JP2708722B2 - 自動車用のドリップモールディング - Google Patents
自動車用のドリップモールディングInfo
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- JP2708722B2 JP2708722B2 JP9531095A JP9531095A JP2708722B2 JP 2708722 B2 JP2708722 B2 JP 2708722B2 JP 9531095 A JP9531095 A JP 9531095A JP 9531095 A JP9531095 A JP 9531095A JP 2708722 B2 JP2708722 B2 JP 2708722B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side lip
- molding
- glass
- drip molding
- lip portion
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のドアーと車体と
の間の間隙を被覆するドリップモールディングに関する
ものである。
の間の間隙を被覆するドリップモールディングに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のドリップモールディングは
自動車のドアーに沿って円弧状に弯曲させた前方ピラー
部と、ルーフ部と、後方ピラー部とを有し、前方ピラー
部とルーフ部とをロール成形により同じ幅で一体的に形
成し、後方ピラー部を別個にプレス加工で末広がり状に
形成させ、別個にプレス加工で形成した後方ピラー部を
前方ピラー部と一体のルーフ部にシーム熔接により接続
するか、又は継手を用いて接続していた。
自動車のドアーに沿って円弧状に弯曲させた前方ピラー
部と、ルーフ部と、後方ピラー部とを有し、前方ピラー
部とルーフ部とをロール成形により同じ幅で一体的に形
成し、後方ピラー部を別個にプレス加工で末広がり状に
形成させ、別個にプレス加工で形成した後方ピラー部を
前方ピラー部と一体のルーフ部にシーム熔接により接続
するか、又は継手を用いて接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のド
リップモールディングはルーフ部と後方ピラー部との間
に継ぎ目が形成されるので、見栄えが悪く、ロール成
形、プレス加工、熔接等の多くの製造工程を必要とする
ので、製造コストが増大し、又ルーフ部と後方ピラー部
との接合部において不良品が生じる欠点がある。
リップモールディングはルーフ部と後方ピラー部との間
に継ぎ目が形成されるので、見栄えが悪く、ロール成
形、プレス加工、熔接等の多くの製造工程を必要とする
ので、製造コストが増大し、又ルーフ部と後方ピラー部
との接合部において不良品が生じる欠点がある。
【0004】本発明の目的は末広がり状の幅を有するモ
ールディング本体を備えた継ぎ目の見えない経済的なド
リップモールディングを提供することにある。
ールディング本体を備えた継ぎ目の見えない経済的なド
リップモールディングを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による自動車用の
ドリップモールディングは2つの金属製シートを長手方
向に沿って末広がり状に接着させることにより末広がり
状のモールディング本体を形成し、モールディング本体
の2つの金属製シートの接着部を合成樹脂製のリップ部
で被覆させたものである。
ドリップモールディングは2つの金属製シートを長手方
向に沿って末広がり状に接着させることにより末広がり
状のモールディング本体を形成し、モールディング本体
の2つの金属製シートの接着部を合成樹脂製のリップ部
で被覆させたものである。
【0006】本発明によるドリップモールディングにお
いて、末広がり状のモールディング本体にはそのボディ
ー側に合成樹脂製のボディー側リップ部を備え、そのガ
ラス側には合成樹脂製のガラス側リップ部を設け、該ガ
ラス側リップ部でモールディング本体の2つの金属製シ
ートの接着部を被覆させてある。
いて、末広がり状のモールディング本体にはそのボディ
ー側に合成樹脂製のボディー側リップ部を備え、そのガ
ラス側には合成樹脂製のガラス側リップ部を設け、該ガ
ラス側リップ部でモールディング本体の2つの金属製シ
ートの接着部を被覆させてある。
【0007】本発明によるドリップモールディングは末
広がり状の金属製シートの光輝部を有するか、末広がり
状のガラス側リップ部を設けるか、又は末広がり状の金
属製シートの光輝部と末広がり状のガラス側リップ部を
備えている。
広がり状の金属製シートの光輝部を有するか、末広がり
状のガラス側リップ部を設けるか、又は末広がり状の金
属製シートの光輝部と末広がり状のガラス側リップ部を
備えている。
【0008】
【実施例】符号1は本発明によるドリップモールディン
グ1を示し、ドリップモールディング1は図1に示すよ
うに自動車のドアー2と車体パネル3との間に介在さ
せ、ドアー2と車体パネル3との間隙を被覆するために
