44
が働いて大入賞手段34の開閉板36を開状態にする。この
ため、遊技盤の上部側から落下する遊技球の多くが開閉
板36を経て大入賞手段34に入賞し易くなり、一旦、第2
変動図柄表示手段29側で当たりが発生すれば、遊技者に
多大な利益が還元されることになる。
0個に達するまでの個数が第2表示手段31に順次表示さ
れ、また10個入るか又は所定時間経過した時に開閉板
36が閉じる。そして、この大入賞手段34は16回まで開
閉動作を繰り返し、その開閉回数が表示手段30,31 に表
示される。
生した後に、第1変動図柄表示手段35側で当たりが発生
すると、第2変動図柄表示手段29側での当たり図柄に応
じて回数設定手段49により所定の回数が開閉制御手段48
及び計数手段50に夫々設定回数として設定される。そし
て、その後、回数設定手段49によって設定された設定回
数分だけ第2始動手段16が開閉動作を繰り返す間、開閉
制御手段48が作動して第2始動手段16の開時間をそれま
での0.5秒から3秒まで長くする。
回として、設定回数に達するまで間欠的に開閉動作を繰
り返すことになるため、その間は第2変動図柄表示手段
29での大当たりの発生確率が大になり、遊技者は有利な
状態でゲームを行える。即ち、第2乱数判定手段42での
乱数判定結果から第2変動図柄表示手段29での当たり図
柄の種類が決まっているので、当たり順序判別手段47か
ら特別制御信号があった時に、回数設定手段49がその乱
数判定結果に応じた設定回数を開閉制御手段48及び計数
手段50に可変的に設定する。
「2・2・2」、「3・3・3」の時に設定回数を30
回、「4・4・4」の時に40回、「5・5・5」の時
に50回、「6・6・6」の時に60回、「7・7・
7」の時に70回、「8・8・8」の時に80回、「9
・9・9」の時に90回と夫々仮定した場合、第2変動
図柄表示手段29の大当たりの発生時にその停止図柄を記
憶して置き、その後に第1変動図柄表示手段35側で当た
りが発生した時に、当たり順序判別手段47からの特別制
御信号によって記憶図柄に対応した設定回数を夫々設定
する。
50に設定されると、その設定値が表示手段30,31 に表示
される。このため、遊技者は、その後、有利な状態を維
持しながらゲームを継続可能な回数を確実に把握でき
る。また第2変動図柄表示手段29での当たり図柄の種類
によって設定回数が異なるので、ゲームに変化を持たせ
ることができると共に、その設定回数の多少によって遊
技者のゲームに対する興趣を喚起させることができる。
設定されると、その後、第2始動手段16が50回開閉動
作を繰り返すか、又はその間に第2変動図柄表示手段29
側での大当たりが発生するまで、第2始動手段16の一対
の開閉爪25が3秒間開放して、この第2始動手段16に遊
技球が入賞し易い状態を維持する。そして、第2始動手
段16に遊技球が入賞して検出スイッチ26が遊技球を検出
すると、第2乱数判定手段42が第2乱数発生手段41から
の乱数を抽出し、第2図柄変動処理手段43を介して第2
変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c の表示図
柄を変動させる。
る毎に、計数手段50がその開閉回数を順次減算方向に計
数して行き、その計数値を表示手段30,31 により表示す
る。このため、遊技者は、表示手段30,31 の表示を見れ
ば、その後の残りの開閉回数を正確に把握できる。しか
も、特に減算計数方式の計数手段50を採用し、第2始動
手段16が開閉する毎に表示値が少なくなって行くように
しているため、残り回数が少なくなれば、遊技者の緊張
感、緊迫感が次第に高まり、遊技者はゲームに集中する
ことができる。
にも、その間から遊技球が入球可能である。このため、
確率は低くなるものの、第1変動図柄表示手段35側で当
たりが発生しない時でも、第2始動手段16に遊技球が入
球して第2変動図柄表示手段29が変動動作をすることが
ある。従って、不意に第2変動図柄表示手段29が変動し
て大当たりが発生する等、遊技者は予期しない利益を受
けることがあり、ゲームの興趣が更に向上する。
第2利益状態発生手段46に、設定回数を固定的に設定す
る回数設定手段49を設ける一方、この回数設定手段49と
は別に開閉時間設定手段51を設け、第2乱数判定手段42
での乱数判定結果から、当たり図柄の種類に応じて開閉
時間設定手段51により第2始動手段16の一対の開閉爪25
の開時間を可変的に設定するようにしたものである。
により設定回数を一定に設定して置き、第2乱数判定手
段42での乱数判定結果から、例えば当たり図柄が「1・
1・1」、「2・2・2」、「3・3・3」の時に3、
「4・4・4」の時に4、「5・5・5」の時に5、
「6・6・6」の時に6、「7・7・7」の時に7、
「8・8・8」の時に8、「9・9・9」の時に9の各
割合で夫々第2始動手段16の一対の開閉爪25の開時間が
変化するように、開閉時間設定手段51によって各開時間
を設定する。この場合にも、第2始動手段16の開時間が
変化するので、ゲームに変化を持たせることができ、そ
の設定時間の長短によって遊技者のゲームに対する興趣
を喚起できる。
計数手段50の計数値を遊技者に告知するための告知手段
として音声手段52を用いたものである。音声手段52は音
声源、増幅器、スピーカ等によって構成されており、計
数手段50から計数信号がある毎に「あと50回」「あと
49回」等と音声によって、計数手段50の計数値を遊技
