JP2708605B2 - サイレンサの取付装置 - Google Patents

サイレンサの取付装置

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JP2708605B2
JP2708605B2 JP12079690A JP12079690A JP2708605B2 JP 2708605 B2 JP2708605 B2 JP 2708605B2 JP 12079690 A JP12079690 A JP 12079690A JP 12079690 A JP12079690 A JP 12079690A JP 2708605 B2 JP2708605 B2 JP 2708605B2
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利和 小林
春仁 岡本
裕之 神ノ門
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動二輪車等の車両におけるサイレンサの
取付装置に関する。
[従来の技術] 自動二輪車等の車両において、排気管にサイレンサを
取付け、排気管のみを車体に支持するタイプがあるが、
サイレンサが車体に支持されていないため、排気熱およ
びサイレンサの振動により生じるシール性、耐久性の問
題がある。
この問題を解決するために、特開昭62−17310号公報
において、排気管とサイレンサの接続部に金属製のOリ
ングおよび防振部材を配設することにより、シール性お
よび防振性を確保する方式を提案している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のサイレンサの取付装置にお
いては、シール性および防振性を確保するために、2つ
の部材の配設が必要であり、部品点数が増大し、作業性
が悪いという問題を有している。
本発明は上記問題を解決するものであって、簡単な構
造によりシール性および防振性を確保することができる
サイレンサの取付装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そのために本発明のサイレンサの取付装置は、サイレ
ンサ17の前部蓋体22と、排気管29の後端部外周に固着さ
れる環状フランジ部材31と、環状フランジ部材31の外周
に配設される環状接続部材32と、環状接続部材32および
環状フランジ部材31に相互に形成される係止部32aおよ
び回り止め部31aと、環状フランジ部材31と前記前部蓋
体22との間に配設される第1の金属製環状スプリング33
と、環状フランジ部材31と前記環状接続部材32との間に
配設される第2の金属製環状スプリング35とを有し、環
状接続部材32と前部蓋体22とをボルト36により締め付け
ることを特徴とする。
なお、上記構成に付加した番号は、図面と対比させる
ものであり、これにより本発明の構成が何ら限定される
ものではない。
[作用] 本発明においては、例えば第1図に示すように、環状
接続部材32と前部蓋体22とをボルト35により締め付ける
と、排気管29の環状フランジ部材31は第1および第2の
スプリング33、35の弾性力により前部蓋体22に強固に固
定され、また、環状接続部材32に形成された係止部32a
と、環状フランジ部材31に形成された回り止め部31aの
作用により、サイレンサ17は、排気管29に対して回動不
能となる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第3図は本発明を適用した自動二輪車の全体側面図を
示し、自動二輪車1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ
3、メインフレーム4、シートレール5、リヤアームブ
ラケット6等からなる。ヘッドパイプ3には、フロント
フォーク7が旋回可能に支持され、その下部には前輪9
が取付けられている。また、メインフレーム4とリヤア
ームブラケット6の間には、エンジン10が搭載固定さ
れ、シートレール5の上部には、シート11が配設されて
いる。
リヤアームブラケット6には、リヤアーム12が揺動自
在に支持され、このリヤアーム12に後輪13が回動可能に
取付けられ、また、リヤアーム12とシートレール5の間
に緩衝器14が配設されている。エンジン10からの排気管
15は、車体下方を通ってマフラー16に接続され、さらに
後方へ延びサイレンサ17に接続されている。マフラー16
はフートレスト用アーム19に図示しない弾性体を介して
ブラケット20にて固定されている。
第1図は、本発明のサイレンサの取付装置の1実施例
を示す断面図、第2図は第1図におけるII−II線矢印方
向から見た断面図である。
サイレンサ17は、外筒21、前部筒体22、後部蓋体23、
膨張室24を形成するための隔壁部材25、排気パイプ26、
テールパイプ27からなる。マフラー16の排気管29内に
は、排気管29の後端から突出し、前記サイレンサ17の膨
張室24に臨む出口管30が配設されている。
排気管29の後端部外周には、環状フランジ部材31が固
着され、さらに、その外周に環状接続部材32が配設され
る。また、環状フランジ部材31と前記前部蓋体22との間
に、皿バネ等からなる第1の金属製環状スプリング33が
配設され、環状フランジ部材31と前記環状接続部材32と
の間に、ワッシャ34を介して皿バネ等からなる第2の金
属製環状スプリング35が配設される。
第2図に示すように、環状接続部材32の内周には嵌合
溝からなる係止部32aが形成され、環状フランジ部材31
の外周には前記嵌合溝に嵌合する突起片からなる回り止
め部31aが形成されている。これにより、サイレンサ17
は、排気管29に対して回動不能となる。なお、環状接続
部材32の内周に突起片を形成し、環状フランジ部材31の
外周に嵌合溝を形成してもよい。
そして、環状接続部材32と前記蓋体22とをボルト36に
より締め付けると、排気管29は第1および第2のスプリ
ング33、35の弾性力により前部蓋体22に強固に固定され
る。また、排気は第1のスプリング33により完全にシー
ルされることになる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、金属製環状スプ
リングがシール部材としての機能を有するので特別のシ
ール部材が不要になると共に、金属製環状スプリングを
環状フランジ部材の内周側に設けるため、シール長が比
較的短くて済みシール性も確保される。
また、環状フランジ部材の外周に回り止め部を設けた
ため、該回り止め部が回動中心から離れて位置すること
になり、回り止めトルクを十分に確保することができ
る。
従って、簡単な構造によりシール性および防振性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のサイレンサの取付装置の1実施例を
示す断面図、第2図は第1図におけるII−II線矢印方向
から見た断面図、第3図は本発明が適用される自動二輪
車の全体側面図である。 17……サイレンサ、22……前部蓋体、29……排気管、31
……環状フランジ部材、32……環状接続部材、31a……
回り止め部、32a……係止部、33、35……金属製環状ス
プリング、36……ボルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイレンサの前部蓋体と、排気管の後端部
    外周に固着される環状フランジ部材と、該環状フランジ
    部材の外周に配設される環状接続部材と、該環状接続部
    材および前記環状フランジ部材に相互に形成される係止
    部および回り止め部と、前記環状フランジ部材と前部蓋
    体との間に配設される第1の金属製環状スプリングと、
    前記環状フランジ部材と環状接続部材との間に配設され
    る第2の金属製環状スプリングとを有し、前記環状接続
    部材と前部蓋体とをボルトにより締め付けてなることを
    特徴とするサイレンサの取付装置。
JP12079690A 1990-05-10 1990-05-10 サイレンサの取付装置 Expired - Fee Related JP2708605B2 (ja)

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