車体パネル3に取付けられている。ドリップモールディ
ング1は図3及び図4に示した第1実施例において2つ
の金属製シート4,5を長手方向に沿って末広がり状に
シーム熔接することにより形成された末広がり状のモー
ルディング本体6から成り、金属製モールディング本体
6にはそのボディー側に合成樹脂製のボディー側リップ
部7を長手方向に沿って付設し、そのガラス側には合成
樹脂製のガラス側リップ部8を長手方向に沿って付設さ
せ、該ガラス側リップ部8でモールディング本体6の2
つの金属製シート4,5の熔接部を被覆させてある。末
広がり状に形成されたドリップモールディング1は図2
に示すように自動車のドアー2に沿って円弧状に弯曲さ
れ、末広がり状の前方ピラー部aと、ルーフ部bと、後
方ピラー部cとを備えるように形成されている。
グ1を示し、ドリップモールディング1は図1に示すよ
うに自動車のドアー2と車体パネル3との間に介在さ
せ、ドアー2と車体パネル3との間隙を被覆するために
車体パネル3に取付けられている。ドリップモールディ
ング1は図3及び図4に示した第1実施例において2つ
の金属製シート4,5を長手方向に沿って末広がり状に
シーム熔接することにより形成された末広がり状のモー
ルディング本体6から成り、金属製モールディング本体
6にはそのボディー側に合成樹脂製のボディー側リップ
部7を長手方向に沿って付設し、そのガラス側には合成
樹脂製のガラス側リップ部8を長手方向に沿って付設さ
せ、該ガラス側リップ部8でモールディング本体6の2
つの金属製シート4,5の熔接部を被覆させてある。末
広がり状に形成されたドリップモールディング1は図2
に示すように自動車のドアー2に沿って円弧状に弯曲さ
れ、末広がり状の前方ピラー部aと、ルーフ部bと、後
方ピラー部cとを備えるように形成されている。
【0009】図5及び図6に示した第2実施例におい
て、ドリップモールディング1は2つの金属製シート
4,5を長手方向に沿って末広がり状に合成樹脂で接着
させ、末広がり状のモールディング本体6を形成し、モ
ールディング本体6にはそのボディー側の合成樹脂製の
ボディー側リップ部7を長手方向に沿って付設し、その
ガラス側には合成樹脂製のガラス側リップ部8を長手方
向に沿って付設させ、該ガラス側リップ部8でモールデ
ィング本体6の2つの金属製シート4,5の接着部を被
覆させてある。
て、ドリップモールディング1は2つの金属製シート
4,5を長手方向に沿って末広がり状に合成樹脂で接着
させ、末広がり状のモールディング本体6を形成し、モ
ールディング本体6にはそのボディー側の合成樹脂製の
ボディー側リップ部7を長手方向に沿って付設し、その
ガラス側には合成樹脂製のガラス側リップ部8を長手方
向に沿って付設させ、該ガラス側リップ部8でモールデ
ィング本体6の2つの金属製シート4,5の接着部を被
覆させてある。
【0010】本発明によるドリップモールディング1は
ボディー側リップ部7とガラス側リップ部8との間のモ
ールディング本体6を前方ピラー部aとルーフ部bと後
方ピラー部cに沿って末広がり状に露出させ、ガラス側
リップ部8をほぼ同じ幅で前方ピラー部aとルーフ部b
と後方ピラー部cに沿ってモールディング本体6に付設
させてある。
ボディー側リップ部7とガラス側リップ部8との間のモ
ールディング本体6を前方ピラー部aとルーフ部bと後
方ピラー部cに沿って末広がり状に露出させ、ガラス側
リップ部8をほぼ同じ幅で前方ピラー部aとルーフ部b
と後方ピラー部cに沿ってモールディング本体6に付設
させてある。
【0011】変形例において、本発明によるドリップモ
ールディング1はボディー側リップ部7とガラス側リッ
プ部8との間のモールディング本体6を末広がり状に露
出させ、ガラス側リップ部8も末広がり状にモールディ
ング本体6に付設させることもでき、又ボディー側リッ
プ部7とガラス側リップ部8との間のモールディング本
体6をほぼ同じ幅で露出させ、ガラス側リップ部8を末
広がり状にモールディング本体6に付設させることもで
きる。
ールディング1はボディー側リップ部7とガラス側リッ
プ部8との間のモールディング本体6を末広がり状に露
出させ、ガラス側リップ部8も末広がり状にモールディ
ング本体6に付設させることもでき、又ボディー側リッ
プ部7とガラス側リップ部8との間のモールディング本
体6をほぼ同じ幅で露出させ、ガラス側リップ部8を末
広がり状にモールディング本体6に付設させることもで
きる。
【0012】
【発明の効果】本発明による自動車用のドリップモール
ディングは2つの金属製シートで末広がり状の幅を有す
るモールディング本体を形成できるので、製造工程が少
なく、不良品の発生がないために、その製造コストが低
廉で非常に経済的であり、2つの金属製シートの接着部
をリップ部で被覆するので、継ぎ目が見えず、見映えが
良い効果を有する。
ディングは2つの金属製シートで末広がり状の幅を有す
るモールディング本体を形成できるので、製造工程が少
なく、不良品の発生がないために、その製造コストが低
廉で非常に経済的であり、2つの金属製シートの接着部
をリップ部で被覆するので、継ぎ目が見えず、見映えが