者に告知して行くようになっている。この場合にも、遊
技者は当たり発生後の第2始動手段16の開閉回数を順次
把握できる。しかも、計数値を音声で遊技者に告知する
ので、遊技者は眼で遊技球の移動を追いながらゲームを
行うことができる。また、効果音と組み合わせることに
よって、一層の緊迫感を容易に演出することができる。
上側が開口する入球口54と開閉板55付きの入球手段56と
を取り付けベース57の上下に組み合わせて第2始動手段
16を構成したものである。入球手段56の開閉板55は第1
変動図柄表示手段35での当たり発生時にソレノイド等で
開放するようになっている。このような形式の第2始動
手段16を用いた場合でも、第1実施形態と同様に実施す
ることができる。以上、本発明の各実施形態を例示した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
知する告知手段は、各実施形態のものを併用しても良
い。また第1及び第2の実施形態では、表示手段30,31
によって計数値を表示するようにしているが、何れか一
方を利用しても良いし、別途、表示手段を設けても良
い。更に、計数値を表示する第1表示手段30は、複数個
の発光ダイオードを一列状に配列し、第2変動図柄表示
手段29が5回又は10回変動する毎に発光ダイオードが
1個づつ消灯するように構成しても良い。また音声手段
52で流す音声は、遊技者が計数値を認識し識別できるも
のであれば良い。
動時の作動時間を長くする方法として、開閉爪25又は開
閉板55が3秒間連続的に開放する構成を採用している
が、この時に第2始動手段16に対して遊技球が入球し易
くなる構成であれば十分である。従って、開閉爪25又は
開閉板55が短時間で間欠的に開閉する構造の第2始動手
段16では、通常、開閉爪25又は開閉板55が2〜3開開閉
するのに比較してそれ以上の回数、例えば5〜20回程
度開閉するようにしても良い。
しているが、その他のアレンジボール機等においても同
様に実施可能である。第1利益状態発生手段44によって
生じる利益状態は、遊技者に有利なものであれば十分で
あり、その具体的な内容はゲーム全体の中で適宜変更可
能であることは言うまでもない。
始動手段14,15 と、この第1始動手段14,15 が遊技球を
検出した時に一定時間変動動作をして停止する第1変動
図柄表示手段35と、開閉作動式で且つ第1変動図柄表示
手段35の変動後の停止図柄が当たり図柄となった当たり
発生時に一定時間開放する第2始動手段16と、この第2
始動手段16が遊技球を検出した時に一定時間変動動作を
して停止する第2変動図柄表示手段29と、この第2変動
図柄表示手段29の変動後の停止図柄が大当たり図柄とな
った大当たり発生時に、遊技者に有利な利益状態を発生
させる第1利益状態発生手段44とを備えた弾球遊技機に
おいて、第2変動図柄表示手段29での大当たりの発生後
に第1変動図柄表示手段35での当たりが発生した時に、
大当たり発生後に第2始動手段16に遊技球が入球し易く
なるように、該第2始動手段16を設定回数だけ開閉作動
させて遊技者に有利な利益状態を発生させる第2利益状
態発生手段46を備えているので、第2変動図柄表示手段
29での大当たり発生後におけるゲームの単調さを解消で
き、遊技者のゲーム攻略に対する意欲を喚起できる等、
遊技者のゲームに対する興趣を増大できる。
1に記載の発明において、第2始動手段16に、開閉自在
で且つ閉状態でも遊技球が入球可能な電動役物を用いて
いるので、遊技者は第2始動手段16の開放以外の予期し
ない利益を得ることができる。
1又は2に記載の発明において、第2利益状態発生手段
46に、第2始動手段16を開閉制御する開閉制御手段48
と、第2始動手段16の開閉作動回数を設定する回数設定
手段49とを備えているので、当たり発生後に第2始動手
段16を設定回数だけ開閉作動させることができる。
1、2又は3に記載の発明において、第2始動手段16の
開閉作動回数を計数する計数手段50と、この計数手段50
の計数値を遊技者に告知する告知手段30,31,52とを備え
ているので、遊技者は第2始動手段16の開閉作動回数を
把握しながらゲームを行うことができる。
3又は4に記載の発明において、計数手段50を減算計数
式としており、第2始動手段16が開閉作動する毎に計数
値が少なくなって行くため、残り回数が少なくなれば、
遊技者の緊張感、緊迫感が次第に高まり、遊技者はゲー
ムに集中することができる。
4又は5に記載の発明において、告知手段として表示手
段30,31 を用いているので、遊技者は当たり発生後の第
2始動手段16の開閉作動回数を表示手段30による目視的
な告知により把握できる。
4又は5に記載の発明において、告知手段として音声手
段52を用いているので、遊技者は当たり発生後の第2始
動手段16の開閉作動回数を音声手段52による音声的な告
知により把握できる。
1、2、3、4、5、6又は7に記載の発明において、
第2変動図柄表示手段29の停止図柄が大当たり図柄とな
った大当たり発生時に、その大当たり図柄の種類によっ
て前記設定回数を可変的に設定する回数設定手段49を備
えているので、ゲームに変化を持たせることができると
共に、設定回数の大小によって遊技者のゲームに対する
興趣を喚起できる。
1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の発明におい
て、第2変動図柄表示手段29の停止図柄が大当たり図柄
となった大当たり発生時に、その大当たり図柄の種類に
