JP2709258B2 - 巻取紙被包外装紙の切断開封装置における巻取紙後端面の外装紙残存耳部起立装置 - Google Patents

巻取紙被包外装紙の切断開封装置における巻取紙後端面の外装紙残存耳部起立装置

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JP2709258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新聞用紙等の巻取紙を
被包している外装紙を人手作業によらず、機械的手段に
より切断開封するものであって、新聞印刷用の輪転機等
に巻取紙を自動給紙する装置の一環として利用されるも
のである。
【0002】
【従来の技術】巻取紙を被包している外装紙を機械的手
段により切断開封する従来技術としては、例えば特願平
4−151223号の明細書並びに図面に開示された手
段があり、該手段は、横置した巻取紙被包外装紙の上方
に位置して巻取紙軸方向に走行する移動体に垂設した外
装紙開封ヘッドを有し、該ヘッドに取付けた吸引パッド
によって外装紙と巻取紙との間に空隙を形成し、切断カ
ッタと切開案内部材とにより外装紙を切開してゆくもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、横置した巻取紙軸方向に切断カッタと切開案内
部材が前進動することによって、外装紙を巻取紙表面が
傷つけられることなく切開するが、外装紙には巻取紙の
周面のみでなく巻取紙の端面側に折り返されてたたまれ
た折り返し部があって、切り返えされているため切断カ
ッタで切開されず、また切開案内部材の前進動をも阻害
し、機械的な外装紙開封作業の完遂に支障を与えるの
で、該折り返し部は事前に人手作業等により切除してい
る。しかし、人手作業による切除は完全ではなく、図4
に示す如く、折り返し部の一部分が耳部1’として残存
することが屡々である。そのため、外装紙の機械的切断
開封作業に大きな障害となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上述し
た残存耳部のうち巻取紙後端面側の残存耳部を折り返し
状態より機械的に引き起して巻取紙周面を被包している
外装紙の延長上に起立させ、切断カッタによる切断と切
開案内部材の通過を可能にしたものであって、巻取紙被
包外装紙の切開終端位置、すなわち巻取紙後端面位置の
上方で横置巻取紙の軸線方向に移動する支持部材に昇降
杆を垂設し、該昇降杆の下端部に巻取紙被包外装紙の上
面検知子と巻取紙後端面検知子と上下動可能な外装紙残
存耳部の押上げ起立部材とを有する外装紙残存耳部の押
上げ起立ヘッドを設け、該押上げ起立ヘッド上辺に開封
ヘッドの切開案内部材通り抜け凹部を形成したものであ
る。
【0005】
【作用】外装紙上面検知子が外装紙上面に接触するまで
昇降杆を下降させ、巻取紙端面検知子が巻取紙の後端面
に接触するまで支持部材を巻取紙軸方向に移動させたの
ち、巻取紙後端面側の外装紙残存耳部の押上げ起立部材
は上動し巻取紙後端面側に折り返されている外装紙残存
耳部と巻取紙後端面との間に挿入して該耳部を押し上
げ、巻取紙周面を被包している外装紙の延長上に起立さ
せる。
【0006】したがって、巻取紙の周面を被包している
外装紙の切断カッタはその延長上に起立している耳部を
も切断することが可能となり、また、外装紙と巻取紙の
間に押入され前進している切開案内部材も起立している
残存耳部を通り抜けることが可能になり、残存耳部の切
開が可能になることにより外装紙の完全切開が達成され
る。
【0007】
【実施例】図1〜図3は本発明の実施例を示し、横置し
た巻取紙の被包外装紙1の切断開封ヘッド2は門形フレ
ームF上を巻取紙3の軸方向に走行する移動体4に昇降
可能に垂設され、開封ヘッド2には外装紙上面検知子
5、巻取紙前端面3Aの検知子6、一対の外装紙浮上吸
引パッド7、切開カッタ8および切開案内部材9が取付
けられ、切開カッタ8で浮上した外装紙1を開封ライン
に沿って切開する。
【0008】巻取紙後端面3B側の外装紙切開終端位置
上方には、前記門形フレームF上を巻取紙軸方向に移動
する支持部材10がシリンダ装置11の伸縮動により進
退動し、該支持部材10に垂設された昇降杆12は、シ
リンダ装置13によって昇降駆動される。昇降杆12の