良い効果を有する。
【図1】本発明のドリップモールディングを自動車に取
付けた状態の斜視図。
付けた状態の斜視図。
【図2】本発明のドリップモールディングの概略正面
図。
図。
【図3】図2のA−A線に沿う第1実施例の断面図。
【図4】図2のB−B線に沿う第1実施例の断面図。
【図5】図2のA−A線に沿う第2実施例の断面図。
【図6】図2のB−B線に沿う第2実施例の断面図。
1 ドリップモールディング 2 自動車のドアー 3 車体パネル 4 金属製シート 5 金属製シート 6 モールディング本体 7 ボディー側リップ部 8 ガラス側リップ部 a 前方ピラー部 b ルーフ部 c 後方ピラー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋一正 岡山県井原市西江原町1005−1 片山工 業株式会社内 (72)発明者 橋本幸生 岡山県井原市西江原町1005−1 片山工 業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−78449(JP,U)
Claims (6)
- 【請求項1】 2つの金属製シートを長手方向に沿って
末広がり状に接着させることにより末広がり状のモール
ディング本体を形成し、モールディング本体の2つの金
属製シートの接着部を合成樹脂製のリップ部で被覆させ
た自動車用のドリップモールディング。 - 【請求項2】 2つの金属製シートを熔接、樹脂、接着
剤で接着させた請求項1に記載のドリップモールディン
グ。 - 【請求項3】 モールディング本体にはボディー側に合
成樹脂製のボディー側リップ部を備え、ガラス側には合
成樹脂製のガラス側リップ部を備えると共に、該ガラス
側リップ部で2つの金属製シートの接着部を被覆させた
請求項1に記載のドリップモールディング。 - 【請求項4】 ボディー側リップ部とガラス側リップ部
との間のモールディング本体を末広がり状に露出させ、
ガラス側リップ部をほぼ同じ幅でモールディング本体に
付設した請求項3に記載のドリップモールディング。 - 【請求項5】 ボディー側リップ部とガラス側リップ部
との間のモールディング本体をほぼ同じ幅で露出させ、
ガラス側リップ部を末広がり状にモールディング本体に
付設した請求項3に記載のドリップモールディング。 - 【請求項6】 ボディー側リップ部とガラス側リップ部
との間のモールディング本体を末広がり状に露出させ、
ガラス側リップ部を末広がり状にモールディング本体に
付設した請求項3に記載のドリップモールディング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9531095A JP2708722B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 自動車用のドリップモールディング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9531095A JP2708722B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 自動車用のドリップモールディング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08282399A JPH08282399A (ja) | 1996-10-29 |
JP2708722B2 true JP2708722B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14134192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9531095A Expired - Fee Related JP2708722B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 自動車用のドリップモールディング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708722B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006047070A1 (de) | 2006-09-26 | 2008-04-03 | Siemens Ag | Verfahren zum stoffschlüssigen Fügen von zwei metallischen Bauteilen |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP9531095A patent/JP2708722B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08282399A (ja) | 1996-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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