よって第2始動手段16の作動時間を可変的に設定する開
閉時間設定手段51を備えているので、ゲームに変化を持
たせることができると共に、作動時間の大小によって遊
技者のゲームに対する興趣を喚起できる。
図である。
ある。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 第1始動手段(14)(15)と、この第1始動
手段(14)(15)が遊技球を検出した時に一定時間変動動作
をして停止する第1変動図柄表示手段(35)と、開閉作動
式で且つ第1変動図柄表示手段(35)の変動後の停止図柄
が当たり図柄となった当たり発生時に一定時間開放する
第2始動手段(16)と、この第2始動手段(16)が遊技球を
検出した時に一定時間変動動作をして停止する第2変動
図柄表示手段(29)と、この第2変動図柄表示手段(29)の
変動後の停止図柄が大当たり図柄となった大当たり発生
時に、遊技者に有利な利益状態を発生させる第1利益状
態発生手段(44)とを備えた弾球遊技機において、第2変
動図柄表示手段(29)での大当たりの発生後に第1変動図
柄表示手段(35)での当たりが発生した時に、大当たり発
生後に第2始動手段(16)に遊技球が入球し易くなるよう
に、該第2始動手段(16)を設定回数だけ開閉作動させて
遊技者に有利な利益状態を発生させる第2利益状態発生
手段(46)を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 第2始動手段(16)に、開閉自在で且つ閉
状態でも遊技球が入球可能な電動役物を用いたことを特
徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 【請求項3】 第2利益状態発生手段(46)に、第2始動
手段(16)を開閉制御する開閉制御手段(48)と、第2始動
手段(16)の開閉作動回数を設定する回数設定手段(49)と
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球
遊技機。 - 【請求項4】 第2始動手段(16)の開閉作動回数を計数
する計数手段(50)と、この計数手段(50)の計数値を遊技
者に告知する告知手段(30)(31)(52)とを備えたことを特
徴とする請求項1、2又は3に記載の弾球遊技機。 - 【請求項5】 計数手段(50)を減算計数式としたことを
特徴とする請求項3又は4に記載の弾球遊技機。 - 【請求項6】 告知手段として表示手段(30)(31)を用い
たことを特徴とする請求項4又は5に記載の弾球遊技
機。 - 【請求項7】 告知手段として音声手段(52)を用いたこ
とを特徴とする請求項4又は5に記載の弾球遊技機。 - 【請求項8】 第2変動図柄表示手段(29)の停止図柄が
大当たり図柄となった大当たり発生時に、その大当たり
図柄の種類によって前記設定回数を可変的に設定する回
数設定手段(49)を備えたことを特徴とする請求項1、
2、3、4、5、6又は7に記載の弾球遊技機。 - 【請求項9】 第2変動図柄表示手段(29)の停止図柄が
大当たり図柄となった大当たり発生時に、その大当たり
図柄の種類によって第2始動手段(16)の作動時間を可変
的に設定する開閉時間設定手段(51)を備えたことを特徴
とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載
の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248808A JP2709583B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248808A JP2709583B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0966146A JPH0966146A (ja) | 1997-03-11 |
JP2709583B2 true JP2709583B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=17183721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7248808A Expired - Lifetime JP2709583B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2709583B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006346216A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5713470B2 (ja) * | 2013-03-01 | 2015-05-07 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7248808A patent/JP2709583B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006346216A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0966146A (ja) | 1997-03-11 |
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