下端部は図3に示すように逆L字形に形成されて、その
先端には巻取紙後端面3B側の外装紙残存耳部1’の押
上げ起立ヘッド14が取付けられている。押上げ起立ヘ
ッド14には、一対の外装紙上面検知子15と巻取紙後
端面3Bの検知子16とシリンダ装置17によって上下
動駆動される残存耳部押上げ起立部材18とが取付けら
れ、その上辺中央部は開封ヘッドの切開案内部材9が通
り抜けられるような凹部19が形成されている。
【0009】そこで、シリンダ装置11を作動して図2
に示すように支持部材10を巻取り紙後端面3Bの上方
位置に移動させて、次にシリンダ装置13を作動して昇
降杆12を外装紙上面検知子15が外装紙1の上面に接
するまで降下させ、続いて、再びシリンダ装置11を縮
小作動して図1の如く巻取紙後端面検知子16が巻取紙
後端面3Bに接するまで支持部材10を図において左動
させ、押上げ起立ヘッド14の残存耳部1’に対する位
置決めを行い、次いで、シリンダ装置17を伸長作動し
て押上げ起立部材18を上動させて外装紙残存耳部1’
と巻取紙後端面3Bとの間に前記押上げ起立部材18を
押入し、該耳部1’を外装紙上面位置まで起立させる。
【0010】したがって、外装紙の切開カッタ8および
切開案内部材9は起立した残存耳部1’を容易に切断し
て通過することができ、したがって外装紙に耳部が残存
している場合でも外装紙の切断開封を支障なく遂行し得
るものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、巻取紙後端面に沿って折り返
された外装紙の残存耳部を、外装紙上面検知子と巻取紙
後端面検知子とで位置決めされた残存耳部押上げ起立部
材の上動により押上げて外装紙上面の延長上まで起立さ
せたので、外装紙上面を切断開封ラインに沿って開封す
る切断カッタによって容易に切断することができるとと
もに、前記押上げ起立ヘッド上辺に開封ヘッドの切開案
内部材通り抜け凹部が形成されているので、巻取紙前端
面より外装紙と巻取紙との空隙を押進してきた切開案内
部材は前記通り抜け凹部を支障なく通過することができ
るので、巻取紙後端面の残存耳部を容易に切断し、耳部
のカッタによる残存耳部を含む外装紙の切開は支障なく
遂行され、巻取紙後端面に外装紙の耳部が残存していて
も外装紙の完全開封を達成することが可能となり、外装
紙の機械的切断開封作業の自動化をさらに前進させるも
のであって、その効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外装紙切断開封装置の正面図であ
る。
【図2】本発明に係る巻取紙後端面外装紙残存耳部の起
立装置正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】巻取紙被包外装紙の斜視図である。
【符号の説明】
1 外装紙 1’ 巻取紙後端面側外装紙残存耳部 2 開封ヘッド 3B 巻取紙後端面 10 支持部材 12 昇降杆 14 残存耳部押上げ起立ヘッド 15 外装紙上面検知子 16 巻取紙後端面検知子 18 残存耳部押上げ起立部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装紙で被包した横置巻取紙の上方に位
    置して該巻取紙軸方向に走行する移動体に垂設した開封
    ヘッドを有する外装紙切断開封装置において、前記移動
    体を走行支持する門形フレーム上の巻取紙後端面位置上
    方に前記巻取紙軸方向に移動する支持部材を設け、該支
    持部材に昇降杆を垂設し、該昇降杆の下端部に外装紙残
    存耳部の押上げ起立ヘッドを設け、該起立ヘッドに巻取
    紙被包外装紙上面検知子と巻取紙後端面検知子を設ける
    とともに、巻取紙後端面側の外装紙残存耳部の押上げ起
    立部材を上下動可能に取付け、前記押上げ起立ヘッド上
    辺に前記開封ヘッドの切開案内部材通り抜け凹部を形成
    した巻取紙後端面の外装紙残存耳部起立装置。
JP5134172A 1993-05-13 1993-05-13 巻取紙被包外装紙の切断開封装置における巻取紙後端面の外装紙残存耳部起立装置 Expired - Fee Related JP2709258B2 (ja)

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